JP2005245844A - 自動採尿装置 - Google Patents

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鐵男 河上
Hiroshi Komori
博 小森
Kazuo Ono
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Abstract

【課題】 現実の使用に際して実用的であって、特に女性の排尿に際して補助できる自動採尿装置を提供すること。
【解決手段】 電源プラグ24を交流電源のコンセントに挿入し、使用に際して使用者などが車椅子上にクッション31を載置した状態でこのクッション31上に座り、運転スイッチ22A又は22Bを操作してオンする。すると、運転信号を受けたコントローラ20が吸引ポンプ8に作動信号を送るので、吸引ポンプ8が作動して排気された空気が切り替った三方切替弁30を介してクッション31の内部に供給されて膨らまり、使用者の腰部を浮かせることとなる。この状態で、使用者がクッション31の切除部32に把手部7を持って尿受け器1を差し込むと共に排尿部位にこの尿受け器1の開口部を当てて排尿する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置に関するものである。詳述すると、尿意があって座位のとれる方(車椅子使用者を含む)や、寝た状態でも尿受け器を使用できる方、特に女性の排尿に際して補助できる自動採尿装置に関するものである。
寝たきりで且つ尿意のある方の排尿を補助する器具としては、従来から尿瓶等の採尿器が用いられている。しかしながら、この種の採尿器は男性が使う際には殆ど問題ないが、女性の場合には尿漏れを引き起こし、使いづらいという問題があった。このため、吸引ポンプの吸引により、女性が尿漏れをすることなく、楽に排尿できる自動採尿器も提案されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3069960号公報
しかし、実用新案登録第3069960号公報に記載のものでは、現実の使用に際して種々の問題があり、実用的なものとはいえない。即ち、貯尿タンク内の貯尿量のレベルについては、使用者などが直接見なければわからず甚だ面倒であり、持ち運びも大変であり、尿意があって座位のとれる方(車椅子使用者を含む)や、寝た状態でも尿受け器を使用できる方などにとって使用に際して便利なものではなかった。
そこで本発明は、現実の使用に際して実用的であって、特に女性の排尿に際して補助できる自動採尿装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段及びこの吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段とが配設された収納容器とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段と、この貯留手段内に貯留された尿の量を検出するための検出手段と、この検出手段により一定量の尿が検出された場合に報知するための報知手段とを備えたことを特徴とする。
第3の発明は、排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段と、この貯留手段内に貯留された尿の量を検出するための検出手段と、この検出手段により一定量の尿が検出された場合に計時を開始するタイマーと、このタイマーが所定時間を計時した場合に前記吸引手段の吸引を停止するように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
第4の発明は、排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための使用済みのPETボトルとを備えたことを特徴とする。
第5の発明は、第2乃至第4の発明において、少なくとも前記吸引手段と前記貯留手段又はPETボトルとをキャスタ付きの収納容器内に収納したことを特徴とする。
第6の発明は、第1乃至第4の発明において、前記吸引手段としてポンプを使用し、使用者が座位での排尿の際に供するクッションに前記ポンプの作動時に排気された空気を供給して膨らませることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記クッションは、使用者の座位での排尿の際に前記尿受け器を受けるための切除部が形成されていることを特徴とする。
第8の発明は、第1乃至第4の発明において、前記尿受け器には、尿の逆流を防ぐための逆止弁を設けたことを特徴とする。
第9の発明は、第1乃至第4の発明において、前記尿受け器の尿受け用開口部の外周縁部には柔らかなパッドを取り替え可能に設けたことを特徴とする。
第10の発明は、第1乃至第4の発明において、前記運転開始手段を前記尿受け器に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、尿意があって座位のとれる方(車椅子使用者を含む)や、寝た状態でも尿受け器を使用できる方などにとって、現実の使用に際して実用的な自動採尿装置を提供することができる。
特に第1の発明によれば、収納容器に少なくとも吸引手段及び貯留手段を収納したので、邪魔にならない場所に容易に移動ができる共に、吸引手段ばかりか貯留手段を収納容器内に収納しているから、他の人の目に触れることがないから安心して使用できる。
第2の発明によれば、使用者などが貯留手段の満杯状態を、わざわざこの貯留手段を見ること無く容易に把握でき、この貯留手段内の尿の廃棄のタイミングを知ることができる。
第3の発明によれば、使用者の排尿に際して使用中に貯留手段が満杯になっても、直ちに排尿を止める必要もなく、排尿を継続しても尿が漏れることもなく、安心して使用できる。
第4の発明によれば、尿を貯留するために使用済みのPETボトルを使用するから、特別なる貯留手段を作製することもなく、リサイクルできて環境面からも望まれるものが提供できる。
第5の発明によれば、第2乃至第4の発明の効果に加えて、キャスタを利用して邪魔にならない場所に容易に移動させることができると共に、吸引手段ばかりか貯留手段又はPETボトルを収納容器内に収納しているから、他の人の目に触れることがないから安心して使用できる。
第6の発明によれば、第1乃至第4の発明の効果に加え、膨らんだクッションに座ることにより使用者の腰部が浮いて座位での排尿に便宜であり、しかも尿を貯留するために吸引するポンプから排気された空気をこのクッションに供給するようにしているから特別なエアー供給源は不要である。
第7の発明によれば、第6の発明の効果に加えて、クッションの切除部に尿受け器を差し込んだ状態で、この尿受け器の開口部を排尿部位に当てて排尿できるから漏れることもなく、確実に安心して排尿できる。
第8の発明によれば、尿受け器の使用の際に尿の逆流を防ぐことができ、尿が漏れて零れ落ちることがなくなる。
第9の発明によれば、尿受け器のパッドが柔らかいので、使用に際して股間に当てても痛みを感ずること無く快適に排尿することができる。
第10の発明によれば、尿受け器に運転開始手段を設けたから、使用者の当該自動排尿装置の運転操作が手元で行え便利である。
以下本発明の第1の実施形態について説明する。1は女性の排尿部位に概ね長円形状の尿受け用開口部を当てて尿を受けるための尿受け器で、この尿受け器1には尿の逆流を防ぐため機械式の逆止弁2が内蔵されている。図2及び図3に示すように、この尿受け器1の尿受け用開口部を形成する外周縁部には突部3が形成され、また発泡ウレタンゴム製の柔らかなパッド5の全周に亘って同じく断面がT字形状の溝4が形成され、尿受け器1の外周縁部の突部3が溝4に嵌合することにより前記パッド5が尿受け器1に取り替え可能に設けられている。また、使用に際しては、使用者の便宜のため把手部7が形成されている。
8は前記尿受け器1で受けた尿を吸引するための吸引手段としての吸引ポンプで、作動時に吸引による負圧により前記逆止弁2を開く。そして、この吸引ポンプ8と前記尿受け器1との間にはポリウレタン樹脂材料で形成されたフレキシブルなチューブ9を介して貯留手段としての蓄尿タンク10及び脱臭装置11が夫々配設される。
前記蓄尿タンク10は前記吸引ポンプ8により吸引された尿を貯留するためのものであり、前記脱臭装置11は前記吸引ポンプ8により吸引した空気を脱臭するためのものである。この脱臭装置11は容器内に、例えば活性炭や、活性炭入りフィルターを収納し、特に尿中のアンモニア成分を除去するものである。
図4乃至図8に示すように、12はキャスタ13付きの角筒状の収納容器で、遮音材が装填された壁面から構成され、前記吸引ポンプ8、蓄尿タンク10及び脱臭装置11などを収納し、その上面開口を把手19により開閉可能な蓋体14が回動可能に枢支されている。
前記蓄尿タンク10の側面部には、このタンク10内部に連通する透明な塩化ビニル樹脂で作製された筒体部15が設けられ、この筒体部15内にはメッキ塗装されたフロート16が配設されており、蓄尿タンク10内の尿の量が増加して一定位置まで上昇したフロート16を収納容器12内の仕切壁17に設けられた満杯検出手段としての光電センサー18が検出すると、満杯を検出したこととなる。
20は制御装置としてのコントローラで、コード21を介して運転開始手段としての運転スイッチ22A、同じくコード21を介して尿受け器1に設けられた運転スイッチ22B、電源コード23を介して電源プラグ24、コード25を介して警報ブザー26、表示ランプから成る警告表示装置27及び光電センサー18、コード28を介して吸引ポンプ8、三方切替弁30などが接続されている。
なお、前記運転スイッチ22A、22Bは、押し釦タイプでもレバータイプでもよく、手動操作によりオン、オフするものであればよい。
従って、前記光電センサー18から満杯検出信号をコントローラ20が入力すると、コントローラ20は収納容器12の外面に設けられた報知手段としての警報ブザー26及び警告表示装置27に警報信号を出力して鳴動及び点灯表示させるように制御すると共に、コントローラ20はその内部のタイマー(図示せず)に遅延時間(例えば、15秒間)を計時させ、このタイマーから遅延時間後のタイムアップ信号を受けると吸引ポンプ8に停止信号を出力して作動を停止させるように制御する。なお、前記遅延時間は、排尿を終えるまでの十分な時間であり、蓄尿タンク10の満杯レベルも余裕を持ったレベルに設定されている。
また、31は使用者が座位での排尿の際に供するクッションで、使用に際して吸引ポンプ8の作動時に排気された空気が前記三方切替弁30を介してその内部に供給されて膨らまり、使用者の腰部を浮かせて座位での排尿に便宜である。即ち、前記クッション31は使用者の座位での排尿の際に差し込まれた前記尿受け器1を受けるための切除部32が形成されており、膨らむことによりベッド上や車椅子上に載置されたこのクッションに座ることにより使用者の腰部が浮いて座位での排尿に便宜である。
なお、前記運転スイッチ22A又は22Bの操作により吸引ポンプ8の作動を停止させる場合や前記前記光電センサー18が満杯を検出して吸引ポンプ8の作動を停止させる場合には、前記三方切替弁30を切替え作動させて使用者の自重により前記クッション31内の空気は前記三方切替弁30及び空気の排気音を消すためのマフラーなどのサイレンサー33を介して排気される構成である。
以上の構成により、作用について説明する。先ず、電源プラグ24を交流電源のコンセント(図示せず)に挿入し、使用に際して使用者などがベッド上や車椅子上にクッション31を載置した状態でこのクッション31上に座り、運転スイッチ22A又は22Bを操作してオンする。
すると、運転信号を受けたコントローラ20が吸引ポンプ8に作動信号を送るので、吸引ポンプ8が作動して排気された空気が切り替った三方切替弁30を介してクッション31の内部に供給されて膨らまり、使用者の腰部を浮かせることとなる。この状態で、使用者が前記クッション31の切除部32に把手部7を持って尿受け器1を差し込むと共に排尿部位にこの尿受け器1の開口部を当てて排尿する。
この場合、膨らんだクッション31に座ることにより使用者の腰部が浮いて座位での排尿に便宜であり、しかもクッション31の切除部32に尿受け器1を差し込んだ状態でこの尿受け器1の開口部を排尿部位に当てて排尿できるから漏れることもなく、確実に安心して排尿できることとなる。また、尿を貯留するために吸引する吸引ポンプ8から排気された空気をクッション31に供給するようにしているから特別なエアー供給源は不要である。更に、尿受け器1のパッド5が柔らかいので、使用に際して股間に当てても痛みを感ずること無く快適に排尿することができる。更には、尿受け器1には吸引ポンプ8の作動時に吸引による負圧により開く逆止弁2が設けられているために、使用中に尿が逆流することは防止され、尿が漏れて零れ落ちることがなくなる。
そして、吸引ポンプ8により吸引された尿はチューブ9を介して蓄尿タンク10に貯留されることとなり、また吸引された空気は脱臭装置11を介して前述の如くクッション31に供給されるものであるため悪臭は除去される。
排尿を終えて、前記運転スイッチ22A又は22Bを操作してオフすると、コントローラ20は作動停止信号を吸引ポンプ8に送り、停止させると共に三方切替弁30を切り替える。従って、使用者の自重によりクッション31内の空気は、三方切替弁30及びサイレンサー33を介して収納容器12外へ排気される。この場合、サイレンサー33により空気の排気音は消されるから静かである。
そして、使用後は、収納容器12はキャスタ13が付いているので、邪魔にならない場所に容易に移動させることができる。また、吸引ポンプ8ばかりか蓄尿タンク10を収納容器12内に収納しているから、他の人の目に触れることがないから安心して使用できる。
なお、このような使用を繰り返して、使用中に蓄尿タンク10内の尿の量が増加して筒体部15内のフロート16が一定位置まで上昇すると、このフロート16を光電センサー18が検出すると、満杯を検出したこととなる。
従って、前記光電センサー18から満杯検出信号をコントローラ20が入力すると、コントローラ20は警報ブザー26及び警告表示装置27に警報信号を出力して鳴動及び点灯表示させるように制御すると共に、コントローラ20はその内部のタイマー(図示せず)に遅延時間(例えば、15秒間)を計時させ、このタイマーから遅延時間後のタイムアップ信号を受けると吸引ポンプ8に停止信号を出力して作動を停止させるように制御する。このため、使用者などは、蓄尿タンク10の満杯状態をわざわざ蓄尿タンク10を見ること無く容易に把握でき、蓄尿タンク10内の尿の廃棄のタイミングを知ることができ、また使用者の排尿に際して使用中に蓄尿タンク10が満杯になっても、直ちに排尿を止める必要もなく、排尿を継続しても尿が漏れることもなく、安心して使用できる。
その後、把手19を操作して蓋体14を回動させて開き、コード9、9及びコード25を外して蓄尿タンク10を収納容器12から取出して、蓄尿タンク10内の尿を廃棄し、元に戻す。
また、使用が頻繁に行われてパッド5が磨耗などして使用できなくなった場合には、パッド5を尿受け器1から取り外し、前記尿受け器1の尿受け用開口部の外縁部の突部3を溝4に嵌合させて新たなパッド5を取り付ける。
次に、図9に基づき第2の実施形態について説明する。この場合、同一符号は同一機能を有するものとし、説明は省略する。尿受け器1にはチューブ9を介して吸引手段としての吸引ブロアー40が接続され、この吸引ブロアー40には逆止弁及び通気孔を備えた通気装置41と、電源供給手段としての乾電池42と、運転開始手段としての運転スイッチ43と、アダプタ44とが設けられている。
45は使用済みのPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルで、これを吸引ブロアー40により吸引された尿を貯留する貯留手段として使用するものである。従って、前記PETボトル45の口金に螺合して尿が漏れないように、前記アダプタ44には螺子山が形成されている。
そして、使用者が把手部7を持って排尿部位に尿受け器1の開口部を当てて運転スイッチ43をオンして排尿すると、吸引ブロアー40が作動して負圧により通気装置41の逆止弁が開くと共に空気が通気孔を介して排気されながら、PETボトル45に尿が貯留されることとなる。
この実施形態によれば、尿を貯留するために使用済みのPETボトル45を使用するから、特別なる貯留手段を作製することもなく、リサイクルできて環境面からも望まれるものが提供できる。
なお、この実施形態においても、吸引ブロアー40及びPETボトル45を前述した第1の実施形態のような蓋体を備えた収納容器に収納すれば、同様な効果が得られる。しかも、この収納容器にキャスタを設ければ、負担なく移動ができることとなる。
また、運転スイッチ43を尿受け器1に設けてもよく、この場合には使用者の当該自動排尿装置の運転操作が手元で行え便利である。
更には、使用者が座位での排尿の際に供する第1の実施形態のようなクッションに前記吸引ブロアー40の作動時に排気された空気を供給して膨らませるようにしてもよい。
また、第1及び第2の実施形態共に、運転開始手段としてリモートコントローラを用いてもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
自動採尿装置の概念図である。 尿受け器の斜視図である。 尿受け器の縦断面図である。 収納容器の蓋体を外した状態の自動採尿装置の平面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。 図4のC−C断面図である。 図4のD−D断面図である。 一部破断せる第2の実施形態の自動採尿装置を示す図である。
符号の説明
1 尿受け器
2 逆止弁
3 突部
4 溝
5 パッド
8 吸引ポンプ
10 蓄尿タンク
12 収納容器
13 キャスタ
18 光電センサー
20 コントローラ
22A、22B 運転スイッチ
26 警報ブザー
27 警告表示装置
31 クッション
32 切除部
40 吸引ブロアー
43 運転スイッチ
45 PETボトル

Claims (10)

  1. 排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段及びこの吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段とが配設された収納容器とを備えたことを特徴とする自動採尿装置。
  2. 排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段と、この貯留手段内に貯留された尿の量を検出するための検出手段と、この検出手段により一定量の尿が検出された場合に報知するための報知手段とを備えたことを特徴とする自動採尿装置。
  3. 排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための貯留手段と、この貯留手段内に貯留された尿の量を検出するための検出手段と、この検出手段により一定量の尿が検出された場合に計時を開始するタイマーと、このタイマーが所定時間を計時した場合に前記吸引手段の吸引を停止するように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする自動採尿装置。
  4. 排尿に際して自動的に採尿する自動採尿装置において、運転を開始するための運転開始手段と、女性の排尿部位に開口部を当てて尿を受けるための尿受け器と、前記運転開始手段により作動して前記尿受け器で受けた尿を吸引するための吸引手段と、この吸引手段により吸引された尿を貯留するための使用済みのPETボトルとを備えたことを特徴とする自動採尿装置。
  5. 少なくとも前記吸引手段と前記貯留手段又はPETボトルとをキャスタ付きの収納容器内に収納したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の自動採尿装置。
  6. 前記吸引手段としてポンプを使用し、使用者が座位での排尿の際に供するクッションに前記ポンプの作動時に排気された空気を供給して膨らませることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動採尿装置。
  7. 前記クッションは、使用者の座位での排尿の際に前記尿受け器を受けるための切除部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の自動採尿装置。
  8. 前記尿受け器には、尿の逆流を防ぐための逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動採尿装置。
  9. 前記尿受け器の尿受け用開口部の外周縁部には柔らかなパッドを取り替え可能に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動採尿装置。
  10. 前記運転開始手段を前記尿受け器に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動採尿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101231909B1 (ko) 2010-03-22 2013-02-13 주식회사 아이베이 체액 수집용기 및 그 체액 수집용기가 포함된 체액 배출장치

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KR101231909B1 (ko) 2010-03-22 2013-02-13 주식회사 아이베이 체액 수집용기 및 그 체액 수집용기가 포함된 체액 배출장치

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