JP2005247494A - 板状物分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス板などの小片の板状物を、この板状物を整列保持する粘着テープから信頼性よく分離する分離装置の提供。
【解決手段】 2枚の長尺な粘着テープ11で多数枚の矩形の板状物であるガラス板1を微小間隙gで平行に整列させて保持した角棒状の板状物整列体10を鉛直に配置し、一対の粘着テープ11の上部をそれぞれの剥離部材20で互いに反対の折り返し方向に屈曲させることで、最上段の水平なガラス板1の両端面から粘着テープ11を剥がすと共に、この水平なガラス板1を一対の仮保持部材のゴムローラ30で挟持して仮保持し、水平なまま上昇させて吸着部材40で真空吸着させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘着テープに直立状態で整列保持された複数の板状物を粘着テープから1枚ずつ分離する板状物分離装置に関する。
光学電子部品のカバーガラスなどに使用される薄い小片のガラス板は、大量生産されてトレーなどの整列治具に整列収納されて、各種の製造組立工程に送られる。例えば、前記カバーガラスに使用されるガラス板は4mm角、厚さ0.5mmの小片で、これの多数枚をトレーに適度な隙間を持たせて整列させている。このガラス板の製造方法は、粘着シート上に貼り付けた1枚の大面積のガラス原板を小片のガラス板毎に切断して粘着シート上に整列させる方法や、複数枚の大面積のガラス原板をワックスを介して積層したガラス原板積層体を小片のガラス板サイズで格子状に裁断して、複数枚のガラス板がワックスを介して積層一体化された角棒状のガラス板積層体を製造し、このガラス板積層体から各ガラス板間のワックスを除去して、個々の小片のガラス板を得る方法が知られている。
この後者製造方法で小片のガラス板を製造する場合、ワックスを除去したときに複数のガラス板がばらばらに分散しないように、予め複数のガラス板を粘着テープで整列保持させることが行われている。この場合、所定枚数のガラス板をワックスを介して積層一体化した角棒状のガラス板積層体の対向する二側面に一対の長尺な粘着テープを貼り付け、各ガラス板の対向二辺の両端面に粘着テープを貼着して、各ガラス板間のワックスを除去するようにしている。ワックスを除去すると、所定枚数のガラス板が微小間隙で平行に対向した状態で粘着テープに整列保持されたガラス板整列体が得られる。このガラス板整列体の状態で各ガラス板の端面検査などが行われてから、製造組立工程において必要に応じ粘着テープから板ガラスが1枚ずつ分離される。このような粘着テープから板ガラスを分離する装置は、例えば図9に示す分離装置(例えば、特許文献1参照)と、図10に示す分離装置(例えば、特許文献2参照)が公知である。
図9の分離装置は、水平な1枚の長尺な粘着テープ2上に直立状態で多数枚の同一サイズの矩形のガラス板1を微小間隙gで平行に対向させて整列保持したガラス板整列体3を使用する。このガラス板整列体3の前身は、例えば前述した角棒状のガラス板積層体の対向する二側面に一対の長尺な粘着テープを貼り付けたもので、ガラス板積層体からワックスを除去し、一対の粘着テープの一方を剥離すると図9のガラス板整列体3となる。図9の分離装置は、ガラス板整列体3を粘着テープ2を下にして水平な台上に設置し、粘着テープ2上に直立する最前列のガラス板1からチャック4で順に粘着テープ2より分離する。チャック4は、図9の鎖線で示す最前列の板ガラス1の上端部両端面を把持すると、そのまま図9で右方向に傾動してガラス板1を粘着テープ2上で前傾させ、ガラス板1の下端面を粘着テープ2から剥がす。チャック4はガラス板1を前傾させると、図9の矢印で示す前傾方向に上昇して、粘着テープ2からガラス板1を分離する。
図10の分離装置は、上記と同様なガラス板整列体3を使用する。このガラス板整列体3の粘着テープ2を水平な剥離板5の上面に載せ、粘着テープ2の先端側を剥離板5の先端部で剥離板5の下面へと折り返し、剥離板5の上面で粘着テープ2が図10で右方向に移動するように粘着テープ先端側にフォワードテンションを掛け、粘着テープ後端側にバックテンションを掛ける。粘着テープ2が剥離板5の先端部で下方に折り返すときに、最前列のガラス板1から順に粘着テープ2より分離する。最前列の鉛直姿勢にあるガラス板1が粘着テープ2の折り返しの屈曲部分で徐々に前傾し、ほぼ水平姿勢となる時点で粘着テープ2から分離する。この分離したガラス板1は、水平姿勢のまま下方の図示しない整列治具やシュートなどへと自然落下して取り出される。
特許第3170892号公報 特開2003−246441号公報(図1)
図9の分離装置は、チャック4でガラス板1を把持し、次にガラス板1を前傾させ、更に前傾させたガラス板1を前傾方向に引き上げる3段階の動作で、1枚のガラス板1を粘着テープ2から分離させるため、1枚を分離させるに要するタクトタイムが約3秒と長くなる問題がある。また、ガラス板1が薄くなるほどチャック4で正確に把持することが難しく、かつ、チャック4で把持されるガラス板1の両端面が損傷を受ける可能性が高くなる問題があった。
また、図10の分離装置は、ガラス板1の表裏両面や端面が損傷を受ける可能性が低く、粘着テープ2の単純な送り動作でガラス板1を連続的に分離することができてタクトタイムを約0.5秒程度まで短くすることができる。しかし、ガラス板1が薄くなり、縦横サイズが小さくなるほど、安定した動作を継続させることが難しくなり、タクトタイムの短縮が難しい。すなわち、図10において、水平な剥離板5上を粘着テープ2が前進して剥離板5の先端部で下方に折り返す際に、水平な粘着テープ2上に鉛直に直立したガラス板1は徐々に前傾しながら粘着テープ2から分離するが、ガラス板1の板厚が小さくなるほど粘着テープ2上で直立する姿勢や、この直立姿勢から略水平姿勢へと前傾するときの姿勢が不安定になり、粘着テープ2から分離して自然落下するときの姿勢にばらつきが生じることがある。例えば、カメラ付き携帯電話のカメラのカバーガラスに使用されるガラス板は、3mm角で板厚が0.3mm程度などと薄板小形化される傾向にあり、このように薄板小形化されたガラス板を図10の分離装置で確実に信頼性よく分離することが難しくなっている。
本発明の目的は、ガラス板などの小片の板状物を粘着テープから確実に信頼性よく分離する板状物分離装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、粘着テープで多数の板状物を微小間隙で略平行に整列させて保持した板状物整列体において、その粘着テープより板状物を1枚ずつ分離する装置であって、板状物整列体の最前列の板状物より板状物整列方向に延在する粘着テープを板状物整列方向と離反する方向に屈曲させて、屈曲する粘着テープから板状物を剥離させる剥離部材と、粘着テープから剥離する板状物を板状物整列方向に真空吸引して保持する吸着部材とを具備したことを特徴とする(請求項1)。
ここで、板状物とは、光学電子部品のカバーガラスのような矩形のガラス板や、他の光学系のガラス板、ガラス以外のセラミック板、金属板などの薄板が適用でき、形状も矩形以外の多角形なども可能である。同一サイズの多数枚の板状物を1枚又は数枚の粘着テープで整列保持した板状物整列体は、板状物を量産する製造過程で得られたものが適用でき、この板状物整列体を図10の分離装置と同様な要領で粘着テープを剥離部材で折り返し方向に屈曲させて、最前列の板状物から順に粘着テープより剥がし、この剥がし動作と併行して吸着部材で粘着テープから剥がれる板状物を真空吸着する。吸着部材は、粘着テープに保持された最前列の板状物の前面に対して平行に接近し離反する真空吸着ノズルが適用できる。この吸着部材は、粘着テープから剥がれつつある最前列の板状物に向けて前進して板状物の前面を真空吸着し、そのまま後退して板状物を粘着テープに整列保持されたときの姿勢を保持して粘着テープから積極的に分離させる。そのため、粘着テープから剥がれ、分離するときの板状物の姿勢が常に安定して、確実で信頼性の高い板状物分離動作が可能となる。
本発明においては、剥離部材で屈曲する粘着テープから剥離される板状物を仮保持して吸着部材に受け渡す仮保持部材を剥離部材と吸着部材の間に配置した構成とすることができる(請求項2)。
ここでの仮保持部材は、粘着テープから剥がれつつある最前列の板状物のみを仮保持するもの、或いは、最前列の板状物とその後続の1枚又は数枚の板状物を段階的に仮保持するものが適用できる。このような仮保持部材は、板状物の粘着テープで保持されていない両端面を挟持して板状物整列方向に移送する一対のゴムローラやゴムベルトが、板状物を損傷することなく確実に吸着部材に受け渡すことから好適である。
また、本発明においては、板状物整列体が、一対の粘着テープの間に多数の板状物の両端面を保持して成り、一対の粘着テープをそれぞれに剥離部材で互いに反対方向に屈曲させることができる(請求項3)。
すなわち、板状物整列体に使用する粘着テープの枚数は、板状物の形状や厚さに応じて選択が可能であり、薄くて小形の板状物をより安定した姿勢で整列保持させるには1枚よりも2枚一組の粘着テープを使用することが望ましい。また、板状物整列体の前身が、例えば多数の板状物をワックスを介して積層した角棒状の板状物積層体である場合、この板状物積層体の対向二側面に一対の粘着テープを貼り付けてワックス除去や板状物端面検査を行ってから、粘着テープより板状物を1枚ずつ分離することになる。そこで、板状物整列体に使用する粘着テープが1枚の場合は、2枚の粘着テープを使用した板状物積層体から1枚の粘着テープを剥がす必要があるが、板状物整列体に使用する粘着テープを2枚にすると、2枚の粘着テープを使用した板状物積層体の2枚の粘着テープをそのまま残して使用することができ、板状物積層体から粘着テープを剥がす手間が省ける。
また、一対の平行な粘着テープの間に多数の板状物の両端面を保持して整列させた板状物整列体を水平、或いは、鉛直に保持した状態で、一対の粘着テープをそれぞれに剥離部材で互いに反対方向に屈曲させると、板状物が一対の粘着テープより同時に剥がれる。板状物は一対の粘着テープで両端面が保持された姿勢のまま一対の粘着テープから同時に剥がれるので、剥がれるまで姿勢が傾くことなく安定し、この安定した姿勢で吸着部材に吸着され、又は、安定した姿勢のまま仮保持部材で仮保持されて吸着部材に受け渡される。
また、本発明においては、一対の粘着テープを使用した板状物整列体を最前列の板状物を最上段にして略鉛直に配置し、最上段の板状物から上方に一対の粘着テープを延在させてそれぞれの剥離部材で屈曲させると共に、最上段の板状物の真上に吸着部材を上下動可能に配備した構成とすることができる(請求項4)。
この場合、一対の粘着テープを使用した板状物整列体を略鉛直に配置することで、分離装置の設置面積の縮小化が図れ、他の整列治具などの周辺設備との配備がし易くなる。また、鉛直に配置した板状物整列体においては、最上段の板状物から上方に延在する一対の粘着テープの上部を分離部材に引掛け、粘着テープに上方にフォワードテンションを掛けて粘着テープで板状物整列体を分離部材から吊り下げ、最下段の板状物から下方に延在する一対の粘着テープの下部に下方にバックテンションを掛けるようにして、水平な板状物を一対の粘着テープで上昇させながら、一対の粘着テープの上部をそれぞれの剥離で屈曲させて最上段の板状物から順に分離させる。このようにすると、最上段の板状物が所定の高さまで水平な姿勢のまま上昇した時点で板状物の両端面から一対の粘着テープが剥がれ、この剥がれのタイミングで吸着部材が下降して水平な板状物を吸着するので、板状物が安定した水平姿勢のまま粘着テープから分離される。仮に吸着部材が最上段の板状物を正常に吸着しないことがあっても、最上段の水平な板状物が次段の水平な板状物上に載り、そのまま上昇して最終的に吸着部材で吸着される。
また、本発明においては、板状物が矩形のガラス板で、吸着部材で矩形のガラス板の周縁部のみを吸着させることができる(請求項5)。
ここでの板状物は光学電子部品のカバーガラスのような矩形のガラス板で、この種のガラス板は表裏両面の4周縁部を除く中央部の品質(透光性など)が重要視される。このガラス板の端面を粘着テープで保持し、この端面を粘着テープから剥がし、粘着テープから剥がされたガラス板の表面又は裏面のいずれかの周縁部のみを吸着部材で吸着することで、ガラス板の周縁部を除く中央部が外部部材との接触から保護されて、矩形ガラス板の中央部の品質低下が防止される。
本発明によれば、多数の板状物を微小間隙で平行に対向させて整列保持する粘着テープを剥離部材で折り返し方向に屈曲させて板状物の端面を粘着テープから剥がしながら、板状物の前面を吸着部材で真空吸着して粘着テープから分離するため、粘着テープから剥がれて分離するときの板状物の姿勢が粘着テープで保持されたときの姿勢のまま安定して、板状物が薄い小片であっても粘着テープから確実性、信頼性よく分離することができる優れた効果がある。また、この板状物分離の動作が安定することで、粘着テープを剥離部材で連続的に屈曲させながら複数の板状物を連続して粘着テープから分離することができ、1枚の板状物の分離に要するタクトタイムの短縮が容易となり、作業能率に優れた板状物分離装置が提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1の(A)は分離装置要部の側面図であり、(B)は正面図である。この分離装置で使用する板状物整列体10は、2枚の長尺な粘着テープ11で多数枚の矩形の板状物であるガラス板1を微小間隙gで平行に整列させて保持した上下に長い角棒状のものである。ガラス板1は、例えば光学電子部品のカバーガラスに使用されるもので、厚さ0.3〜0.5mmの3〜4mm角の矩形板である。複数全てのガラス板1の縦横サイズが同一であり、各々の対向二辺の両端面が一対の粘着テープ11に貼り付けてある。一対の粘着テープ11の幅はガラス板1の幅の約半分で、ガラス板1の一端面の中央部分に貼り付く。一対の平行な粘着テープ11の間に各ガラス板1がほぼ0.3mmの微小間隙gをもって平行に整列される。板状物整列体10の各ガラス板1の厚さは同一であるが、ガラス板製造内容によっては複数段階で相違することもある。
図1(A)(B)に示す分離装置は、角棒状の板状物整列体10を略鉛直に保持して、上下に整列されるガラス板1の最上段のものから順番に一対の各粘着テープ11より分離するもので、板状物整列体10を鉛直に吊り下げて支持する機能、及び、一対の粘着テープ11を同時に折り返し方向に屈曲させる機能を有する一対の剥離部材20と、最上段のガラス板1を仮保持して真上に上昇させる一対の仮保持部材30と、最上段のガラス板1の真上で上下動する吸着部材40を備える。
図1(B)に示される一対の剥離部材20は、上端部がアール状に屈曲したくさび状のものであるが、小径の丸棒ローラでもよい。一対の各剥離部材20は、鉛直な角棒状板状物整列体10の一対の粘着テープ11の在る二側面に沿って平行に配置され、図示しないシリンダなどで定ストローク上下動する。仮保持部材30は弾性のゴムローラや無端ゴムベルトなどで、例えば図1(A)に示すような一対のゴムローラ30a、30bである。各ゴムローラ30a、30bは、鉛直な板状物整列体10の粘着テープ11の無い二側面に沿う所定の高さ位置に軸心を水平にして配置される。吸着部材40は下向きの角型真空吸着ノズルで、例えば図5と図6に示すような水平なターンテーブル41の下面周辺部の45°間隔の複数箇所に設置される。ターンテーブル41は吸着部材40の配列ピッチで間欠回転して、複数の吸着部材40を所定のガラス板分離ポジションP1に順に間欠送りする。ターンテーブル41の周辺のガラス板分離ポジションP1と180°反対のガラス板受渡ポジションP2に、吸着部材40からガラス板1を1枚ずつ受け取る回転体60と、回転体60からガラス板1を受け取って縦(鉛直姿勢)に整列収納するトレー70が配備される。このような回転体60とトレー70は、前述した特許文献2に開示されているものがそのまま適用でき、詳細は後述する。
板状物整列体10は、例えば図2(A)に示すような前身構造を有する。この前身の板状物整列体10は、上下多段に整列されたガラス板1の最上段と最下段のものは板厚が大きなダミーガラス板1’にしてある。このダミーガラス板1’を含む各ガラス板1がほぼ同一の微小間隙gで平行に対向して一対の粘着テープ11で整列保持される。各板ガラス1の間の微小間隙gは、当該間隙に充填されていたワックスを除去して形成される。板状物整列体10は、ワックス除去の後で各ガラス板1の端面の目視検査などが行われてから、図2(A)に示すようにガラス板分離ポジションP1に運ばれて、ガラス板分離をするために鉛直な姿勢でセットされる。図2(A)(B)は板ガラス分離前のもので、上下のダミーガラス板1’はガラス板1の保護に用いられ、ガラス板1を粘着テープ1から分離するのと同様にして粘着テープ11から分離される。
定位置のガラス板分離ポジションP1に一対の剥離部材20と、この剥離部材20と連動する一対の送りローラ機構21が上下揺動可能に配置され、同ポジションP1の所定の高さ位置に一対の仮保持部材30である円形のゴムローラ30a、30bが配置され、この一対のゴムローラ30a、30bの間の真上に吸着部材40が上下動可能に配置される。
図2(A)に示す板状物整列体10は、ガラス板分離ポジションP1に次の要領でセットされる。角棒状の板状物整列体10の両端から延在させた一対の粘着テープ11の両端部をチャック12、13で挟持し、両チャック12、13を互いに反対方向に引っ張った状態で板状物整列体10を鉛直に立て、上部のチャック12を一対の送りローラ機構21の中間位置にセットし、板状物整列体10の上部を一対の剥離部材20の間にセットして、上部のチャック12から板状物整列体10を鉛直に吊り下げる。一対の送りローラ機構21のそれぞれは定位置の第1送りローラ22と、この第1送りローラ22に対して接近離反の動作をする第2送りローラ23を有する。図2(A)の実線で示すように板状物整列体10が鉛直にセットされると、図2(A)の鎖線で示すように、上部のチャック12から上方に延在する一対の粘着テープ11を互いに反対方向に拡げて、離反状態にある第1送りローラ22と第2送りローラ23の間に通す。この後、剥離部材20と送りローラ機構21、さらに、図2(A)に示すバックテンション機構50が作動して、ガラス板分離可能な状態にセットされる。
図2(A)の状態で、バックテンション機構50が作動して鉛直な板状物整列体10から下方に延在する一対の粘着テープ11の下部に重りなどのバックテンション付与手段51が連結され、粘着テープ11に真下方向にバックテンションが掛けられる。その一方で図2(B)に示すように、一対の送りローラ機構21が作動し、第2送りローラ23が第1送りローラ22に接近して両ローラ22、23で一対の粘着テープ11をそれぞれに挟持した状態で回転し、粘着テープ11に斜め下方に送りを掛けると共に、剥離部材20が定位置まで上昇して一対の粘着テープ11の上部を扱きながら互いに反対方向に屈曲させる。図2(B)の状態で一対の送りローラ機構21が回転動作することで、一対の粘着テープ11に図2(B)の矢印で示す上方向にフォワードテンションが掛けられ、各粘着テープ11が鉛直に張設された状態でガラス板1と共に剥離部材20に向って上昇を開始し、剥離部材20の上端部を互いに反対方向に屈曲することでガラス板1’、1の分離動作が開始される。
図2(B)は鉛直の板状物整列体10の上部の水平なダミーガラス板1’が一対の剥離部材20の上端部まで上昇したときのもので、一対の剥離部材20の上端部で一対の粘着テープ11が互いに反対の折り返し方向に屈曲することで、矩形のダミーガラス板1’の対向二辺の端面から粘着テープ11が剥がれ始める。この剥がれ動作と併行して一対のゴムローラ30a、30bが図1(A)の矢印方向に回転して、ダミーガラス板1’の粘着テープの無い対向二辺の端面に当接してダミーガラス板1’を水平姿勢のまま仮保持し、そのまま少し上昇させて粘着テープ11から分離させる。この分離のタイミングで吸着部材40が下降して、ゴムローラ30a、30bで仮保持された水平なダミーガラス板1’の上面を真空吸着し、吸着したまま吸着部材40が元の高さまで上昇して、ダミーガラス板1’の粘着テープ11からの分離が行われる。同時に板状物整列体10の上下多段に整列されたガラス板1の最上段の1枚が粘着テープ11の屈曲部分に達して、ダミーガラス板1’と同様に分離される。この最上段のガラス板1の分離の様子を図3に示す。
図3は、図1(A)のガラス板分離動作部分の左半分と図1(B)のガラス板分離動作部分の右半分を合成したもので、最上段の1枚のガラス板1が粘着テープ11の折り返し方向の屈曲部分に達すると、水平なガラス板1の対向する二辺の端面が粘着テープ11から徐々に剥がれ、この動作と併行して残りの対向する二辺の端面にゴムローラ30a、30bの外周が弾性接触して仮保持し、そのままゴムローラ30a、30bの回転で最上段のガラス板1が水平姿勢のまま少し上昇して、ガラス板1が一対の粘着テープ11から同時に分離する。この分離のタイミングで真上から吸着部材40が下降して最上段のガラス板1の上面を真空吸着し、そのまま上昇して最上段の1枚のガラス板1を粘着テープ11から引き離す。吸着部材40が1枚のガラス板1を吸着して上昇すると、ターンテーブル41が1ピッチ回転して、次の吸着部材40がガラス板分離ポジションP1に間欠送りされる。
吸着部材40で1枚ずつ吸着されるガラス板1が光学電子部品のカバーガラスの場合、吸着部材40は図3に示すような角型真空吸着ノズルが適用される。この吸着部材40は下端面がガラス板1と同サイズの矩形で、この下端面の4辺の周縁部を除く中央部が凹面42で、周縁部のみに真空吸引穴43を有する。図3で最上段の1枚のガラス板1が吸着部材40で吸着されるとき、図4のガラス板上面の図4の鎖線から外側の周縁部1eのみが吸着部材40で吸着されて、ガラス板上面の周縁部1eを除く中央部1sが吸着部材40と接触しないようにしてある。なお、ガラス板1の周縁部1eの幅は0.5mm程度であり、この周縁部1eを利用して光学電子部品の投受光窓に取付けられ、また、ガラス板1の中央部1sは光学電子部品の投受光路を構成するために高品質(透光性など)が要求される。
図3で最上段のガラス板1の上面の周縁部1eのみを吸着部材40で吸着することで、上面の中央部1sの高品質が保障される。また、図3で最上段のガラス板1の下面は、次段のガラス板1と微小間隙gで平行に対向して、微小間隙gを縮めることなく最上段のガラス板1が安定した水平姿勢のまま吸着部材40で吸着されて上昇するので、下面の中央部の品質も保障されて、ガラス板1が高品質のまま粘着テープ11から分離される。
ガラス板分離ポジションP1の吸着部材40が1枚のガラス板1を水平姿勢のまま吸着して上昇すると、図5で示すようにターンテーブル41が1ピッチ間欠回転する。このターンテーブル41が4ピッチまで間欠回転すると、ガラス板分離ポジションP1でガラス板1を吸着保持した吸着部材40がガラス板受渡ポジションP2に送られ、このポジションP2で真空吸引が解除されて1枚の水平なガラス板1が回転体60へと落下する。
回転体60は、例えば図7(A)(B)に示すような截頭円錐形状の円盤で、その回転軸61の軸心を水平面に対して45°傾斜させて配置される。回転体60の截頭円錐形状の傾斜面62は、その最高位置で水平となり、最低位置で鉛直となる。この傾斜面62の45°間隔の計8箇所に、吸着ヘッド部63が設けられる。各吸着ヘッド部63は、図8の断面図で示すような凹所で、1枚のガラス板1の周縁部のみを真空吸着する吸引穴64を有する。回転体60はターンテーブル41と同期して45°ずつ間欠回転して、吸着ヘッド部63をガラス板受渡ポジションP2に間欠送りする。
ターンテーブル41が1ピッチ間欠回転して1つの吸着部材40がガラス板受渡ポジションP2に移動すると、吸着部材40から1枚のガラス板1が水平姿勢のまま回転体60の最高位置にある吸着ヘッド部63に落下し、吸着ヘッド部63に真空吸着される。この回転体60が1ピッチ間欠回転する毎に最高位置の水平な吸着ヘッド部63が段階的に傾斜し、4ピッチ間欠回転したところで鉛直な最低位置に移動し、ガラス板1が鉛直姿勢になる。最高位置の水平な吸着ヘッド63が最低位置に移動するまでに、吸着ヘッド63に吸着されたガラス板1の板厚など検査が行われ、吸着ヘッド部63が最低位置に移動した時点で板厚検査などの検査結果に基づいてガラス板1の真空吸引が解除され、鉛直姿勢のガラス板1が真下のトレー70へと落下する。トレー70は回転体60の間欠回転と同期して定ピッチずつ図5で左方向に移動して、多数枚のガラス板1を鉛直姿勢のまま所定間隔で並列に整列させて収納する。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、板状物は薄いガラス板以外の厚いセラミック板などでもよく、この板状物の形状、材質の変更に応じて粘着テープの数が適宜に決められ、粘着テープから板状物を1枚ずつ分離するときの板状物整列体の姿勢が鉛直姿勢や水平姿勢と適宜に選択できる。また、粘着テープとして、紫外線の照射によって粘着力が低下するものを使用して、粘着テープを屈曲させて板状物を分離させる際に粘着テープの屈曲部分に紫外線照射ランプで紫外線を照射させて、板状物が分離し易いようにすることも有効である。
(A)は本発明の実施の形態を示す板状物分離装置の要部の側面図、(B)は要部の正面図である。 (A)は図1(B)に示す板状物整列体10を所定の分離ポジションP1にセットする際の正面図、(B)はセット後の正面図である。 図1(A)と図1(B)の要部の左右半分ずつを合成した部分拡大図である。 板状物の一例であるガラス板の平面図である。 図1の板状物分離装置に連接したターンテーブルと回転体の正面図である。 図5のターンテーブルの下面図である。 (A)は図5の回転体の正面図、(B)は断面図である。 図7T−T線に沿う拡大断面図である。 従来の板状物分離装置の概要を示す側面図である。 他の従来の板状物分離装置の概要を示す側面図である。
符号の説明
1 板状物、ガラス板
1’ ダミーガラス板
10 板状物整列体
11 粘着テープ
12 チャック
20 剥離部材
21 送りローラ機構
22、23 送りローラ
30 仮保持部材、ゴムローラ
40 吸着部材
41 ターンテーブル
50 バックテンション機構
60 回転体
70 トレー
P1 ガラス板分離ポジション
P2 ガラス板受渡ポジション

Claims (5)

  1. 粘着テープで多数の板状物を微小間隙で略平行に整列させて保持した板状物整列体の前記粘着テープより板状物を1枚ずつ分離する装置であって、
    前記板状物整列体の最前列の板状物より板状物整列方向に延在する粘着テープを板状物整列方向と離反する方向に屈曲させ、この屈曲する粘着テープから板状物を剥離させる剥離部材と、
    前記粘着テープから剥離する板状物を板状物整列方向に真空吸引して保持する吸着部材と、
    を具備したことを特徴とする板状物分離装置。
  2. 前記剥離部材と吸着部材の間に配置され、剥離部材で屈曲する粘着テープから剥離される板状物を仮保持して吸着部材に受け渡す仮保持部材を有することを特徴とする請求項1記載の板状物分離装置。
  3. 前記板状物整列体が、一対の粘着テープで多数の各板状物の両端面を保持して成り、一対の粘着テープをそれぞれに剥離部材で屈曲させることを特徴とする請求項1または2に記載の板状物分離装置。
  4. 前記板状物整列体を最前列の板状物を最上段にして略鉛直に配置し、最上段の板状物から上方に一対の粘着テープを延在させてそれぞれの剥離部材で屈曲させると共に、最上段の板状物の真上に前記吸着部材を上下動可能に配備したことを特徴とする請求項3記載の板状物分離装置。
  5. 前記板状物が矩形のガラス板で、前記吸着部材で前記ガラス板の周縁部のみを吸着させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状物分離装置。
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