JP2005260699A - データ記憶装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池の長時間使用と給電停止時のデータ消失量低減とをバランスよく行うことができるデータ記憶装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】 データを記憶するバッファRAM7と、バッファRAM7に記憶されているデータをバッファRAM7よりも記憶容量が大きいHDD6へ断続的に転送するマイクロコンピュータ8とを備え、バッテリ(電池)9からバッファRAM7、HDD6、及びマイクロコンピュータ8へ給電を行うデータ記憶装置において、残量検出部10でバッテリ9の残量を検出し、検出した残量に基づいて、バッファRAM7からHDD6へのデータ転送に係る時間間隔又は転送毎のデータサイズをマイクロコンピュータ8で設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されているデータを該メモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体へ転送するデータ記憶装置、及び、該データ記憶装置に撮像データを記憶する撮像装置に関する。
データをバッファメモリに記憶した後、該バッファメモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体へ転送して記憶させるデータ記憶装置として、撮像した映像データを記憶媒体に記憶するデジタルビデオカメラが従来から存在する。近年では、映像データをデジタル信号処理し、ハードディスクドライブ(以下、ハードディスクという)又はDVDなどの記憶媒体に記憶するデジタルビデオカメラが増えている。
ハードディスク又は光ディスクの消費電力は、データの書込(記憶)を行っていない状態よりも、書込を行っている状態の方が高い。そのため、バッファメモリに記憶されたデータを常時記憶媒体へ転送して書込むよりも、ある程度のデータをバッファメモリに蓄積し、時間間隔を空けてまとめて記憶媒体へ転送して書込む方が、消費電力を低減することができる(例えば、特許文献1参照)。この場合、バッファメモリに蓄積できるデータ容量が多い方が、記憶媒体への書込頻度が下がり、消費電力が低下する。
特開平9−270985号公報
また、デジタルビデオカメラは、ユーザが持ち歩いて使用するため、振動又は衝撃が加わることもある。振動又は衝撃が加わった場合、バッファメモリへの給電が一時的に停止し、バッファメモリに記憶されているデータが消失することがある。バッファメモリに記憶されているデータの給電停止時の消失量を低減させるには、バッファメモリに記憶されたデータを短い時間間隔で記憶媒体へ転送し、バッファメモリに蓄積されるデータ量を最小限に抑えることが好ましい。しかし、バッファメモリに蓄積されるデータ量が少なくなるように、なるべく短い時間間隔で記憶媒体へのデータ転送を行った場合、上述したように消費電力が増加するという問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、メモリから記憶媒体への断続的なデータ転送に係る時間間隔、転送毎のデータサイズ、又は前記メモリに記憶するデータサイズを電池の残量に基づいて設定することにより、電池の長時間使用と給電停止時のデータ消失量低減とをバランスよく行うことができるデータ記憶装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、電池の残量が減少する程、前記時間間隔又はデータサイズが大きくなるように設定することにより、電池の残量が少ない場合は電池の使用時間を延ばし、電池の残量が多い場合は給電停止時のデータ消失量を低減することができるデータ記憶装置及び撮像装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、メモリから記憶媒体へのデータ転送が行われていない場合、記憶媒体の回転を継続し、ヘッドを記憶媒体上から退避させることにより、消費電力を低減すると共に、衝撃などによってヘッドが記憶媒体に衝突することを防止できるデータ記憶装置及び撮像装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されたデータの前記メモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体への断続的な転送を行う転送制御手段とを備え、電池から給電を受けるデータ記憶装置において、前記電池の残量を検出する検出手段と、該検出手段が検出した残量に基づいて、前記転送制御手段の断続的な転送に係る時間間隔又は転送毎のデータサイズを設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、前記設定手段は、前記検出手段が検出する残量が減少する程、前記時間間隔又はデータサイズを大きくするように設定すべくなしてあることを特徴とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、前記断続的な転送に係る時間間隔は、前記メモリに記憶されているデータの前記記憶媒体への転送を開始してから、前記転送が終了してその後転送を再開するまでの時間間隔であることを特徴とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されたデータの前記メモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体への断続的な転送を行う転送制御手段とを備え、電池から給電を受けるデータ記憶装置において、前記電池の残量を検出する検出手段と、該検出手段が検出した残量に基づいて、前記転送制御手段の断続的な転送に係る前記メモリに記憶するデータサイズを設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、前記設定手段は、前記検出手段が検出する残量が減少する程、前記データサイズを大きくするように設定すべくなしてあることを特徴とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、前記記憶媒体にデータを書込むヘッドと、該ヘッドの位置を制御する位置制御手段と、前記記憶媒体を保持して回転させる回転手段とを備え、前記メモリから前記記憶媒体へのデータ転送が行われていない場合、前記回転手段は記憶媒体の回転を継続し、前記位置制御手段は、前記ヘッドを記憶媒体上から退避させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像した画像データを分割する分割手段と、該分割手段が分割した画像データに圧縮処理を行う圧縮手段と、前記本発明に係るデータ記憶装置とを備え、前記圧縮手段が圧縮したデータを前記メモリに記憶するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、電池の残量を検出手段で検出し、メモリから記憶媒体への断続的なデータ転送に係る時間間隔又は転送毎のデータサイズを、検出した残量に基づいて設定手段で設定する。記憶媒体への書込(記憶)を実行している書込状態の消費電力は、書込を実行していない待機状態の消費電力よりも高いため、前記時間間隔又はデータサイズを大きくして書込を行う頻度を下げる方が消費電力は低くなる。ただし、給電が停止した場合、メモリに記憶されているデータは消失するため、書込の頻度を下げた場合、給電停止によるデータ消失量が多くなる。逆に、前記時間間隔又はデータサイズを小さくして高頻度で書込を行う場合、給電停止によるデータ消失量を少なくし、給電停止によるデータ消失の防止を図ることができる。ただし、高頻度で書込を行う場合、消費電力は増加する。設定手段は、電池の残量に合わせて前記時間間隔又はデータサイズを設定し、消費電力及び給電停止時のデータ消失量の調整を行う。
本発明においては、メモリから記憶媒体への断続的なデータ転送に係る時間間隔は、前記メモリに記憶されているデータの前記記憶媒体への転送を開始した時点から、前記転送が終了してその後転送を再開するまでの時間間隔である。単位時間あたりにメモリから記憶媒体へ転送可能なデータ量は、単位時間あたりにメモリに記憶されるデータ量よりも大きいため、前記時間間隔を増加(又は減少)させることにより、前記時間間隔に占めるデータ転送が行われていない時間の割合を増加(又は減少)させることができる。設定手段は、電池の残量に合わせて前記時間間隔を設定し、消費電力及び給電停止時のデータ消失量の調整を行う。
本発明においては、電池の残量を検出手段で検出し、メモリから記憶媒体への断続的なデータ転送に係る前記メモリに記憶するデータサイズを、検出した残量に基づいて設定手段で設定する。単位時間あたりにメモリから記憶媒体へ転送可能なデータ量は、単位時間あたりにメモリに記憶されるデータ量よりも大きいため、前記メモリに記憶するデータサイズを増加(又は減少)させることにより、記憶媒体へのデータ書込の頻度を減少(又は増加)させることができる。設定手段は、電池の残量に合わせて前記メモリに記憶するデータサイズを設定し、消費電力及び給電停止時のデータ消失量の調整を行う。
本発明においては、前記時間間隔又はデータサイズは、設定手段により、検出された残量が減少する程、大きくなるように設定される。上述したように、前記時間間隔又はデータサイズを大きくして書込を行う頻度を下げる方が消費電力は低くなるため、電池の残量が少ない場合に前記時間間隔又はデータサイズを大きくすることにより、消費電力を下げて電池の使用時間を延ばせる。また、上述したように、前記時間間隔又はデータサイズを小さくして高頻度で書込を行う方が給電停止によるデータ消失量が少なくなるため、電池の残量が多い場合は、前記時間間隔又はデータサイズを小さくすることにより、給電停止時のデータ消失量を低減することができる。
本発明においては、前記メモリから前記記憶媒体へのデータ転送が行われていない場合、回転手段は記憶媒体の回転を継続し、位置制御手段は前記記憶媒体にデータを書込むヘッドを前記記憶媒体上から退避させる。記憶媒体の回転に関しては、回転を停止している場合の消費電力が最も少ないが、回転を停止している状態から動作を始めた始動状態は、回転状態よりも消費電力が高い。そのため、データを断続的に記憶する場合、データ書込を行っていない間は、回転を停止するよりも継続する方が消費電力は低くなる。また、データ書込を行っていない場合にヘッドを記憶媒体上から退避することにより、衝撃などによるヘッドの記憶媒体への衝突を防止できる。
本発明においては、撮像した画像データを分割手段で分割し、分割した画像データに圧縮手段で圧縮処理を行い、圧縮したデータを上述した本発明に係るデータ記憶装置の前記メモリに記憶する。
本発明によれば、メモリから記憶媒体への断続的なデータ転送に係る時間間隔、転送毎のデータサイズ、又は前記メモリに記憶するデータサイズを電池の残量に基づいて設定することにより、電池の残量に応じて消費電力及び給電停止時のデータ消失量が調整できるため、電池の長時間使用と給電停止時のデータ消失量低減とをバランスよく行うことができる。
本発明によれば、電池の残量が減少する程、前記時間間隔又はデータサイズが大きくなるように設定することにより、電池の残量が少ない場合は、書込の頻度を下げて消費電力を低減させて電池の使用時間を延ばし、電池の残量が多い場合は書込の頻度を上げて給電停止時のデータ消失量を低減することができる。
本発明によれば、メモリから記憶媒体へのデータ転送が行われていない場合、記憶媒体の回転を継続し、また、ヘッドを記憶媒体上から退避させることにより、消費電力を低減し、また、衝撃などによってヘッドが記憶媒体に衝突することを防止できる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明に係るデータ記憶装置を備えるディジタルビデオカメラ(撮像装置)の構成例を示すブロック図である。ディジタルビデオカメラは、撮像された連続的なアナログ形態の映像信号を、ディジタル形態のNTSC(National Television System Committee)方式またはPAL(Phase Alternation Line)方式の映像信号に変換し、更に、MPEG(Moving Picture Expert Group)−2フォーマットに従って圧縮し、圧縮したデータを記憶媒体に記憶するものである。
CCD(Charge Coupled Device)1に取込まれた光学的な被写体映像は、電気的なアナログ形態の映像信号に変換され、CDS・AGC回路2に送られる。CDS・AGC回路2は、CCD1から読出された映像信号に含まれるCCD1に特有の低周波雑音をCDS(Correlated Double Sampling)によって抑圧し、また、CCD1の出力信号の信号レベルをAGC(Automatic Gain Control)によって安定させ、更に、後続のADC(Analog Digital Converter)3のダイナミックレンジ不足を補うために、映像信号のレベルに対してADC3の入力上限値付近で振幅を制限する。
DSP(Digital Signal Processor)4には、CDS・AGC回路2から出力され、ADC3によってディジタル形態に変換された映像信号が入力される。DSP4は、図示説明は省略するが、ADC3から入力されたディジタル形態の映像信号を輝度信号Yと色差信号U,Vに変換する機能、同期信号を付加する機能、ホワイトバランスを調整する機能、ディジタル的にズーム拡大する機能などを備える。また、DSP4は、CCD1に対して水平垂直駆動信号パルスを出力し、同期信号とのタイミングを取りながらCCD1から映像信号を読み出すようにしている。また、DSP(分割手段)4は、映像信号を分割し、分割した映像信号をMPEGエンコーダ5に送る。
MPEGエンコーダ(圧縮手段)5は、DSP4によって生成されたディジタル形態の映像信号(輝度信号Y及び色差信号U,V)が入力され、入力されたデータをMPEG-2フォーマットに圧縮(エンコード)し、データ量を数十分の1に減量する。圧縮されたデータは、データ記憶装置に送られ、記憶媒体に記憶される。
データ記憶装置は、HDD6、バッファRAM(Random Access Memory)7、及びマイクロコンピュータ8を備え、バス11にMPEGエンコーダ5、HDD6、バッファRAM7、及びマイクロコンピュータ8が接続されている。バッファRAM7は、例えばシンクロナスDRAMを用いる。
HDD6は、磁気ディスク(記憶媒体)、該磁気ディスクを回転させるモータ(回転手段)、磁気ヘッド、該磁気ヘッドの位置を制御するサーボ回路(位置制御手段)、ディジタル信号記憶処理回路、及び入出力インターフェース用バッファメモリなどを備える。
マイクロコンピュータ(転送制御手段)8は、制御用プログラム及び制御用データなどが記憶されるROM、及び、一時的なデータを記憶するRAMを備えており、MPEGエンコーダ5で圧縮されたデータのバッファRAM7への記憶、及び、バッファRAM7からHDD6へのデータ転送などのデータ記憶装置内の各構成部の制御を行う。また、マイクロコンピュータ8は、デジタルビデオカメラ内の各構成部の制御を行う。
デジタルビデオカメラは、バッテリ(電池)9が装着されており、バッテリ9からデジタルビデオカメラ内の各構成部に給電が行われる。バッテリ9は、充電が可能な2次電池、又は、乾電池などを用いることが可能である。
また、バス11には、バッテリ9の残量を検出する残量検出部10が接続されており、マイクロコンピュータ10は、残量検出部10が検出したバッテリ9の残量を取得する。
HDD6に単位時間あたりに記憶可能なデータ量は、単位時間あたりに生成される圧縮データ量よりも数十倍大きく、圧縮データをまとめてHDD6に記憶することが可能である。マイクロコンピュータ8は、バッファRAM7に記憶されたデータを、設定データサイズ単位でHDD6へ転送する。なお、バッファRAM7の記憶容量は、前記設定データサイズよりも大きい。また、MPEG圧縮が固定ビットレートで行われている場合は、前記設定データサイズに相当する時間間隔で、バッファRAM7に記憶されているデータのHDD6への転送を開始することも可能である。
図2は、バッファRAM7に蓄積される圧縮データのHDD6への転送の例を示す図である。図2において、T0は、HDD6へ転送する設定データサイズ分の圧縮データがバッファRAM7に蓄積される時間である。バッファRAM7からHDD6へのデータ転送は、時間T0間隔で開始される。また、T1はHDD6への書込処理を行っている時間であり、T2はHDD6への書込処理は行っていない時間である。ただし、時間T2では、磁気ディスクは回転を継続している。
また、書込処理(時間T1)は、磁気ヘッドを磁気ディスク上にローディングする処理(時間T11)と、書込を行うトラックまで磁気ヘッドをシークする処理(時間T12)と、磁気ディスクにデータを書込む(記憶する)処理(時間T13)と、磁気ヘッドを磁気ディスク上からアンローディング(待避)する処理(時間T14)とを含む。時間T13は前記設定データサイズに応じて増減するが、時間T11,T12,T14はほぼ一定と見なせる。これら書込処理は、マイクロコンピュータ8の制御によって行われる。
HDD6の消費電力は、磁気ディスクを回転させるモータが停止しているスタンバイ状態、モータが回転し始めるスタートアップ状態、モータは回転しているが磁気ヘッドは磁気ディスクから待避して記憶処理を休止しているアイドル状態(時間T2)、磁気ヘッドが磁気ディスクに対向してデータの読出/書込を行うリード/ライト状態(時間T1)で夫々異なる。これら各状態の消費電力の大小関係は、「スタートアップ状態」>「リード/ライト状態」>「アイドル状態」>「スタンバイ状態」となっている。
HDD6をアイドル状態にして書込処理を休止する時間T2の消費電力は、書込処理を行う時間T1(=T11+T12+T13+T14)の消費電力よりも少ない。時間T2が長くなるほど、HDD6の消費電力が低減できる。時間T2を長くするためには、バッファRAM7からHDD6へ転送するデータ単位である設定データサイズを大きくし(必要ならばバッファRAM7の記憶容量も大きくする)、バッファRAM7からHDD6へデータ転送を開始する時間間隔(T0)を長くすればよい。図3は、設定データサイズとHDD6の消費電力との関係を示す図である。HDD6の消費電力は設定データサイズに反比例して減少する。バッテリ残量が少ない場合は、設定データサイズを大きくして、消費電力を低下させることが好ましい。
一方、設定データサイズを大きくした場合、HDD6の消費電力は低減するが、デジタルビデオカメラに振動又は衝撃が与えられた場合、バッテリ9からバッファRAM7への給電が一時的に停止されるなどして、バッファRAM7に記憶されているデータが消失することがある。バッファRAM7に記憶されているデータの給電停止時の消失量を低減するためには、前記設定データサイズを小さくし、バッファRAM7からHDD6へデータ転送を開始する時間間隔(T0)を短くすればよい。バッテリ残量が多い場合は、設定データサイズを小さくして、バッファRAM7からHDD6へのデータ転送頻度を上げ、給電停止時の消失量を低減することが好ましい。
マイクロコンピュータ8は、残量検出部10が検出したバッテリ9の残量に基づいて、前記設定データサイズを設定する手段として動作する。マクロコンピュータ8は、前記設定データサイズを、バッテリ9の残量が減少する程、大きくなるように設定する。なお、設定した設定データサイズ及び検出されたバッテリ9の残量は、マイクロコンピュータ8のRAMに記憶される。
マイクロコンピュータ8は、例えばバッテリ9の容量Vmaxの半分の値Vmax/2を基準にし、残量検出部10が検出したバッテリ9の残量がVmax/2以上の場合は、前記設定データサイズをSMに設定し、残量がVmax/2未満の場合は、前記設定データサイズをSL(SL>SM)に設定する。基準となるVmax/2、前記設定データサイズに用いるSL,SMの値はマイクロコンピュータのROMに記憶されている。
なお、バッテリ9の残量と前記設定データサイズに用いる値との対応関係は、例えば残量が0.25Vmax未満の場合の設定データサイズをS、残量が0.25Vmax〜0.5Vmaxの場合の設定データサイズを0.75S、残量が0.5Vmax〜0.75Vmaxの場合の設定データサイズを0.5S、残量が0.75Vmax〜Vmaxの場合の設定データサイズを0.25Sにするなど任意である。また、バッテリ9の残量と前記設定データサイズに用いる値との対応関係は任意であり、対応関係を表すマップ、数式、テーブルなどをROMに記憶することも可能である。
図4は、圧縮データの記憶処理の例を示すフローチャートである。撮影が開始されると、マイクロコンピュータ8によってデジタルビデオカメラ内の各部の制御が行われ、MPEGエンコーダ5による映像信号のMPEGエンコードが開始され(S10)、エンコードされたデータは、マイクロコンピュータ8の制御によって、バッファRAM7に記憶される。
マイクロコンピュータ8は、残量検出部10が検出したバッテリ残量を取得し(S12)、バッテリ残量に応じた設定データサイズを決定する(S14)。設定データサイズは、ROMに記憶されている値に基づいて、バッテリ残量が多い場合は小さく設定され、バッテリの残量が少ない場合は大きく設定される。マイクロコンピュータ8はバッファRAM7に蓄積されている蓄積データサイズを監視し、蓄積データサイズが設定データサイズに達した場合(S16:YES)、HDD6を制御して、HDD6の磁気ヘッドを磁気ディスクにローディングし、記憶を行うトラックにシークさせ(S18)、バッファRAM7から読出した設定データサイズ単位の圧縮データをHDD6の磁気ディスクに書込み(S20)、書込後は磁気ヘッドを磁気ディスクから待避(アンローディング)させる(S22)。
その後、撮影が終了され、MPEGエンコードが終了されるまで(S24:NO)、同様の処理を繰り返す。MPEGエンコードが終了された場合(S24:YES)、マイクロコンピュータ8の制御により、バッファRAM7に残っている圧縮データがHDD6へ転送されるなどして、撮像された映像データのHDD6への記憶の終了処理が行われる。
上述した実施の形態においては、バッテリ残量に応じて、バッファRAM7からHDD6へ転送するデータ単位である設定データサイズを変更する場合を例にして説明したが、バッファRAM7からHDD6へのデータ転送を実行(開始)する時間間隔を変更することも可能である。
また、上述した実施の形態においては、バッテリ9の残量に応じて、バッファRAM7からHDD7へ転送するデータサイズ又は時間間隔を変更しているが、バッテリ9の残量に応じた前記データサイズ又は時間間隔の変更のオン/オフをユーザが切換えることも可能である。また、前記変更をオフに切換えた場合、前記データサイズ又は時間間隔の大又は小(例えば上述した実施の形態のSL又はSM)をユーザが切換えることも可能である。これら切換はマイクロコンピュータ8に接続された図示しない操作部で受付け、受付けた操作に応じてマイクロコンピュータ8が制御処理を行う。
上述した実施の形態においては、バッファRAM7に記憶されているデータをHDD6へ記憶する場合を例にして説明したが、HDDに限定はされず、例えばDVD−RAM、DVD−RW、DVD−Rなどの記憶媒体を用いることも可能である。また、フラッシュメモリなどの記憶媒体を用いることも可能である。
また、本発明のデータ記憶装置は、デジタルビデオカメラに限定はされず、例えばMD(Mini Disc)に音声データを記憶する携帯型のMDレコーダに用いたり、DVD−RAMなどに映像データを記憶する携帯型のDVDレコーダに用いることが可能である。携帯型のMDレコーダ又は携帯型のDVDレコーダの場合、図1に示すCCD1、CDS・AGC回路2、ADC3、DSP4、及びMPEGエンコーダ5は、携帯型のMDレコーダ又は携帯型のDVDレコーダに応じたものに変更される。
本発明に係るデータ記憶装置を備えるディジタルビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 バッファRAMに蓄積される圧縮データのHDDへの転送の例を示す図である。 設定データサイズとHDDの消費電力との関係を示す図である。 圧縮データの記憶処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CCD
2 CDS・AGC回路
3 ADC
4 DSP
5 MPEGエンコーダ
6 HDD
7 バッファRAM
8 マイクロコンピュータ
9 バッテリ
10 残量検出部
11 バス

Claims (7)

  1. データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されたデータの前記メモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体への断続的な転送を行う転送制御手段とを備え、電池から給電を受けるデータ記憶装置において、
    前記電池の残量を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出した残量に基づいて、前記転送制御手段の断続的な転送に係る時間間隔又は転送毎のデータサイズを設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 前記設定手段は、前記検出手段が検出する残量が減少する程、前記時間間隔又はデータサイズを大きくするように設定すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
  3. 前記断続的な転送に係る時間間隔は、前記メモリに記憶されているデータの前記記憶媒体への転送を開始してから、前記転送が終了してその後転送を再開するまでの時間間隔であることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ記憶装置。
  4. データを記憶するメモリと、該メモリに記憶されたデータの前記メモリよりも記憶容量が大きい記憶媒体への断続的な転送を行う転送制御手段とを備え、電池から給電を受けるデータ記憶装置において、
    前記電池の残量を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出した残量に基づいて、前記転送制御手段の断続的な転送に係る前記メモリに記憶するデータサイズを設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするデータ記憶装置。
  5. 前記設定手段は、前記検出手段が検出する残量が減少する程、前記データサイズを大きくするように設定すべくなしてあることを特徴とする請求項4記載のデータ記憶装置。
  6. 前記記憶媒体にデータを書込むヘッドと、
    該ヘッドの位置を制御する位置制御手段と、
    前記記憶媒体を保持して回転させる回転手段と
    を備え、
    前記メモリから前記記憶媒体へのデータ転送が行われていない場合、前記回転手段は記憶媒体の回転を継続し、前記位置制御手段は、前記ヘッドを記憶媒体上から退避させるようにしてあることを特徴とする請求項1乃至5の何れかひとつに記載のデータ記憶装置。
  7. 撮像した画像データを分割する分割手段と、
    該分割手段が分割した画像データに圧縮処理を行う圧縮手段と、
    請求項1乃至6の何れかひとつに記載のデータ記憶装置と
    を備え、
    前記圧縮手段が圧縮したデータを前記メモリに記憶するようにしてあることを特徴とする撮像装置。
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