JP2005248424A - 下水道マンホール - Google Patents

下水道マンホール Download PDF

Info

Publication number
JP2005248424A
JP2005248424A JP2004055717A JP2004055717A JP2005248424A JP 2005248424 A JP2005248424 A JP 2005248424A JP 2004055717 A JP2004055717 A JP 2004055717A JP 2004055717 A JP2004055717 A JP 2004055717A JP 2005248424 A JP2005248424 A JP 2005248424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole
pipe
outflow pipe
rainwater
invert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004055717A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yoshiyanagi
吉柳輝穗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
吉▲柳▼ 輝穗
Original Assignee
吉▲柳▼ 輝穗
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 吉▲柳▼ 輝穗 filed Critical 吉▲柳▼ 輝穗
Priority to JP2004055717A priority Critical patent/JP2005248424A/ja
Publication of JP2005248424A publication Critical patent/JP2005248424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

【課題】 浸水被害の軽減に寄与する下水道マンホールを提供する。
【解決手段】流入管5と流出管6を接続し、底部にインバート9を有する下水道マンホールであって、マンホールの前記流出管6側に、下部には前記インバート9との間にオリフィス16を形成し、上部を雨水が越流する隔壁12を設置することにより雨水貯留機能を持たせることにある。
【選択図】 図3

Description

この発明は、主に浸水対策のための雨水貯留機能を有した下水道マンホールに関する。
従来の下水道マンホール(以下、マンホールという)は雨水を貯留する機能を持たず、雨天時、上流から流れてきた雨水をそのまま流下させるようになっている。これは通常の地形では何ら問題ないものである。
しかし、地表面の勾配が急な地形(以下、急坂路という)では下水道管の埋設深さの関係から平坦な地形(以下、平坦地という)に比べ急な勾配で下水道管が布設されており、
そのため、図1の下水道管の縦断面図に示すように、急坂路から平坦地に移る箇所で、豪雨時に急坂路の下水道管を急流速で流れてきた雨水が一気に平坦地のマンホールに流れ込むことになり、一時的に下流側の下水道管の流下能力を超え、マンホールなどから雨水が噴出し、その付近に浸水被害を引き起こすことがしばしばある。
そこで、この発明は上記課題に鑑み、浸水被害の軽減に寄与する下水道マンホールを提供することを課題としている。
上記課題を達成するために、本発明にかかる下水道マンホールは、急坂路に設置するマンホールであって、急坂路では下水道管の埋設深さの関係から平坦地と比較するとマンホールの設置間隔が狭く、相対的にマンホール数は一般に多くなっていること及び副管を併設していることに着目し、豪雨時の浸水対策として、急坂路に設置するマンホールを雨水の流下を一定量制限する次の(1)又は(2)の構造とすることにより、急坂路のマンホール、副管及び下水道管に雨水貯留機能を持たせることにある。
(1)流入管と流出管を接続し、底部にインバートを有する下水道マンホールであって、マンホールの前記流出管側に、下部には前記インバートとの間にオリフィスを形成し、上部を雨水が越流する隔壁を設置したことにある(請求項1)。(以下、タイプ1マンホールという)
(2)流入管と流出管を接続し、底部にインバートを有する下水道マンホールであって、マンホール本体の前記流出管側上部に設けた流出口と前記流出管と繋ぐバイパス管を設置するとともに、マンホールの前記流出管の入口に、前記インバートとの間にオリフィスを形成する仕切板を設置したことにある(請求項2)。(以下、タイプ2マンホールという)
この発明によれば、対象となる急坂路に設置するマンホールをこの雨水貯留機能を持ったマンホールとすることにより、豪雨時、急坂路に設置したマンホール、副官及び下水道管が雨水貯留効果を発揮し、雨水が急流速で一時的に集中して平坦地のマンホールへ流れ込むのを抑制できることから、平坦地のマンホールでの雨水の噴出を防ぎ、浸水被害を軽減することができる。
以下、実施例を図面にもとづいて説明する。
図2、図3及び図5において、マンホール本体8内に雨水貯留のための隔壁12を設置したタイプ1マンホール2の実施例が示されており、隔壁12は、下部にはインバート9との間に雨水の流下制限をするオリフィス16を形成するための仕切板a13を有し、上部は雨水の越流させる構造となっており、マンホール本体8の壁に固定された隔壁受ガイド18に沿って流出管入口7を囲うようにアーチ状に設置されている。
仕切板a13は、仕切板引上ロッド14を付属し、隔壁12に取り付けられた仕切板ガイド19及び仕切板引上ロッドガイド20に沿って設置され、必要に応じて引き上げることができる構造となっている。
図4において、オリフィス16の正面図を示しており、オリフィス開口率の調整のため、仕切板a13に上下にスライドできるオリフィス開口率調整板17を設置し、所定の位置で固定ネジ21により固定されている。
オリフィス16が夾雑物により閉塞した場合、維持管理作業時に、図3に示すように、マンホール2外に設置した引上治具22により、仕切板a13を所定の高さまで引き上げることができる。
また、隔壁12は、マンホール2内での維持管理作業時には必要に応じて、その全体を一時取り去ることができる構造となっている。
図6、図7及び図8において、マンホール本体8の流出管側上部に設けた流出口23と流出管6と繋ぐバイパス管24を設置するとともに、マンホール内の流出管入口7に、インバート9との間に雨水の流下制限をするオリフィス16を形成する仕切板b15を設置したタイプ2マンホール3の実施例が示されている。
仕切板b15は、マンホール本体8の壁に取り付けられた仕切板ガイド19に沿って設置され、必要に応じて引き上げることができる構造とする。
オリフィス開口率の調整については、実施例1と同様に、仕切板b15に上下にスライドできるオリフィス開口率調整板17を設置し、所定の位置で固定ネジ21により固定されている。
オリフィス16が夾雑物により閉塞した場合、維持管理作業時に、図7及び図8に示すように、引上索25により仕切板b15を所定の高さまで引き上げることができる。
図9及び図10は、いずれも急坂路から平坦地に移る箇所の下水道管4の縦断面図で、急坂路に設置するマンホールを図9にあってはタイプ1マンホール2に、図10にあってはタイプ2マンホール3とすることにより、豪雨時、急坂路に設置したマンホール、副官及び下水道管が雨水貯留効果を発揮し、一時的に集中して雨水26が平坦地のマンホール1へ流れ込むのを抑制でき、雨水の噴出を防いでいる様子を示している。
豪雨時に平坦地のマンホールに急流速の雨水が一気に流れ込み、噴出している様子を示す下水道管縦断面図である。 この発明の第1の実施例を示すタイプ1マンホール2の平面図である。 同上のA−A断面を示す断面図である。 同上のB−B断面図でオリフィス16部分を示す。 同上の全体を示す斜視図である。 この発明の第2の実施例を示すタイプ2マンホール3の平面図である。 同上のA−A断面を示す断面図である。 同上の全体を示す斜視図である。 この発明の第1の実施例に基づく効果を示す下水道管縦断面図である。 この発明の第2の実施例に基づく効果を示す下水道管縦断面図である。
符号の説明
1 マンホール
2 タイプ1マンホール
3 タイプ2マンホール
4 下水道管
5 流入管
6 流出管
7 流出管入口
8 マンホール本体
9 インバート
10 副管
11 マンホール蓋
12 隔壁(タイプ1マンホール用)
13 仕切板a(タイプ1マンホール用)
14 仕切板引上ロッド(タイプ1マンホール用)
15 仕切板b(タイプ2マンホール用)
16 オリフィス
17 オリフィス開口率調整板
18 隔壁受ガイド(タイプ1マンホール用)
19 仕切板ガイド
20 仕切板引上ロッドガイド(タイプ1マンホール用)
21 オリフィス開口率調整板固定ネジ
22 仕切板引上治具(タイプ2マンホール用)
23 流出口(タイプ2マンホール用)
24 バイパス管(タイプ2マンホール用)
25 仕切板引上索(タイプ2マンホール用)
26 雨水

Claims (2)

  1. (1)流入管と流出管を接続し、底部にインバートを有する下水道マンホールであって、マンホールの前記流出管側に、下部には前記インバートとの間にオリフィスを形成し、上部を雨水が越流する隔壁を設置したことを特徴とする下水道マンホール。
  2. (2)流入管と流出管を接続し、底部にインバートを有する下水道マンホールであって、マンホール本体の前記流出管側上部に設けた流出口と前記流出管と繋ぐバイパス管を設置するとともに、マンホールの前記流出管の入口に、前記インバートとの間にオリフィスを形成する仕切板を設置したことを特徴とする下水道マンホール。
JP2004055717A 2004-03-01 2004-03-01 下水道マンホール Pending JP2005248424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055717A JP2005248424A (ja) 2004-03-01 2004-03-01 下水道マンホール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055717A JP2005248424A (ja) 2004-03-01 2004-03-01 下水道マンホール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005248424A true JP2005248424A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35029170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004055717A Pending JP2005248424A (ja) 2004-03-01 2004-03-01 下水道マンホール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005248424A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191227A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 積水化学工業株式会社 雨水排水設備
JP2017031640A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ゼニス羽田株式会社 堰及びマンホール構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191227A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 積水化学工業株式会社 雨水排水設備
JP2017031640A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ゼニス羽田株式会社 堰及びマンホール構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019143381A (ja) 雨水排水システム
JP5526404B2 (ja) サイフォン式パイプ魚道
KR101258565B1 (ko) 우수토실에 장착된 빗물 유입 제어장치
KR101111302B1 (ko) 배수관의 배수 유도장치
US6338595B1 (en) Storm water control header for culverts
JP4661460B2 (ja) 雨水流出制御システム及び雨水流出制御システムの構築方法
KR101215995B1 (ko) 오수 및 우수의 배수시스템
US9574337B1 (en) Flow control methods and devices
JP2005248424A (ja) 下水道マンホール
JP4088134B2 (ja) 減勢工
JP2011174292A (ja) オーバーフロー管を備えたu字形側溝ブロックとそれを用いた道路側溝
JP2008214948A (ja) 螺旋案内路付き縦管の流入部構造
WO2012081685A1 (ja) 排水装置用渦流式水面制御装置
KR101675310B1 (ko) 다단식 나선 지하유입구
JP5315045B2 (ja) 雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク
JP6496230B2 (ja) 逆流防止装置および田んぼダムシステム
KR200401253Y1 (ko) 유속 감소 풀륨관
SE526791C2 (sv) Virvelkammare med rörlig backspärr och luftinjektor för förhindrande av sedmentering i dag- och spillvattenbrunnar
KR101783386B1 (ko) 월류방지 집수정
CN106195413B (zh) 浮球阀
KR200218252Y1 (ko) 합류식 관거의 오수분리용 블럭
KR101555657B1 (ko) 하천의 유량조절용 저류블록 구조체
KR200145420Y1 (ko) 플라스틱 물꼬
JP6471394B2 (ja) 水田および畑兼用水位調整装置
KR200405377Y1 (ko) 맨홀