JP2005241208A - リモートコントローラの位置検知方法およびこれを用いた空気調和機 - Google Patents

リモートコントローラの位置検知方法およびこれを用いた空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】リモートコントローラの位置検知を行う。また、これを用いて快適な空調を提供する。
【解決手段】リモコン信号の受信手段1と、第1の音源2および第2の音源3からなる2個の音源と、第1の制御手段4とを有する室内ユニット5と、リモコン信号の送信手段6と、音波検出手段7と、第2の制御手段8とを有するリモートコントローラ9を備えた空気調和機において、前記2個の音源を交互に駆動して音波を発生させて、これを音波検出手段7によって検出した時刻間の間隔の長短によって、前記リモートコントローラ9が前記2個の音源のいずれ側に近いかを判断することで、室内ユニット5から見た、リモートコントローラ9の位置を特定する。また、特定したリモートコントローラ9の方向に基づいて、空気調和機の風向を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモートコントローラの位置検知方法および、これを用いて風向制御を行うことで、室内にいる操作者にとって快適な空調を得ることのできる空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機では、操作者の近くに置かれたリモートコンローラの位置情報を検出する方法として、図13に示すように、室内ユニット5にCCDカメラ101を搭載してこれを用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また別の方法として、フォトダイオードとその前方に配置された、位置によって透過率が異なる赤外透過部材とを用いる方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−259947号公報 特開平6−58596号公報
しかしながら、前記従来の構成では、CCDカメラ101とこれを用いたリモートコントローラ9の画像処理および位置推定が必要であり、処置内容が複雑で、コストの点においても課題があった。
また、他の方法として知られている赤外線を利用した検出方法においては、リモートコントローラ9からの直接波と、壁や天井からの反射波との区別がつきにくいために、リモートコントローラ9の設置環境によって、位置の検出精度に大きな影響を受けるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な方法で、空気調和機の室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の相対位置を検出することのできる位置検知方法およびこれを用いた空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のリモートコントローラの位置検出方法は、リモコン信号の受信手段と、少なくとも2個の音源と第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとから構成される空気調和機において、第1の制御手段は、2個の音源を一定時間毎に交互に鳴らし、第2の制御手段は、前記音波検出手段によって音波を検出した時刻間の間隔の長短によって、リモートコントローラが2個の音源のいずれに近いかを判断するものである。さらに、その判断内容を、リモコン信号の送信手段によって空気調和機の室内ユニットへ送信し、前記リモコン信号の受信手段によってこれを受信することで、第1の制御手段によって、室内ユニットから見たリモートコントローラの方向を特定するものである。
また、本発明のリモートコントローラの位置検出方法は、リモコン信号の受信手段と、少なくとも2個の音源と第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとからなる空気調和機において、第1の制御手段は、2個の音源を一定時間毎に交互に鳴らし、第2の制御手段は、音波検出手段によって音波を検出した時刻間の間隔を、リモコン信号の送信手段
によって空気調和機の室内ユニットへ送信することで、第1の制御手段によって、リモートコンローラが前記2個の音源のいずれに近いかを判断し、室内ユニットから見たリモートコントローラの方向を特定するものである。
また、本発明のリモートコントローラの位置検出方法は、リモコン信号の受信手段と、少なくとも2個の音源と第1の制御手段とを備え、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとからなる空気調和機において、第1の制御手段は、2個の音源を少なくとも1回ずつ鳴らし、前記第2の制御手段は、前記音波検出手段によって音波を検出した直後または、所定の時間経過後に、音波の検出を前記リモコン信号の送信手段によって室内ユニットへ送信し、前記リモコン信号の受信手段によってこれを受信するまでの時間を計測することで、第1の制御手段によって、リモートコントローラが前記2個の音源のいずれに近いかを判断し、室内ユニットから見た前記リモートコントローラの方向を特定するものである。
また、本発明のリモートコントローラの位置検出方法は、音源に超音波発生器を用いるものである。
また、本発明のリモートコントローラの位置検出方法は、第1の制御手段によって、2個の音源を鳴らすより所定時間早いタイミングで、2個の音源を鳴らす際とは異なる音波を発生させることにより、位置検知の開始タイミングを知らせるものである。
さらに、本発明の空気調和機は、得られたリモートコントローラの方向に風が向かないように空気調和機の左右風向を制御するものである。
また、本発明の空気調和機は、得られたリモートコントローラの方向に風が向くように空気調和機の左右風向を制御するものである。
さらに、本発明の空気調和機は、得られたリモートコントローラの方向に風が向かないように空気調和機の上下風向を制御するものである。
また、本発明の空気調和機は、得られたリモートコントローラの方向に風が向くように空気調和機の上下風向を制御するものである。
さらに、本発明のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機は、リモートコントローラに、少なくとも2方向以上に向けてリモコン信号の送信手段を備えることによって、位置検知の確実性を増すものである。
また、本発明のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機は、リモートコントローラに備えられた、位置検出の開始を行うボタンまたはスイッチ手段が操作された際に、位置検出の開始信号を前記リモコン信号の送信手段によって室内ユニットへ送信するものである。
さらに、本発明の空気調和機は、リモートコントローラからの位置検出の開始信号を、リモコン受信手段によって受信した際に、リモコンの受信確認音と兼用して、前記2個の音源を交互に鳴らすことで、誤認識の発生確率増加をゼロとするものである。
さらに、本発明のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機は、リモートコントローラの位置検出時以外には、音波検出手段の受信感度を下げるものである。
また、本発明の空気調和機は、少なくとも2個以上のリモートコントローラを有してお
り、いずれのリモートコントローラを優先させるかどうかを選択する手段を備えるものである。
本発明のリモートコントローラの位置検知方法またはこれを用いた空気調和機は、室内ユニットから見たリモートコントローラの方向を検知することによって、リモートコントローラに対して風向を向けたり、風向を避けたりすることが可能となるため、室内の操作者にとって快適な空調を提供することができる。
第1の発明は、リモコン信号の受信手段と、少なくとも2個の音源と第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラを有する空気調和機において、第1の制御手段は、前記2個の音源を一定時間毎に、一定期間ずつ交互に鳴らし、第2の制御手段は、音波検出手段によって、第1の制御手段によって発生された各々の音波を検出し始めた時刻間の間隔の長短によって、2個の音源から見た、リモートコントローラの相対位置を検知し、これをリモコン信号の送信手段によって室内ユニットへ送信する。第1の制御手段は、リモコンの受信手段によってこれを受信し、室内ユニットから見たリモートコントローラのある方向を特定することによって、赤外線や無線に比べて伝達速度が遅い音波を用いて、離れた2個の音源からリモートコントローラまでの音波の伝達時間の差を検出することができるため、リモートコントローラが2個のいずれの音源にどの程度近いかを精度よく検出することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明と同じ空気調和機の構成において、第1の制御手段は、前記2個の音源を一定時間毎に交互に鳴らし、前記第2の制御手段は、前記音波検出手段によって音波を検出した時刻間の間隔を、前記リモコン信号の送信手段によって前記空気調和機へ送信し、前記リモコンの受信手段によってこれを受信することで、第1の制御手段によって、前記位置情報伝達ユニットが前記2個の音源のいずれに近いかを判断し、室内ユニットから見たリモートコントローラの方向を特定することにより、リモートコントローラに搭載された第2の制御手段は、室内ユニットに搭載される2個の音源間の距離などの情報を考慮する必要がなくなり、対応する室内ユニットに影響されない共通の制御内容とすることが可能となる。
第3の発明は、第1の発明と同じ空気調和機の構成において、第1の制御手段は、前記音源のうちの2個の音源を、時間間隔を空けて1回ずつ鳴らして音波を発生させ、前記第2の制御手段は、第1の制御手段によって発生される音波を、前記音波検出手段によって検出する毎に、検出の直後または検出開始から所定の時間経過後に、音波の検出を前記リモコン信号の送信手段によって前記室内ユニットへ送信し、第1の制御手段は、前記リモコン信号の受信手段によってこれを受信し、前記2個の音源からリモートコントローラまでの音波の伝達時間を検出することによって、伝達時間の差から、室内ユニットから見たリモートコントローラの方向の特定だけでなく、選られた伝達時間によって、室内ユニットからリモートコントローラまでの距離を検出することができる。
第4の発明は、音源として超音波発生器を用いることにより、操作者の注意を引くような音を一切たてることなく、リモートコントローラの位置を検出することが可能となる。
第5の発明は、第1の制御手段により、前記2個の音源を鳴らすより所定時間だけ早いタイミングにて、前記2個の音源を鳴らす際とは異なる音波を発生させることによって、第2の制御手段は、あらかじめリモートコントローラの位置検知を行うタイミングを知ることができるため、位置検知の開始までに、位置検知のために必要なタイマや音波検出手
段の事前準備を確実に行うことが可能となる。
第6の発明は、左右に離れた2個の音源を用いて位置検知を行って得られたリモートコントローラの方向に左右風向を向けることで、左右方向の高い位置検知精度に基づいて、リモートコントローラの付近の操作者に優先的に快適な冷風または温風を、精度よく送ることが可能となる。
第7の発明は、左右に離れた2個の音源を用いて位置検知を行って得られたリモートコントローラの方向から最も離れた方向に、左右の風向を向けることで、リモートコントローラの付近にいる、空気調和機の風が苦手な操作者に、できるかぎり風を当てない制御が可能となる。
第8の発明は、上下に離れた2個の音源を用いて位置検知を行って得られたリモートコントローラの方向に上下風向を向けることで、上下方向の高い位置検知精度に基づいて、リモートコントローラの付近の操作者に優先的に快適な冷風または温風を、精度よく送ることが可能となる。
第9の発明は、左右に離れた2個の音源を用いて位置検知を行って得られたリモートコントローラの方向から最も離れた方向に、上下の風向を向けることで、リモートコントローラの付近にいる、空気調和機の風が苦手な操作者に、できるかぎり風を当てない制御が可能となる。
第10の発明は、リモートコントローラに、少なくとも2方向以上に向けたリモコンの送信手段を設けることにより、リモートコントローラから室内ユニットへのリモコン送信をより確実なものとすることができるため、リモートコントローラの置かれた位置や向きによる検知精度への影響を小さくすることができる。
第11の発明は、リモートコントローラに、位置検出の開始を行うボタンまたはスイッチ手段を備え、前記リモートコントローラの操作者が、前記ボタンまたはスイッチ手段を操作した際に、位置検出の開始信号を前記リモコン信号の送信手段によって室内ユニットへ送信することにより、第2の制御手段は、あらかじめリモートコントローラの位置検知を行うタイミングを知ることができるため、位置検知の開始までに、位置検知のために必要なタイマや音波検出手段の事前準備を確実に行うことが可能となり、さらに、操作者の意図するタイミングにて位置検知を行うため、位置検知のために音源から発生する可聴音が操作者にとってさほど気にならなくなる。
第12の発明は、第1の制御手段は、前記位置検出の開始信号を、前記リモコン信号の受信手段によって受信した際に、リモコンの受信確認音と兼用して、前記2個の音源を交互に鳴らすことによって、操作者に違和感なく、必要最小限の可聴音にて位置検知を行うことが可能となる。
第13の発明は、リモートコントローラの位置検出時以外に、第2の制御手段によって、リモートコントローラに備えた音波検出手段の受信感度を下げることによって、リモートコントローラの消費電力を抑制することが可能となる。
第14の発明は、少なくとも2個以上のリモートコントローラがある場合に、いずれのリモートコントローラを優先させるかどうかを選択する手段を備えたことにより、リモートコントローラ間の競合を避けることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を実現する空気調和機の構成を示すものである。
図1において、空気調和機は、リモコン信号の受信手段1と、第1の音源2および第2の音源3と、第1の制御手段4とを備えた室内ユニット5と、リモコン信号の送信手段6とマイクなどからなる音波検出手段7と、第2の制御手段8とを備えたリモートコントローラ9とから構成される。
図2は、本実施の形態における空気調和機の構成図である。
図2において、第1の音源2および第2の音源3からリモートコントローラ9までの距離は各々L1、L2である。
図3は、本実施の形態におけるタイミングチャートである。
図3において第1の制御手段4は、時間T1毎に、第1の音源2、第2の音源3、第1の音源2の順にそれぞれ期間T2ずつ音波を発生させる。この際、第1の音源2と第2の音源3から発生させる音波は、全く同じものでも異なるものでも構わない。
第1の音源2から距離L1、第2の音源3から距離L2離れた地点にあるリモートコントローラ9に備えられたマイクなどの音波検出手段7においては、距離L1とL2が等しくなければ、第1の音源2からの信号を検出するまでの時間T3と、第2の音源3からの信号を検出するまでの時間T4が異なるため、図3に示すように、第1の音源2からの音波の検出開始時刻と第2の音源3からの音波の検出時刻までの時間T5と、第2の音源3からの音波の検出開始時刻と次の第1の音源2からの音波の検出時刻までの時間T6とは異なる。
音波の伝達速度は、300m/s強であり、2個の音源からの距離L1とL2の差は、室内ユニット5の物理的なサイズを考慮すると、数cmから数十cm程度であることから、T3およびT4の差は、msオーダーとなるが、マイコン等によって構成される第2の制御手段8のタイマ機能によって測定するには十分なオーダーとなる。
第2の制御手段8では、T5とT6のいずれが大きいかによって、リモートコントローラ9が第1の音源2または第2の音源3のいずれに近いかを判断し、その判断内容をリモコン信号の送信手段6によって送信する。
室内ユニット5に備えられたリモコン信号の受信手段1では、上記信号を受信することで、第1の制御手段4において、リモートコントローラ9が、第1の音源2および第2の音源3のいずれに近いかを検知することによって、室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向を知ることができる。
以上のように、本実施の形態1においては、一定の期間T1毎に、2個の音源を鳴らし、リモートコントローラ9に備えられたマイクで受音する時刻間のずれT5−T6を検出することによって、室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向を検知することが可能となる。
なお。本実施の形態では、リモートコントローラ9の位置情報を、単純にいずれかの音
源に近いかどうかにて判断しているが、マイクで受音した間隔であるT5とT6の差T5−T6の値に応じて、あらかじめ作成した、図4に示すような変換表を用いることで、「第1の音源2に近い」、「第1の音源2にやや近い」、「2個の音源のほぼ中央」、「第2の音源3にやや近い」、「第2の音源3に近い」といった5段階や、さらに多くの段階に分けて、室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向を検知することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態のリモートコントローラの位置検知方法を実現する空気調和機の構成、およびタイミングチャートは、実施の形態1における構成およびタイミングチャートと同じであるため、省略する。
本発明の第2の実施の形態の空気調和機において、リモートコントローラ9に設けられた第2の制御手段8は、音波検出手段7であるマイクによって受音し始めた時刻間の間隔であるT5とT6の値、もしくは、その差T5−T6をリモコン信号の送信手段6によって室内ユニット5へ送信し、室内ユニット5に備えられたリモコン信号の受信手段1において、上記信号は受信される。
実施の形態1と同様に、こうして得られたT5−T6の値に応じてあらかじめ作成された図4に示すような変換表を用いて、第1の制御手段4は、リモートコントローラ9が、第1の音源2および第2の音源3のいずれにどの程度近いかを推定することによって、室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向を検知することが可能となる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態の空気調和機の構成は、実施の形態1における構成と同じであるため、省略する。
図5は、本発明の第3の実施の形態のリモートコントローラの位置検知方法を表すタイミングチャートである。
本実施の形態3における空気調和機では、第1の制御手段4によって、時間T1毎に、それぞれ時間T2の期間ずつ交互に第1の音源2および第2の音源3が鳴らされる。
第2の制御手段8は、リモートコントローラ9に備えられたマイクなどの音波検出手段7によってそれぞれの音波が検出された直後、もしくは、所定時間tだけ経過後に、音波を検出したことを表すリモコン信号を送信する。
リモコン信号は、一般に赤外線や無線など、音波に比べてはるかに伝達速度が速く、リモートコントローラ9からリモコン信号が送信されてから、室内ユニット5に備えられたリモコンの受信手段1によって受信されるまでの時間は、第1の音源2および第2の音源3からリモートコントローラ9まで音波が到達するまでの時間であるT3およびT4に比べて十分小さく無視できて、T7=T3+t、T8=T4+tと見なすことができる。
したがって、第1の制御手段4において、第1の音源2および第2の音源3からの音波発生からリモコン信号が受信されるまでの時間T7およびT8を各々計測することによって、第1の音源2および第2の音源3からのリモートコントローラ9までのそれぞれの距離L1およびL2をおよそ推定することが可能となる。
なお、音速は、室温によって変化するため、得られる結果の誤差を低くするためには、通常室内ユニット5に備えられている室温センサなどによって室温を検出し、補正する必
要がある。
さらに、図5では、第1の音源2と第2の音源3を交互に鳴らしているが、実際には、各音源毎に1回ずつ測定した結果を用いるだけで、位置および方向を検出することが可能である。
また、第1の音源2と第2の音源3を交互に鳴らして、各音源について複数回ずつ測定を行い、各音源毎に、リモコン信号の受信までの時間T7およびT8の平均をとることで測定精度をさらに向上させることが可能となる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態における構成を図6に示す。なお、タイミングチャートについては、実施の形態1〜3と同様であるため、省略する。
図6において、空気調和機は、リモコン信号の受信手段1と、第1の超音波発生器10および第2の超音波発生器11と、第1の制御手段4とを備えた室内ユニット5と、リモコン信号の送信手段6と超音波センサ12と、第2の制御手段8とを備えたリモートコントローラ9とから構成されている。
実施の形態1〜3記載のタイミングチャートに基づいて第1の制御手段4は、第1の超音波発生器10および第2の超音波発生器11を駆動して超音波を発生させ、超音波センサ12によって検出したタイミングに基づいて、第1の制御手段4または第2の制御手段8によって、リモートコントローラ9が2個の超音波発生器のいずれに近いかを検知することができる。
本実施の形態では、リモートコントローラ9の位置の検出に非可聴域の超音波センサを用いるため、位置検知のために新たな音を発生させることなく、位置検知を行うことが可能となる。
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態の空気調和機の構成は、実施の形態1における構成と同じであるため、省略する。
本発明の第5の実施の形態のタイミングチャートを図7に示す。
室内ユニット5に設けられた第1の制御手段4は、第1の音源2および第2の音源3を鳴らす前に、第1の音源2を用いて、位置検知の際に発生させる音とは周波数の異なる位置検知開始信号用の音波13を発生させている。なお、位置検知開始信号用の音波13を発生させるために、第1の音源2の代わりに、第2の音源3を用いても、これらとは異なる第3の音源(図示せず)を用いても構わない。
第2の制御手段8は、リモートコントローラ9内に備えられたマイクにて、位置検知開始信号用の音波13を受信して始めて位置検知の準備を開始する。すなわち、位置検知に必要な第2の制御手段8内のタイマの設定や、位置検知用の音波検出用のマイクのゲイン調整などを行う。
本実施の形態においては、第2の制御手段8内のタイマ機能を、リモートコントローラ9の別の機能のために用いていても、位置検知開始信号用の音波13を受信した際に、いったんその機能を中断して、リモートコントローラ9の位置検知のためにタイマを再設定する準備時間を確保することができる。したがって、第2の制御手段8は、位置検知開始
信号用の音波13を受信するまでは、リモートコントローラ9の位置検知のために用いるタイマを別の機能のために用いることが可能である。また、位置検知開始信号用の音波13を検出するまでは、ノイズ除去のためにマイクのゲインを調整する必要がないため、リモートコントローラの他の機能を優先して行うことができるなど、第2の制御手段8に必要とされる性能も小さくなり、より安価なマイコンを使用することが可能となる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の第6の実施の形態における空気調和機の構成を表す図である。
なお、リモートコントローラ9の位置検知のタイミングチャートは、実施の形態1〜5と同様であるため省略する。
本実施の形態6では、空気調和機は、リモコン信号の受信手段1と、第1の音源2および第2の音源3と、第1の制御手段4とを備えた室内ユニット5と、リモコン信号の送信手段6と音波検出手段7と、第2の制御手段8とを備えたリモートコントローラ9とから構成される。
さらに、室内ユニット5には、風向を左右に偏向するための左右風向制御用ステッピングモータ14および、左右風向羽根15が備えられており、第1の音源2と第2の音源3は、室内ユニット5の左右の両端に近い位置に配置されるなど、左右方向に離れて取り付けられている。
本実施の形態における空気調和機の第1の制御手段4は、あらかじめ設定された風向の中で、実施の形態1〜5で得られた室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向に最も近い角度となるように、左右の風向制御用ステッピングモータ14を制御する。
以上の構成と制御とによって、本発明の空気調和機は、簡単な構成においてリモートコントローラ9のある方向に、風向を向けることができる。
(実施の形態7)
本発明の第7の実施の形態における空気調和機の構成およびタイミングチャートは、実施の形態6と同じであるため省略する
本実施の形態における空気調和機の第1の制御手段4は、あらかじめ設定された風向の中で、実施の形態1〜5で得られた室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向に対して最も離れた角度となるように、左右の風向制御用ステッピングモータ14を制御する。
以上の構成と制御とによって、本発明の空気調和機は、簡単な構成においてリモートコントローラ9のある方向に、風を向けないように風向制御を行うことができるため、赤ちゃんなど、空気調和機の室内ユニット5からの直接風が当たるのを避けたい対象に対して快適な空調を提供することが可能となる。
(実施の形態8)
図9は、本発明の第8の実施の形態における空気調和機の構成を表す図である。
なお、リモートコントローラ9の位置検知のタイミングチャートは、実施の形態1〜5と同様であるため省略する。
本実施の形態6では、空気調和機は、リモコン信号の受信手段1と、第1の音源2および第2の音源3と、第1の制御手段4とを備えた室内ユニット5と、リモコン信号の送信
手段6と音波検出手段7と、第2の制御手段8とを備えたリモートコントローラ9とから構成される。
さらに、室内ユニット5には、風向を上下に偏向するための上下風向制御用ステッピングモータ16および、上下風向羽根17が備えられており、第1の音源2と第2の音源3は、室内ユニット5の天地の両端に近い位置に配置されるなど、鉛直方向に離れて取り付けられている。
本実施の形態における空気調和機の第1の制御手段4は、あらかじめ設定された上下風向の中で、実施の形態1〜5で得られた室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向に最も近い角度となるように、上下の風向制御用ステッピングモータ16を制御する。
以上の構成と制御とによって、本発明の空気調和機は、簡単な構成においてリモートコントローラ9のある方向に、上下風向を向けることができる。
(実施の形態9)
本発明の第9の実施の形態における空気調和機の構成およびタイミングチャートは、実施の形態8と同じであるため省略する
本実施の形態における空気調和機の第1の制御手段4は、あらかじめ設定された風向の中で、実施の形態1〜5で得られた室内ユニット5から見たリモートコントローラ9の方向に対して最も離れた角度となるように、上下の風向制御用ステッピングモータ16を制御する。
以上の構成と制御とによって、本発明の空気調和機は、簡単な構成においてリモートコントローラ9のある方向に、風を向けないように風向制御を行うことができるため、冷え性の操作者など、空気調和機の室内ユニット5からの直接風に当たるのを避けたい操作者に対して快適な空調を提供することが可能となる。
(実施の形態10)
図10は、本発明の第10の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラ9の構成を示すものである。
本実施の形態の空気調和機のリモートコントローラ9は、赤外線を用いたリモコン信号の送信手段6として、第1の赤外線LED18と第2の赤外線LED19と第3の赤外線LED20とを有しており、さらに、音波検出手段7であるマイクと、第2の制御手段8を備えている。
第1の赤外線LED18と第2の赤外線LED19と第3の赤外線LED20は、同一平面上にいずれも120度の角度をなすように設置されており、第2の制御手段8によって、同時に同じリモコン信号が発信される。
リモートコントローラ9は操作者によって、室内ユニット5から見て任意の角度に置かれる可能性があるが、本実施の形態では、第1の赤外線LED18、第2の赤外線LED19、第3の赤外線LED20のうちの少なくとも1つの赤外線LEDから発せられるリモコン信号が室内ユニット5に到達する可能性が高くなるため、操作者がリモートコントローラ9の置き方を意識する必要性が低くなる。
なお、リモコン信号の送信手段6は、同一平面上にある必要はなく、また個数についても2個であっても、4個以上であってももちろん構わない。
(実施の形態11)
図11は、本発明の第11の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラの構成を示すものである。
本実施の形態の空気調和機のリモートコントローラ9は、リモコン信号の送信手段6と、音波検出手段7であるマイクと、第2の制御手段8に加えて、位置検知用のボタン21を備えている。
操作者が位置検知開始用のボタン21を押すと、第2の制御手段8は、位置検知開始用の信号を、リモコン信号の送信手段6によって室内ユニット5に送信する。さらに、位置検知のためのタイマの設定等の準備を行う。
室内ユニット5内に設けられた第1の制御手段4は、リモコン信号の受信手段1によって位置検知開始用の信号を検出してから所定の時間経過した後より、実施の形態1〜5で示した位置検知方法を開始する。
以上の制御により、第2の制御手段8は、位置検知の始まるタイミングをあらかじめ把握することができるため、本実施の形態においては、第2の制御手段8内のタイマ機能を、別の機能に用いていても、位置検知用のボタン21が押されたのを検知した際に、いったんその機能を中断して、リモートコントローラ9の位置検知のためにタイマを再設定する準備時間が取れる。したがって、第2の制御手段8は、位置検知開始用のボタン21が押されるまでの間、タイマを別の機能のために用いることができるなど、リモートコントローラ9としての他の制御を優先して行うことができるため、結果として、第2の制御手段8に必要とされる性能が低くてもよくなって、より安価なマイコンを用いるなど、経済的な構成とすることができる。
(実施の形態12)
本発明の第12の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラ9の構成は、実施の形態11と同じであり、省略する。
操作者がリモートコントローラ9に設けられた位置検知開始ボタン21を押すと、第2の制御手段8は、位置検知開始用の信号を、リモコン信号の送信手段6によって室内ユニット5に送信する(図示せず)。
室内ユニット5内に設けられた第1の制御手段4は、リモコン信号の受信手段1によって位置検知開始用の信号を検出した際に、実施の形態1〜4で示した第1の音源2および第2の音源3から発生させる音波の周波数および音の長さを、通常のリモートコントローラ9の受信音であるピッ音やピー音と同じものとしている。
また、実施の形態5の位置検知開始信号13をリモコンの受信信号と同一にしてもよい。
以上によって、不要なリモコンの受信音をなくすことができ、操作者にとっても自然な操作感を得るとともに、位置検知開始ボタン21に対する室内ユニット5のリモコン受信音によって生じる恐れのある誤動作の可能性をなくすことができる。
(実施の形態13)
本発明の第13の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラ9の構成は、実施の形態5や実施の形態11と同じであり、省略する。
リモートコントローラ9の位置検出時以外においては、第2の制御手段8によって、音波検出手段7の受信感度は低く制御される。そして、実施の形態5で示したように位置検知開始信号を受信した際に音波検出手段7の受信感度が高くなるように制御される。
また、実施の形態11で示したようにリモートコントローラ9に位置検知開始ボタンを有する場合には、通常、音波検出手段7への通電はカットされており、位置検知開始ボタン21が押された時点で音波検出手段7への通電が開始される。
以上のように、リモートコントローラ9の位置検知時のみ、音波検出手段7の受信感度を高くすることによって不必要なノイズによる誤動作を避けるとともに、不要な電力を消費しなくてすむようにすることができる。
(実施の形態14)
図12に、本発明の第14の実施の形態における空気調和機の構成を示す。
空気調和機は、1台の室内ユニット5に対して、第1のリモートコントローラ22および第2のリモートコントローラ23の2台のリモートコントローラを有しており、第1のリモートコントローラ22には、第1のリモコン信号の送信手段24と第1の音波検出手段25と第1のリモコン受信手段26と、第1の優先ボタン27と第2の制御手段8が備えられ、第2のリモートコントローラ23には、第2のリモコン信号の送信手段28と第2の音波検出手段29と第2のリモコン受信手段30と、第2の優先ボタン31と第3の制御手段32が設けられている。
また、室内ユニット5は、第1の音源2と第2の音源3とリモコン信号の受信手段1と、第1の制御手段4を備えている。
操作者によって、第1のリモートコントローラ22に備えられた第1の優先ボタン27がされた場合、第1のリモートコントローラ22に設けられた第1のリモコン信号の送信手段26によって、第1のリモートコントローラ22が優先されることを伝達する信号が送信され、室内ユニット5内のリモコン信号の受信手段1によってこれを受信することで、第1の制御手段4は、第1のリモートコントローラ22が優先状態にあることを検知する。
同時に、第2のリモートコントローラ23内の第2のリモコン受信手段30によって、これを検出することで、第1のリモートコントローラ22および第2のリモートコントローラ23および室内ユニット5のすべての制御装置は、第1のリモートコントローラ22が優先状態であることを認識する。
リモートコントローラの位置検知では、優先ボタンが最後に押された第1のリモートコントローラ22に対して、位置検知が行われる。
したがって、優先状態にある第1のリモートコントローラ22のみが室内ユニット5の第1の音源2および第2の音源3からの音波に対して実施の形態1〜5に示した位置検知のための応答を行う。
また、第2のリモートコントローラ23に設けられた第3の制御装置30は、自らのコントローラが優先状態でないことを認識しているため、室内ユニット5の第1の音源2および第2の音源3からの音波に対して反応することはない。
以上により、リモートコントローラが複数ある場合において、各リモートコントローラに優先ボタンを設けることによって、いずれのリモートコントローラが優先であるかを室内ユニット5および各リモートコントローラが認識することができるから、優先されているリモートコントローラに対する位置検知を正しく行うことが可能となる。
また、本実施例では、優先ボタンによって、優先するリモートコントローラを選択しているが、最後に操作したリモートコントローラを優先するように制御してもよい。
また、室内ユニット5にリモコン信号の送信手段を設けて、いずれかのリモートコントローラの優先ボタンが押された際に、どのリモートコントローラが優先状態にあるかを
すべてのリモートコントローラに対して送信してもよい。なお、この場合には、あらかじめ各リモートコントローラには、他のリモートコントローラとの識別のための識別用ナンバーをあらかじめ付与しておく必要がある。
以上のように、本発明にかかるリモートコントローラの位置検知方法は、簡易な構成により製品本体から見たリモートコンローラの方向を検出することができるため、テレビやビデオテープレコーダーなどリモートコントローラを用いる他の電子機器にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を実現する空気調和機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における空気調和機の構成を示す模式図 本発明の第1の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を表すタイミング波形図 本発明の第1および第2の実施の形態における、2個の音源からの音波の検出タイミング間隔とリモートコントローラの相対位置判断との変換図 本発明の第3の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を表すタイミング波形図 本発明の第4の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を実現する空気調和機の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施の形態におけるリモートコントローラの位置検知方法を表すタイミング波形図 本発明の第6および第7の実施の形態における空気調和機の構成を示すブロック図 本発明の第8および第9の実施の形態における空気調和機の構成を示すブロック図 本発明の第10の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラの構成を示すブロック図 本発明の第11の実施の形態における空気調和機のリモートコントローラの構成を示すブロック図 本発明の第14の実施の形態における空気調和機の構成を示すブロック図 従来のリモートコントローラの位置検知を実現する空気調和機の構成を示すブロック図
符号の説明
1 リモコン信号の受信手段
2 第1の音源
3 第2の音源
4 第1の制御手段
5 室内ユニット
6 リモコン信号の送信手段
7 音波検出手段
8 第2の制御手段
9 リモートコントローラ
10 第1の超音波発生器
11 第2の超音波発生器
12 超音波センサ
13 位置検知開始信号用の音波
14 左右風向制御用ステッピングモータ
15 左右風向羽根
16 上下風向制御用ステッピングモータ
17 上下風向羽根
18 第1の赤外線LED
19 第2の赤外線LED
20 第3の赤外線LED
21 位置検知開始ボタン
22 第1のリモートコントローラ
23 第2のリモートコントローラ
24 第1のリモコン信号の送信手段
25 第1の音波検出手段
26 第1のリモコン受信手段
27 第1の優先ボタン
28 第2のリモコン信号の送信手段
29 第2の音波検出手段
30 第2のリモコン受信手段
31 第2の優先ボタン
32 第3の制御手段

Claims (14)

  1. リモコン信号の受信手段と、少なくとも2つ以上の音源と、第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとを具備した空気調和機において、第1の制御手段は、前記音源の中の2個を所定時間毎に交互に一定期間ずつ鳴らして音波を発生させ、前記第2の制御手段は、前記音波検出手段によって、前記第1の制御手段によって発生された各々の音波を検出する時刻間の間隔に基づいて、前記2個の音源から見たリモートコントローラの相対位置を推定し、推定結果を前記リモコン信号の送信手段を用いて前記室内ユニットへ送信することによって、第1の制御手段において、前記リモコン信号の受信手段にて受信される前記推定結果に基いて、室内ユニットから見た、前記リモートコントローラの方向を特定するリモートコントローラの位置検知方法。
  2. リモコン信号の受信手段と、少なくとも2つ以上の音源と、第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとを具備した空気調和機において、第1の制御手段は、前記音源の中の2個を所定時間毎に交互に一定期間ずつ鳴らして音波を発生させ、前記第2の制御手段は、前記音波検出手段によって、前記第1の制御手段によって発生された各々の音波を検出した時間間隔を、前記リモコン信号の送信手段を用いて前記室内ユニットへ送信することによって、第1の制御手段は、前記リモコン信号の受信手段によって受信した前記時間間隔情報に基いて、室内ユニットから見た、前記リモートコントローラの方向を特定するリモートコントローラの位置検知方法。
  3. リモコン信号の受信手段と、少なくとも2つ以上の音源と、第1の制御手段とを備えた室内ユニットと、音波検出手段とリモコン信号の送信手段と第2の制御手段とを備えたリモートコントローラとを具備した空気調和機において、第1の制御手段は、前記音源のうちの2個の音源を、少なくとも1回ずつ、鳴らして音波を発生させ、前記第2の制御手段は、前記音波検出手段によって音波を検出した直後または、所定の時間経過後に、音波の検出を前記リモコン信号の送信手段によって前記室内ユニットへ送信することによって、第1の制御手段は、前記リモコン信号の受信手段によってこれを受信することで、前記リモートコントローラが前記2個の音源のいずれに近いかを判断し、室内ユニットから見た、前記リモートコントローラの方向を特定するリモートコントローラの位置検出方法。
  4. 前記2個の音源は、超音波発生器であり、前記音波検出手段は、超音波センサであることを特徴とする請求項1〜3記載のリモートコントローラの位置検出方法。
  5. 前記第1の制御手段は、前記2個の音源を鳴らすより所定時間早いタイミングで、前記2個の音源を鳴らす際とは異なる音波を発生させることを特徴とする請求項1〜4記載のリモートコントローラの位置検出方法。
  6. 前記2個の音源は、少なくとも水平方向に離れており、第1の制御手段は、請求項1〜5記載のリモートコントローラの位置検出方法によってリモートコントローラの方向を検出し、リモートコントローラの方向に風向を向けるように、左右風向を制御する空気調和機。
  7. 前記2個の音源は、少なくとも水平方向に離れており、第1の制御手段は、請求項1〜5記載のリモートコントローラの位置検出方法によってリモートコントローラの左右方向を検出し、リモートコントローラの方向に風向を向けないように、左右風向を制御する空気調和機。
  8. 前記2個の音源は、少なくとも鉛直方向に離れており、第1の制御手段は、請求項1〜5記載のリモートコントローラの位置検出方法によってリモートコントローラの上下方向を検出し、リモートコントローラの方向に風向を向けるように、上下風向を制御する空気調和機。
  9. 前記2個の音源は、少なくとも鉛直方向に離れており、第1の制御手段は、請求項1〜5記載のリモートコントローラの位置検出方法によってリモートコントローラの上下方向を検出し、リモートコントローラの方向に風向を向けないように、上下風向を制御する空気調和機。
  10. 前記リモートコントローラは、少なくとも2方向以上に向けてリモコン信号の送信手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9記載のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機。
  11. 前記リモートコントローラは、位置検出の開始を行うボタンまたはスイッチ手段を備え、前記リモートコントローラの操作者が、前記ボタンまたはスイッチ手段を操作した際に、位置検出の開始信号を前記リモコン信号の送信手段によって室内ユニットへ送信することを特徴とする請求項1〜10記載のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機。
  12. 前記第1の制御手段は、前記位置検出の開始信号を、前記リモコン受信手段によって受信した際に、リモコンの受信確認音と兼用して、前記2個の音源を鳴らすことを特徴とする請求項11記載の空気調和機。
  13. 前記第2の制御手段は、リモートコントローラの位置検出時以外には、音波検出手段の受信感度を下げることを特徴とする請求項1〜12記載のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機。
  14. 前記リモートコントローラは、少なくとも2個以上あり、全てのリモートコントローラには、リモコン信号の受信手段が具備されており、かつ、いずれのリモートコントローラを優先させるかどうかを選択する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜13記載のリモートコントローラの位置検知方法または空気調和機。
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