JP2005253906A - 腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術における吸引式把持鉗子 - Google Patents
腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術における吸引式把持鉗子 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術において従来より用いられている把持鉗子は把持するポイントのない球形の目的物は把持しずらく、また挟鉗し把持することで保存すべき組織の挫滅や出血をきたすことが多かった。
【解決手段】この発明は、臓器および腫瘤を挟鉗することなく陰圧にて吸引し把持することで目的物を挟鉗することなく支持するができ、球形の物も把持しやすくさらに出血や臓器の損傷などのリスクを軽減し手術を行うこと可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】この発明は、臓器および腫瘤を挟鉗することなく陰圧にて吸引し把持することで目的物を挟鉗することなく支持するができ、球形の物も把持しやすくさらに出血や臓器の損傷などのリスクを軽減し手術を行うこと可能とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、医学特に外科などにおける腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術においてに用いる鉗子に関する。
現在腹腔鏡および開腹手術において用いられている鉗子は金属性であり挟鉗(はさむの意・以下挟鉗とす)することで把持していた。
特になし
しかしながら、現在までの技術によれば、挟鉗するポイントのない球形の臓器および腫瘤は把持しにくく、さらに把持を目的として挟鉗することで本来保存すべき臓器が挫滅したり、また挟鉗することで出血をきたすことが多い。そこで、この発明は、臓器および腫瘤を挟鉗することなく把持し支持することでより出血や臓器の損傷などのリスクを軽減し手術を行うことを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、腹腔鏡に用いられている鉗子の柄の部分を内部が空洞である金属性のストロー状とし、その先に半球状もしくはラッパ状の把持部分をつけ対側から陰圧をかけることで目的物を把持することを特徴とする吸引式把持鉗子である。
また、第二発明は、半球状もしくはラッパ状の把持部分に塩化ビニルやゴムなど目的に応じた軟度のある素材を用いることにより、外筒部とともに従来より手術に用いられているトラッカールより挿入し外筒をずらし把持鉗子部分を露出し吸引をかけ陰圧にて把持することができる。また、外筒を先端に向けてずらし把持鉗子をたたむことでトラッカールより抜去することができる吸引式把持鉗子である。また同様の操作で小切開による狭い切開創からの鉗子の挿入および抜去が可能である。
第一発明または第二発明によれば挟鉗するポイントのない球形や挫滅や出血のリスクの高い臓器および腫瘤を陰圧に吸引することで把持できるため、腹腔鏡および小開腹による手術のリスクを軽減しより手術が行い易くなる。
この発明の一実施形態を、図1に示す。
吸引式把持鉗子の本体1(柄)の部分は金属性であり中空のストロー型である。本体2(把持鉗子)の部分は、塩化ビニルやゴムなどの軟度のある半球状もしくはラッパ状の把持部である。本体3(吸引接合)の部分は陰圧とするため吸引管と接合する。本体4(外筒)の部分は本体と共にトラッカールより挿入、挿入後外筒を後方にずらすことで把持鉗子部分を露出し、また先端側にずらすことで把持鉗子部分を格納する。
吸引式把持鉗子の本体1(柄)の部分は金属性であり中空のストロー型である。本体2(把持鉗子)の部分は、塩化ビニルやゴムなどの軟度のある半球状もしくはラッパ状の把持部である。本体3(吸引接合)の部分は陰圧とするため吸引管と接合する。本体4(外筒)の部分は本体と共にトラッカールより挿入、挿入後外筒を後方にずらすことで把持鉗子部分を露出し、また先端側にずらすことで把持鉗子部分を格納する。
本体2(把持鉗子)の部分は、塩化ビニルやゴムなどの軟度のある半球状もしくはラッパ状とし、たたむことで外筒への格納を可能にすることにより従来より用いられているトラッカールおよび狭い切開創からの挿入、抜去が可能である。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、目的物を、挟鉗することなく把持し支持することができるため挫滅や出血のリスクを著明に減少させることができる。従来より用いられているトラッカールや狭い術野からの挿入、抜去が可能であるため術中にその組織に合った素材、大きさなど選択することもできる吸引式把持鉗子である。
この実施形態によれば、目的物を、挟鉗することなく把持し支持することができるため挫滅や出血のリスクを著明に減少させることができる。従来より用いられているトラッカールや狭い術野からの挿入、抜去が可能であるため術中にその組織に合った素材、大きさなど選択することもできる吸引式把持鉗子である。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、把持鉗子部分は、半球状もしくはラッパ状であったが、他の実施形態では三角錐、四角錐でも良くまた線上の滑り止めを縁に平行に複数つけることも可能である。吸引接合部に吸引圧調整器とつけることも可能である。外筒部は取り外して使用することも可能である。
図1の実施形態では、把持鉗子部分は、半球状もしくはラッパ状であったが、他の実施形態では三角錐、四角錐でも良くまた線上の滑り止めを縁に平行に複数つけることも可能である。吸引接合部に吸引圧調整器とつけることも可能である。外筒部は取り外して使用することも可能である。
1 本体・柄部分 2 把持鉗子部分 3 吸引接合部分
4 陰圧維持バルブ 5 外筒
4 陰圧維持バルブ 5 外筒
Claims (2)
- 腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術において吸引を用い陰圧にて把持することで臓器および腫瘤などの目的物を挟鉗することなく把持することを目的とする吸引式把持鉗子
- 把持部分に半球状もしくはラッパ状などの軟度のある素材を用いることにより、従来より手術に用いられているトラッカールおよび体外法などの小視野の開腹創より挿入し吸引をかけ陰圧にて把持することができる吸引式把持鉗子
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111605A JP2005253906A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術における吸引式把持鉗子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111605A JP2005253906A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術における吸引式把持鉗子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005253906A true JP2005253906A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35080203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004111605A Pending JP2005253906A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 腹腔鏡手術および体外法などの小視野の開腹手術における吸引式把持鉗子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005253906A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021122618A1 (en) | 2019-12-16 | 2021-06-24 | Solike Trading Gmbh | Tissue holding device |
-
2004
- 2004-03-09 JP JP2004111605A patent/JP2005253906A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021122618A1 (en) | 2019-12-16 | 2021-06-24 | Solike Trading Gmbh | Tissue holding device |
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