JP2005248182A - 液晶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的の1つは、ECB効果に基づくMLCディスプレイ、特にプロジェクションディスプレイであって、前述の不都合を有していないか、有していたとしてもより少ない程度であり、そして同時に、大きな光学異方性Δn値を有するものを提供することである。
【解決手段】 負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物に基づいた液晶媒体であって、式Iの化合物の少なくとも1種および式IIの化合物の少なくとも1種を含有する液晶媒体。
【化37】
Figure 2005248182

(R〜Rはアルキルまたはアルコキシ、環Aは、1,4−シクロへキシレン、フェニレン等、XはF、ハロゲン化アルキル等、mは0または1、LはHまたはF)
【選択図】 なし

Description

本発明は、液晶媒体、およびこれらの媒体を含む液晶ディスプレイに関し、特にアクティブマトリクスにより駆動するディスプレイ、とりわけVA−TFT用途、IPS用途、PALC用途およびECB効果に基づくディスプレイに関する。
電気的制御複屈折率の原理、ECB効果、またはDAP効果(整列相の変形:deformation of aligned phases)は、1971年に最初に記載された(M.F.SchieckelおよびK.Fahrenschon、「Deformation of nematic liquid crystals with vertical orientation in electrical fields」, Appl. Phys. Lett. 19 (1971), 3912)。その後、J. F. カーン (J. F. Kahn、Appl. Phys. Lett. 20 (1972), 1193) およびG.ラブルニーおよびJ.ロバート (G.Labrunie and J.Robert、J. Appl. Phys. 44 (1973), 4869)による報文が発行された。
J.ロバートおよびF.クラーク(J. Robert and F. Clerc 、SID 80 Digest Techn. Papers
(1980), 30), J.ダシェーネ(J. Duchene、Displays 7 (1986), 3) およびH.シャット(H. Schad 、SID 82 Digest Techn. Papers
(1982), 244)の報文では、ECB効果に基づく高情報量の表示装置に使用可能なためには、液晶相が、高い弾性定数比K/K値、高い光学異方性値Δn、−0.5〜−5の誘電異方性Δε値を有していなければならないことが示された。ECB効果に基づく電気光学表示素子はホメオトロピックのエッジ配向を有している。
電気光学表示素子中でのこの効果の工業的応用のためには、LC相は時分割駆動の要求を満たさなければならない。ここで特に重要なものは、水分、空気、並びに熱、赤外線、可視および紫外領域の放射線並びに直流および交流電界などの物理的効果に対する化学的安定性である。さらに、工業的に使用できる液晶相は、適切な温度範囲の液晶メソフェーズ相と低粘度が必要である。
現在まで開示された液晶メソフェーズを有する多数の化合物の中で、単一化合物でこれらのすべての要求を見たすものはなかった。従って、LC相として使用できる材料とするためには、一般に、2から25種類、好ましくは3から18種類の化合物が調製される。しかし、従来は実質上負の誘電異方性および適切な長期安定性を有する液晶材料を入手できないかったので、理想的な相は、このように容易には達成できない。
マトリックス型液晶ディスプレイは公知である。個々のピクセルのそれぞれのスイッチングに使用することができる非線形素子としては、アクティブ素子(つまりトランジスター)がある。この用語「アクティブマトリックス」は、2つの区別されるタイプに分けられる。
1. 基板としてのシリコンウエハー上のMOS(金属酸化物半導体)トランジスター。
2. 基板としてのガラス板上の薄膜トランジスター(TFT)。
このタイプ1の場合、使用される電気光学効果は、通常、動的散乱またはゲストホスト効果である。基板材料として単結晶シリコンを使用すると、色々な部品ディスプレイのモジュール組み立てでさえ、接続部での問題が生じるので、ディスプレイ・サイズが制限される。
好適であってより有望なタイプ2の場合には、通常TN効果が電気光学効果として使用される。ここには、区別される2つの技術がある。即ち、例えばCdSeのように、化合物半導体を含むTFTと、多結晶かアモルファスシリコンに基づいたTFTである。後者の技術に関して、集中的な研究が世界的に行われている。
TFTマトリックスは、ディスプレイの1つのガラス板の内面に形成され、もう一方のガラス板は、内面に透明な対向電極を有する。ピクセル電極のサイズと比較して、TFTは非常に小さく、事実上、画像に対する悪影響はない。この技術は、フルカラー対応のディスプレイにも適用できる。そこでは、フィルタ素子がスイッチング可能なピクセルの各々に対向するように、赤、緑および青フィルターのモザイクが配置される。
現在までに開示されたTFTディスプレイは、通常、透過光に対してクロスした偏光板を備えたTNセルで作動し、背面から照らされる。
ここで用語MLCは、集積非線形素子を備えたどのようなマトリックスディスプレイも含む。即ち、アクティブマトリックスに加えて、バリスターやダイオード(MIM=metal−insulator−metal)のような受動素子を備えたディスプレイも含む。
このタイプのMLCディスプレイは、特にテレビ用途(例えばポケット・テレビ)、またはコンピュータ用(ラップトップ)および自動車もしくは航空機内で使用される高度情報表示装置用途に適している。コントラストの角度依存性と応答時間の問題に加えて、MLCディスプレイにおいては、液晶混合物の不十分な比抵抗に起因する問題がある(TOGASHI, S., SEKIGUCHI, K.,
TANABE, H., YAMAMOTO, E., SORIMACHI, K., TAJIMA, E., WATANABE, H., SHIMIZU, H.,
Proc. Eurodisplay 84, Sept. 1984: A 210-288 Matrix LCD Controlled by Double Stage Diode Rings,
p. 141 ff, Paris;および STROMER, M., Proc. Eurodisplay 84, Sept. 1984: Design of
Thin Film Transistors for Matrix Addressing of Television Liquid Crystal
Displays, p.145 ff, Paris)。抵抗が低下するほど、MLCディスプレイのコントラストが劣化する。液晶混合物の比抵抗は、ディスプレイの内部表面との相互作用のために、一般に、MLCディスプレイの寿命の全体に渡って低下するので、長期にわたり許容される抵抗値を有さなければならないディスプレイにとっては、高い(初期)抵抗を有することが非常に重要である。
現在までに開示されたMLC−TNディスプレイの不利益は、これらのディスプレイにおいて、コントラストが比較的低いこと、視野角度依存性が比較的大きいこと、および中間調の表現が困難であることに起因している。
ヨーロッパ特許EP0474062(特許文献1)は、ECB効果に基づくMLCを開示している。そこに記載されているLC混合物は、エステル、エーテルまたはエチル・ブリッジを有する2,3−ジフルオロフェニル誘導体に基づいており、UVへ暴露した後の「電圧保有率」(HR)の値が小さく、したがって、プロジェクションタイプのディスプレイには使用することができない。
したがって、非常に高い比抵抗と同時に、広い動作温度範囲、短い応答時間および低いしきい電圧を有し、それらにより色々な中間調が再現できるMLCディスプレイが、引き続き強く要求されている。
ヨーロッパ特許第0474062号明細書
本発明の目的の1つは、ECB効果に基づくMLCディスプレイ、特にプロジェクションディスプレイであって、前述の不都合を有していないか、有していたとしてもより少ない程度であり、そして同時に、大きな光学異方性Δn値を有するものを提供することである。
この目的は、式Iの化合物の少なくとも1つと、式IIの化合物の少なくとも1つを含むネマチック液晶混合物を液晶ディスプレイ素子中で使用することにより達成できることが見出された。
本発明は、負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物に基づいた液晶媒体であって、式Iの化合物の少なくとも1種および式IIの化合物の少なくとも1種を含有する液晶媒体に関する。
Figure 2005248182
ここで、R〜Rは、互いに独立して炭素数1〜8のアルキルまたはアルコキシを表し、その際、1または2以上のCH基は、O原子同士が直接結合しないことを条件として、−CH=CH−または−O−で置換されていてもよく、
Figure 2005248182
であり、
Xは、F、Cl、SF、炭素原子数8までのハロゲン化アルキルであり、その際、1または2以上のCH基は、O原子同士が直接結合しないことを条件として、−O−または−CH=CH−で置換されていてもよく、
mは、0または1であり、
は、HまたはFである。
この液晶媒体は、特に、ECB効果またはIPS(インプレーンスイッチング)に基づく、アクティブマトリックス駆動電気光学ディスプレイ用途に適している。さらに本発明の混合物は、MIM(金属−絶縁体−金属ダイオード駆動マトリックス)液晶ディスプレイに適している。
本発明は、式Iの化合物の少なくとも1種および式IIの化合物の少なくとも1種を含有する負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物に基づいた液晶媒体に関する。
Figure 2005248182
式中、R、R、R、環A、X、Lおよびmは前述の意味を有する。
次に、本発明の混合物の好ましい実施形態を示す。
a)R、RおよびRは各々独立して好ましくはアルキル、アルコキシまたはアルケニルである。アルキルおよびアルコキシは、それぞれ炭素数1〜6の直鎖の残基を有する。用語「アルケニル」は、2から7の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖を有するアルケニル基を含む。直鎖アルケニル基が好ましい。さらに好ましいアルケニル基は、C−C−1Eアルケニル、C−C−3Eアルケニル、C−C−4−アルケニル、C−C−5−アルケニルおよびC−6−アルケニルであり、特に、C−C−1Eアルケニル、C−C−3EアルケニルおよびC−C−4−アルケニルである。これらのうち、特に好ましいアルケニル基は、ビニール、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E−ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニルおよび6−ヘプテニルである。5までの炭素原子を備えたアルケニル基が特に好ましい。
式Iにおいて、Xは好ましくは、F、Cl、CF、SF、CFH、OCF、OCFH、OCFHCF、OCFHCFH、OCFHCFH、OCFCH、OCFCFH、OCFCFH、OCFCFCFH、OCFCFCFH、OCFHCFCF、OCFHCFCFH、OCFHCFHCF、OCHCFCF、OCFCFCF、OCFCFHCFH、OCFCHCFH、OCFHCFCFH、OCFHCFHCFH、OCFHCHCF、OCHCFHCF、OCHCFCFH、OCFCFHCH、OCFCHCFH、OCFHCFCH、OCFHCFHCFH、OCFHCHCF、OCHCFCFH、OCHCFHCFH、OCFCHCH、OCFHCFHCH、OCFHCHCFH、OCHCFCH、OCHCFHCFH、OCHCHCFH、OCFHCHCH、OCHCFHCH、OCHCHCFH、OCClFCF、OCClFCClF、OCClFCFH、OCFHCClF、OCClFCFH、OCClFCClF、OCFCClH、OCFCClH、OCFCClF、OCFCClFH、OCFCClF、OCFCFCClF、OCFCFCClF、OCClFCFCF、OCClFCFCFH、OCClFCFCClF、OCClFCFHCF、OCClFCClFCF、OCClCFCF、OCClHCFCF、OCClFCFCF、OCClFCClFCF、OCFCClFCFH、OCFCFCClF、OCFCClCFH、OCFCHCClF、OCClFCFCFH、OCFHCFCClF、OCClFCFHCFH、OCClFCClFCFH、OCFHCFHCClF、OCClFCHCF、OCFHCClCF、OCClCFHCF、OCHCClFCF、OCClCFCFH、OCHCFCClF、OCFCClFCH、OCFCFHCClH、OCFCClCFH、OCFCHCClF、OCClFCFCH、OCFHCFCClH、OCClFCClFCFH、OCFHCFHCClF、OCClFCHCF、OCFHCClCF、OCClCFCFH、OCHCFCClF、OCClCFHCFH、OCClHCClFCFH、OCFCClHCClH、OCFCHCClH、OCClFCFHCH、OCFCClFCClH、OCClFCHCFH、OCFHCClCFH、OCClCFCH、OCHCFCClH、OCClCFHCFH、OCHCClFCFCl、OCHCHCFH、OCClHCClHCFH、OCHCClCFH、OCClFCHCH、OCFHCHCClH、OCClHCFHCClH、OCHCFHCClH、OCClCHCFH、OCHCClCFH、CH=CF、CF=CF、OCH=CF、OCF=CF、CH=CHF、OCH=CHF、CF=CHF、OCF=CHF、Cまたはn−Cである。
b)好ましくは、式Ia〜Inの化合物の1種または2種以上を含む液晶媒体。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
ここで、Rは前述の意味を有する。好ましくはRはアルキルである。特に式Ibの化合物が好ましい。
c)式Ibaの化合物の少なくとも1種を含有する液晶媒体。
Figure 2005248182
d)式IIIの化合物の1種または2種以上をさらに含む液晶媒体。
Figure 2005248182
ここで、RおよびRは、互いに独立して炭素数1〜8のアルキルまたはアルコキシを表し、これらの基において、1または2以上のCH−基は−CH=CH−に置き換えられていてもよく;RはFであってもよく、
Figure 2005248182
であり、
nは0または1である。
e)式IおよびIIより選ばれる化合物の4種または5種以上、および式IIIの化合物の少なくとも1種を実質的に含有する液晶媒体。
f)式IIの化合物の少なくとも3種を含有する液晶媒体。
g)混合物全体の中で式Iの割合が2〜15重量%である液晶媒体。
h)混合物全体の中で式IIの割合が少なくとも40重量%である液晶媒体。
i)混合物全体の中で式IIIの割合が5〜40重量%、好ましくは5〜30重量%である液晶媒体。
j)次の式IIa〜IIrより選ばれる少なくとも3種の化合物を含有する液晶媒体。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
ここで、alkylおよびalkylは互いに独立して、C1−6−アルキルを表し、alkenylはC2−6−アルケニル、好ましくはビニール、1E−アルケニルおよび3E−アルケニルを表す。
特に、式IIaの化合物の少なくとも1種、式IIbの化合物の少なくとも1種、および/または式IIdの化合物の少なくとも1種を含む混合物が好ましい。
k)式IIIa〜IIIeより選ばれる化合物の少なくとも1種、さらに好ましくは3種を含む液晶媒体。
Figure 2005248182
ここで、alkylはC1−6−アルキル、RはC1−6−アルキルもしくは−アルコキシまたはC2−6−アルケニル、alkenylおよびalkenylは互いに独立してC2−6−アルケニルであり、そしてLはHまたはFである。
IIIbおよびIIIeの特に好ましい化合物は次のとおりである。
Figure 2005248182
l)次の式から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する液晶媒体。
Figure 2005248182
ここで、
はRに定義されたものと同じ意味を有し、
alkenylはC2−7−アルケニル、好ましくはCH=CH、プロペニル、ブテニルまたはプロペニルであり、そして
LはH、FまたはClである。
m)実質的に
式Iの化合物の1種または2種以上を2〜15重量%、
式IIの化合物の1種または2種以上を40〜85重量%、
式IIIの化合物の1種または2種以上を3〜40重量%
の量で含有する液晶媒体。
ただし、式I、IIおよびIIIの化合物の合計は100重量%以下である。好ましくは式I、IIおよびIIIの化合物の合計は40%以上である。
n)式VIa〜VIjの化合物の1種または2種以上をさらに含む液晶媒体。
Figure 2005248182
ここで、RおよびRはそれぞれ独立して式Rに定義された意味を有する。好ましくは、RおよびRはアルキルまたはアルコキシである。
o)式VaからVoより選ばれる化合物の1種または2種以上をさらに含有する液晶媒体。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
ここで、「alkenyl」および「alkyl」は直鎖で、8個までの炭素を含有する。
トラン化合物は、高いシャープさが要求される場合に特に好ましい。この目的のためには大きなε‖を有するVA混合物が必要である。
好ましい混合物は、2〜30重量%、特に2〜20重量%のトラン化合物を含む。
本発明は、さらに、前述の液晶媒体を誘電体として含有するECB効果に基づくアクティブマトリックス駆動電気光学プロジェクションディスプレイに関する。
この液晶混合物は、好ましくは、少なくとも80度のネマチック相範囲を有し、60℃を越える、特に70℃を越える透明点、および20℃において60mPa・s以下の流動粘度νおよび20℃において150mPa・s未満の回転粘度γを有する。
本発明の液晶混合物は、約−1.5から−5、特に−1.8から−4のΔεを有する(但し、Δεは誘電異方性である。)。
液晶混合物の複屈折Δnは、一般には0.07から0.20の間で、好ましくは0.10以上であり、および/または、誘電率ε‖は3以上であり、好ましくは3〜8である。
液晶混合物は、MIM用途、好ましくは高解像用のMIM LCDに特に好ましい。この好ましい実施形態では、MIM LCDの中で小型ピクセルを駆動するには、大きな容量が必要である。
本発明の混合物はMVA、PVA、ASV等のすべての種類のVA−TFT用途に適している。更に、負のΔεを備えたIPSおよびPALC用途に適している。
誘電体は、当業者に公知で文献記載の添加剤をさらに含んでもよい。例えば0〜15%で多色性染料を添加することができる。さらに加えて、導電性を改良するために、導電性塩、好ましくはエチルジメチルドデシルアンモニウム4−ヘキソキシベンゾエート、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレートまたはクラウンエーテル(例えば Haller et al., Mol. Cryst.
Liq. Cryst. Volume 24, pages 249-258 (1973)を参照のこと)を添加することができる。あるいは、誘電異方性、粘度および/またはネマチック相の配向性を変更・改良するために物質が添加されてもよい。そのような物質は、ドイツ特許DE−A2209127、2240864、2321632、2338281、2450088、2637430および2853728に記載されている。
本発明の液晶相の式I〜IIIの各成分は、公知であるか、またはその製造方法は、文献に記載された標準的な方法に基づくため、公知の文献から当業者が容易に導くことができる。
式Iに対応する化合物は、例えばヨーロッパ特許EP0471813に記載されている。
式IIに対応する化合物は、例えばヨーロッパ特許EP0364538に記載されている。
式IIIに対応する化合物は、例えばヨーロッパ特許EP0132553、ドイツ特許DE2636684およびヨーロッパ特許EP0022183に記載されている。
本発明のディスプレイのネマチック液晶混合物は、好ましくは式Iの化合物を2〜15%、特に好ましくは3〜10%含む。
混合物は、式I、IIおよびIIIの化合物を、好ましくは3〜100重量%、特に3〜80重量%含む。
式IからIIIの化合物に加えて、その他の構成成分が、例えば混合物全体の45%まで存在していてもよい。
その他の構成成分として、好ましくはネマチックまたはネマトジェニック物質から選ばれる。特に好ましくは、アゾキシベンゼン類、ベンジリデンアニリン類、ビフェニル類、ターフェニル類、フェニルもしくはシクロヘキシルベンゾエート類、フェニルもしくはシクロヘキシルシクロヘキサンカルボキシレート類、フェニルシクロヘキサン類、シクロヘキシルビフェニル類、シクロヘキシルシクロヘキサン類、シクロヘキシルナフタレン類、1,4−ビス−シクロヘキシルビフェニル類またはシクロヘキシルピリミジン類、フェニル−もしくはシクロヘキシルジオキサン類、ハロゲン化されていてもよいスチルベン類、ベンジルフェニルエーテル類、トラン類および置換されたケイ皮酸類から成る群から選択される。
このタイプの液晶性相の成分として適当な最も重要な化合物は式VIIによって特徴付けられる。
’−L−G−E−R’ VII
式中、LおよびEはそれぞれ、1,4−ジ置換ベンゼンおよびシクロヘキサン環、4,4’−ジ置換ビフェニル、フェニルシクロヘキサンおよびシクロヘキシルシクロヘキサン環系、2,5−ジ置換ピリミジンおよび1,3−ジオキサン環、2,6−ジ置換ナフタレン、ジ−およびテトラヒドロナフタレン、キナゾリンおよびテトラヒドロキナゾリンからなる群より選ばれる炭素環またはヘテロ環であり、
Gは、−CH=CH−、−N(O)=N−、−CH−CQ−、−CH=N(O)−、−C≡C−、−CH−CH−、−CO−O−、−CH−O−、−CO−S−、−CH−S−、−CH=N−、−COO−Phe−COO−、−CFO−、−CF=CF−、−OCF−、−OCH−、−(CH−、−(CHO−またはC−C単結合であり、
Qはハロゲン、好ましくはFまたはCl、または−CNであり、
’およびR’は、炭素数18まで、好ましくは8までのアルキル、アルコキシ、アルカノイルオキシまたはアルコキシカルボニルオキシであるが、これらの基の一つは、CN、NCS、SF、NO、OCF、CF、F、ClまたはBrであってもよい。
これらの化合物の大部分では、R’およびR’は互いに異なっており、これらの基の1つは通常アルキルまたはアルコキシ基である。提案されている置換基の他の異種のものも公知である。これらすべての物質は文献公知の方法によって合成可能である。
本発明の液晶ディスプレイの構造は、例えば、ヨーロッパ特許EP−A−0240379、またはJ.G.サイモンズ(J.G.Simmons、Phys.Rev. Vol. 155, No.3,pp.657−660)、K.ニワら(K. Niwa et al.,SID84 Digest,pp.304−307,June 1984)に記載されている従来の構成に対応する。
下記の例は、制限することなく、本発明を説明するものである。上および下において、パーセンテージは重量パーセントである。温度はすべて摂氏で示される。
次の略号を使用する。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
上記のリストされた化合物は好ましい混合物成分である。
さらに、
Δnは、20℃にて589nmで測定された光学異方性を表し、
は、20℃にて589nmの異常光に対する屈折率を表し、
Δεは、20℃での誘電異方性を表し、
ε‖は、分子軸に平行な方向の誘電率を表し、
cp.は、透明点(℃)を表し、
νは、所定の温度(℃)での流動粘度を表し(mm・s−1)、
γは、所定の温度(℃)での回転粘度を表す(mPa・s)。
しきい電圧の測定に使用したディスプレイは、5μmギャップで分離された2枚の平行外板を有しており、これら外板の内側には、液晶がその表面でホメオトロピック配向するようにレシチン配向層を有する電極層が設けられている。
表A
この表中に、本発明の混合物に、好ましくは0.01から10重量%の量で添加可能なドーパントを示す。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
表B
本発明の混合物に、好ましくは0.01から10重量%の量で添加可能な安定剤およびUV吸収剤を示す。
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182
Figure 2005248182

Claims (14)

  1. 負の誘電異方性を有する極性化合物の混合物に基づいた液晶媒体であって、式Iの化合物の少なくとも1種と式IIの化合物の少なくとも1種を含有する液晶媒体。
    Figure 2005248182
    (式中、R〜Rは、互いに独立して炭素数1〜8のアルキルまたはアルコキシを表し、その際、1または2以上のCH基は、O原子同士が直接結合しないことを条件として、−CH=CH−または−O−で置換されていてもよく、
    Figure 2005248182
    であり、
    Xは、F、Cl、SF、炭素原子数8までのハロゲン化アルキルであり、その際、1または2以上のCH基は、O原子同士が直接結合しないことを条件として、−O−または−CH=CH−で置換されていてもよく、
    mは、0または1であり、
    は、HまたはFである。)
  2. 式IにおいてXが、F、Cl、CF、SF、CFH、OCF、OCFH、OCFHCF、OCFHCFH、OCFHCFH、OCFCH、OCFCFH、OCFCFH、OCFCFCFH、OCFCFCFH、OCFHCFCF、OCFHCFCFH、OCFHCFHCF、OCHCFCF、OCFCFCF、OCFCFHCFH、OCFCHCFH、OCFHCFCFH、OCFHCFHCFH、OCFHCHCF、OCHCFHCF、OCHCFCFH、OCFCFHCH、OCFCHCFH、OCFHCFCH、OCFHCFHCFH、OCFHCHCF、OCHCFCFH、OCHCFHCFH、OCFCHCH、OCFHCFHCH、OCFHCHCFH、OCHCFCH、OCHCFHCFH、OCHCHCFH、OCFHCHCH、OCHCFHCH、OCHCHCFH、OCClFCF、OCClFCClF、OCClFCFH、OCFHCClF、OCClFCFH、OCClFCClF、OCFCClH、OCFCClH、OCFCClF、OCFCClFH、OCFCClF、OCFCFCClF、OCFCFCClF、OCClFCFCF、OCClFCFCFH、OCClFCFCClF、OCClFCFHCF、OCClFCClFCF、OCClCFCF、OCClHCFCF、OCClFCFCF、OCClFCClFCF、OCFCClFCFH、OCFCFCClF、OCFCClCFH、OCFCHCClF、OCClFCFCFH、OCFHCFCClF、OCClFCFHCFH、OCClFCClFCFH、OCFHCFHCClF、OCClFCHCF、OCFHCClCF、OCClCFHCF、OCHCClFCF、OCClCFCFH、OCHCFCClF、OCFCClFCH、OCFCFHCClH、OCFCClCFH、OCFCHCClF、OCClFCFCH、OCFHCFCClH、OCClFCClFCFH、OCFHCFHCClF、OCClFCHCF、OCFHCClCF、OCClCFCFH、OCHCFCClF、OCClCFHCFH、OCClHCClFCFH、OCFCClHCClH、OCFCHCClH、OCClFCFHCH、OCFCClFCClH、OCClFCHCFH、OCFHCClCFH、OCClCFCH、OCHCFCClH、OCClCFHCFH、OCHCClFCFCl、OCHCHCFH、OCClHCClHCFH、OCHCClCFH、OCClFCHCH、OCFHCHCClH、OCClHCFHCClH、OCHCFHCClH、OCClCHCFH、OCHCClCFH、CH=CF、CF=CF、OCH=CF、OCF=CF、CH=CHF、OCH=CHF、CF=CHF、OCF=CHF、Cおよびn−Cからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1記載の液晶媒体。
  3. 式IIIの化合物の1種または2種以上を付加的に含むことを特徴とする請求項1または2記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    (RおよびRは、互いに独立して炭素数1〜8のアルキルまたはアルコキシを表し、これらの基において、1または2以上のCH−基は−CH=CH−に置き換えられていてもよく;RはFであってもよく、
    Figure 2005248182
    であり、
    nは0または1である。)
  4. 式IVa〜IViの少なくとも1種の化合物をさらに含有することを特徴とする請求項1または2記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    (式中、RはRに定義されたものと同じ意味を有し、
    alkenylはC2−7−アルケニル、
    LはH、FまたはClである。)
  5. 式Ia〜Inより選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    Figure 2005248182
    (式中、Rは請求項1で定義されたものと同じ意味を有する。)
  6. 式IIa〜IIrより選ばれる少なくとも3種の化合物を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    Figure 2005248182
    (式中、alkylおよびalkylは、互いに独立してC1−6−アルキルを表し、alkenylはC2−6−アルケニルを表す。)
  7. 式IIaの化合物の少なくとも1種と、式IIbおよび/または式IIcの化合物の少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項6記載の液晶媒体。
  8. 式IIIa〜IIIeより選ばれる化合物の少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    (式中、alkylはC1−6−アルキル、RはC1−6−アルキルもしくは−アルコキシまたはC2−6−アルケニル、alkenylおよびalkenylは互いに独立してC2−6−アルケニルであり、そしてLはHまたはFである。)
  9. 式I、IIおよびIIIの化合物の合計を100重量%以下として、実質的に
    式Iの化合物の1種または2種以上を2〜15重量%、
    式IIの化合物の1種または2種以上を40〜85重量%、
    式IIIの化合物の1種または2種以上を3〜40重量%
    の量で含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液晶媒体。
  10. 式Va〜Voより選ばれるトラン化合物の1種または2種以上をさらに含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の液晶媒体。
    Figure 2005248182
    Figure 2005248182
    (式中、alkenylおよびalkylは、それぞれ直鎖で8個までの炭素を含有するアルケニルまたはアルキルを表す。)
  11. 光学異方性Δnが0.10以上であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液晶媒体。
  12. VA−TFT用途、IPS用途およびPALC用途に適していることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液晶媒体。
  13. 請求項1〜10のいずれかに記載の液晶媒体を誘電体として含有することを特徴とするECB効果に基づくアクティブマトリックス駆動電気光学ディスプレイ。
  14. 請求項1〜11のいずれかに記載の液晶媒体を含有することを特徴とする薄膜トランジスタまたはMIMダイオードを備えたアクティブマトリックス駆動電気光学ディスプレイ。
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