JP2005258037A - ノーズパッド組立体 - Google Patents
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- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/12—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims
Abstract
【課題】 消費者の鼻の大小、高低等に応じて、ノーズパッドの取付け位置、取付け角度等の調整が可能なノーズパッド組立体を提供する。
【解決手段】 一端部がメガネフレームのフロント部の嵌合穴に嵌合されるパッド足2と、パッド足2の他端部に取り付けられるノーズパッド15とを備える。パッド足2の一端部には、軸線と直交する方向を向く凹部6、凸部7が軸線方向に連続して設けられ、この凹部6及び凸部7により抜け防止手段5が構成される。パッド足2の一端部には、軸線方向を向く凸部9が設けられ、この凸部9によって回転防止手段8が構成される。パッド足2の一端部をフロント部の嵌合穴に嵌合させると、抜け防止手段5の凹部6及び凸部7、回転防止手段8の凸部9が嵌合穴の内面に食い込み、パッド足2の抜け、回転が防止される。消費者に応じて嵌合穴の位置、パッド足2の嵌合角度を調整できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端部がメガネフレームのフロント部の嵌合穴に嵌合されるパッド足2と、パッド足2の他端部に取り付けられるノーズパッド15とを備える。パッド足2の一端部には、軸線と直交する方向を向く凹部6、凸部7が軸線方向に連続して設けられ、この凹部6及び凸部7により抜け防止手段5が構成される。パッド足2の一端部には、軸線方向を向く凸部9が設けられ、この凸部9によって回転防止手段8が構成される。パッド足2の一端部をフロント部の嵌合穴に嵌合させると、抜け防止手段5の凹部6及び凸部7、回転防止手段8の凸部9が嵌合穴の内面に食い込み、パッド足2の抜け、回転が防止される。消費者に応じて嵌合穴の位置、パッド足2の嵌合角度を調整できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ノーズパッド組立体に関し、特に、メガネフレームのフロント部へのノーズパッドの取付け位置、取付け角度等の設定が可能であるとともに、ノーズパッドの取付け位置、取付け角度の微調整が可能なノーズパッド組立体に関するものである。
メガネフレームは、レンズを保持する一対のレンズ保持枠、レンズ保持枠の内縁部間を連結するブリッジ、各レンズ保持枠の外縁部に蝶番を介して開閉自在に連結されるテンプル等の複数の部品から構成されている。
これらの複数の構成部品からなるメガネフレームのフロント部(ブリッジ、両レンズ保持枠)には、一対の鼻当て用のノーズパッドが設けられ、顔に装着したときに、一対のノーズパッドを鼻の両側面に当接させ、両テンプルを両耳に係止させることにより、メガネフレームを顔の所定の位置に保持することができるものである。
ところで、上記のような構成のメガネフレームのうち、樹脂製のメガネフレームにあっては、フロント部の両レンズ保持枠及びブリッジを一体に形成するとともに、各レンズ保持枠の内縁部にノーズパッドを接着等により一体に接合している。
このため、ノーズパッドの取付け位置、ノーズパッド間の間隔、取付け角度等は製造の段階で設定されてしまい、消費者が購入する際に、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、ノーズパッドの取付け位置、間隔、取付け角度等を設定することができず、あらゆる人に良好な装着感を与えることができない(特許文献1参照。)。
特開2000−292606号公報
本発明は、上記のような従来の問題を解決したものであって、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、ノーズパッドの取付け位置、間隔、取付け角度等を設定することができ、これにより、あらゆる人に良好な装着感を与えることができるノーズパッド組立体を提供することを目的とするものである。
上記のような課題を解決するために、本発明の請求項1に係るノーズパッド組立体は、メガネフレームのフロント部に取り付けられるノーズパッド組立体であって、一端部が前記フロント部に設けられた嵌合穴内に嵌合されるパッド足と、該パッド足の他端部に取り付けられるノーズパッドとを備え、前記パッド足の一端部の表面に、前記嵌合穴の内面に食い込み可能な抜け防止手段を設けた手段を採用している。
また、本発明の請求項2に係るノーズパッド組立体は、請求項1に記載のノーズパッド組立体であって、前記抜け防止手段は、前記パッド足の一端部の表面に設けられた凹部、凸部又は凹凸部である手段を採用している。
さらに、本発明の請求項3に係るノーズパッド組立体は、請求項2に記載のノーズパッド組立体であって、前記凹部、凸部及び凹凸部は、前記パッド足の周方向に長く形成されている手段を採用している。
さらに、本発明の請求項4に係るノーズパッド組立体は、請求項1から3の何れかに記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド足の一端部の表面に、前記嵌合穴の内面に食い込み可能な回転防止手段を設けた手段を採用している。
さらに、本発明の請求項5に係るノーズパッド組立体は、請求項4に記載のノーズパッド組立体であって、前記回転防止手段は、前記パッド足の一端部の表面に設けられた凸部、凹部又は凹凸部である手段を採用している。
さらに、本発明の請求項6に係るノーズパッド組立体は、請求項5に記載のノーズパッド組立体であって、前記凸部、凹部及び凹凸部は、前記パッド足の軸線方向に長く形成されている手段を採用している。
さらに、本発明の請求項7に係るノーズパッド組立体は、請求項1から6の何れかに記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド足の他端部にはパッド取付部が設けられ、該パッド取付部に前記ノーズパッドがパッド取付手段を介して取り付けられる手段を採用している。
さらに、本発明の請求項8に係るノーズパッド組立体は、請求項7に記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド取付手段は、前記パッド取付部にねじによって固定される前記ノーズパッドに設けられる芯金である手段を採用している。
さらに、本発明の請求項9に係るノーズパッド組立体は、請求項7に記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド取付手段は、前記ノーズパッドに設けられる前記パッド取付部を嵌合させる溝である手段を採用している。
さらに、本発明の請求項10に係るノーズパッド組立体は、請求項9に記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド取付部にばね力を付与した手段を採用している。
さらに、本発明の請求項11に係るノーズパッド組立体は、請求項9又は10に記載のノーズパッド組立体であって、前記パッド取付部に少なくとも1つの凸部又は凹部を設けるとともに、該凸部又は凹部に対応する前記ノーズパッドの溝の部分に該凸部又は凹部と相互に嵌合可能な凹部又は凸部を設けた手段を採用している。
さらに、本発明の請求項12に係るノーズパッド組立体は、請求項1から11の何れかに記載のノーズパッド組立体であって、前記メガネフレームのフロント部の嵌合穴及びその周縁部の硬度を前記パッド足の一端部の硬度よりも大きく設定するとともに、嵌合穴の内径をパッド足の一端部の直径よりも小さく設定した手段を採用している。
さらに、本発明の請求項13に係るノーズパッド組立体は、請求項1から12の何れかに記載のノーズパッド組立体であって、前記嵌合穴に接着剤を充填し、この状態で前記パッド足の一端部を嵌合穴内に嵌合させた手段を採用している。
さらに、本発明の請求項14に係るノーズパッド組立体は、請求項1から13の何れかに記載のノーズパッド組立体であって、前記メガネフレームのフロント部は樹脂又は金属からなり、前記パッド足は樹脂又は金属からなる手段を採用している。
本発明は、前記のように構成して、パッド足の嵌合部の表面に抜け防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を設け、嵌合部をメガネフレームのフロント部の嵌合穴内に嵌合させたときに、この抜け防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を嵌合穴の内面に食い込ませるようにしたので、使用中にパッド足が抜けるようなことはない。従って、ノーズパッドとしての機能を十分に発揮させることができる。
また、パッド足の嵌合部の表面に回転防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を設け、嵌合部をメガネフレームのフロント部の嵌合穴に嵌合させたときに、この回転防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を嵌合穴の内面に食い込ませるようにしたので、使用中にパッド足がフロント部に対して相対的に回転するようなことはない。従って、ノーズパッドとしての機能を十分に発揮させることができる。
さらに、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、メガネフレームのフロント部に設ける嵌合穴の位置、嵌合穴内に嵌合させるパッド足の嵌合角度等を調整することができるので、あらゆる消費者にとって良好な装着感を提供することができる。
さらに、パッド足のパッド取付部にパッド取付手段を介してノーズパッドを取り付けることができるので、ノーズパッドの取付けが容易となる。
また、パッド足の嵌合部の表面に回転防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を設け、嵌合部をメガネフレームのフロント部の嵌合穴に嵌合させたときに、この回転防止手段(凹部、凸部又は凹凸部)を嵌合穴の内面に食い込ませるようにしたので、使用中にパッド足がフロント部に対して相対的に回転するようなことはない。従って、ノーズパッドとしての機能を十分に発揮させることができる。
さらに、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、メガネフレームのフロント部に設ける嵌合穴の位置、嵌合穴内に嵌合させるパッド足の嵌合角度等を調整することができるので、あらゆる消費者にとって良好な装着感を提供することができる。
さらに、パッド足のパッド取付部にパッド取付手段を介してノーズパッドを取り付けることができるので、ノーズパッドの取付けが容易となる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図7には、本発明によるノーズパッド組立体の第1の実施の形態が示されている。図1はノーズパッド組立体の全体を示す斜視図、図2は図1の部分拡大平面図、図3は図1のノーズパッド組立体をメガネフレームのフロント部に取り付ける前の状態を示す説明図、図4は図1のノーズパッド組立体をメガネフレームのフロント部に取り付けた後の状態を示す説明図、図5は図4の部分拡大断面図、図6は図1のノーズパッドの斜視図、図7は図4のパッド取付部の断面図である。
図1〜図7には、本発明によるノーズパッド組立体の第1の実施の形態が示されている。図1はノーズパッド組立体の全体を示す斜視図、図2は図1の部分拡大平面図、図3は図1のノーズパッド組立体をメガネフレームのフロント部に取り付ける前の状態を示す説明図、図4は図1のノーズパッド組立体をメガネフレームのフロント部に取り付けた後の状態を示す説明図、図5は図4の部分拡大断面図、図6は図1のノーズパッドの斜視図、図7は図4のパッド取付部の断面図である。
すなわち、この実施の形態に示すノーズパッド組立体1は、パッド足2と、パッド足2に取り付けられるノーズパッド15とを備えている。パッド足2は、合成樹脂製又は金属製の丸棒状のものを材料とし、この材料の長手方向の一端部を略直角に屈曲させて、その部分に嵌合部3を形成するとともに、この材料の長手方向の他端部を嵌合部3と反対方向に略環状に屈曲させて、その部分にパッド取付部10を形成したものである。パッド足2は、後述するメガネフレーム20のフロント部23よりも硬度の高い(大きい)材料で形成される。
パッド足2の嵌合部3の根元部には、径方向外方に環状に張り出るストッパー部4が一体に設けられる。この嵌合部3を後述するフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させた際に、このストッパー部4の端面がフロント部23の表面に当接することにより、嵌合部3の嵌合穴24へのそれ以上の進入が阻止される。
パッド足2の嵌合部3の周面には、抜け防止手段5と回転防止手段8とが一体に設けられている。
抜け防止手段5は、図1及び図2に示すように、嵌合部3の表面に周方向を向く凹部6及び凸部7を軸方向に沿って交互に連続して設けて構成したものである。嵌合部3をフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させたときに、図5に示すように、この凹部6及び凸部7が嵌合穴24の内面に食い込むことにより、嵌合部3が嵌合穴24から抜け出るのが防止される。すなわち、パッド足2の嵌合部3の硬度を嵌合穴24を構成するフロント部23の硬度よりも高く設定するとともに、嵌合穴24の内径を嵌合部3の直径よりも小さく設定することにより、嵌合穴24の内面に嵌合部3の凹部6及び凸部7を食い込ませることができる。
抜け防止手段5は、図1及び図2に示すように、嵌合部3の表面に周方向を向く凹部6及び凸部7を軸方向に沿って交互に連続して設けて構成したものである。嵌合部3をフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させたときに、図5に示すように、この凹部6及び凸部7が嵌合穴24の内面に食い込むことにより、嵌合部3が嵌合穴24から抜け出るのが防止される。すなわち、パッド足2の嵌合部3の硬度を嵌合穴24を構成するフロント部23の硬度よりも高く設定するとともに、嵌合穴24の内径を嵌合部3の直径よりも小さく設定することにより、嵌合穴24の内面に嵌合部3の凹部6及び凸部7を食い込ませることができる。
各凹部6及び凸部7は、嵌合部3の全周に渡って設けられるとともに、嵌合部3の軸線と直交するように設けられている。この実施の形態においては、図5に示すように、凹部6及び凸部7を断面三角形状に形成しているが、図8に示すように断面四角形状に形成しても良いし、図9に示すように楔状に形成しても良い。また、この実施の形態においては、凹部6及び凸部7を嵌合部3の表面の全体に設けているが、表面の一部のみに設けるようにしても良い。
回転防止手段8は、図1及び図2に示すように、嵌合部3の表面に軸線方向を向く凸部9を一体に設けて構成したものである。この実施の形態においては、嵌合部3の軸芯を中心として相対する位置にそれぞれ凸部9、9を設けている。嵌合部3をフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させたときに、この凸部9、9が嵌合穴24の内面に食い込むことにより、嵌合部3が嵌合穴24に対して相対的に回転するのが防止される。すなわち、回転防止手段8の凸部9の硬度を嵌合穴24を構成するフロント部23の硬度よりも高く設定することにより、嵌合穴24の内面に回転防止手段8の凸部9を食い込ませることができる。
凸部9の形状は、特に限定されるものではなく、断面三角形状、四角形状等(この実施の形態においては断面四角形状)とすることができる。凸部9は、この実施の形態のように、嵌合部3の全長に渡って設けても良いし、図示はしないが一部にのみ設けても良い。凸部9は、この実施の形態においては、嵌合部3の表面の2箇所に設けているが、嵌合部3の表面の1箇所のみに設けても良いし、3箇所以上に設けても良い。
パッド足2の他端部は、図1に示すように、嵌合部3と反対方向に環状に屈曲されて、その部分に上部が開口する円環状のパッド取付部10が設けられ、このパッド取付部10にパッド取付手段19を介してノーズパッド15が取り付けられる。
パッド取付手段19は、後述するノーズパッド15に設けられる溝18であって、この溝18内にパッド取付部10を嵌合させることにより、パッド足2にノーズパッド15が取り付けられる。
ノーズパッド15は、シリコン等から形成されるものであって、図6に示すように、パッド部16と、パッド部16に一体に設けられる脚部17とを備えている。脚部17の根元部には、所定の幅、深さの溝18が全周に渡って設けられ、この溝18がパッド取付手段19として機能している。
パッド取付部10の内面には、図1に示すように、内方に突出する半球状の一対の突起11、11が対向する位置に一体に設けられ、この突起11、11がノーズパッド15の溝18の底面に圧接され(図7参照)、ノーズパッド15がパッド取付部10から脱落するのが防止される。なお、突起11、11に対応する溝18の部分に凹部(図示せず)を設け、この凹部内に突起11、11を嵌合させるようにしても良い。また、パッド取付部10にばね力を付与し、ばね力によってパッド取付部10を溝18の底面に圧接しても良い。
パッド取付部10の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、下端が開口する円環状に形成しても良いし、図13に示すように、細長い環状に形成し、その部分にばね力を付与しても良いし、図16に示すように円環状に形成し、その部分にばね力を付与しても良い。図13及び図16の形状に形成した場合には、係合突起は設けても設けなくても良い。
ノーズパッド15の形状は、特に限定されるものではなく、図10に示すように、円形板状のパッド部16に脚部17を一体に設けたもの、図11に示すように、略楕円形板状のパッド部16に芯金を一体に設け、パッド部16から突出させた芯金の部分で脚部17を構成したもの等が挙げられる。但し、これらに限らず、他のタイプのノーズパッドであっても良い。なお、図10に示すものは、脚部17の根元部の溝18がパッド取付手段19として機能し、図11に示すものは芯金がパッド取付手段19として機能する。
メガネフレーム20は、図3及び図4に示すように、一対のレンズ保持枠21、21、レンズ保持枠21、21の内縁部間を一体に連結するブリッジ22、各レンズ保持枠21の外縁部に蝶番(図示せず)を介して開閉自在に連結されるテンプル(図示せず)等の複数の部品から構成されている。
一対のレンズ保持枠21、21及びブリッジ22によってフロント部23が構成される。フロント部23の硬度はパッド足2の硬度よりも低く(小さく)設定される。フロント部23のブリッジ22の根元部にはそれぞれ嵌合穴24が設けられる。この嵌合穴24の内径はパッド足2の嵌合部3の直径よりも小さく設定される。嵌合穴24の内径とパッド足2の嵌合部3の直径との寸法公差は、フロント部23の材質、硬度、パッド足2の材質、硬度等を考慮し、適宜の値に設定すれば良い。この実施の形態においては、フロント部を樹脂で形成しているが、金属で形成しても良い。
そして、上記のように構成したパッド足2の嵌合部3を、図3及び図4に示すように、メガネフレーム20のフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させることにより、パッド足2の嵌合部3の抜け防止手段5の凹部6及び凸部7、及び回転防止手段8の凸部9が嵌合穴24の内面に食い込み、パッド足2がメガネフレーム20のフロント部23に取り付けられる。この場合、必要に応じて、嵌合穴24内に接着剤を充填し、その上で嵌合穴24内にパッド足2の嵌合部3を嵌合させても良い。なお、パッド足2の嵌合部3をフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させる際に、必要に応じて、嵌合穴24の周縁部を加熱して熱膨張させ、その状態でパッド足2の嵌合部3を嵌合穴24内に嵌合させるように構成しても良い。
上記のように構成したこの実施の形態によるノーズパッド組立体1にあっては、パッド足2の嵌合部3の抜け防止手段5の凹部6及び凸部7、及び回転防止手段8の凸部9が嵌合穴24の内面に食い込むことになるので、使用中にノーズパッド組立体1がフロント部23から抜け落ちたり、フロント部23に対して相対的に回転するようなことはない。
また、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、メガネフレーム20のフロント部23に設ける嵌合穴24の位置を調整し、その嵌合穴24内に消費者の鼻の大小、高低等に応じて所定の角度でパッド足2の嵌合部3を嵌合させることができるので、あらゆる消費者に対して良好な装着感を提供することができる。
なお、この実施の形態においては、凹部6及び凸部7によって抜け防止手段5を構成したが、図示はしないが、凹部又は凸部によって抜け防止手段を構成しても良い。
図13〜図16には、本発明によるノーズパッド組立体の第2の実施の形態が示されていて、図13はパッド足の全体の平面図、図14は図13の部分拡大図、図15は図14の側面図、図16はパッド取付部の変形例を示した平面図である。
すなわち、このノーズパッド組立体1は、パッド足2の嵌合部3の表面に抜け防止手段5として凹部12を設けたものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様であるので、前記第1の実施の形態に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその詳細な説明は省略するものとする。
抜け防止手段5の凹部12は、嵌合部3の周方向に長い楕円形状に形成され、パッド足2の軸芯を中心として対向する位置に、それぞれに軸方向に沿って所定の間隔ごとに3箇所(合計6箇所)に設けられている。
凹部12の形状は、楕円形状に限らず、他の形状としても良い。要は、周方向に長く形成すれば良い。また、凹部12は、6箇所に限らず、5箇所以下、7箇所以上に設けても良い。
そして、上記のように構成したこの実施の形態によるノーズパッド組立体1のパッド足2の嵌合部3を、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、メガネフレーム20のフロント部23の嵌合穴24内に嵌合させることにより、嵌合部3の表面の抜け防止手段5の凹部12、及び回転防止手段8の凸部9が嵌合穴24の内面に食い込み、パッド足2がメガネフレーム20のフロント部23に取り付けられる。この場合、必要に応じて、嵌合穴24内に接着剤を充填し、その上で嵌合穴24内にパッド足2の嵌合部3を嵌合させても良い。
上記のように構成したこの実施の形態によるノーズパッド組立体1にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、パッド足2の嵌合部3の抜け防止手段5の凹部12、及び回転防止手段8の凸部9が嵌合穴24の内面に食い込んでいるので、使用中にノーズパッド組立体1がフロント部23から抜け落ちたり、フロント部23に対して相対的に回転するようなことはない。
また、消費者の鼻の大小、高低等に応じて、メガネフレーム20のフロント部23に設ける嵌合穴24の位置、及び嵌合角度を調整できるので、あらゆる消費者に対して良好な装着感を提供することができる。
なお、この実施の形態においては、抜け防止手段5を周方向に長い楕円形状の凹部12によって構成したが、図示はしないが、周方向に長い凸部又は凹部及び凸部によって抜け防止手段を構成しても良い。
また、この実施の形態においては、パッド取付部10を細長い環状に形成して、パッド取付部10にばね力を付与し、このばね力によってノーズパッドの脚部を保持しているが、パッド取付部10を、図16に示すように、円環状に形成しても良い。
なお、前記各実施の形態においては、パッド足2の嵌合部3を丸棒状に形成したが、図示はしないが嵌合部3を多面形状(四角形状、六角形状、八角形状等)に形成しても良い。
1 ノーズパッド組立体
2 パッド足
3 嵌合部
4 ストッパー部
5 抜け防止手段
6 凹部
7 凸部
8 回転防止手段
9 凸部
10 パッド取付部
11 突起
12 凹部
15 ノーズパッド
16 パッド部
17 脚部
18 溝
19 パッド取付手段
20 メガネフレーム
21 レンズ保持枠
22 ブリッジ
23 フロント部
24 嵌合穴
2 パッド足
3 嵌合部
4 ストッパー部
5 抜け防止手段
6 凹部
7 凸部
8 回転防止手段
9 凸部
10 パッド取付部
11 突起
12 凹部
15 ノーズパッド
16 パッド部
17 脚部
18 溝
19 パッド取付手段
20 メガネフレーム
21 レンズ保持枠
22 ブリッジ
23 フロント部
24 嵌合穴
Claims (14)
- メガネフレームのフロント部に取り付けられるノーズパッド組立体であって、一端部が前記フロント部に設けられた嵌合穴内に嵌合されるパッド足と、該パッド足の他端部に取り付けられるノーズパッドとを備え、前記パッド足の一端部の表面に、前記嵌合穴の内面に食い込み可能な抜け防止手段を設けたことを特徴とするノーズパッド組立体。
- 前記抜け防止手段は、前記パッド足の一端部の表面に設けられた凹部、凸部又は凹凸部であることを特徴とする請求項1に記載のノーズパッド組立体。
- 前記凹部、凸部及び凹凸部は、前記パッド足の周方向に長く形成されていることを特徴とする請求項2に記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド足の一端部の表面に、前記嵌合穴の内面に食い込み可能な回転防止手段を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のノーズパッド組立体。
- 前記回転防止手段は、前記パッド足の一端部の表面に設けられた凸部、凹部又は凹凸部であることを特徴とする請求項4に記載のノーズパッド組立体。
- 前記凸部、凹部及び凹凸部は、前記パッド足の軸線方向に長く形成されていることを特徴とする請求項5に記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド足の他端部にはパッド取付部が設けられ、該パッド取付部に前記ノーズパッドがパッド取付手段を介して取り付けられることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド取付手段は、前記パッド取付部にねじによって固定される前記ノーズパッドに設けられる芯金であることを特徴とする請求項7に記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド取付手段は、前記ノーズパッドに設けられる前記パッド取付部を嵌合させる溝であることを特徴とする請求項7に記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド取付部にばね力を付与したことを特徴とする請求項9に記載のノーズパッド組立体。
- 前記パッド取付部に少なくとも1つの凸部又は凹部を設けるとともに、該凸部又は凹部に対応する前記ノーズパッドの溝の部分に該凸部又は凹部と相互に嵌合可能な凹部又は凸部を設けたことを特徴とする請求項9又は10に記載のノーズパッド組立体。
- 前記メガネフレームのフロント部の嵌合穴及びその周縁部の硬度を前記パッド足の一端部の硬度よりも大きく設定するとともに、嵌合穴の内径をパッド足の一端部の直径よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1から11の何れかに記載のノーズパッド組立体。
- 前記嵌合穴に接着剤を充填し、この状態で前記パッド足の一端部を嵌合穴内に嵌合させたことを特徴とする請求項1から12の何れかに記載のノーズパッド組立体。
- 前記メガネフレームのフロント部は樹脂又は金属からなり、前記パッド足は樹脂又は金属からなることを特徴とする請求項1から13の何れかに記載のノーズパッド組立体。
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