JP2005253275A - 電動機の回転子およびこれに用いられるエンドプレート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転子のエンドプレート30に発生する渦電流の低減を図ることによって渦電流損を改善するため、エンドプレート30の積層鉄心と接する側の面にローレット加工31、あるいはスリット加工を行って、積層鉄心とエンドプレート30との接触面積を低減するようにした。これらの加工をエンドプレート30に行うことにより、渦電流が流れなければならない距離が増加するので渦電流は流れ難くなり、渦電流損が低減できる。また、エンドプレートの積層鉄心と接する側の面に、電気絶縁性材料を装着することによっても同様の効果を得ることが可能である。この場合は、エンドプレートを通過する漏れ磁束の量自体が減少するので、渦電流の発生を抑制できる。
【選択図】図3
Description
本実施形態に係るエンドプレート30の特徴について、図3を用いて説明する。図3において、(a)はエンドプレート30の側面を、(b)はエンドプレート30の(B−B)断面を示す図である。本実施形態に係るエンドプレート30では、積層鉄心16と接する側の面に対して、積層鉄心16との接触面積を低減するためのローレット加工31が施されていることを特徴としている。
上述した第1の実施形態においては、渦電流の発生を抑えるために、エンドプレート30の面上にローレット加工31を施した場合について説明した。本実施形態では、このローレット加工に代えて、スリット加工41を行う場合について説明する。
上述した第1および第2の実施形態では、ローレット加工やスリット加工をエンドプレート面上に実施することによって渦電流が流れなければならない距離を増加させ、渦電流損の低減を図った場合を説明した。本実施形態に係るエンドプレートは、図7において示すように、エンドプレート50の積層鉄心と接する側の面に電気絶縁性材料51を装着したことを特徴とするものである。
Claims (12)
- 回転子軸と、
磁性鋼板を軸方向に積層して形成される積層鉄心と、
前記積層鉄心の周方向に所定の間隔を介して配置されるとともに、軸方向に開口して形成される複数の開口部と、
前記複数の開口部にそれぞれ嵌挿される磁石と、
積層鉄心の軸方向の両端に配され、積層鉄心と磁石の軸方向の動きを規制するエンドプレート対と、
を含む電動機の回転子であって、
前記エンドプレート対それぞれの積層鉄心と接する側の面には、接触面積を低減するための加工が施されていることを特徴とする電動機の回転子。 - 請求項1に記載の電動機の回転子において、
前記加工は、ローレット加工又はスリット加工を行うための機械加工であることを特徴とする電動機の回転子。 - 請求項1又は2に記載の電動機の回転子において、
前記加工はエンドプレートの積層鉄心と接する側の面の外周側に円環状に施されるものであって、さらに、
エンドプレートの直径をD1、
前記加工を受けない部分の直径をD2とした場合に、
D2/D1=0.95〜0.7であることを特徴とする電動機の回転子。 - 回転子軸と、
磁性鋼板を軸方向に積層して形成される積層鉄心と、
前記積層鉄心の周方向に所定の間隔を介して配置されるとともに、軸方向に開口して形成される複数の開口部と、
前記複数の開口部にそれぞれ嵌挿される磁石と、
積層鉄心の軸方向の両端に配され、積層鉄心と磁石の軸方向の動きを規制するエンドプレート対と、
を含む電動機の回転子であって、
前記エンドプレート対それぞれの積層鉄心と接する側の面には、電気絶縁性材料が装着されていることを特徴とする電動機の回転子。 - 請求項4に記載の電動機の回転子において、
前記電気絶縁性材料はエンドプレートの積層鉄心と接する側の面の外周側に円環状に装着されるものであって、さらに、
エンドプレートの直径をD1、
前記電気絶縁性材料が存在しない部分の直径をD2とした場合に、
D2/D1=0.95〜0.7であることを特徴とする電動機の回転子。 - 請求項4に記載の電動機の回転子において、
前記電気絶縁性材料は、エンドプレートの積層鉄心と接する側の面の全面に装着されることを特徴とする電動機の回転子。 - 回転子軸の軸方向に積層して積層鉄心を形成する磁性鋼板を軸方向の両側から挟持することによって、積層鉄心の軸方向の動きを規制するようにした電動機の回転子に用いられるエンドプレートであって、
前記エンドプレートの積層鉄心と接する側の面には、接触面積を低減するための加工が施されていることを特徴とするエンドプレート。 - 請求項7に記載の電動機の回転子に用いられるエンドプレートにおいて、
前記加工は、ローレット加工又はスリット加工を行うための機械加工であることを特徴とするエンドプレート。 - 請求項7又は8に記載の電動機の回転子に用いられるエンドプレートにおいて、
前記加工はエンドプレートの積層鉄心と接する側の面の外周側に円環状に施されるものであって、さらに、
エンドプレートの直径をD1、
前記加工を受けない部分の直径をD2とした場合に、
D2/D1=0.95〜0.7であることを特徴とするエンドプレート。 - 回転子軸の軸方向に積層して積層鉄心を形成する磁性鋼板を軸方向の両側から挟持することによって、積層鉄心の軸方向の動きを規制するようにした電動機の回転子に用いられるエンドプレートであって、
前記エンドプレートの積層鉄心と接する側の面には、電気絶縁性材料が装着されていることを特徴とするエンドプレート。 - 請求項10に記載の電動機の回転子に用いられるエンドプレートにおいて、
前記電気絶縁性材料はエンドプレートの積層鉄心と接する側の面の外周側に円環状に装着されるものであって、さらに、
エンドプレートの直径をD1、
前記電気絶縁性材料が存在しない部分の直径をD2とした場合に、
D2/D1=0.95〜0.7であることを特徴とするエンドプレート。 - 請求項10に記載の電動機の回転子に用いられるエンドプレートにおいて、
前記電気絶縁性材料は、エンドプレートの積層鉄心と接する側の面の全面に装着されることを特徴とするエンドプレート。
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JP2004064650A JP4345528B2 (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 電動機の回転子およびこれに用いられるエンドプレート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232535A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Toyota Central R&D Labs Inc | 回転電機の回転子 |
US20220239177A1 (en) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | Yasa Limited | Stator assembly flux alignment |
-
2004
- 2004-03-08 JP JP2004064650A patent/JP4345528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US20220239177A1 (en) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | Yasa Limited | Stator assembly flux alignment |
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