JP2005258664A - 車両入退場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的規模の小さい駐車場等で登録車両のみの入退場を許可し省スペース化を図る。
【解決手段】 開示される車両入退場管理システムは、車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて車両を識別するための識別コードを供給する無線タグ2と、駐車場の出入口に設けられ、車両の入退場を制限する遮断竿13と、遮断竿13の表面に設けられたアンテナ12、質問信号をアンテナ12を介して送信するとともに、無線タグ2から供給される識別コードを受信する質問器14と、識別コードに基づいて遮断竿13を駆動する制御部15及び遮断竿駆動部17とを有する駐車場管理装置1とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車、自動二輪車、自転車等の車両が駐車場、駐輪場、車庫その他の場所に入退場する際の管理を行う車両入退場管理システムに関する。
従来の車両入退場管理システムは、入場管理装置、退場管理装置、駐車位置管理装置、中央管理装置、各自動車に搭載されるIDチップから構成されている。入場管理装置及び退場管理装置は、それぞれ遮断機で自動車の入退場を制御し、各自動車のIDチップと交信して表示器に入場時刻、駐車位置、退場時刻、駐車料金等を表示し、中央管理装置とデータの授受を行って入退場管理を行う。駐車位置管理装置は、駐車場の各区画に駐車している自動車のIDチップと交信し、中央管理装置とデータの授受を行って駐車位置管理を行う。中央管理装置は、顧客情報データベース及び駐車位置データベースからなる駐車情報データベースを有し、上記各装置との間でデータの授受を行って上記駐車情報データベースに必要なデータを登録し、上記駐車情報データベースを検索して駐車場の空き区画を割り出して入場管理装置に伝送し、退場自動車の駐車時間情報を割り出して退場管理装置に伝送するデータベース管理を行う。顧客情報データベースには、IDチップに登録されている車両番号、所有者の住所、氏名、電話番号、入場時刻、退場時刻、駐車料金、累積駐車料金などを登録する。駐車位置データベースには、駐車場の駐車位置、駐車している自動車の車両番号などを登録する。IDチップには、自動車の車両番号、所有者の住所、電話番号、氏名などが書き込まれている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の無線タグは、自動車のフロントバンパー又はリアバンパーに固定されているナンバープレートの裏面、内部、あるいは自動車のボディー自体に着脱不可能に固定されている。無線タグは、例えば、EEPROM等の不揮発性を有するメモリチップと、所定周波数の電波信号に共振し応答としてメモリチップのデータを発信するアンテナコイルとからなる。メモリチップには、車両番号、外形寸法、重さ、形式等が書換不可能に記憶されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−149194号公報([0012]〜[0018]、図1,図2) 特開2002−230596号公報([0012]〜[0013]、図1)
集合住宅に併設されその居住者のみが利用したり、月極の契約者のみが利用するような比較的規模の小さい駐車場に用いられる車両入退場管理システムは、主として、居住者や契約者以外の者が運転する車両など、事前に登録されていない車両(未登録車両)の無断駐車を防止することを目的としている。したがって、この種の車両入退場管理システムは、上記した、入場管理機能、退場管理機能、駐車位置管理機能等の多数の機能よりも、事前に登録された車両(登録車両)を認識して、遮断機、シャッター、門扉、可動柵、可動鎖等の開閉を制御する機能を有しているだけで良く、むしろ狭い区域に1台でも多くの駐車スペースを確保すること(省スペース化)の方が重要である。
ところが、上記した従来の車両入退場管理システムは、各自動車の入場を制御する遮断機と退場を制御する遮断機とが別個に設けられていることからも分かるように、比較的規模の大きな駐車場で用いることを前提としている。このため、上記した従来の車両入退場管理システムでは、省スペース化については何ら考慮されておらず、上記した比較的規模の小さい駐車場に用いた場合には省スペース化を実現することが難しいという課題があった。
本発明に係る車両入退場管理システムは、車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて上記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、車両一時存在区域の出入口に設けられ、上記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、上記入退場制限部材の内外に設けられたアンテナと、上記質問信号を上記アンテナを介して送信するとともに、上記識別コード供給器から供給される上記識別コードを受信する質問器と、上記識別コードに基づいて上記入退場制限部材を駆動する制御駆動部とを有する管理装置とを備えているものである。
また、本発明に係る車両入退場管理システムは、車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて上記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、車両一時存在区域の出入口に設けられ、上記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、上記識別コードごとに、対応した車両の上記車両一時存在区域への入退場履歴が記憶される入退場履歴管理テーブルと、上記入退場制限部材の上記車両一時存在区域の外側及び内側に面した部位に設けられた第1及び第2のアンテナと、上記外側から上記出入口に接近する上記車両に第1の上記質問信号を上記第1のアンテナを介して送信するとともに、上記内側から上記出入口に接近する上記車両に第2の上記質問信号を上記第2のアンテナを介して送信し、上記識別コード供給器から供給される上記第1及び第2の質問信号に対応した上記外側又は上記内側の上記識別コードを受信する質問器と、上記外側又は上記内側の上記識別コードに基づいて上記入退場制限部材を駆動するとともに、上記入退場履歴管理テーブルの内容を更新する制御駆動部とを有する管理装置とを備えているものである。
また、本発明に係る車両入退場管理システムは、車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて上記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、車両一時存在区域の出入口に設けられ、上記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、上記識別コードごとに、対応した車両の上記車両一時存在区域への入退場履歴が記憶される入退場履歴管理テーブルと、上記入退場制限部材の上記車両一時存在区域の外側及び内側に面した部位に設けられた第1及び第2のアンテナと、上記外側から上記出入口に接近する上記車両に第1の上記質問信号を上記第1のアンテナを介して送信するとともに、上記内側から上記出入口に接近する上記車両に第2の上記質問信号を上記第2のアンテナを介して送信し、上記識別コード供給器から供給される上記第1及び第2の質問信号に対応した上記外側又は上記内側の上記識別コードを受信するとともに、上記外側から上記出入口に接近する上記車両を検出する第1の車両検出信号を上記第1の質問信号に重畳して上記第1のアンテナを介して送信して上記外側から上記出入口に接近する車両を検出するとともに、上記内側から上記出入口に接近する上記車両を検出する第2の車両検出信号を上記第2の質問信号に重畳して上記第2のアンテナを介して送信して上記内側から上記出入口に接近する車両を検出し、上記外側又は上記内側の上記識別コードに基づいて上記入退場制限部材を駆動するとともに、上記車両検出結果に基づいて上記入退場履歴管理テーブルの内容を更新する制御駆動部とを有する管理装置とを備えているものである。
本発明は以上説明したように、車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて上記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、車両一時存在区域の出入口に設けられ、上記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、上記入退場制限部材の内外に設けられたアンテナと、上記質問信号を上記アンテナを介して送信するとともに、上記識別コード供給器から供給される上記識別コードを受信する質問器と、上記識別コードに基づいて上記入退場制限部材を駆動する制御駆動部とを有する管理装置とを備えている。したがって、比較的規模の小さい駐車場で登録車両のみの入退場を許可することができるとともに、省スペース化を図ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。
この例の車両入退場管理システムは、駐車場管理装置1と、無線タグ2とから構成されている。駐車場管理装置1は、装置本体11と、アンテナ12と、遮断竿13とから構成されている。装置本体11は、図2に示すように、略角形筒状のハウジング11aに収納されて、駐車場31の出入口31a近傍に設置されている。アンテナ12は、図2に示すように、略矩形板状を有しており、遮断竿13の表面に、1個又は所定間隔をおいて複数個(図2の例では、3個)が取り付けられている。遮断竿13は、略円筒状又は略角形筒状を有し、その一端がハウジング11aの先端部近傍に回動自在に取り付けられている。遮断竿13は、装置本体11により、ハウジング11aの先端部近傍を支点として、地面に対して略水平な定常状態(出入口閉鎖状態)(図2参照)と、地面に対して略垂直な回避状態(出入口開放状態)との2つの状態に回転駆動される。
装置本体11は、質問器14と、制御部15と、メモリ16と、遮断竿駆動部17とから構成されている。質問器14は、制御部15の制御の下、アンテナ12を介して所定周波数の質問信号を常時又は定期に、あるいは不定期に送信するとともに、無線タグ2から送信される識別コード(IDコード)を受信して制御部15に供給する。ここで、識別コードとは、この例の車両入退場管理システムを運営する運営機関と駐車場31の利用契約を締結し登録されている顧客を識別するために、顧客ごとに付与されたコードである。また、質問信号は、この識別コードの送信を要求するための信号である。
制御部15は、中央処理装置(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、シーケンサ等からなり、メモリ16に記憶されている車両入退場管理プログラム等に基づいて、車両入退場管理処理等を実行することにより、駐車場管理装置1の全体を制御する。すなわち、例えば、車両入退場管理プログラムが読み出されると、制御部15に読み込まれ、制御部15の動作を制御する。制御部15は、車両入退場管理プログラムが起動されると、車両入退場管理プログラムの制御により、後述する車両入退場管理処理を実行するのである。車両入退場管理処理は、質問器14に対して上記した質問信号を送信させ、質問器14から供給される上記識別コードに基づいて、遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の開閉要求等を行う処理である。
メモリ16は、RAM、ROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリ等からなる。メモリ16は、上記した制御部15が実行すべき、上記車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムの他、利用者情報テーブルその他の各種のデータが記憶されるとともに、制御部15が上記車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。利用者情報テーブルには、上記した識別コードごとに、無線タグ2に予め記憶されている車両番号、所有者の住所、氏名、電話番号などが予め記憶されている。遮断竿駆動部17は、制御部15の制御の下、いずれも図示せぬ、減速機を介して電動機により遮断竿13を開閉駆動する。なお、遮断竿13及び遮断竿駆動部17からなる遮断機の詳細については、例えば、特開2001−107327号公報を参照されたい。
無線タグ2は、EEPROM等の不揮発性を有するメモリチップ21と、上記した質問信号に共振し応答としてメモリチップ21に予め記憶されている識別コードを送信するアンテナコイル22とを有している。メモリチップ21には、上記した識別コードの他、車両(登録車両)33の車両番号、所有者の住所、電話番号、氏名等が書換不可能に予め記憶されている。無線タグ2は、図3に示すように、車両33のフロントバンパー33aに固定されているナンバープレート34の上部近傍に着脱不可能に固定されている。
次に、上記構成の車両入退場管理システムの動作について、図4に示す制御部15の処理を示すフローチャートを参照して説明する。電源が投入されると、制御部15は、まず、図4に示すステップSP1の処理へ進み、質問器14に対して上記した質問信号の送信を要求した後、ステップSP2へ進む。質問信号の送信要求を受けた質問器14は、アンテナ12を介して所定周波数の質問信号を常時又は定期に、あるいは不定期に送信する。
ステップSP2では、制御部15は、質問器14から識別コードが供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、図2に示すように、顧客が搭乗した車両33が、一般道路32を走行して来て駐車場31の出入口31aに到着し車両33の先端部が遮断竿13に向けられると、アンテナ12と図示せぬ無線タグ2とが十分に接近する。これにより、無線タグ2のアンテナコイル22は、上記した質問信号に共振し応答としてメモリチップ21に予め記憶されている識別コードを送信するので、質問器14は、無線タグ2から送信された識別コードを受信して制御部15に供給する。したがって、ステップSP2の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP3へ進む。一方、無線タグ2が取り付けられていない車両の先端部が遮断竿13に向けられたとしても、質問器14は、識別コードを受信することはできない。したがって、この場合には、ステップSP2の判断結果は「NO」のままである。
ステップSP3では、制御部15は、メモリ16に予め記憶されている利用者情報テーブルを参照して、質問器14から供給された識別コードが登録された車両のものであるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP4へ進む。一方、ステップSP3の判断結果が「NO」の場合、すなわち、遮断竿13に向けられた車両の先端部に無線タグ2は取り付けられているが、無線タグ2を構成するメモリチップ21に予め記憶されている識別コードが利用者情報テーブルに登録された車両のものでない場合には、制御部15は、ステップSP2へ戻る。
ステップSP4では、制御部15は、遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の開放を要求した後、ステップSP5へ進む。遮断竿13の開放要求を受けた遮断竿駆動部17は、いずれも図示せぬ、減速機を介して電動機により出入口閉鎖状態にある遮断竿13を出入口開放状態に回転駆動する。これにより、車両33は、駐車場31の内部へ入場することができる。
ステップSP5では、制御部15は、車両33の後端部が遮断竿13の直下を通過したか否かを判断する。この判断は、例えば、装置本体11のハウジング11aに取り付けられた光センサから遮断竿13と平行な方向に放射される光が車両33により遮断されなくなったことを検出したり、駐車場31の出入口31aの地面に埋め込まれた圧力センサに所定以上の圧力が加えられなくなったことを検出したり、あるい質問器14が識別コードを受信してから所定時間が経過しタイマから時間経過信号が供給されたことを検出したりして行う。ステップSP5の判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。そして、車両33の後端部が遮断竿13の直下を通過すると、ステップSP5の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP6へ進む。
ステップSP6では、制御部15は、遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の閉鎖を要求した後、ステップSP2へ戻り、ステップSP2〜SP6の処理を繰り返す。遮断竿13の閉鎖要求を受けた遮断竿駆動部17は、いずれも図示せぬ、減速機を介して電動機により出入口開放状態にある遮断竿13を出入口閉鎖状態に回転駆動する。これにより、駐車場31の出入口31aが閉鎖される。なお、駐車場31の駐車スペースに駐車していた車両が退場する場合の処理については、上記した車両33が駐車場31に入場する場合の処理と略同様であるので、その説明を省略する。
このように、この例の構成によれば、質問器14に接続された1個又は複数個のアンテナ12を遮断竿13の表面に取り付けるとともに、識別コードが予め記憶されたメモリチップ21を有する無線タグ2を登録車両である車両33の先端部に着脱不可能に固定し、質問器14が受信した識別コードがメモリ16の利用者情報テーブルに予め記憶されたものである場合に限り、車両33の駐車場31内への入場を許可している。したがって、無線タグ2が取り付けられていない車両及び無線タグ2は取り付けられているがその識別コードが利用者情報テーブルに予め登録されていない車両、すなわち、未登録車両は、駐車場31内に入場することはできない。
また、この例の構成によれば、図2からも分かるように、駐車場31には、その出入口31aの近傍に、質問器14等からなる装置本体11を収納したハウジング11aと、その表面に1個又は複数個のアンテナ12が取り付けられるとともに、その一端がハウジング11aの先端部近傍に回動自在に取り付けられた遮断竿13とを設置するだけで良い。したがって、図5に示すように、無線タグ21が取り付けられた車両331の入場や無線タグ22が取り付けられた車両332の退場を管理するためだけに多くのスペースを確保する必要はなく、その分多くの駐車スペースを確保することができる。
すなわち、この例の構成によれば、集合住宅の居住者や月極の契約者が利用するような比較的規模の小さい駐車場で登録車両のみの入退場を許可することができるとともに、省スペース化を図ることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。図6において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図6に示す車両入退場管理システムにおいては、図1に示す駐車場管理装置1に換えて、駐車場管理装置41が新たに設けられている。
駐車場管理装置41は、装置本体11と、アンテナ12と、遮断竿13と、車両検出センサ421及び422とから構成されている。装置本体11は、図7に示すように、略角形筒状のハウジング11aに収納されて、駐車場31の出入口31aの近傍に設置されている。装置本体11は、その構成自体は上記した実施の形態1における装置本体11と同様であるが、制御部15が実行する処理及びメモリ16に記憶されるプログラムやデータが異なっている。すなわち、制御部15は、メモリ16に記憶されている車両入退場管理プログラム等の各種プログラムに基づいて、車両入退場管理処理その他の処理を実行し、駐車場管理装置41の全体を制御する。車両入退場管理プログラムは、車両検出センサ421又は422から供給される入場検出信号又は退場検出信号に基づいて、メモリ16に記憶されている入退場履歴管理テーブル(後述)の内容を更新するとともに、質問器14に対して上記した質問信号を送信させ、質問器14から供給される上記識別コードに基づいて、遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の開閉要求等を行う処理である。
メモリ16には、上記制御部15が実行すべき、新たな車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムの他、利用者情報テーブル、上記入退場履歴管理テーブルその他の各種のデータが記憶されるとともに、制御部15が上記車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。利用者情報テーブルの構成及び記憶内容は、上記した実施の形態1の場合と同様である。入退場履歴管理テーブルには、上記した識別コードごとに、当該車両が、当該駐車場31に入場した日時の履歴、当該駐車場31から退場した日時の履歴が記憶される。
図7に示すように、車両検出センサ421はハウジング11aの一般道路32に面した側の所定の位置に取り付けられ、車両検出センサ422はハウジング11aの駐車場31の内部に面した側の所定の位置に取り付けられている。車両検出センサ421及び422は、光式で、電磁気式で、音響式又は超音波式で、あるいは機械式で、駐車場31の出入口31aに接近する車両を物理的に検出して、入場検出信号及び退場検出信号を制御部15に供給する。
次に、上記構成の車両入退場管理システムの動作について、図8に示す制御部15の処理を示すフローチャートを参照して説明する。なお、図8では、図4の各ステップに対応するステップには同一の符号を付けている。電源が投入されると、制御部15は、まず、図8に示すステップSP11の処理へ進み、質問器14に対して上記した質問信号の送信を要求する。また、制御部15は、車両検出センサ421及び422の検出方式によっては、車両検出センサ421に対して一般道路32側への車両を検出するための信号(車両検出信号)の送信を要求するとともに、車両検出センサ422に対して駐車場31の内部側への車両検出信号の送信を要求する。そして、制御部15は、ステップSP2へ進む。質問信号の送信要求を受けた質問器14は、アンテナ12を介して所定周波数の質問信号を常時又は定期に、あるいは不定期に送信する。また、車両検出信号の送信要求を受けた車両検出センサ421は、一般道路側へ車両検出信号を送信し、車両検出信号の送信要求を受けた車両検出センサ422は、駐車場内部側へ車両検出信号を送信する。
ステップSP2では、制御部15は、質問器14から識別コードが供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、図7に示すように、顧客が搭乗した車両33が、一般道路32を走行して来て駐車場31の出入口31aに到着し車両33の先端部が遮断竿13に向けられると、アンテナ12と図示せぬ無線タグ2とが十分に接近する。これにより、無線タグ2のアンテナコイル22は、上記した質問信号に共振し応答としてメモリチップ21に予め記憶されている識別コードを送信するので、質問器14は、無線タグ2から送信された識別コードを受信して制御部15に供給する。したがって、ステップSP2の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP3へ進む。一方、無線タグ2が取り付けられていない車両の先端部が遮断竿13に向けられたとしても、質問器14は、識別コードを受信することはできない。したがって、この場合には、ステップSP2の判断結果は「NO」のままである。
ステップSP3では、制御部15は、メモリ16に予め記憶されている利用者情報テーブルを参照して、質問器14から供給された識別コードが登録された車両のものであるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP12へ進む。一方、ステップSP3の判断結果が「NO」の場合、すなわち、遮断竿13に向けられた車両の先端部に無線タグ2は取り付けられているが、無線タグ2を構成するメモリチップ21に予め記憶されている識別コードが利用者情報テーブルに登録された車両のものでない場合には、制御部15は、ステップSP2へ戻る。
ステップSP12では、制御部15は、車両検出センサ421又は422のいずれかから入場検出信号又は退場検出信号(これらを総称して、入退場検出信号と呼ぶ。)が供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、例えば、図7に示すように、車両33の先端部が遮断竿13に向けられると、車両検出センサ421が車両33を物理的に検出して、入場検出信号を制御部15に供給する。したがって、ステップSP12の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP13へ進む。ステップSP13では、制御部15は、供給された入退場検出信号が入場検出信号であるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP14へ進む。
ステップSP14では、制御部15は、メモリ16に記憶された入退場履歴管理テーブルを参照して、質問器14から供給された識別コードを検索し、当該識別コードが付与された車両33が当該駐車場31に入場した日時の履歴を更新した後、ステップSP4へ進む。一方、ステップSP13の判断結果が「NO」の場合、すなわち、供給された入退場検出信号が入場検出信号ではなく、退場検出信号である場合には、制御部15は、ステップSP15へ進む。ステップSP15では、制御部15は、メモリ16に記憶された入退場履歴管理テーブルを参照して、質問器14から供給された識別コードを検索し、当該識別コードが付与された車両33が当該駐車場31から退場した日時の履歴を更新した後、ステップSP4へ進む。なお、ステップSP4〜SP6の処理については、上記した実施の形態1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
このように、この例の構成によれば、上記した実施の形態1の構成に加えて、車両検出センサ421を一般道路32に面した側に取り付けて車両の入場を検出するとともに、車両検出センサ422を駐車場31の内部に面した側に取り付けて車両の退場を検出している。したがって、この例の構成によれば、上記した実施の形態1で得られる効果はもちろん得られるが、その他、上記した車両の入退場の履歴管理等、入場車両と退場車両とで異なる処理を必要とするサービスを行うことが可能となる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。図9において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図9に示す車両入退場管理システムにおいては、図1に示す駐車場管理装置1に換えて、駐車場管理装置51が新たに設けられている。
駐車場管理装置51は、装置本体52と、遮断竿13と、アンテナ531及び532とから構成されている。装置本体52は、図10に示すように、略角形筒状のハウジング52aに収納されて、駐車場31の出入口31aの近傍に設置されている。一方、無線タグ2は、図示せぬ車両のフロントバンパーに固定されているナンバープレートの上部近傍に着脱不可能に固定される。装置本体52は、質問器54と、制御部15と、メモリ16と、遮断竿駆動部17とから構成されている。質問器54は、制御部15の制御の下、アンテナ531及び532を介して一般道路側及び駐車場内部側へ所定周波数の第1及び第2の質問信号を常時又は定期に、あるいは不定期に送信するとともに、アンテナ531及び532にそれぞれ対向する無線タグ2から送信される入場側及び退場側の識別コードを受信して制御部15に供給する。ここで、入場側の識別コードとは、後述するアンテナ531により受信された識別コードをいい、退場側の識別コードとは、後述するアンテナ532により受信された識別コードをいう。
制御部15は、メモリ16に記憶されている車両入退場管理プログラム等の各種プログラムに基づいて、車両入退場管理処理その他の処理を実行し、駐車場管理装置51の全体を制御する。車両入退場管理プログラムは、質問器54に対して一般道路側及び駐車場内部側へ第1及び第2の質問信号を送信させ、質問器54から供給される上記した第1及び第2の質問信号に対応した入場側及び退場側の識別コードに基づいて、メモリ16に記憶されている入退場履歴管理テーブルの内容を更新するとともに、遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の開閉要求等を行う処理である。
メモリ16には、上記制御部15が実行すべき、新たな車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムの他、利用者情報テーブル、入退場履歴管理テーブルその他の各種のデータが記憶されるとともに、制御部15が上記車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。利用者情報テーブルの構成及び記憶内容は、上記した実施の形態1の場合と同様であり、入退場履歴管理テーブルの構成及び記憶内容は、上記した実施の形態2の場合と同様である。
アンテナ531は、図10に示すように、略矩形板状を有しており、遮断竿13の一般道路32に面した側の表面に、1個又は所定間隔をおいて複数個(図10の例では、3個)が取り付けられているともに、質問器54の第1の入力端に接続されている。一方、アンテナ532は、図10では一部のみ示すが、略矩形板状を有しており、遮断竿13の駐車場31の内部に面した側の表面に、1個又は所定間隔をおいて複数個(図10の例では、3個)が取り付けられているともに、質問器54の第2の入力端に接続されている。アンテナ531及び532は、車両と対向する側のアンテナ531又は532が当該車両の無線タグから送信される識別コードを先に受信するべく、指向性の前後比が優れたものを使用するとともに、図示しないが、各アンテナ531及び532の背面、すなわち、遮断竿13との取付面には、後方への電波の放射を遮蔽する電磁遮蔽板が取り付けられている。なお、図9に示す無線タグ2は、図示せぬ車両のフロントバンパーに固定されているナンバープレートの上部近傍に着脱不可能に固定される。
次に、上記構成の車両入退場管理システムの動作について、図11に示す制御部15の処理を示すフローチャートを参照して説明する。なお、図11では、図8の各ステップに対応するステップには同一の符号を付けている。電源が投入されると、制御部15は、まず、図11に示すステップSP21の処理へ進み、質問器54に対して上記した質問信号の送信を要求した後、ステップSP22へ進む。質問信号の送信要求を受けた質問器54は、アンテナ531及び532を介して、同時に又は交互に、所定周波数の第1及び第2の質問信号を送信する。第1及び第2の質問信号の送信は、常時又は定期に、あるいは不定期に行う。
ステップSP22では、制御部15は、質問器54から入場側の識別コード又は退場側の識別コードのいずれかが供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、顧客が搭乗した図示せぬ車両が、一般道路32を走行して来て駐車場31の出入口31aに到着し車両の先端部が遮断竿13に向けられると、アンテナ531と図示せぬ無線タグ2とが十分に接近する。これにより、無線タグ2のアンテナコイル22は、上記した第1の質問信号に共振し応答としてメモリチップ21に予め記憶されている識別コードを送信するので、質問器54は、無線タグ2から送信された識別コードを受信して制御部15に供給する。したがって、ステップSP22の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP3へ進む。一方、無線タグ2が取り付けられていない車両の先端部が遮断竿13に向けられたとしても、質問器54は、識別コードを受信することはできない。したがって、この場合には、ステップSP22の判断結果は「NO」のままである。
ステップSP3では、制御部15は、メモリ16に予め記憶されている利用者情報テーブルを参照して、質問器54から供給された識別コードが登録された車両のものであるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP23へ進む。一方、ステップSP3の判断結果が「NO」の場合、すなわち、遮断竿13に向けられた車両の先端部に無線タグ2は取り付けられているが、無線タグ2を構成するメモリチップ21に予め記憶されている識別コードが利用者情報テーブルに登録された車両のものでない場合には、制御部15は、ステップSP22へ戻る。
ステップSP23では、制御部15は、ステップSP22の処理で質問器54から供給された識別コードが入場側の識別コードであるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP14へ進む。一方、ステップSP23の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSP22の処理で質問器54から供給された識別コードが入場側の識別コードではなく、退場側の識別コードである場合には、制御部15は、ステップSP15へ進む。なお、ステップSP14、SP15及びSP4〜SP6の処理については、上記した実施の形態2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
このように、この例の構成によれば、上記した実施の形態2の構成における車両検出センサ421及び422に換えて、車両検出にも使用するアンテナ531及び532を、遮断竿13の一般道路32に面した側及び駐車場31の内部に面した側にそれぞれ取り付けて、受信した識別コードにより登録車両の有無と車両の入退場を検出している。したがって、この例の構成によれば、上記した実施の形態2で得られる効果はもちろん得られるが、その他、登録車両の有無と車両の入退場を同時に検出することができる。また、別途車両検出センサ421及び422を設ける必要がないので、駐車場管理装置51を小型かつ軽量で、しかも安価に構成することができる。
実施の形態4.
図12は、本発明の実施の形態4である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。図12において、図9の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図12に示す車両入退場管理システムにおいては、図9に示す駐車場管理装置51に換えて、駐車場管理装置61が新たに設けられている。
駐車場管理装置61は、装置本体62と、遮断竿13と、アンテナ531及び532とから構成されている。装置本体62は、図10に示す駐車場管理装置51と同様に、略角形筒状のハウジングに収納されて、駐車場31の出入口31aの近傍に設置される。一方、無線タグ2は、図示せぬ車両のフロントバンパーに固定されているナンバープレートの上部近傍に着脱不可能に固定される。装置本体62は、制御部15と、メモリ16と、遮断竿駆動部17と、車両検出器631及び632とから構成されている。
車両検出器631及び632は、対応するアンテナ531及び532で送受信される信号等が異なる以外は、同一構成及び同一機能である。このため、図12では、各車両検出器631及び632の内部で生成される信号や入出力される信号には、同一の符号を付け、各符号の右端の添え字のみ、車両検出器631及び632の符号に付された添え字に対応させて異ならせて示している。以下では車両検出器631の構成及びその機能についてのみ説明する。車両検出器631は、図12に示すように、質問器64と、バンドパスフィルタ(以下、BPFという)651及び652と、検出信号発振器66と、インピーダンス変動検出器67とから構成されている。
質問器64は、制御部15から供給される第1の制御信号SC11に基づいて、所定周波数の第1の質問信号SQ1を常時又は定期に、あるいは不定期に発振するとともに、BPF651から供給される識別コードCD1を制御部15に供給する。BPF651は、所定周波数の第1の質問信号SQ1及び識別コードCD1のみを通過させる。検出信号発振器66は、制御部15から供給される第2の制御信号SC21に基づいて、車両を検出するための所定周波数の第1の検出信号SD1を常時又は定期に、あるいは不定期に発振する。なお、第1の質問信号SQ1と第1の検出信号SD1とは、例えば、その周波数や変調方式が異なっている。BPF652は、所定周波数の第1の検出信号SD1のみを通過させる。インピーダンス変動検出器67は、アンテナ531に接近した車両の影響によりインピーダンス変動を検出して、インピーダンス変動検出信号SI1を制御部15に供給する。すなわち、アンテナ531は、第1の質問信号SQ1と第1の検出信号SD1とが重畳されて送信されるとともに、対向する車両の無線タグ2から送信された識別コードCD1がBPF651及び質問器64を経て制御部15に供給される。
制御部15は、メモリ16に記憶されている車両入退場管理プログラム等の各種プログラムに基づいて、車両入退場管理処理その他の処理を実行し、駐車場管理装置61の全体を制御する。車両入退場管理プログラムは、車両検出器631及び632に第1の制御信号SC11及びSC12を供給して一般道路側へ第1の質問信号SQ1及び駐車場内部側へ第2の質問信号SQ2をそれぞれ送信させ、車両検出器631及び632から供給される識別コードCD1及びCD2に基づいて遮断竿駆動部17に対して遮断竿13の開閉要求等を行うとともに、車両検出器631及び632に第2の制御信号SC21及びSC22を供給して一般道路側へ第1の検出信号SD1及び駐車場内部側へ第2の検出信号SD2をそれぞれ送信させ、車両検出器631及び632から供給されるインピーダンス変動検出信号SI1及びSI2に基づいてメモリ16に記憶されている入退場履歴管理テーブルの内容を更新する処理である。
メモリ16には、上記制御部15が実行すべき、新たな車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムの他、利用者情報テーブル、入退場履歴管理テーブルその他の各種のデータが記憶されるとともに、制御部15が上記車両入退場管理プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。利用者情報テーブルの構成及び記憶内容は、上記した実施の形態1の場合と同様であり、入退場履歴管理テーブルの構成及び記憶内容は、上記した実施の形態2の場合と同様である。
次に、上記構成の車両入退場管理システムの動作について、図13に示す制御部15の処理を示すフローチャートを参照して説明する。電源が投入されると、制御部15は、まず、図13に示すステップSP31の処理へ進み、車両検出器631に第1の制御信号SC11を供給して一般道路側への第1の質問信号SQ1の送信を要求するとともに、車両検出器632に第1の制御信号SC12を供給して駐車場内部側への第2の質問信号SQ2の送信を要求する。また、制御部15は、車両検出器631に第2の制御信号SC21を供給して一般道路側への第1の検出信号SD1の送信を要求するとともに、車両検出器632に第2の制御信号SC22を供給して駐車場内部側への第2の検出信号SD2の送信を要求する。そして、制御部15は、ステップSP32へ進む。
第1の制御信号SC11が供給された車両検出器631では、質問器64が所定周波数の第1の質問信号SQ1を常時又は定期に、あるいは不定期に発振するので、第1の質問信号SQ1のみがBPF651を通過し第1の検出信号SD1と重畳された後、アンテナ531を介して送信される。一方、第1の制御信号SC12が供給された車両検出器632では、質問器64が所定周波数の第2の質問信号SQ2を常時又は定期に、あるいは不定期に発振するので、第2の質問信号SQ2のみがBPF651を通過し第2の検出信号SD2と重畳された後、アンテナ532を介して送信される。
また、第2の制御信号SC21が供給された車両検出器631では、検出信号発振器66が所定周波数の第1の検出信号SD1を常時又は定期に、あるいは不定期に発振するので、第1の検出信号SD1のみがBPF652を通過し第1の質問信号SQ1と重畳された後、アンテナ531を介して送信される。一方、第2の制御信号SC22が供給された車両検出器632では、車両検出器632を構成する検出信号発振器66が所定周波数の第2の検出信号SD2を常時又は定期に、あるいは不定期に発振するので、第2の検出信号SD2のみがBPF652を通過し第2の質問信号SQ2と重畳された後、アンテナ532を介して送信される。
ステップSP32では、制御部15は、車両検出器631又は632のいずれかから識別コードCD1又はCD2のいずれかが供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、顧客が搭乗した図示せぬ車両が、図10に示す一般道路32を走行して来て駐車場31の出入口31aに到着し車両の先端部が遮断竿13に向けられると、アンテナ531と図示せぬ無線タグ2とが十分に接近する。これにより、無線タグ2のアンテナコイル22は、上記した第1の質問信号SQ1に共振し応答としてメモリチップ21に予め記憶されている識別コードを送信するので、車両検出器631では、アンテナ531を介して受信された識別コードのみがBPF651を通過し、識別コードCD1として質問器64を経て制御部15に供給される。したがって、ステップSP32の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP33へ進む。一方、無線タグ2が取り付けられていない車両の先端部が遮断竿13に向けられたとしても、車両検出器631は、識別コードを受信することはできない。したがって、この場合には、ステップSP32の判断結果は「NO」のままである。
ステップSP33では、制御部15は、メモリ16に予め記憶されている利用者情報テーブルを参照して、車両検出器631から供給された識別コードCD1が登録された車両のものであるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP34へ進む。一方、ステップSP33の判断結果が「NO」の場合、すなわち、遮断竿13に向けられた車両の先端部に無線タグ2は取り付けられているが、無線タグ2を構成するメモリチップ21に予め記憶されている識別コードCD1が利用者情報テーブルに登録された車両のものでない場合には、制御部15は、ステップSP32へ戻る。
ステップSP34では、制御部15は、車両検出器631又は632のいずれかからインピーダンス変動検出信号SI1又はSI2(これらを総称して、入退場検出信号と呼ぶ。)のいずれかが供給されたか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部15は、同判断を繰り返す。このような状態において、例えば、図示せぬ車両の先端部が遮断竿13に向けられると、インピーダンス変動検出器67がアンテナ531に接近した車両の影響によりインピーダンス変動を検出して、インピーダンス変動検出信号SI1を制御部15に供給する。したがって、ステップSP34の判断結果が「YES」となり、制御部15は、ステップSP35へ進む。
ステップSP35では、制御部15は、供給された入退場検出信号がインピーダンス変動検出信号SI1(入場検出信号)であるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部15は、ステップSP14へ進む。一方、ステップSP35の判断結果が「NO」の場合、すなわち、供給された入退場検出信号が入場検出信号ではなく、インピーダンス変動検出信号SI2(退場検出信号)である場合には、制御部15は、ステップSP15へ進む。なお、ステップSP14、SP15及びSP4〜SP6の処理については、上記した実施の形態2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
このように、この例の構成によれば、上記した実施の形態3の構成における質問器54換えて、アンテナ531に第1の質問信号SQ1と第1の検出信号SD1とを重畳する車両検出器631及びアンテナ532に第2の質問信号SQ2と第2の検出信号SD2とを重畳する車両検出器632とを設けて、受信した識別コードにより登録車両の有無を検出するとともに、接近した車両の影響によりインピーダンス変動を検出することにより、車両の入退場を検出している。したがって、この例の構成によれば、上記した実施の形態3で得られる効果と略同様の効果が得られる。
実施の形態5.
上述した各実施の形態では、本発明を車両の駐車場への入退場を管理する場合にのみ適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。本発明は、例えば、以下に示すように、当該駐車場が併設された各種の施設を利用する場合にも適用することができる。まず、図14に示すように、上記した無線タグ2を構成するメモリチップ21に予め記憶されている識別コード又はこの識別コードに関連したデータに対応したバーコードが表示された樹脂等からなるキーホルダー71を車両キー72にリング73を介して取り付ける。一方、当該駐車場が併設された各種の施設、例えば、アパートやマンション等の集合住宅、会員制の飲食店等の玄関や会計レジスタには、上記した各駐車場管理装置と構内ネットワーク(LAN: Local Area Network)等の通信回線を介して接続されたバーコードリーダを設ける。そして、顧客は、このキーホルダー71に表示されたバーコードを上記バーコードリーダに読み取らせることにより、遮断竿13の開閉を指示する。上記施設が飲食店の場合には、飲食後に会計レジスタに設けられたバーコードリーダに上記バーコードを読み取らせることにより、飲食料金とともに、駐車場の料金の精算を行うようにしても良い。
また、キーホルダー71を無線タグ2と同一構成の他の無線タグで構成するとともに、上記バーコードリーダに換えて、図1に示す装置本体11のうち、遮断竿駆動部17以外の構成要素からなり、上記した各駐車場管理装置と通信回線を介して接続された装置を上記施設の玄関や会計レジスタに設けても良い。さらに、キーホルダー71に換えて、イモビライザーを構成するトランスポンダに上記した識別コードも併せて記憶するようにしても良い。ここで、イモビライザーとは、ある車両に使用される車両キーの合鍵のうち不正に作製されたものが使用されて当該車両内に侵入された場合、コンピュータの電子的なキーによる照合により、当該合鍵を使用したエンジン始動を禁止するものをいう。
以上、この実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述した各実施の形態では、無線タグ2を用いる例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、無線タグ2に換えて、電子ナンバープレートを用いても良い。電子ナンバープレートの詳細については、例えば、特開2003−198569号公報や特開2003−248894号公報を参照されたい。ここで、無線タグ及び電子ナンバープレートとを総称して、識別コード供給器と呼ぶことにする。
また、上述した各実施の形態では、遮断竿13の表面にアンテナを取り付ける例を示したが、これに限定されず、遮断竿13にアンテナを内蔵しても良い。また、上述した各実施の形態では、ハウジングの内部に装置本体を内蔵する例を示したが、これに限定されず、汎用の遮断機のハウジングに質問器、制御部、メモリ等が収納された筐体を外付けするように構成しても良い。また、上述した各実施の形態では、駐車場の開閉を遮断竿で行う例を示したが、これに限定されず、遮断竿に換えて、シャッター、門扉、可動柵、あるいは可動鎖により駐車場の開閉を行うようにしても良い。ここで、遮断竿、シャッター、門扉、可動柵及び可動鎖を総称して、入退場制限部材と呼ぶことにする。
また、上述した各実施の形態では、駐車場管理装置を四輪の車両が入退場する駐車場の出入口近傍に設ける例を示したが、これに限定されず、駐車場管理装置を自動二輪車、自転車等の車両が入退場する駐輪場、車庫、生活道路、通学路その他の場所の出入口近傍に設けても良い。特に、駐車場管理装置を生活道路や通学路の出入口近傍に設けた場合には、当該生活道路や通学路近傍に居住する居住者以外の未登録車両が生活道路や通学路をいわゆる抜け道に利用することを阻止することができるとともに、通学路の場合通学する児童や生徒の安全も確保することができる。駐車場、駐輪場、車庫、生活道路、通学路その他の場所を総称して、車両一時存在区域と呼ぶことにする。
また、上述した各実施の形態では、遮断竿13の開閉のみを制御する例を示したが、これに限定されず、顧客に予め割り当てられた駐車スペースを音声で案内するように構成しても良く、また当該顧客が駐車料金を滞納している場合には、識別コードが登録されている場合でも遮断竿13を開閉しないように構成しても良い。
また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
本発明の実施の形態1である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。 車両入退場管理システムの使用状態を示す概略図である。 無線タグの取り付け状態を示す概略図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。 車両入退場管理システムの使用状態を示す概略図である。 本発明の実施の形態2である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。 車両入退場管理システムの使用状態を示す概略図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3である車両入退場管理システムの構成を示すブロック図である。 駐車場管理装置の使用状態を示す概略図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4である車両入退場管理システムを構成する駐車場管理装置の構成を示すブロック図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5である車両入退場管理システムを構成するキーホルダーをキーに取り付けた状態を示す概略図である。
符号の説明
1,41,51,61 駐車場管理装置(管理装置)、2,21,22 無線タグ(識別コード供給器)、11,52,62 装置本体、11a,52a ハウジング、12,531,532 アンテナ、13 遮断竿(入退場制限部材)、14,54,64 質問器、15 制御部(制御駆動部)、16 メモリ、17 遮断竿駆動部(制御駆動部)、21 メモリチップ、22 アンテナコイル、31 駐車場(車両一時存在区域)、31a 出入口、32 一般道路、33,331,332 車両、33a フロントバンパー、34 ナンバープレート、421,422 車両検出センサ(第1の車両検出センサ、第2の車両検出センサ)、631,632 車両検出器、651,652 BPF、66 検出信号発振器、67 インピーダンス変動検出器、71 キーホルダー(付属部品)、72 車両キー、73 リング。

Claims (5)

  1. 車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて前記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、
    車両一時存在区域の出入口に設けられ、前記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、前記入退場制限部材の内外に設けられたアンテナと、前記質問信号を前記アンテナを介して送信するとともに、前記識別コード供給器から供給される前記識別コードを受信する質問器と、前記識別コードに基づいて前記入退場制限部材を駆動する制御駆動部とを有する管理装置と
    を備えていることを特徴とする車両入退場管理システム。
  2. 前記管理装置は、前記車両一時存在区域の外側及び内側から前記出入口に接近する車両を検出する第1及び第2の車両検出センサと、前記識別コードごとに、対応した車両の前記車両一時存在区域への入退場履歴が記憶される入退場履歴管理テーブルとを有し、前記制御駆動部は、前記第1及び第2の車両検出センサの出力信号に基づいて前記入退場履歴管理テーブルの内容を更新することを特徴とする請求項1記載の車両入退場管理システム。
  3. 車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて前記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、
    車両一時存在区域の出入口に設けられ、前記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、前記識別コードごとに、対応した車両の前記車両一時存在区域への入退場履歴が記憶される入退場履歴管理テーブルと、前記入退場制限部材の前記車両一時存在区域の外側及び内側に面した部位に設けられた第1及び第2のアンテナと、前記外側から前記出入口に接近する前記車両に第1の前記質問信号を前記第1のアンテナを介して送信するとともに、前記内側から前記出入口に接近する前記車両に第2の前記質問信号を前記第2のアンテナを介して送信し、前記識別コード供給器から供給される前記第1及び第2の質問信号に対応した前記外側又は前記内側の前記識別コードを受信する質問器と、前記外側又は前記内側の前記識別コードに基づいて前記入退場制限部材を駆動するとともに、前記入退場履歴管理テーブルの内容を更新する制御駆動部とを有する管理装置と
    を備えていることを特徴とする車両入退場管理システム。
  4. 車両の先端部に取り付けられ、受信した質問信号に応じて前記車両を識別するための識別コードを供給する識別コード供給器と、
    車両一時存在区域の出入口に設けられ、前記車両の入退場を制限する入退場制限部材と、前記識別コードごとに、対応した車両の前記車両一時存在区域への入退場履歴が記憶される入退場履歴管理テーブルと、前記入退場制限部材の前記車両一時存在区域の外側及び内側に面した部位に設けられた第1及び第2のアンテナと、前記外側から前記出入口に接近する前記車両に第1の前記質問信号を前記第1のアンテナを介して送信するとともに、前記内側から前記出入口に接近する前記車両に第2の前記質問信号を前記第2のアンテナを介して送信し、前記識別コード供給器から供給される前記第1及び第2の質問信号に対応した前記外側又は前記内側の前記識別コードを受信するとともに、前記外側から前記出入口に接近する前記車両を検出する第1の車両検出信号を前記第1の質問信号に重畳して前記第1のアンテナを介して送信して前記外側から前記出入口に接近する車両を検出するとともに、前記内側から前記出入口に接近する前記車両を検出する第2の車両検出信号を前記第2の質問信号に重畳して前記第2のアンテナを介して送信して前記内側から前記出入口に接近する車両を検出し、前記外側又は前記内側の前記識別コードに基づいて前記入退場制限部材を駆動するとともに、前記車両検出結果に基づいて前記入退場履歴管理テーブルの内容を更新する制御駆動部とを有する管理装置と
    を備えていることを特徴とする車両入退場管理システム。
  5. 前記識別コードを供給する前記識別コード供給器とは異なる別個の識別コード供給器、あるいは前記識別コード又は前記識別コードに関連したデータを添付された前記車両の車両キー又はその付属部品と、
    前記車両一時存在区域に併設された施設に設けられ、前記別個の識別コード供給器、あるいは前記車両の車両キー又は前記付属部品から前記識別コード又は前記識別コードに関連したデータを読み取り、読み取った前記識別コード又は前記識別コードに関連したデータに基づいて、前記管理装置の制御又は、前記車両一時存在区域及び前記施設の使用に伴って発生する料金の精算を行う装置と
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両入退場管理システム。
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