JP2005261121A - 回転検出器付きモータ - Google Patents

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JP2005261121A
JP2005261121A JP2004070673A JP2004070673A JP2005261121A JP 2005261121 A JP2005261121 A JP 2005261121A JP 2004070673 A JP2004070673 A JP 2004070673A JP 2004070673 A JP2004070673 A JP 2004070673A JP 2005261121 A JP2005261121 A JP 2005261121A
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Haruki Yahara
春樹 矢原
Fumihiko Kitani
文彦 木谷
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】モータ軸と検出器側モータ結合用軸の両軸をカップリングで連結することなく、回転検出器をモータ軸のみで支持することで、モータ軸から伝わる振動を軽減し、簡単な構成で、かつ、安価な回転検出器付きモータを提供する。
【解決手段】、固定子鉄心1に電機子コイル2を巻装してなる固定子と、固定子と磁気的空隙を介して対向配置され、モータ軸3に回転子鉄心4を嵌合してなる界磁を構成する回転子と、回転子の回転位置を検出する回転検出器11と、を備えた回転検出器付モータにおいて、回転検出器11は、モータ軸3の反負荷側の同一軸上に設けられており、モータ軸3は、界磁部の反負荷側と回転検出器11との間に該モータ軸3の軸方向と直交し、かつ、可撓性をもたせるように加工してなる複数のスリット部3Aを有したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、工作機械やロボットなどに搭載される回転検出器付きモータに関する。
従来、工作機械やロボットなどに搭載される回転検出器付きのACサーボモータは、図2に示すようになっている。なお、図2は従来技術を示す回転検出器付きACサーボモータの構成図である。
図2において、1は筒状の固定子鉄心、2は固定子鉄心1に巻装してなる電機子コイル、3はモータ軸、4は固定子鉄心と磁気的空隙を介して対向配置され、モータ軸3の外周に嵌合された回転子鉄心、5は回転子鉄心4の表面に貼付けた界磁を構成する永久磁石、6はフレーム、7は負荷側ブラケットで、8は反負荷側ブラケット、9、10はモータ軸を支承する軸受、11はモータの反負荷側の端部に取り付けた回転検出器で、エンコーダ基板などの図示を省略している。また、12はカップリング、13は検出器側モータ結合用軸である。
ここで、図3は図2のモータ軸と検出器側モータ結合用軸を連結するための板ばね式のカップリング12の構成を示した全体斜視図である。16はモータ軸取付用フランジ、17は検出器軸取付用フランジ、17Aは突部、18は中間部材、19は第1板ばね、20は第2板ばね、20Aは貫通孔である。
すなわち、ACサーボモータは、モータ軸3と検出器側モータ結合用軸13の間を板ばね式のカップリング12で連結しており、モータ軸取付用フランジ16と検出器軸取付用フランジ17との間に設けた中間部材18を介して、第1板ばね19と第2板ばね20を配設し、検出器軸取付用フランジ17を、該フランジ17の突部17Aが第2板ばね20の貫通孔20Aに貫通するように、第2板ばね20と中間部材18の間に挿設し、第1板ばね19を、中間部材18とモータ軸取付用フランジ16の間に挿設している。また、第1板ばね19と第2板ばね20間に中間部材18および検出器軸取付用フランジ17を設け、両部材17、18の長手方向の取付角度が回転軸のまわりに交互に90度ずれるようにしたものである。これにより。モータ軸3と検出器側モータ結合用軸13の間の軸芯のずれや偏角を吸収すると共に、軸受に過大な力が加わらず、あるいは検出器部でモータ部や負荷から伝達される振動を吸収し、検出器に過大な振動が加わらないようにすることができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000−320566(明細書3頁、第1図〜第3図)。
ところが従来技術では、モータおよび回転検出器はモータ軸3と検出器側モータ結合用軸13の両軸を板ばね式のカップリングによって連結する構造のため、連結部材としての部品点数が多く、組立工数が増加する上、高価であるという問題があった。
本発明は上記課題を解決すためになされたものであり、モータ軸と検出器側モータ結合用軸の両軸をカップリングで連結することなく、回転検出器をモータ軸のみで支持することで、モータ軸から伝わる振動を軽減し、簡単な構成で、かつ、安価な回転検出器付きモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1の発明は、筒状の固定子鉄心に電機子コイルを巻装してなる固定子と、前記固定子と磁気的空隙を介して対向配置されると共にモータ軸に回転子鉄心を嵌合してなる界磁を構成する回転子と、前記回転子の回転位置を検出する回転検出器と、を備えた回転検出器付モータにおいて、前記回転検出器は、前記モータ軸の反負荷側の同一軸上に設けられており、前記モータ軸は、前記界磁部の反負荷側と前記回転検出器との間に該モータ軸の軸方向と直交し、かつ、可撓性をもたせるように加工してなる複数のスリット部を有することを特徴としている。
以上述べたように、上記の構造としたことにより、従来技術の如く、界磁部を備えたモータ軸と回転検出器を備えた検出器側モータ結合用軸の間を板ばね式のカップリングで連結することなく、回転検出器を簡単に装着することができ、部品点数を減らし、組立工数を削減することができる。
また、界磁部と回転検出器に偏芯や偏角があっても、軸受に過大な力が加わらず、モータ軸の端部および回転子鉄心から伝わる振動や衝撃を回転検出器に伝え難くすることができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて具体的に説明する。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについてはその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図1は、本発明の実施例を示すACサーボモータの断面図である。
図1において、3Aはスリット部である。
本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、回転検出器11は、モータ軸3の反負荷側の同一軸上に設けられており、モータ軸3は、界磁部の反負荷側と回転検出器11との間に該モータ軸3の軸方向と直交し、かつ、可撓性をもたせるように加工してなる複数のスリット部3Aを有した点である。
具体的には、スリット部3Aはモータ軸3の回転方向に対しては剛性が高いが、軸芯の偏芯や偏角には曲がりやすく加工されている。この作用により、界磁部や、モータ軸3の反負荷側の同一軸上に設けられ回転検出器11は偏芯や偏角などの多少の組立誤差があっても、軸受に過大な力がかかることはない。また、可撓性を付与されたスリット部3Aにおいて、モータ軸3および回転子鉄心4から伝わる軸からの振動を軽減し、回転検出器11に過大な振動が加わらないようにすることができる。
したがって。上記構成にしたので、従来技術の如く、モータ軸と検出器側モータ結合用軸の間を板ばね式のカップリングで連結することなく、回転検出器を簡単に装着することができ、部品点数を減らし、組立工数を削減することができる。
上記に述べた回転検出器付きモータは、耐振動性などの厳しい環境で使用される工作機械やロボットなどに搭載される駆動源として有用である。
本発明の実施例を示す回転検出器付きACサーボモータの側断面図である。 従来技術を示す回転検出器付きACサーボモータの側断面図である。 図2のモータ軸と検出器側モータ結合用軸を連結するための板ばね式のカップリング12の構成を示した全体斜視図である。
符号の説明
1 固定子鉄心
2 電機子コイル
3 モータ軸
3A スリット部
4 回転子鉄心
5 永久磁石
6 フレーム
7 負荷側ブラケット
8 反負荷側ブラケット
9、10 軸受
11 回転検出器

Claims (1)

  1. 筒状の固定子鉄心に電機子コイルを巻装してなる固定子と、前記固定子と磁気的空隙を介して対向配置されると共にモータ軸に回転子鉄心を嵌合してなる界磁を構成する回転子と、前記回転子の回転位置を検出する回転検出器と、を備えた回転検出器付モータにおいて、
    前記回転検出器は、前記モータ軸の反負荷側の同一軸上に設けられており、
    前記モータ軸は、前記界磁部の反負荷側と前記回転検出器との間に該モータ軸の軸方向と直交し、かつ、可撓性をもたせるように加工してなる複数のスリット部を有することを特徴とする回転検出器付きモータ。
JP2004070673A 2004-03-12 2004-03-12 回転検出器付きモータ Pending JP2005261121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221921A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Heidenhain Kk ロータリーエンコーダ

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