JP2005246757A - プリンタ装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャリッジの位置制御の基本となる主走査エンコーダの情報取得において、エンコーダフィルムに設けられた絶対位置マークの持つ位置情報が、フィルムの組み付け誤差や温度変化や経時変化による絶対位置マークの位置変動を検出し、自動で補正して、エンコーダフィルムに対する障害でキャリッジ暴走による機器破壊を防止するプリンタ装置の制御装置を提供する。
【解決手段】 主走査リニアエンコーダ6にて得られたパルスを入力してキャリッジ2のホームポジションの絶対座標でのズレを検出する主走査エンコーダパルス受信部21を有するプリンタ装置の制御装置において、主走査エンコーダパルス受信部21にキャリブレーション実施済みを記憶し、キャリブレーションが未実施の場合ホームポジションオフセット演算に基づく絶対位置マークを記憶するキャリブレーション情報保持部41と、クロックにて絶対位置マークを読み絶対位置マーク間の差分を得るキャリブレーション制御部39を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッドを走査させつつインクを吐出し、画像を形成するプリンタ装置の制御装置に関するものである。
インクジェット記録ヘッドを有するプリンタ装置では、エンコーダによりモータ制御を行うことは良く知られている。主走査のエンコーダに関しては、キャリッジ速度ムラによるノズルごとの色ずれ対策や定速度領域外での印字等のムラの無い印字タイミングを生成する工夫がなされているが、絶対位置の精度に関しては考慮されていない。
従来のエンコーダに関する技術としては、例えば、特許文献1ないし10に示すような文献が開示されている。
このうち、特許文献1においては、主走査のキャリッジ位置補正を目的としてエンコーダ自体を搭載しないが、印刷データを読み取る手段が必要となっている。
特許文献2においては、主走査の位置ズレを防止するために、エンコーダのリニアスケールを読み取るセンサを複数個設けることにより、スケールのピッチ誤差を吸収するよう工夫はされているが、センサ追加により部品増加になり、コストアップになる。またエンコーダパルスにノイズが乗ったことで発生する位置情報のズレに対しては考慮されていない。
特許文献3および4においては、エンコーダフィルムの汚れ等による位置情報の狂いを解消するために、エンコーダの非検出部分を検出し、その部分の位置カウントをマスクして、飛ばした分を演算して補完していたが、積算される位置カウントの誤差を補正することは考慮されていない。
特許文献5においては、主走査方向の位置をエンコーダパルスの変動に影響されないように制御に工夫がなされているが、エンコーダパルス周期測定に基づいた仮想的な位置情報にすぎず、絶対位置に対しては誤差を含んでいる。
特許文献6においては、キャリッジの機械的要因による位置ズレを補正するために光学センサにより読み取った位置を基準に位置補正を行っているが、電気的要因(ノイズ等)による位置ズレに対しての補正は考慮されてない。
特許文献7においては、エンコーダフィルムの汚れによりフィルムの目盛りを飛ばして読んだ場合の補正方法が開示されているが、エンコーダパルスとは別のクロックによるカウントを基準に補正を行うため、時間基準である。
ここで、特許文献7の開示は絶対座標基準ではなく、キャリッジ移動速度ムラに対してのズレ補正には効果がない。また、エンコーダフィルムの異常が発生した場合は考慮されていない。
特許文献8においては、エンコーダフィルムの組み付け位置を一定に保つ工夫が開示されているが、フィルム自体の変形は考慮されていない。
特許文献9および10においては、エンコーダ装置内でフィルムスリットの代わりに干渉縞を投影してスリットを生成するというエンコーダ装置自体の方式を変えることで組み付け精度を緩和し、耐経年変化性を上げることが開示されている。しかしながら、レーザ光を使用する等、従来方式に比べ、コストアップとなり、スリットの絶対位置を保証することに関しては考慮されていない。
また、主走査方向のキャリッジ位置精度を向上させるために、キャリッジが移動することによりエンコーダから出力されるパルス信号に定期的(定速走行時)に通常と異なる周期のパルスを出力するように透明エンコーダフィルムの印刷パターンに、一定間隔ごとに通常と異なる幅のスリットのパターンを設けることも研究されている。
そのパターンマークを検知することで、正しい絶対位置情報に補正する。しかしながら、キャリッジのホームポジションのズレによる影響は考慮されていなかった。
さらに、キャリッジのホームポジションの機械的要因による変動を補正する技術も研究されているが、エンコーダフィルム自体の組み付け誤差、または異常を検知することは考慮されていない。
更に、関連文献として特許文献11〜19も存在するが、絶対位置マークの位置変動の補正に関しての開示は無い。
特開2000−025291公報 特開2001−205795公報 特開2002−225374公報 特開2002−267495公報 特開平09−254480号公報 特開平09−240097号公報 特許第3041609号公報 特開平10−226122号公報 特開平07−318373号公報 特開平08−035859号公報 特開2000−015794公報 特開2000−015795公報 特開2000−071438公報 特開2000−280555公報 特開2000−289253公報 特開2001−038895公報 特開2001−301163公報 特開2002−248810公報 特開2002−331655公報
以上従来の文献は種々あり、それぞれに特徴と短所を含んでいるが、インクジェット方式による印字装置において、キャリッジを移動してキャリッジ内のヘッドに設けられたノズルよりインクを吐出し、記録媒体に画像を形成するさいに主走査方向(キャリッジ移動方向)の現在のノズルの位置をリニアエンコーダより得られるパルスをカウントすることにより得て、それを基にインクの印射タイミングを生成して制御を行うのが一般的である。
このリニアエンコーダからのパルス信号はキャリッジ移動方向に設けられた透明エンコーダフィルムに印刷されたスリットパターンを光学的に読み取った情報から生成されたりする。そして、このエンコーダパルスをカウントすることによりキャリッジの現在位置を知ることができる。
そして、このパルスに乗るノイズによるカウントミスで位置情報には誤差が出ることを防止するために、従来、キャリッジが移動することによりエンコーダから出力されるパルス信号に定期的(定速走行時)に通常と異なる周期のパルスを出力するように透明エンコーダフィルムの印刷パターンに、一定間隔ごとに通常と異なる幅のスリットパターン(以下、絶対位置マークと呼ぶ)を設ける。
その絶対位置マークを検出してその絶対位置情報を基に、積算の通常パルスの位置カウント値を補正することにより、位置情報の精度を上げることが考えられていた。
しかし、キャリッジがホームポジションに移動する場合には、機械的に移動不可能な位置までキャリッジを移動して(突き当て)、その位置をホームポジションとするのが一般的であり、位置カウンタの値はホームポジションで0クリアされる。
キャリッジの位置管理はホームポジションが基準で行われるが、キャリッジの停止位置は機械的な要因のために必ずしも毎回停止位置が同じとは限らず、毎回異なる可能性がある。そのため、前述の絶対位置マークの持つ絶対座標とは当然ズレが生じることになる。
このため、ホームポジションから絶対位置マークによる位置補正の後にて大きな機械的要因による大きなズレが生じることになり、印字画質に大きな影響を及ぼすことになる。エンコーダフィルムの組み付け時に発生する機械的誤差により、フィルムの設けられた絶対位置マークの位置にはバラツキが発生する。
従来、前述の絶対位置マークの持つ絶対座標とホームポジションの持つ機械的要因による大きなズレを補正することが提案されていた。この場合の機械的要因は経時的な機械変動による微小ズレであるため、異物混入等による大きなズレが生じた場合には割り込み発生によりエラー処理を行っていた。
この場合、エンコーダフィルムの組み付け誤差がキャリッジのホームポジションと大きなズレ(経時的機械変動に比べ)を持つことが考えられ、初期状態でエラーとなる可能性がある。
そこで本発明の目的は、上述した実情を考慮して、キャリッジの位置制御の基本となる主走査エンコーダの情報取得において、エンコーダフィルムに設けられた絶対位置マークの持つ位置情報が、フィルムの組み付け誤差や温度変化や経時変化による絶対位置マークの位置変動を検出し、自動で補正して、エンコーダフィルムに対する障害でキャリッジ暴走による機器破壊を防止するプリンタ装置の制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、主走査リニアエンコーダにて得られたパルスを入力してキャリッジのホームポジションの絶対座標でのズレを検出する主走査エンコーダパルス受信部を有するプリンタ装置の制御装置において、主走査エンコーダパルス受信部にキャリブレーション実施済みを記憶し、キャリブレーションが未実施の場合ホームポジションオフセット演算に基づく絶対位置マークを記憶するキャリブレーション情報保持部と、クロックにて絶対位置マークを読み絶対位置マーク間の差分を得るキャリブレーション制御部を設けたプリンタ装置の制御装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、主走査エンコーダパルス受信部にあって、ホームポジションオフセット演算を実行するホームポジションオフセット演算部に最初の絶対位置マークの持つ固有の座標値とホームポジション基準の座標値とから補正値を得るキャリブレーション補正制御部を設けた請求項1記載のプリンタ装置の制御装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記キャリブレーション制御部にエンコーダパルスとは異なるクロックパルスにて絶対位置マークの周期をカウントする絶対位置マーク周期カウンタと、このカウンタによる絶対位置マーク間のカウント値の差分を得る周期差分演算部と、この差分を記憶する絶対位置マーク周期差分保持部を設けた請求項1記載のプリンタ装置の制御装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記主走査エンコーダ受信部に絶対位置マーク周期差分の変動を得る絶対位置マーク周期変動演算部を設けた請求項1記載のプリンタ装置の制御装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記周期差分演算部に差分がリミット値内に存在するか否かを得る差分リミット制御部と存在しない場合にエラーとしての割り込みを掛ける割り込み生成部を設けた請求項3記載のプリンタ装置の制御装置を特徴とする。
本発明によれば、主走査エンコーダフィルムの組付け誤差をホームポジションの機械的要因による位置ズレの自動位置補正と共存する形で正確な絶対位置を維持することができるため、安定した画像品質を得ることができ、また、主走査エンコーダフィルムに対する物理的な異常があった場合でも事前に障害の有無を検出できるのでミス印刷や機器破壊を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はインクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。図1のインクジェットプリンタ15において、インクジェット記録ヘッド1はヘッド走査方向(以下主走査方向と呼ぶ)にノズル列を有し、インクタンクが一体または別体に構成され、一体の場合はンクジェット記録ヘッドとともにキャリッジ2に搭載されている。
また、キャリッジ2は移動モータ3によってタイミングベルト4を介してガイドレール5に沿って矢印AおよびB方向に往復移動する。一方、キャリッジ2の移動に対する同期を図るために同期信号発生手段が内装されている。
これは光学式エンコーダで透明フィルム(図示せず)上に例えば180ドット/インチ(dpi)や360dpiに相当する記録ピッチ密度でスリットが描かれ、さらに一定間隔で幅の異なるスリットが描かれたリニアエンコーダ6を装置本体に固定している。
リニアエンコーダ6のスリットを検出するためにフォトインタラプタなどからなる検出部7をキャリッジ2に搭載して、キャリッジ2の移動による位置検出を可能にしている。
また、検出部7本体にはフォトインタラプタからの出力信号を外部に引き出すための図示しないフレキシブルプリント基板が接続されており、図示しない回路部に接続している。給送ローラ10は被記録材11を挟持し、被記録材11をD方向に給送するものである。
給送ローラ10によって給送された被記録材11はプラテンローラ8に巻回し、F方向に送られる。また、インクジェット記録ヘッド1とプラテンローラ8に巻回した被記録材11の間隙は一定である。
インクジェット記録ヘッド1はガイドレール5に沿ってG(図中左端)まで移動すると、ヘッドクリーニング手段12と対向し、インク吐出ノズルのクリーニングや保管時のキャップがされる。
インクジェット記録ヘッド1には、ノズル列が複数列、或る間隔をおいて配列され、各ノズルから各色のインクを吐出させ、カラー印字を実現する。ガイドレール5に沿って1回移動すると記録幅dの書き込みが終了する。
図2はリニアエンコーダ6が出力するパルスを示すタイミング図である。図2の上方部分が前述の透明フィルム上のスリットであり、光学的に読み取ることにより下方部分のパルス信号が出力される。
この場合、図のように90度位相のずれた信号も同時に出力される(それぞれA相、B相と呼ぶ)。これはキャリッジ2の走行方向が往復動作の往路か復路かを検出するために使用される。通常はA相のパルスのエッジを検出して、インクの吐出タイミングを生成し、印射を行う。
図3は本発明によるプリンタ装置の制御装置を示すブロック構成図である。図3において、プリンタ装置の制御装置にはエンコーダパルス受信部21があり、このエンコーダパルス受信部21には、絶対位置マークを設けた透明スケールフィルム6aを備えてパルスを出力するリニアエンコーダ6、ソフトウェア処理を行い割り込みを掛けるCPU38、キャリッジ移動制御を行う主走査モータ制御部36を制御する主走査周期レジスタ33、及びエンコーダパルス受信部21からのトリガでカウントと位置補正を行う位置補正部34aを有する主走査位置カウンタ34、主走査位置カウンタ値から印字タイミングを生成する印字タイミング生成部35及び印字タイミングから印字動作を制御するヘッド制御部37を有する。
エンコーダパルス受信部21は、リニアエンコーダ6の出力パルスを受信する周期測定部22、及び絶対位置マークアップ/ダウンカウンタ24へマークを出力する絶対位置マーク判定部23を有する。
エンコーダパルス受信部21には、また、絶対位置マーク周期カウンタ39a、絶対位置マーク周期差分保持部39b、絶対位置マーク周期差分演算部39cを含んでいるキャリブレーション制御部39、絶対位置マーク周期変動演算部40およびキャリブレーション情報保持部41がある。
更に、エンコーダパルス受信部21には、キャリッジ方向検出部27、絶対位置マーク検出マスク生成部28、絶対位置マークカウンタロード制御部25、オフセット加算機26を有し、キャリブレーション補正制御部29aを有するホームポジションオフセット演算部29、オフセットリミット制御部31、割り込み生成部30、周期差分リミット制御部42を有し、そして速度結果ロード制御部32を含んでいる。
図4はノイズなしの印字例を示すタイミング図である。図5はノイズによる誤印字の例を示すタイミング図である。図6は従来のエンコーダのフィルムパターンに設けた絶対位置マークによる位置補正を説明する図である。
図4はノイズの影響がない場合で主操作リニアエンコーダ6からの正常なエンコーダパルスが入力された場合を示す。このときキャリッジ2の位置を示す主走査位置カウンタ34の値は、パルスのエッジに同期してカウントアップ動作を行う。
このカウンタ値を位置情報ベースとして、指定の位置に指定のドット(滴の色、サイズ)を印射するための印射トリガ信号が印字タイミング生成部35にて生成され、その信号に基づき印射が行なわれている。
この図4では連続して印射が行われ、ドットは等間隔に被記録材11に印射されている。この後、キャリッジ2の移動が継続されればエンコーダパルス入力も入力されるので、位置カウンタ値はカウントアップを続け位置情報は積算されていく。
図5では、エンコーダパルスにノイズが乗った場合のパルス波形例を示している。図5に示すように2ヶ所にパルスノイズが乗っている。この場合、エンコーダパルス受信部21でノイズ除去制御を設けたりするが、パルス幅によっては除去しきれない場合もある。
このときの位置カウンタ34の動きとしては図5のようにパルスノイズのエッジをエンコーダパルスの立ち上がりエッジと誤認識して、カウントアップされている。必然的にその後の印射トリガ信号も誤動作することになって余計な印射が行われている(図で斜線のドットがノイズにより余計に印射されたドットを示す)。
さらに、位置カウンタ値はこのノイズ分のズレを含んだまま積算されていくので、この走査の後になるほどノイズが発生する度に位置ズレ量も増加することになる。このため、絶対位置マークを挿入するのであるが、図6の上に示すのが従来の絶対位置マークを挿入したエンコーダフィルムのパターンである。
エンコーダスリットのベースとしては、一定ピッチ、一定幅のスリットが設けられているが、一定間隔ごとに異なる幅のスリットパターンが挿入されている。例えば、位置カウンタ34が16ビットで構成されているとすると、8ビット単位(下位8ビットが全て0の位置)とかに異なるパターンが挿入される。この異なる幅のスリットを絶対位置マークと呼ぶ。
ベースとなる通常ピッチのスリットに一定間隔で細いスリットと広いスリットの組合せパターンが設けてある。図6では細−広−細の3スリットで構成されている。このフィルムを使ったエンコーダから出力される波形はその下に示すようになる。
キャリッジ2の速度変化によりエンコーダパルス周期が変わる場合でも、このマークのパターンに示すような、加速(細)−減速(広)−加速(細)という動作が、スリット単位で起こることは、モータの応答性から生じ得ないようになっている。
上から4段目の波形が絶対位置マーク検知信号で、3段目のエンコーダパルス周期から絶対位置マーク判定部23により絶対位置マークを検出した後、絶対位置マーク検知信号が得られる。
この検知信号を絶対位置マークカウンタ24でカウントするのであるが、このとき、エンコーダ6からのB相入力からキャリッジの移動方向を検知している信号が5段目に示す信号である。
絶対位置マーク検知信号により絶対位置マークカウンタ24をカウントすることになるが、このとき5段目に示す前述のキャリッジ方向信号の論理によりアップカウントかダウンカウントかを選択する。
図6ではマークは1000カウント毎に挿入してあり、絶対位置マークカウンタ24は1000ずつカウントアップまたはダウンする(6段目)。絶対位置ロード制御部25により絶対位置マーク検知信号から絶対位置マークストローブ信号(7段目)を生成する(フリップフロップで絶対位置マークカウント後にシフトする)。
図6において最下段に主走査位置カウンタ34の動きを表すが、右下向き斜線の部分がノイズ等により誤作動した、あるいは誤作動によるズレを含む誤のある位置カウント値である。
そして上記絶対位置マークストローブ信号によって絶対位置マークカウンタ24の値を位置カウンタ34にロードする。図6によると1回目の補正ではn(またはm)という値が位置カウンタ34にロードされ5カウント分のズレが補正されている。
図6で従来のホームポジション基準での補正の動作説明を行う。図6で最上段の波形が主走査のエンコーダパルスである。キャリッジが停止状態から加速していく様子を示している。波形でほぼ低速領域に入った辺りに前述の絶対位置マークが挿入されている。
2段目に示すのが位置カウンタの値である。エンコーダパルスエッジが入力されない状態がホームポジションを示し、カウンタ値は0にクリアされている。
その後キャリッジ移動に伴い、エンコーダパルスのエッジによりカウントアップされていく。
絶対位置マークを検出すると前述したように絶対位置マークカウンタ24がカウントアップされその値から位置カウンタ34の値の補正を行う。このとき、絶対位置マークから決まる絶対座標の値は固定であるが、ホームポジションの0という値は単にキャリッジ2が停止した状態である。
この停止した状態はキャリッジ2がマイナス方向に物理的に操作量を掛けても動かない位置であるが、当然この位置には微小な誤差を含む。キャリッジ2を突き当てで停まっているとすると、当たった反動でわずかに戻ることも考えられる。
この誤差がエンコーダフィルムに設けられているスリット幅を超える場合は位置カウンタ34の値に誤差が現れることになる。
したがって図6で絶対位置マークによる補正する位置がnとしても、ホームポジションの0を基準として見た場合に、正しくエンコーダパルスをカウントされた(ノイズの影響がなかった)としても絶対位置マークの位置はnになるとは限らない。
図6の3段目に示す図において絶対位置マークがnの位置としてホームポジション側にカウントダウンした場合で、この例ではホームポジションでの位置カウンタ34の値は4となっている。この値がホームポジションと絶対位置マークの位置との差、すなわちオフセットということになる。
この値はホームポジションから1つ目に絶対位置マークの絶対位置とその直前の位置カウンタの値+絶対位置マークの占める位置分との差分に等しい。これを絶対位置マークカウンタ=1のとき、上記演算を行うことでホームポジションオフセット値が得られる。
図7はホームポジション基準の絶対位置マークの座標の補正例を示す図である。図7で、最初の絶対位置マークの持つ固有の座標値をnとし、ホームポジション基準の座標(位置カウンタ34の値)との差をαとする。
従来の補正では、このαの値が予め決められた値(オフセットリミット)を超えた場合はホームポジション異常として割り込みを発生し、エラー処理を行っていた。
図7の例では、オフセットリミット値は5とし、5<α<25であったとすると(25については後述)絶対位置マークの座標値nにこのαを加えた座標をホームポジション基準の補正後の絶対位置座標とする。この補正値αは図3のキャリブレーション情報保持部41に保存され、通常動作時に常に絶対位置マーク座標に加算される。
このようにホームポジション基準絶対位置カウンタ座標をαとすると、α>25であると、エンコーダフィルム異常となる。キャリブレーション実施済みで、5<α<25であると、ホームポジション異常である。
キャリブレーション実施済みで、0<α<5であると、ホームポジション位置補正対象となり、キャリブレーション未実施で、0<α<25である場合に、キャリブレーション結果を保存する。
図8はキャリブレーションの流れを説明するフローチャートである。図3および図8において、まず機器(プリンタ装置)の電源をオンにすると、図3のキャリブレーション制御部39により、キャリブレーション情報保持部41にあるキャリブレーション実施履歴を参照する(S1)。
キャリブレーション情報保持部41にはキャリブレーション実施フラグが設けてあり、初期状態は未実施のフラグが立っており、未実施であれば(S2)、キャリブレーションを実行すると共に、このフラグを実施済みに書き換える。ここまでの流れは図8の最初の条件判断の部分である。
キャリブレーションの実行内容は図8で示すようにキャリッジ移動(S3)を行い、そのさいに従来通りに絶対位置マークの座標をホームポジション基準で補正する(S4)。
このときの補正例を図7で前述したが、再び、図7で、最初の絶対位置マークの持つ固有の座標値をnとし、ホームポジション基準の座標(位置カウンタの値)との差をαとする。
絶対位置マーク座標にエンコーダフィルム組み付け誤差が含まれている場合に、キャリブレーションを実行し、ホームポジション基準オフセット演算を実施し(S5)、絶対位置マークをキャリブレーション情報保持部41に保存する(S6)。
オフセットリミットオーバーかどうかを判断し(S7)、リミットオーバーならば、エラーフラグをオンし(S8)、割り込みを発生(S9)し、キャリブレーション実行シーケンスを終了する。
従来のホームポジション基準の補正においてエンコーダフィルム組み付け誤差も補正することが可能となり、補正情報はキャリブレーション情報保持部41に保存され、一度のキャリブレーションで絶対位置マーク座標を自動補正することができる。
図9は絶対位置マーク周期差分の保持例を説明するタイミングチャートである。キャリブレーション実行において、キャリッジが絶対位置マーク間を定速走行している前提で以下制御を行う。
図9で最上段がエンコーダフィルムパターンで一定間隔で絶対位置マークが挿入されている。その下の第2段がエンコーダ出力パルスで、第3段が絶対位置マーク検知信号であり、絶対位置マーク毎に検知されている。
第4段にあるのが本発明の絶対位置マーク周期カウンタ39aの値を示す。この絶対位置マーク周期カウンタ39aはエンコーダパルスをカウントするのではなく、別の基準クロックをカウントし、分解能は通常位置カウンタよりも細かくカウントできるクロックを設けてある。
絶対位置マーク周期カウンタ39aはマーク検知毎にクリアされ、クリア前の値は図3の絶対位置マーク周期差分演算部39cにより隣接する絶対位置マーク間の周期カウンタの値の差分を演算する。その差分は絶対位置マーク周期差分保持部39bに保存される。
図9の下2段、すなわち、第5段および第6段に示すのが差分演算結果と、その一時保持を示し、最終的には不揮発記憶の絶対位置マーク周期差分保持部39bに書き込まれる。この絶対位置マーク周期差分保持部39bへの書き込みはキャリブレーション実行時にのみ発生する。
主走査エンコーダフィルムは通常、両端を固定することで直線状に張られた状態で取り付けされているが、機器内の温度変化や、経時変化により変形することが考えられる。この変形によりフィルムに設けられた絶対位置マークの物理的位置も変動する。
当然絶対位置マークの位置が変動すればインクの吐出位置も変動することのなるため、画質に悪影響を及ぼすことになる。そこで上記によれば、このフィルム変形が生じる前の初期状態をデータとして保持することができる。
これは前述したキャリブレーション制御部39にエンコーダパルスとは異なるクロックパルスにて絶対位置マークの周期をカウントする絶対位置マーク周期カウンタ39aと周期差分演算部39cと絶対位置マーク周期差分保持部39bを設けることによって行なわれる。これにより、キャリブレーション時のエンコーダフィルム上の絶対位置マークの位置関係を少ないデータ量で保持することができる。
これにより、キャリブレーション時のエンコーダフィルム上の絶対位置マークの位置関係を少ないデータ量で保持することができる。この保持された絶対位置マーク間の差分は、エンコーダフィルムの初期状態のピッチを示し、変形した場合の判断基準になる。
図10はでキャリブレーションを含む絶対位置マーク周期差分による位置変動検出の流れを説明するフローチャートである。図10において、キャリブレーション実行シーケンスを実施する(S11)。
通常動作時において絶対位置マークを検知するさいに上述したように、キャリブレーション時と同様に絶対位置マーク周期カウンタ39aにより絶対位置マーク間の周期差分を演算する(S12)。
絶対位置マーク周期カウンタ39aをクリアし(S13)、次にキャリブレーション情報保持部41に保存されているキャリブレーション時の絶対位置マーク周期差分を読み出し(S14)、現在の演算結果の周期差分との差を演算(S15)して得られるのが絶対位置マークの位置変動分である。
次に、オフセットリミットオーバーかどうかを判断し(S16)、リミットオーバーならば、エラーフラグをオンし(S17)、割り込みを発生(S18)し、キャリブレーション実行シーケンスを終了する。すなわち、その変動分が予め設定された周期差分リミット値を越えた場合は、エンコーダフィルムの異常とみなし、割り込み発生してエラー処理を行う。
主走査エンコーダパルス受信部21に絶対位置マーク周期変動演算部40を設けてエンコーダフィルムの経年変化による絶対位置マークの位置変動を検知する。
これにより、キャリブレーション後の通常動作においても絶対位置マーク周期カウンタ39aおよび、絶対位置マーク周期差分演算部39cにより、現在のエンコーダフィルム上の絶対位置マーク間の位置情報を取得し、保持してあるキャリブレーション時のエンコーダフィルム上の絶対位置マークの位置情報からその変動分を知ることができる。
変動がリミット内であったとしても、変動分はキャリブレーション時の基準値から累積されていくので、経年変化途中であってもリミットを越えるとエラー処理を行い、突発的な変動(異常)は直ぐにエラー処理される。
このリミット値は通常画質に影響を及ぼすレベルを設定するが、カウンタの精度、エンコーダ出力精度を考慮して設定する。またここで、エンコーダフィルムの変形等で絶対位置マークの物理的位置に変化があったとしても、スリットパターンの数には変化がないため位置カウンタ自体の値には変動は現れない。
しかしながら、印字解像度において、画質に影響を及ぼすレベルの位置ズレの限界という観点で前述の周期差分リミット値を予め決定、設定することが必要である。そのために絶対位置マーク周期カウンタ39aの分解能はできるだけ印字解像度より細かく設けることが好ましい。
前述のようにエンコーダフィルムは機械的に一部を固定しているだけであるので、機器に対する振動や衝撃、また予期せぬ障害でフィルムの汚れや損傷、たるみが発生した場合に機器として正常に機能しないことが考えられる。
最悪の場合キャリッジ2が暴走して機器破壊に繋がる可能性もあるので、このような不測の事態を避け、キャリッジ2を停止すると共に、異常を知らせるために周期差分演算部に周期差分リミット制御部42と割り込み生成部30を設ける。
これにより、絶対位置マーク周期差分の変動から絶対位置マークの位置の正当性を判断し、画質に影響する変動または異常が認められたときには割り込み発生でエラー処理を行うことで失敗印刷やキャリッジの暴走による機器の破壊を防ぐことができる。
インクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。 リニアエンコーダが出力するパルスを示すタイミングチャートである。 本発明によるプリンタ装置の制御装置を示すブロック構成図である。 ノイズなしの印字例を示すタイミングチャートである。 ノイズによる誤印字の例を示すタイミングチャートである。 従来のエンコーダのフィルムパターンに設けた絶対位置マークによる位置補正の説明図である。 ホームポジション基準の絶対位置マークの座標の補正例を示す説明図である。 キャリブレーションの流れを説明するフローチャートである。 絶対位置マーク周期差分の保持例を示す説明図である。 キャリブレーションを含む絶対位置マーク周期差分による位置変動検出の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェット記録ヘッド
2 キャリッジ
6 主走査リニアエンコーダ
15 インクジェットプリンタ
21 主走査エンコーダパルス受信部
25 絶対位置マークロードカウンタ制御部
26 オフセット加算器
28 絶対位置マーク検出マスク生成部
29 ホームポジションオフセット演算部
29a キャリブレーション補正制御部
30 割り込み生成部
31 オフセットリミット制御部
39 キャリブレーション制御部
39a 絶対位置マーク周期カウンタ
39b 絶対位置マーク周期差分保持部
39c 絶対位置マーク周期差分演算部
40 絶対値マーク周期変動演算部
41 キャリブレーション情報保持部
42 周期差分リミット制御部

Claims (5)

  1. 主走査リニアエンコーダにて得られたパルスを入力してキャリッジのホームポジションの絶対座標でのズレを検出する主走査エンコーダパルス受信部を有するプリンタ装置の制御装置において、
    主走査エンコーダパルス受信部にキャリブレーション実施済みを記憶し、キャリブレーションが未実施の場合ホームポジションオフセット演算に基づく絶対位置マークを記憶するキャリブレーション情報保持部と、クロックにて絶対位置マークを読み絶対位置マーク間の差分を得るキャリブレーション制御部と、を備えたこと特徴とするプリンタ装置の制御装置。
  2. 前記主走査エンコーダパルス受信部にあって、ホームポジションオフセット演算を実行するホームポジションオフセット演算部に最初の絶対位置マークの持つ固有の座標値とホームポジション基準の座標値とから補正値を得るキャリブレーション補正制御部を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置の制御装置。
  3. 前記キャリブレーション制御部にエンコーダパルスとは異なるクロックパルスにて絶対位置マークの周期をカウントする絶対位置マーク周期カウンタと、このカウンタによる絶対位置マーク間のカウント値の差分を得る周期差分演算部と、この差分を記憶する絶対位置マーク周期差分保持部を設けたこと特徴とする請求項1記載のプリンタ装置の制御装置。
  4. 前記主走査エンコーダ受信部に、絶対位置マーク周期差分の変動を得る絶対位置マーク周期変動演算部を設けたこと特徴とする請求項1記載のプリンタ装置の制御装置。
  5. 前記周期差分演算部に、差分がリミット値内に存在するか否かを得る差分リミット制御部と、存在しない場合にエラーとしての割り込みを掛ける割り込み生成部を設けたことを特徴とする請求項3記載のプリンタ装置の制御装置。
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