JP2005240991A - 多機能モジューラ・フレーム構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フレームの4隅が各々接合部を形成し、各接合部は6つの正方適合材によって結合されて6方向に延びる、多機能モジューラ・フレーム構造を提供すること。
【解決手段】 第1、第2、第3、第4、第5、および第6適合材を含み、前記第1、第2、第3、第4、および第5適合材は、矩形単位寸法を有する5つの異なる形式の中空切込み、ほぞ、および溝を有し、適合材を順次組み立てるときは、中空切込み、ほぞ、および溝を使用してこれらの適合材を、前記第2適合材と前記第5適合材が互いに隣接して水平に延在し、前記第3適合材と前記第4適合材が前記第2適合材と前記第5適合材の中間部分で互いに結合し、垂直に延在し、前記第1適合材が前記第2適合材と前記第5適合材とに水平に連結され、前記第3適合材および前記第4適合材と垂直に連結され、これらの適合材の上に単位貫通開口部を形成して、中空切込み、ほぞ、および溝を持たない前記第6適合材を受け入れるように結合し、前記の第6適合材は同じ層(同じ面)の上に1つの接合部と4つの隅部を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1、第2、第3、第4、第5、および第6適合材を含み、前記第1、第2、第3、第4、および第5適合材は、矩形単位寸法を有する5つの異なる形式の中空切込み、ほぞ、および溝を有し、適合材を順次組み立てるときは、中空切込み、ほぞ、および溝を使用してこれらの適合材を、前記第2適合材と前記第5適合材が互いに隣接して水平に延在し、前記第3適合材と前記第4適合材が前記第2適合材と前記第5適合材の中間部分で互いに結合し、垂直に延在し、前記第1適合材が前記第2適合材と前記第5適合材とに水平に連結され、前記第3適合材および前記第4適合材と垂直に連結され、これらの適合材の上に単位貫通開口部を形成して、中空切込み、ほぞ、および溝を持たない前記第6適合材を受け入れるように結合し、前記の第6適合材は同じ層(同じ面)の上に1つの接合部と4つの隅部を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多機能モジューラ・フレーム構造に関し、具体的には、釘またはねじを使用することなく互いにかみ合い結合するほぞと溝とを有する最少16本の矩形適合材を含み、6方向に延びることができる接合部を形成し、4隅の各々に接合部を形成し、フレームはさまざまな家具の用途に適用可能であるフレーム構造に関する。
これまで、衣裳だんす、陳列棚、茶卓、テーブル、および椅子といった家具物品が毎日の生活には不可欠な物品であることは周知である。組立ておよび包装費用を低減するために、家具メーカーは、やはり顧客のために購買費を低下することのできるDIY(do it yourself)(自らの手でやろう)顧客のためにモジューラ家具を市場に出した。しかしながら、現在入手可能な家具のほとんどは、家具の接合部分に釘およびねじなどの留め具を適用している。この種の組立方策は、留め具を外部から見えるようにし、したがって完成品の価値を下げ、また美的にも魅力を減ずるものである。他方では、接合部分に統合されたほぞと溝を使用する家具メーカーもある。しかし、精度と安定性を確証するために、接着剤を使用しなければならない。接着剤は確実な接合部を作り、安定性を確証するが、接着剤の欠点は、家具が組み立てられてしまうと、外見を損なわずに取外しまたは分解することができないことである。
したがって本発明の主な目的は、フレームの4隅が各々接合部を形成し、各接合部は6つの正方適合材によって結合されて6方向に延びる、多機能モジューラ・フレーム構造を提供することである。6本の適合材の接合部は、溝、安定的な接合部のために結合する各適合材の凹部および突出部によって接合され、このような計画はモジューラ家具の用途に適用される。
上述の目的を達成するために、本発明による多機能モジューラ・フレーム構造は、等しい幅と厚さを有する最少16本の矩形適合材を含む。すなわち、第1、第2、第3、第4、第5、および第6適合材であって、第1、第2、第3、第4、および第5適合材は、矩形単位寸法を有する5つの異なる形式の中空切込み、ほぞ、および溝を有し、適合材を順次組み立てるときは、中空切込み、ほぞ、および溝を使用してこれらの適合材を、第2適合材と第5適合材が互いに隣接して水平に延在し、第3適合材と第4適合材が第2適合材と第5適合材の中間部分で互いに結合し、垂直に延在し、第1適合材が第2適合材と第5適合材とに水平に連結され、第3適合材および第4適合材と垂直に連結され、これらの適合材の上に単位貫通開口部を形成して、中空切込み、ほぞ、および溝を持たない第6適合材を受け入れるように結合する。したがって、これは同じ層(同じ面)の上に1つの接合部と4つの隅部を形成し、さまざまな形式の家具に適用可能なフレームを形成する。
又、前記の各適合材において、
接合部分を有する前記第1適合材は、単位高さの垂直ほぞを備え、前記単位高さの垂直ほぞは、各側に半単位高さの垂直溝と半単位高さの垂直溝とを構成し、
接合部分において2つの隣接する側部を有する前記第2適合材は、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位高さの溝を形成し、前記ほぞは前記溝の中に水平に位置し、前記垂直ほぞは前記垂直溝の中に半分だけ挿入されるので、前記溝の開口部は前記第1適合材と同じ平面上にあり、前記溝における半単位幅の柱状ほぞが、前記第1適合材の中空溝の前記上部半単位の上に位置し、
前記第3適合材は、2つの隣接する側部の接合部分に2つの単位高さの溝を形成し、これらの溝は半単位幅のほぞによって連結され、前記溝は第6適合材を通過させることを目的とし、他の前記溝は前記第2適合材の柱状体にスリーブ状に取り付けられるので、半単位幅のほぞは前記第1適合材の前記中空溝の中に挿入され、一方、前記溝上の半単位幅のほぞが第2適合材の上に重なり、
前記第4適合材は、接合部分の凹部に2単位高さの結合溝を含み、他の側に別の2単位高さの結合溝を含み、前記結合溝は前記第6適合材と前記第1適合材とに結合することを目的とし、他の側における半柱は前記第3適合材の前記溝と前記第2適合材の前記溝とによって形成された平面の中に位置し、前記結合ほぞは前記第2適合材の垂直溝と前記第5適合材の溝との中にぴったりはめ込まれ、前記第2適合材の前記垂直溝の中における前記第2適合材の前記半単位幅のほぞと相接し、
前記第5適合材は、前記第2適合材と水平に結合され、接合部分は2単位長の溝と半単位高さのほぞとを含み、単位長の溝が前記半単位高さのほぞの中間部分に位置し、前記第6適合材の柱状体をぴったりはめ込むために使用され、前記半単位高さのほぞは前記第1適合材の前記半単位溝の中にぴったりはめ込まれ、前記溝51は第3適合材と第4適合材との中にそれぞれぴったりはめ込まれ、上記の5本の適合材が組み立てられた後、すべての接合部分は正方形の開口部を形成し、ほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、第1適合材と上下に向かい合って結合されることが好適である。
又、前記の各適合材において、
前記第1適合材の接合部分が、頂部分に2単位高さの垂直溝を含み、下部分では、単位長さのほぞが垂直ほぞの中間部分に位置しており、
前記第2適合材の接合部分における2つの隣接する側部が、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位幅の溝を形成し、前記第1溝は前記第6適合材がその全体にわたることを目的とし、前記第2適合材は前記第1適合材の前記中空溝の1つの側の全体にわたり、前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合され、他の前記溝の中のほぞによって半分覆われた前記中空溝の中に位置し、
前記第3適合材における前記溝は、前記第2適合材の柱状体と結合し、こうして半単位幅のほぞが前記第1適合材の前記中空溝の中に半分挿入され、一方では、前記溝の半単位幅のほぞが前記第2適合材と結合し、
前記第4適合材は、溝とほぞの一方の側にほぞと溝とを形成し、前記第3適合材の1つの側に垂直に組み立てられ、前記溝は前記第3適合材の溝と突合せとなり、単位貫通孔を形成し、下の前記溝は前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合して第2適合材の上を前記溝に向かって移動し、こうして前記第2適合材の溝の中に半分ぴったりはめ込まれ、
前記第5適合材の接合部分は2単位長さの溝とほぞとを含み、単位長さの溝が前記ほぞの中間部分に位置し、前記ほぞは前記第1適合材の前記垂直ほぞの中の下方にぴったりはめ込まれ、こうして、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材との開口部と同じ平面上にあり、前記溝は、前記第6適合材がその全体にわたるようにすることを目的とし、一方、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材を挟み、前記第2適合材を前記第5適合材に接合させ、上記5本の適合材が組み立てられた後、これらの接合部分は正方開口部を形成し、前記のほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、前記第1適合材と上下に向かい合って結合され、こうして1つの接合部を形成することが好適である。
又、8本の前記適合材を使用することによって1つの追加層が作られることが好適である。
又、さまざまな前記ほぞと前記溝との個数が層の個数に依存することが好適である。
又、前記適合材の延長と前記接合の個数の増加によって多フレーム構造が達成されることが好適である。
又、前記ほぞと前記溝とのさまざまな位置と距離によって、さまざまな層と厚さを有するフレームが達成されることが好適である。
さらに、同じ前記適合材の前記接合部における前記ほぞと前記溝が同じサイズと形式を有することが好適である。
又、前記の各適合材において、
接合部分を有する前記第1適合材は、単位高さの垂直ほぞを備え、前記単位高さの垂直ほぞは、各側に半単位高さの垂直溝と半単位高さの垂直溝とを構成し、
接合部分において2つの隣接する側部を有する前記第2適合材は、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位高さの溝を形成し、前記ほぞは前記溝の中に水平に位置し、前記垂直ほぞは前記垂直溝の中に半分だけ挿入されるので、前記溝の開口部は前記第1適合材と同じ平面上にあり、前記溝における半単位幅の柱状ほぞが、前記第1適合材の中空溝の前記上部半単位の上に位置し、
前記第3適合材は、2つの隣接する側部の接合部分に2つの単位高さの溝を形成し、これらの溝は半単位幅のほぞによって連結され、前記溝は第6適合材を通過させることを目的とし、他の前記溝は前記第2適合材の柱状体にスリーブ状に取り付けられるので、半単位幅のほぞは前記第1適合材の前記中空溝の中に挿入され、一方、前記溝上の半単位幅のほぞが第2適合材の上に重なり、
前記第4適合材は、接合部分の凹部に2単位高さの結合溝を含み、他の側に別の2単位高さの結合溝を含み、前記結合溝は前記第6適合材と前記第1適合材とに結合することを目的とし、他の側における半柱は前記第3適合材の前記溝と前記第2適合材の前記溝とによって形成された平面の中に位置し、前記結合ほぞは前記第2適合材の垂直溝と前記第5適合材の溝との中にぴったりはめ込まれ、前記第2適合材の前記垂直溝の中における前記第2適合材の前記半単位幅のほぞと相接し、
前記第5適合材は、前記第2適合材と水平に結合され、接合部分は2単位長の溝と半単位高さのほぞとを含み、単位長の溝が前記半単位高さのほぞの中間部分に位置し、前記第6適合材の柱状体をぴったりはめ込むために使用され、前記半単位高さのほぞは前記第1適合材の前記半単位溝の中にぴったりはめ込まれ、前記溝51は第3適合材と第4適合材との中にそれぞれぴったりはめ込まれ、上記の5本の適合材が組み立てられた後、すべての接合部分は正方形の開口部を形成し、ほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、第1適合材と上下に向かい合って結合されることが好適である。
又、前記の各適合材において、
前記第1適合材の接合部分が、頂部分に2単位高さの垂直溝を含み、下部分では、単位長さのほぞが垂直ほぞの中間部分に位置しており、
前記第2適合材の接合部分における2つの隣接する側部が、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位幅の溝を形成し、前記第1溝は前記第6適合材がその全体にわたることを目的とし、前記第2適合材は前記第1適合材の前記中空溝の1つの側の全体にわたり、前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合され、他の前記溝の中のほぞによって半分覆われた前記中空溝の中に位置し、
前記第3適合材における前記溝は、前記第2適合材の柱状体と結合し、こうして半単位幅のほぞが前記第1適合材の前記中空溝の中に半分挿入され、一方では、前記溝の半単位幅のほぞが前記第2適合材と結合し、
前記第4適合材は、溝とほぞの一方の側にほぞと溝とを形成し、前記第3適合材の1つの側に垂直に組み立てられ、前記溝は前記第3適合材の溝と突合せとなり、単位貫通孔を形成し、下の前記溝は前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合して第2適合材の上を前記溝に向かって移動し、こうして前記第2適合材の溝の中に半分ぴったりはめ込まれ、
前記第5適合材の接合部分は2単位長さの溝とほぞとを含み、単位長さの溝が前記ほぞの中間部分に位置し、前記ほぞは前記第1適合材の前記垂直ほぞの中の下方にぴったりはめ込まれ、こうして、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材との開口部と同じ平面上にあり、前記溝は、前記第6適合材がその全体にわたるようにすることを目的とし、一方、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材を挟み、前記第2適合材を前記第5適合材に接合させ、上記5本の適合材が組み立てられた後、これらの接合部分は正方開口部を形成し、前記のほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、前記第1適合材と上下に向かい合って結合され、こうして1つの接合部を形成することが好適である。
又、8本の前記適合材を使用することによって1つの追加層が作られることが好適である。
又、さまざまな前記ほぞと前記溝との個数が層の個数に依存することが好適である。
又、前記適合材の延長と前記接合の個数の増加によって多フレーム構造が達成されることが好適である。
又、前記ほぞと前記溝とのさまざまな位置と距離によって、さまざまな層と厚さを有するフレームが達成されることが好適である。
さらに、同じ前記適合材の前記接合部における前記ほぞと前記溝が同じサイズと形式を有することが好適である。
本発明の上に述べた目的の完成は、本発明の一実施形態の下記説明とこの実施形態を図解する添付の図面から明らかになろう。
図1および図3から7までに示すように、本発明は基本的に、第1適合材1、第2適合材2、第3適合材3、第4適合材4、第5適合材5、および第6適合材6を含み、これらの適合材は互いに調和し重なり合っている。さらに、これらの適合材は正方形状を呈し、各辺で等しい厚さと幅とを有する。各適合材についてほぞと溝との比と形状を明確に識別するために、適合材の固定された厚さと幅を「単位」と呼ぶ。したがって、「半単位」とはこのような厚さと幅の半分を意味する。
図1および7を参照すると、第1適合材1の接合部分は、単位高さの垂直ほぞ11を備え、この垂直ほぞ11は、各側に第2適合材2と第5適合材5とに結合するために使用される半単位高さの垂直溝12と半単位高さの垂直溝13とを構成し、垂直ほぞ11の2つの隣接する側部は、第3適合材3と結合するために使用される単位高さの中空溝14を形成する。
第2適合材2の接合部分における2つの隣接する側部は、半単位幅の柱状ほぞ23によって連結される2つの単位高さの溝21、22を形成し、ほぞ23は溝22の中に水平に位置し、垂直ほぞ11は垂直溝21の中に半分だけ挿入されるので、溝22の開口部は第1適合材1と同じ平面上にあり、溝22における半単位幅の柱状ほぞ24は中空溝14の上部半単位の上に位置する。この結果、溝22は第6適合材6を全体にわたらせる目的があり、溝21は第4適合材4を挟む。
第3適合材3は、異なる(垂直)組立方向であることを除いては第2適合材2と似ており、第3適合材3の接合部分における2つの隣接する側部は2つの単位高さの溝31、32を有し、これらの溝は半単位幅のほぞ33によって連結され、溝31は第6適合材6を通過させることを目的とし、溝32は第2適合材2の柱状体にスリーブ状に取り付けられるので、半単位幅のほぞ34は中空溝14の中に挿入され、一方、溝31上の半単位幅のほぞ35は第2適合材2の上に重なる。
第4適合材4は、第3適合材3の一方の側に垂直に取り付けられ、接合部分の凹部に2単位高さの結合溝41を含み、他の側に別の2単位高さの結合溝42を含み、結合溝41は第6適合材6と第1適合材1とに結合することを目的とし、他の側における半柱は溝31と溝22とによって形成された平面の中に位置し、結合ほぞ42は垂直溝21と第5適合材5上の溝51との中にぴったりはめ込まれ、垂直溝21中の半単位幅のほぞ25に相接する。
第5適合材5は第2適合材2と水平に結合され、接合部分は2単位長の溝51と半単位高さのほぞ52とを含み、単位長の溝53は半単位高さのほぞ52の中間部分に位置し、第6適合材6の柱状体をぴったりはめ込むために使用され、半単位高さのほぞ52は半単位溝13にぴったりはめ込まれ、溝51は第3適合材3と第4適合材4とにそれぞれぴったりはめ込まれる。
上記の5本の適合材が組み立てられた後、これらの接合部分は正方形の開口部を形成し、ほぞも溝もない第6適合材6が開口部に挿入され、第1適合材1と上下に向かい合って結合され、こうして図3に示すように1つの接合部を形成する。
(図4に示すように)上記の6本の適合材に加えて、本発明はさらに第1適合材1、第2適合材2、3本の第3適合材3、3本の第4適合材4、第5適合材5、および第6適合材6、すなわち全部で16本の適合材を有して、(図4に示すように)単一フレーム構造を形成し、本発明をモジューラ茶卓などの用途に適するようにすることもできる。
図5に示すように、二層フレーム構造を、この適合材を延長して接合部の数を増すことによって単一フレーム構造上に形成することができる。8本の適合材、すなわち2本の第1適合材1と、2本の第6適合材6と、2本の第2適合材2と、2本の第5適合材5とを使用することによって、追加の層を作ることができる。図6は、本発明の適合材を延長したことによる多層フレーム構造を示す。図4、5、および6に示すフレーム構造は、衣裳だんす、茶卓、テーブル、および椅子などのモジューラ家具に使用することができ、この構造は組立工程において留め具または接着剤の使用を必要とせず、分解および再組立が容易である。このフレーム構造を分解するためには、第6適合材6を押し出すだけでよく、その他の適合材を組み立てるときと反対の順序で分解する。
図4に示す単層フレーム構造は最少16本の適合材を必要とする。図5に示す二層フレーム構造は24本適合材、すなわち各外形構成の4本の適合材を必要とする。このような適合材は、同じ幅と長さを有する矩形形状を呈し、その外形構成を、実際の製品の寸法と仕様に応じて変えることができる。
図9から14までは、図5に示す二層フレーム構造のさまざまな外形構成を組み立てるための工程を示し、これについては先に詳細に説明したので省略する。
図2および8は、本発明によるフレーム構造の別の実施形態を示し、第2適合材2、第3適合材3、第5適合材5、および第6適合材6は、先の実施形態において開示され、したがってその実施形態に含まれているものと同じである。
ここで、第1適合材1’の接合部分は頂部分に2単位高さの垂直溝11’を含み、下部分では、単位長さのほぞ13’が垂直ほぞ12’の中間部分に位置している。
第2適合材2の接合部分における2つの隣接する側部は、半単位幅の柱状ほぞ23によって連結された単位幅の溝21、22を形成する。溝22は第6適合材6がその全体にわたることを目的とし、第2適合材2は中空溝11’の1つの側の全体にわたり、垂直ほぞ12’と結合され、溝22の中でほぞ24によって半分覆われた中空溝11’の中に位置する。
第3適合材3における溝32は、第2適合材2の柱状体と結合し、こうして半単位幅のほぞ34は中空溝13’の中に半分挿入され、一方では、溝31の半単位幅のほぞ35は第2適合材2と結合する。
第4適合材4’は、溝41’とほぞ42’の一方の側にほぞ43’と溝44’とを形成し、第3適合材3の1つの側に垂直に組み立てられ、溝41’は溝31と突合せとなり、単位貫通孔を形成し、下の溝44’は垂直ほぞ12’と結合して第2適合材2上を溝21に向かって移動し、こうして溝21の中に半分ぴったりはめ込まれる。
第5適合材5の接合部分は2単位長さの溝51とほぞ52とを含み、単位長さの溝53がほぞ52の中間部分に位置し、ほぞ52は垂直ほぞ12’の中の下方にぴったりはめ込まれ、こうして、溝53は第3適合材3’と第4適合材4’との開口部と同じ平面上にあり、溝53は、第6適合材6がその全体にわたるようにすることを目的とし、一方、溝51は第3適合材3’と第4適合材4’を挟み、第2適合材2を第5適合材5に接合させる。
上記の第5適合材5が組み立てられた後、これらの接合部分は正方開口部を形成し、ほぞも溝もない第6適合材6が開口部に挿入され、第1適合材1’と上下に向かい合って結合され、こうして図3に示すように1つの接合部を形成する。
図15から20までは、図8に示す適合材を組み立てて図5に示すフレーム構造にするための工程を示す。この実施形態における最初の4工程は、より高いフレキシビリティを特徴付けている。
本発明の好ましい実施形態に基づいて、各接合部は6本の矩形適合材を含み、6本の適合材上のほぞと溝とによって形成され、したがって、これらの適合材はフレキシブルな高さと幅と深さとを有する堅固で安定したフレーム構造を形成する。さらに本発明は知性と実用性とを特色とし、接合部を左方、右方、上方、および下方に延長することによって多層の堅固なフレーム構造を形成することができる。さらにまた、層間の高さまたは幅を実際の必要性に基づいて調節することができ、こうして高度にフレキシブルで先例のないフレーム構造を作り出す。
本発明の好ましい実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく多くの省略、変更、および追加ができることは容易に理解および認識されよう。
1、1’ 第1適合材
2 第2適合材
3、3’ 第3適合材
4、4’ 第4適合材
5 第5適合材
6 第6適合材
11、12’ 垂直ほぞ
11’ 垂直溝、中空溝
12、13 垂直溝
13’、23、25、33、34、35、42’、52 ほぞ
14 中空溝
21、22、31、32、41’、51、53 溝
24 柱状ほぞ
41 結合溝
42 結合ほぞ
2 第2適合材
3、3’ 第3適合材
4、4’ 第4適合材
5 第5適合材
6 第6適合材
11、12’ 垂直ほぞ
11’ 垂直溝、中空溝
12、13 垂直溝
13’、23、25、33、34、35、42’、52 ほぞ
14 中空溝
21、22、31、32、41’、51、53 溝
24 柱状ほぞ
41 結合溝
42 結合ほぞ
Claims (8)
- 多機能モジューラ・フレーム構造であって、
等しい幅と厚さを有する最少16本の矩形適合材、すなわち第1、第2、第3、第4、第5、および第6適合材を含み、前記第1、第2、第3、第4、および第5適合材は、矩形単位寸法を有する5つの異なる形式の中空切込み、ほぞ、および溝を有し、適合材を順次組み立てるときは、中空切込み、ほぞ、および溝を使用してこれらの適合材を、前記第2適合材と前記第5適合材が互いに隣接して水平に延在し、前記第3適合材と前記第4適合材が前記第2適合材と前記第5適合材の中間部分で互いに結合し、垂直に延在し、前記第1適合材が前記第2適合材と前記第5適合材とに水平に連結され、前記第3適合材および前記第4適合材と垂直に連結され、これらの適合材の上に単位貫通開口部を形成して、中空切込み、ほぞ、および溝を持たない前記第6適合材を受け入れるように結合し、前記の第6適合材は同じ層(同じ面)の上に1つの接合部と4つの隅部を形成し、さまざまな形式の家具に適用可能なフレームを形成する、多機能モジューラ・フレーム構造。 - 前記の各適合材において、
接合部分を有する前記第1適合材は、単位高さの垂直ほぞを備え、前記単位高さの垂直ほぞは、各側に半単位高さの垂直溝と半単位高さの垂直溝とを構成し、
接合部分において2つの隣接する側部を有する前記第2適合材は、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位高さの溝を形成し、前記ほぞは前記溝の中に水平に位置し、前記垂直ほぞは前記垂直溝の中に半分だけ挿入されるので、前記溝の開口部は前記第1適合材と同じ平面上にあり、前記溝における半単位幅の柱状ほぞが、前記第1適合材の中空溝の前記上部半単位の上に位置し、
前記第3適合材は、2つの隣接する側部の接合部分に2つの単位高さの溝を形成し、これらの溝は半単位幅のほぞによって連結され、前記溝は第6適合材を通過させることを目的とし、他の前記溝は前記第2適合材の柱状体にスリーブ状に取り付けられるので、半単位幅のほぞは前記第1適合材の前記中空溝の中に挿入され、一方、前記溝上の半単位幅のほぞが第2適合材の上に重なり、
前記第4適合材は、接合部分の凹部に2単位高さの結合溝を含み、他の側に別の2単位高さの結合溝を含み、前記結合溝は前記第6適合材と前記第1適合材とに結合することを目的とし、他の側における半柱は前記第3適合材の前記溝と前記第2適合材の前記溝とによって形成された平面の中に位置し、前記結合ほぞは前記第2適合材の垂直溝と前記第5適合材の溝との中にぴったりはめ込まれ、前記第2適合材の前記垂直溝の中における前記第2適合材の前記半単位幅のほぞと相接し、
前記第5適合材は、前記第2適合材と水平に結合され、接合部分は2単位長の溝と半単位高さのほぞとを含み、単位長の溝が前記半単位高さのほぞの中間部分に位置し、前記第6適合材の柱状体をぴったりはめ込むために使用され、前記半単位高さのほぞは前記第1適合材の前記半単位溝の中にぴったりはめ込まれ、前記溝51は第3適合材と第4適合材との中にそれぞれぴったりはめ込まれ、上記の5本の適合材が組み立てられた後、すべての接合部分は正方形の開口部を形成し、ほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、第1適合材と上下に向かい合って結合される、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。 - 前記の各適合材において、
前記第1適合材の接合部分が、頂部分に2単位高さの垂直溝を含み、下部分では、単位長さのほぞが垂直ほぞの中間部分に位置しており、
前記第2適合材の接合部分における2つの隣接する側部が、半単位幅の柱状ほぞによって連結された2つの単位幅の溝を形成し、前記第1溝は前記第6適合材がその全体にわたることを目的とし、前記第2適合材は前記第1適合材の前記中空溝の1つの側の全体にわたり、前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合され、他の前記溝の中のほぞによって半分覆われた前記中空溝の中に位置し、
前記第3適合材における前記溝は、前記第2適合材の柱状体と結合し、こうして半単位幅のほぞが前記第1適合材の前記中空溝の中に半分挿入され、一方では、前記溝の半単位幅のほぞが前記第2適合材と結合し、
前記第4適合材は、溝とほぞの一方の側にほぞと溝とを形成し、前記第3適合材の1つの側に垂直に組み立てられ、前記溝は前記第3適合材の溝と突合せとなり、単位貫通孔を形成し、下の前記溝は前記第1適合材の前記垂直ほぞと結合して第2適合材の上を前記溝に向かって移動し、こうして前記第2適合材の溝の中に半分ぴったりはめ込まれ、
前記第5適合材の接合部分は2単位長さの溝とほぞとを含み、単位長さの溝が前記ほぞの中間部分に位置し、前記ほぞは前記第1適合材の前記垂直ほぞの中の下方にぴったりはめ込まれ、こうして、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材との開口部と同じ平面上にあり、前記溝は、前記第6適合材がその全体にわたるようにすることを目的とし、一方、前記溝は前記第3適合材と前記第4適合材を挟み、前記第2適合材を前記第5適合材に接合させ、上記5本の適合材が組み立てられた後、これらの接合部分は正方開口部を形成し、前記のほぞも溝もない第6適合材が開口部に挿入され、前記第1適合材と上下に向かい合って結合され、こうして1つの接合部を形成する、
請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。 - 8本の前記適合材を使用することによって1つの追加層が作られる、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。
- さまざまな前記ほぞと前記溝との個数が層の個数に依存する、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。
- 前記適合材の延長と前記接合の個数の増加によって多フレーム構造が達成される、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。
- 前記ほぞと前記溝とのさまざまな位置と距離によって、さまざまな層と厚さを有するフレームが達成される、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。
- 同じ前記適合材の前記接合部における前記ほぞと前記溝が同じサイズと形式を有する、請求項1に記載の多機能モジューラ・フレーム構造。
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