JP2005253597A - 香料の供給方法とそれを用いた香り体験館 - Google Patents

香料の供給方法とそれを用いた香り体験館 Download PDF

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威博 中岡
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Abstract

【課題】 展示館の展示ブース等の室内空間で、簡便な機構で香料どうしが混ざらずに異なる香りを体験できる香料の供給方法とそれを用いた香り体験館を提供することである。
【解決手段】 建屋1に設けた複数の香料給気口6から、異なる香料を含んだ空気をそれぞれ供給し、室内空間に複数の香りゾーン3a〜3eを形成する香料の供給方法で、建屋1の天井部に、香料排気口4と隣接する香りゾーンの仕切り用排気口5とを設け、香料給気口6から供給された異なる香料を含んだ空気を、それぞれ各香りゾーンを通過させて香料排気口4および仕切り用排気口5から排出させるようにしたのである。それにより、隣接する香りゾーンで、異なる種類の香料が混ざらず、香りゾーン内に展示した展示物にふさわしい香りを体験でき、視覚的のみならず嗅覚的作用により展示効果を一層高めることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、展示館等の室内空間で、展示ブース等の部分空間ごとに複数の異なる香りを体験できる香料の供給方法とそれを用いた香り体験館に関する。
香りは人間に対して様々な効果があることが知られている。例えば、香りの人間の感覚に作用する効果を期待して、映画館などで観客や聴衆に対して、フィルムシーンや音楽等に応じて、各種の香りを館内の天井に設けた複数箇所の分配器から供給し、各種の視覚的、音響的出来事への相乗効果をもたらす香りの供給方法および装置が開示されている(特許文献1参照)。また、一端側が自由に出入りできる観客用ロビーに接続し、他端側が空調装置や香料の調整装置等が設置された運転建屋に接続し、天井部に映画を上映する映写面などの画面を設け、香料を混合した部分空気量を通流する調整還流部を全長にわたって配設し、内部に座席を配置して頭上に設置された映写面を直接見て、香りを伴ったオーディオプログラムを楽しむことができるチャネル状の芳香室が開示されている(特許文献2参照)。さらに、小型送風機を備えたハウジング内に香料を収容する小さいカプセルを担持するディスクをセットし、ビデオテープ、CD−ROMディスク、または例えばマイクロコンピュータなどのなどの所定のソフトウェアからの信号により、香料入りカプセルを穿孔し、上演される映画またはショーと同調かつ同期して、香りを演目が上演されている館内に送り込み、観客のために現実的雰囲気を生成するようにした一種の電子装置が開示されている(特許文献3参照)。
一方、室内における換気制御装置として、例えば、レストラン、喫茶店等の室内で、テーブルエリアなど複数の換気ゾーンの境界線に沿って、天井面に空気吹き出し口を、床面に空気吸い込み口をそれぞれ配設し、各換気ゾーンについての、テーブルに備えた卓上型情報端末器を使用して食事客からのエアーカーテンの要求情報に基づいてエアーカーテンを形成し、嫌煙者のテーブルに喫煙者のテーブルからのタバコの煙が流入することを防止するようにした換気制御装置が開示されている(特許文献4参照)。
特開2002−315975号公報([0015]〜[0055]) 特表2001−502933号公報(第7頁〜第8頁) 特表2000−507868号公報(第6頁〜第8頁) 特開2002−303441号公報([0005]〜[0010])
しかし、前記特許文献1から4に開示された映画館などの室内空間へ香りを供給する方法や装置を用いて、展示館(パビリオン)などのひとつの室内空間へ同時に異なる種類の香料を供給すると、香料どうしが混ざり合って別の種類の香料になってしまい、例えば、各展示ブースで、展示物にふさわしい香料を提供しようとしても、来館者が、必ずしもその香りを体験、即ち嗅覚・感知できるとは限らない。このような異種の香料の混合を防止するために各展示ブースを仕切り板で区切ると、展示館が狭く感ぜられ、来館者に圧迫感を与える。一方、この仕切り板の代わりに特許文献4に開示された換気制御装置のエアーカーテンを用いて前記香料の混合を防止しようとすると、隣接する展示ブースの境界線ごとに、空気吹き出し用の送風ファンと空気吸い込み用の排気ファンの2つのファンおよびダンパーなどの付属品が必要なため、煩雑で設置費が高くなり、また、展示館の開催期間終了後に撤去される展示ブースでは、短期間使用されるだけであるため、経済的ではない。
この発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その課題は、展示館内の展示ブース等の室内空間で、簡便な機構で、香料どうしが混ざらずに異なった香りを体験できる香料の供給方法とそれを用いた香り体験館を提供することである。
前記の課題を解決するために、この発明では以下の構成を採用したのである。
即ち、請求項1に係る香料の供給方法は、建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気をそれぞれ供給し、室内空間に複数の香りゾーンを形成する香料の供給方法において、前記建屋の天井部または床部に、香料排気口と隣接する香りゾーンの仕切り用排気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口および仕切り用排気口から排出されるようにして、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする。
このようにすれば、建屋の室内空間で、室内空気の温度成層および供給される香料の濃度成層が形成されるため、不快に感じない程度の空気の流速が確保され、拡散物質、即ち香料が室内空間に拡散しながらスムーズに香料排気口まで流れる。そして、隣接する香りゾーンの境界位置に仕切り用排気口を設けることにより、供給された香料を含む空気は、それぞれのゾーンを通過して香料排気口から排気される一方、その一部が仕切り用排気口からも排気される。このような空気の流れにより、これらの複数の香料が混ざるのは香料排気口および仕切り用排気口付近であり、建屋への来館者等の人の顔の高さで混ざらないため、1つの室内空間内の各香りゾーンで異なる種類の香りを体験することができる。
請求項2に係る香料の供給方法は、建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気をそれぞれ供給し、室内空間に複数の香りゾーンを形成する香料の供給方法において、前記建屋の天井部または床部に、香料排気口と隣接する香りゾーンの仕切り用給気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口から排出されるようにして、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする。
このようにすれば、前記仕切り用給気口から供給された空気流のエアーカーテンにより、隣接する香りゾーンの境界を越える空気の流れを遮断しながら、各香りゾーンに香料給気口から供給された香料を含む空気は、前述のように室内空間に拡散しながらスムーズに香料排気口まで流れて、この排気口から排出される。従って、前記仕切り用給気口側の一方のみに、送風ファン等の給気手段を設けるだけで済み、設備費の点でも有利である。
請求項3に係る香料の供給方法は、建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気を供給し、複数の香りゾーンを形成するようにした香料の供給方法において、前記建屋の天井部もしくは床部、または側壁部に空気供給口を設け、この空気供給口の両側に前記香料給気口を設け、この香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気を、前記空気供給口から供給された空気の、それぞれ建屋の入口側および出口側に向かう流れにより香料ゾーンを通過させ、前記入口側および出口側から排出して、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする。
このようにすれば、建屋内の入口側および出口側の室内空間で、それぞれ入口側および出口側に向かう2つの空気流れ場が形成される。そして、供給された異なる種類の香料が、各空気流れによって入口側および出口側の室内空間内に拡散しながら、それぞれ排出されるため、1つの建屋の室内空間で、仕切り手段を設けなくても、2種類の香りを体験することができる。
請求項4に係る香料の供給方法は、前記香りゾーンへの香料を含んだ空気の供給路に流量制御手段を設け、この香りゾーン内からの情報に基づいて、香料を含んだ空気の流量調整を行うことを特徴とする。
前記流量調整を、例えば、香りゾーン内に設けた監視手段により把握した来館者の流れなどの情報に基づいて行なうようにすると、常に一定状態の香りを室内空間に提供することができる。
請求項5に係る香り体験館は、建屋に複数の香料給気口を備え、この香料供給口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部または床部に香料排気口を設け、隣接する香りゾーン間に仕切り用排気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口および仕切り用排気口から排出されるようにした構造を有することを特徴とする。
請求項6に係る香り体験館は、建屋に複数の香料給気口を備え、この香料供給口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部または床部に香料排気口を設け、隣接する香りゾーン間に仕切り用給気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口から排出されるようにした構造を有することを特徴とする。
請求項7に係る香り体験館は、建屋に複数の香料給気口を備え、この香料給気口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部もしくは床部、または側壁部に空気供給口を設け、この空気供給口の両側に前記香料給気口を設け、この香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気を、前記空気供給口から供給された空気の、それぞれ建屋の入口側および出口側に向かう流れにより香料ゾーンを通過させ、前記入口側および出口側から排出して、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにした構造を有することを特徴とする。
上記のように香り体験館をそれぞれ構築すれば、来館者が、1つの建屋内で、それぞれの展示物にふさわしい異なる種類の香料を体験することが可能となる。
請求項8に係る香り体験館は、上記香りゾーンに、少なくとも映像と音響のいずれかを鑑賞できる手段を設けたことを特徴とする。
このようにすれば、展示物に映像を併用する展示ブースや、映像や音響を使用した展示ブースで、それぞれふさわしい香りを来館者に提供することができる。
この発明の香料の供給方法では、上述のように、建屋の室内空間に設ける空調用空気の供給口および香料の給気口や排気口の配置を工夫することにより、簡便な機構で仕切り板を用いなくても、各香りゾーンに供給される香りを含んだ空気が混ざらないようにしたので、1つの室内空間の各香りゾーンでそれぞれ異なる香りを体験することができる。
前記香料の供給方法を使用できる建屋構造の香り体験館を構築することにより、展示館(パビリオン)への来館者が、各展示ブースで、それぞれの展示物や展示用映像等にふさわしい種類の香料を体験することができ、視覚的のみならず嗅覚的に作用して展示効果を一層高めることが可能となる。
以下にこの発明の実施形態を、添付の図1から図4に基づいて説明する。
図1(a)は、この発明の実施形態を概念的に示した平面図で、6角形状の建屋1内に、入口2を設けたその辺部E1を除く5つの辺部E2〜E6と建屋1の中心位置を頂部として、平面形状が略三角形の5種類の香りゾーン、即ち展示ブース3a〜3eが形成され、各展示ブース3a〜3eには、パネルやディスプレなど視覚に訴える、図示を省略した展示物が置かれて、香り体験館が形成されている。建屋1の中心位置の天井部には、香料を含んだ空気を排出する香料排気口4を設け、各展示ブース3a〜3eの境界位置の天井部には仕切り用排気口5を設けている。図1(b)は、一例として、図1に示した建屋1のA−A線に沿った断面図を示したもので、各展示ブース3a〜3eの展示物の下に、目立たないように香料給気口6がそれぞれ設けられ、この香料給気口6から各展示ブース3a〜3e内に、それぞれ異なる種類の香料を含んだ空気が、来館者が風、即ち空気の流れを感じずに、展示物にふさわしい微妙な香りを体験できるように、非常に小さい流速Vで供給される。各香料は、例えば、液体状で容器に収容され、エアーポンプ等で送液して、香料給気口6の手前で空調用等の空気供給管路に混合され、前記香料給気口6から各展示ブース3a〜3e内に供給される。この香料を含んだ空気は、展示物の周りなど各展示ブース3a〜3e内で拡散するが、各展示ブース3a〜3e内で温度成層および供給された香料の濃度成層が形成されるため、図1(b)に矢印で示したように、香料排気口4および仕切り用排気口5に向かってスムーズに流れる。このため、各展示ブース3a〜3eからの異なった種類の香料を含んだ空気が混ざるのは、香料排気口4および仕切り用排気口5付近であり、各展示ブース3a〜3eの境界位置に、視界を遮り、圧迫感を与える等の欠点がある仕切り板を設けなくても、隣接する展示ブースに供給された種類の異なる香料は、来館者の顔の高さの位置で混ざらない。図1(a)、(b)で仕切り用排気口5は自然排気口であるが、図1(c)に示すように、前記仕切り用排気口5の代わりに仕切り用給気口5aを設け、下方にエアーカーテン用の空気を流出させることもできる。
図2(a)〜(c)は、他の実施形態を概念的に示したものである。図2(a)で、建屋1bに設けた図示下側の建屋入口7から、来館者は、入口ゾーン8を経て、円弧状に湾曲した展示室9内を、矢印で示したように、時計方向に廻り、展示室9内に供給された香りを体験しながら、出側ゾーン10の建屋出口10aを経て退出する。図2(b)および図2(c)に示したように、建屋1b内の円弧状に湾曲した展示室9の中央、内周側または外周側に、空調用の空気供給口11、12を設け、空気供給口11の入口ゾーン8側の展示室9の外周壁9aに香料供給口13が、空気供給口12の出口ゾーン10側の前記外周壁9aに香料供給口14をそれぞれ設けている。そして、入口ゾーン8側および出口ゾーン10に排気口15、16をそれぞれ設けている。空気供給口11および12から展示室9内に供給された空調用空気は、展示室9の外周壁9aまたは内周壁9bに衝突して、入口ゾーン8および出口ゾーン10に向かう空気流がそれぞれ形成される。香料給気口13および14から展示室9内に供給された香料P1、P2は、図3に示すように、L1、L2で示した入口ゾーン8および出口ゾーン10に向かう空気流に混ざって、排気口15、16の方向に流れてこの排気口からそれぞれ排出される。展示室9内には、香料給気口13からの香料と、香料給気口14からの香料の2種類が供給されるが、空気供給口11および12から供給され、入口ゾーン8および出口ゾーン10へとそれぞれ反対方向に向かう前記空気流L1、L2が前記空気供給口11、12の位置でエアーカーテンの役割を果たすために、展示室9内で2種類の香料は混ざらない。それにより、来館者は、展示室9の展示物を見ながら、それぞれの展示物にふさわしい2種類の香りを体験することができる。なお、図2(a)〜(c)に示した建屋構造の香り体験館を連続して配置することにより、展示物等に相応した多種の香料を体験できる連続した空間を実現することができる。
図4は、図2(a)〜(c)に示した建屋1bの入口ゾーン8側の排気口15から出口ゾーン10側の排気口16にかけての、香料給気口13および香料給気口14からそれぞれ供給された香料P1およびP2の、展示室9の幅方向中央で、高さ1.5mの位置での濃度(C)の分布を示したもので、縦軸の濃度(C/C0)は、香料給気口13、14から供給される前の、香料自体の濃度C0で除した相対濃度である。図4から、香料給気口13から供給された香料P1の濃度は入口ゾーン8側の排気口15付近で最大で、展示室9の中央に向かうに従って濃度が減少している。一方、香料給気口14から供給された香料P2の濃度は、出口ゾーン10側の排気口16付近で最大で、展示室9の中央に向かうに従って減少している。この香料P1および香料P2の濃度分布が交差する位置は、展示室9の中央部付近であり、この交差位置での香料P1および香料P2の濃度を嗅覚で認識できる閾値以下となるように、予め、香料P1、P2と空気との混合比を調節するなどしておけば、種類が異なる香料P1と香料P2とが実質的に混在しない展示室9の内部空間を実現することができる。
この発明は、例えば、花をテーマにした博覧会の展示館内に設けた複数の展示ブースに展示する花に応じた香りを、他の香りと混ざらずに供給する方法として使用できるほか、1つの室内空間で複数の映像や展示物を鑑賞できる資料館や病院などの医療分野にも適用が可能である。
(a)この発明の実施形態を概念的に示す説明図(平面図)である。(b)(a)の側面図である。(c)(a)の仕切り用排気口の変わりに仕切り用給気口を設けた実施形態を概念的に示す説明図(側面図)である。 (a)他の実施形態を概念的に示す説明図(平面図)である。(b)(a)の斜視図である。(c)(b)と空気供給位置が異なる実施形態を概念的に示す説明図(斜視図)である。 図2の実施形態で香りの流れを示す模式図(斜視図)である。 図2の実施形態で香りの濃度分布を示す説明図である。
符号の説明
1、1a、1b:建屋 2:入口 3a〜3e:展示ブース
4:香料排気口 5;仕切り用排気口 5a:仕切り用給気口
6:香料給気口 7:建屋入口 8:入口ゾーン
9:展示室 9a:外周壁 9b:内周壁
10:出口ゾーン 10a:建屋出口 11、12:空気供給口
13、14:香料供給口 15、16:排気口 E1〜E6:辺部
L1、V2:空気流 P1、P2:香料 V:流速

Claims (8)

  1. 建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気をそれぞれ供給し、室内空間に複数の香りゾーンを形成する香料の供給方法において、前記建屋の天井部または床部に、香料排気口と隣接する香りゾーンの仕切り用排気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口および仕切り用排気口から排出されるようにして、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする香料の供給方法。
  2. 建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気をそれぞれ供給し、室内空間に複数の香りゾーンを形成する香料の供給方法において、前記建屋の天井部または床部に、香料排気口と隣接する香りゾーンの仕切り用給気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口から排出されるようにして、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする香料の供給方法。
  3. 建屋に設けた複数の香料給気口から、異なる香料を含んだ空気を供給し、複数の香りゾーンを形成するようにした香料の供給方法において、前記建屋の天井部もしくは床部、または側壁部に空気供給口を設け、この空気供給口の両側に前記香料給気口を設け、この香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気を、前記空気供給口から供給された空気の、それぞれ建屋の入口側および出口側に向かう流れにより香料ゾーンを通過させ、前記入口側および出口側から排出して、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにすることを特徴とする香料の供給方法。
  4. 前記香りゾーンへの香料を含んだ空気の供給路に流量制御手段を設け、この香りゾーン内からの情報に基づいて、香料を含んだ空気の流量調整を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の香料の供給方法。
  5. 建屋に複数の香料給気口を備え、この香料給気口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部または床部に香料排気口を設け、隣接する香りゾーン間に仕切り用排気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口および仕切り用排気口から排出されるようにした構造を有することを特徴とする香り体験館。
  6. 建屋に複数の香料給気口を備え、この香料給気口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部または床部に香料排気口を設け、隣接する香りゾーン間に仕切り用給気口を設け、前記香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気がそれぞれ各香りゾーンを通って前記香料排気口から排出されるようにした構造を有することを特徴とする香り体験館。
  7. 建屋に複数の香料給気口を備え、この香料給気口から異なる香料を含んだ空気がそれぞれ室内空間に供給され、複数の香りゾーンが形成される構造を有する香り体験館において、前記建屋の天井部もしくは床部、または側壁部に空気供給口を設け、この空気供給口の両側に前記香料給気口を設け、この香料給気口から供給された異なる香料を含んだ空気を、前記空気供給口から供給された空気の、それぞれ建屋の入口側および出口側に向かう流れにより香料ゾーンを通過させ、前記入口側および出口側から排出して、各香りゾーンで異なる香りを体験できるようにした構造を有することを特徴とする香り体験館。
  8. 前記香りゾーンに、少なくとも映像と音響のいずれかを鑑賞できる手段を設けたことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の香り体験館。
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