JP2005245092A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005245092A
JP2005245092A JP2004049582A JP2004049582A JP2005245092A JP 2005245092 A JP2005245092 A JP 2005245092A JP 2004049582 A JP2004049582 A JP 2004049582A JP 2004049582 A JP2004049582 A JP 2004049582A JP 2005245092 A JP2005245092 A JP 2005245092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocoupler
voltage
reference voltage
power supply
life
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004049582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4389603B2 (ja
Inventor
Kazumasa Miyamoto
和将 宮本
Tsunetoshi Oba
恒俊 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2004049582A priority Critical patent/JP4389603B2/ja
Publication of JP2005245092A publication Critical patent/JP2005245092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4389603B2 publication Critical patent/JP4389603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】 フォトカプラが実際に寿命に近いことを判定して通知する信頼性に優れたスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】 スイッチング電源装置1は、フォトカプラPHのフォトダイオードLEDに流れる電流(フォトダイオード電流ID)に基づき、フォトカプラPHの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段3を備え、フォトダイオードLEDに流れる電流値からフォトカプラPHが劣化して寿命に近いことを判定し、通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は絶縁トランスの二次側から一次側にフォトカプラを介して帰還をかけ、直流電源出力の安定化を図るスイッチング電源装置に係り、特にフォトカプラのフォトダイオードに流れる電流に基づいてフォトカプラの寿命を判定するスイッチング電源装置に関する。
従来のスイッチング電源装置において、絶縁トランスの二次側から一次側に帰還をかけ、直流電源出力の安定化を図るフォトカプラは、重要な役割を担っている。
フォトカプラの寿命は、出力側のフォトトランジスタに流れるコレクタ電流ICと入力側のフォトダイオードに流れる電流IDの比である電流伝達率CTR(Current Transfer Ratio)=(IC÷ID)×100(%)で表わされ、電流、発熱による温度、時間的経過に伴う電流伝達率CTRの低下が劣化となり、寿命に至る。
フォトカプラの電流伝達率CTRは、主にフォトダイオードの発光効率、フォトダイオードおよびフォトトランジスタ相互間の光結合効率、フォトトランジスタの受光効率と直流増幅率hFEなどの要因により決定される。
従来のフォトカプラの寿命判定は、本出願人が「特許文献1」(制御機器)に開示したように、制御機器内蔵のフォトカプラの累積使用時間をタイマでカウントして記憶し、累積使用時間が設定値に達すると、寿命と判定して通報表示を行い、表示を見た使用者はフォトカプラが故障する前に制御機器を交換するように構成される。
特開平5−89315号公報
従来のフォトカプラの寿命判定は、累積使用時間が設定値に達したことで実行するため、実際には、フォトカプラの寿命に充分余裕がある場合にも、フォトカプラやフォトカプラが搭載された機器(スイッチング電源装置も含む)を交換しなければならず、交換作業の無駄や経済的デメリットが生じる課題がある。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的はフォトカプラが実際に寿命に近いことを判定して通知する信頼性に優れたスイッチング電源装置を提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係るスイッチング電源装置は、絶縁トランスの二次側から一次側にフォトカプラを介して帰還をかけ、直流電源出力の安定化を図るスイッチング電源装置において、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流に基づき、フォトカプラの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係るスイッチング電源装置は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流に基づき、フォトカプラの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段を備えたので、フォトダイオードに流れる電流値からフォトカプラが劣化して寿命に近いことを判定し、通知することができる。
また、この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して検出する電流検出手段と、基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、電流検出手段から供給される検出電圧と基準電圧生成手段から供給される基準電圧を比較し、検出電圧が基準電圧を越える場合に寿命と判定する寿命判定手段と、寿命判定手段から供給される判定信号で寿命を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して検出する電流検出手段と、基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、電流検出手段から供給される検出電圧と基準電圧生成手段から供給される基準電圧を比較し、検出電圧が基準電圧を越える場合に寿命と判定する寿命判定手段と、寿命判定手段から供給される判定信号で寿命を通知する通知手段とを備えたので、フォトダイオード電流を変換した検出電圧と実際の寿命が近い劣化に設定した基準電圧を比較して寿命を判定して通知することができる。
さらに、この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラの寿命判定モードを実行するスイッチ手段を備え、スイッチ手段からのスイッチ信号に基づいて負荷を切り離すとともに、通知手段を接続することを特徴とする。
この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラの寿命判定モードを実行するスイッチ手段を備え、スイッチ手段からのスイッチ信号に基づいて負荷を切り離すとともに、通知手段を接続するので、負荷や外乱に影響されないフォトカプラの寿命(劣化)を判定することができる。
また、この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度、直流電源出力および絶縁トランスの一次側交流入力に対応した量に基づいて基準電圧を生成し、補正することを特徴とする。
この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度、直流電源出力および絶縁トランスの一次側交流入力に対応した量に基づいて基準電圧を生成し、補正するので、劣化に伴う寿命判定から温度、直流電源出力および交流入力の変動に伴う誤判定を回避することができる。
さらに、この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度をサーミスタで検出し、対応する温度電圧に変換することを特徴とする。
この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度をサーミスタで検出し、対応する温度電圧に変換するので、パッケージ温度の変化を対応する温度電圧に変換して基準電圧に取り込むことができる。
また、この発明に係る通知手段は、可聴報知器および可視表示器のいずれか一方または双方を備えたことを特徴とする。
この発明に係る通知手段は、可聴報知器および可視表示器のいずれか一方または双方を備えたので、フォトカプラの交換を表示や音声で通知することができる。
この発明に係るスイッチング電源装置は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流に基づき、フォトカプラの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段を備えたので、フォトダイオードに流れる電流値からフォトカプラが劣化して寿命に近いことを判定し、通知することができ、フォトカプラの実際の寿命を把握して信頼性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して検出する電流検出手段と、基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、電流検出手段から供給される検出電圧と基準電圧生成手段から供給される基準電圧を比較し、検出電圧が基準電圧を越える場合に寿命と判定する寿命判定手段と、寿命判定手段から供給される判定信号で寿命を通知する通知手段とを備えたので、フォトダイオード電流を変換した検出電圧と実際の寿命が近い劣化に設定した基準電圧を比較して寿命を判定して通知することができ、フォトカプラの交換時期を正確に知ることができる。
さらに、この発明に係る劣化検出手段は、フォトカプラの寿命判定モードを実行するスイッチ手段を備え、スイッチ手段からのスイッチ信号に基づいて負荷を切り離すとともに、通知手段を接続するので、負荷や外乱に影響されないフォトカプラの寿命(劣化)を判定することができ、寿命まで充分な余裕があるにも拘わらず、フォトカプラを交換する無駄ならびに経済的なデメリットを回避することができる。
また、この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度、直流電源出力および絶縁トランスの一次側交流入力に対応した量に基づいて基準電圧を生成し、補正するので、劣化に伴う寿命判定から温度、直流電源出力および交流入力の変動に伴う誤判定を回避することができ、フォトカプラの寿命を正確に判定することができる。
さらに、この発明に係る基準電圧生成手段は、フォトカプラのパッケージ温度をサーミスタで検出し、対応する温度電圧に変換するので、パッケージ温度の変化を対応する温度電圧に変換して基準電圧に取り込むことができ、基準電圧を補正して正確に寿命を判定することができる。
この発明に係る通知手段は、可聴報知器および可視表示器のいずれか一方または双方を備えたので、フォトカプラの交換を表示や音声で通知することができ、フォトカプラが故障する前に交換することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明はスイッチング電源装置に内蔵されたフォトカプラの寿命を電流伝達率CTRの劣化に関連したフォトダイオードの電流によって判定するものである。
図1はこの発明に係るスイッチング電源装置の一実施の形態要部ブロック構成図である。図1において、スイッチング電源装置1は、入力端子A,Bから入力される交流電源VAC(例えば、商用電源100/200V、周波数50/60Hz)を整流するダイオードD1〜ダイオードD4のダイオードブリッジDBで構成される全波整流器、ダイオードブリッジDBで整流された脈流を一次直流電圧VD1に平滑する平滑コンデンサC1、DC−DCコンバータの制御を実行する制御IC−2、一次巻線LP,二次巻線LSおよび補助巻線LH1を備えた絶縁トランスT、制御IC−2からのPWM(Pulse Width Modulation)信号で一次直流電圧VD1を断続し、一次巻線LPに高周波パルスを発生させるMOSFET−Q1、制御IC−2からフォトトランジスタ電流ICを引き込むフォトカプラPHのフォトトランジスタQで電源装置の一次側を構成する。
また、スイッチング電源装置1は、二次巻線LSに誘導された高周波パルスを半波整流するダイオードD6、ダイオードD6で半波整流された脈流を平滑する平滑コンデンサC2、平滑コンデンサC2で平滑された直流成分に重畳したリップル成分を低減して直流出力電圧VD2を出力するチョークコイルLO、 直流出力電圧VD2と接地(GND)間に直列接続したフォトカプラPHのフォトダイオードLED,高抵抗器R1,ポイント♯aとポイント♯b間に接続した劣化検出手段3およびシャントレギュレータ4で電源装置の二次側を構成する。なお、シャントレギュレータ4には、直流出力電圧VD2を高抵抗器R2および高抵抗器R3で分割したポイント♯cの電圧を印加する。また、負荷Lには、出力端子C,Dを介して直流出力電圧VD2が供給される。さらに、スイッチ挿入ポイントs1およびスイッチ挿入ポイントs2は、フォトカプラPHの寿命を判定する際、電源装置から負荷Lを切り離して無負荷状態で実行するためのスイッチ(後述する)を挿入する。
ここで、フォトカプラPHのフィードバックを用いたスイッチング電源装置の制御について説明する。フォトカプラPHのフォトダイオードLEDにフォトダイオード電流IDが流れると、フォトダイオードLEDが発光し、発光した光がフォトカプラPHのパッケージ内を伝送してフォトトランジスタQに到達し、フォトトランジスタQにフォトトランジスタ電流ICが流れる。
フォトトランジスタQが制御IC−2からフォトトランジスタ電流ICを引き込むと、制御IC−2はフォトトランジスタ電流ICに対応したPWM信号をMOSFET−Q1供給し、MOSFET−Q1をPWM信号に応じたパルス幅で高周波のスイッチングを実行させ、一次直流電圧VD1を一次巻線LPを介して断続する。
一次巻線LPに発生した高周波のパルス電源が二次巻線LSに誘導し、ダイオードD6、平滑コンデンサC2およびチョークコイルLOで整流・平滑ならびにリップルが除去されて直流出力電圧VD2が発生する。
フォトダイオード電流ID→フォトトランジスタ電流IC→PWM信号発生→MOSFET−Q1のスイッチング→一次巻線LPに高周波のパルス電源が発生→二次巻線LSに高周波のパルス電源の誘導→パルス電源の整流・平滑、リップルのフィルタリング→直流出力電圧VD2の発生を繰り返して直流出力電圧VD2が安定してフィードバック系が形成される。
次に、フォトカプラPHの劣化と直流出力電圧VD2の関係について説明する。例えば、フォトダイオード電流IDが1mA、フォトトランジスタ電流ICも1mAでフォトカプラPHの初期の電流伝達比CTR(Current Transfer Ratio)が100%(IC×100/ID)の時、直流出力電圧VD2が24Vになるように、制御IC−2およびシャントレギュレータ4が設定されているとする。
フォトカプラPHの劣化は、電流伝達比CTRの低下となって現れ、直流出力電圧VD2(=24V)に保持するのに必要なフォトトランジスタ電流IC(=1mA)を流すために、フォトダイオード電流IDが1mAから増加する現象で捉えられる。
そして、フォトダイオード電流IDが増加しても電流伝達比CTRが低下し、フォトトランジスタ電流ICを1mAに保持できなくなり、直流出力電圧VD2も24Vを越えて増加する場合、フォトカプラPHの寿命と判断する。
したがって、本発明の基本的な技術思想は、無負荷状態でフォトカプラPHのフォトダイオード電流IDを対応する検出電圧で検出し、フォトカプラPHの寿命に近い基準電圧と比較し、検出電圧が基準電圧を超える場合には、寿命と判断して通知するものである。
図1において、劣化検出手段3は、フォトカプラPHのフォトダイオードLEDに流れるフォトダイオード電流IDに基づき、フォトカプラPHの劣化状態を検出して通知する。
シャントレギュレータ4は、フォトカプラPHが劣化してフォトダイオード電流ID(例えば、初期値1mA)に、より多くの電流値が必要になった場合、直流出力電圧VD2(例えば、24V)をわずかだけ(例えば、ΔV)増加するだけで、ポイント♯cの電圧をほんの僅か増加{(ΔV×R3)/(R2+R3)}するだけでフォトダイオード電流IDを充分増加することが可能となる。なお、フォトダイオード電流IDの増加分に伴うフォトダイオードLED、高抵抗器R1および劣化検出手段3の電圧降下分は、シャントレギュレータ4のポイント♯b−接地(GND)間で吸収する。
図6にシャントレギュレータの一般的な構成図を示す。図6において、シャントレギュレータ4は、演算増幅器OPで構成した誤差増幅器と、ツェナーダイオードZDと、高抵抗器RBと、トランジスタQaで構成し、演算増幅器OPのプラス(+)入力に直流出力電圧VD2を高抵抗器R2と高抵抗器R3で分圧した電圧Vaを供給し、演算増幅器OPのマイナス(−)入力にツェナーダイオードZDの基準電圧VFを入力する。
電圧Vaと基準電圧VFの誤差分(=Va−VF)を演算増幅器OPが増幅し、増幅した量に応じてトランジスタQaを駆動して初期状態のフォトダイオード電流ID(=1mA)を流す。フォトダイオード電流ID(=1mA)に対応してフォトトランジスタQにフォトトランジスタ電流IC(=1mA)が流れ、直流出力電圧VD2が24Vに保持される。
フォトカプラPHが何らかの原因、例えば経時変化、温度上昇などで劣化して電流伝達率CTRが低下し、初期状態の条件ではフォトトランジスタ電流ICが1mAを流すことができなく減少すると、直流出力電圧VD2が増加(例えば、αV)することにより、電圧Vaもα×R3/(R2+R3)V上昇してシャントレギュレータ4がフォトダイオード電流IDを1mAを越えて増加させる。
フォトダイオード電流IDの増加により、フォトトランジスタ電流ICも増加して1mA近傍になると、直流出力電圧VD2が(24+α)Vより低下した(24+Δ)V(αV>ΔV)で安定する。
この現象は、フォトカプラPHが劣化して寿命に近付くまで維持するが、フォトダイオード電流IDが充分多く流れるので、フォトダイオード電流IDを観測することにより、直流出力電圧VD2が規格上限(例えば、24V+1V)を超えない正常範囲で、フォトカプラPHの劣化状態を判断することができる。なお、フォトダイオード電流IDの検出は、ポイント♯a−ポイント♯b間に劣化検出手段3の電流検出抵抗RDを挿入し、抵抗の電圧降下の検出電圧VDで検出する。
図2はこの発明に係る劣化検出手段の一実施の形態要部ブロック構成図である。図2において、劣化検出手段3は、電流検出手段5、基準電圧生成手段6、寿命判定手段7、通知手段8を備える。
電流検出手段5は、電流検出抵抗RD、増幅器などで構成し、フォトカプラPHのフォトダイオードLEDに流れるフォトダイオード電流IDを電流検出抵抗RDで電圧に変換し、変換した電圧を増幅して検出電圧VDを寿命判定手段7に供給する。
基準電圧生成手段6は、経時変化、温度変動、一次側の電圧変動、直流出力電圧変動に応じて基準電圧VRを発生し、基準電圧VRを寿命判定手段7に提供する。
寿命判定手段7は、コンパレータなどの比較器で構成し、電流検出手段5から供給される検出電圧VDと基準電圧生成手段6から提供される基準電圧VRとを比較し、検出電圧VDが基準電圧VRを超える場合(VD>VR)には、フォトカプラPHの寿命が近いと(寿命と見なして)判断し、判定信号HOを通知手段8に供給する。
通知手段8は、表示器などで構成し、寿命判定手段7から供給される判定信号HOに基づいて音声や表示で寿命を通知する。
図3はこの発明に係る劣化検出回路の一実施の形態構成図である。図3において、劣化検出手段3を構成する劣化検出回路9は、電流検出手段5を構成する電流検出回路10、基準電圧生成手段6を構成する基準電圧発生回路11、寿命判定手段7を構成する寿命判定回路12、通知手段8を構成する通知回路13を備える。
電流検出回路10は、電流検出抵抗RD、演算増幅器OP1で構成した差動増幅器で構成し、フォトダイオード電流IDを電流検出抵抗RDで電圧に変換し、演算増幅器OP1で作動増幅して得られた検出電圧VDを寿命判定回路12に供給する。
基準電圧発生回路11は、経時変化によるフォトカプラPHの劣化を基本に、一次側対応電圧、二次側対応電圧および温度電圧を検出する検出回路、一次側対応電圧、二次側対応電圧および温度電圧を演算する加減算回路で構成し、加減算回路で演算した基準電圧VRを寿命判定回路12に提供する。
寿命判定回路12は、演算増幅器OP2で比較器を構成し、電流検出回路10から供給される検出電圧VDと基準電圧発生回路11から提供される基準電圧VRとを比較し、検出電圧VDが基準電圧VRを越える場合(VD>VR)には、フォトカプラPHの寿命と判定して、例えばハイレベルの判定信号HOを通知回路13に供給する。
通知回路13は、トランジスタなどのスイッチング素子、表示器14で構成し、寿命判定回路12から供給される判定信号HOでトランジスタQ2をオン状態にし、表示器14を駆動して表示や音声でフォトカプラPHの寿命を通知する。
表示器14は、発光ダイオードなどの可視表示器およびブザーなどの可聴報知器のいずれか一方、または双方で構成し、フォトカプラPHの寿命を表示や音声で通知し、フォトカプラPHの交換を促がす。なお、スイッチ挿入ポイントs3およびスイッチ挿入ポイントs4は、フォトカプラPHの寿命を判定する時以外に、誤動作で表示器14が動作することを防止するためのスイッチ(後述する)を挿入する。
このように、この発明に係る劣化検出手段3は、フォトカプラPHのフォトダイオードLEDに流れる電流(フォトダイオード電流ID)を電圧(検出電圧VD)に変換して検出する電流検出手段5と、基準電圧VRを生成する基準電圧生成手段6と、電流検出手段5から供給される検出電圧VDと基準電圧生成手段6から供給される基準電圧VRを比較し、検出電圧VDが基準電圧VRを越える場合(VD>VR)に寿命と判定する寿命判定手段7と、寿命判定手段7から供給される判定信号HOで寿命を通知する通知手段8とを備えたので、フォトダイオード電流IDを変換した検出電圧VDと実際の寿命が近い劣化に設定した基準電圧VRを比較して寿命を判定して通知することができ、フォトカプラの交換時期を正確に知ることができる。
また、この発明に係る通知手段8は、可聴報知器および可視表示器のいずれか一方または双方を備えたので、フォトカプラPHの交換を表示や音声で通知することができ、フォトカプラが故障する前に交換することができる。
図4はこの発明に係る基準電圧生成手段の一実施の形態回路構成図である。図4において、図2に示す基準電圧生成手段6を構成する基準電圧発生回路11は、一次側対応電圧VPを発生する一次電圧検出回路と、二次側対応電圧VSを発生する二次電圧検出回路と、フォトカプラPHのパーケージ温度を電圧に変換した温度電圧VTを発生する温度検出回路と、一次側対応電圧VP、二次側対応電圧VSおよび温度電圧VTを加減算して基準電圧VRを発生する演算増幅器OP3で構成する。
一次電圧検出回路は、絶縁トランスTの補助巻線LH2に誘導する一次側交流入力(一次巻線LPに発生する高周波パルス電源)をダイオードD7で半波整流し、平滑コンデンサC4で平滑した直流電圧を高抵抗器で分圧した一次側対応電圧VPを発生し、一次側対応電圧VPを演算増幅器OP3のマイナス(−)入力に供給する。
二次電圧検出回路は、直流出力電圧VD2を高抵抗器で分圧した二次側対応電圧VSを発生し、二次側対応電圧VSを演算増幅器OP3のマイナス(−)入力に供給する。
温度検出回路は、直流出力電圧VD2を3端子レグレータで一定電圧に降圧し、一定電圧からツェナーダイオードZD1で定電圧を生成し、ツェナーダイオードZD1と並列に、フォトカプラPHのパッケージに貼り付けたサーミスタRTと高抵抗器を直列接続してフォトカプラPHのパッケージ温度に応じて変化するサーミスタRTの抵抗値による電圧変化を温度電圧VTとして検出し、温度電圧VTを演算増幅器OP3のプラス(+)入力に供給する。
演算増幅器OP3は、加減算器を構成し、マイナス(−)入力に供給される一次側対応電圧VPおよび二次側対応電圧VS、プラス(+)入力に供給される温度電圧VTに加減算の演算を施して演算結果を基準電圧VRとして出力し、基準電圧VRを図2に示す寿命判定手段7(図3に示す寿命判定回路12)に提供する。
一次側対応電圧VPおよび二次側対応電圧VSは、基準電圧VRを増加するように作用し、絶縁トランスTの一次側高周波パルスの増加および二次側直流出力電圧VD2の増加によるフォトカプラPHの寿命が速まる誤動作を防止する。
温度電圧VTは、フォトカプラPHが温度上昇に対して劣化が進行することから、フォトカプラPHのパッケージ温度の増加によるフォトカプラPHの寿命が速まることに対応する。なお、サーミスタRTは、温度上昇に対して負の温度係数を有し、フォトカプラPHのパッケージ温度が上昇すると抵抗値が低下する特性を備える。また、基準電圧発生回路11は、フォトカプラPHが初期状態で、絶縁トランスTの一次側および二次側の電圧も正常状態で、フォトカプラPHの予測寿命に対応した基準電圧VRを設定するように構成する。
このように、この発明に係る基準電圧生成手段6は、フォトカプラPHのパッケージ温度、直流電源出力(直流出力電圧VD2)および絶縁トランスTの一次側交流入力(高周波パルス)に対応した量に基づいて基準電圧VRを生成し、補正するので、劣化に伴う寿命判定から温度、直流電源出力および交流入力の変動に伴う誤判定を回避することができ、フォトカプラの寿命を正確に判定することができる。
また、この発明に係る基準電圧生成手段6は、フォトカプラPHのパッケージ温度をサーミスタRTで検出し、対応する温度電圧VTに変換するので、パッケージ温度の変化を対応する温度電圧VTに変換して基準電圧VRに取り込むことができ、基準電圧を補正して正確に寿命を判定することができる。
図5はこの発明に係るスイッチ手段の実施の形態構成図である。図5において、劣化検出手段3は、フォトカプラPHの寿命判定モードを実行するスイッチ手段15を備える。
スイッチ手段15は、手動で操作する寿命判定モードキー、直流出力電圧VD2の出力端のスイッチ挿入ポイントs1−スイッチ挿入ポイントs2間に挿入するスイッチSW1、通知回路13のスイッチ挿入ポイントs3−スイッチ挿入ポイントs4間に挿入するスイッチSW2で構成し、寿命判定モードキーを押下することによりスイッチ信号を発生し、スイッチSW1をオープン状態にして負荷Lを電源装置1から切り離すとともに、スイッチSW2をショート状態にして表示器14を通知回路13(通知手段8)に接続する。
スイッチSW1は、寿命判定モード時に負荷Lを電源装置1から切り離して無負荷状態にし、負荷Lが接続されていることに起因する直流出力電圧VD2の変動を防止し、フォトカプラPHそのものの寿命判定を実行可能にする。
スイッチSW2は、寿命判定モードを除いて表示器14を通知回路13(通知手段8)から切り離し、劣化検出手段3の誤動作に起因する表示器14の表示を禁止し、寿命判定モード時に表示器14を通知回路13に接続してフォトカプラPHが寿命になると表示器14でその旨を表示して通知する。
このように、この発明に係る劣化検出手段3は、フォトカプラPHの寿命判定モードを実行するスイッチ手段15を備え、スイッチ手段15からのスイッチ信号に基づいて負荷Lを切り離すとともに、通知手段8を接続するので、負荷Lや外乱に影響されないフォトカプラPHの寿命(劣化)を判定することができ、寿命まで充分な余裕があるにも拘わらず、フォトカプラを交換する無駄ならびに経済的なデメリットを回避することができる。
以上説明したように、この発明に係るスイッチング電源装置1は、フォトカプラPHのフォトダイオードLEDに流れる電流(フォトダイオード電流ID)に基づき、フォトカプラPHの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段3を備えたので、フォトダイオードLEDに流れる電流値からフォトカプラPHが劣化して寿命に近いことを判定し、通知することができ、フォトカプラの実際の寿命を把握して信頼性の向上を図ることができる。
本発明に係るスイッチング電源装置は、フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流値からフォトカプラが劣化して寿命に近いことを判定し、通知することができ、フォトカプラを用いて制御するあらゆるスイッチング電源装置に適用することができる。
この発明に係るスイッチング電源装置の一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係る劣化検出手段の一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係る劣化検出回路の一実施の形態構成図 この発明に係る基準電圧生成手段の一実施の形態回路構成図 この発明に係るスイッチ手段の実施の形態構成図 シャントレギュレータの一般的な構成図
符号の説明
1 スイッチング電源装置
2 制御IC
3 劣化検出手段
4 シャントレギュレータ
5 電流検出手段
6 基準電圧生成手段
7 寿命判定手段
8 通知手段
9 劣化検出回路
10 電流検出回路
11 基準電圧発生回路
12 寿命判定回路
13 通知回路
14 表示器
15 スイッチ手段
PH フォトカプラ
LED フォトダイオード、
ID フォトダイオード電流
IC フォトトランジスタ電流
Q フォトトランジスタ
Q1 MOSFET
Qa,Q2 トランジスタ
T 絶縁トランス
LP 一次巻線
LS 二次巻線
LH1,LH2 補助巻線
DB ダイオードブリッジ
D1〜D7 ダイオード
ZD,ZD1 ツェナーダイオード
C1〜C4 平滑コンデンサ
OP,OP1〜OP3 演算増幅器
VAC 交流電源
VD 検出電圧
VR 基準電圧
HO 判定信号
VP 一次側対応電圧
VS 二次側対応電圧
VT 温度電圧
VD1 一次直流電圧
VD2 直流出力電圧
♯a〜♯c ポイント
s1〜s4 スイッチ挿入ポイント
SW1,SW2 スイッチ
RT サーミスタ
RD 電流検出抵抗

Claims (6)

  1. 絶縁トランスの二次側から一次側にフォトカプラを介して帰還をかけ、直流電源出力の安定化を図るスイッチング電源装置において、
    前記フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流に基づき、前記フォトカプラの劣化状態を検出して通知する劣化検出手段を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記劣化検出手段は、前記フォトカプラのフォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して検出する電流検出手段と、基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、前記電流検出手段から供給される検出電圧と前記基準電圧生成手段から供給される基準電圧を比較し、検出電圧が基準電圧を越える場合に寿命と判定する寿命判定手段と、前記寿命判定手段から供給される判定信号で寿命を通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記劣化検出手段は、前記フォトカプラの寿命判定モードを実行するスイッチ手段を備え、前記スイッチ手段からのスイッチ信号に基づいて負荷を切り離すとともに、前記通知手段を接続することを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記基準電圧生成手段は、前記フォトカプラのパッケージ温度、直流電源出力および前記絶縁トランスの一次側交流入力に対応した量に基づいて基準電圧を生成し、補正することを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記基準電圧生成手段は、前記フォトカプラのパッケージ温度をサーミスタで検出し、対応する温度電圧に変換することを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記通知手段は、可聴報知器および可視表示器のいずれか一方または双方を備えたことを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源装置。
JP2004049582A 2004-02-25 2004-02-25 スイッチング電源装置 Expired - Fee Related JP4389603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049582A JP4389603B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049582A JP4389603B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 スイッチング電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005245092A true JP2005245092A (ja) 2005-09-08
JP4389603B2 JP4389603B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=35026213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004049582A Expired - Fee Related JP4389603B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4389603B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101586719B1 (ko) * 2015-08-31 2016-01-20 (주)아이피엠이엔지 신호 보정 모듈, 신호 보정 모듈을 구비하는 전력조정기, 신호 보정 모듈을 이용한 신호 보정 방법
JP2017083554A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電源寿命判断装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2020173139A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 富士フイルム株式会社 劣化診断装置及び方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102540103A (zh) * 2010-12-09 2012-07-04 西安中科麦特电子技术设备有限公司 一种新型led开关电源测试系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215080A (ja) * 1988-02-24 1989-08-29 Seiko Epson Corp レーザダイオードの自動出力調整回路
JPH06217534A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Fujitsu Ltd 安定化電源回路
JP2003289668A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Densei Lambda Kk 電源装置のフィードバック回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215080A (ja) * 1988-02-24 1989-08-29 Seiko Epson Corp レーザダイオードの自動出力調整回路
JPH06217534A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Fujitsu Ltd 安定化電源回路
JP2003289668A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Densei Lambda Kk 電源装置のフィードバック回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101586719B1 (ko) * 2015-08-31 2016-01-20 (주)아이피엠이엔지 신호 보정 모듈, 신호 보정 모듈을 구비하는 전력조정기, 신호 보정 모듈을 이용한 신호 보정 방법
JP2017083554A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電源寿命判断装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2020173139A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 富士フイルム株式会社 劣化診断装置及び方法
JP7196005B2 (ja) 2019-04-09 2022-12-26 富士フイルム株式会社 劣化診断装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4389603B2 (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4748197B2 (ja) 電源装置
JP5056395B2 (ja) スイッチング電源装置
JP4950320B2 (ja) スイッチング電源装置
US20080018261A1 (en) LED power supply with options for dimming
US20080291709A1 (en) Switching power supply apparatus
US9537404B2 (en) AC-DC power supply input voltage detection and monitoring
CN100392973C (zh) Ac-dc转换器和使用该转换器的电源系统
KR101193451B1 (ko) 역률개선회로 및 이것을 사용한 엘이디 조명기구
KR20060042397A (ko) 스위칭 레귤레이터 및 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
JP2013020931A (ja) Led点灯装置
US8085560B2 (en) Power supply apparatus
US6693810B2 (en) Power supply and battery back-up system for telecommunications systems
JP4389603B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2007037378A (ja) スイッチング電源の停電検出回路
JP5809917B2 (ja) 電圧変換システム、電圧−周波数変換回路、および周波数−電圧変換回路
JP2007312556A (ja) スイッチング電源回路
EP3079244B1 (en) Power supply system
US20220159805A1 (en) A converter for driving a load, a led driver and a led lighting apparatus
JP5803004B2 (ja) Led点灯装置
CN220359033U (zh) 电源转换电路
JP2011010422A (ja) スイッチング電源装置
JPH01274624A (ja) 充電器
JP4473052B2 (ja) 直流電源装置
JP3225509B2 (ja) 停電検出回路
WO2022023243A1 (en) A lamp driver with voltage sensing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees