JP2005248746A - エンジンのegr装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な改造により、構造簡単で廉価な2位置切換式のEGR装置を、極力エンジンの運転状況に対応した弁開度が得られるようにして、その性能を向上させる。
【解決手段】排気通路と吸気通路を連通可能な連絡通路Wと、この連絡通路Wを断続自在な2位置切換型の開閉弁Vとを設け、エンジンの運転状況に応じて開閉弁Vを開閉作動するように構成してあるエンジンのEGR装置30において、排気温度の変化に応じて姿勢変化するバイメタルAと、これの姿勢変化挙動を用いて開閉弁Vの開度を調節する感熱連係手段Bとを設けるとともに、感熱連係手段Bは、排気熱温度が高いときには開閉弁Vの開度を小さくし、排気熱温度が低いときには開閉弁Vの開度を大きくするように、バイメタルAと開閉弁Vとを連係するものである。
【選択図】図9



Description

本発明は、エンジンのEGR装置に係り、詳しくは、排気通路と吸気通路を連通可能な連絡通路と、この連絡通路を断続自在な2位置切換型の開閉弁とを設け、エンジンの運転状況に応じて開閉弁を開閉作動するように構成してあるエンジンのEGR装置に関するものである。
例えば、自動車、農業機械、産業機械等に用いられるディーゼルエンジンにおいては、NOxやPMの排出が環境汚染の点から問題視されており、これを改善すべく、従来より、EGR装置が付設されている仕様がある。EGR(Exhaust Gas Recirculation :排出ガス再循環)装置は、エンジンの排出ガスの一部をシリンダー内に再循環させ、新しい吸入空気と一緒に混合させることにより、シリンダー内での燃焼を緩やかにし、燃焼温度を下げてNOxを低減させる公知の技術である。
EGR装置においては、高負荷時や高速運転時には排ガスの再循環を停止させ、それ以外の状況では排ガスを再循環させるという具合に、エンジンの運転状況に応じてEGR機能を出したり出さなかったりするシステムが採用されている。このようなシステムとしては、コンピュータ制御等によって開閉弁の開度をエンジン運転状況に応じて細かに制御することにより、そのときの状況に最適な弁開度を行わせる開度可変式のものと、排ガスの再循環を行わせるか否かの2位置切換式(ON‐OFF式)のものとがある。開度可変式のものの例としては、特許文献1や特許文献2において開示されたものが知られている。
特開2001−140702号公報 特開平5−18323号公報
開度可変式のものは、エンジンの運転状況に応じた最適なEGR効果(NOxの低減効果)を発揮させることが可能となる利点があるが、その反面、構造が複雑で部品点数が多く、コスト高になり易いものである。これに対して2位置切換式のものは、構造が簡単で部品点数も少なくて済み、廉価に構成できながらもある程度のEGR効果が得られる利点はあるが、エンジンの運転状況に応じた木目細かい制御までは行えないものである。つまり、開度可変式のEGR装置と2位置切換式のEGR装置と長所短所が相反するものであった。
従って、高いEGR効果が要求される機械(自動車等)のエンジンには開度可変式が採用され、廉価な機械(農業機械等)ののエンジンには2位置切換式が採用されるという具合に、機械の仕様や種類によっていずれかの構造のEGR装置を選択して採用しているのが実情である。
本発明の目的は、簡単な改造により、主に農業機械等に採用される構造簡単で廉価な2位置切換式のEGR装置を、極力エンジンの運転状況に対応した弁開度が得られるようにして、その性能を向上させる点にある。
請求項1の構成は、排気通路(H)と吸気通路(K)を連通可能な連絡通路(W)と、この連絡通路(W)を断続自在な2位置切換型の開閉弁(V)とを設け、エンジン(E)の運転状況に応じて前記開閉弁(V)を開閉作動するように構成してあるエンジンのEGR装置において、
排気温度の変化に応じて姿勢変化する感熱変形手段(A)と、この感熱変形手段(A)の姿勢変化挙動を用いて前記開閉弁(V)の開度を調節する感熱連係手段(B)とを設けるとともに、前記感熱連係手段(B)は、前記排気熱温度が高いときには前記開閉弁(V)の開度を小さくし、前記排気熱温度が低いときには前記開閉弁(V)の開度を大きくするように、前記感熱変形手段(A)と前記開閉弁(V)とを連係するものに構成されていることを特徴とする。
請求項2の構成は、請求項1に記載のエンジンのEGR装置において、前記開閉弁(V)は、ソレノイド(84)と、これへの通電と通電停止とによって開き位置と閉じ位置との夫々に押圧される状態が切換られ、かつ、閉じ位置から開き位置への移動量の大小に伴って弁開度が大小に変化する状態の弁体(81)とを有した電磁弁に構成され、前記感熱連係手段(B)は、排気温度が所定値を越えると、開き位置にある前記弁体(81)を閉じ位置に押し返すように姿勢変化し、かつ、排気温度が高くなるに連れて前記弁体(81)を前記閉じ位置に押し返す力も強くなる状態に前記感熱変形手段(A)を配設することで構成されていることを特徴とする。
請求項3の構成は、請求項2に記載のエンジンのEGR装置において、前記開閉弁(V)は、開き位置と閉じ位置とにスライド切換自在な前記弁体(81)を、開き位置と閉じ位置との何れかに一方に付勢する付勢バネ(86)を設けて成る弁機構(46)と、
前記弁体(81)を前記付勢バネ(86)の付勢力に抗してスライド移動可能なスプール(83)を、通電と通電停止とによって突出状態と引込状態とに切換自在なソレノイド(84)を設けて成り、かつ、前記弁機構(46)に対して着脱自在に装備される電磁操作機構と、
から構成されていることを特徴とする。
請求項4の構成は、請求項3に記載のエンジンのEGR装置において、前記弁機構(46)は、前記付勢バネ(86)によって閉じ位置に復帰付勢される常閉型に構成され、前記電磁操作機構(35)は、通電停止時には突出バネ(82)によって前記スプール(83)を突出移動し、かつ、通電時には前記ソレノイド(84)が前記スプール(83)を前記突出バネ(82)の付勢力に抗して引込移動させる状態に構成されているとともに、前記感熱変形手段(A)がバイメタルであることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、感熱変形手段や感熱連係手段の機能により、開き状態にある開閉弁の開度が、排気温度が高くなると小さくなり、排気温度が低くなると大きくなるよに制御されるので、NOxの低減を図るEGR装置の効果を、エンジンの運転状況に応じて効率良く発揮させることが可能になる。感熱変形手段は、そのものが持つ固有の特質によって姿勢変化するものであるから、例えば排気温度をセンサで検出して開度調節用のアクチュエータを駆動するといった電気的制御手段に比べて、エンジンの運転状況に応じて開度を調節する手段を、構造簡単で廉価に構成できる。その結果、EGR装置の主要部を為す開閉弁として2位置切換弁を採用しながら、弁の開度をエンジン運転状況に応じて調節することが可能になり、廉価なEGR装置としながらも排ガスのクリーン度を従来よりも改善することができる。
請求項2の構成によれば、開閉弁を、閉じ位置から開き位置への移動量の大小に伴って弁開度が大小に変化する状態の弁体とを有した電磁弁、即ち一般的な電磁弁とすることにより、温度変化によって姿勢が変化する感熱変化手段によって電磁弁の弁体を操作することができる。これにより、特別な開閉弁を専用のものとして用いることが無く、構造の簡素化を図ってより経済的に開度調節が行えるEGR装置を提供することができる。
請求項3の構成によれば、開閉弁は、連絡通路の断続を行う弁機構と、電気的に弁機構を2位置に切換駆動する電磁操作機構とに分割構成されるので、これらを一体にする場合に比べて、構造の簡素化が図れ、それによって組付けのし易さや、メンテナンスのし易さを向上させることができる。また、スプールを押し引き操作するプッシュプル動作を行う電磁操作機構は、汎用機として市場に流通しているものを使用可能であり、新たに機種を設定する場合に比べて、効率良く廉価に開閉弁を製作することが可能になる。
請求項4の構成によれば、詳しくは実施例において説明するが、開閉弁の開度調節制御が機械的要素のみで構成されることとなり、電気的要素が加わる構造のものに比べて、構造上の無理が無く、設計がし易く、かつ、その設定状態を良好に維持し易い点で有利である。また、感熱変形手段を構成するバイメタルは、既に市場に出回っている材料であり、安価で購入し易いものであるから、これを用いることにより、排気温度に応じて開閉弁の開度を調節する手段を、構造簡単で廉価に構成できる利点がある。
以下に、本発明の実施の形態を、縦型の頭上弁式多気筒ディーゼルエンジンに適用した場合について、図面に基づいて説明する。図1〜図6は、夫々、エンジン各部の構造を示す部分図であり、図7はエンジン全体の平面図、図8は燃料供給装置の模式図、図9〜図12はEGR装置の主要構造を示す断面図や作用図、図13,14は、開閉弁の開度調節制御による制御状況を示す組合せ表である。
このエンジンEは、図1、図7に示すように、シリンダブロック49の上部にシリンダヘッド1を組み付け、その上部にヘッドカバー15を組み付けて構成されている。シリンダヘッド1に、燃料噴射ノズル2とグロープラグ3とを取り付けている。燃料噴射ノズル2とグロープラグ3の取付構造は、図1に示すように、シリンダ中央部4に燃料噴射ノズル2の先端を臨ませ、燃料噴射ノズル2と吸気ポート5との間の吸気ポート壁部分6にグロープラグ3を貫通させ、このグロープラグ3を燃料噴射ノズル2に対して所定角度θ1だけ傾けてその先端部をシリンダ中央部4に差込んでいる。
吸気ポート5の構成は、図1に示すように、吸気ポート5としてスワール吸気ポートを用いている。吸気弁口10a,10b寄りの前記吸気ポート壁部分6の内壁面8を、シリンダ21に近づくにつれてシリンダ中心軸線7に近づくように傾斜させて、この内壁面8をグロープラグ3の傾きに沿わせ、この内周壁8の対向壁面8aをシリンダ中心軸線7と平行な向きに沿って立ち上げ、これら壁面8,8aの間に吸気弁口10a,10bに向けて幅広となる楔型ポート部分5aを形成している。
燃料噴射ノズル2の取付構造は、図2に示すように、前記吸気ポート壁部分6から膨出させたノズルボス6aに燃料噴射ノズル2を挿通させている。グロープラグ3とヘッドジャケット43との関係は、図1に示すように、吸気ポート5と排気ポート11との間にポート間横断水路12を形成し、このポート間横断水路12にグロープラグ3を貫通させたポート壁部分6を臨ませている。また、ポート間横断水路12を通過する冷却水が吸気分配手段13側から排気合流手段14側に向かうようにしている。
グロープラグ3とヘッドカバー15との関係は、図1に示すように、シリンダヘッド1に装着したヘッドカバー15の外壁16にグロープラグ3の端部を貫通させ、グロープラグ3の端子をヘッドカバー15外に突出させている。グロープラグ3とブリーザ室20との関係は、図5に示すように、シリンダ中心軸線7と平行な向きに見て、ヘッドカバー15の天井に設けるブリーザ室20をクランク軸中心軸線17の片側に向けて偏倚させ、図6に示すように、各吸気ポート5毎に二個の吸気弁口10a,10bを設け、この吸気弁口10a,10b間の吸気ポート壁部分6にグロープラグ3を貫通させるに当たり、次のようにしている。即ち、図6に示すように、シリンダ中心軸線7と平行な向きに見て、二個の吸気弁口10a,10bの各中心点を連結する仮想連結線18を、クランク軸中心軸線17と直交する姿勢から、シリンダ中心軸線7を中心として所定角度θ2だけ回転させることにより、グロープラグ3をブリーザ室20の偏倚方向とは逆方向にずらしている。
吸気装置の構成は、図2〜図4に示すように、シリンダヘッド1の側面23に吸気分配手段13を配置し、この吸気分配手段13をシリンダヘッド1の側面23に沿う長手状のケース構造とし、このシリンダヘッド1の側面23と対向する吸気分配手段13の側面を全面開口し、その開口縁24をシリンダヘッド1の側面23に取り付けている。また、シリンダヘッド1の側面23に取付縁25を設け、この取付縁25に吸気分配手段13の開口縁24を取り付け、シリンダヘッド1の側面23のうち、取付縁25で囲まれた部分を取付縁25よりもヘッド内側に後退させている。このため、吸気分配手段13の幅寸法を短くしても、吸気通路断面積を十分に確保することができ、シリンダヘッド1の側面23からの吸気分配手段13の張り出し寸法を短くすることができる。
また、図2に示すように、隣り合う気筒の各吸気ポート入口26間に位置する外向き面27と、各吸気ポート入口26の内周面26aとの境界部分26bにアールをつけている。このため、吸気分配手段13から吸気ポート5への吸気導入時に、境界部分26bで乱流を生じるおそれがなく、各吸気ポート5への吸気がスムーズに行われる。更に、取付縁25の研磨加工時にアールの一部が削られてエッジができる不備が起こらず、滑らかなアールの形成が確実に行える。また、取付縁25の研磨加工前に予めアールをつけておくことができるため、このアールはシリンダヘッド1の鋳造型によって形成することができ、アールの形成が簡単に行える。
シリンダヘッド1への部品取付構造は、図2に示すように、シリンダヘッド1に吸気分配手段13と排気合流手段14と冷却水循環用のサーモスタットケース31とを設け、吸気弁口10a,10bと排気弁口32a,32bからシリンダヘッド1のヘッド幅方向に沿って、吸気ポート5と排気ポート11とを相互反対向きに導出し、吸気分配手段13をシリンダヘッド1の一方の側面23に取付け、排気合流手段14を他方の側面34に取り付けている。
図2に示すように、シリンダヘッド1のヘッド長手方向の一端部で、排気合流手段14を取り付けたシリンダヘッド1の側面34にサーモスタットケース31を配置するに当たり、ヘッド長手方向を前後方向、サーモスタットケース31を配置したシリンダヘッド1の一端部のある方を前と見て、各気筒の排気弁口32a,32bをその気筒の吸気弁口10a,10bよりも後寄りに配置して、排気合流手段14を吸気分配手段13よりも後寄りに配置し、排気合流手段14の前方で、シリンダヘッド1の側面34にサーモスタットケース31を取り付けている。
また、図2、図4に示すように、吸気分配手段13の前方で、シリンダヘッド1の側面23にEGR装置30の電磁操作機構35を配置している。このようにして、排気合流手段14の前方の広いスペースには大きなサーモスタットケース31を配置し、吸気分配手段13の前方の狭いスペースには小さな電磁操作機構35を配置するため、シリンダヘッド1への部品の納まりがよく、シリンダヘッド1をコンパクトにまとめることができる。
排気ポート11とプッシュロッド36との関係は、図2に示すように、排気ポート11の導出側に動弁装置のプッシュロッド36を配置するに当たり、シリンダ中心軸線7と平行な向きに見て、シリンダ中心軸線7上でクランク軸中心軸線17と直交する仮想横断線37を想定し、この仮想横断線37の前方にその気筒の吸気弁口10a,10bを、後方にその気筒の排気弁口32a,32bをそれぞれ配置し、排気ポート11のうち、ヘッド幅方向に沿う導出始端部分39から中間部分38を前方向に偏向させて、ヘッド幅方向に沿う導出終端部分40を仮想横断線37と重なる位置まで前方向に偏倚させ、この導出終端部分40の前後にその気筒の一対のプッシュロッド36の各々を振り分けて配置している。
排気ポート11の構成は、図2に示すように、排気ポート11内に一対の排気弁口32a,32bをヘッド幅方向に沿って配列し、第一排気弁口32aを排気ポート11の導出始端部分39で開口するとともに、第二排気弁口32bを排気ポート11の中間部分38で開口するに当たり、排気ポート11のうち、ヘッド幅方向に沿う導出始端部分39から中間部分38を前方向に導出しながら湾曲させ、この中間部分38の湾曲する円弧の中心位置に第二排気弁口32bを開口し、この第二排気弁口32bの後寄りに、第一排気弁口32aからの排気の迂回通路41を形成している。
排気装置とEGR装置30との関係は、図2に示すように、排気ポート11の湾曲させた中間部分38で案内される排気の吹き当たり箇所からEGRガス導出通路(連絡通路の一例)42を導出している。給排気の差圧に加え、排気の押し込み力を利用して排気還元を行うことができ、十分な排気還元量を確保することができる。また、EGRガス導出通路42がヘッドジャケット43内を通過するようにしている。このため、専用のEGRガス放熱器が不要になり、シリンダヘッド1の部品配置が楽になる。EGRガス導出通路42に続くEGRガス供給通路(連絡通路の一例)44を、吸気分配手段13の肉壁内に形成している。このため、シリンダヘッド1からEGRガス供給通路44が大きく張り出すことがなく、シリンダヘッド1の部品配置が楽になる。
EGR装置30の電磁操作機構35の取付構造は、図2に示すように、吸気分配手段13から前方にフランジ部45を導出し、このフランジ部45に電磁操作機構35を取付けている。電磁操作機構35をシリンダヘッド1に直接取り付けた場合に比べ、電磁操作機構35の熱劣化が抑制される。電磁操作機構35で駆動する弁機構(EGR弁)46は、フランジ部45に構成されているので、このフランジ部45をシリンダヘッド1の側面23から取り外すことにより、弁機構46や弁座47のメンテナンスを簡単に行うことができる。また、電磁操作機構35はフランジ部45、即ち、弁機構46に対して着脱自在に取付けられているので、電磁操作機構35のメンテナンスも容易に行える。
次に、このディーゼルエンジンEの燃料供給装置Cについて概略説明する。燃料供給装置Cは、図8に示すように、燃料噴射ポンプ51と、メカニカルガバナ52と、電子ガバナ53とを備えて構成されている。燃料噴射ポンプ51は、燃料増減方向にスライドする燃料調量部54を備え、この燃料調量部54は、付勢手段55で燃料増量方向に付勢している。
メカニカルガバナ52の構成は、次の通りである。メカニカルガバナ52は、ガバナレバー70とガバナスプリング71とガバナ力発生手段72とを備えている。ガバナレバー70は、揺動自在に設けられ、ガバナスプリング71を介して調速レバー73に連動連結してある。ガバナスプリング71は、調速レバー73の調速設定に応じて、ガバナレバー70にガバナスプリング力74を付与する。ガバナ力発生手段72は、ガバナレバー70に臨み、回転数に応じたガバナ力75をガバナレバー70に付与する。ガバナレバー70の揺動端部は、メカ出力部56となっており、このメカ出力部56は、燃料調量部(ラック)54のメカ入力部57に、その燃料増量側から臨んでいる。メカ出力部56は、付勢手段55で付勢された燃料調量部54のメカ入力部57を受け止め、ガバナスプリング力74とガバナ力75との不釣合い力による作動で、燃料調量部54を調量移動させる。
電子ガバナ53の構成は、次の通りである。電子ガバナ53は、電子アクチュエータ77とコントローラ58と目標回転数設定手段59と目標回転数検出手段(目標回転数センサ)60と実回転数検出手段(実回転数センサ)61と実調量位置検出手段(ラック位置センサ)62とを備えている。電子アクチュエータ77はリニアソレノイドで、その出力ロッドが電子出力部63となっている。電子出力部63は、燃料調量部54の電子入力部64にその燃料増量側から臨ませている。電子出力部63は、付勢手段55で付勢された燃料調量部54の電子入力部64を受け止め、コントローラ58による制御作動で、燃料調量部54を調量移動させる。
コントローラ58の構成は、次の通りである。コントローラ58は、回転数PID制御部78と調量位置PID制御部79とを備えている。回転数PID制御部78は、目標回転数検出手段59からの目標回転数検出信号と実回転数検出手段61からの実回転数検出信号とに基づいて回転数偏差を演算し、調量位置PID制御部79に目標調量位置設定信号を発信する。調量位置PID制御部79では、目標調量位置設定信号と実調量位置検出手段62からの実調量位置検出信号とに基づいて調量位置偏差を演算し、電子アクチュエータ77に制御出力信号を発信し、電子出力部63の作動を制御する。なお、目標回転数設定手段59は、調速レバー73で兼用している。実調量位置検出手段62は、付勢手段55に付設し、燃料調量部54の移動に追従する付勢手段55の出力ロッド55aの位置を検出することにより、燃料調量部54の実調量位置を間接的に検出している。図1中の符号65はブーストコンペンセータ、66は位相補償部、67はエマージェンシ回路である。
次に、EGR装置30について詳細に説明する。EGR装置30は、図2〜図4、図6、図9〜図12に示すように、排気通路Hと吸気通路Kを連通可能な連絡通路Wと、この連絡通路Wを断続自在な2位置切換型の開閉弁Vとを設け、エンジンの運転状況に応じて開閉弁Vを開閉作動するように構成されている。即ち、排気温度の変化に応じて姿勢変化する感熱変形手段Aと、この感熱変形手段の姿勢変化挙動を用いて開閉弁Vの開度を調節する感熱連係手段Bとを設けるとともに、感熱連係手段Bは、排気熱温度が高いときには開閉弁Vの開度を小さくし、排気熱温度が低いときには開閉弁Vの開度を大きくするように、感熱変形手段Aと開閉弁Vとを連係するものに構成されている。
吸気通路Kとは、吸気分配手段13や吸気ポート5や吸気弁口10a,10bのことであり、排気通路Hとは、排気合流手段14や排気ポート11や排気弁口32a,32bのことである。また、連絡通路Wとは、EGRガス導出通路42とEGRガス供給通路44との総称である。EGRガス導出通路42は、端に位置する排気通路Hとフランジ部45とに亘る通路であり、EGRガス供給通路44は、吸気分配手段13の単管状の根元通路部13aとフランジ部45とに亘る通路である(図3,7参照)。
図9、図10に示すように、開閉弁Vは、ソレノイド84と、これへの通電と通電停止とによって開き位置「開」と閉じ位置「閉」との夫々に押圧される状態が切換られ、かつ、閉じ位置から開き位置への移動量の大小に伴って弁開度が大小に変化する状態の弁体81とを有した電磁弁に構成されている。感熱連係手段Bは、排気温度が所定置を越えると、開き位置にある弁体81を閉じ位置に押し返すように姿勢変化し、かつ、排気温度が高くなるに連れて弁体81を閉じ位置に押し返す力も強くなる状態に感熱変形手段Aを配設することで構成されている。
開閉弁Vは、開き位置「開」と閉じ位置「閉」とにスライド切換自在な弁体81を、開き位置に付勢する突出バネ82を設けて成る弁機構46と、弁体81を突出バネ82の付勢力に抗してスライド移動可能なスプール83を、通電と通電停止とによって突出状態と引込状態とに切換自在なソレノイド84を設けて成り、かつ、ボルト87等によって弁機構46に対して着脱自在に装備される電磁操作機構35とから構成されている。
弁機構46は、弁軸81aの先端に弁81bが一体形成されてフランジ部45にスライド移動自在に嵌合装着される弁体81、弁軸81aの根元側端部に取付けられる被操作円板85、及び、この被操作円板85とこれを収容するフランジ部45の穴部45Aの底壁45aとの間に介装される巻きバネ86等から構成されている。弁81bは、EGRガス導出通路42とEGRガス供給通路44とを連通すべくフランジ部45に形成された連通孔88を開閉するものであり、連通孔88には、弁81bに面接触するテーパ面状の弁座47が形成されている。巻きバネ86は、弁体81を電磁操作機構35側に押圧して、弁81bで連通孔88を閉じ付勢するものであり、これによって弁機構46は「常閉型」の弁に構成されている。
電磁操作機構35は、突出バネ82によって突出付勢されるスプール83と、吸引コイル84aと保持コイル84bとから成るソレノイド84等から構成され、ボルト87を用いて着脱自在にフランジ部45に取付けられている。ソレノイド84への通電を停止しているときには、突出バネ82によってスプール83が弁機構46側に押圧付勢されて突出しており、それによって巻きバネ86の付勢力に抗して弁体81を押し操作し、連通孔88が全開となる。そして、ソレノイド84に通電すると、突出バネ82の付勢力に抗してスプール83を引込み移動させるので、巻きバネ86の付勢力によって弁体81が電磁操作機構35側に押圧移動され、連通孔88は全閉となる。つまり、開閉弁Vとしては、通電によって連絡通路Wが遮断される「閉」状態になり、通電停止によって連絡通路Wが開く「開」状態になる「常開型」の弁に構成されている。尚、電磁操作機構35は公知構造のものに付き、図9における内部構造は簡略化して描いてある。
感熱変形手段Aは、図9、図10(a),(b)に示すように、その複数(3個)が底壁45aに取付けられている。即ち、一段低い取付面45bに、EGRガス供給通路44に臨む状態のボルト89を用いて片持ち状態に取付けられたバイメタルで感熱変形手段Aが構成されており、バイメタルAの開放側端が被操作円板85の底面に当接自在となっている。バイメタルAは、膨張係数の高い第1金属90と、これよりも膨張係数の低い第2金属91とを貼り合せたものであり、第2金属91が電磁操作機構35側となる状態で取付面45bにバイメタルAをボルト止めする構造により、前述の感熱連係手段Bが構成されている。
即ち、EGRガス供給通路44との間の厚さが薄く形成された底壁45aやボルト89を介して伝わってくる連絡通路Wの温度、即ち排気温度が所定値を越えると、先端側が電磁操作機構35側に移動するようにバイメタルAの屈曲変形が開始されて被操作円板85の押し返しが開始され、開き位置にある弁体81を閉じ位置に向けて押し返すように姿勢変化する。そして、排気温度が高くなるに連れてバイメタルAがより屈曲して反り返って弁体81を閉じ位置に押し返す力も強くなる。つまり、バイメタルAの姿勢変化により、電磁操作機構35の突出バネ82の付勢力に抗して開き位置にある弁体81を押し返すので、排気温度が高くなるに連れて開閉弁Vの開度が小さくなるように機能する。
開閉弁Vの開閉切換は、図9に示すように、電磁操作機構35のソレノイド84をコントローラ58で制御することにより、実エンジン回転数の高低とエンジンに作用する負荷の大小に応じて自動的に行われる。即ち、制御入力として、目標回転数検出手段60と実回転数検出手段61と実調量位置検出手段62とが装備されており、これらの検出情報によって、図13に示すように、高負荷で、かつ、回転数が中速又は高速であるときにのみ、開閉弁Vが閉じとなり、それ以外の運転状況では開閉弁Vが開くように制御される。
高温の燃焼状態で排気温度が高くなる高負荷時の中又は高速回転時には、開閉弁Vを開いて排ガスを吸気側に再循環させると、排ガス温度(EGRガス温度)が高く、吸気の充填効率が下がり、PMが多くなるので、これらの運転状況ではソレノイド84に通電して開閉弁Vを閉じ状態に切換えるように、コントローラ58が制御機能する。それ以外の運転状況では、ソレノイド84えの通電が停止されて開閉弁Vが閉じ位置(図12参照)に切換るが、その開度は、バイメタルAと感熱連係手段Bとにより、負荷や回転数の状況に応じて自動的に調節制御される。
即ち、バイメタルAと感熱連係手段Bとの協働による開度調節機能により、開閉弁Vの開き状態における開度は、例えば、図13に示すように自動調節される。まず、低負荷時には、エンジン回転数の如何に拘わらずに排気温度が低いので、バイメタルAの姿勢変化が起きず、開閉弁Vの全開(図9、及び図13の◎印参照)状態が維持される。中負荷時には、エンジン回転数の如何に拘わらずに排気温度がやや上昇するので、バイメタルAの姿勢変化が生じて被操作円板85を押し返し、開閉弁Vは半開(図11、及び図13の○印参照)状態に操作される。また、高負荷時には、回転数が低速であっても排気温度が相当上昇するので、バイメタルAの姿勢変化が顕著に生じて被操作円板85を強く押し返し、開閉弁Vは僅かに開く少開(図13の△印参照)状態に操作される。
このような開度調節制御により、排気温度が高い状態、即ち、噴射量が多く空気不足になり易い状態では開閉弁(EGR弁)Vの開き量(スプール83のリフト量)は少なくなって再循環ガス量(EGRガス量)が減少し、PM悪化を防止することが可能になる。一方、排気温度が低い状態、即ち、噴射量が少なく空気が豊富にある状態では、開閉弁(EGR弁)Vの開き量(スプール83のリフト量)は大きくなり、再循環ガス量(EGRガス量)が増加し、NOx低減効果を増すことができる。
尚、図14に示すように、開閉弁Vの開度調節制御を簡略化しても良い。即ち、負荷を低・中と高の2種に、かつ、回転数を低と中・高の2種に夫々分け、負荷が低・中のときには開閉弁Vを全開(◎印)状態にし、負荷が高く、かつ、回転数が低い場合には開閉弁Vを半開(○印)状態にする。この場合は、負荷が高く、かつ、回転数が中・高のときにのみ、電磁操作機構35に通電されて開閉弁Vが閉じ状態に切換えられる。
バイメタルAによる開度調節は、突出バネ82で突出付勢されているスプール83を押し返すことで為される構造であるから、その突出バネ82と巻きバネ86との夫々の付勢力とバイメタルAの姿勢変化による押し力との関係、即ち機械的要素のみの関係を適宜に設定すれば良い。例えば、開閉弁Vを、通電によって連通孔88が閉じる「常開型」に構成する場合(図示省略)では、ソレノイド84による推力と巻きバネ86の付勢力とバイメタルAの押し力との関係、即ち機械的要素と電気的要素とが絡まる関係となり、開度調節制御の設定が複雑化し易い。故に、機械的要素のみで済む前述の構成の方が、構造上の無理が無く、設計がし易く、かつ、その設定状態を良好に維持し易い点で有利である。
バイメタルAは、スイッチ部品等として既に市場に出回っている材料であり、安価で購入し易いものであるから、これを用いることにより、排気温度に応じて開閉弁Vの開度を調節する手段を構造簡単で廉価に構成することができる。バイメタルAは、図10においては3個用いているが、その数や長さ、姿勢変化特性等を適宜に選択設定することにより、種々の弁体81のリフト量や押し返し強さに対応させることが可能である。開閉弁Vは、弁機構46と電磁操作機構35とを別個のものとし、組合せて使用することで一つの弁として機能する構造としてあるので、電磁操作機構35は購入部品等の汎用機を用いて廉価に構成することが可能であり、また仕様変更も容易である。
〔別実施例〕
<1> 図9におけるスプール83と弁体81とを連結一体化して、電磁操作機構35と弁機構46とが一体化された開閉弁Vを、エンジンEに着脱自在に設ける構造でも良い。また、この一体化された開閉弁Vの場合、通電によって開く常閉型と、通電によって閉じる常開型のいずれの構造を採ることも可能である。
<2> 感熱変形手段Aとしては、互いに膨張係数の異なる3種以上の金属によるバイメタルや、ワックス等のサーモペレットを採用することが可能である。
シリンダヘッドの前端部分周辺の縦断側面図 図1のシリンダヘッドの前端部分の横断平面図 (A)は図2のIII−III線断面図、(B)は図1のシリンダヘッドの側面図 図2のIV−IV線断面図 図1のヘッドカバーを示し、(A)は平面図、(B)は側面図 図1のヘッドカバーを取り外した平面図 ディーゼルエンジンの平面図 燃料供給装置の概略構造を示す模式図 EGR装置の開閉弁を示す断面図 (a)はバイメタルの配置状態を示す要部の平面図、(b)はバイメタル部分の側面図 開閉弁の半開状態を示す要部の断面図 開閉弁の閉じ状態を示す要部の断面図 開閉弁の開度調節制御の一例を示す組合せ表 開閉弁の開度調節制御の他例を示す組合せ表
符号の説明
35 電磁操作機構
46 弁機構
81 弁体
82 突出バネ
83 スプール
84 ソレノイド
86 付勢バネ
A 感熱変形手段
B 感熱連係手段
E エンジン
H 排気通路
K 吸気通路
V 開閉弁
W 連絡通路

Claims (4)

  1. 排気通路(H)と吸気通路(K)を連通可能な連絡通路(W)と、この連絡通路(W)を断続自在な2位置切換型の開閉弁(V)とを設け、エンジン(E)の運転状況に応じて前記開閉弁(V)を開閉作動するように構成してあるエンジンのEGR装置であって、
    排気温度の変化に応じて姿勢変化する感熱変形手段(A)と、この感熱変形手段(A)の姿勢変化挙動を用いて前記開閉弁(V)の開度を調節する感熱連係手段(B)とを設けるとともに、前記感熱連係手段(B)は、前記排気熱温度が高いときには前記開閉弁(V)の開度を小さくし、前記排気熱温度が低いときには前記開閉弁(V)の開度を大きくするように、前記感熱変形手段(A)と前記開閉弁(V)とを連係するものに構成されているエンジンのEGR装置。
  2. 前記開閉弁(V)は、ソレノイド(84)と、これへの通電と通電停止とによって開き位置と閉じ位置との夫々に押圧される状態が切換られ、かつ、閉じ位置から開き位置への移動量の大小に伴って弁開度が大小に変化する状態の弁体(81)とを有した電磁弁に構成され、前記感熱連係手段(B)は、排気温度が所定値を越えると、開き位置にある前記弁体(81)を閉じ位置に押し返すように姿勢変化し、かつ、排気温度が高くなるに連れて前記弁体(81)を前記閉じ位置に押し返す力も強くなる状態に前記感熱変形手段(A)を配設することで構成されている請求項1に記載のエンジンのEGR装置。
  3. 前記開閉弁(V)は、開き位置と閉じ位置とにスライド切換自在な前記弁体(81)を、開き位置と閉じ位置との何れかに一方に付勢する付勢バネ(86)を設けて成る弁機構(46)と、
    前記弁体(81)を前記付勢バネ(86)の付勢力に抗してスライド移動可能なスプール(83)を、通電と通電停止とによって突出状態と引込状態とに切換自在なソレノイド(84)を設けて成り、かつ、前記弁機構(46)に対して着脱自在に装備される電磁操作機構と、
    から構成されている請求項2に記載のエンジンのEGR装置。
  4. 前記弁機構(46)は、前記付勢バネ(86)によって閉じ位置に復帰付勢される常閉型に構成され、前記電磁操作機構(35)は、通電停止時には突出バネ(82)によって前記スプール(83)を突出移動し、かつ、通電時には前記ソレノイド(84)が前記スプール(83)を前記突出バネ(82)の付勢力に抗して引込移動させる状態に構成されているとともに、前記感熱変形手段(A)がバイメタルである請求項3に記載のエンジンのEGR装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048018A3 (ko) * 2014-09-23 2016-06-30 대동공업 주식회사 배기가스 재순환 장치

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