JP2005253841A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プレディクトスキャン使用時のモニタリングスキャンから本スキャンへの移行する際のタイミングをより最適にする。
【解決手段】 画像再構成前のサイノグラム(Rawデータ)から得られた予測CT値に基づいてモニタリングスキャンから本スキャンへの移行タイミングを決定する移行タイミング判定手段を備えた。CT画像上のCT値をモニタリングすることに加えて、サイノグラム(Rawデータ)上のデータに対してもモニタリングを行う。画像再構成前に本スキャン開始判定を行うことにより時間の短縮ができ、本スキャン開始時のタイミングがより最適になる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、X線CT装置を用いて造影CT検査を行う際に最適なタイミングで撮影を行うために低線量でモニタリングを行うプレディクトスキャン機能に改良を加えたX線CT装置に関する。
図1は、X線CT装置を簡単にまとめた従来の基本構成図である。図1から明かなようにX線撮影により得られた計測データがスキャナ1から画像処理装置2に送られ、そこで、生(Raw)データの作成および画像の再構成処理を行い、CT画像として画像表示装置3に送られ、そこで断層像として表示される。
プレディクトスキャン機能は、造影剤を用いたCT検査においてある特定部位のCT値の監視を行い、CT値の変動によりスキャン開始時間を調整するスキャン方法である。造影剤は部位により染まる速度が異なるために最適なスキャンタイミングを得るには技師の知識と経験が必要であった。これを自動化するために常にスキャンしておけば最適なタイミングを考慮する必要はなくなるが、これでは被験者の被曝線量が多大なものになってしまう。そこで、低線量でのスキャン、すなわちモニタリングスキャンを行いながらCT値を監視しておき、CT値がある一定の閾値を超えたらモニタリングスキャンを中止し、自動的に通常の線量でのスキャン、すなわち、本スキャンを行えるようにしたのがプレディクトスキャン機能である。
このプレディクトスキャン機能では、図2に示すように、監視したいCT値の領域をCT画像上でROIにより設定を行い、ROI領域内のCT値の加重平均を取ってあらかじめ設定しておいた閾値とこれを比較し本スキャンに移行するかどうかの判定を行っていた。また、このROI領域のCT値の変動をグラフ化して表示しておくことにより技師がグラフをもとに手動でスキャンを行う、強制スキャンを可能としている。このようなプレディクトスキャン機能については、特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2002−191594号公報
モニタリングスキャンから本スキャンへの移行に時間がかかり、またCT画像上のCT値と被験者のリアルタイムでのCT値の間に差があるため、本スキャン開始時には造影の進行具合は設定した閾値よりも進んでいることがある。そのため、モニタリングスキャンから閾値比較までの時間が長くなると最適な本スキャン開始のタイミングの判定が遅くなり、それによる造影剤注入時間が長くなり、被験者への負担が増大するという問題がある。
本発明の目的は、上述の課題に鑑み、プレディクトスキャン機能における本スキャン開始時のタイミングをより最適に決定し、高画質な断層撮影像を生成することのできるX線CT装置を提供することにある。
本発明に係るX線CY装置の第1の特徴は、X線管と、X線検出器と、これらを搭載して被検体を挟み回転可能なガントリーと、これらを制御してCT画像の撮影を行う制御装置とを有するX線CT装置において、上記制御装置が、造影剤を用いてCT画像の撮影を行う際に上記被検体上の任意の関心領域を最適なタイミングで撮影を行うために当該関心領域をサイノグラム上でモニタリングし、そのモニタリングした値が所定CT値より大きい時モニタリングスキャンから本スキャンへの移行タイミングを決定する移行タイミング判定手段を更に備えたことにある。
従来のプレディクトスキャンではCT画像上でROI領域のCT値の変動を算出していたが、この発明では、閾値判定までの時間を短縮するために、サイノグラム(Rawデータ)上で任意の関心領域をモニタリングし、その関心領域のCT値が所定値より大きい時に本スキャンへの移行タイミングを決定するようにした。これによって、従来のようにモニタリングスキャン、サイノグラム(Rawデータ)作成、画像再構成、CT画像表示/ROI領域内のCT値算出、閾値との比較といった一連の処理の流れを、モニタリングスキャン、サイノグラム(Rawデータ)作成、サイノグラム(Rawデータ)内のROI領域に対応するCT値算出、閾値との比較という簡略化されたものとすることができるので、本スキャン移行時に画像再構成にかかる時間をカットすることができ、本スキャン開始時のタイミングをより最適に決定し、高画質な断層撮影像を生成することができる。
本発明に係るX線CT装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載されたX線CT装置において、前記CT画像上に設定された関心領域をリプロジェクション処理によって前記サイノグラム上に対応付けて特定することにある。これによって、モニタリングすべきサイノグラム上での関心領域の設定を容易に行うことができる。
本発明に係るX線CT装置の第3の特徴は、前記第1の特徴に記載されたX線CT装置において、前記サイノグラム上でモニタリングした値と前記CT画像上の実際のCT値とに基づいて、前記所定CT値を補正することにある。このようにCT画像上の関心領域から実際のCT値を算出した場合には、サイノグラム上の関心領域から算出した時よりも正確なCT値が得られるので、このCT値を用いて補正を行い、次回のモニタリングスキャンに適用することにより精度を向上させることができる。
本発明に係る断層撮影装置によれば、直接サイノグラム上からCT値を計算するために画像再構成処理前に本スキャン開始判定を行うことができ、従来のプレディクトスキャンに比べて本スキャン開始時のタイミングがより最適に決定することができ、高画質な断層撮影像を生成することができる。
以下、添付図面を用いて、本発明に係る断層撮影装置の一実施の形態について詳細に説明する。図3は、本発明に係る多列検出器型X線断層撮影装置の全体構成を示す図である。この多列検出器型X線断層撮影装置のスキャン方式は、ローテート−ローテート方式であり、大きく分けて、スキャナ1と、操作ユニット23と、被検体を載せて移動するための寝台4とから構成されている。
スキャナ1は、中央制御装置10、X線制御装置11、高電圧発生装置12、高圧スイッチングユニット13、X線発生装置14、X線検出器15、プリアンプ16、スキャナ制御装置17、駆動装置18、コリメータ制御装置19、コリメータ20、寝台制御装置21、寝台移動計測装置22などで構成されている。操作ユニット23は、再構成演算装置及び画像処理装置などから構成される演算装置2と、画像表示装置、入力装置、記憶装置などから構成される入出力装置3とで構成される。入力装置は、マウスやキーボードなどで構成された寝台移動速度情報や再構成位置などの計測・再構成パラメータを入力するものであり、記憶装置は、これらの情報を記憶するものであり、画像表示装置は、これらの情報や再構成画像などの各種データを表示するものである。再構成演算装置は、多列検出器から得られたデータを処理するものであり、画像処理装置は、再構成画像などに種々の処理を施して表示装置に表示するものである。
中央制御装置10は、操作ユニット23の入力装置から撮影条件(寝台移動速度、管電流、管電圧、スライス位置など)や再構成パラメータ(関心領域、再構成画像サイズ、逆投影位相幅、再構成フィルタ関数など)を入力し、その指示に基づいて、撮影に必要な制御信号をX線制御装置11、寝台移動装置21及びスキャナ制御装置17に送信し、撮影スタート信号を受けて撮影を開始する。撮影が開始されるとX線制御装置11により高電圧発生装置12に制御信号が送られ、高電圧が高圧スイッチングユニット13を介してX線発生装置14に印加され、X線発生装置14から出射したX線は被検体に照射され、その透過光がX線検出器15に入射される。同時に、スキャナ制御装置17からは、駆動装置18に制御信号が送られ、X線発生装置14、X線検出器15及びプリアンプ16が被検体の周りを周回制御される。一方、寝台制御装置21により被検体を乗せた寝台60が静止することによって、円軌道スキャンが行われ、X線発生装置14等の周回軸方向に平行移動することによって、螺旋軌道スキャンが行われる。
X線発生装置14から出射されたX線は、コリメータ制御装置19によって制御されたコリメータ20によりその照射領域を制限され、被検体内の各組織で吸収(減衰)され、被検体を透過し、X線検出器15で検出される。X線検出器15で検出されたX線は、そこで電流に変換され、プリアンプ15で増幅され、投影データ信号として操作ユニット23の演算装置2に入力される。演算装置2に入力された投影データ信号は、演算装置2内の再構成演算装置で画像再構成処理される。この再構成画像は、入出力装置3内の記憶装置に保存され、入出力装置3の画像表示装置でCT画像として表示される。
図4は、CT値におけるモニタリング領域とサイノグラム(Rawデータ)におけるモニタリング領域との関係を示す図である。図5は、この実施の形態に係るX線CT装置が実行するプレディクトスキャン処理の一例を示す図である。まず、プレディクトスキャン処理を実行する前に、図4に示すように、CT値をモニタリングする領域を設定するためにスキャンを行いCT画像を画像表示装置上に表示する。モニタリング領域をCT画像上のROI領域として設定する。その後、CT画像をサイノグラム(Rawデータ)に変換するReprojection(再構成画像データから投影データを得る手法)処理を行い、CT画像上のROI領域に相当する範囲のデータをサイノグラム(Rawデータ)上に対応付ける。図4にCT画像上のROI領域をReprojection(再構成画像データから投影データを得る手法)処理によって対応付けられたサイノグラム(Rawデータ)領域の一例を示す。図4において、対応付けられたサイノグラム(Rawデータ)領域を斜線のハッチングで示す。このときのサイノグラム(Rawデータ)領域内のサイノグラム値(Rawデータ値)の全加算値をX0、ROI領域のCT値の加重平均をY0として保存しておき、CT値とサイノグラム(Rawデータ)との関係式(1)によって係数kを求める。
Y = −1000 + kX ・・・ (1)
上述の準備が終了したら、図5に示すプレディクトスキャン処理を開始する。まず、最初のステップS51では、モニタリングスキャン処理を実行する。ステップS52では、モニタリングスキャンによって得られたデータからサイノグラム(Rawデータ)を作成する。ステップS53では、モニタリングスキャンによって得られるサイノグラム(Rawデータ)領域のCT値の全加算値Xから、上式(1)によって予測CT値Yを求める。ステップS54では、求められた予測CT値Yを閾値と比較し、その比較結果に応じて処理を分岐する。予測CT値Yが閾値以上の場合には、直ちに本スキャンへ移行するためにステップS57にジャンプする。逆に、予測CT値Yが閾値よりも小さい場合には、次のステップS55に進む。
ステップS55では、予測CT値Yが閾値を超えていないので、通常通り、画像再構成処理を行う。そして、ステップS56では、CT画像を作成し、ステップS51にリターンし、再度モニタリングスキャン処理を実行する。ステップS57では、予測CT値Yが閾値を超えているので、直ちに本スキャンを開始する。この処理において、画像再構成処理を待たずに先にサイノグラム(Rawデータ)領域のデータを使用してCT値のグラフ表示を行い、その後に画像再構成処理を行ってCT画像を表示するようにしてもよい。また、CT値のグラフ表示にあたっては、サイノグラム(Rawデータ)領域から算出したものを使用してもよい。
図6は、この実施の形態に係るX線CT装置が実行するプレディクトスキャン処理の別の一例を示す図である。図5のプレディクトスキャン処理の場合と同様に、処理前の準備処理を行い、この準備処理が終了したら、図6に示すプレディクトスキャン処理を開始する。まず、最初のステップS61では、モニタリングスキャン処理を実行する。ステップS62では、モニタリングスキャンによって得られたデータからサイノグラム(Rawデータ)を作成する。ステップS63では、モニタリングスキャンによって得られるサイノグラム(Rawデータ)領域のCT値の全加算値Xから、上式(1)によって予測CT値Yを求める。ステップS64では、求められた予測CT値Yを閾値と比較し、その比較結果に応じて処理を分岐する。予測CT値Yが閾値以上の場合には、直ちに本スキャンへ移行するためにステップS69にジャンプする。逆に、予測CT値Yが閾値よりも小さい場合には、次のステップS65に進む。
ステップS65では、予測CT値Yが閾値を超えていないので、通常通り、画像再構成処理を行う。そして、ステップS66では、CT画像を作成する。ステップS67では、作成されたCT画像上のROI領域から実際のCT値を算出する。ステップS68では、求められた実際のCT値を閾値と比較し、その比較結果に応じて処理を分岐する。実際のCT値が閾値以上の場合には、直ちに本スキャンへ移行するためにステップS69に進み、逆に、実際のCT値が閾値よりも小さい場合には、ステップS61にリターンし、再度モニタリングスキャン処理を実行する。ステップS69では、実際のCT値が閾値を超えているので、直ちに本スキャンを開始する。この処理においても、画像再構成処理を待たずに先にサイノグラム(Rawデータ)領域のデータを使用してCT値のグラフ表示を行い、その後に画像再構成処理を行ってCT画像を表示するようにしてもよい。また、CT値のグラフ表示にあたっては、ステップS63でサイノグラム(Rawデータ)領域から算出した予測CT値を使用してもよいし、ステップS67でCT画像上のROI領域から算出した実際のCT値を使用してもよい。この実施例のようにCT画像上のROI領域から実際のCT値を算出した場合には、サイノグラム(Rawデータ)領域から算出した時よりも正確なCT値が得られるので、上式(1)にサイノグラム(Rawデータ)領域の全加算値とROI領域の加重平均のCT値を代入して係数kの補正を行い、次回のモニタリングスキャンに適用することにより精度を向上させることができる。
閾値の設定方法については、撮影部位によって異なったり、技師によっても異なるものである。これは、要求する画像が得られる最低のCT値を閾値として設定しているからである。そのため、技師により要求する画像が違えばその閾値も異なることになる。ところが、撮影画像については、閾値以上のCT値の範囲であれば、どこの画像を使用しても問題ないので、この実施の形態では、予測CT値が閾値以上に達した時点で本スキャンを開始するようにしたものである。
また、被験者の負担を軽くするために造影剤を注入する時間はなるべく短時間のほうがよい。また、本スキャンはボリュームスキャンで数秒〜数十秒の撮影を行う。以上のことから、造影の染まり具合は人それぞれであり、造影が抜けるのが早すぎたといった最悪の場合を避けるためには、本スキャン開始タイミングはできるだけ早い方が有利である。本スキャン開始タイミングが早いほど、造影が抜け過ぎたりという事象が起こりにくくなり、有利である。
図7は、造影剤を使用した場合のCT値の変化を示すグラフである。図において、縦軸はCT値、横軸は時間を表す。図では、タイミングt0で造影剤が注入され、注入時間SPの間、注入が継続される。この造影剤注入のタイミングt0から時間Delayが経過することによって、CT値はピークに達する。このとき、閾値はCT値のピークの約80〜95パーセントの間に設定してある。従って、CT値が閾値に到達してから時間t1経過後にCT値はピークに達する。また、CT値が閾値に到達してから移行時間PD経過後に本スキャンが開始する。。造影剤の注入時間SPが経過して造影剤の注入が終了しても、CT値はそのままピーク値を維持し、タイムラグ(time Lag)経過後に徐々にCT値は減少して行く。CT値がピーク値から減少を開始してから時間t2で CT値は閾値に到達する。従って、本スキャンが開始してからCT値が閾値に到達するまでがスキャン時間STとなる。
以上の関係に基づいて、撮影範囲内でスキャンを行うためには、次の式(2)が成立しなければならない。
(SP−Delay)+TimeLag+(t1+t2)≧PD+ST…(2)
ここで、造影剤の注入量を一定とすること移行時間PDが小さいほどスキャン時間を多くとることができる。具体的には、造影剤の注入量を約60[ml]、注入速度を3[ml/s]として、閾値をピーク時の90パーセントに設定する。また、Delayを30秒、タイムラグを15秒、造影剤が流出する時間をDelayの約1.5倍(45秒)とすると、t1は3秒、t2は4.5秒となる。これを式(2)に代入すると、次式(3)のようになる。
(60/3−30)+15+(3+4.5)≧PD+ST…(3)
プレディクトスキャンから本スキャンへの移行時間(PD)は、画像再構成時間+機械的に必要な移行時間と考えられるので、再構成時間を1秒、機械的な移行時間を4秒を上式(3)に代入して、変形すると、
12.5≧1+4+ST
ST≦7.5
となる。一方、この実施の形態のように、サイノグラム(Rawデータ)から算出したCT値を閾値を比較する場合だと、再構成時間が0となるので、ST≦8.5となり、スキャン時間STが長くなり、より多くのCT画像を取得することが可能となる。
なお、上述の実施の形態では、多列検出器型X線断層撮影装置を例に説明したが、単一列検出器型X線断層撮影装置にも同様に適用可能である。また、これに限定されず、中性子線や陽電子やガンマ線や光を用いた断層撮影装置にも適用可能である。スキャン方式も第1世代、第2世代、第3世代、第4世代といずれの方式かに限定されるものではなく、X線源を複数搭載した多管球CTやカソードスキャンCTや電子ビームCTに対しても使用することが可能である。また、検出器形状もX線源を中心とした円筒表面に配置された検出器、平面検出器、X線源を中心とした球面上に配置された検出器、周回軸を中心とした円筒表面に配置された検出器などいずれの検出器にも適用することが可能である。また、螺旋軌道スキャン、円軌道スキャンにも適用することが可能である。
X線CT装置を簡単にまとめた従来の基本構成図である。 従来のプレディクトスキャン機能の概要を示す図である。 本発明に係る多列検出器型X線断層撮影装置の全体構成を示す図である。 CT値におけるモニタリング領域とサイノグラム(Rawデータ)におけるモニタリング領域との関係を示す図である。 この実施の形態に係るX線CT装置が実行するプレディクトスキャン処理の一例を示す図である。 この実施の形態に係るX線CT装置が実行するプレディクトスキャン処理の別の一例を示す図である。 造影剤を使用した場合のCT値の変化を示すグラフである。
符号の説明
10…X線源
11,12,111,112…X線検出器
20,30…再構成画像
1…スキャナ
2…演算装置
3…入出力装置
10…中央制御装置
11…X線制御装置
12…高電圧発生装置
13…高圧スイッチングユニット
14…X線発生装置
15…X線検出器
16…プリアンプ
17…スキャナ制御装置
18…駆動装置
19…コリメータ制御装置
20…コリメータ
21…寝台制御装置
22…寝台移動計測装置
23…操作ユニット

Claims (3)

  1. X線管と、X線検出器と、これらを搭載して被検体を挟み回転可能なガントリーと、これらを制御してCT画像の撮影を行う制御装置とを有するX線CT装置において、
    上記制御装置は、造影剤を用いてCT画像の撮影を行う際に上記被検体上の任意の関心領域を最適なタイミングで撮影を行うために当該関心領域をサイノグラム上でモニタリングし、そのモニタリングした値が所定CT値より大きい時モニタリングスキャンから本スキャンへの移行タイミングを決定する移行タイミング判定手段を更に備えたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 請求項1に記載されたX線CT装置において、前記CT画像上に設定された関心領域をリプロジェクション処理によって前記サイノグラム上に対応付けて特定することを特徴とするX線CT装置。
  3. 請求項1に記載されたX線CT装置において、前記所定CT値を前記サイノグラム上でモニタリングした値と前記CT画像上の実際のCT値とに基づいて補正することを特徴とするX線CT装置。
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