JP2005252594A - 携帯情報機器 - Google Patents

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哲朗 久保
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Abstract

【課題】 スライド操作が容易な携帯情報機器を提供する。
【解決手段】 携帯情報機器10Aは、外部に通じる内部空間1aを有する第1の筐体1と、第1の筐体1に対してスライドすることにより、内部空間1aに収納された状態(収納状態)と内部空間1aから外部に突き出した状態(突き出し状態)との間で移動可能な第2の筐体2とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯情報機器に関し、特に、筐体同士がスライドする携帯情報機器に関するものである。
従来、筐体同士がスライドする携帯電話機は、たとえば特開2003−298699号公報に開示されている。
図11および図12は、この公報に開示されたタイプのスライド式の携帯電話機の構成およびスライド動作を示す図である。図11は2つの筐体が完全に重なった状態を示す正面図(a)および側面図(b)であり、図12は2つの筐体がずれた状態を示す正面図(a)および側面図(b)である。
図11および図12を参照して、この携帯電話機110では、第1の筐体101と第2の筐体102とが上下に重ねられており、互いにスライド自在に結合されている。そして第1の筐体101の表面には表示部104が設けられており、第2の筐体102の表面には操作部103が設けられている。第1の筐体101に対して第2の筐体102をスライドさせることで、第2の筐体102の操作部103を第2の筐体101によりカバーしたり、第1の筐体101から露出させたりすることができる。
特開2003−298699号公報
しかしながら、従来のスライド式の携帯電話機では、操作部103を第1の筐体101から露出させた状態(図12の状態)において、第1の筐体101と第2の筐体102との重なり部(領域R)を操作者が握ることになる。この場合、操作者は第1の筐体101と第2の筐体102との双方を把持することになるため、第1の筐体101に対して第2の筐体102をスライドさせる操作が難しくなる。
本発明は、係る点に鑑みてなされたもので、スライド操作が容易な携帯情報機器を提供することを目的とする。
本発明の携帯情報機器は、外部に通じる内部空間を有する第1の筐体と、その第1の筐体に対してスライドすることにより、内部空間に収納された状態と内部空間から外部に突き出した状態との間で移動可能な第2の筐体とを備えている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の表面に操作部が設けられており、第2の筐体の表面に表示部が設けられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納された状態で、第2の筐体に設けられた表示部の少なくとも一部を外部から視認するための切欠きまたは孔を第1の筐体が有している。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の外部に突き出す側の端部に設けられた受話用レシーバがさらに備えられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の表面に表示部が設けられており、第2の筐体の表面に操作部が設けられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の外部に突き出す側の端部に設けられた送話用マイクがさらに備えられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の背面に設けられたカメラがさらに備えられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体の表面または第2の筐体の表面に設けられた他のカメラがさらに備えられている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第1の筐体に設けられたスイッチボタンがさらに備えられており、そのスイッチボタンを操作することにより、第1の筐体の内部空間に収納された状態から、その内部空間から外部に突き出した状態へと第2の筐体をスライドさせるよう携帯情報機器が構成されている。
上記の携帯情報機器において好ましくは、第2の筐体の背面に設けられた太陽電池パネルがさらに備えられている。
本発明の携帯情報機器によれば、第1の筐体と第2の筐体とは従来例のように単に上下に重ね合わされているのではなく、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納可能に構成されている。このため、第2の筐体が第1の筐体の内部空間から外部に突き出した状態において、第1の筐体と第2の筐体とが重なり合う部分では、第1の筐体が第2の筐体の周囲を取り囲んでいる。よって、携帯情報機器の操作者が第1の筐体と第2の筐体とが重なり合う部分を握っても、第1の筐体のみを把持することなり、従来例のように第1の筐体と第2の筐体との双方を把持することとならないので、第1の筐体に対して第2の筐体をスライドさせる操作が容易となる。
持ち運び時には第2の筐体を第1の筐体の内部空間内に収納し携行性を高めるとともに、操作時には第2の筐体を第1の筐体の内部空間から外部に突き出させて表示部の画面を確認しながら操作することができる。その際、携帯情報機器本体を片手でしっかりと握った状態で第2の筐体を第1の筐体の内部空間の内部へ収納したり、外部へ突き出させたりでき、操作者の手や指により第2の筐体の動きが阻害されないためスムーズな操作性が得られる。
また、第2の筐体が第1の筐体の内部空間から外部に突き出した状態において、操作者は上記のように第1の筐体のみを把持することになるため、携帯情報機器を操作者の手の形にフィットさせやすく手指でしっかりとホールドすることができ、キー入力が容易となる。
さらに、第2の筐体が第1の筐体の内部空間から外部に突き出した状態で携帯情報機器を誤って落下させても、スライド機構部の緩衝効果により携帯情報機器の破損を抑制できる。
上記の携帯情報機器においては、第1の筐体の表面に操作部が設けられており、第2の筐体の表面に表示部が設けられているため、第2の筐体を第1の筐体の内部空間に収納した状態において表示部を第1の筐体で保護することが可能となる。また、第1の筐体の表面に操作部が設けられているため、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納された状態でも素早く電話をかけることができる。
上記の携帯情報機器においては、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納された状態で、第2の筐体に設けられた表示部の少なくとも一部を外部から視認するための切欠きまたは孔が第1の筐体に設けられているため、その切欠きまたは孔から必要最小限の情報(電波状況、電池残量、着信やメールの状況)を表示部にて確認できる。また、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納された状態で、切欠きまたは孔から相手先の電話番号を表示部にて確認しながら電話をかけることができるため、間違い電話を減らすことができる。
上記の携帯情報機器においては、第2の筐体の外部に突き出す側の端部に受話用レシーバが設けられているため、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納されたコンパクトな状態のままでも、送受信し通話が可能となる。また、第2の筐体が第1の筐体の内部空間から外部に突き出した状態では、マイクとレシーバとが離れ、双方の距離を口元と耳元との距離に近付けることができるため、通話品質が向上する。
上記の携帯情報機器においては、第1の筐体の表面に表示部が設けられており、第2の筐体の表面に操作部が設けられているため、持ち運び時にバッグなどに携帯情報機器を入れておいても、第2の筐体を第1の筐体の内部空間に収納した状態としておけば、不用意に操作部のキーを押すことがなくなり、誤操作を防止することができる。
上記の携帯情報機器においては、第2の筐体の外部に突き出す側の端部に送話用マイクが設けられているため、第2の筐体が第1の筐体の内部空間内に収納されたコンパクトな状態のままでも、送受信し通話が可能となる。また、第2の筐体が第1の筐体の内部空間から外部に突き出した状態では、マイクとレシーバとが離れ、双方の距離を口元と耳元との距離に近付けることができるため、通話品質が向上する。
上記の携帯情報機器においては、第1の筐体の背面にカメラが設けられているため、表示部で被写体を確認しながらデジタルカメラのように使うことができる。また、第1の筐体もしくは第2の筐体の側面部にシャッターボタンを配置すると、使い勝手がよくなり、手ぶれのない鮮明な撮影が可能となる。
上記の携帯情報機器においては、第1の筐体の表面または第2の筐体の表面に他のカメラが設けられているため、その他のカメラにより自分撮りやテレビ電話などの使用が可能となる。
上記の携帯情報機器においては、第1の筐体にスライド用のスイッチボタンが設けられているため、そのスイッチボタンを操作することにより、素早くスムーズに収納状態から突き出した状態へと形態を変化させることができる。また、片手での操作が容易となるため、クラムシェル方式の携帯情報機器よりも操作性が向上する。
また、第1の筐体が内部空間を有しているため、第2の筐体をボタン操作1つで第1の筐体の内部空間から外部へ突き出した状態とするためのワンプッシュ機構をその内部空間内に格納することができる。また、ワンプッシュ機構を設けたことにより、メール、カメラの使用時に第1の筐体の内部空間内から外部に突き出した状態となるように第2の筐体を即座にスライドさせることができる。
上記の携帯情報機器においては、第2の筐体の背面に太陽電池パネルが設けられているため、充電池切れの際の電源供給(手で塞がないため光を受け易い)や、電池の減りを補う目的に活用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明をする。
図1および図2は、本発明の一実施の形態における携帯情報機器の収納状態を示す正面図および側面図である。また図3は、図1のIII−III線に沿う概略断面図である。
図1〜図3を参照して、本実施の形態の携帯情報機器10Aは、第1の筐体1と、第2の筐体2と、操作部3と、表示部4と、受話用レシーバ5と、ワンプッシュボタン6と、カメラ7と、電池8と、内蔵アンテナ9と、通話用マイク11と、ワンプッシュ機構部12とを主に有している。
第1の筐体1に対してスライド可能となるように第2の筐体2が第1の筐体1に結合されている。この第1の筐体1は、外部に通じる内部空間1aを有している。第2の筐体2はスライドすることにより、この内部空間1aに収納された状態(以下、「収納状態」と称する:図1〜3、図5)と、内部空間1aから外部に突き出した状態(以下、「突き出し状態」と称する:図4、図6)との間で移動可能である。
主に図1を参照して、第1の筐体1の表面には、切欠き1bと、情報を入力するためのファンクションキー、テンキーなどの操作部3と、通話時に自分の音声を集音するための通話用マイク11とが設けられている。切欠き1bは内部空間1aが外部に開口する部分に形成されており、通話用マイク11は操作部3を挟んで切欠き1bの反対側に配置されている。
主に図3を参照して、第1の筐体1の背面側においては、映像を撮影するためのカメラ7と、携帯情報機器に電源を供給するための電池8と、通信信号を送受信するための内蔵アンテナ9とが第1の筐体1内に配置されている。内蔵アンテナ9は内部空間1aが外部に開口する側に形成されている。カメラ7は、第1の筐体1の背面において露出している。
主に図2を参照して、第1の筐体の側面にはワンプッシュボタン6が配置されており、このワンプッシュボタン6の操作によって連動して第2の筐体2を収納状態から突き出し状態へと移行させるワンプッシュ機構部12(図1)が内部空間1a内に配置されている。このワンプッシュ機構部12は、たとえばバネなどの付勢部材よりなっている。
主に図1を参照して、第2の筐体2の表面には、情報を表示するための表示部(たとえば液晶ディスプレイ)4と、受話音声を発するための受話用レシーバ5とが設けられている。受話用レシーバ5は、第2の筐体の表面に形成された突出部2aに設けられており、この突出部2aは表示部4よりも突き出し端面2b側に配置されている。この表示部4の少なくとも一部と受話用レシーバ5とは、収納状態において切欠き1bから外部に露出している。
次に、本実施の形態の携帯情報機器10Aにおけるスライド動作について説明する。
図5は図1に示す携帯情報機器の収納状態を示す斜視図であり、図4および図6は図1に示す携帯情報機器の突き出し状態を示す正面図および斜視図である。
図1および図5を参照して、収納状態において操作者が第1の筐体1の側面にあるワンプッシュボタン6を押すと、これに連動してワンプッシュ機構部12が第2の筐体2に内部空間1aの開口部へ向かう方向に付勢力を与える。これにより、第2の筐体2が内部空間1aの開口部側へ押し出されてスライドし、図4および図6に示す突き出し状態へと移行する。
図4および図6に示す突き出し状態においては、第2の筐体2の表面に設けられた表示部4の全画面を操作者は視認することができる。また、通話用マイク11と受話用レシーバ5とが離れ、双方の距離を口元と耳元との距離に近付けることができ、通話品質が向上する。
この突き出し状態において操作者が第2の筐体2の突き出し端面2bを第1の筐体1側へ指などで押し込むことにより、第2の筐体2は第1の筐体1の内部空間内に収納され、図1および図5に示す収納状態へと移行する。
図1および図5に示す収納状態においては、携帯情報機器10Aの全長が短くなり持ち運びが容易となる。また、切欠き1bから受話用レシーバ5が露出しているため、収納状態においても操作者は通話することができる。また、切欠き1bから表示部4の少なくとも一部が露出しているため、必要最小限の情報(電波状況、電池残量、着信やメールの状況)を表示部4にて操作者は確認することができる。また、収納状態で、切欠き1bから相手先の電話番号を表示部4にて確認しながら電話をかけることができるため、間違い電話を減らすことができる。
本実施の携帯情報機器10Aによれば、第1の筐体1と第2の筐体2とは従来例のように単に上下に重ね合わされているのではなく、第2の筐体2が第1の筐体1の内部空間1a内に収納可能に構成されている。このため、突き出し状態(図4、図6)において、第1の筐体1と第2の筐体2とが重なり合う部分では、第1の筐体1が第2の筐体2の周囲を取り囲んでいる。よって、携帯情報機器10Aの操作者が第1の筐体1と第2の筐体2とが重なり合う部分を握っても、第1の筐体1のみを把持することなり、従来例のように第1の筐体と第2の筐体との双方を把持することとならないので、第1の筐体1に対して第2の筐体2をスライドさせる操作が容易となる。
持ち運び時には第2の筐体2を第1の筐体1の内部空間1a内に収納して収納状態(図1、図5)にして携行性を高めるとともに、操作時には第2の筐体2を第1の筐体1の内部空間1aから外部に突き出させて突き出し状態(図4、図6)にして表示部4の画面を確認しながら操作することができる。その際、携帯情報機器10Aの本体を片手でしっかりと握った状態で第2の筐体2を内部空間1aの内部へ収納したり、外部へ突き出させたりでき、操作者の手や指により第2の筐体2の動きが阻害されないためスムーズな操作性が得られる。
また、突き出し状態において、操作者は上記のように第1の筐体1のみを把持することになる。このため、携帯情報機器10Aを操作者の手の形にフィットさせやすく手指でしっかりとホールドすることができ、キー入力が容易となる。
さらに、突き出し状態で携帯情報機器10Aを誤って落下させても、スライド機構部の緩衝効果により携帯情報機器10Aの破損を抑制できる。
また、第2の筐体2の表面に表示部4が設けられているため、収納状態において表示部4を第1の筐体1で保護することが可能となる。また、第1の筐体1の表面に操作部3が設けられているため、収納状態でも素早く電話をかけることができる。
また、第1の筐体1の背面にカメラ7が設けられているため、表示部4で被写体を確認しながらデジタルカメラのように使うことができる。また、第1の筐体1もしくは第2の筐体2の側面部にシャッターボタンを配置すると、使い勝手がよくなり、手ぶれのない鮮明な撮影が可能となる。
また、第1の筐体1の側面にワンプッシュボタン6が設けられているため、そのワンプッシュボタン6を操作することにより、素早くスムーズに収納状態から突き出し状態へと形態を変化させることができる。また、片手での操作が容易となるため、クラムシェル方式の携帯情報機器よりも操作性が向上する。
また、第1の筐体1が内部空間1aを有しているため、第2の筐体2をボタン操作1つで突き出し状態とするためのワンプッシュ機構部12をその内部空間1a内に格納することができる。また、ワンプッシュ機構部12を設けたことにより、メール、カメラの使用時に第1の筐体1の内部空間1a内から外部に突き出した状態となるように第2の筐体2を即座にスライドさせることができる。
また、第1の筐体1の表面または第2の筐体2の表面に他のカメラ(図示せず)が設けられていてもよい。このように他のカメラを設けることにより、自分撮りやテレビ電話などの使用が可能となる。なお、この他のカメラはカメラ7とその厚み方向において重ならないようにずらして配置されることが好ましい。これにより、携帯情報機器10Aの厚みが大きくなることを抑制できる。また、表示部の近傍に配置することによって自分撮りやTV電話の際に目線が正面を向くようにできる。
また、上記においては第1の筐体1に切欠き1bを設けた場合について説明したが、切欠き1bの代わりに窓孔が設けられていてもよい。以下、窓孔が設けられた携帯情報機器について説明する。
図7および図9は第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の収納状態を示す正面図および斜視図である。また図8および図10は第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の突き出し状態を示す正面図および斜視図である。
図7〜図10を参照して、この携帯情報機器10Bにおいては、第1の筐体1の表面に窓孔1cが設けられている。これにより、収納状態においても、この窓孔1cから、第2の筐体2の表面に設けられた表示部4の少なくとも一部を視認することができる。この窓孔1cよりも突き出し端面2b側の第1の筐体1の表面には、受話用レシーバ5からの音を通すためのレシーバ用孔13が設けられている。このレシーバ用孔13は、収納状態において受話用レシーバ5と対向する位置に配置されている。これにより、収納状態において受話用レシーバ5から発せられる音声をレシーバ用孔13を介して聞き取ることができる。なお、受話用レシーバ5は表示部4の表面とほぼ同じ面内に位置する第2の筐体2の表面に配置されている。
なお、これ以外の構成については上述した図1〜図6の構成とほぼ同じであるため、同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、窓孔1cを設けた携帯情報機器10Bにおけるスライド動作も上述した図1〜図6の構成の動作とほぼ同じであるため、その説明を省略する。
この構成においても、窓孔1cを設けたことにより、収納状態において窓孔1cから表示部4の少なくとも一部を視認できるため、必要最小限の情報(電波状況、電池残量、着信やメールの状況)を表示部4にて確認できる。また、収納状態で、窓孔1cから相手先の電話番号を表示部4にて確認しながら電話をかけることができるため、間違い電話を減らすことができる。
また、レシーバ用孔13が受話用レシーバ5からの音を通すため、収納状態においても操作者は通話することができる。
また、受話用レシーバ5が表示部4の表面とほぼ同じ面内にある第2の筐体2の表面に形成されているため、受話用レシーバ5が設けられた第2の筐体2の部分も第1の筐体1の内部空間1a内に収納することが可能となる。
また、これ以外にも図1〜図6の構成と同じ効果を得ることができる。
上記の図1〜図6における携帯情報機器および図7〜図10における携帯情報機器においては、第1の筐体1の表面に操作部3が設けられており、第2の筐体2の表面に表示部4が設けられている構成について説明したが、第1の筐体1の表面に表示部4が設けられており、第2の筐体2の表面に操作部3が設けられていてもよい。この場合、収納状態においては操作部3が第1の筐体1の内部空間1a内に収納されることになる。このため、持ち運び時にバッグなどに携帯情報機器を入れておいても、不用意に操作部3のキーを押すことがなくなり、誤操作を防止することができる。この場合、第2の筐体2は第1の筐体1に対して下側方向に突出する構成にした方が操作性上好ましい。
また、第1の筐体1の表面に表示部4が設けられ、第2の筐体2の表面に操作部3が設けられる場合には、第2の筐体2の外部に突き出す側の端部に送話用マイク(通話用マイク)が設けられ、第1の筐体1の表面に受話用レシーバ5が設けられる。
また、上記の図1〜図6における携帯情報機器および図7〜図10における携帯情報機器のいずれにおいても、第2の筐体2の背面に太陽電池パネル(図示せず)が設けられていてもよい。このように太陽電池パネルを設けることにより、充電池切れの際の電源供給(第2の筐体2の背面は手で塞がれないため光を受け易い)や、電池の減りを補う目的に太陽電池パネルを活用することができる。
上記の実施の形態においては、携帯情報機器10A、10Bとして携帯電話について説明したが、本発明は携帯電話だけでなく、携帯用情報端末(PDA:personal data assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータなどの携帯情報機器に広く適用され得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数の筐体が互いにスライドする携帯情報機器に有利に適用することができる。
本発明の一実施の形態における携帯情報機器の収納状態を示す正面図である。 本発明の一実施の形態における携帯情報機器の収納状態を示す側面図である。 図1のIII−III線に沿う概略断面図である。 図1に示す携帯情報機器の突き出し状態を示す正面図である。 図1に示す携帯情報機器の収納状態を示す斜視図である。 図1に示す携帯情報機器の突き出し状態を示す斜視図である。 第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の収納状態を示す正面図である。 第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の突き出し状態を示す正面図である。 第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の収納状態を示す斜視図である。 第1の筐体に窓孔が設けられた携帯情報機器の突き出し状態を示す斜視図である。 従来のスライド式の携帯電話において、2つの筐体が完全に重なった状態を示す正面図(a)および側面図(b)である。 従来のスライド式の携帯電話において、2つの筐体がずれた状態を示す正面図(a)および側面図(b)である。
符号の説明
1 第1の筐体、1a 内部空間、1b 切欠き、1c 窓孔、2 第2の筐体、2a 突出部、2b 突き出し端面、3 操作部、4 表示部、5 受話用レシーバ、6 ワンプッシュボタン、7 カメラ、8 電池、9 内蔵アンテナ、10A,10B 携帯情報機器、11 通話用マイク、12 ワンプッシュ機構部、13 レシーバ用孔。

Claims (10)

  1. 外部に通じる内部空間を有する第1の筐体と、
    前記第1の筐体に対してスライドすることにより、前記内部空間に収納された状態と前記内部空間から外部に突き出した状態との間で移動可能な第2の筐体とを備えた、携帯情報機器。
  2. 前記第1の筐体の表面に操作部が設けられており、かつ前記第2の筐体の表面に表示部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報機器。
  3. 前記第2の筐体が前記第1の筐体の前記内部空間内に収納された状態で、前記第2の筐体に設けられた前記表示部の少なくとも一部を外部から視認するための切欠きまたは孔を前記第1の筐体が有していることを特徴とする、請求項2に記載の携帯情報機器。
  4. 前記第2の筐体の外部に突き出す側の端部に設けられた受話用レシーバをさらに備えたことを特徴とする、請求項2または3に記載の携帯情報機器。
  5. 前記第1の筐体の表面に表示部が設けられており、かつ前記第2の筐体の表面に操作部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報機器。
  6. 前記第2の筐体の外部に突き出す側の端部に設けられた送話用マイクをさらに備えたことを特徴とする、請求項5に記載の携帯情報機器。
  7. 前記第1の筐体の背面に設けられたカメラをさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報機器。
  8. 前記第1の筐体の前記表面または前記第2の筐体の前記表面に設けられた他のカメラをさらに備えたことを特徴とする、請求項7に記載の携帯情報機器。
  9. 前記第1の筐体に設けられたスイッチボタンをさらに備え、
    前記スイッチボタンを操作することにより、前記第1の筐体の前記内部空間に収納された状態から、前記内部空間から外部に突き出した状態へと前記第2の筐体をスライドさせるよう構成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の携帯情報機器。
  10. 前記第2の筐体の背面に設けられた太陽電池パネルをさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の携帯情報機器。
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