JP2005244392A - 撮像素子の取付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像センサーの保持構造を簡略化し、機器の小型化・コストダウンを図る。
【解決手段】 撮像センサーのカバーガラスにITO処理などを利用して半田付けランドを構成し、センサー位置を調整後本体側ベースプレートにカバーガラスを直接半田固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 撮像センサーのカバーガラスにITO処理などを利用して半田付けランドを構成し、センサー位置を調整後本体側ベースプレートにカバーガラスを直接半田固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像素子の取付け装置に関し、より具体的には、CCDやCMOS等の固体撮像素子を用いる電子撮像装置において、固体撮像装置の位置出し時の固定方法に関するものである。
CCDやCMOS等の固体撮像素子を用いる電子撮像装置においては、その撮像性能を最大限に引き出すために、撮像面の位置を正確に設定する必要がある。正確な位置を設定するには、通常6軸方向に調整が行われている。6軸方向とは、画面位置合わせのためのX軸、Y軸、θ軸(ローテーション方向)と、ピント合せのためのZ軸、片ボケ調整のための水平と垂直のチルトの2軸をいう。
この様な調整を高精度に行うためにその調整手段を撮像装置内に設けようとすると、徒に装置の大型化を招くばかりでなく、コストが上昇し好ましくない。そのために通常は、撮像装置とは別途に調整治具を準備し、調整後に撮像装置内にこれらの素子を固定する方法が採られている。この場合、撮像素子の固着は半田等の溶融金属によることが多い。溶融金属による固着は、接着剤による場合と比較して固定強度及び信頼性の面で極めて優れている。
溶融金属により固体撮像素子を固定する装置として、特開2000−333050号公報に示された提案がなされている。
図5は上記従来例の分解斜視図を示し、図6はその組立状態の斜視図を示す。
10は、上記従来例の取付け装置の本体である。本体10の前面には交換レンズを装着可能なマウント10aが形成されている。本体10の後面には、シャッターユニット12がビス14で固定されている。
固体撮像素子16を固定するための第1の金具18が、本体10の取付け部10bにビス20により固定される。第1の金具18は、略中央に、撮影レンズからの光学像を透過して撮像素子16に入射するための開口部18aを具備する。
22は、光学ローパスフィルター24を保持するローパスフィルター保持枠であり、シャッターユニット12と第1の金具18との間に挿入される。ローパスフィルター保持枠22は、ビス26により第1の金具18に固定される。光学ローパスフィルター24の周縁部であって、ローパスフィルター保持枠22の、第1の金具18に対面する面側には、防塵ゴム28が装着及び固定される。
第2の金具30は、第1の金具18との間に固体撮像素子16を挟み込む。固体撮像素子16は、第2の金具30に接着固定される。
第1の金具18はまた、第2の金具30の方向に突出し、先端部分が撮像素子16の撮像面に並行に折れ曲がっている4本の脚部18bを具備する。第2の金具30は、脚部18bの先端の折れ曲がった面を第2の金具30の脚部30aに接近又は当接させることで、第1の金具18と第2の金具30の間隔を一定距離に保持できる。各脚部18bの根本近傍には孔18cが開けられている。
マウント10aと固体撮像素子16の撮像部との間の相対位置を調整した後、第1の金具18の脚部18bと第2の金具30の脚部30aとの間を溶融金属32により結合する。溶融金属32は、例えば、低融点クリーム半田等からなる。
上記従来例では、以下のような欠点を有していた。
第1の金具18への固体撮像素子16の取付けは、それに接着固定された第2の金具30を介して行われるが、この場合、以下のデメリットが生じる。
即ち、第2の金具30の板厚分がそのまま装置全体の厚味に付加されてしまう。極めて薄い金属板ならそれほどの影響はないが、固定信頼性を維持するためには少なくとも1mm以上の板厚が必要であり、特にカメラのような機器の場合は携帯性・操作性を損なう虞が出てくる。
更に、第2の金具30は、第1の金具18から突出した脚部18bに固定されるが、脚部18bはプレス曲げ加工で形成されるため、その面高さの精度は曲げ加工分だけ低下し、位置調整の安定化の阻害要因となる。
また、上記従来例における固体撮像素子のパッケージ構造は、セラミックなどの一般的なハードパッケージが使用されているが、たとえばTAB方式のパッケージのように、ハードパッケージの構造をとらない場合は、第2の金具30のような金属板の接着は極めて困難であり、よって上記従来例の構造が成立しなくなってしまう。
本発明は、上述したような問題を解決する撮像素子の取付け装置を提供することを目的としている。
本発明に係わる撮像素子取付け装置は、撮像素子を構成するカバーガラス面に導電部を形成し、該導電部と、それに相対する保持具とを溶融金属にて固着してなることを特徴とする撮像素子の取付け装置であって、これによりカバーガラス面を直接保持具に固着できるものである。
また、前記撮像素子のパッケージ周縁部には、少なくとも2個以上の、略V字状の切欠きを有し、これにより位置調整及び固定時の撮像素子のクランプを容易にできるものである。
更に、TAB方式の撮像素子等の場合、そのカバーガラス周縁部には、少なくとも2個以上の、略V字状の切欠きを有し、これにより位置調整及び固定時の撮像素子のクランプを容易にできるものである。
以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果が得られる。
即ち、撮像素子の固定信頼性を維持しながら、機器の厚みを最低限に抑えることができ、したがって機器としての携帯性・操作性を損なうことがない。
更に、金属の保持具のプレス加工が単純な抜き加工で済むため部品精度が出し易く、よって撮像素子の位置調整の安定化が図られる。
また、撮像素子そのものの薄型化が可能なたとえばTAB方式のパッケージのような構造においても、本発明の固定方式が適用できるため、機器の薄型化が促進される。
図1は本発明の第1の実施例の分解斜視図を示す。図1の中で、図3の従来例で示されている部材と同一機能の部材については同一番号を付し、説明を省略する。
固体撮像素子120を固定するための金属プレート110が、本体10の取付け部10bにビス20により固定される。ローパスフィルター保持枠22は、ビス26により金属プレート110に固定される。
金属プレート110は、略中央に、撮影レンズからの光学像を透過して撮像素子120に入射するための開口部110aを具備する。また、金属プレート110には、舌片部110bが4個所設けられている。
次に、図2は固体撮像素子120の上面図(図2A)と側面図(図2B)である。
120aはセラミック等で形成されるパッケージ、120bは回路基板との接続のためのリード、120cはカバーガラスである。カバーガラス120cを透過した光学像がパッケージ120a内の撮像素子に到り撮像される。
カバーガラス120cの表面上には、導電部120dが4個所形成されている。この導電部120dは、例えば、カバーガラス120c面に生成された透明電極に導電体を被着して形成されたものであるが、導電性を有するものであればその限りではない。
また、パッケージ120aの周縁部には、V字状の切欠き部120eが2個所設けられており、固体撮像素子120の位置調整時には、調整治具がこの切欠き部120eを利用してクランプするものである。
4個所の導電部120dは、図1において、上述した金属プレート110の4個所の舌片部110bとそれぞれ対向した位置関係にある。
マウント10aと固体撮像素子120の撮像部との間の相対位置を調整した後、金属プレート110の舌片部110bとカバーガラス120cの導電部120dとの間を、低融点クリーム半田等の溶融金属により結合する。
図3は本発明の第2の実施例の分解斜視図を示す。図3において、固体撮像素子130以外の部材は全て図1の第1実施例と同一であるので、説明は省略する。固体撮像素子130については図4で説明する。
図4は固体撮像素子130の上面図(図4A)と側面図(図4B)である。130aは不図示の回路基板との接続のためのフレキシブル配線板、130bはカバーガラスである。カバーガラス130bを透過した光学像が撮像素子チップ130cに到り撮像される。
カバーガラス130bの表面上には、導電部130dが4個所形成されている。この導電部130dは、例えば、カバーガラス130b面に生成された透明電極に導電体を被着して形成されたものであるが、導電性を有するものであればその限りではない。
また、カバーガラス130bの周縁部には、V字状の切欠き部130eが2個所設けられており、固体撮像素子130の位置調整時には、調整治具がこの切欠き部130eを利用してクランプするものである。
4個所の導電部130dは、図3において、上述した金属プレート110の4個所の舌片部110bとそれぞれ対向した位置関係にある。
マウント10aと固体撮像素子130の撮像部との間の相対位置を調整した後、金属プレート110の舌片部110bとカバーガラス130bの導電部130dとの間を、低融点クリーム半田等の溶融金属により結合する。
110 金属プレート(保持具)
110a 開口部
110b 舌片部
120 第1実施例の固体撮像素子
120a パッケージ
120b リード
120c カバーガラス
120d 導電部
130 第2実施例の固体撮像素子
130a フレキシブル配線版
130b カバーガラス
130c 撮像素子チップ
130d 導電部
110a 開口部
110b 舌片部
120 第1実施例の固体撮像素子
120a パッケージ
120b リード
120c カバーガラス
120d 導電部
130 第2実施例の固体撮像素子
130a フレキシブル配線版
130b カバーガラス
130c 撮像素子チップ
130d 導電部
Claims (4)
- 撮像素子を構成するカバーガラス面に導電部を形成し、該導電部と、それに相対する保持具とを溶融金属にて固着してなることを特徴とする撮像素子の取付け装置。
- 当該導電部は、カバーガラス面に生成された透明電極に導電体を被着してなる特許請求項1に記載の撮像素子の取付け装置。
- 前記撮像素子のパッケージ周縁部には、少なくとも2個以上の、略V字状の切欠きを有することを特徴とする撮像素子の取付け装置。
- 前記撮像素子のカバーガラス周縁部には、少なくとも2個以上の、略V字状の切欠きを有することを特徴とする撮像素子の取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048972A JP2005244392A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 撮像素子の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004048972A JP2005244392A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 撮像素子の取付け装置 |
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JP2004048972A Withdrawn JP2005244392A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 撮像素子の取付け装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005244392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012039547A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Nikon Corp | 撮像素子ユニットおよび撮像装置 |
-
2004
- 2004-02-25 JP JP2004048972A patent/JP2005244392A/ja not_active Withdrawn
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