JP2005253604A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 透明板に表示器を取り付けた弾球遊技機において、遊技領域の視認性を良好にする。
【解決手段】 遊技盤1の前方に配置される外ガラス5a、内ガラス5bの間に透明無機ELディスプレイ基板7を配したが、これが透明表示器であるから背後の視認性が低下せず、遊技盤1のデザイン及びゲージ構成の自由度が向上する。内ガラス5bに駆動回路の一部である配線電極14が配設されているから、内ガラス5bに透明無機ELディスプレイ基板7を貼り合わせるだけで、駆動回路と透明無機ELディスプレイ基板7との電気的配線を接続することができる。配線電極14は透明であるから遊技盤1の視認性を損なうことはない。
【選択図】 図1
【解決手段】 遊技盤1の前方に配置される外ガラス5a、内ガラス5bの間に透明無機ELディスプレイ基板7を配したが、これが透明表示器であるから背後の視認性が低下せず、遊技盤1のデザイン及びゲージ構成の自由度が向上する。内ガラス5bに駆動回路の一部である配線電極14が配設されているから、内ガラス5bに透明無機ELディスプレイ基板7を貼り合わせるだけで、駆動回路と透明無機ELディスプレイ基板7との電気的配線を接続することができる。配線電極14は透明であるから遊技盤1の視認性を損なうことはない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、透明または透過型表示器を備えるパチンコ機等の弾球遊技機の技術分野に属する。
特開2001−246097号公報(特許文献1)には、パチンコ機において、遊技盤の前面に配設された2枚の板ガラスのいづれかに可変表示器を固着し、また板ガラスの表面に固着した透視ケーブルにてCPUと可変表示器とを接続して可変表示器に表示用の電気信号を伝送する構成が開示されている。
この特許文献1のパチンコ機は可変表示器が遊技盤上に配設されていないので、遊技球の落下経路が可変表示器によって制限されることを少なくしていることが特徴である。
特開2001−246097号公報
しかし、上記従来の弾球遊技機は、可変表示器が遊技領域を制限することは無いものの、可変表示器として7セグメント表示器やドットマトリクス表示器を用いているので、可変表示器の後方の領域における遊技盤や遊技球の挙動の視認性が低下する。特に、役物や入賞口のように、入球の有無や装置内部での遊技球の挙動を遊技者に視認させることが要求される部品を表示器の背後に配設できないので、遊技盤の釘、役物、入賞口等のレイアウト(いわゆるゲージ構成)が大きく制限されるという問題があった。
上記目的を達成するため、請求項1の弾球遊技機は、遊技盤の前方に2枚重ねで配置される透明板を備えた弾球遊技機において、前記2枚の透明板の間に透明または透過型表示器を配したことにより透明または透過型表示器を透して背後が見えるから、視認性を向上させることが可能になる。また、透明または透過型表示器が遊技盤の視認性を損なわないから、遊技盤のデザイン及びゲージ構成の自由度が向上する。
なお、透明板としてはガラス板やアクリル樹脂等の透明樹脂板が例示される。2枚とも同材質としてもよいし、別々の材質(例えば内側をガラス、外側を樹脂板)としてもよい。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1に記載の弾球遊技機において、前記透明または透過型表示器の表示部の背後に釘、入賞口または役物が配置されていることを特徴とし、上述のように遊技盤のデザイン及びゲージ構成の自由度が向上する。また透明または透過型表示器の背後に釘、入賞口または役物を配置することを可能にしたから、落下してくる遊技球の落下経路を複雑にすることによる面白みを向上させることもできる。
請求項3の弾球遊技機は、請求項1または2に記載の弾球遊技機において、前記透明または透過型表示器は、前記2枚の内で前記遊技盤側となる内側透明板に貼り合わせてあることにより、不意の事故による外側の透明板の破損時に前記表示器の破損を避けることができ、ホール設置後の交換も容易になる。
請求項4の弾球遊技機は、請求項3に記載の弾球遊技機において、前記内側透明板に、前記透明または透過型表示器の駆動回路の少なくとも一部、例えば前記透明または透過型表示器に表示用の電気信号を伝送するための配線電極が配設されているから、内側透明板を用いて透明または透過型表示器との電気的配線を接続することができる。
この内側透明板に配設される駆動回路(その一部)は、少なくとも遊技者に視認される領域では透明にすれば、これが視認性を損なうことはない。
ところで、透明または透過型表示器の駆動回路には例えばIC等の素子が必要であるから、それらを実装するための回路基板を備えなければならない。また、弾球遊技機の透明板は、扉状に開閉可能に弾球遊技機の本体側に取り付けられた前扉によって保持されているのが普通である。
ところで、透明または透過型表示器の駆動回路には例えばIC等の素子が必要であるから、それらを実装するための回路基板を備えなければならない。また、弾球遊技機の透明板は、扉状に開閉可能に弾球遊技機の本体側に取り付けられた前扉によって保持されているのが普通である。
駆動回路を弾球遊技機の本体側に配置して、透明板に取り付けられた表示器との間を特許文献1のパチンコ機のようにケーブルでつないだ場合、前扉の開閉に伴う屈伸の繰り返しでケーブルが断線するおそれがある。その場合、特許文献1のパチンコ機ではケーブルだけを交換することは困難であるから可変表示器までも交換しなければならない。もし、ケーブルだけを交換可能にするなら、屈伸させられる部分だけを独立のケーブルにして、また透明板にもコネクタを設けなければならないが、透明板にコネクタを設けるのは容易ではない。線数が多くなればコネクタも大型化するので、実質上不可能である。
しかしながら、請求項5記載の弾球遊技機は、請求項4記載の弾球遊技機において、前記透明または透過型表示器の駆動回路が設けられている回路基板が、前記2枚の透明板を保持して扉状に開閉可能に前記弾球遊技機の本体側に取り付けられた前扉に固定されているから、回路基板と透明板側とをつなぐ配線が前扉の開閉に伴って屈伸変形することはない。よって、屈伸変形の繰り返しが原因でこの部分が断線するおそれもない。
回路基板と本体側との電気的接続はフレキシブルケーブル等で行うとしても、回路基板(駆動回路)への配線本数は回路基板と表示器との間の配線本数に比べれば格段に少ないから、この部分の接続にはコネクタを使用できる。すなわち、請求項6記載のように、請求項4または5記載の弾球遊技機において、前記透明または透過型表示器の駆動回路と前記弾球遊技機の本体側に配置された表示制御用基板との接続をコネクタを用いて行う構成にできる。こうすれば、かりに断線しても、その部分だけを容易に交換できる。
また、弾球遊技機においては、面替えによる新台入れ替えが行われることがある。具体的には、遊技盤、主制御基板(遊技盤の可変入賞装置等を制御し、大当たりの抽選も行う。)及び表示制御基板等の遊技内容に関わる主要部だけを交換して、枠装置は既設のものを使用する入れ替えである。その際に、請求項6の構成であれば、表示器の駆動回路と古い表示制御用基板との切り離しも新たな表示制御用基板との接続もコネクタによってきわめて容易に行える。
さらには、回路基板と表示制御用基板とをコネクタを用いて電気的に接続するので、接続箇所を減らすことができ、ホール等での透明または透過型表示器の設置、交換を容易にすることができる。この設置、交換時には透明または透過型表示器、透明板、回路基板等からなるディスプレイユニット単位での作業が可能となり作業工数の低減が図れる。
請求項7の弾球遊技機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記透明表示器が透明無機ELディスプレイであることを特徴とする。
無機ELディスプレイは、例えば液晶のように偏光板を使わないため、透過率が高い表示器なので、透明無機ELディスプレイが形成されたガラス基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
無機ELディスプレイは、例えば液晶のように偏光板を使わないため、透過率が高い表示器なので、透明無機ELディスプレイが形成されたガラス基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
請求項8の弾球遊技機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記透明表示器が透明有機ELディスプレイであることを特徴とする。
有機ELディスプレイは、例えば液晶のように偏光板を使わないため、透過率が高い表示器なので、透明有機ELディスプレイが形成されたガラス基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
有機ELディスプレイは、例えば液晶のように偏光板を使わないため、透過率が高い表示器なので、透明有機ELディスプレイが形成されたガラス基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
請求項9の弾球遊技機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記透過型表示器が液晶のシャッターであることを特徴とする。
液晶は、透過率は低いものの、バックライトを当てることにより背面が透過するので、液晶のシャッターが形成された基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
液晶は、透過率は低いものの、バックライトを当てることにより背面が透過するので、液晶のシャッターが形成された基板を配置することによって、その背後の遊技盤等の視認性を低下することを防ぐことが他の表示器に比べ、より一層可能となる。
なお、請求項7の無機ELディスプレイ及び請求項8の有機ELディスプレイは透明表示器の代表例でもあり、請求項9の液晶シャッターは透過型表示器の代表例でもあるが、本発明の透明または透過型表示器はこれらに限定されるわけではない。
請求項10記載の弾球遊技機は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の弾球遊技機おいて、前記内側透明板は板ガラスであるから、耐擦過性に優れており、遊技球が接触する弾球遊技機に好適である。
以下、本発明の実施形態について図1〜3を用いて説明する。図1は本発明の弾球遊技機の1種であるパチンコ機の要部(遊技盤)の正面概要図であり、図2は同部分の断面概要図、図3は図2における可変表示器が形成された基板の端部の拡大図である。尚、図示しない部分(説明も省略)はすべて公知技術に従っている。
遊技盤1には障害釘2や入賞口3(図示は1つだけであるが、アタッカー式の大入賞口やチューリップ式の可変入賞口等もある。)などが装着されており、その前面側(遊技者側)には前扉4に保持された板ガラス5a(以下、外ガラス)、5b(以下、内ガラス)が配されている。前扉4は図示しない前面枠に軸支されていて扉状に開閉できるが、図1、2は前扉4を閉じた状態を示している。この状態では、遊技盤1と内ガラス5bとの間に、遊技領域となって遊技球6を流下させる空間が確保されている。外ガラス5a、内ガラス5bが透明板に該当し、内ガラス5bは内側透明板である。
内ガラス5bには透明無機ELディスプレイ基板7(透明表示器に該当)が遊技者から見て手前側に貼り付けられており、遊技者から容易に視認できる位置にある。これにより透明無機ELディスプレイ基板7と遊技盤1に配置された障害釘2や入賞口3、及び遊技球6が接触することが無くなるので、遊技盤1のデザインやレイアウト及び遊技球6の落下経路の自由度が増え、更に透明無機ELディスプレイ基板7の割れ等の破損も無くなる。
ここで、本実施形態における透明無機ELディスプレイ基板7の構造を断面図である図3により説明する。
透明無機ELディスプレイ基板7はガラス基板8とその上に順次薄膜として積層された、第1電極9、第1絶縁膜10、発光層11、第2絶縁膜12、および第2電極13より形成されている。ここで、上記第1電極9〜第2電極13の膜は総膜厚でおよそ2μmぐらいの非常に薄い膜である。
透明無機ELディスプレイ基板7はガラス基板8とその上に順次薄膜として積層された、第1電極9、第1絶縁膜10、発光層11、第2絶縁膜12、および第2電極13より形成されている。ここで、上記第1電極9〜第2電極13の膜は総膜厚でおよそ2μmぐらいの非常に薄い膜である。
第1電極9と第2電極13はストライプ状で互いに直交しており、例えばITO膜にて構成されている。この第1電極9と第2電極13とが直交した部分が、電極9、13の膜間に挟まれている第1絶縁膜10、第2絶縁膜12および発光層11とともに画素を構成しており、第1電極9、第2電極13間に電圧を印加することで、この画素が発光可能となっている。
発光層11は例えば、ZnS等の半導体材料にて構成されており、発光中心としては、Mn、Tb、Sm等を用いることができる。尚、発光中心にMnを用いた場合では黄橙色、Tbを用いた場合では緑色、Smを用いた場合では赤色の発光を生じる。また、第1絶縁膜10および第2絶縁膜12はTiO2、Al2O3、SiO2、Si3N4等の誘電体により構成されている。
透明無機ELディスプレイ基板7を構成するガラス基板8、第1電極9〜第2電極13の各薄膜は全てほぼ透明であるので、この透明無機ELディスプレイ基板7は透明の可変表示器が形成された基板と言うことができる。
図1に示されるとおり、透明無機ELディスプレイ基板7は遊技盤1の前方に配置されているが、上述したとおり全体がほぼ透明な透明表示器が形成された基板であるから、従来一般、弾球遊技機に使用されている可変表示器である液晶ディスプレイと比較すると、偏光板やカラーフィルタが必要でない為、透過率が高い表示器である。よって、遊技盤1等の視認性を低下させることがより一層なく、遊技者は透明無機ELディスプレイ基板7の背後における遊技球6の挙動や役物等の動作を良好に視認できる。また、従来一般の弾球遊技機では遊技盤1に可変表示器が配置されているが、図2に示されるとおり、透明無機ELディスプレイ基板7は遊技盤1よりも前方に置かれていて、従来一般の弾球遊技機に比べ、より迫力のある可変表示が可能である。
図3に示すように、内ガラス5bには透明無機ELディスプレイ基板7の第1電極9および第2電極13と導通するように例えばITO膜の配線電極14が配設されている。
透明無機ELディスプレイ基板7は透明な接着剤15によって内ガラス5bに接着されており、透明無機ELディスプレイ基板7の第1電極9および第2電極13と内ガラス5bの配線電極14とは(図3では第1電極9と配線電極14のみを図示)透明な接着剤15に混入された導電粒子16(樹脂粒子にAuメッキを施したもの。例えば積水化学工業社製のミクロパールAu)によって電気的な導通が確保されている。つまり、透明無機ELディスプレイ基板7は表示領域となるユニットであり、これを内ガラス5bに接着することで第1電極9および第2電極13と配線電極14とを電気的に接続させている。
透明無機ELディスプレイ基板7は透明な接着剤15によって内ガラス5bに接着されており、透明無機ELディスプレイ基板7の第1電極9および第2電極13と内ガラス5bの配線電極14とは(図3では第1電極9と配線電極14のみを図示)透明な接着剤15に混入された導電粒子16(樹脂粒子にAuメッキを施したもの。例えば積水化学工業社製のミクロパールAu)によって電気的な導通が確保されている。つまり、透明無機ELディスプレイ基板7は表示領域となるユニットであり、これを内ガラス5bに接着することで第1電極9および第2電極13と配線電極14とを電気的に接続させている。
配線電極14は、図1に示されるとおり内ガラス5bの上辺に集中させて前扉4の中でフレキシブル回路基板17(FPC)により、透明無機ELディスプレイ基板7を駆動するための集積回路が搭載された回路基板18と電気的に接続されている。また回路基板18は前扉4にビス19を用いて固定されている。尚、FPC17と配線電極14、回路基板18とは異方性導電接着剤(ACF)等によって電気的に接続されており、回路基板18、FPC17及び配線電極14により駆動回路が構成されている。
前扉4の中にFPC17及び回路基板18が配設されることにより、これらの部位は遊技者から見えないため透明無機ELディスプレイ基板7の透明性を生かした弾球遊技機となっている。また、FPC17は遊技領域から外れた場所に配置されているので、FPC17が遊技球6の通路を制限することがなく、遊技領域を有効に使用できる。また配線電極14を内ガラス5bの上辺に集中させてFPC17と接続する構成であるから、接続部を1箇所にしてFPC17の配線量を低減できる。
透明無機ELディスプレイ基板7を駆動するための回路基板18とディスプレイに映像信号や駆動電源を供給する表示制御基板21とは、それぞれの回路基板18、21に半田付けで配置されたコネクタ20a、20bとワイヤハーネス22によって電気的に接続されている。なお、図示は省略したが表示制御基板21は、大当たり抽選等を行い大入賞口や可変入賞口の開閉を制御する主制御基板に接続されており、主制御基板から与えられる指令やデータに基づいて透明無機ELディスプレイ基板7の表示を制御する。
回路基板18と表示制御基板21とをコネクタ20a、20bとワイヤハーネス22によって電気的に接続するので、接続箇所を減らすことができ、ホール等での設置、交換を容易にすることができる。なお、設置、交換時には扉側に設置された透明無機ELディスプレイ基板7、内ガラス5b、FPC17、回路基板18、コネクタ20aからなるディスプレイユニット単位での作業が可能となり作業工数の低減が図れる。
以上説明したとおり、実施形態のパチンコ機は、遊技盤1の前方に2枚重ねで配置される外ガラス5a、内ガラス5bの間に透明無機ELディスプレイ基板7を配したが、これが透明表示器であるから背後の視認性が低下せず、遊技盤1のデザイン及びゲージ構成の自由度が向上する。遊技盤1の釘、入賞口、役物等の配置(ゲージ構成)の自由度が向上するので、遊技球6の落下経路を複雑にすることによる面白みを向上させることもできる。
また、透明無機ELディスプレイ基板7は、内ガラス5bに貼り合わせてあるので、不意の事故による外ガラス5aの破損時に透明無機ELディスプレイ基板7までもが破損するのを避けることができる。
その内ガラス5bに駆動回路の一部である配線電極14が配設されているから、内ガラス5bに透明無機ELディスプレイ基板7を貼り合わせるだけで、駆動回路と透明無機ELディスプレイ基板7との電気的配線を接続することができる。しかも、配線電極14は透明であるから、これが遊技盤1の視認性を損なうことはない。
透明無機ELディスプレイ基板7を駆動するための集積回路が搭載された回路基板18が、外ガラス5a及び内ガラス5bを保持する前扉4に固定されているから、回路基板18と内ガラス5bとをつなぐFPC17が前扉4の開閉に伴って屈伸変形することはなく、屈伸変形が原因でFPC17が断線するおそれもない。
回路基板18と本体側の表示制御基板21との接続をコネクタ20a、20b及びワイヤハーネス22を用いて行うので、前扉4の開閉にう屈伸変形の繰り返しが原因でワイヤハーネス22が断線しても、これだけを交換すればよく、その交換作業も容易である。
また、面替えによる新台入れ替えを行う場合の回路基板18と古い表示制御基板21との切り離しも新たな表示制御基板21との接続もコネクタによってきわめて容易に行える。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
実施形態では弾球遊技機としてパチンコ機を例示したが、他の形式の弾球遊技機(例えばアレンジボール式パチンコ機やじゃん球遊技機)にも適用可能であるし、スロットマシン等の遊技機にも適用可能である。
実施形態では弾球遊技機としてパチンコ機を例示したが、他の形式の弾球遊技機(例えばアレンジボール式パチンコ機やじゃん球遊技機)にも適用可能であるし、スロットマシン等の遊技機にも適用可能である。
また、実施形態では透明無機ELディスプレイを用いた弾球遊技機を例示したが、透明有機ELディスプレイや透過型液晶のシャッターなどを代表とする透明または透過型表示器を用いたものにも適用可能である。
また、実施形態では表示制御基板によって透明無機ELディスプレイの表示を制御する構成としているが、表示制御基板を設けずに主制御基板が透明無機ELディスプレイの表示を制御する構成とすることもできる。
また、特開平6−134122号公報に開示されるパチンコ機用複合ガラス板のように、2枚の透明板を額縁状のガラス取付枠にはめ付けて一体構造としたものでも、ガラス取付枠にFPCを通すための穴を設ければ本発明を適用することが可能である。
1・・・遊技盤、
2・・・障害釘、
3・・・入賞口、
4・・・前扉、
5a・・・外ガラス(透明板)、
5b・・・内ガラス(内側透明板)、
6・・・遊技球、
7・・・透明無機ELディスプレイ基板(透明表示器)、
14・・・配線電極(駆動回路)、
17・・・フレキシブル回路基板、
18・・・回路基板(駆動回路)、
20a、20b・・・コネクタ、
21・・・表示制御基板(表示制御用基板)、
22・・・ワイヤハーネス。
2・・・障害釘、
3・・・入賞口、
4・・・前扉、
5a・・・外ガラス(透明板)、
5b・・・内ガラス(内側透明板)、
6・・・遊技球、
7・・・透明無機ELディスプレイ基板(透明表示器)、
14・・・配線電極(駆動回路)、
17・・・フレキシブル回路基板、
18・・・回路基板(駆動回路)、
20a、20b・・・コネクタ、
21・・・表示制御基板(表示制御用基板)、
22・・・ワイヤハーネス。
Claims (10)
- 遊技盤の前方に2枚重ねで配置される透明板を備えた弾球遊技機において、
前記2枚の透明板の間に透明または透過型表示器を配したことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1記載の弾球遊技機において、
前記透明または透過型表示器の表示部の背後に釘、入賞口または役物が配置されていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1または2記載の弾球遊技機において、
前記透明または透過型表示器は、前記2枚の内で前記遊技盤側となる内側透明板に貼り合わせてあることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3記載の弾球遊技機において、
前記内側透明板に、前記透明または透過型表示器の駆動回路の少なくとも一部が配設されていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項4記載の弾球遊技機において、
前記透明または透過型表示器の駆動回路が設けられている回路基板が、前記2枚の透明板を保持して扉状に開閉可能に前記弾球遊技機の本体側に取り付けられた前扉に固定されていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項4または5記載の弾球遊技機において、
前記透明または透過型表示器の駆動回路と前記弾球遊技機の本体側に配置された表示制御用基板との接続をコネクタを用いて行うことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機おいて、
前記透明表示器が透明無機ELディスプレイであることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機おいて、
前記透明表示器が透明有機ELディスプレイであることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機おいて、
前記透過型表示器が液晶のシャッターであることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の弾球遊技機おいて、
前記内側透明板は板ガラスであることを特徴とする弾球遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245186A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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Cited By (1)
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JP2011245186A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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