JP2005259399A - 電線供給台 - Google Patents

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Koji Murata
宏治 村田
Eitoku Torii
栄徳 鳥居
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Abstract

【課題】 細径の電線の取り出しを容易にすること。
【解決手段】 電線供給台の収容部材30に設けた開口部材40は、電線の端末を受ける底部42aと、この底部42aと連続して、収容部材30から電線があふれ出すのを規制する壁部42b、43とを一体に有し、これら底部42aと壁部42bとには、各部42a、42bに接している電線と開口部材30の内面との間に作業者の指を入れる作業空間Sを形成する起伏部42c、42d、42eが設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電線供給台に関し、特に、調尺された被覆電線の両端部に端子を有する端子付電線をストックする電線供給台に関する。
一般にワイヤーハーネスを製造する場合、多種類の電線を品番別にストックすることが必要である。そのようなストック台として、電線の種類に応じ、樋状の電線収容部材を連設したものが広く使用されている(例えば特許文献1、2)。
特開平09−298016号公報 特開平09−198939号公報
近年、ワイヤーハーネスを構成するコネクタの多極化や回路構成の複雑化に伴い、部品の軽量化のため、電線の径が細くなる傾向にある。そのような、細径(例えば直径が0.3mm)電線を電線収容部材から取り出す場合、本数が少なくなって、電線が底部に接していると、その電線を作業者がつまみにくくなり、作業効率が著しく低下するという不具合が生じるようになった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、細径の電線の取り出しが容易になる電線供給台を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために本発明は、電線を当該電線の長手方向に沿って収容する収容部材と、この収容部材の一方の端部に設けられ、作業者が収容された電線を取り出すための取出し口を形成する開口部材とを備えた電線供給台において、上記開口部材は、電線の端末を受ける底部と、この底部と連続して、収容部材から電線があふれ出すのを規制する壁部とを一体に有し、これら底部と壁部とには、各部に接している電線と開口部材の内面との間に作業者の指を入れる作業空間を形成する起伏部が設けられていることを特徴とする電線供給台である。
本発明の好ましい態様において、上記底部の起伏部は、当該開口部材の幅方向に沿って下方に窪む溝部と、この溝部と連続し、且つ収容部材の他方の端部側に扇状に形成され、溝部に近接するに連れて下方に窪む扇部とを有している。
本発明の別の態様において、上記収容部材の他方の端部に設けられ、収容部材に導入される電線の導入口を二分する仕切部材をさらに備えている。
本発明によれば、作業者が収容された電線を取り出すための取出し口を形成する開口部材に起伏部が設けられているので、開口部材の底部に接している電線を取り出す際、作業者は、当該電線と開口部材の内面との間に形成される作業空間に指を入れて、電線を容易につかむことができる。従って本発明によれば、小径の電線が底部に接している場合でも、その取り出しが至って容易になるという顕著な効果を奏する。
また、開口部材の幅方向に沿って下方に窪む溝部と、この溝部と連続し、且つ収容部材の他方の端部側に扇状に形成され、溝部に近接するに連れて下方に窪む扇部とを有している構成では、作業者の親指を溝部に導入させ、扇部に人差し指や中指を導入させて電線を摘むことができるので、利き腕に拘わらず、容易に底部に接している電線をつまむことができるという利点がある。
また、収容部材に導入される電線の導入口を二分する仕切部材をさらに備えている構成では、複数の収容部材に対して電線を作業者が導入する際、例えば各収容部材に対して一方の導入口にのみ電線を供給し、他方の導入口には、一方の導入口に収容された電線の減り具合をみながら供給することができる。従って、その場合には、電線の供給負荷の最適配分を図ることができ、さらに、全ての品番の電線について、品切れ率とサービス率とをバランスさせることが可能になる。
図1を参照して、図示の実施形態に係る電線供給台10は、フレーム状のキャスター付スタンド11と、このスタンド11上に並設された複数の樋20とを有している。
スタンド11は、複数のパイプ12、14を連結具15で連結して全体として概ね直方体に構成された構造品であり、その下部四隅には、キャスター16が設けられている。なお以下の説明では、このスタンド11の長手方向を仮に前後方向とする。スタンド11の最上部には、長手方向において、一方が低く傾斜するように屈曲した担持パイプ14を有している。そして、次に説明する樋20は、この担持パイプ14並びに担持パイプ14の幅方向に横架された図略の桟によって一端側が下向きに傾斜した状態で、平行に担持されている。以下の説明では、樋20が下向きに傾斜している側を仮に前方とする。
図示の例において、樋20は、端子Tが端末に接続された端子付電線WT(図3参照)を前後方向に沿って収容する収容部材30と、この収容部材30の一方の端部に固定された開口部材40と、他方の端部に固定された仕切部材50とを有している。
図1及び図2を参照して、収容部材30は、透明の樹脂成型品であり、断面が横長の長方形に形成された筒部材である。この収容部材30は、周知の固着手段によって、着脱自在にスタンド11の上に並設されている。また、次に説明する開口部材40の取出し口40aを全て解放するように、長手方向において、上側が多段に積層されている。
収容部材30の前端部には、開口部材40が固定されている。
図2を参照して、開口部材40は、収容部材30の開口端に対し、内部が連通した状態で固定されている矩形の筒部41と、この筒部41に連続して前方に延びるトレイ部42と、トレイ部42の前端部に設けられ、トレイ部42に導出される収容部材30内の端子付電線WTがトレイ部42からあふれ出すことを規制する端壁部43とを一体に有している樹脂成型品である。収容部材30に収容された電線を取り出すための取出し口40aは、これら筒部41、トレイ部42、及び端壁部43が区画する部位によって形成されている。
図示の実施形態における上記筒部41は、その上面部に連結用の突起41aを有している。開口部材40の下面部には、この突起41aに対応する溝40bが形成されている。従って、図示の例では、複数の収容部材30を図1のように積層する際、上側の開口部材40に形成された溝40bを下側の開口部材40に形成された突起41aに嵌合させることにより、精緻な位置決めを図りながら複数層に積層することが可能になる。また、筒部41の前端上壁部には、滑り止めのリブ41bが一体形成されており、上記突起41aと協働して、上側に積層される開口部材40の前端部分をこのリブ41bで位置決めするようにしている。
上記トレイ部42は、筒部41及び端壁部43となめらかに連続する底部42aと、この底部の両側部に一体形成され、筒部41及び端壁部43と概ねフラットな状態で連続する一対の側壁部42bとを有している。
トレイ部42が区画する取出し口40aの前後方向の寸法Lは、作業者の片手が導入されるのに必要充分な寸法に設定されている。
底部42aには、幅方向に延びる半円形断面の溝部42cと、この溝部42cの後ろ側にて扇状に窪む扇部42dとが形成されている。
溝部42cは、底部42aのフラット面に対し、例えば8mm程度窪み、所定の曲率半径で円弧面を形成してなめらかにフラット面に連続している。
扇部42dは、概ね全幅にわたって浅く窪み、前後方向において、溝部42c側が深く窪むような球面状の曲面を呈している。
これら溝部42c、扇部42dにより、作業者は、容易に端子付電線WTを取り出すことができる。図3を参照して、より詳細に説明すると、端子付電線WTの本数が少なくなって、端子付電線WTが底部42aのフラット面に接している場合であっても、溝部42c、扇部42dの存在により、作業者が指で端子付電線WTを把持するための作業空間Sが形成されることになる。この結果、細径の端子付電線WTをストックしている場合でも、作業者は、容易に端子付電線WTを把持することが可能になる。
次に、図示の実施形態において、トレイ部42の各側壁部42bには、突起42eが形成されている。各突起42eは、成型時に側壁部42bの一部を窪ませて形成したものである。
図2及び図4を参照して、突起42eは、トレイ部42内にある端子付電線WTのうち、両側にあるものが側壁部42bの内面に沿ってきた場合に、側壁部42bと端子付電線WTとの間に指を入れるだけの作業空間Sを形成するためのものである。この突起42eにより、図示の実施形態では、側壁部42bに寄った端子付電線WTをも容易に取り出すことが可能になる。
図2〜図4を参照して、端壁部43は、筒部41と概ね同じ高さに設定されて、端子付電線WTの端子Tがあふれるのを防止している。図示の例において、端壁部43の上部は面取りが施されており、その幅方向片側(手前側)には、品番表示部材(例えばシール)を貼着するための矩形の凹部43aが形成されている。
次に図1及び図5を参照して、収容部材30の後端部には、仕切部材50が固定されている。
仕切部材50は、開口部材40と同様に、内部が連通した状態で収容部材30の後端部に固定される筒部51と、この筒部に連続するトレイ部52とを一体に有している樹脂成型品である。このトレイ部52は、後ろ側が僅かに受け向きに湾曲した底部52aと、底部52aの両側に配置されて対をなす側壁部52bと、両側壁部52bの間にこれら側壁部52bと平行に配置され、当該筒部51を二つに仕切る仕切板部52cとを一体に有している。
この仕切部材50によれば、仕切板部52cと何れか一方の側壁部52bとの間に区画される導入口54aから端子付電線WTを導入し、他方の側壁部52bと仕切板部52cとの間に区画される導入口54bに対しては、時間差を設けて端子付電線WTを導入することが可能になる。この結果、図1に示すように、多数の収容部材30を積層して連設し、それぞれに種類の異なる端子付電線WTを供給する場合に、例えば、まず、各収容部材30の一方の導入口54aのみに端子付電線WTを供給し、端子付電線WTの消費が早い順に他方の導入口54bから端子付電線WTを供給させることによって、端子付電線WTを供給する作業者の供給負荷を最適配分することができ、さらに、全ての品番の端子付電線WTについて、品切れ率とサービス率とをバランスさせることが可能になる。
本実施形態によれば、作業者が収容された端子付電線WTを取り出すための取出し口40aを形成する開口部材40に起伏部としての溝部42c、扇部42d、突起42eが設けられているので、開口部材40の底部42aに接している端子付電線WTを取り出す際、作業者は、図3、図4で示したように、当該端子付電線WTと開口部材40の内面との間に形成される作業空間Sに指を入れて、端子付電線WTを容易につかむことができる。従って本実施形態によれば、小径の端子付電線WTが底部42aに接している場合でも、その取り出しが至って容易になるという顕著な効果を奏する。
また、起伏部として、図2、図3で示したような溝部42c、扇部42dとを有している構成では、作業者の親指を溝部43cに導入させ、扇部42dに人差し指や中指を導入させて端子付電線WTを摘むことができるので、利き腕に拘わらず、容易に底部42aに接している端子付電線WTをつまむことができるという利点がある。
上述した実施形態は本発明好ましい具体例に過ぎず、本発明は上述した実施形態に限定されない。例えば、本発明における「起伏部」は、溝部42c、扇部42d、突起42eを全て備えている必要はない。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施形態に係る電線供給台の全体構成を示す斜視図である。 図1の電線供給台の要部を示す斜視図である。 図1の電線供給台の要部を示す断面部分略図である。 図1の電線供給台の要部を示す平面略図である。 図1の電線供給台の要部を示す斜視図である。
符号の説明
10 電線供給台
20 樋
30 収容部材
40a 取出し口
40 開口部材
42a 底部
42b 側壁部
42c 溝部(起伏部の一態様)
42d 扇部(起伏部の一態様)
42e 突起(起伏部の一態様)
50 仕切部材
54a 導入口
54b 導入口
WT 端子付電線(電線の一例)

Claims (2)

  1. 電線を当該電線の長手方向に沿って収容する収容部材と、
    この収容部材の一方の端部に設けられ、作業者が収容された電線を取り出すための取出し口を形成する開口部材と
    を備えた電線供給台において、
    上記開口部材は、電線の端末を受ける底部と、この底部と連続して、収容部材から電線があふれ出すのを規制する壁部とを一体に有し、これら底部と壁部とには、各部に接している電線と開口部材の内面との間に作業者の指を入れる作業空間を形成する起伏部が設けられていることを特徴とする電線供給台。
  2. 請求項1記載の電線供給台において、
    上記底部の起伏部は、当該開口部材の幅方向に沿って下方に窪む溝部と、この溝部と連続し、且つ収容部材の他方の端部側に扇状に形成され、溝部に近接するに連れて下方に窪む扇部と
    を有していることを特徴とする電線供給台。
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WO2010038488A1 (ja) * 2008-10-01 2010-04-08 住友電装株式会社 電線接続集合体製造支援装置及び電線接続集合体の製造方法

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