JP2005253890A - 遊技機治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送・保管中に遊技機に傷を付けることなく、遊技機体の積み卸し時にかかる人手、作業の神経、時間を削減できる遊技機治具を提供する。
【解決手段】 遊技機を固定してパレット上に載置するための遊技機治具であって、パレットの中央に設置される中央固定手段と、パレットの左端に設置される左端固定手段と、パレットの右端に設置される右端固定手段と、を有し、左端固定手段と中央固定手段、又は右端固定手段と中央固定手段によって形成される遊技機挿入部に、少なくとも1以上の遊技機を載置して固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技機治具に関し、詳しくは遊技機等の工場出荷時において、遊技機の移動及び保管時に遊技機体をパレット等に固定する遊技機治具に関する。
従来、遊技機等、特にパチンコ機の工場出荷時において、横積みで複数の遊技機台を載置するためのパレット(図6,図9参照)にパチンコ機体を横倒しの状態にして載置し、機体同士をパレット上で組み合わせて留めひも52やゴムバンド等で固定し、機体自体はパレットに固定せずに搬送や保管をするのが一般的であった(図10参照)。
従来技術例として、パチンコ遊技機が固定される内フレームと、内フレームを回転可能に軸支する外フレームと、外フレームに対して回転する内フレームを、2以上の位置で固定可能な固定機構とを備え、パチンコ遊技機の組み立て又は解体に用いるパチンコ遊技機用治具がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−186716号公報
しかしながら、パチンコ機の工場出荷における搬送や保管時の積み卸し作業にはパチンコを倒さないようにすることが必要である。例えば、1パレットにパチンコ機を6台積む場合、各機体を横にしてロの字に組み、上部をひも等で縛るのが一般的であるが(図10,図11参照)、ロの字に組み込んでひもで縛るまでにパチンコ機を支える人間が3人は必要となる。また、各機体を横にして並列積む場合にも(図12参照)、先に置いた機体がドミノ倒しにならないように神経を使う必要があり、上記同様にパチンコ機を支える人間が必要になる。よって、従来パチンコ機の取り扱いについて、人手、神経、及び時間を要していた。また、パレット上では、機体を組み合わせてゴムバンドで機体同士を固定するだけであったので、搬送中にパチンコ機同士がぶつかって機体に傷、欠損が生じるという問題があった。
また、上記特許文献1記載のパチンコ遊技機用治具は、組み立て又は解体に用いるための治具であり、パレットを使用した遊技機体の搬送、保管の用途に適していない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の保管治具を1組とし、1パレット上に複数のパチンコ機を支えて保管状態にするので、搬送・保管中に遊技機に傷を付けることなく、遊技機体の積み卸し時にかかる人手や時間を削減できる遊技機治具を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、パレットに設置される少なくとも1以上の固定手段によって、遊技機をパレット上に固定することを特徴とする。
また、本発明によれば、遊技機を固定してパレット上に載置するための遊技機治具であって、パレットの中央に設置される、少なくとも1以上の中央固定手段と、パレットの左端に設置される左端固定手段と、パレットの右端に設置される右端固定手段と、を有し、左端固定手段と中央固定手段、又は右端固定手段と中央固定手段によって、少なくとも1以上の遊技機をパレット上に固定することを特徴とする。
また、本発明によれば、中央固定手段、左端固定手段、及び右端固定手段は、パレットに着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明によれば、中央固定手段、左端固定手段、及び右端固定手段は、パレットに接触するベース部と、ベース部に形成される、少なくとも1以上の遊技機固定部と、ベース部に形成され、各固定手段をパレットに固定するための、少なくとも2以上のパレット留め部と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、遊技機固定部は、所定のクリアランスを設けていることを特徴とする。
また、本発明によれば、遊技機固定部は、ベース部に取り付けられた取付部材の内側に、遊技機背面を保護するための背面保護部材と、遊技機前面を保護するための前面保護部材と、遊技機側面を保護するための側面保護部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明によれば、背面保護部材、前面保護部材、側面保護部材は、取付部材に着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明によれば、背面保護部材、前面保護部材、側面保護部材は、樹脂で形成されることを特徴とする。
また、本発明によれば、背面保護部材、前面保護部材、側面保護部材は、角がないように形成されていることを特徴とする。
また、本発明によれば、パレット留め部は、ベース部に着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明によれば、取付部材は、ベース部に着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明によれば、取付部材は、ベース部上でスライド可動であることを特徴とする。
また、本発明によれば、パレット留め部は、ベース部上に形成された挿入口を有し、ネジ型の留め部材が挿入口に挿入され、挿入された留め部材がパレット穴に差し込まれることによって、各固定手段がパレットに固定されることを特徴とする。
また、本発明によれば、ベース部は、パレット側面から各固定手段をパレットに固定するためのパレット側面固定部を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、背面保護部材、前面保護部材、側面保護部材は、取付部材に形成されるねじ穴からねじ止めされることにより取付部材に固定されることを特徴とする。
また、本発明によれば、ベース部及び取付部材は、金属で形成されることを特徴とする。
また、本発明によれば、取付部材は、側面保護部材が取り付けられ、一方の側端が長く、他方の側端が短い、L字状の側面板と、背面保護部材が取り付けられ、側面板の長い方の側端から垂直に形成される背面板と、前面保護部材が取り付けられ、側面板の短い方の側端から垂直に形成される背面板と、で構成され、真横から見た形状がL字状であり、かつ真上から見た形状がコの字状であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の効果として、遊技機が倒れないように各機体を支え、遊技機を従来のように横倒しにする必要がなく、機体を立てた状態で固定することにより、搬送及び保管ができるので、パレットの積み卸し時に機体を支える人手がいらず、また、積み卸し作業の神経、時間を要さない。また、フォークリフト作業時の動きにも機体を十分支えることができる。
また、本発明によれば、第2効果として、パレットに差し込むだけで固定でき、かつ着脱自在なので、既存のパレットをそのまま使用でき、また、治具を必要としない、一般的なパレットに容易に変更可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1である遊技機治具を示す外観斜視図である。図1に示すように、従来のパレット1の中央部分には、中央固定手段である遊技機治具(C)3、パレット1の左右両端部分には、左端固定手段である遊技機治具(L)2、右端固定手段である遊技機治具(R)4がそれぞれ備え付けられている。
本実施例で使用するパレット1について図6を参照して説明する。パレット1の四方の角は図6(a)の拡大図に示すように様々な形状の複数のパレット穴42〜47が設けられている。また、遊技機体を載置するパレット上面にも、図6には示していないが、リブによって主に多角形状の複数のパレット穴が設けられている(図9参照)。また、図6に示すパレット1の側面にはフォークリフトのフォークを差し込むためのフォークリフト差込口41が設けられている。なお、本発明の実施例である遊技機治具は、従来一般的に使用されているパレットに適用することを特徴としているので、パレットの形状や大きさ、パレット穴の形状等は図6、図9及び図22に示すものに限られない。
図2は本発明の実施例1である遊技機治具のうちの1つを示す外観斜視図である。図2に示す遊技機治具(L)2は、パレット1の左側に備えるものである。図2に示すように、本実施例の遊技機治具(L)2は、金属等のベース部材5上に3つの遊技機固定部13,14,15を備えている。遊技機治具(L)2の各遊技機固定部13〜15は、図4に示す遊技機治具(C)3の各遊技機固定部32〜34にそれぞれ対応して(13と32,14と33,15と34)、遊技機を差し込むスペースである遊技機挿入部を形成する(図1参照)。そして、これら遊技機挿入部に遊技機の下部を差し込むことで機体を固定する。
(ベース部材)
図2に示すようにベース部材5は略長方形状の基板であり、遊技機固定部が取り付けられる基板部54と、その基板部54の片端に形成されるパレット側面固定部53とから成る。ベース部材5のパレット側面固定部53は基板部54に対して垂直に形成される。このパレット側面固定部53は、遊技機治具(L)2をパレットに取り付けた際にパレットの左端の側面に沿うように取り付けられ、遊技機治具(L)2をパレット側面で固定する。また、より固定度を上げるために、図25(a)に示すように遊技機治具(L)2において、パレット側面固定部59を基板部54の両端に対し垂直に設けてもよい。また、図25(b)に示すように遊技機治具(C)3において、パレット側面固定部57を基板部58の両端に対し垂直に設けてもよい。なお、ベース部材5の素材はプラスチック等何でもよいが、強度やコストの点から金属が好ましい。
(遊技機固定部)
また、図2に示すように、上記各遊技機固定部は、ベース部材5に取り付けられた基枠である遊技機取付部材7の内側に、遊技機背面を保護するための背面保護部材10、遊技機前面を保護するための前面保護部材11、及び遊技機側面を保護するための側面保護部材12をそれぞれ備えて成る。また、各遊技機固定部は、遊技機の抜き差し等がしやすいように、遊技機をパレットに設置したときに機体が傾いても機体同士がぶつからない程度の適度なクリアランスを設けており、このクリアランスは例えば+7mm前後が望ましい。
また、各遊技機固定部13〜15は、載置する遊技機の方向が同一になることで機体同士がぶつからないように、例えば本実施例では、遊技機固定部13と遊技機固定部14とが逆向きに備えられている。
(保護部材)
各保護部材10,11,12は略直方体の形状であり、遊技機取付部材7に着脱可能である。各保護部材10,11,12は、遊技機取付部材7の前面、背面、側面にそれぞれ設けられた保護部材留め部によってネジ留めされる。また、図2に示すように、背面保護部材10は前面保護部材11より高く、また、側面保護部材12は、その両端を背面保護部材10及び前面保護部材11にそれぞれ合わせた高さとし、L字状になっている。前面保護部材11の高さが低くなっている理由は、パチンコ機の前面下部には玉皿が突出して設けられており、その玉皿ごと遊技機固定部に差し込むようにすると玉皿を傷つけてしまうおそれがある。よって、玉皿を遊技機固定部の外に出すようにして、機体の下部である木枠のみを固定部に差し込めるようにするために前面保護部材11を低くしている。
また、各保護部材は樹脂、例えばPEで形成され、かつ各保護部材上部の、遊技機体に接する部分が、角がないように形成されているので、遊技機の木枠や玉皿を傷つけることがない。なお、本実施例の各保護部材は面取りを行い、遊技機に接触する部分を斜面状にしているが、保護部材上部の形状は、丸みをおびさせてもよい。
(遊技機取付部材)
遊技機取付部材7は、上記各保護部材10,11,12を取り付けるための部材であり、その形状は前面、背面、側面において各保護部材の形状に合わせた形状とする。すなわち、図2に示すように、L字状の側面部分はベース部材と平行に形成され、かつ側面部分の両端と垂直に前面部と背面部とが形成され、真上から見た形状がコの字状になっている。また、遊技機取付部材7の形成素材はプラスチック等何でも適用できるが、強度やコストの面から金属等が好ましく、遊技機取付部材自体は、ベース部材に着脱可能であってもよい。
また、図2に示す遊技機取付部材7をベース部材5に完全に固定せずに、ベース部材5上においてスライド可能に取り付けるようにしてもよい。遊技機取付部材7をスライド可動式にすることにより、各遊技機固定部13〜15の位置を変えることができ、遊技機を載置した場合の機体同士の間隔を調整することができる。
また、図2に示すように、ベース部材5の両端にはパレット留め具8,9及びパレット留め具16,17を差し込むための挿入口である穴がそれぞれ設けられており、それぞれの穴にパレット留め具を挿入する。挿入後の遊技機治具(L)2の裏面は図13に示すようになる。このパレット留め具は、パレットに形成されたパレット穴に差し込んで遊技機治具(L)2を固定するためのものである。なお、本実施例ではパレット留め具は金属製のネジ型を想定しているが、素材及び形状はこれに限られない。また、パレット留め具の数についても、本実施例ではベース部材両端に2つずつ設ける構成としたが、図16に示すように、ベース部材両端に1つずつ設けてもよい。さらには、治具のパレットへの固定度をより上げるために、ベース部材両端のみに限らず、ベース部材の任意の場所にパレット留め具穴を設け、2つ以上のパレット留め具を使用してもよい(図24参照)。また、図24に示すように板状のパレット留め具A,Bをベース部材の裏面に備えてパレット穴に差し込むようにしてもよい。この板状のパレット留め具A,Bはベース部材に着脱可能としてもよい。このようにすることで、例えば、ベース部材の裏面に板状パレット留め具を取り付ける部分を任意の場所に複数設けておき、使用するパレット穴にあわせて取り付ける位置を変えることができる。
図3は本発明の実施例1である遊技機治具のうちの1つを示す外観斜視図である。図3に示す遊技機治具(R)4は、パレット1の右側に備えるものである。ベース部材、各遊技機固定部、各保護部材、各パレット留め具等の基本構成は上記遊技機治具(L)2と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図4は本発明の実施例1である遊技機治具のうちの1つを示す外観斜視図である。図4に示す遊技機治具(C)3は、パレット1の中央に備えるものである。ベース部材、各遊技機固定部、各保護部材、各パレット留め具等の基本構成は上記遊技機治具(L)2及び遊技機治具(R)4と同様である。ただし、遊技機治具(C)3は、1つの遊技機固定部で2つの遊技機体を支持固定することになるため、安定性の強化面から遊技機固定部32及び遊技機固定部34の下方には、パレット留め具39及び40がそれぞれ設けられている。このパレット留め具39及び40は左右対称にベース部材26の裏面に設けられており、パレット穴に差し込まれる(図18参照)。
以上、上記3本の遊技機治具2,3,4は、図5に示すようにパレット1の上方から取り付けられ、図1に示すようにパレット1上に固定された状態になる。そして、遊技機体を遊技機挿入部に差し込むことにより、遊技機体の重みによって各遊技機治具は、より固定される。
そして、図5(b)の拡大図に示すように、例えば、遊技機治具(R)4のパレット留め具22及び23の下方に突出した部分をパレット穴42とパレット穴46との間の板に挟み込むように挿入することによって、遊技機治具をパレットに固定する。この場合、図示はしないが、もう一方のパレット留め具24及び25も同様にパレット穴に挿入する。
または、図14,図15に示すように、例えば、遊技機治具(L)2裏面のパレット留め具の下方突出部分をパレット穴46,47に挟み込むように挿入してもよい。この場合、パレット穴46,47の位置に合うように予めベース部材にパレット留め具を設ける必要がある。よって、様々な位置のパレット穴に対応させるために、予め遊技機治具のベース部材の両端や中央部分等の各部分にパレット留め具を差し込むための穴を複数設けておき、使用するパレットに応じて、パレット留め具を差し込む穴を選べるようにするのが望ましい。
また、遊技機治具(C)のパレット1への取り付けは、図17及び図18に示すように、パレット中央部のパレット穴にパレット留め具39,40を差し込むことによって、遊技機治具をパレットに固定する。
そして、パレット1に3本の遊技機治具を設置した後、図7に示すようにパチンコ機50を立てた状態のまま、機体の下部を差し込むように遊技機治具の遊技機固定部に載置する。そして、図8に示すように別のパチンコ機51をパチンコ機50と逆向きにして真ん中の遊技機固定部に載置する。このようにして、パレット上に固定された遊技機治具の各遊技機固定部に順番にパチンコ機体を載せていく。そして、以上のようにパチンコ機が載置されると、機体の重みによって各遊技機治具2,3,4がパレット1に固定される。
以上のように、図19及び図20に示すように、パレット上の6個所全てにパチンコ機を載置して各機体の上方をゴムバンド等の留め具で固定する。このようにゴムバンドで機体同士を固定すると、ゴムバンドの力によってパレット中央部寄りに各機体が傾いて固定され、着脱のために設けたクリアランスがなくなるので、機体のがたつきがなくなる。そして、フォークリフト等で機体の載ったパレットを搬送し、図21に示すように段上に積み重ねて保管する。
なお、本実施例では、従来のパレット上に載置する機体数が一般的に6台であったことを踏まえ、遊技機治具の遊技機固定部数を6個所としたが、パレット等の大きさによって機体固定部の数や治具の大きさを変更できるものとする。また、パチンコ機体を6台以上載置する場合は、遊技機の寸法を考慮しながら間隔をあけてパレット中央に取り付ける遊技機治具(C)を複数取り付けてもよい。
図23は、本発明の実施例2である遊技機治具を示す外観斜視図である。図23に示すように、本実施例の遊技機治具A,B,及びCは、左端、中央、右端の各遊技機固定部を1組としてベース部材上に備え、パレットに着脱可能な構成とする。そして、例えば遊技機治具Aをパレット前方に、遊技機治具Bパレット中央に、遊技機治具Cをパレット後方に、それぞれ取り付けるものとする。パレットへの取り付けは上記実施例1と同様、ベース部材上に設けたパレット留め具によってパレット穴に差し込んで治具を固定する。
以上、本発明の実施例である遊技機治具によれば、パチンコ機が倒れないように治具が各機体を支えるので、パレットの積み卸し時に機体を支える人手がいらず、また、積み卸し作業の神経、時間を要さない。また、フォークリフト作業時の動きにも機体を十分支えることができる。
また、本発明の実施例である遊技機治具によれば、遊技機を従来のように横倒しにする必要がなく、機体を立てた状態で搬送及び保管ができるので2種パチンコの役物の損傷を防止できる。
また、本発明の実施例である遊技機治具はパレットに差し込むだけで固定でき、かつ着脱自在なので、既存のパレットをそのまま使用でき、また、治具を必要としない、一般的なパレットに容易に変更可能である。
また、本発明の実施例である遊技機治具によれば、遊技機固定部の内側が樹脂、例えばPEで形成され、かつ着脱自在に構成しているので遊技機に傷を付けることなく取り扱いが可能となり、更に、遊技機の外郭寸法変更に柔軟に対応できる。
また、本発明の実施例である遊技機治具によれば、遊技機固定部は、遊技機をパレットに設置したときに機体が傾いても機体同士がぶつからない程度の適度なクリアランスを設けているので、遊技機の抜き差しや固定がしやすい。また、遊技機が傾いても遊技機同士がぶつからない構造である。
また、本発明の実施例である遊技機治具によれば、機体を載置したパレットを上下に重ねて段上に保管することが可能であるとともに、治具のみがパレットに取り付いている時も積み重ね可能であり、樹脂製パレットの構造を生かした簡易な治具固定方法をとっているので設備変更が容易である。
以上、本発明の実施例について説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、パチンコ機等の遊技機に限らず、横倒しにする必要なく機体をパレット上に固定して搬送、保管することができるので、比較的大きな筐体を有し、機体の取り扱いに注意を要する機器等について幅広く適用可能である。
本発明の実施例1である遊技機治具を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(R)を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(C)を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具のパレットへの取付を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1にかかるパレットを示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具の遊技機の設置を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具の遊技機の設置を示す外観斜視図である。 本発明の実施例にかかるパレットを示す外観図である。 従来における遊技機のパレット設置を示す外観斜視図である。 従来における遊技機のパレット設置の一例を示す外観斜視図である。 従来における遊技機のパレット設置を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)のパレット留め具を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)のパレットへの取付を示す外観図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)のパレットへの取付を示す外観図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)のパレット留め具を示す外観図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(C)のパレットへの取付を示す外観図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(C)のパレットへの取付を示す外観図である。 本発明の実施例1である遊技機治具に遊技機を載置した状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具に遊技機を載置した状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具に遊技機を載置した保管状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施例にかかるパレットを示す外観拡大図である。 本発明の実施例2である遊技機治具を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1である遊技機治具(L)のベース部材を示す外観斜視図である。 本発明の実施例1にかかるベース部材の一例を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 パレット
2 遊技機治具(L)
3 遊技機治具(C)
4 遊技機治具(R)
5,18,26 ベース部材
7,27,28 遊技機取付部材
8,9,16,17,22,23,24,25,35,36,37,38,39,40 パレット留め具
10,29 背面保護部材
11,30 前面保護部材
12,31 側面保護部材
13,14,15,19,20,21,32,33,34 遊技機固定部
41 フォークリフト差込口
42,43,44,45,46,47 パレット穴
50,51 パチンコ機
52 留めひも
53,55,57,59 パレット側面固定部
54,56,58 基板部

Claims (17)

  1. パレットに設置される少なくとも1以上の固定手段によって、遊技機を前記パレット上に固定することを特徴とする遊技機治具。
  2. 遊技機を固定してパレット上に載置するための遊技機治具であって、
    前記パレットの中央に設置される、少なくとも1以上の中央固定手段と、
    前記パレットの左端に設置される左端固定手段と、
    前記パレットの右端に設置される右端固定手段と、を有し、
    前記左端固定手段と前記中央固定手段、又は前記右端固定手段と前記中央固定手段によって、少なくとも1以上の遊技機を前記パレット上に固定することを特徴とする遊技機治具。
  3. 前記中央固定手段、前記左端固定手段、及び前記右端固定手段は、前記パレットに着脱可能であることを特徴とする請求項2記載の遊技機治具。
  4. 前記中央固定手段、前記左端固定手段、及び前記右端固定手段は、
    前記パレットに接触するベース部と、
    前記ベース部に形成される、少なくとも1以上の遊技機固定部と、
    前記ベース部に形成され、前記各固定手段を前記パレットに固定するための、少なくとも2以上のパレット留め部と、
    を有することを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機治具。
  5. 前記遊技機固定部は、所定のクリアランスを設けていることを特徴とする請求項4記載の遊技機治具。
  6. 前記遊技機固定部は、前記ベース部に取り付けられた取付部材の内側に、遊技機背面を保護するための背面保護部材と、遊技機前面を保護するための前面保護部材と、遊技機側面を保護するための側面保護部材とを備えることを特徴とする請求項4又は5記載の遊技機治具。
  7. 前記背面保護部材、前記前面保護部材、前記側面保護部材は、前記取付部材に着脱可能であることを特徴とする請求項6記載の遊技機治具。
  8. 前記背面保護部材、前記前面保護部材、前記側面保護部材は、樹脂で形成されることを特徴とする請求項6又は7記載の遊技機治具。
  9. 前記背面保護部材、前記前面保護部材、前記側面保護部材は、角がないように形成されていることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の遊技機治具。
  10. 前記パレット留め部は、前記ベース部に着脱可能であることを特徴とする請求項4記載の遊技機治具。
  11. 前記取付部材は、前記ベース部に着脱可能であることを特徴とする請求項6記載の遊技機治具。
  12. 前記取付部材は、前記ベース部上でスライド可動であることを特徴とする請求項6又は11に記載の遊技機治具。
  13. 前記パレット留め部は、前記ベース部上に形成された挿入口を有し、
    ネジ型の留め部材が前記挿入口に挿入され、挿入された該留め部材が前記パレット穴に差し込まれることによって、前記各固定手段が前記パレットに固定されることを特徴とする請求項4記載の遊技機治具。
  14. 前記ベース部は、前記パレット側面から前記各固定手段を前記パレットに固定するためのパレット側面固定部を有することを特徴とする請求項4記載の遊技機治具。
  15. 前記背面保護部材、前記前面保護部材、前記側面保護部材は、前記取付部材に形成されるねじ穴からねじ止めされることにより前記取付部材に固定されることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の遊技機治具。
  16. 前記ベース部及び前記取付部材は、金属で形成されることを特徴とする請求項6から15のいずれか1項に記載の遊技機治具。
  17. 前記取付部材は、
    前記側面保護部材が取り付けられ、一方の側端が長く、他方の側端が短い、L字状の側面板と、
    前記背面保護部材が取り付けられ、前記側面板の長い方の側端から垂直に形成される背面板と、
    前記前面保護部材が取り付けられ、前記側面板の短い方の側端から垂直に形成される背面板と、で構成され、
    真横から見た形状がL字状であり、かつ真上から見た形状がコの字状であることを特徴とする請求項6,7,11のいずれか1項に記載の遊技機治具。
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