JP2005258665A - 取引履歴データ提供システム - Google Patents

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大心 石田
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Abstract

【課題】利用者が複数の提供者との間で取引を行う際に、各提供者における該利用者の取引履歴を各提供者間で閲覧可能とするシステムを提供する。
【解決手段】取引履歴データ提供システム1は、各利用者X,Yと店舗A,店舗B,利用者窓口センター4との間で設定された識別コードを、利用者ごとに関連付けて認証連携データベース11に登録する。店舗Bにおいて、店舗Aにおける利用者Xの取引履歴を閲覧する際には、店舗Bの管理システム3bは店舗Bにおける利用者Xの識別コードにより取引履歴データ提供システム1にアクセスする。そして、取引履歴データ提供システム1は、認証連携データベース11に登録された店舗Aにおける利用者Xの識別コードにより、店舗Aの管理システム3aにアクセスして取引履歴データベース23から店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データを取得し、店舗Bの管理システム3bに転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品又はサービスを提供する複数の提供者と利用者間における取引履歴データを提供するシステムに関する。
ネットワークを介してサービスを提供する提供者からのサービスを享受する場合、利用者は提供者との間で設定されたIDとパスワードを用いて認証を行うのが一般的である。そして、利用者が複数の提供者からサービスを受けるときには、各利用者との間で別個に設定されたIDとパスワードを記憶して使い分ける必要があるという煩わしさがある。
そこで、利用者が複数の提供者との間で共通に使用可能な共通IDと共通パスワードを設定し、いずれかの提供者の端末装置において共通IDと共通パスワードが入力されたときに、共通IDと共通パスワードを該提供者と利用者との間で設定されたIDとパスワードに変換して認証を行うようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−132022
上述したシステムは、利用者が複数の提供者との間で認証を行う際の利便性を向上させたものである。そして、利用者が複数の提供者との間で取引を行う際の他の不都合点として、以下の事案がある。
すなわち、例えば、同一の自動車メーカ製の自動車の販売や点検、修理を行う自動車ディーラーにおいては、店舗ごとや販売系列会社ごとには利用者の購入状況や修理履歴等の取引履歴データが管理されている。そして、該取引履歴データを活用することによって、各利用者の過去の取引状況に応じてきめ細かい対応を取ることを可能としている。
しかし、例えば、利用者の転居等により、利用者がそれまで取引をしていた店舗Aから、他の地域の店舗Bへと取引先を変えたときには、新たな取引先である店舗Bにはその利用者のA店舗における過去の取引履歴データがないため、その利用者は初めての客として扱われる。その結果、例えば、A店舗から何台もの自動車を購入し、A店舗においては上客待遇を受けていた利用者が、同一自動車メーカの自動車を扱うB店舗においては一般的な待遇しか受けられず、該利用者が不満を抱くことになるという不都合がある。
また、利用者が取引先との頻繁なやり取りを煩わしく感じて、利用者とA店舗の間ではA店舗から利用者への営業活動を控える旨の同意がなされる場合がある。そして、この場合に、利用者が取引先を店舗Aから店舗Bに変えたときには、店舗Bにおいてはかかる同意を反映した取引履歴データがないため、店舗Bから利用者に対して頻繁な営業活動が開始されて、利用者に不快感を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、利用者が複数の提供者との間で取引を行う際に、各提供者における該利用者の取引履歴を各提供者間で閲覧可能とするシステムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、利用者に対して商品又はサービスを提供する複数の提供者の端末装置、及び各提供者における利用者ごとの取引履歴データを記憶した取引履歴データベースとの間で、ネットワークを介してデータ通信を行う通信手段と、いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、該取引履歴データを前記取引履歴データベースから取得して該提供者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該提供者の端末装置に送信させる取引履歴データ転送手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記取引履歴データ転送手段は、いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記取引履歴データベースに記憶された他の提供者における利用者の取引履歴データを取得して、該提供者の端末装置に送信するか、又は該取引履歴データを前記取引履歴データベースから該提供者の端末装置に直接的に送信させる。そのため、各提供者は他の提供者における利用者の取引履歴を把握することができ、利用者に対して他の提供者における過去の取引実績を考慮した対応をすることが可能となる。
また、いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記取引履歴データ転送手段による該端末装置への該取引履歴データの送信を許可するか否かを設定するデータ転送設定手段を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記データ転送設定手段により、各提供者及び利用者は取引履歴データの転送を許可する提供者を必要に応じて選択することができる。そのため、特定の提供者との取引を希望しない利用者は、前記データ転送設定手段により、他の提供者における該利用者の取引履歴データが該特定の提供者の端末装置に送信されることを禁止して、該特定の提供者から他の提供者における取引履歴データに基づく勧誘等がなされることを避けることができる。
また、前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ転送可能であって、前記データ転送設定手段は、各利用者の端末装置から受信した取引履歴の開示指示データに応じて、いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記取引履歴データ転送手段による該端末装置への該取引履歴データの送信を許可するか否かを設定することを特徴とする。
かかる本発明によれば、利用者は自身の端末装置により、前記データ転送設定手段による取引履歴データの送信を許可する提供者を容易に設定することができる。
また、前記取引履歴データベースは、各提供者における利用者ごとの取引履歴データを、各提供者と各利用者間で別個に設定された識別コードと関連付けて記憶し、同一の利用者と各提供者間で設定された識別コードを、関連付けて記憶する認証連携データベースを備えて、前記取引履歴データ転送手段は、いずれかの提供者の端末装置から、取引履歴データを要求するデータと共に該提供者といずれかの利用者との間で設定された識別コードを受信したときに、前記認証連携データベースに該識別コードと関連付けて記憶された他の提供者と該利用者との間で設定された識別コードを取得し、取得した識別コードと関連付けられた他の提供者における該利用者の取引履歴データを、前記取引履歴データベースから取得して該提供者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該提供者の端末装置に送信させることを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記認証連携データベースに同一の利用者と各提供者間で設定された識別コードを関連付けて記憶することにより、前記取引履歴データ転送手段は、いずれかの提供者から該提供者と利用者との間で設定された識別コードを受信したときに、前記認証連携データベースにアクセスして該識別コードと関連付けられた該利用者と他の提供間で設定された識別コードを取得することができる。そして、該取得した識別コードを用いて、該取得した識別コードと関連付けされた他の提供者における該利用者の取引履歴データを、前記取引履歴データベースから容易に取得することができる。
また、前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ通信可能であって、前記複数の提供者には、他の提供者により提供される商品又はサービスに対する利用者の問い合わせデータを利用者の端末装置から受信して、該問い合わせデータに対する回答データを該利用者の端末装置に送信するサービスを行う利用者窓口センターが含まれることを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記利用者窓口センターは、利用者から問い合わせデータを受信したときに、該利用者と他の提供者との間の取引履歴データを前記取引履歴データベースから取得して、問い合わせに関する商品又はサービスの他の提供者における取引実績を客観的かつ迅速に把握することができる。そして、把握結果に基づいて適切な回答データを作成し、利用者に返信することができる。
また、前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ通信可能であって、前記取引履歴データ転送手段は、利用者の端末装置から該利用者といずれかの提供者との間で設定された識別コードと共に、他の提供者における該利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記認証連携データベースに該識別コードと関連付けて記憶された他の提供者と該利用者との間で設定された識別コードを取得し、取得した識別コードと関連付けられた他の提供者における該利用者の取引履歴データを、前記取引履歴データベースから取得して該利用者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該利用者の端末装置に送信させることを特徴とする。
かかる本発明によれば、利用者は自身の端末装置から前記取引履歴データ転送手段に対して、いずれかの提供者との間で設定された識別コードを送信することで、他の提供者との間における取引履歴データを取得することが可能である。そのため、利用者は各提供者との間で設定された識別コードのうちのいずれか一つを覚えておけば良く、識別コードを使い分ける煩わしさがない。
本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明の取引履歴データ提供システムが用いられたネットワークシステムの全体構成図、図2は各店舗と利用者窓口センターにおける利用者の取引履歴データ、図3は店舗Aにおける利用者の登録処理の説明図、図4は店舗Bにおける利用者の登録処理の説明図、図5は取引履歴データ提供システムにおける利用者の識別コードの登録状態の概念図、図6は店舗Bにおいて店舗Aにおける利用者の取引履歴を閲覧する処理の説明図である。
図1を参照して、取引履歴データ提供システム1は、ネットワーク2を介して店舗A(本発明の提供者に相当する)の管理システム3a、店舗B(本発明の提供者に相当する)の管理システム3b、利用者窓口センター(本発明の提供者に相当する)の管理システム4、及び利用者X,Yの端末装置5a,5bとデータ通信可能に接続されている。
なお、取引履歴データ提供システム1においてデータ通信を行うための構成が本発明の通信手段に相当し、店舗A,店舗B,利用者窓口センターにおいてデータ通信を行うための構成が本発明の提供者の端末装置に相当する。
取引履歴データ提供システム1には、各店舗の管理システム3a,3b及び利用者窓口センターの管理システム4における各利用者の識別コードが関連付けて記憶された認証連携データベース11と、各店舗における利用者の取引履歴データを他の店舗に開示するか否かを利用者ごとに設定したデータを記憶した履歴開示設定データベース12とを備えた処理装置10が設けられている。
また、店舗Aの管理システム3aには、店舗Aと利用者との間で設定された識別コードのデータが記憶された認証情報データベース22と、店舗Aにおける各利用者の取引履歴データが記憶された取引履歴データベース23とを有する処理装置20と、店舗Aにおいて取引履歴データの閲覧等を行うためのディスプレイ21とが備えられている。
同様に、店舗Bの管理システム3bには、店舗Bと利用者との間で設定された識別コードのデータが記憶された認証情報データベース32と、店舗Bにおける各利用者の取引履歴データが記憶された取引履歴データベース33とを有する処理装置30と、店舗Bにおいて取引履歴データの閲覧等を行うためのディスプレイ31とが備えられている。
同様に、利用者からの問い合わせを受け付ける利用者窓口センターの管理システム4には、利用者取引センターと各利用者との間で設定された識別コードが記憶された認証情報データベース42と、利用者窓口センターにおける各利用者の取引履歴データ(利用履歴データ)が記憶された取引履歴データベース43とを有する処理装置40と、利用者窓口センターにおいて各店舗における利用者の取引履歴を閲覧等するためのディスプレイ41とが備えられている。
本実施の形態においては、店舗A,Bは同一メーカの自動車の販売、点検、修理等を行うカーディーラーであり、利用者窓口センターは該メーカ製の自動車やカーディーラーに対する問い合わせや苦情を受け付けて対応する窓口業務を行うものである。
そして、図2の(a)に示したように、店舗Aの管理システム3aの認証情報データベース22には、店舗Aにおける各利用者の識別コード(図では「TaroTaro」)が記憶され、取引履歴データベース23には、該識別コードと関連付けて各利用者の取引履歴データが記憶されている。これにより、店舗Aにおいては、処理装置20に利用者の識別コードを入力することで、認証情報データベース22に登録された識別コードとの間で認証を行い、取引履歴データベース23に記憶された該利用者の取引履歴データにアクセスして該取引履歴をディスプレイ21に表示することが可能である。
同様に、図2の(b)に示したように、店舗Bの管理システム3bの認証情報データベース32には、店舗Bにおける各利用者の識別コード(図では「Yamada_t」)が記憶され、取引履歴データベース33には、該識別コードと関連付けて各利用者ごとの取引履歴データが記憶されている。これにより、店舗Bにおいては、処理装置30に利用者の識別コードを入力することで、認証情報データベース32に登録された識別コードとの間で認証を行い、取引履歴データベース33に記憶された該利用者の取引履歴データにアクセスして該取引履歴をディスプレイ31に表示することが可能である。
同様に、図2の(c)に示したように、利用者窓口センターの管理システム4の認証情報データベース42には、利用者窓口センターにおける各利用者の識別コード(図では「Yamada1」)が記憶され、取引履歴データベース43には、該識別コードと関連付けて各利用者ごとの取引履歴データが記憶されている。これにより、利用者窓口センターにおいては、処理装置40に利用者の識別コードを入力することで、認証情報データベース42に登録された識別コードとの間で認証を行い、取引履歴データベース43に記憶された該利用者の取引履歴データにアクセスして該取引履歴をディスプレイ41に表示することが可能である。
そして、取引履歴データ提供システム1は、このように各店舗及び利用者窓口センターの管理システムで別個に管理されていた各利用者の取引履歴を、他の店舗においても閲覧可能とする機能を有するものである。
以下、図3〜図6を参照して取引履歴データ提供システムによる利用者の取引履歴データの提供処理について説明する。先ず、図3を参照して、ある利用者Xが店舗Aとの取引を開始するときは、店舗Aの管理システム3aの端末装置から該利用者Xの個人データ(氏名、住所、電話番号等)を入力して店舗Aへの登録処理を行う(S10)。
そして、店舗Aの管理システム3aは、図2に示したように、入力された個人データに対して店舗Aにおける利用者Xの識別コード(TaroTaro)を発行して、認証情報データベース22に登録し(S11)、該識別コード(TaroTaro)を取引履歴データ提供システム1に送信する(S12)。一方、取引履歴データ提供システム1においては、店舗Aの管理システム3aから受信した利用者Xの識別コード(TaroTaro)を、利用者Xに固有に設定した統合識別コード及び店舗Aの店舗コードと関連付けて認証連携データベース11に登録する(S20)。
これにより、図5に示したように、利用者Xの利用者統合コード(G00001)と店舗Aの店舗コード(SHOP_A)と店舗Aにおける利用者Xの識別コード(TaroTaro)とが関連付けられて、取引履歴データ提供システム1の認証連携データベース11に記憶される。そして、取引履歴データ提供システム1は、登録完了通知を店舗Aの管理システム3aに送信し(S21)、該登録完了通知を受信した店舗Aの管理システム3aは、利用者Xの登録を完了する(S13)。
また、店舗Aの管理システム3aにおいて、利用者Xは、自身で或いは店舗Aの従業員に依頼して、利用者Xの店舗Aにおける取引履歴を他の店舗に提供することを許可するか否かを設定することが可能である。そして、該設定が行われたときに、店舗Aの管理システム3aは、履歴開示の可/否の設定データを、図2に示したように個々の取引履歴について開示の可/否を設定する(「公開範囲」の項)。
この場合、店舗Aは、取引履歴データ提供システム1から利用者Xの取引履歴データの要求があったときに、履歴開示が許可された取引履歴データのみを取引履歴データ提供システム1に送信する。
また、店舗Aにおける利用者の取引履歴データを他の店舗に提供することを許可するか否かの設定データが店舗Aから取引履歴データ提供システム1に送信されたときには(図3のS14)、該設定データを受信した取引履歴データ提供システム1において、該設定データに基づいて、取引履歴データの転送の可否の設定が履歴開示設定データベース12に登録される(S22)。この場合、取引履歴データ提供システム1は、各店舗から他の店舗における利用者の取引履歴データの要求があったときに、履歴開示設定データベース12を参照して取引履歴データの転送の可/否を判断し、転送が許可されているときにのみ利用者の取引履歴データを転送する。
また、図1を参照して、利用者X,Yが自身のパソコン5a,5bから各店舗における取引履歴データの転送の可否を設定するデータを取引履歴データ提供システム1に送信し、これにより、取引履歴データの転送の可否を設定することもできる。
なお、このように、各店舗における利用者の取引履歴データを他の店舗への転送を許可するか否かを設定する構成が、本発明のデータ転送設定手段に相等する。
次に、図4を参照して、店舗Aと取引をしていた利用者Xが、転居等により別の地域にある店舗Bとの取引を開始する際には、店舗Bの管理システム3bの端末装置から該利用者Xの個人データ(氏名、住所、電話番号等)を入力して店舗Bへの登録処理を行う(S30)。そして、店舗Bの管理システム3bは、図2に示したように、入力された個人データに対して店舗Bにおける利用者Xの識別コード(Yamada_t)を発行する(S31)。
また、利用者Xが店舗Aにおける自身の識別コード(TaroTaro)も入力したときには、店舗Bの管理システム3bは、利用者Xの店舗Bにおける識別コード(Yamada_t)と共に、利用者Xの店舗Aにおける識別コード(TaroTaro)を取引履歴データ提供システム1に送信する(S32)。
そして、取引履歴データ提供システム1は、店舗Bの管理システム3bから利用者Xの店舗Aにおける識別コード(TaroTaro)と店舗Bにおける識別コード(Yamada_t)を受信したときに、店舗Bにおける識別コード(Yamada_t)を、既に認証連携データベース11に登録された利用者Xの店舗Aにおける識別コード(TaroTaro)と関連付けて認証連携データベース11に記憶する。
これにより、図5に示したように、店舗A(店舗コード「SHOP_A」)における利用者Xの識別コード(TaroTaro)と、店舗B(店舗コード「SHOP_B」)における利用者Xの識別コード(Yamada_t)が、利用者統合コード(G00001)を介して関連付けられて登録される。
その結果、取引履歴データ提供システム1においては、一人の利用者Xについて、いずれかの店舗における該利用者Xの識別コードを受信することで、該利用者Xの他の店舗における識別コードを取得することができる。そして、取得した識別コードを用いて他の店舗の管理システムにアクセスすることにより、他の店舗の取引履歴データベースから該利用者Xの取引履歴データを取得することができる。
図6は、図5に示したように、利用者Xの店舗Aにおける識別コード(TaroTaro)と店舗Bにおける識別コード(Yamada_t)が関連付けて登録されているときに、店舗Bの管理システム3bにおいて店舗Aの取引履歴データベース23に記録された利用者Xの店舗Aにおける取引履歴情報の閲覧要求が発生したとき(S50)の各システムにおける処理を示している。
先ず、店舗Bの管理システム3bは、利用者Xの店舗Bにおける識別コード(Yamada_t)と店舗Aにおける利用者Xの取引履歴の要求コードを、取引履歴データ提供システム1に送信する(S51)。そして、該識別コード(Yamada_t)と該要求コードを受信した取引履歴データ提供システム1は、履歴開示設定データベース12を参照して、店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データの店舗Bへの公開が許可されているか否かを確認する(S60)。
取引履歴データ提供システム1は、店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データの店舗Bへの公開が許可されているときは、認証連携データベース11に該識別コード(Yamada_t)と関連付けて記憶された店舗Aにおける利用者Xの識別コード(TaroTaro)を取得する。そして、取引履歴データ提供システム1は、店舗Aにおける利用者Xの識別コード(TaroTaro)を店舗Aの管理システム3aに送信する(S62)。
一方、店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データの店舗Bへの公開が禁止されているときには、取引履歴データ提供システム1は、履歴開示不可の返答データを店舗Bの管理システム3bに送信する(S61)。そして、該履歴開示不可の返答データを受信した(S52)店舗Bの管理システム3bにおいては、ディスプレイ31に、店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データの開示が禁止されている旨が表示される。
また、店舗Aの管理システム3aは、取引履歴データ提供システム1から利用者Xの店舗Aにおける識別コード(TaroTaro)を受信すると、取引履歴データベース23に記録された店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データを取得して、取引履歴データ提供システム1に送信する(S70)。
そして、取引履歴データ提供システム1は、店舗Aの管理システム3aから受信した店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データを、店舗Bの管理システム3bに転送する(S63)。これにより、店舗Bの管理システム3bにおいて、利用者Xの店舗Aにおける取引履歴をディスプレイ31に表示させて閲覧することが可能となる(S40)。
以上説明したように、取引履歴データ提供システム1を設けることで、各店舗において他の店舗における利用者の取引履歴を閲覧することが可能となる。そのため、利用者は、ある店舗と新たに取引を開始する際に、他の店舗における過去の取引履歴に応じた対応を受けることができる。
また、店舗側においては、他の店舗における利用者の取引履歴から、利用者の嗜好性や利用者が要求するサービスのレベル、車の管理状況等を把握して、より適切な対応を取ることが可能となる。
なお、利用者窓口センターにおいても、例えば利用者Xから店舗Aの対応についての苦情が寄せられたときに、図4に示した処理と同様にして、認証情報データベース42に利用者Xの利用者窓口センターにおける識別コードが登録される。また、取引履歴データ提供システム1の認証連携データベース11に、図5に示したように、利用者Xの利用者窓口センターにおける識別コード(Yamada1)が、各店舗における利用者Xの識別コード(TaroTaro,Yamada_t)と関連付けて登録される。
そして、このように、一旦利用者Xの利用者窓口センターにおける識別コード(Yamada1)が取引履歴データ提供システム1の認証連携データベース11に登録されると、それ以降は、例えば利用者Xから店舗Aに対する苦情が寄せられたときに、店舗Aの取引履歴データベース23に記録された店舗Aにおける利用者Xの取引履歴データを取得することができる。これにより、利用者窓口センターでは、利用者Xの実際の取引状況に応じて、客観的で迅速な対応を取ることが可能となる。
なお、図1を参照して、利用者X,Yも自身のパソコン5a,5bにより各店舗や利用者窓口センターにおける自身の取引履歴を閲覧することが可能である。この場合、パソコン5a,5bは、いずれかの店舗における利用者の識別コードを送信して取引履歴データ提供システム1にアクセスすることで、認証連携データベース11から各店舗における自身の識別コードを取得することができる。そして、パソコン5a,5bにおいては、取得した識別コードにより各店舗の管理システムにアクセスして、各店舗における利用者の取引履歴データを取得して閲覧することができる。そのため、利用者は取引のある店舗のうちのいずれか1つにおける識別コードを覚えておくだけでよく、全ての店舗における識別コードを覚えておく必要がなく、使い勝手が良い。
また、本実施の形態では、取引履歴データ提供システム1は、各店舗における同一の利用者の識別コードを関連付けて認証連携データベース11に記憶し、各店舗間における利用者の識別コードを用いて各店舗の管理システムにアクセスして取引履歴データを取得したが本発明を実施する形態はこれに限られない。例えば、同一の利用者に対して各店舗に共通の識別コードを発行し、取引履歴データ提供システムは、該共通の識別コードを用いて各店舗の管理システムにアクセスして取引履歴データを取得するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、本発明の提供者として店舗A,店舗B,及び利用者窓口センターを示したが、他の形態として、提供者が複数の店舗を有する販売会社であって、各販売会社が他の販売会社における利用者の取引履歴データを取得する場合等、本発明は種々の提供者間におけて利用者の取引履歴データの転送を行う場合に適用可能である。
また、本実施の形態では、本発明の提供者として、現実的に存在して利用者と接する店舗A,店舗B,及利用者窓口センターを示したが、オンラインショップや、Web上の仮想店舗や、Webサイトを介して利用者との取引を行う提供者であってもよい。
取引履歴データ提供システムが用いられたネットワークシステム全体構成図。 各店舗と利用者窓口センターにおける利用者の取引履歴データ。 店舗Aにおける利用者の登録処理の説明図。 店舗Bにおける利用者の登録処理の説明図。 取引履歴データ提供システムにおける利用者の識別コードの登録状態の概念図。 店舗Bにおいて店舗Aにおける利用者の取引履歴を閲覧する処理の説明図。
符号の説明
1…取引履歴データ提供システム、2…ネットワーク、3a…店舗Aの管理システム、3b…店舗Bの管理システム、4…利用者窓口センターの管理システム、5a…利用者Xのパソコン、5b…利用者Yのパソコン、11…認証連携データベース、12…履歴開示設定データベース、22,32,42…認証情報データベース、23,33,43…取引履歴データベース

Claims (6)

  1. 利用者に対して商品又はサービスを提供する複数の提供者の端末装置、及び各提供者における利用者ごとの取引履歴データを記憶した取引履歴データベースとの間で、ネットワークを介してデータ通信を行う通信手段と、
    いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、該取引履歴データを前記取引履歴データベースから取得して該提供者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該提供者の端末装置に送信させる取引履歴データ転送手段とを備えたことを特徴とする取引履歴データ提供システム。
  2. いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記取引履歴データ転送手段による該端末装置への該取引履歴データの送信を許可するか否かを設定するデータ転送設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の取引履歴データ提供システム。
  3. 前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ転送可能であって、
    前記データ転送設定手段は、各利用者の端末装置から受信した取引履歴の開示指示データに応じて、いずれかの提供者の端末装置から他の提供者における利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、前記取引履歴データ転送手段による該端末装置への該取引履歴データの送信を許可するか否かを設定することを特徴とする請求項2記載の取引履歴データ提供システム。
  4. 前記取引履歴データベースは、各提供者における利用者ごとの取引履歴データを、各提供者と各利用者間で別個に設定された識別コードと関連付けて記憶し、
    同一の利用者と各提供者間で設定された識別コードを、関連付けて記憶する認証連携データベースを備えて、
    前記取引履歴データ転送手段は、いずれかの提供者の端末装置から、取引履歴データを要求するデータと共に該提供者といずれかの利用者との間で設定された識別コードを受信したときに、前記認証連携データベースに該識別コードと関連付けて記憶された他の提供者と該利用者との間で設定された識別コードを取得し、取得した識別コードと関連付けられた他の提供者における該利用者の取引履歴データを、前記取引履歴データベースから取得して該提供者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該提供者の端末装置に送信させることを特徴とする取引履歴データ提供システム。
  5. 前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ通信可能であって、
    前記複数の提供者には、他の提供者により提供される商品又はサービスに対する利用者の問い合わせデータを利用者の端末装置から受信して、該問い合わせデータに対する回答データを該利用者の端末装置に送信するサービスを行う利用者窓口センターが含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載の取引履歴データ提供システム。
  6. 前記通信手段はネットワークを介して利用者の端末装置とデータ通信可能であって、
    前記取引履歴データ転送手段は、利用者の端末装置から該利用者といずれかの提供者との間で設定された識別コードと共に、他の提供者における該利用者の取引履歴データを要求するデータを受信したときに、
    前記識別コード記憶手段に該識別コードと関連付けて記憶された他の提供者と該利用者との間で設定された識別コードを取得し、取得した識別コードと関連付けられた他の提供者における該利用者の取引履歴データを、前記取引履歴データベースから取得して該利用者の端末装置に送信するか、又は前記取引履歴データベースから該利用者の端末装置に送信させることを特徴とする請求項4記載の取引履歴データ提供システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011129380A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 日本電気株式会社 属性情報仲介システム、仲介装置、属性情報仲介方法および属性情報仲介プログラム
CN106780200A (zh) * 2016-12-28 2017-05-31 哈斯巴嘎那 一种普通动产权利归属信息管理方法、终端及系统
JP2018067201A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 ヤフー株式会社 付与プログラム、付与装置及び付与方法

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