JP2005244501A - 圧電発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用性のある圧電振動子を利用して、小型化に対応するとともに、優れた振動特性を備えた圧電発振器を提供すること。
【解決手段】 パッケージ36内に圧電振動片37を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部42,43をパッケージの表面に有する圧電振動子35と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子50とを備えた圧電発振器であって、圧電振動子の外部端子部は、発振回路素子とワイヤボンディングにより接続されているリードフレーム60の接続端子部64と接合されており、リードフレーム60は、発振回路素子50とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子61bを有し、この実装端子61bが外部に露出するようにして、全体が樹脂66で封止されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、圧電振動子と発振回路素子とを有する圧電発振器に関する。
従来の圧電発振器は、パッケージの内部空間内に圧電振動片および発振回路素子をともに収容して構成されている。すなわち、圧電振動片の表面には励振電極が設けられており、この励振電極はパッケージ内を引き回された電極膜と電気的に接続され、この電極膜は発振回路素子と電気的に接続されている。これにより、圧電振動片と発振回路素子とは電気的に接続され、圧電振動片の動作は発振回路素子により制御されている。
ところが、近年、圧電発振器の小型化は目ざましく、上述のように圧電振動片と発振回路素子とを同一のパッケージ内に収容することが困難になってきている。
このため、図17に示すような圧電発振器10が出願されている。図17は実装基板11の上に圧電発振器10が実装された概略断面図であり、一点鎖線で囲まれた部分は、圧電発振器10の概略斜視図である(例えば、特許文献1参照)。
圧電発振器10は、圧電振動子1と発振回路素子8とを有している。
圧電振動子1は、セラミックからなる複数の基板を積層して形成されたパッケージ2の内部空間内に圧電振動片4を収容している。
圧電振動片4の表面には励振電極(図示せず)が設けられており、この励振電極はセラミックの積層基板を利用して引き回され、パッケージ2の開口端面に形成された電極パッド6−1等と電気的に接続されている。
また、パッケージ2の底面には実装端子12が設けられており、この実装端子12も、セラミックの積層基板を利用して引き回され、パッケージ2の開口端面の電極パッド6−2等と電気的に接続されている。
そして、発振回路素子8は圧電振動子1の蓋体3の上面に搭載されて、発振回路素子8の複数の端子9,9・・・と電極パッド6−1,6−2等とをボンディングワイヤ13によりそれぞれ接続し、圧電振動子1より上側が樹脂14で封止されている。
また、圧電発振器10は、パッケージ2の底面に、圧電振動片4の電気的特性を測定するための測定用端子5や、側面に圧電振動片4の動作を制御するためのデータを書き込むための調整端子7,7を有している。
特開2001−320240号公報
ところが、圧電発振器10では、上述のように、実装端子12と発振回路素子8、発振回路素子8と圧電振動片4とを、それぞれ電気的に接続するために、パッケージ2の積層基板を利用して各電極を引き回し、パッケージ2の表面に電極パッド6−1,6−2、調整端子7、及び測定用端子5を形成する必要があった。このため、圧電振動子1に比べて、より小型化された汎用性のある圧電振動子があるにも拘らず、圧電発振器専用の圧電振動子1をつくらなければならず、小型化への妨げとなったり、製造コストが高くなったりしていた。また、このことは圧電振動片と発振回路素子とを同一パッケージ内に収容した従来の圧電発振器においても同様であり、圧電発振器の専用パッケージをつくらなければならず、圧電発振器10と同様に、製造コストが高くなり、小型化への妨げともなっていた。
さらに、図17に示すように、圧電発振器10と、圧電発振器10に隣接する電子部品15とは、互いに生じた熱Pによって、互いの動作に影響を及ぼしあってしまう恐れがあり、特に、圧電発振器10を実装した電子機器の小型化薄型化が目ざましい昨今においては、圧電発振器10と電子部品15との空間が極めて狭いため、このような恐れは増してきている。
本発明は、上述の課題を解決するためのものであり、汎用性のある圧電振動子を利用して、小型化に対応するとともに、優れた振動特性を備えた圧電発振器を提供することを目的とする。
上述の目的は、第1の発明によれば、パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えた圧電発振器であって、前記圧電振動子の外部端子部は、前記発振回路素子とワイヤボンディングにより接続されているリードフレームの接続端子部と接合されており、前記リードフレームは、前記発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有し、この実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている圧電発振器により達成される。
第1の発明の構成によれば、圧電発振器は、パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えている。したがって、パッケージの狭い空間内に圧電振動片と発振回路素子とを一緒に収容しなくてもすむため、小型化されても製造が容易となる。
さらに、圧電振動子の外部端子部は、発振回路素子とワイヤボンディングにより接続されているリードフレームの接続端子部と接合されているため、圧電振動子は接続端子部を介して発振回路素子と電気的に接続される。また、リードフレームは、発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有しているため、発振回路素子と実装端子は電気的に接続される。したがって、圧電発振器は、従来のように、電極をパッケージ内で引き回して、例えば開口端面に電極パッドが設けられた圧電発振器専用の圧電振動子を用いなくても、実装端子と発振回路素子と圧電振動子を電気的に接続することができる。
しかも、実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている。このため、実装端子以外の部分は樹脂に覆われ、この樹脂が断熱効果を発揮して、圧電発振器とこれに隣接する電子部品とが、互いに生じた熱によって、互いの動作に影響を及ぼしあう恐れを有効に防止できる。
かくして、本発明によれば、汎用性のある圧電振動子を利用して、小型化に対応するとともに、優れた振動特性を備えた圧電発振器を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記接続端子部は前記実装端子より上側に配置されていることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、接続端子部は実装端子より上側に配置されているので、客先で加工等することのない接続端子部が製品裏面(実装基板側の面)に配置されてしまうことがない。このため、圧電発振器と対向する実装基板の領域において、配線の自由度が確保でき、また、実装基板に実装する際の接続端子部と実装端子との短絡も防止できる。
第3の発明は、第1または第2の発明のいずれかの構成において、前記接続端子部には前記圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、接続端子部には圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられているので、この凹部あるいは凸部が圧電振動子の接合位置を規制し、圧電発振器が小型化されても、正確に圧電振動子と接続端子部とを接合できる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかの構成において、前記リードフレームは第1および第2のリードフレームを含んでおり、前記第1のリードフレームの端部により前記接続端子部が形成され、 前記第2のリードフレームの端部を前記接続端子部と平面的に見て重なるように配置して前記実装端子が形成されていることを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、第1のリードフレームで接続端子部が形成され、第2のリードフレームでこの接続端子部と平面的に見て重なるように配置して実装端子が形成されている。このように、接続端子部と実装端子とは、2枚のリードフレームが用いられて平面的に見て重なるように配置されているため、第1ないし第3の発明と比べて、圧電発振器の水平方向のサイズを小さくできる。
また、上述の目的は、第5の発明によれば、パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えた圧電発振器であって、前記圧電振動子は、前記外部端子部が設けられた面以外の面が、リードフレームのパッド部に固定されており、前記発振回路素子は、前記外部端子部が設けられた面に接合されて、前記外部端子部とワイヤボンディングにより接続され、前記リードフレームは、前記発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有し、この実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている圧電発振器により達成される。
第5の発明の構成によれば、圧電発振器は、パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えているので、第1の発明と同様に、小型化されても製造が容易となる。
また、圧電振動子は、外部端子部が設けられた面以外の面を、リードフレームのパッド部に固定することで、発振回路素子を外部端子部が設けられた面に接合して、発振回路素子と外部端子部とをワイヤボンディングにより接続可能としている。また、リードフレームは、発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有している。このため、第1の発明と同様に、圧電発振器専用の圧電振動子を用いなくても、実装端子と発振回路素子と圧電振動子を電気的に接続できる。
さらに、外部端子部と発振回路素子とは、第1の発明のように接続端子部を介さなくても電気的に接続できるため、例えば接続端子部と外部端子部との位置合わせが不要になるなど、課題要因が少なくなる。
しかも、外部端子部と発振回路素子は圧電振動子の同じ面に設けられているため、ボンディングワイヤの長さも短くなって、浮遊容量も少なくなる。
また、実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されているため、第1の発明と同様に、圧電発振器とこれに隣接する電子部品とが、互いに熱的影響を及ぼしあう恐れを有効に防止できる。
第6の発明は、第5の発明の構成において、前記パッド部は前記実装端子より上側に配置されていることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、パッド部は実装端子より上側に配置されているので、客先で加工等することのないパッド部が製品裏面に配置されてしまうことがない。このため、圧電発振器と対向する実装基板側での領域において、配線の自由度が確保でき、また、実装基板に実装する際のパッド部と実装端子との短絡も防止できる。
第7の発明は、第5または第6の発明のいずれかの構成において、前記パッド部には前記圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられていることを特徴とする。
第7の発明の構成によれば、パッド部には圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられているので、この凹部あるいは凸部が圧電振動子の固定位置を規制し、圧電発振器が小型化されても、正確に圧電振動子を固定できる。
第8の発明は、第1ないし第7の発明のいずれかの構成において、前記リードフレームは、前記圧電振動子の検査及び/又は電気的特性を調整するための調整端子部を有することを特徴とする。
第8の発明の構成によれば、リードフレームは圧電振動子の検査及び/又は電気的特性を調整するための調整端子部を有するため、従来のようにパッケージに調整端子部を形成しなくてもよい。このため、調整端子部を有する圧電発振器であっても、汎用性のある圧電振動子を用いることができる。
第9の発明は、第8の発明の構成において、前記調整端子部は前記実装端子より上側に配置されていることを特徴とする。
第9の発明の構成によれば、調整端子部は実装端子より上側に配置されているので、客先で加工等することのない調整端子部が製品裏面に配置されてしまうことがない。このため、圧電発振器と対向する実装基板側での領域において、配線の自由度が確保でき、また、実装基板に実装する際の調整端子部と実装端子との短絡も防止できる。
図1ないし図3は、本発明の圧電発振器の第1の実施の形態を示しており、図1はその概略分解斜視図、図2はその概略平面図、図3は図2のA−A線概略断面図である。尚、理解の便宜のため、図1では後述する樹脂モールド部およびボンディングワイヤを図示していない。また、図2では後述する樹脂モールド部が透過されて示されている。また、図3では、後述する圧電振動子の部分についてのみ、図2のB−B線の位置で切断した断面を図示している。
図において、圧電発振器30は、圧電振動片37を収容した圧電振動子35と、発振回路を構成するための発振回路素子として、例えば半導体素子であるICチップ50とを備えている。
圧電振動子35には、汎用性のある製品が用いられており、ここでは、蓋体32で封止されたパッケージ36内に圧電振動片37を収容した所謂表面実装型の圧電振動子35が用いられている。
パッケージ36は、図1および図3に示すように、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層した後、焼結して形成され、一部の基板は、その内側に所定の孔を形成することで、積層した場合に内側に所定の内部空間S1を有しており、開口された矩形の箱状に形成されている。この内部空間S1が、圧電振動片37を収容する空間となる。
すなわち、図3に示されているように、パッケージ36の内側底部の左端部付近において、内部空間S1に露出するように、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極部40が設けられている。この電極部40は、図面には表れないが、図2におけるパッケージ36の幅方向(図において上下の方向)の両端付近に同じ形態で、それぞれ形成されている。
図3の電極部40は、パッケージ36内を引き回されて、図1ないし図3に示すパッケージ36の表面の底面36aに設けられた外部端子部42と接続されている。同様にして、上述した図示されない他方の電極部は、パッケージ36の底面36aに設けられた図2に示す外部端子部43と接続されている。
この電極部40と他方の図示しない電極部は、後述するようにしてICチップ50と電気的に接続されている。すなわち、図3に示されているように、この電極部40の表面に導電性接着剤45が塗布され、この導電性接着剤45に、圧電振動片37の表面に設けられた電極(図示せず)が載置されて、導電性接着剤45が硬化されることで接合されている。尚、図3で示されていない他方の電極部にも同様に導電性接着剤が適用されて、圧電振動片37の電極(図示せず)と接合されている。
尚、導電性接着剤45としては、接合力を発揮する接着剤成分としての合成樹脂剤に、銀製の細粒等の導電性の粒子を含有させたものが使用でき、シリコーン系、エポキシ系またはポリイミド系導電性接着剤等を利用することができる。
圧電振動片37は、例えば水晶で形成されており、水晶以外にもタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料を利用することができる。本実施形態の場合、圧電振動片37は所謂ATカット振動片である。
尚、圧電振動片37は、このようなATカット振動片に限るものではなく、例えば、音叉型等の種々の圧電振動片を利用することができる。
蓋体32は、圧電振動片37を内部空間S1内で気密に封止するためのものであり、この実施形態では、板状の蓋体を用いている。蓋体32は、ロウ材33を使用して、パッケージ36の開口端に固定することで封止している。
本実施形態において、蓋体32には、導体金属、例えば、金属系のFe−Ni−Coの合金等が用いられ、ロウ材33によりパッケージ36と接合されている。そして、パッケージ36の底面36aの隅に露出して形成されるとともに、圧電振動片37と電気的に接続されていないアース端子部44と、導電部41を通じて接続されている。そして、本実施形態では、後述する構造により、アース端子部44を用いて蓋体32をアース接地することで、外部から受けるノイズの影響を抑制している。
なお、圧電振動子35は、上述のようにパッケージ36の底面36aの隅に、圧電振動片37と電気的に接続された外部端子部42,43、及び蓋体32をアース接地するアース端子部44が設けられているが、図1および図2に示すように、圧電振動子35を水平に接合するため、圧電振動片37と電気的に接続されていないダミー端子部42bを設けて、四隅に、ダミーも含めた端子部を配置するようにしている。
次に、発振回路素子としてのICチップ50は、ひとつまたは複数の集積回路またはコンデンサ等の電子部品が使用され、少なくとも圧電振動片37を励振させるための所定の回路構造を含んでおり、パッケージ36の表面に、導電性であるか非導電性であるかを問わず、接着剤を用いて固定されている。
具体的には、本実施形態のICチップ50には、圧電振動片37の特性に応じた温度補償用のデータが書き込まれ、温度検出手段としてのサーモセンサ(図示せず)を備えている。これにより、温度補償型の圧電発振器30を使用することができるようになっている。そして、この温度補償型の圧電発振器30の性能を向上させるため、ICチップ50は、圧電振動片37を収容する内部空間S1内の環境温度との温度差が少ない位置として、パッケージ36の開口端面に固定された蓋体32の上面の中心付近に固定されている。
また、ICチップ50の蓋体32との接合面と反対の面には、図示しない複数の端子部が設けられており、本実施形態では、圧電振動片37と電気的に接続された入出力端子、アース設置するためのグランド端子、圧電振動子35の検査及び/又は電気的特性を調整するための制御用端子が設けられている。なお、これら端子部の種類や数は、ICチップ50の種類により決められるのは勿論である。
ここで、このようにICチップ50を搭載した圧電振動子35は、図1ないし図3に示されるように、リードフレーム60の上に接合されている。
リードフレーム60は、通常用いられる素材、例えば、42アロイ等のFe合金、あるいはCu−Sn等のCu合金、あるいはこれらに第三の元素を添加した三元合金等により形成され、リードフレーム60の概略平面図である図4に示されるように、複数のリード端子と、この複数のリード端子の周囲を囲むようにして一体に形成された矩形の枠部F1とを有している。
このリードフレーム60の枠部F1は、後述する樹脂での成形後に、図4の各切断線C1,C1,C1,C1の箇所で切り離され、完成後の圧電発振器30には不要となる部分である。
リード端子は、図1ないし図4に示されるように、圧電振動子35を接合するための複数の接続端子部64と、圧電発振器30を実装基板(図示せず)に実装するための複数の実装手段61と、圧電振動子35の検査及び/又は電気的特性を調整するための複数の調整端子部68とを有している。なお、ここに言う上側はICチップ50側を、下側は実装基板側を示している。
接続端子部64は、後述する実装端子61bより上側に配置され、かつ、圧電振動子35を接合固定するため、圧電振動子35の外形に対応するようにして水平に配置されている。
具体的には、接続端子部64は、圧電振動子35を固定でき、かつ、外部端子部42,43と電気的に接続できれば、図1ないし図4に示す数及び外形に限られるものではないが、本実施形態では、圧電振動子35の底面36aの四隅に設けられた外部端子部42,43、アース端子部44、ダミー端子部42bと対向する4箇所の位置に接続部本体64−1が配置されている。
また、各接続端子部64は、図1および図2に示すように、各接続部本体64−1から外縁方向、すなわち圧電振動子35よりも外側に向かって延びた延伸部64a,64b,64c,64dを有している。そして、延伸部64b,64dが、ICチップ50の図示しない入出力端子とAu線等でワイヤボンディングにより接続されており、延伸部64cが、ICチップ50の図示しないグランド端子とワイヤボンディングにより接続されている。
実装手段61は、図1ないし図4に示されるように略四隅に配置されており、圧電発振器30の完成時には切り離される枠部F1につながった接続部61a,61a,61a,61aと、実装基板に実装される実装端子61b,61b,61b,61bとを有している。
各接続部61aは、接続端子部64と同様の高さに配置されており、本実施形態では、この各接続部61aとICチップ50とがそれぞれAu線等のボンディングワイヤで接続されている。そして、各実装端子61bは、各接続部61aとそれぞれ一体に形成され、折り曲げ加工により接続部61aよりも一段低い位置に水平に配置することで、接続端子部64よりも下側に配置されている。これにより、後述する樹脂で封止した際に、実装端子61bの底面側が外部に露出できるようになっている。なお、Au線等のワイヤは、接続部61aではなく、実装端子61bと接続されていてもよいが、図2および図3では、接続部61aと接続することで、ボンディングワイヤを短くしている。
調整端子部68は、実装端子61bより上側に配置されている。この実装端子61bより上側とは、後述する樹脂で封止した際に、実装端子61bのみが外部に露出できるようにという程度の意味を有し、本実施形態では、調整端子部68は、圧電発振器30の厚み方向において、接続端子部64と同じ高さに配置されている。
そして、この調整端子部68は、ICチップ50に設けられている検査及び/又は電気的特性を調整するための制御用端子(図示せず)とAu線等でワイヤボンディングにより接続されている。
そして、圧電発振器30は、図3に示すように、各実装端子61bの主面の実装面が、外部に露出するようにして、全体が樹脂66で封止されている。すなわち、樹脂66には、上述した各端子や金線等をそれぞれ絶縁・保護し、さらに圧電発振器30と他の電子部品との熱的影響を抑制する材料、例えば、エポキシ系の樹脂等の合成樹脂が選択され、図4に示される各切断線C1,C1,C1,C1に囲まれる領域に相当する成形型内に射出して形成される。なお、本実施形態では、樹脂66は、圧電発振器30と他の電子部品との熱的影響を抑制するため、上述した各端子や金線等だけでなく、圧電振動子35およびICチップ50についても、樹脂66でモールドするようにしている。
なお、本実施形態では、樹脂66で覆った後に、図4に示す各切断線C1,C1,C1,C1でリードフレーム60の枠部F1を切り離すようにしているので、各端子の主面ではない切断端面は側面に露出されている。
本発明の第1の実施形態に係る圧電発振器30は以上のように構成されており、パッケージの内部空間S1内に圧電振動片37とICチップ50とを一緒にせず、ICチップ50は圧電振動子35の蓋体32の上面に載置されたため、小型化しても製造が容易で、かつ、ICチップ50の動作によって圧電振動片37に熱的影響を与えることがない。
また、圧電振動子35の外部端子部42,43は、ICチップ50とワイヤボンディングにより接続されているリードフレーム60の接続端子部64,64と接合されているため、圧電振動子35は接続端子部64,64を介してICチップ50と電気的に接続される。また、リードフレーム60は、ボンディングワイヤを介してICチップ50と電気的に接続された実装端子61b,61b,61b,61bを有している。したがって、圧電発振器30は、従来のように、電極をパッケージで引き回して、例えば開口端面に電極パッドが設けられた圧電発振器専用の圧電振動子を用いなくても、実装端子61b,61b,61b,61bとICチップ50と圧電振動子35を電気的に接続することができる。
さらに、本実施形態では、各接続端子部64より下側に各実装端子61bを配置し、この実装端子61bが外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている。このため、実装端子61b以外の部分は樹脂66に覆われ、この樹脂66が断熱効果を発揮して、圧電発振器30とこれに隣接する電子部品とが、互いに生じた熱によって、互いの動作に影響を及ぼしあう恐れを有効に防止できる。
しかも、例えば、従来の図17のように外部に測定用端子5等が露出することがないため、圧電発振器30と対向する実装基板側(図示せず)での領域において、配線の自由度が確保でき、また、実装基板に実装する際、実装端子61bとその他の端子が短絡してしまうことを防止できる。
なお、図1ないし図3のICチップ50は、圧電振動子35の蓋体32の上面に固定されているが、本発明では、上述した作用効果を有する限り、例えば圧電振動子35のパッケージ36の側面に固定して、圧電発振器30の厚みを薄くするようにしてもよい。
図5ないし図7は、第1の実施形態の第1の変形例に係る圧電発振器70であって、図5は圧電発振器70の概略平面図、図6は図5のC−C線概略切断断面図、図7はリードフレームの概略斜視図である。尚、理解の便宜のため、図5では樹脂66を透過して示している。また、図6では圧電振動子35の部分についてのみ、図5のD−D線の位置で切断した断面を図示している。
これらの図において、図1ないし図4の圧電発振器30と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第1の変形例に係る圧電発振器70が第1の実施形態と異なるのは、接続端子部64の部分のみである。
すなわち、圧電発振器70の各接続端子部64のそれぞれには、圧電振動子35の外形に沿った凹部65が設けられている。
この凹部65は、接続部本体64−1,64−1,64−1,64−1と延伸部64a,64b,64c,64dとの境界付近を折り曲げ加工して形成されている。
より具体的には、本変形例における凹部65は、ICチップ50とワイヤボンディングされている延伸部64a,64b,64c,64dの厚み方向の位置を、第1の実施形態と同様の位置にしつつ、接続部本体64−1,64−1,64−1,64−1の厚み方向の位置が延伸部64a,64b,64c,64dより一段低くなるように、折り曲げ加工されている。そして、この折り曲げ加工については、圧電振動子35の底面36aに設けられた外部端子部42,43、アース端子部44、ダミー端子部42b付近の外形に沿うように加工されている。
第1の実施形態の第1の変形例は以上のように構成されており、このため、凹部65が圧電振動子35の接合位置を規制し、圧電発振器70が小型化されても、正確に圧電振動子35と接続端子部64とを接合できる。
なお、本変形例では、上述のように、圧電発振器70全体の厚みが薄くなるように凹部65としているが、各接続部本体64−1の厚み方向の位置を第1の実施形態と同様にし、各延伸部64a等の厚み方向の位置が各接続部本体64−1よりそれぞれ一段高くなるように凸部を形成して、圧電振動子35の接合位置を規制してもよい。
また、本変形例では、部材の種類を少なくするため、リードフレームを折り曲げ加工して凹部65としているが、例えば接続端子部64に別部材を接合して凸部を設けるようにしてもよい。
図8および図9は、第1の実施形態の第2の変形例であり、図8はその概略平面図、図9は図8のE−E線概略切断断面図である。尚、理解の便宜のため、図8では樹脂66を透過して示し、また、図9では圧電振動子35の部分についてのみ、図8のF−F線の位置で切断した断面を図示している。
これらの図において、図1ないし図4の圧電発振器30と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第2の変形例に係る圧電発振器72が第1の実施形態と主に異なるのは、複数のリードフレームが用いられている点である。
すなわち、圧電発振器72は、接続端子部64,64,64,64と実装端子61b,61b,61b,61bとを、それぞれ別々のリードフレームを用いて形成し、これらのリードフレームを樹脂で固定することで、平面的に見て重なって配置できるようにしている。
具体的には、圧電発振器72は、第1及び第2のリードフレーム80,82を含むようにして、以下のように形成する。
図10は第1のリードフレーム80の平面図であって、第1のリードフレーム80の各リード部が周囲を囲む矩形の枠部F2により接続された状態を示している。図11は第2のリードフレーム82の平面図であって、第2のリードフレーム82の各リード部が周囲を囲む矩形の枠部F3により接続された状態を示している。また、図12は、第1及び第2のリードフレーム80,82の上下の位置に関する構造を明らかにするための概略斜視図であり、枠部F2,F3を切断した後の位置関係を示している。
これらの図に示すように、第1のリードフレーム80の複数の端部の各々を、圧電振動子35の外部端子部42,43、アース端子部44、ダミー端子部42b(図2参照)とそれぞれ対向するように加工して、接続端子部64,64,64,64を形成する。そして、第2のリードフレーム82の複数の端部の各々を、接続端子部64,64,64,64とそれぞれ平面的に見て重なるように所定の形状に折り曲げ加工して、実装端子61b,61b,61b,61bを形成する。なお、実装端子61bは、実装面のみが樹脂66から外部に露出するように、枠部F3とつながった接続部61aは、実装端子61bより上側に形成される。
また、本第2の変形例では、第2のリードフレーム82に調整端子部68,68,68,68を形成する。この調整端子部68,68,68,68は、図9および図12に示すように、各実装端子61bより上側であって、図11に示すように、その主面が完成後の圧電発振器72の外形よりも外部(図11では枠部F3よりも外側)に露出するように形成する。
次いで、図12に示すように、第2のリードフレーム82を第1のリードフレーム80より下側に配置し、かつ、各接続部本体64−1と各実装端子61bとが、それぞれ平面的に見て重なるようにして、例えば第1のリードフレーム80の枠部F2と第2のリードフレーム82の枠部F3を垂直方向に溶接する。なお、この溶接の際、枠部F1とF2との間に、リードフレーム間の距離を保持するための部材を挟んでもよい。
次いで、図9に示すように、第1のリードフレーム80の各接続端子部64の上に、半田等の導電材料を適用して、圧電振動子35の外部端子部42,43、アース端子部44、ダミー端子部42b(図2参照)をそれぞれ固定し、ワイヤボンディングでICチップ50と各接続端子部64とを電気的に接続する。また、ICチップ50と各実装手段61の接続部61aとをワイヤボンディングして、ICチップ50と実装端子61bとを電気的に接続する。その後、各実装端子61bの実装面を除く全体を、例えばエポキシ樹脂66でインジェクションモールドし、樹脂成形後に、完成後の圧電発振器72の外形よりも外側(図11では枠部F3よりも外側)の調整端子部68,68,68,68の部分を切り離さないようにして、図10および図11に示す切断線C2,C2,・・・の箇所(一点鎖線で示される箇所)で枠部F2,F3を切り離す。
次いで、調整端子部68,68,68,68の樹脂66から外側に露出した主面(図11では枠部F3よりも外側の部分)を利用して、例えば、ICチップ50に圧電振動片37の特性に応じた温度補償用のデータを書き込むなど、圧電振動子35の検査及び/又は電気的特性を調整する。そして、この樹脂66から突出した調整端子部68,68,68,68の部分を切断線C3,C3,・・・の箇所(点線で示される箇所)で切り離して完成させる。
第1の実施形態の第2の変形例は以上のように構成されているため、第1の実施形態と同様の作用効果を発揮し、さらに、各接続端子部64と各実装端子61bは、それぞれ2枚のリードフレーム80,82が用いられて平面的に見て重なるように配置されているため、第1の実施形態と比べて、圧電発振器72の水平方向のサイズを小さくできる。
なお、本第2の変形例では、調整端子部68は第2のリードフレーム82に設けられているが、第1のリードフレーム80に設けてもよい。
図13および図14は、本発明の第2の実施形態であり、図13はその概略平面図、図14は図13のG−G線概略切断断面図である。尚、理解の便宜のため、図13では樹脂66を透過して示し、また、図14では圧電振動子35の部分についてのみ、図13のH−H線の位置で切断した断面を図示している。
これらの図において、図1ないし図12の圧電発振器30,70,72と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第2の実施形態に係る圧電発振器74が第1の実施形態と主に異なるのは、圧電振動子35の固定手段と、リードフレーム80の構成についてである。
すなわち、圧電振動子35には第1の実施形態と同様に汎用性のある製品が用いられているが、圧電振動子35は、リードフレーム80に形成されたパッド部90の上に蓋体32が対向するようにして接続固定されている。
より具体的には、リードフレーム80の概略平面図である図15や、リードフレーム80の枠部F1を切断した後の概略斜視図である図16に示されるように、リードフレーム80は略中央付近にパッド部90を有し、このパッド部90よりも下側に実装端子61b,61b,61b,61bを有している。
そして、パッド部90には、圧電振動子35の外形に沿った凸部84,84,84,84が設けられている。具体的には、本第2の実施形態では、上述のように、蓋体32がパッド部90に接続固定されているので、凸部84,84,84,84は蓋体32の四隅の外形に沿うように折り曲げ加工で形成されている。
ここで、このように蓋体32側をリードフレーム80に接続することで、圧電振動子35は、外部端子部42,43が設けられた面が上側を向くように配置され、この外部端子部42,43が設けられた面と同じ面に、ICチップ50が接続固定できるようにされている。
そして、ICチップ50は外部端子部42,43が設けられた面に固定されたことで、外部端子部42,43とICチップ50とは、圧電振動子35の同一面でワイヤボンディグされている。
本発明の第2の実施形態は以上のように構成されており、このため、第1の実施形態と同様の作用効果を発揮し、さらに、第1の実施形態のようにリードフレームに接続用端子部64を設けなくても、外部端子部42,43とICチップ50とを直接ワイヤボンディングでき、例えば図1に示す接続端子部64と外部端子部42との位置合わせが不要になるなど、課題要因が少なくなる。
また、外部端子部42,43とICチップ50は圧電振動子35の同じ面に設けられているため、第1の実施形態に比べて、外部端子部42,43とICチップ50との距離が短くなり、ボンディングワイヤの長さを短くして浮遊容量も小さくできる。
さらに、パッド部90には、圧電振動子35の外形に沿った凸部84,84,84,84が設けられているので、この凸部84,84,84,84が圧電振動子35の固定位置を規制し、圧電発振器74が小型化されても、正確に圧電振動子35を固定できる。なお、本第2の実施形態では、パッド部90には凸部84が設けられているが、パッド部90の蓋体32が接合される領域に凹部を形成して、圧電振動子35の固定位置を規制もよい。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせ、または省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
例えば、上述の各端子部の数は、上述した数量に限られず、外部端子部および接続端子部はそれぞれ2端子以上、実装端子は3端子以上あればよい。また、圧電振動子は汎用性のある圧電振動子を用いることができ、上述した構成に限定されるものではなく、例えば金属からなるパッケージ等を使用してもよい。
本発明の圧電発振器の第1の実施の形態に係る概略分解斜視図。 本発明の圧電発振器の第1の実施の形態に係る概略平面図。 図2のA−A線概略切断断面図。 第1の実施の形態に係るリードフレームの概略平面図。 第1の実施形態の第1の変形例に係る圧電発振器の概略平面図。 図5のC−C線概略切断断面図。 第1の実施形態の第1の変形例に係るリードフレームの概略斜視図。 第1の実施形態の第2の変形例に係る圧電発振器の概略平面図。 図8のE−E線概略切断断面図。 第1の実施形態の第2の変形例に係る第1のリードフレームの平面図。 第1の実施形態の第2の変形例に係る第2のリードフレームの平面図。 第1及び第2のリードフレームの上下の位置に関する構造を明らかにするための概略斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る圧電発振器の概略平面図。 図13のG−G線概略切断断面図。 本発明の第2の実施形態に係るリードフレームの概略平面図。 本発明の第2の実施形態に係るリードフレームの概略斜視図。 実装基板の上に圧電発振器が実装された概略断面図であり、一点鎖線で囲まれた部分は、圧電発振器の概略斜視図。
符号の説明
30,70,72,74・・・圧電発振器、32・・・蓋体、35・・・圧電振動子、37・・・圧電振動片、42,43・・・外部端子部、36・・・パッケージ、50・・・発振回路素子(ICチップ)、60・・・リードフレーム、61b・・・実装端子、64・・・接続端子部、68・・・調整端子部

Claims (9)

  1. パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えた圧電発振器であって、
    前記圧電振動子の外部端子部は、前記発振回路素子とワイヤボンディングにより接続されているリードフレームの接続端子部と接合されており、
    前記リードフレームは、前記発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有し、
    この実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている
    ことを特徴とする圧電発振器。
  2. 前記接続端子部は前記実装端子より上側に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の圧電発振器。
  3. 前記接続端子部には前記圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられている、ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の圧電発振器。
  4. 前記リードフレームは第1および第2のリードフレームを含んでおり、
    前記第1のリードフレームの端部により前記接続端子部が形成され、
    前記第2のリードフレームの端部を前記接続端子部と平面的に見て重なるように配置して前記実装端子が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の圧電発振器。
  5. パッケージ内に圧電振動片を収容し、この圧電振動片と電気的に接続された外部端子部を有する圧電振動子と、この圧電振動子の表面に固定され、発振回路を構成するための発振回路素子とを備えた圧電発振器であって、
    前記圧電振動子は、前記外部端子部が設けられた面以外の面が、リードフレームのパッド部に固定されており、
    前記発振回路素子は、前記外部端子部が設けられた面に接合されて、前記外部端子部とワイヤボンディングにより接続され、
    前記リードフレームは、前記発振回路素子とボンディングワイヤを介して電気的に接続された実装端子を有し、
    この実装端子が外部に露出するようにして、全体が樹脂で封止されている
    ことを特徴とする圧電発振器。
  6. 前記パッド部は前記実装端子より上側に配置されている、ことを特徴とする請求項5に記載の圧電発振器。
  7. 前記パッド部には前記圧電振動子の外形に沿った凹部あるいは凸部が設けられている、ことを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の圧電発振器。
  8. 前記リードフレームは、前記圧電振動子の検査及び/又は電気的特性を調整するための調整端子部を有する、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の圧電発振器。
  9. 前記調整端子部は前記実装端子より上側に配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載の圧電発振器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007189380A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Epson Toyocom Corp 圧電デバイス及び電子機器
JP2008141412A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kyocera Kinseki Corp 圧電デバイス
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CN115940872A (zh) * 2022-12-12 2023-04-07 武汉润晶汽车电子有限公司 一种用于晶体振荡器的基座及晶体振荡器

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