JP2005247327A - シール供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、製造ライン等で複数台のシール供給装置を使用して貼付作業を行うに際し、作業者が、除去したシールの種類を失念したり、貼付すべき貼付領域の場所を間違ったりすることなく、被貼付物の全ての貼付領域に正しいシールを確実に貼付することができるシール供給装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 作業者が案内表示部22の点灯に基づいてシール供給装置10のシール1を除去すると、シールセンサ15から除去信号が搬送制御部17に出力され、搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、投光部23を点灯させる。シール供給装置10の投光部23が点灯されるため、シール供給装置10から供給されるシール1を貼付する箇所が照射され、作業者は、除去したシール1を迷うことなく該当箇所に貼付することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 作業者が案内表示部22の点灯に基づいてシール供給装置10のシール1を除去すると、シールセンサ15から除去信号が搬送制御部17に出力され、搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、投光部23を点灯させる。シール供給装置10の投光部23が点灯されるため、シール供給装置10から供給されるシール1を貼付する箇所が照射され、作業者は、除去したシール1を迷うことなく該当箇所に貼付することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被貼付物に貼付するシールを剥離可能な状態に保持して供給するシール供給装置に関し、特に複数台並べての使用に適したシール供給装置に関する。
従来のシール供給装置としては、例えば、シールが間隔をおいて仮着された帯状台紙と、帯状台紙の搬送およびその停止を行う駆動機構と、帯状台紙の搬送に伴って、帯状台紙からシールを剥離する剥離機構と、剥離機構から突出した状態で供給されたシールの検出を行うシールセンサとを備えた構造のものが知られている。
駆動機構によって帯状台紙を搬送することでシールを剥離機構に搬送し、この剥離機構において帯状台紙が、シールから離間する方向に折り返されることにより、シールがその搬送方向前方側から順次剥離され、シールが搬送方向の後端部まで剥離された際に、帯状台紙の搬送を停止することにより、シールを帯状台紙から突出した状態で供給するようになっている。そして、作業者が供給されたシールを除去すると、シールが除去されたことが、シールセンサによって検出され、この検出信号に基づいて、再び駆動機構による帯状台紙の搬送が開始され、次のシールが供給される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、製造ライン等で複数台の従来のシール供給装置を使用して、同一の被貼付物の異なる貼付領域にそれぞれ異なるシールを貼付する貼付作業を行う場合には、以下のような問題点が生じる。
図7は、従来のシール供給装置の使用例を示す説明図である。
図7に示すように、3台の従来のシール供給装置30a〜cを用い、被貼付物31の異なる貼付領域A〜Cにシール供給装置30a〜cから供給されるシール1a〜cをそれぞれ貼付する作業を行う場合、作業者は、シール供給装置30a〜cからシール1a〜cのいずれかを除去し、対応する貼付領域A〜Cに貼付する作業を順次行うことになるが、シール1a〜cが除去されたシール供給装置30a〜cでは、次のシール1a〜cが突出された状態で供給される。従って、作業者は、図7に示すように、常に3台のシール供給装置30a〜cの全てからシール1a〜cが供給された状態で貼付作業を行うことになる。
図7に示すように、3台の従来のシール供給装置30a〜cを用い、被貼付物31の異なる貼付領域A〜Cにシール供給装置30a〜cから供給されるシール1a〜cをそれぞれ貼付する作業を行う場合、作業者は、シール供給装置30a〜cからシール1a〜cのいずれかを除去し、対応する貼付領域A〜Cに貼付する作業を順次行うことになるが、シール1a〜cが除去されたシール供給装置30a〜cでは、次のシール1a〜cが突出された状態で供給される。従って、作業者は、図7に示すように、常に3台のシール供給装置30a〜cの全てからシール1a〜cが供給された状態で貼付作業を行うことになる。
従って、作業者は、除去したシール1a〜cの種類と、対応する貼付領域A〜Cの場所とを把握した上で貼付作業を行う必要があるが、流れ作業の中では、除去したシールの種類を失念したり、貼付すべき貼付領域A〜Cの場所を間違ったりする恐れがあり、被貼付物の貼付領域に間違ったシールが貼付されてしまうことがあるという問題点があった。
特開平8−53114号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造ライン等で複数台のシール供給装置を使用して貼付作業を行うに際し、作業者が、除去したシールの種類を失念したり、貼付すべき貼付領域の場所を間違ったりすることなく、被貼付物の全ての貼付領域に正しいシールを確実に貼付することができるシール供給装置を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置であって、前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段を具備することを特徴とするシール供給装置に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、子機として使用する他のシール供給装置からの除去信号が入力される子機用端子を具備し、前記点灯制御手段は、前記子機用端子から除去信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1記載のシール供給装置に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、親機として使用する他のシール供給装置からの前記投光手段の消灯を指示する消灯信号が入力される親機用端子を具備し、前記点灯制御手段は、前記親機用端子から消灯信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1又は2記載のシール供給装置に存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置が複数台接続されてなるシール供給システムであって、各シール供給装置は、前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段とをそれぞれ具備し、前記点灯制御手段は、接続された他のシール供給装置の前記シールセンサによって前記シールの除去が検出されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とするシール供給システムに存する。
請求項1記載の発明の要旨は、シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置であって、前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段を具備することを特徴とするシール供給装置に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、子機として使用する他のシール供給装置からの除去信号が入力される子機用端子を具備し、前記点灯制御手段は、前記子機用端子から除去信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1記載のシール供給装置に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、親機として使用する他のシール供給装置からの前記投光手段の消灯を指示する消灯信号が入力される親機用端子を具備し、前記点灯制御手段は、前記親機用端子から消灯信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1又は2記載のシール供給装置に存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置が複数台接続されてなるシール供給システムであって、各シール供給装置は、前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段とをそれぞれ具備し、前記点灯制御手段は、接続された他のシール供給装置の前記シールセンサによって前記シールの除去が検出されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とするシール供給システムに存する。
本発明のシール供給装置は、シールの貼付箇所を照射する投光手段を具備し、シールセンサから除去信号が入力されると投光手段を点灯させるように構成することにより、製造ライン等で複数台のシール供給装置を使用して貼付作業を行うに際し、作業者が、除去したシールの種類を失念したり、貼付すべき貼付領域の場所を間違ったりすることなく、被貼付物の全ての貼付領域に正しいシールを確実に貼付することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るシール供給装置の実施の形態の構成を示す概略構成図であり、図2は、図1に示すシール供給装置を接続して使用する際の接続例を示す図である。
本実施の形態のシール供給装置10は、図1を参照すると、シール1が帯状台紙2に所定間隔で仮着されているロール状のシール連続体3が装着される供給リール11と、帯状台紙2を挟持して搬送およびその停止を行う一対の搬送ローラ12と、帯状台紙2からシール1を剥離する剥離部13と、剥離部13によってシール1が剥離された後の帯状台紙2を巻き取る巻き取りロール14と、剥離部13から突出された状態のシール1の検出を行うシールセンサ15と、搬送ローラ12を回転駆動させる駆動モータ16と、駆動モータ16を制御する搬送制御部17と、シール供給装置10を子機として使用する際に他の親機と接続するための親機用端子18と、シール供給装置10を親機として使用する際に他の子機と接続するための第1子機用端子19および第2子機用端子20と、親機用端子18、第1子機用端子19および第2子機用端子20の接続状態を認識する接続状態認識部21と、作業者に除去するシール1を案内する案内表示部22と、作業者に除去したシール1の貼付位置を示す投光部23とからなる。なお、図1に示すシール供給装置10では、子機と接続する端子を第1子機用端子19および第2子機用端子20の2個としたが、子機と接続する端子の数は、接続する子機の数に合わせて任意に設けるようにすると良い。
本実施の形態のシール供給装置10におけるシール1の供給は、搬送ローラ12によってシール連続体3を搬送することで、シール1を剥離部13に搬送し、剥離部13において帯状台紙2が、シール1から離間する方向に折り返されることにより、シール1がその搬送方向前方側から順次剥離され、シール1が搬送方向の後端部まで剥離された際に、シール連続体3の搬送を停止することにより、シール1を帯状台紙2から突出した状態に保持するようになっている。
また、本実施の形態のシール供給装置10は、図2に示すように、複数台を接続して使用することを想定して構成されている。図2には、シール供給装置10aを親機とし、シール供給装置10b、10cを子機として使用する例が示されており、親機として使用するシール供給装置10aの第1子機用端子19と子機として使用するシール供給装置10bの親機用端子18とが、そして親機として使用するシール供給装置10aの第2子機用端子20と子機として使用するシール供給装置10cの親機用端子18とがそれぞれケーブル24によって接続されている。
接続状態認識部21は、親機用端子18、第1子機用端子19および第2子機用端子20へのケーブル24の接続状況を確認することによって、シール供給装置10が1台で使用されるか(親機用端子18、第1子機用端子19および第2子機用端子20のいずれにもケーブル24が接続されていない場合)、親機として使用されるか(少なくとも第1子機用端子19もしくは第2子機用端子20のいずれか一方にケーブル24が接続されている場合)、子機として使用されるか(親機用端子18にケーブル24が接続されている場合)を認識し、使用形態を搬送制御部17に通知する。なお、接続状態認識部21の代わりに、ディップスイッチ等で使用形態を設定するようにしても良い。
シールセンサ15としては、反射型の光センサ等が用いられ、帯状台紙2から突出した状態で供給されたシール1が、作業者によって除去されたことを検出し、除去信号を搬送制御部17に出力する。
搬送制御部17は、シール1の供給を制御する手段であり、ケーブル24によって接続されている親機および子機から供給されたシール1が全て除去されると、駆動モータ16を制御することで搬送ローラ12を回転駆動させてシール連続体3を搬送させ、次のシール1を帯状台紙2から突出した状態で供給する。また、搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、案内表示部22を消灯させると共に、投光部23を点灯させる点灯制御手段として機能する。
シール供給装置10が親機として使用される場合には、搬送制御部17は、所定のタイミングで案内表示部22の点灯を指示する案内信号と、投光部23の消灯を指示する消灯信号と、シールの供給を指示する供給信号とを、第1子機用端子19および第2子機用端子20から子機に出力する。
シール供給装置10が子機として使用される場合には、搬送制御部17は、親機用端子18から案内信号が入力されると、案内表示部22を点灯させ、シールセンサ15から除去信号が入力されると、除去信号を親機用端子18から親機に出力し、親機用端子18から消灯信号が入力されると、投光部23を消灯させ、親機用端子18から消灯信号が入力されることなく供給信号が入力されると、所定時間後に投光部23を消灯させる。
案内表示部22は、色および点滅表示等の表示形態によって、作業者に除去するシールを案内する表示手段であり、例えば、RGBの発光素子を有する多色発光LEDが用いられる。
投光部23は、光源から放射する光束を反射鏡とレンズにより集光し、指向性を持たせて貼付箇所を照射するスポットライト等の照明手段であり、貼付箇所の場所に応じて投光角度を調整することができる構成となっている。
次に、本実施の形態の動作について図3乃至図6を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係るシール供給装置の実施の形態を親機として使用した場合の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は、本発明に係るシール供給装置の実施の形態を子機として使用した場合の動作を説明するためのフローチャートであり、図5および図6は、図1に示すシール供給装置を接続して使用した際の動作を説明するための説明図である。
図3は、本発明に係るシール供給装置の実施の形態を親機として使用した場合の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は、本発明に係るシール供給装置の実施の形態を子機として使用した場合の動作を説明するためのフローチャートであり、図5および図6は、図1に示すシール供給装置を接続して使用した際の動作を説明するための説明図である。
以下、図2に示す3台のシール供給装置10a〜cが接続されて使用される例、すなわちシール供給装置10aを親機とし、シール供給装置10b、10cを子機とし、親機として使用するシール供給装置10aの第1子機用端子19と子機として使用するシール供給装置10bの親機用端子18とが、そして親機として使用するシール供給装置10aの第2子機用端子20と子機として使用するシール供給装置10cの親機用端子18とがそれぞれケーブル24によって接続されている例について説明する。なお、シール供給装置10a〜cのそれぞれの投光部23は、シール供給装置10a〜cからそれぞれ供給されるシール1a〜cをそれぞれ貼付する被貼付物31の貼付領域A〜Cを、それぞれ照射すよう角度が調整されているものとする。
まず、貼付作業開始時には、図5(a)に示すように、全てのシール供給装置10a〜cからシール1a〜cが供給されており、親機であるシール供給装置10aの搬送制御部17は、案内表示部22を点灯し(ステップA1)、シールセンサ15からの除去信号の入力を待機している(ステップA2)。
次に、作業者が案内表示部22の点灯に基づいてシール供給装置10aのシール1aを除去すると、シールセンサ15から除去信号が搬送制御部17に出力され、シール供給装置10aの搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、図5(b)に示すように、案内表示部22を消灯すると共に(ステップA3)、投光部23を点灯させ(ステップA4)、さらに、第1子機用端子19からシール供給装置10bに案内信号を出力する(ステップA5)。このように、シール供給装置10aの投光部23が点灯されるため、シール供給装置10aから供給されるシール1aを貼付する箇所が照射され、作業者は、除去したシール1aを迷うことなく該当箇所に貼付することができる。
子機であるシール供給装置10bは、親機であるシール供給装置10a、すなわち親機用端子18からの案内信号の入力を待機しており(ステップB1)、シール供給装置10bの搬送制御部17は、親機用端子18から案内信号が入力されると、図5(b)に示すように、案内表示部22を点灯させる(ステップB2)。このように、シール供給装置10bの案内表示部22が点灯されるため、作業者は、次に除去すべきシール1bを認識することができる。
次に、子機であるシール供給装置10bの搬送制御部17は、シールセンサ15からの除去信号の入力を待機している(ステップB3)。作業者が案内表示部22の点灯に基づいてシール供給装置10bのシール1bを除去すると、シールセンサ15から除去信号が搬送制御部17に出力され、シール供給装置10bの搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、親機用端子18からシール供給装置10aに除去信号を出力する(ステップB4)。
親機であるシール供給装置10aの搬送制御部17は、シール供給装置10b、すなわち第1子機用端子19からの除去信号の入力を待機しており(ステップA6)、第1子機用端子19から除去信号が入力されると、投光部23を消灯させ(ステップA7)、さらに、第2子機用端子20からシール供給装置10cに案内信号を出力する(ステップA8)。
また、シール供給装置10bの搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、図6(a)に示すように、案内表示部22を消灯すると共に(ステップB5)、投光部23を点灯させる(ステップB6)。このように、シール供給装置10bの投光部23が点灯されるため、シール供給装置10bから供給されるシール1bを貼付する箇所が照射され、作業者は、除去したシール1bを迷うことなく該当箇所に貼付することができる。
子機であるシール供給装置10cは、親機であるシール供給装置10a、すなわち親機用端子18からの案内信号の入力を待機しており(ステップB1)、シール供給装置10cの搬送制御部17は、親機用端子18から案内信号が入力されると、図6(a)に示すように、案内表示部22を点灯させる(ステップB2)。このように、シール供給装置10cの案内表示部22が点灯されるため、作業者は、次に除去すべきシール1cを認識することができる。
次に、子機であるシール供給装置10cの搬送制御部17は、シールセンサ15からの除去信号の入力を待機している(ステップB3)。作業者が案内表示部22の点灯に基づいてシール供給装置10cのシール1cを除去すると、シールセンサ15から除去信号が搬送制御部17に出力され、シール供給装置10cの搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、親機用端子18からシール供給装置10aに除去信号を出力する(ステップB4)。
親機であるシール供給装置10aの搬送制御部17は、シール供給装置10c、すなわち第2子機用端子20からの除去信号の入力を待機しており(ステップA9)、第2子機用端子20から除去信号が入力されると、第1子機用端子19からシール供給装置10bに消灯信号を出力する(ステップA10)。子機であるシール供給装置10bの搬送制御部17は、シール供給装置10a、すなわち親機用端子18から消灯信号が入力されると(ステップB7)、投光部23を消灯させる(ステップB8)。
また、シール供給装置10cの搬送制御部17は、シールセンサ15から除去信号が入力されると、図6(b)に示すように、案内表示部22を消灯すると共に(ステップB5)、投光部23を点灯させる(ステップB6)。このように、シール供給装置10cの投光部23が点灯されるため、シール供給装置10cから供給されるシール1cを貼付する箇所が照射され、作業者は、除去したシール1cを迷うことなく該当箇所に貼付することができる。
また、親機であるシール供給装置10aの搬送制御部17は、第2子機用端子20から除去信号が入力されると(ステップA9)、接続されている全ての子機から除去信号が入力されたことになるため、第1子機用端子19および第2子機用端子20からシール供給装置10bおよびシール供給装置10cに供給信号をそれぞれ出力し(ステップA11)、駆動モータ16を制御することで搬送ローラ12を回転駆動させてシール連続体3を搬送させ、次のシール1aを帯状台紙2から突出した状態で供給し(ステップA12)、処理を終了する。
子機であるシール供給装置10bの搬送制御部17は、シール供給装置10a、すなわち親機用端子18から供給信号が入力されると(ステップB9)、駆動モータ16を制御することで搬送ローラ12を回転駆動させてシール連続体3を搬送させ、次のシール1bを帯状台紙2から突出した状態で供給し(ステップB10)、処理を終了する。
子機であるシール供給装置10cの搬送制御部17は、シール供給装置10a、すなわち親機用端子18から消灯信号が入力されることなく(ステップB7)、供給信号が入力されると(ステップB11)、所定時間後に投光部23を消灯させると共に(ステップB12)、駆動モータ16を制御することで搬送ローラ12を回転駆動させてシール連続体3を搬送させ、次のシール1cを帯状台紙2から突出した状態で供給し(ステップB10)、処理を終了する。
なお、本実施の形態では、案内表示部22および投光部23の発色については、言及しなかったが、各シール供給装置10a〜cで異なる色に発色させるように構成すると、シール1の種類および貼付位置の場所の認識をより確実に行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、シール1の貼付箇所を照射する投光部23を具備し、シールセンサ15から除去信号が入力されると投光部23を点灯させるように構成することにより、製造ライン等で複数台のシール供給装置10を使用して貼付作業を行うに際し、作業者が、除去したシール1の種類を失念したり、貼付すべき貼付領域の場所を間違ったりすることなく、被貼付物31の全ての貼付領域に正しいシール1を確実に貼付することができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1、1a、1b、1c シール
2 帯状台紙
3 シール連続体
10、10a、10b、10c シール供給装置
11 供給リール
12 搬送ローラ(搬送手段)
13 剥離部(剥離手段)
14 巻き取りロール
15 シールセンサ
16 駆動モータ
17 搬送制御部(点灯制御手段)
18 親機用端子
19 第1子機用端子
20 第2子機用端子
21 接続状態認識部
22 案内表示部
23 投光部(投光手段)
24 ケーブル
30a、30b、30c 従来のシール供給装置
31 被貼付物
2 帯状台紙
3 シール連続体
10、10a、10b、10c シール供給装置
11 供給リール
12 搬送ローラ(搬送手段)
13 剥離部(剥離手段)
14 巻き取りロール
15 シールセンサ
16 駆動モータ
17 搬送制御部(点灯制御手段)
18 親機用端子
19 第1子機用端子
20 第2子機用端子
21 接続状態認識部
22 案内表示部
23 投光部(投光手段)
24 ケーブル
30a、30b、30c 従来のシール供給装置
31 被貼付物
Claims (4)
- シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置であって、
前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、
前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、
前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段を具備することを特徴とするシール供給装置。 - 子機として使用する他のシール供給装置からの除去信号が入力される子機用端子を具備し、
前記点灯制御手段は、前記子機用端子から除去信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1記載のシール供給装置。 - 親機として使用する他のシール供給装置からの前記投光手段の消灯を指示する消灯信号が入力される親機用端子を具備し、
前記点灯制御手段は、前記親機用端子から消灯信号が入力されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とする請求項1又は2記載のシール供給装置。 - シールが帯状台紙に所定間隔で仮着されているシール連続体を搬送する搬送手段と、前記シール連続体の搬送に伴って、前記帯状台紙から前記シールを剥離する剥離手段とを有し、前記剥離手段によって前記帯状台紙から剥離された前記シールを1枚ずつ供給するシール供給装置が複数台接続されてなるシール供給システムであって、
各シール供給装置は、前記シールが除去されたことを検出して除去信号を出力するシールセンサと、
前記シールの貼付箇所を照射する投光手段と、
前記シールセンサから除去信号が入力されると前記投光手段を点灯させる点灯制御手段とをそれぞれ具備し、
前記点灯制御手段は、接続された他のシール供給装置の前記シールセンサによって前記シールの除去が検出されると、前記投光手段を消灯させることを特徴とするシール供給システム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201091A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Toshiba Tec Corp | 携帯型プリンタ及び携帯型プリンタによる印字媒体貼付方法 |
JP2012188129A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | シール供給装置、そのシール供給方法およびそのシール供給システム |
-
2004
- 2004-03-01 JP JP2004056023A patent/JP2005247327A/ja active Pending
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