JP2005248326A - 低フルエンス境界斜レーザショックピーニング - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、レーザショックピーニング方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、第1の区域(14)を、高フルエンス垂直レーザビーム(16)を用いてレーザショックピーニングする段階と、第1の区域(14)と物品(10)の非レーザショックピーニング区域(22)との間の境界区域(20)を、第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)を用いてレーザショックピーニングする段階とを含む。第2の低フルエンス斜レーザビーム(45)は、第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)よりも低いフルエンスを有する。境界区域(20)は、第1のフルエンス斜レーザビーム(24)から始まり第1の区域から境界区域(20)を横断して非レーザショックピーニング区域(22)まで外向き方向に最大フルエンスから最小フルエンスの順になった徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームを用いて、レーザショックピーニングする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本方法は、第1の区域(14)を、高フルエンス垂直レーザビーム(16)を用いてレーザショックピーニングする段階と、第1の区域(14)と物品(10)の非レーザショックピーニング区域(22)との間の境界区域(20)を、第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)を用いてレーザショックピーニングする段階とを含む。第2の低フルエンス斜レーザビーム(45)は、第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)よりも低いフルエンスを有する。境界区域(20)は、第1のフルエンス斜レーザビーム(24)から始まり第1の区域から境界区域(20)を横断して非レーザショックピーニング区域(22)まで外向き方向に最大フルエンスから最小フルエンスの順になった徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームを用いて、レーザショックピーニングする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、レーザショックピーニングに関し、より具体的には、レーザショックピーニングした表面に隣接する境界区域を、低フルエンス斜レーザビームを用いてレーザショックピーニングすることを使用する製造方法及びそれで製造した物品に関する。
レーザショックピーニング又レーザショック処理はその名前のように、品物の表面区域をレーザショックピーニングすることによって与えられる深い圧縮残留応力の区域を形成するためのプロセスである。レーザショックピーニングは一般的に、約50ジュール又はそれ以上の高エネルギーパルスレーザビームによる1つ又はそれ以上の放射パルスを使用して物品の表面に強い衝撃波を生成するものであり、同様の方法が、特許文献1、「特許文献2、特許文献3に開示されている。低エネルギーレーザビームの使用は、特許文献4に開示されている。当技術分野で理解されかつ本明細書で使用しているレーザショックピーニングというのは、レーザビーム源からのパルスレーザビームを利用して、レーザビームの衝突点において、プラズマを形成するその表面の薄層又はその表面上の皮膜(テープ又はペイントのような)を瞬間的にアブレーション又は蒸発させることにより爆発力を生成することによって、表面の部分上に強力な局所的圧縮力を生成することを意味する。
レーザショックピーニングはガスタービンエンジン分野で多くの用途が開発されてきており、その幾つかは以下の、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9及び特許文献10に開示されており、これら特許の全てが本特許出願人の出願である。
レーザショックピーニングは、特許文献11に開示されているように、物品の疲労破損に対する耐性を大幅に増大させるものとして知られている、物品の外部表面における圧縮応力保護層を形成するために利用されてきた。これらの方法は一般的に、物品を覆って流れる水カーテン又は幾つかの他の方法を用いて、プラズマ閉込め媒体を形成する。この媒体により、プラズマは、塑性変形とLSP効果を構成する関連残留応力パターンを形成する衝撃波圧力を急速に達成することが可能になる。水カーテンは、プロセス発生衝撃波を閉込めかつ該プロセス発生衝撃波をLSP処理する構成部品の材料バルク内に向け直して、有益な圧縮残留応力を作り出す。
急激に拡大するプラズマによる圧力パルスは、構成部品内への移動衝撃波を与える。レーザパルスによって発生した圧縮衝撃波は、結果的に構成部品内に深い塑性圧縮歪みを生じさせる。これらの塑性歪みは、材料の動弾性係数に相応した残留応力を生成する。耐疲労性能の改善を含む、工業用構成部品内のレーザショックピーニングによる圧縮残留応力の多くの有用な利点は、広く文献で紹介されまた特許になっている。これらの圧縮残留応力は、構成部品内で引張り残留応力とバランスしている。引張り残留応力の増加は、構成部品の耐疲労性能を局所的に低下させる可能性があり、従って減少又は最小にすべきである。レーザショックピーニングは、構成部品上の選択した位置で実施して、特定の問題を解決する。通常、バランス引張り応力は、レーザショックピーニング区域の縁部で発生する。引張り応力の小さな狭帯又は線は、レーザショックピーニング斑又は該斑の縁部に沿った区域の直近に形成されることになる。これらの引張り応力が存在することになる場所を判定するために広範囲の有限要素法解析を実施し、引張り帯が物品又は構成部品の不活性部分(例えば、曲げ、ねじり又は他の振動モードの1つにおいて高応力線の位置でない)内に存在する状態になるように、LSP斑を設計しかつ寸法決めする。 レーザショックピーニング区域と非レーザショックピーニング区域との間の移行区域におけるこれらの引張り応力水準を低減させるのが望ましい。
米国特許第3850698号
米国特許第4401447号
特表平05−503738号
特開平11−254156号
米国特許第5756965号
米国特許第5591009号
米国特許第5531570号
米国特許第5492447号
特表平11−508826号
特表平11−509782号
米国特許第4937421号
物品をレーザショックピーニングする方法は、第1の区域の第1の表面において少なくとも1つの高フルエンス垂直レーザビームを用いて、第1の区域をレーザショックピーニングする段階と、第1の区域と物品の非レーザショックピーニング区域との間の境界区域において少なくとも1つの第1の低フルエンス斜レーザビームを用いて、境界区域をレーザショックピーニングする段階とを含む。本方法の1つの具体的な実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビームは、高フルエンス垂直レーザビームの約50%のフルエンスを有し、高フルエンス垂直レーザビームは、例えば約200J/cm2のフルエンスを有することができる。本方法の別のより具体的な実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビームは、境界区域内に単一列の第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポットのみを形成するように使用される。
本方法の別の実施形態はさらに、第1の区域に隣接する境界区域の第1の部分を、第1の低フルエンス斜レーザビームレーザを用いてレーザショックピーニングする段階と、第1の区域と非レーザショックピーニング区域との間の境界区域の第2の部分を、第1の低フルエンス斜レーザビームよりも低いフルエンスを有する第2の低フルエンス斜レーザビームを用いてレーザショックピーニングする段階とを含む。本方法のより具体的な実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビームは、高フルエンス垂直レーザビームの約50%のフルエンスを有する。第2の低フルエンス斜レーザビームは、第1の低フルエンス斜レーザビームの約50%のフルエンスを有することができる。別のより具体的な実施形態では、高フルエンス垂直レーザビームは、約200J/cm2のフルエンスを有することができる。
本方法のさらに別の実施形態はさらに、1つの第1の低フルエンス斜レーザビームから始まり第1の区域から境界区域を横断して非レーザショックピーニング区域まで外向き方向に最大フルエンスから最小フルエンスの順になった徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームを用いて、境界区域をレーザショックピーニングする段階を含む。本発明のより具体的な実施形態はさらに、第1の区域内に高フルエンスレーザショックピーニングスポットを形成する段階と、境界区域内に第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポットを形成する段階と、高フルエンス垂直レーザビーム及び低フルエンス斜レーザビームを同一出力又はエネルギー水準で作動させて、第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポットが、高フルエンスレーザショックピーニングスポットよりも面積が大きくなるようにする段階と含む。
図1及び図2には、ファンブレード8を示しており、ファンブレード8は、ブレードプラットフォーム36から半径方向外向きに、ブレード基部35からブレード先端38まで延びるチタン合金製の翼形部34を有する。ブレード8は、低フルエンス境界レーザショックピーニングを開発した対象である硬質金属物品10の代表的なものである。ファンブレード8は、プラットフォーム36からその半径方向内端部37まで半径方向内向きに延びる根本セクション40を含む。根本セクション40の半径方向内端部37には、ブレードシャンク44によってプラットフォーム36に結合されたブレード根本42が設けられる。翼形部34は、該翼形部の前縁LE及び後縁TE間で翼弦方向に延びる。翼形部34の翼弦Cは、ブレードの各断面における前縁LE及び後縁TE間の直線距離である。
レーザショックピーニングを使用して物品の部分に生じる可能性がある疲労破損に対処することはよく知られている。典型的には、ブレード8のような物品の一側又は両側面をレーザショックピーニングして、レーザショックピーニング斑又は表面54とプレストレスド領域56とを形成し、プレストレスド領域56は、レーザショックピーニング(LSP)法によって与えられた、レーザショックピーニング表面54から物品内に延びる深い圧縮残留応力を有する。
図1及び図2に示す例示的なレーザショックピーニング表面54は、前縁LEの部分に沿っている。プレストレスド領域56内のレーザショックピーニングで与えられた圧縮残留応力は、レーザショックピーニング斑又は表面54に隣接する区域内でブレード内部に延びる引張り残留応力によってバランスされており、この引張り残留応力は、レーザショックピーニング表面54の近傍でブレード又は他の物品のレーザショックピーニング強化耐疲労性能を局所的に低下させる可能性がある。高フルエンスレーザショックピーニングの第1の区域14とレーザショックピーニング斑又は表面54の外側の非レーザショックピーニング区域22との間の境界区域20内における低フルエンス境界レーザショックピーニングが、これらの引張り残留応力を低減させかつ耐疲労性能の低下を最小化又は排除するために開発された。
図3は、ファンブレード8のような物品をレーザショックピーニングするための低フルエンス境界レーザショックピーニング方法を示す。本方法は、第1の区域14を少なくとも1つの高フルエンス垂直レーザビーム16を用いてレーザショックピーニングする段階と、第1の区域14と物品10の非レーザショックピーニング区域22との間の境界区域20を少なくとも1つの第1の低フルエンス斜レーザビーム24を用いてレーザショックピーニングする段階とを含む。高フルエンス垂直レーザビーム16は、レーザショックピーニング表面54に対して90度又は垂直な角度BNで該表面54に垂直になっている。低フルエンス斜レーザビーム24は、表面54に対して斜角度Bで傾斜している。
本方法の1つの例示的な実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビーム24は、表面54において高フルエンス垂直レーザビーム16の約50%のフルエンスを有する。高フルエンス垂直レーザビーム16の1つの有用なフルエンスは、具体的には約200J/cm2である。レーザビームは、同一出力でありかつ該レーザビームに垂直な表面上で同一のフルエンスを有するが、レーザビームか又は表面54のいずれかをレーザビームが物品10の表面54に対して斜めになるように調整することができる。垂直ビームは円形のレーザビームスポットを形成するが、斜ビームは長円形のレーザビームスポットを形成する。両方のビームが等しい出力である場合、長円形のレーザビームスポットにおけるフルエンスは、円形のレーザビームスポットにおけるフルエンスよりも低い。従って、同一のビームを使用して、第1の区域14を高フルエンスレーザショックピーニングでレーザショックピーニングし、また境界区域20を低フルエンス境界レーザショックピーニングでレーザショックピーニングすることができる。
第1の区域14内に形成した高フルエンスレーザショックピーニングスポット30を、円形でありかつ直径Dと小さなスポット区域ASとを有するものとして図3に示す。境界区域20内に形成した第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポット31を、長円形でありかつ直径Dに等しい幅と長さLと大きなスポット区域ALとを有するのとして示す。このことは、高フルエンス垂直レーザビーム16及び第1の低フルエンス斜レーザビーム24が、同一の直径及び出力を有するが、表面54において異なるレーザビーム断面積及びフルエンスを有することを示す。これに代えて、高フルエンス垂直レーザビーム16及び第1の低フルエンス斜レーザビーム24は、異なる出力又はエネルギー水準のものとすることもできる。本方法は、約20〜約50ジュールの高エネルギーレーザビームか又は約3〜約10ジュールの低エネルギーレーザビームのいずれかを使用するように設計されているが、他の水準も同様に使用できる。例えば、特表平11−508826号及び特開平11−254156号を参照されたい。
レーザのエネルギーとレーザビームの寸法の組み合わせは、通常、高フルエンス垂直レーザビーム16に対して約200J/cm2までのエネルギー密度又はフルエンスをもたらすが、多少低いフルエンスも使用することができる。高フルエンスレーザショックピーニングスポット30は、円形形状を有するものと示しているが、長円形又は楕円形のような他の形状を有してもよい(2003年4月1日登録のMannava他による、「レーザショックピーニング一体ブレード型ロータブレード端縁」の名称の米国特許第6541733号を参照されたい)。低フルエンスレーザショックピーニングスポット31は、長円形を有するものとして示しているが、楕円形のような他の形状を有してもよい。レーザショックピーニングスポットは、一般的にオーバラップしたスポットのオーバラップ列の形態で形成される。列内の両スポット間及び隣接する列内のスポット間の直径の約30%のオーバラップが、1つの具体的な設計である。
図3に示す本方法の実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビーム24は、境界区域20内に単一列26の第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポット31のみを形成するように使用される。図4に示す本方法の別の実施形態は、第1の区域14に隣接する境界区域20の第1の部分32を、第1の低フルエンス斜レーザビーム24を用いて表面54に対して第1の斜角度B1でレーザショックピーニングする段階と、第1の部分32と非レーザショックピーニング区域22との間の境界区域20の第2の部分39を、第2の低フルエンス斜レーザビーム45を用いて表面54に対してより小さな第2の斜角度B2でレーザショックピーニングする段階とを含む。第2の低フルエンス斜レーザビーム45は、同一のレーザビームを使用するが第2の斜角度B2が第1の斜角度B1よりも小さいので、第1の低フルエンス斜レーザビーム24よりも低いフルエンスを有する。3つの異なる角度、すなわち垂直角度BN、第1の斜角度B1及び第2の斜角度B2における同一のレーザビームを使用して表面54をレーザショックピーニングして、高フルエンスレーザショックピーニングした第1区域14及び低フルエンスレーザショックピーニングした境界区域20を形成することができる。本方法のより具体的な実施形態では、第1の低フルエンス斜レーザビーム24は、高フルエンス垂直レーザビーム16の約50%のフルエンスを有する。第2の低フルエンス斜レーザビーム45は、第1の低フルエンス斜レーザビーム24の約50%のフルエンスを有することができる。高フルエンス垂直レーザビーム16の有用なフルエンスは、具体的には約200J/cm2である。例えば図5に示す境界区域20内のそれぞれ第1、第2及び第3の低フルエンスレーザショックピーニングスポット31、60及び62の第1、第2及び第3列で示す3つのような他の数の低フルエンス斜レーザビームを使用することができる。
図6は、1つの第1の低フルエンス斜レーザビーム24から始まり第1の区域から境界区域20を横断して非レーザショックピーニング区域22まで外向き方向に最大フルエンスから最小フルエンスの順になった、徐々に低くなる低フルエンスレーザショックピーニングスポット64で示した徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームを用いて境界区域20をレーザショックピーニングすることによって境界区域20をフェザーリングする段階を示す。徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームは、同一出力の低フルエンス斜レーザビームを、表面54に対して第1から第5の斜角度B1〜B5として示す徐々に低く又は小さくなる斜角度で傾斜させることによって生成する。対応する第1から第5の長円形の低フルエンスレーザショックピーニングスポットS1〜S5は、円形のレーザショックピーニングスポットの円直径Dに同一の幅と、徐々に長くなる第1から第5の長さL1〜L5とを有する。フェザーリングは、3つ又は4つ又はそれ以上の列の低フルエンス斜レーザビームを用いて実施することができる。1つの例示的なフェザーリング方法は、高フルエンス垂直レーザビームにおける200J/cm2から低下方向に50J/cm2毎の減少幅で50J/cm2までフェザーリングする段階、従ってそれぞれ150J/cm2、100J/cm2及び50J/cm2のフルエンスを有する斜レーザビームを用いて3列の低フルエンスレーザショックピーニングスポットを形成する段階を含む。別の例示的なフェザーリング方法は、高フルエンス垂直レーザビームにおける200J/cm2から低下方向に25J/cm2毎の減少幅で25J/cm2までフェザーリングする段階、従ってそれぞれ175J/cm2、150J/cm2、125J/cm2、100J/cm2、75J/cm2、50J/cm2及び25J/cm2のフルエンスを有する斜レーザビームを用いて7列の低フルエンスレーザショックピーニングスポットを形成する段階と、高フルエンス垂直レーザビーム16及び低フルエンス斜レーザビーム24を同一出力又はエネルギー水準で作動させる段階とを含む。
上記に開示した低フルエンス境界斜レーザショックピーニング方法の例示的な実施形態は、高フルエンスレーザショックピーニングの第1の区域14内で使用する高フルエンス垂直レーザビーム16に関して説明した。これに代えて、表面54に対して垂直でないが、1つ又は複数の低フルエンス斜レーザビーム24と比較したとき高いフルエンスを有する高斜角度レーザビームを使用することもできる。高斜角度レーザビームを生成するのに使用するのと同一のレーザを使用して、1つ又は複数の低フルエンス斜レーザビーム24を生成することができる。より低い低フルエンス斜レーザビームは、高斜角度レーザビームの高斜角度と比較して表面54に対してかなり小さい斜角度で傾斜している。
本発明を例示的な方法で説明してきた。使用した専門用語は、本質的に限定の用語ではなく説明の用語を意図するものであることを理解されたい。本明細書では本発明の好ましくかつ例示的な実施形態であると考えられるものを説明したが、当業者には本明細書の教示から本発明の他の変更が明らかになる筈であり、従って、本発明の技術思想及び技術的範囲に属する全てのそのような変更は、特許請求の範囲で保護されることが望まれる。
特許請求の範囲に示す参照符号は、本発明の技術的範囲を狭めるのではなくそれらを容易に理解するためのものである。
8 ファンブレード
10 物品
14 第1の区域
16 高フルエンス垂直レーザビーム
20 境界区域
22 非レーザショックピーニング区域
24 低フルエンス斜レーザビーム
30 高フルエンスレーザショックピーニングスポット
31 低フルエンスレーザショックピーニングスポット
34 翼形部
35 ブレード基部
36 ブレードプラットフォーム
38 ブレード先端
40 根本セクション
54 レーザショックピーニング表面
56 プレストレスド領域
LE 翼形部前縁
TE 翼形部後縁
10 物品
14 第1の区域
16 高フルエンス垂直レーザビーム
20 境界区域
22 非レーザショックピーニング区域
24 低フルエンス斜レーザビーム
30 高フルエンスレーザショックピーニングスポット
31 低フルエンスレーザショックピーニングスポット
34 翼形部
35 ブレード基部
36 ブレードプラットフォーム
38 ブレード先端
40 根本セクション
54 レーザショックピーニング表面
56 プレストレスド領域
LE 翼形部前縁
TE 翼形部後縁
Claims (10)
- 物品(10)をレーザショックピーニングする方法であって、
レーザショックピーニング表面(54)の第1の区域(14)を、該表面(54)に対して垂直な少なくとも1つの高フルエンス垂直レーザビーム(16)を用いてレーザショックピーニングする段階と、
前記第1の区域(14)と物品(10)の非レーザショックピーニング区域(22)との間の表面(54)の境界区域(20)を、該表面(54)に対して斜めになった少なくとも1つの第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)を用いてレーザショックピーニングする段階と、
を含む方法。 - 前記第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)が、前記高フルエンス垂直レーザビーム(16)の約50%のフルエンスを有する、請求項1記載の方法。
- 前記高フルエンス垂直レーザビーム(16)が、約200J/cm2のフルエンスを有する、請求項2記載の方法。
- 前記第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)を使用して、前記境界区域(20)内に単一列(26)の第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポットのみを形成する、請求項2記載の方法。
- 前記第1の区域(14)に隣接する前記境界区域(20)の第1の部分(32)を、第1の低フルエンス斜レーザビームレーザ(24)を用いてレーザショックピーニングする段階と、前記第1の区域(14)と非レーザショックピーニング区域(22)との間の前記境界区域(20)の第2の部分(39)を、前記第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)よりも低いフルエンスを有する第2の低フルエンス斜レーザビーム(45)を用いてレーザショックピーニングする段階とをさらに含む、請求項1記載の方法。
- 前記第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)が、前記高フルエンス垂直レーザビーム(16)の約50%のフルエンスを有し、前記第2の低フルエンス斜レーザビーム(45)が、前記第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)の約50%のフルエンスを有する、請求項5記載の方法。
- 1つの第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)から始まり前記第1の区域から境界区域(20)を横断して非レーザショックピーニング区域(22)まで外向き方向にかつ前記表面(54)に対して徐々に小さくなる斜角度(B1〜B5)で最大フルエンスから最小フルエンスの順になった徐々に低くなる低フルエンス斜レーザビームを用いて、前記境界区域(20)をレーザショックピーニングする段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
- 前記高フルエンス垂直レーザビーム(16)を用いて前記第1の区域(14)内に高フルエンスレーザショックピーニングスポット(30)を形成する段階と、
前記低フルエンス斜レーザビーム(24)を用いて前記境界区域(20)内に第1の低フルエンスレーザショックピーニングスポット(31)を形成する段階と、
前記高フルエンスレーザビーム及び低フルエンス斜レーザビーム(16及び24)を同一出力で作動させる段階と、
をさらに含む、請求項1記載の方法。 - レーザショックピーニングした物品(10)であって、
レーザショックピーニングした第1の区域(14)と、前記第1の区域(14)と物品(10)の非レーザショックピーニング区域(22)との間のレーザショックピーニングした境界区域(20)とを有するレーザショックピーニング表面(54)を含み、
前記レーザショックピーニングした第1の区域(14)が、少なくとも1つの高フルエンス垂直レーザビーム(16)を用いてレーザショックピーニングされ、
前記レーザショックピーニングした境界区域(20)が、少なくとも1つの第1の低フルエンス斜レーザビーム(24)を用いてレーザショックピーニングされている、
物品。 - 前記境界区域(20)が、1つの第1のフルエンスレーザビーム(24)から始まり前記第1の区域から境界区域(20)を横断して非レーザショックピーニング区域(22)まで外向き方向に最大フルエンスから最小フルエンスの順になった、徐々に低くなるフルエンスレーザビームを用いてレーザショックピーニングされている、請求項9記載の物品。
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