JP2005257007A - 湯水混合水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンチング現象を抑えて湯水の混合温度の安定化性能の向上を図ることができる湯水混合水栓を提供すること。
【解決手段】 弁体1を挟むように湯弁座2および水弁座3を設け、湯弁座2および水弁座3に対する弁体1の開度に応じた流量の湯および水をその下流側にある混合部4に送り、この混合部4に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水を外部に吐出するように構成された湯水混合水栓であって、湯弁座3および/または水弁座3の前方に径がほぼ一定であるストレート部分17または前方ほど広がるテーパ部分を連設してある。 【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、湯と水との混合比を変える弁体を備え、自動温度調整機能を持つ湯水混合水栓に関する。
例えば浴室や洗面台などに設置される自動温度調整機能を持つ湯水混合水栓として、弁体を挟むように湯弁座および水弁座を設け、湯弁座および水弁座に対する弁体の開度に応じた流量の湯および水をその下流側にある混合部に送り、この混合部に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水を外部に吐出するように構成され、また、混合部中に設けた感温作動部により前記弁体を移動させ、湯および水の混合比を自動調整するように構成されたものがある。上記構成からなる湯水混合水栓では、例えば給湯・給水圧の変動などによって湯および水の混合比が変わり、それを受けて混合水の温度が変化しても、すぐにその温度を元の設定温度に戻すことができる。
しかし、上記従来の湯水混合水栓では、水弁座のシート面部がほぼ平面であったので、弁体が水弁座のシート面部近傍に移動してきた際、この水弁座のシート面部から弁体までの距離と、水弁座のシート面部と弁体との間を通る水の流量とがほぼ比例していた。そのため、弁体が水弁座に近づいたときに、弁体の開度の時間的な変化が大きいことが原因となって、ハンチングが起きて混合水の温度がすぐに安定しないという問題があった。
この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ハンチング現象を抑えて湯水の混合温度の安定化性能の向上を図ることができる湯水混合水栓を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の湯水混合水栓は、弁体を挟むように湯弁座および水弁座を設け、湯弁座および水弁座に対する弁体の開度に応じた流量の湯および水をその下流側にある混合部に送り、この混合部に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水を外部に吐出するように構成された湯水混合水栓であって、湯弁座および/または水弁座のシート面部の前方に径がほぼ一定であるストレート部分または前方ほど広がるテーパ部分を連設してあることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る湯水混合水栓では、ストレート部分またはテーパ部分を設けたことによって弁座のシート面部に対してその近傍にまで移動してきた弁体の開度の時間的な変化を小さくすることができるので、従来の湯水混合水栓のようにハンチングが生じることがなく、極めて短い時間で所定温度(例えば40℃)の混合水を吐出する状態に安定することになる。
図1および図2は、この発明の一実施例を示し、図1は、この発明の一実施例に係る湯水混合水栓の構成を概略的に示す側面図、図2は、水弁座部材の構成を概略的に示す説明図である。
この実施例の湯水混合水栓は、弁体1を挟むように湯弁座2および水弁座3を設け、湯弁座2および水弁座3に対する弁体1の開度に応じた流量の湯および水をその下流側にある混合部4に送り、この混合部4に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水を外部に吐出するように構成されている。
詳しくは、弁体1には混合部4内に配置される感温作動部としてのサーモエレメント5が連結され、このサーモエレメント5および弁体1は、ばね6によって図中左側に付勢されている。また、サーモエレメント5は内部にサーモワックス7を収容し、このサーモワックス7が混合部4内の混合水からの熱によって膨張すると、ピン8を図中左側に押し出すように構成されている。そして、このピン8の先端はピン受け部材9に当接しており、このピン受け部材9はバイアススプリング10により図中右側に付勢されている。
ここで、バイアススプリング10の図中左端は、湯水混合水栓の温度調整ハンドル(図示していない)の回動操作に連動して図中において左右方向に移動する連動部材11に当接している。そのため、温度調整ハンドルを回動操作すると、連動部材11のバイアススプリング10に対する付勢力が変化し、これにより、弁体1が図中左右方向に移動することになる。
なお、12および13は混合部4を内部に有する第1ハウジング14に設けられた湯導入口および水導入口、15は弁体1の外周壁に設けられた環状のパッキンである。また、16は水弁座3が設けられ、サーモエレメント5に挿通される水弁座部材である。
ここまでの構成は、従来の湯水混合水栓と何ら変わるところがない。そして、この実施の形態の湯水混合水栓は、前記水弁座3の構造に特徴がある。すなわち、図2中の拡大図に示すように、水弁座3のシート面部3aは環状をしており、かつ外側ほど前側(図中右側)に位置するテーパ状に形成されている。また、シート面部3aの前方(図中右側)には、同じく環状で内径がほぼ一定であるストレート部分17が設けられ、さらに、このストレート部分17の前方(図中右側)には、環状で先端側(図中右側)ほど内径が大きくなる曲面部分18が設けられている。
ここで、前記ストレート部分17の図中左右方向の長さは0.1〜0.5mmの範囲で設定され、好ましくは0.2〜0.4mmの範囲で設定される。また、ストレート部分17の内周面と、前記弁体1におけるストレート部分17の内側を移動する部分1aの外周面との間には適宜の隙間が形成されるように構成されている。
上記の構成からなる湯水混合水栓では、湯導入口12からハウジング14内に入った湯は、弁体1と湯弁座2との間を通り、混合部4に至る。一方、水導入口13からハウジング14内に入った水は、弁体1と水弁座3との間を通り、混合部4に至る。そして、混合部4に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水は、湯水混合水栓の外部に吐出される。
ここで、例えば給湯・給水の圧の変動などによって混合部4における湯および水の混合比が変わり、混合部4内の混合水の温度が高くなると、混合部4内のサーモエレメント5のサーモワックス7が膨張してピン8を図中左側に押し出し、サーモエレメント5全体が図中右側に移動する。それに伴って弁体1が湯弁座2側へと移動し、水の流量比が増えて、混合水の温度が元に戻る。反対に、混合水の温度が低くなった場合には、前記サーモワックス7が収縮してピン8がサーモエレメント5内(すなわち図中右側)に後退し、サーモエレメント5全体が図中左側に移動する。それに伴って弁体1が水弁座3側へと移動し、湯の流量比が増えて、混合水の温度が元に戻る。このようにして、混合水の自動温度調整が行われる。
そして、上記湯水混合水栓では、弁体1を水弁座3のシート面部3aに近づける際、弁体1と水弁座3との間を経て流れる水の流量は、弁体1が曲面部分18内を図1において右側から左側に移動するに伴って小さくなり、また、弁体1がストレート部分17内を図1において右側から左側に移動する間はほぼ一定となり、さらに、弁体1がストレート部分17内を通過した後、シート面部3aに向かって移動するに伴って小さくなる。
従って、前記湯水混合水栓では、例えば、水のみを吐出する状態から混合水を吐出する状態となるように温度調整ハンドルを操作したようなときに、前記ストレート部分17を設けたことによって水弁座3のシート面部3aに対してその近傍にまで移動してきた弁体1の開度の時間的な変化を小さくすることができるので、従来の湯水混合水栓のようにハンチングが生じることがなく、極めて短い時間で所定温度(例えば40℃)の混合水を吐出する状態に安定することになる。
この発明は、上記の実施の形態に限られず、種々に変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では、熱膨張・収縮するサーモワックス7を収容したサーモエレメント5を感温作動部として備えたタイプの湯水混合水栓を示しているが、このような構成に限られず、形状記憶合金を用いてコイル状に形成された感温スプリングを感温作動部として備えたタイプの湯水混合水栓であってもよい(例えば、特願2004−007230の願書に添付した明細書および図面参照)。
また、水弁座3のシート面部3aに連設したストレート部分17および曲面部分18に相当する構成を、湯弁座2のシート面部に対して設けてもよい。すなわち、通常、水弁座3に向けて流れてくる水の圧の方が湯弁座2に向けて流れてくる湯の圧よりも大きく、上記ハンチングは弁体1を水弁座3のシート面部3aに近づけたときに生じることが多いので、上記実施の形態では水弁座3のシート面部3aにのみストレート部分17および曲面部分18を連設しているが、前記湯の圧が前記水の圧と同等程度である場合などには、上述したようにストレート部分17および曲面部分18に相当する部分を湯弁座2のシート面部に連設することが好ましい。
さらに、前記ストレート部分17に代えて、シート面部3aの前側に前方ほど広がるテーパ部分(図示していない)を設けてもよい。ここで、シート面部3aが前方ほど広がるテーパ状となっている場合には、このシート面部3aのテーパ角度よりテーパ部分のテーパ角度が小さくなるように設定することが好ましい。
この発明の一実施例に係る湯水混合水栓の構成を概略的に示す側面図である。 水弁座部材の構成を概略的に示す説明図である。
符号の説明
1 弁体
2 湯弁座
3 水弁座
3a シート面部
4 混合部
17 ストレート部分

Claims (1)

  1. 弁体を挟むように湯弁座および水弁座を設け、湯弁座および水弁座に対する弁体の開度に応じた流量の湯および水をその下流側にある混合部に送り、この混合部に至った湯または水またはそれらを混合してなる混合水を外部に吐出するように構成された湯水混合水栓であって、湯弁座および/または水弁座のシート面部の前方に径がほぼ一定であるストレート部分または前方ほど広がるテーパ部分を連設してあることを特徴とする湯水混合水栓。
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