JP2005252179A - 回転操作装置 - Google Patents

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Takeshi Shirasaka
剛 白坂
Yoshinobu Hanatachi
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Abstract

【課題】貫通軸受孔を有する蓋部材の位置決め用係合部の配列ピッチや突起等の幅に製造誤差があっても貫通軸受け孔の芯ずれを抑制することのできる回転操作装置を提供する。
【解決手段】回転操作装置を、基台1と、基台1に支持される回転体6と、回転体6の回転中心を規制するための貫通孔を有し基台1に固定される蓋部材10と、基台1と蓋部材10との間に形成された凹溝と当該凹溝内に嵌入可能な突起との組合せからなる係合部とから構成する。前記係合部を回転体6の回転中心を中心として3方向に略等間角で放射状に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリスイッチやロータリボリュームなどの回転操作型電気部品を操作するための回転操作装置に係り、特に、回転体の操作感触及び回転操作型電気部品の操作性を良好なものにする手段に関する。
従来より、筐体内に回転可能に設けられ、回転軸と共廻りする回転板と、前記筐体内に設けられ、前記回転板と対向する固定板と、これら回転板と固定板との間に摩擦力を付与する弾性部材とを有し、回転板と固定板との間に作用する摩擦力により前記回転軸の回転トルクを調整する回転操作型電気部品が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかるに、そのような回転操作型電気部品のように筐体内に回転板、固定板及び弾性部材などの操作感触付与手段を組み込んだものでは、組み込み部品のサイズや形状等に制約があり、アプリケーションに応じた最適な操作感触を実現することが難しいという問題がある。
そこで、本願出願人は、そのような回転操作型電気部品を用いるのではなく、操作感触付与手段を備えていない汎用の回転操作型電気部品を用いると共に、該部に操作感触付与手段を設けてアプリケーション(例えば、高級乗用車に搭載されている車載設定装置)に応じた最適な操作感触が得られるようにしたものを開発している。
実開平06−017202号公報
ところで、所要の操作感触付与手段を組み込んだ回転操作装置としては、図15に示すように、基台101と、基台101に回転支持される回転体102と、回転体102の回転中心を規制するための貫通軸受孔103aを有し基台101に固定される蓋部材103と、基台101に周設されたカム104a及び回転体102に取り付けられ先端部がカム104aに弾接される弾接部材104bとからなる操作感触付与手段104と、基台101に蓋部材103を締結するためのねじ105とを備えたものが考えられる。
かかる構成の回転操作装置においては、回転体102の実際の回転軸を基台101に対して設定される回転軸に合わせるためには、蓋部材103に開設された貫通軸受孔103aをカム104aの周設面の中心部に厳密に配置する必要があり、このための手段としては、図16に示すように、基台101と蓋部材103との間にそれぞれ4個ずつの凹溝106aと当該凹溝106a内に嵌入可能な突起106bとの組合せからなる係合部106を形成し、各凹溝106a内に各突起106bを嵌入することによって、基台101に対する蓋部材103のX−X方向及びY−Y方向の位置決めを行う方法が考えられる。貫通孔103aの中心をカム104aの周設面の中心に厳密に配置するためには、凹溝106aの内幅及び周方向の配列ピッチ並びに突起106bの外幅及び周方向の配列ピッチを高い精度で形成する必要がある。
しかしながら、基台101及び蓋部材103は、合成樹脂の射出成形品をもって形成されるので、寸法精度の向上には自ずと限界があり、凹溝106aの内幅及び周方向の配列ピッチに対して突起106bの外幅及び周方向の配列ピッチに誤差を生じる方がむしろ一般的である。そして、凹溝106aの周方向の配列ピッチに対して突起106bの周方向の配列ピッチに誤差が生じた場合、図16に示した構成の回転操作装置では、1組の凹溝106a及び突起106bの噛み合わせに関して他の3組みの凹溝106a及び突起106bが位置ずれを規制することができないので、図17に示すように、貫通孔103aの配設位置がX−X方向又はY−Y方向に誤差Wの半量W/2に相当する量だけ位置ずれを起こす。
かように、貫通軸受孔103aの配設位置に誤差Wの半量W/2に相当する位置ずれを起こすと、回転体102の回転軸が偏心又は傾斜し、基台101や回転操作型部品との位置関係が設計位置から大きく外れるようになり、操作感触の劣化や異音の発生などの不具合を生じることになる。
本発明は、かかる従来技術の不備を解決するためになされたものであって、その目的は、貫通軸受孔を有する蓋部材の位置決め用係合部の配列ピッチや突起等の幅に製造誤差があっても貫通軸受け孔の芯ずれを抑制することのできる回転操作装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、基台と、前記基台に支持される回転体と、前記回転体の回転中心を規制するための貫通孔を有し前記基台に固定される蓋部材と、前記基台と前記蓋部材との間に形成された凹溝と当該凹溝内に嵌入可能な突起との組合せからなる係合部とを有する回転操作装置であって、前記係合部が前記回転体の回転中心を中心として3方向に放射状に設けられているという構成にした。
このように、係合部を回転体の回転中心を中心として3方向に放射状に設けると、図14に示すように、凹溝22又は位置決め突起57の形成ピッチに誤差が生じたとしても、1つの凹溝22内に1つの位置決め突起57を嵌入する際に他の2つの凹溝22と位置決め突起57との噛み合わせによって蓋部材10のX−X方向及びY−Y方向の位置ずれが規制されるので、貫通軸受孔の芯ずれ(位置ずれ)を抑制することができる。
また、本発明は、前記構成の回転操作装置において、前記基台と前記回転体との間に、カムと当該カムに弾接される弾接部材との組合せからなる操作感触付与手段を設けるという構成にした。
このように、基台と回転体との間にカムと当該カムに弾接される弾接部材との組合せからなる操作感触付与手段を設けると、回転操作型電気部品の内部に操作感触付与手段を組み込む場合に比べて操作感触付与手段のサイズを自由に設定することができるので、所望の操作感触を任意に作り出しやすく、回転操作型電気部品の操作性を良好なものにすることができる。
また、本発明は、前記構成の回転操作装置において、前記基台の周方向に3個のねじ孔が等分に形成され、かつ前記蓋部材の周方向に3個のねじ貫通孔が等分に形成されているという構成にした。
このように、基台の周方向に3個のねじ孔を等分に形成すると共に蓋部材の周方向に3個のねじ貫通孔を等分に形成すると、基台の周方向に形成された3個の凹溝又は突起のいずれに蓋部材の周方向に形成された3個の突起又は凹溝のいずれを嵌入した場合にも、常にねじ孔とねじ貫通孔とを合致させることができるので、基台に対する蓋部材の締結作業を容易化することができ、回転操作装置の組立を容易なものにすることができる。
本発明の回転操作装置は、係合部を回転体の回転中心を中心として3方向に放射状に設けたので、凹溝又は突起の形成ピッチに誤差が生じたとしても、1つの凹溝内に1つの突起を嵌入する際に他の2つの凹溝と突起との噛み合わせによって蓋部材のX−X方向及びY−Y方向の位置ずれが規制されるので、貫通孔の芯ずれ(位置ずれ)を抑制することができる。よって、回転体の回転軸の偏心や傾斜が抑制され、基台や回転操作型電気部品等との位置関係が設計された理想位置に近付くので、操作感触の劣化や異音の発生等を抑制することができる。
以下、本発明に係る回転操作装置の実施形態例を図1乃至図14に基づいて説明する。図1は実施形態例に係る回転操作装置の分解斜視図、図2は実施形態例に係る回転操作装置の組立状態の断面図、図3は実施形態例に係る基台の平面図、図4は実施形態例に係る回転体の正面図、図5は図4のA−A断面図、図6は実施形態例に係る回転体の平面図、図7は実施形態例に係る回転体の底面図、図8は実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の正面図、図9は実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の平面図、図10は実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の底面図、図11は実施形態例に係る蓋部材の平面図、図12は図11のB−B断面図、図13は実施形態例に係る蓋部材の底面図、図14は実施形態例に係る回転操作装置の効果を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、本例の回転操作装置は、基台1と、基台1の下部に接合される下ケース2と、基台1と下ケース2とを接合することによって構成される空間内に設定される配線基板3と、配線基板3に実装された回転操作型電気部品4及びその他の電気部品5と、基台1に回転可能に支持され、回転操作型電気部品4の回転軸4aを回転駆動する回転体6と、回転体6に取り付けられ、回転体6の操作にクリック感触を付与する駆動棒7と、駆動棒7を常時外向きに付勢する第1弾性部材8と、回転体6の回転に所要の摩擦抵抗を付与する摩擦抵抗付与部材9と、基台1に締結される蓋部材10と、蓋部材10を基台1に締結するねじ11と、摩擦抵抗付与部材9と蓋部材10との間に張設され、摩擦抵抗付与部材9に押圧力を付与する第2弾性部材12と、回転体6に取り付けられるノブ13とから主に構成されている。
前記の各部材のうち、基台1、下ケース2、回転体6、駆動棒7、摩擦抵抗付与部材9、蓋部材10及びノブ13は、合成樹脂の成形体をもって形成される。
基台1は、図1乃至図3に示すように、下面を有しない箱状に形成されており、その略中央部上面には、筒状部21が形成されている。当該筒状部21の上面には、蓋部材10を位置決めするための3個の凹溝22が120度ピッチ(略等間角)で形成されている。また、前記筒状部21の内面には、複数個(図2の例では、16個)の平面形状が円弧形のカム山23aとカム溝23bとを等分に配列してなるクリック感触付与用のカム23が形成されている。また、筒状部21の外周部分における前記各凹溝22の間には3個の円柱形のボス24が120度ピッチで形成されており、各ボス24の中心部には蓋部材10を締結するためのねじ穴25が形成されている。さらに、前記筒状部21の内周部分には、回転体6を回転可能に保持するための筒状の回転体保持突起26が筒状部21と同心に形成されている。さらに、基台1の下部周辺には、下ケース2をスナップ結合するための係合孔27が形成されている。
下ケース2は、基台1の下面に被着可能な蓋状に形成されており、前記基台1に形成された係合孔27と対応する部分には、これと係合する係合爪28が形成されている。下ケース2は、基台1に形成された係合孔27に下ケース2に形成された係合爪28を係合することにより基台1にスナップ結合される。
配線基板3には、図示しない所要の配線パターンが形成されており、回転操作型電気部品4及びその他の電気部品5が所要の配列で実装されている。この配線基板3は、図示しないねじなどにより基台1に取り付けられる。回転操作型電気部品4としては、ロータリスイッチやロータリボリュームなどの任意の回転操作型電気部品を用いることができる。
回転体6は、図1、図2、図4乃至図7に示すように、基台1に形成された筒状部21内に収納可能な円板状の鍔部31と当該鍔部31の中心部より起立された軸部32とから構成されており、鍔部31の周面には、2個の駆動棒7及び第1弾性部材8の収納穴33が軸部32の中心を介して対向に開設されている。第1弾性部材8び駆動棒7はこの順に収納穴33内に収納され、第1弾性部材8の弾性力によって常時駆動棒7を外向きに付勢する。
鍔部31の上面には、軸部32の外周に円弧形の凹溝34が対向に形成されており、当該凹溝34の形成部を除くリング状の内周部35a及び外周部35b並びにこれら内周部35aと外周部35bとをつなぐ連結部35cとが摩擦抵抗付与部材9の接触部になっている。また、鍔部31の下面には、軸部32の外周に内周リブ36aと外周リブ36bとこれらの各リブ36a,36bをつなぐ放射リブ36cとが形成されており、軸部32と内周リブ36aとの間には、基台1に形成された回転体保持突起26を挿入するためのリング状の凹溝37が形成されている。
一方、軸部32の下面には、回転操作型電気部品4の回転軸4aを挿入するための凹部38が形成されており、当該凹部38内には、回転操作型電気部品4の回転軸4aを空転不能に連結するためのD字状の連結孔38aが形成されている。また、軸部32の上端部には、ノブ13を空転不能に連結するための十文字状のリブ39が形成されている。
摩擦抵抗付与部材9は、図8乃至図10に示すように、ドーナツ状の摩擦板41と、当該摩擦板41の上面より120度ピッチ(略等間角)で起立された3個の係止部材42とから構成されている。摩擦板41の上面には、第2弾性部材12の下端部を挿入するための3個のくぼみ43が前記係止部材42の間に120度ピッチで形成されており、当該摩擦板41の下面には、前記鍔部26の上面に形成された平面状の内周部35a及び外周部35bに当接されるリング状の内周リブ44aと外周リブ44bとこれらの各リブ44a,44bをつなぐ放射リブ44cとが形成されている。また、係止部材42の上端部外面には、摩擦抵抗付与部材9を蓋部材10に連結するための係止爪45が形成されている。
蓋部材10は、図11乃至図13に示すように、円板状の本体部51と、当該本体部51の中央部より上向きに膨出された回転体保持部52と、前記本体部51における回転体保持部52の外周部分より120度ピッチ(略等間角)で上向きに膨出された3個のばね挿入部53と、前記本体部51の最外周部より120度ピッチで外向きに突設された3個のボス部54と、当該ボス部54の中心部に開設されたねじ貫通孔55と、前記本体部51における前記ばね挿入部53の間に120度ピッチで開設された3個の摩擦抵抗付与部材取付孔56と、前記本体部51の最外周部下面における前記ボス部54の間に120度ピッチで下向きに突設された3個の位置決め突起57とから構成されている。
回転体保持部52の中央部には、回転体6の軸部32を貫通するための貫通孔61が開設される。貫通孔61は基台1に対する軸部32の設定位置を規制するものであり、軸部32の回転を阻害せず、かつ軸部32との間に過大な隙間が生じない所要の寸法に形成される。
ばね挿入部53は摩擦板41の上面に形成された3個のくぼみ43と対向する位置に形成され、ねじ貫通孔55は基台1に形成されたねじ穴25と対向する位置に開設される。また、摩擦抵抗付与部材取付孔56は摩擦板41の上面より起立された3個の係止部材42と対向する位置に形成され、位置決め突起57は基台1の筒状部21に形成された凹溝22と対向する位置に形成される。
第2弾性部材12は、摩擦板41の上面に形成された3個のくぼみ43とばね挿入部53との間に張設され、摩擦抵抗付与部材9に所要の押圧力を付与する。
ノブ13は、ユーザが回転操作型電気部品4を操作するものであって、手指にて回転操作可能な大きさ及び形状に形成される。
以下、前記実施形態例に係る回転操作装置の組立方法について説明する。
先ず、回転体6の鍔部31に開設された収納穴33内に第1弾性部材8及び駆動棒7をこの順に収納し、回転体6と駆動棒7と第1弾性部材8との組立を完了する。
次いで、この駆動棒7及び第1弾性部材8が一体に組み立てられた回転体6の鍔部31を基台1に形成された筒状部21内に挿入し、筒状部21の内周部分に形成された筒状の回転体保持突起26を回転体6の下面に形成されたリング状の凹溝37内に挿入する。これにより、回転体6が基台1に安定に保持されると共に、2つの駆動棒7の先端部がそれぞれ筒状部21の内面に形成されたカム23に当接される。
上記の作業と平行して、摩擦抵抗付与部材9と蓋部材10と第2弾性部材12との組立を行う。これらの各部材9,10,12の組立は、まず、摩擦板41の上面に形成された3個のくぼみ43に第2弾性部材12を設定した後、蓋部材10に形成されたばね挿入部53内に第2弾性部材12の上部を挿入する。次いで、摩擦板41の上面に起立された3個の係止部材42を蓋部材10の本体部51に開設された3個の摩擦抵抗付与部材取付孔56内にそれぞれ挿入した状態で、蓋部材10を第2弾性部材12の弾性力に抗して摩擦抵抗付与部材9の摩擦板41側に押し下げる。このとき、係止部材42は蓋部材10の押下力によって内向きに弾性変形し、係止爪45の摩擦抵抗付与部材取付孔56への挿入が可能になる。係止爪45が蓋部材10の上面よりも上方に達すると、係止部材42の弾性力によって係止爪45が外向きに移動する。したがって、この状態で蓋部材10に付与していた押下力を除くと、蓋部材10が第2弾性部材12の弾性力によって上昇し、蓋部材10の上面に係止爪45が係合される。これにより、摩擦抵抗付与部材9と蓋部材10と第2弾性部材12との組立が完了する。
次いで、蓋部材10に開設された貫通孔61内に回転体6の軸部32を貫通し、回転体6の鍔部31の上面に摩擦抵抗付与部材9の摩擦板41を同心に重ね合わせる。このとき、基台1の筒状部21に形成された凹溝22内に蓋部材10の下面に形成された位置決め突起57が自動的に嵌入され、筒状部21の中心に貫通孔61の中心が自動的に合致されて、カム23に対する回転体6の心出しが自動的に行われると共に、基台1に形成されたねじ穴25と蓋部材10に開設されたねじ貫通孔55との位置合わせが自動的に行われるので、ねじ貫通孔55の上方より貫通されたねじ11をねじ穴25に螺合し、基台1の筒状部21に蓋部材11を締結する。
次いで、蓋部材10の上面より上方に突出した軸部32の上端部にノブ13を取り付ける。また、回転操作型電機部品の回転軸4aを回転体6の下面に形成された凹部38内に挿入し、回転軸4aと回転体6の軸部32とを同軸に連結した後に、配線基板3を基部1に固定する。最後に、基台1に形成された係合孔27に下ケース2に形成された係合爪28を係合することにより下ケース2を基台1にスナップ結合する。
本実施形態例に係る回転操作装置は、以下の効果を有する。
(1)凹溝22と位置決め突起57とからなる係合部を回転体6の回転中心を中心として3方向に略等間角で放射状に設けたので、図14に示すように、凹溝22又は位置決め突起57の形成ピッチに誤差が生じたとしても、1つの凹溝22内に1つの位置決め突起57を嵌入する際に他の2つの凹溝22と位置決め突起57との噛み合わせによって蓋部材10のX−X方向及びY−Y方向の位置ずれが規制されるので、貫通孔61の芯ずれ(位置ずれ)を抑制することができる。よって、回転体の回転軸の偏心や傾斜が抑制され、基台や回転操作型電気部品等との位置関係が設計された理想位置に近付くので、操作感触の劣化や異音の発生等を抑制することができる。
(2)基台1と回転体6との間にカム23と当該カム23に弾接される弾接部材(駆動棒7及び第1弾性部材8)との組合せからなる操作感触付与手段を設けたので、回転操作型電気部品4の内部に操作感触付与手段を組み込む場合に比べて操作感触付与手段のサイズを自由に設定することができ、所望の操作感触を任意に作り出すことができて、回転操作型電気部品の操作性を良好なものにすることができる。
(3)基台1の周方向に3個のねじ穴25を等分に形成すると共に蓋部材10の周方向に3個のねじ貫通孔55を等分に形成したので、基台1の周方向に形成された3個の凹溝22のいずれに蓋部材10の周方向に形成された3個の位置決め突起57のいずれを嵌入した場合にも、常にねじ穴25とねじ貫通孔55とを合致させることができ、基台1に対する蓋部材10の締結作業を容易化することができて、回転操作装置の組立を容易なものにすることができる。
実施形態例に係る回転操作装置の分解斜視図である。 実施形態例に係る回転操作装置の組立状態の断面図である。 実施形態例に係る基台の平面図である。 実施形態例に係る回転体の正面図である。 図4のA−A断面図である。 実施形態例に係る回転体の平面図である。 実施形態例に係る回転体の底面図である。 実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の正面図である。 実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の平面図である。 実施形態例に係る摩擦抵抗付与部材の底面図である。 実施形態例に係る蓋部材の平面図である。 図11のB−B断面図である。 実施形態例に係る蓋部材の底面図である。 実施形態例に係る回転操作装置の効果を示す模式図である。 従来例に係る回転操作装置の分解斜視図である。 従来例に係る回転操作装置における蓋部材の位置決め手段を示す模式図である。 従来例に係る回転操作装置の不都合を示す模式図である。
符号の説明
1 基台
2 下ケース
3 配線基板3
4 回転操作型電気部品
5 その他の電気部品
6 回転体
7 駆動棒
8 第1弾性部材
9 摩擦抵抗付与部材
10 蓋部材
11 ねじ
12 第2弾性部材
13 ノブ
22 凹溝
23 カム
25 ねじ穴
55 ねじ貫通孔
57 位置決め突起
61 貫通孔

Claims (3)

  1. 基台と、前記基台に支持される回転体と、前記回転体の回転中心を規制するための貫通孔を有し前記基台に固定される蓋部材と、前記基台と前記蓋部材との間に形成された凹溝と当該凹溝内に嵌入可能な突起との組合せからなる係合部とを有する回転操作装置であって、前記係合部が前記回転体の回転中心を中心として3方向に放射状に設けられていることを特徴とする回転操作装置。
  2. 前記基台と前記回転体との間に、カムと当該カムに弾接される弾接部材との組合せからなる操作感触付与手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転操作装置。
  3. 前記基台の周方向に3個のねじ孔が等分に形成され、かつ前記蓋部材の周方向に3個のねじ貫通孔が等分に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転操作装置。
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