JP2005247650A - ガラスストランド製造装置 - Google Patents
ガラスストランド製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005247650A JP2005247650A JP2004061774A JP2004061774A JP2005247650A JP 2005247650 A JP2005247650 A JP 2005247650A JP 2004061774 A JP2004061774 A JP 2004061774A JP 2004061774 A JP2004061774 A JP 2004061774A JP 2005247650 A JP2005247650 A JP 2005247650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- winder
- temperature
- glass
- temperature sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/07—Controlling or regulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
【解決手段】 溶融されたガラス1を収容するブッシング2の底部3に形成された複数の小孔から、上記溶融ガラスを引き出して繊維4とし、この繊維4を集束装置によって集束してワインダー10に巻取ってストランド7を製造するガラスストランド製造装置において、繊維4の糸切れ検出手段である温度センサ20と、この糸切れ検出手段から出力される信号に基いてストランド7の巻取り部の作動を制御すると共に、必要に応じて作業者に糸切れ発生を報知する制御手段であるマイクロコンピューター18とを備える。
【選択図】 図1
Description
前記繊維の切れ発生を検出する糸切れ検出手段と、
この糸切れ検出手段から出力される信号に基いて前記ストランドの巻取り部の作動を制御すると共に、必要に応じて作業者に糸切れ発生を報知する制御手段とを備え、
前記糸切れ検出手段は、繊維周囲の温度を検出する温度センサからなり、
前記制御手段による糸切れ発生の判断は、前記温度センサにより検出される繊維周囲の温度が、定常時にこの温度センサにより検出される温度の移動平均値よりも、所定の値DT以上高く、かつ、ワインダースタート直後からの経過時間及びワインダーの反転開始直後からの経過時間が所定時間を経過している時に糸切れと判断することを特徴とする。
まず、定常時、すなわち、繊維4が切れを発生することなく第1ギャザリングシュー6によって、ストランド7が形成され、紙チューブ11に所定速度で巻取られている状態を考える。この状態においては、繊維4の移動速度は例えば1500m/分程度の高速であるので、前記したような位置に配置した温度センサ20の周囲には、繊維4の移動に伴なう気流(以下、ダウンエアーフローと称する。)が発生し、ブッシング2から温度センサ20に照射される強い軸射熱がこの気流によって放熱され、温度センサ20には、ほぼ一定の温度が検出される。一方、異常時、すなわち、繊維4に切れが発生した状態においては前記した気流が消失し、温度センサ20は、ブッシング2の強い軸射熱をまともに受けるので、温度センサ20による検出温度は、繊維4の切れ発生と同時に急上昇することになる。従って、温度センサ20による検出温度の変化をとらえることにより、繊維4の切れ発生を検出することが可能となる。
マイクロコンピュータ18は、温度センサ20が検出した繊維4の周囲の雰囲気温度PTを、A/Dコンバーター19から入力する。ここで、温度センサ20の種類は多種知られているが、このような条件下で最適なデータを提供するものとして、熱電対を利用したCAセンサ(クロメル・アルメル)で、応答性を良くするために線径を細くした熱電対を用いたものが好ましい。なお、A/Dコンバーター19は、温度センサ20から出力される熱起電力をデジタルデータに変換して出力するものである。
マイクロコンピュータ18は、ステップ1で入力した検出温度PTの経過を一時的に記憶しており、現検出温度PTの直前の任意の時間内に検出された各PTの平均値を、定常時に検出される温度、すなわち移動平均値ATとし、この移動平均値ATと検出温度PTとの温度差が、設定基準温度DTよりも大きいか杏かの判断をする。この結果、(PT−AT)≧DTならばステップ3へ、(PT−AT)<DTであればステップ14へそれぞれ進む。
マイクロコンピュータ18は、ワインダー制御装置12から、ワインダー運転及びワインダー反転に関する接点情報を、入出力インターフェース17を介して入力し、一時記憶する。
マイクロコンピュータ18は、ステップ3で入力した接点情報に基き、ワインダー10が運転中であるかどうかの判断をする。ワインダー10が運転中であれば、ステップ5へ、運転中でなければ、ステップ14へそれぞれ進む。
マイクロコンピュータ18は、ワインダースタート直後からの経過時間をカウントするタイマーが、T秒経過しているがどうかの判断をする。タイマーのカウントがT秒経過していればステップ6へ、経過していなければステップ14へそれぞれ進む。
本実施例の自動反転式ワインダーの場合には、現在巻取り中のコレット10’ と、新しい紙チューブ11のセットされた待機中のコレット10”とが、回転可能な同一円盤上に設置されており、コレット1 0’上の紙チューブ11にストランド7が所定量巻かれると、この円盤を回転させ、両者の位置を入れ替える反転が行なわれる。
マイクロコンピュータ18は、ステップ1で入力した検出温度PTと遅れ移動平均値ATとの温度差が設定基準温度DT1よりも大きいか否かの判断をする。
マイクロコンピュータ18は、以上の処理により、定常の温度に対し、雰囲気温度が設定基準温度より高い値で検出されると、入力インターフェース17を介して、ワインダー制御装置12にワインダー10の停止指令を、カバー駆動回路15にカバー14の駆動信号を夫々出力し、ワインダー10を非常停止すると共に、カバー14によりアプリケーターロール5を保護する。
マイクロコンピュータ18は、入力インターフェース17を介して警報装置16に作動指令を出力し、アラームブザーをT1秒間だけ作動させる。
マイクロコンピュータ18は、ステップ9と同様にして、アラームランプを点灯させる。
マイクロコンピュータ18は、ワインダー制御装置12から入出力インターフェース17を介してワインダー10の運転信号を入力し、ワインダー10が完全に停止したか否かの判断をする。
作業者により復旧作業が完了すると、再起動信号が発せられ、この信号はマイクロコンピュータ18に入力されると同時に、ワインダー10はワインダー制御装置により再起動される。なお、カバー14の待避は、作業者によって復旧作業の中で行なわれる。ワインダーが再起動すると、アラームランプが消灯する。
マイクロコンピュータ18によって、繊維4の切れ発生なしと判断されているので、マイクロコンピュータ18は、予め記憶されているガラスストランド製造装置の制御プログラムを実行し、ステップ1に戻る。
2:ブッシング
3:ブッシングの底部
4:繊維
5:アプリケーターロール
6:第1ギャザリングシュー
7:ストランド
8:第2ギャザリングシュー
9:トラバースワイヤー(ガラスストランド製造装置巻取部)
10:ワインダー(ガラスストランド製造装置巻取部)
10’、10”:コレット(ワインダーの一部)
11:紙チューブ
14:カバー
18:マイクロコンピュータ(制御手段)
20:温度センサ(糸切れ検出手段)
Claims (6)
- 溶融したガラスを収容するブッシングの底部に形成された複数の小孔から、上記溶融ガラスを引き出して繊維となし、この繊維を集束装置によって集束してワインダーに巻取ってストランドを製造するガラスストランド製造装置において、
前記繊維の切れ発生を検出する糸切れ検出手段と、
この糸切れ検出手段から出力される信号に基いて前記ストランドの巻取り部の作動を制御すると共に、必要に応じて作業者に糸切れ発生を報知する制御手段とを備え、
前記糸切れ検出手段は、繊維周囲の温度を検出する温度センサからなり、
前記制御手段による糸切れ発生の判断は、前記温度センサにより検出される繊維周囲の温度が、定常時にこの温度センサにより検出される温度の移動平均値よりも、所定の値DT以上高く、かつ、ワインダースタート直後からの経過時間及びワインダーの反転開始直後からの経過時間が所定時間を経過している時に糸切れと判断することを特徴とするガラスストランド製造装置。 - 前記ワインダーの反転開始直後からの経過時間が所定時間を経過する前であっても、前記温度センサにより検出される繊維周囲の温度が、定常時にこの温度センサにより検出される温度の移動平均値よりも、前記所定の値DTよりも高く設定された値DT1以上高い時には糸切れと判断する請求項1記載のガラスストランド製造装置。
- 前記温度センサを、ブッシングと繊維から所定距離隔てた場所に配置した請求項2に記載のガラスストランド製造装置。
- 前記制御手段が糸切れと判断したときは、この制御手段によってワインダーを停止させるようにした請求項1〜3のいずれか1つに記載のガラスストランド製造装置。
- 前記制御手段が糸切れと判断したときは、この制御手段によってブザー及びランプを作動し、作業者に糸切れ発生を報知するようにした請求項1〜4のいずれか1つに記載のガラスストランド製造装置。
- 前記制御手段が糸切れと判断したときは、前記ブッシングより引き出された繊維の落下により集束装置が被害を受けないようにするカバーを上記制御装置によって作動させるようにした請求項1〜5のいずれか1つに記載のガラスストランド製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061774A JP4299699B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | ガラスストランド製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061774A JP4299699B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | ガラスストランド製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005247650A true JP2005247650A (ja) | 2005-09-15 |
JP4299699B2 JP4299699B2 (ja) | 2009-07-22 |
Family
ID=35028505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004061774A Expired - Fee Related JP4299699B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | ガラスストランド製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4299699B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018070404A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
WO2018225570A1 (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-13 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
CN110271913A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-24 | 台嘉玻璃纤维有限公司 | 一种玻璃纤维断纱自动控制装置及方法 |
CN116804571A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-26 | 山东众志电子有限公司 | 基于人工智能的纤维类拉丝异常状态检测方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101795990B1 (ko) * | 2017-05-19 | 2017-12-01 | 김주철 | 영상측정장치를 이용한 유리섬유 와인더 제어 장치 및 방법 |
-
2004
- 2004-03-05 JP JP2004061774A patent/JP4299699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018070404A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
WO2018225570A1 (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-13 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
JPWO2018225570A1 (ja) * | 2017-06-06 | 2020-04-09 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
JP7156278B2 (ja) | 2017-06-06 | 2022-10-19 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維ストランドの製造方法 |
US11746037B2 (en) | 2017-06-06 | 2023-09-05 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Method for manufacturing glass fiber strand |
CN110271913A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-24 | 台嘉玻璃纤维有限公司 | 一种玻璃纤维断纱自动控制装置及方法 |
CN116804571A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-26 | 山东众志电子有限公司 | 基于人工智能的纤维类拉丝异常状态检测方法 |
CN116804571B (zh) * | 2023-08-18 | 2023-12-08 | 山东众志电子有限公司 | 基于人工智能的纤维类拉丝异常状态检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4299699B2 (ja) | 2009-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6237585B1 (en) | Wire-sawing machine | |
KR101742109B1 (ko) | 실 제조 장치 | |
EP2573236A2 (en) | Textile machine and textile machine system | |
JPS62253367A (ja) | シガレツトフイルタ−ロツド製造用機械の分析及び制御システム | |
IT9048336A1 (it) | Apparecchiatura per la sorveglianza della manutenzione per roccatrice automatica. | |
JP4299699B2 (ja) | ガラスストランド製造装置 | |
JP6026251B2 (ja) | エレベータのロープストランド破断検出装置及びロープストランド破断検出方法 | |
JP2013044066A (ja) | 繊維機械及び繊維機械の情報伝達システム | |
JP2016057794A (ja) | 管理装置、制御装置、繊維機械管理システム、及び繊維機械の管理方法 | |
CN107717629A (zh) | 一种检测数控机床刀库弹簧组件是否脱落或断开的方法及装置 | |
JP6794776B2 (ja) | ガラス繊維ストランドの製造方法 | |
KR101084966B1 (ko) | 잉곳 절단용 와이어쏘 장치의 단선감지방법 | |
KR102626306B1 (ko) | 제어장치, 및 물품의 제조방법 | |
JP2020020083A (ja) | 繊維機械を稼働させる方法、および、繊維機械 | |
CN105671757A (zh) | 利用工作站处的至少一个纱线传感器来控制纺织机的方法 | |
TW201808770A (zh) | 用於監視並控制將線供應至紡織機的方法及其供應裝置 | |
CN112070997A (zh) | 一种故障报警方法、装置、设备及存储介质 | |
EP1460016B1 (en) | Method for operating an automatic winder | |
JP2017105657A (ja) | ガラス繊維ストランドの製造方法 | |
ITBS20100065A1 (it) | Metodo e dispositivo per rilevare la rottura di una o più bave in processi di filatura di fibre sintetiche | |
JPH10310329A (ja) | 糸条製造工程における張力監視装置 | |
JP5892080B2 (ja) | 生産管理システム | |
KR20180013950A (ko) | 글래스 물품의 제조 장치 | |
JP2005336629A (ja) | 繊維機械の支援方法及び支援装置 | |
JP2008191913A (ja) | 品質位置情報管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060426 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090407 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |