JP2005240855A - 歯車 - Google Patents

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Abstract

【課題】噛み合い時の歯打ち音や噛み合い時の衝撃に起因する振動音を抑える。
【解決手段】歯2の歯幅方向端部の端面6には、歯面8側から隣りの歯2側に向かって突出する弾性変形可能な張り出し部7が一体形成されている。張り出し部7は、噛み合う相手歯車の歯によって押圧されて弾性変形すると、相手歯車の歯と接触した部分が歯面8と面一となるように形成されている。また、張り出し部7は、略板状の突片であって、その根元部分7aが歯面8よりも引っ込んだ位置にあり、歯面8にほぼ沿って形成され、その径方向内方端が歯底面11よりも径方向内方に位置するように形成されている。また、張り出し部7は、その径方向内方端が端面6側に形成されたボス部4に接続されており、その径方向外方端が歯2の歯先面10よりも歯底面11側に所定量離れて形成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、回転伝達時における騒音や振動を低減することができる歯車に関するものである。
近年、例えば、デスクサイドで使用されるようなインクジェットプリンタは、印字部の駆動機構や紙送り機構に多くの歯車を使用し、モータの回転を歯車を介して被動部品に伝達するようになっている。そして、このようなインクジェットプリンタは、印字部の駆動機構や紙送り機構が頻繁に回転と停止を繰り返すように構成されているため、停止時及び始動時に噛み合っている一対の歯の一方が慣性によって他方に衝突して、歯打ち音や振動等に起因する騒音を生じることがある。しかし、上述したように、デスクサイドで使用されるようなインクジェットプリンタは、オフィス環境を良好に保つため、作動音を低く抑え、可能な限り静かに作動することが求められる。そこで、従来から、動力伝達時の作動音を低く抑えるようにした歯車が種々案出されている。
例えば、図13に示す歯車50は、歯51の歯幅方向一端側の両歯面にひれ部52を形成し、そのひれ部52を噛み合う相手歯車に接触させることにより、噛み合い時の衝撃をそのひれ部52の変形によって吸収しようとするものである(第1従来例;特許文献1参照)。
また、図14に示す歯車53は、相手歯車54と噛み合う歯面55側に幅方向に貫通するスリット56を形成し、相手歯車54と噛み合う歯面55を弾性変形できるようにして、噛み合い時の衝撃をその弾性変形する歯面55側で吸収しようとするものである(第2従来例;特許文献2参照)。
また、図15に示す歯車57は、歯58の歯幅方向に貫通する透孔60を形成し、歯58全体を弾性変形しやすくして、噛み合い時の衝撃をその歯58全体の変形によって吸収しようとするものである(第3従来例;特許文献3参照)。
また、図16に示す歯車61は、歯62の歯幅方向全域にわたるスリット63を歯先面64から歯底面65を超える位置まで切り込んで、歯62を弾性変形しやすくし、噛み合い時の衝撃を歯62の弾性変形で吸収しようとするものである(第4従来例;特許文献4参照)。
また、図17に示す歯車66は、歯67の歯幅方向略中央部の両側歯面68に粘弾性体70を突出させて、この粘弾性体70を相手歯車の歯面に接触させることにより、噛み合い時の衝撃を緩和しようとするものである(第5従来例;特許文献5参照)。
また、図18に示す歯車71は、本願出願人が案出したものであり、歯72の歯幅方向両端部に空洞部73を形成し、この空洞部73を形成した歯幅方向両端部と他部との射出成形後の収縮差によって、歯72の歯幅方向両端部に弾性変形できるような膨出部分74を形成し、相手歯車との噛み合い時にその膨出部分74を弾性変形させることにより、噛み合い時の衝撃を吸収するようになっている(第6従来例;特許文献6参照)。
また、本願出願人は、上述の第1〜第6従来例の欠点を改良する歯車81として、図19に示す歯車81を案出している。この歯車81は、歯82の一方の歯面83側から隣合う歯82側に突出する弾性変形可能な張り出し部84を形成し、この張り出し部84でバックラッシを吸収するようにして、歯打ち音や振動音(騒音)を抑えるようになっている(第7従来例:特許文献7参照)。
実開昭55−100745号公報(第1頁、第1図参照) 実開昭58−127246号公報(第1頁、第1図及び第2図参照) 実開昭55−98849号公報(第1頁、第1図参照) 実開昭55−98850号公報(第1頁、第1図参照) 特開2001−221322号公報(第1頁、図1参照) 特開2003−90412号公報(第1頁、図3参照) 特願2004−22765号明細書(段落番号0055乃至0059参照)
しかしながら、第1従来例は、ひれ部52が幅方向一端部側だけにあり、しかも、ひれ部52の変形を吸収し得る肉盗みや空洞部を備えていないため、ひれ部52に作用する面圧が大きくなりすぎ、ひれ部52が早期に摩耗し、長期にわたる噛み合い時の衝撃吸収効果を発揮することができず、長期にわたる歯打ち音の安定した吸収効果を発揮できない虞がある。
また、第2従来例は、動力伝達時に噛み合う歯面55側が歯幅方向全域にわたって弾性変形するため、動力伝達時の負荷によってその弾性変形量が変化してしまい、1歯当たりの回動角度にばらつきが生じやすく、高精度な回転伝達を行うギヤトレインに使用することが困難である。
また、第3従来例及び第4従来例は、歯58,62全体が弾性変形しやすいため、上述の第2従来例と同様に、動力伝達時の負荷によって歯58,62の弾性変形量が変化してしまい、1歯当たりの回動角度にばらつきが生じやすく、高精度な回転伝達を行うギヤトレインに使用することが困難である。
また、第5従来例は、歯面68から突出した粘弾性体70が動力伝達時の負荷によって圧縮されて変形することになるが、その変形量が動力伝達時の負荷の大小によってばらつき、上述の第2〜第4従来例と同様に、高精度な回転伝達を行うギヤトレインに使用することが困難である。
また、第6従来例は、膨出部分74が弾性変形すると、その膨出部分74以外の歯面75が相手歯車の歯面と接触して動力伝達することになるため、正確な回転伝達が可能となる点において上述の第2〜第5従来例よりも優れており、また、歯幅方向の両端部に膨出部分74が形成されていることにより、噛み合い時の面圧を低く抑えることができ、第1従来例のような歯72の早期摩耗という不具合を生じにくいという優れた点があるが、膨出部分74が射出成形後の収縮差に基づき形成されるものであるため、その膨出量が少なく、バックラッシを十分に吸収できる程大きく歯面75から突出させることができなかった。
また、第7従来例に係る歯車81は、上述の第1〜6の各従来例に比較し、バックラッシに起因する噛み合い時の歯打ち音の発生を低減でき、回転と停止を繰り返す間歇回転機構において、作動音の静粛化を実現できた。しかし、第7従来例に係る歯車81を使用したインクジェットプリンタは、印字部の駆動軸をクリーニングのために逆回転させるようになっているものが多く、この逆回転時に生じる作動音を低減することが求められていた。
そこで、本発明は、上述の第1〜第6の従来例の不具合を解消でき、しかも第7従来例に対する要望にも応えることができる歯車を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る歯車は、歯の歯幅方向端部の少なくとも一方の端面には、前記歯の一方の歯面側から隣の歯側に向かって突出する弾性変形可能な張り出し部が一体形成されている。そして、前記張り出し部は、噛み合う相手歯車の歯によって押圧されて弾性変形すると、前記相手歯車の歯と接触した部分が前記一方の歯面と面一となるように形成されている。

また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る歯車の張り出し部に特徴を有するものである。すなわち、本願発明において、前記張り出し部は、略板状の突片であって、その根元部分が前記一方の端面の前記一方の歯面よりも引っ込んだ位置にあり、前記一方の歯面にほぼ沿って形成され、その径方向内方端が歯底面よりも径方向内方に位置するように形成されている。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る歯車の張り出し部に特徴を有するものである。すなわち、本願発明において、前記張り出し部は、その径方向内方端が前記一方の端面側に形成された環状突出部に接続されている。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の各発明のいずれかの歯車の張り出し部に特徴を有するものである。すなわち、本願発明において、張り出し部は、その径方向外方端が歯の歯先面よりも歯底面側に所定量離れた位置に形成されている。
また、請求項5の発明は、請求項2乃至4の各発明のいずれかの歯車の張り出し部に特徴を有するものである。すなわち、本願発明において、張り出し部は、その径方向外方端が根元部分から先端部分に向かって斜めに傾斜するように形成されている。
本発明の歯車は、回転と停止を繰り返すようなギヤトレインに使用されたとしても、噛み合う一対の歯同士がバックラッシの分だけ移動して当接する際に、張り出し部が噛み合う相手歯車の歯面に弾性接触して緩衝機能を発揮するため、歯打ち音の発生や振動に起因する騒音の発生を抑えることができる。また、本発明の歯車は、張り出し部が略板状の突片であり、張り出し部の根元部分が歯の歯幅方向端面の歯面よりも引っ込んだ位置に形成されており、しかも、回転伝達時において、噛み合う相手歯車の歯と張り出し部との接触部分が一方の歯面と面一になるため、張り出し部に作用する接触圧が過度に大きくならず、逆回転伝達時にも作動音を静粛化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
図1〜図4は、本発明の実施の形態に係る歯車1を示す図である。このうち、図1は、本発明の実施の形態に係る歯車1の正面図である。また、図2は、図1のA−A線に沿って切断して示す歯車1の断面図である。また、図3は、図2のB方向矢視図(歯車1の歯2の平面図)である。また、図4は、歯2を部分的に拡大して示す図である。
これらの図において、本実施の形態の歯車1は、例えば、ポリアセタール,ポリアミド,ポリフェニレンスルフィド,ポリブチレンテレフタレート等の樹脂材料を使用して射出成形して形成された平歯車である。この歯車1は、軸穴3を備えたボス部4の外周側に略円板状のウェブ5が形成され、このウェブ5の外周側に複数の歯2が形成されている。なお、本実施の形態において、歯2は、並歯よりも噛み合い率が高い高歯が形成されている。
この歯車1は、ボス部4がウェブ5の側面から突出している側(図2の左側)であって、歯2の歯幅方向一端面6側において、薄肉の張り出し部7が歯2の一端面6から突出するように形成されている。この張り出し部7は、弾性変形する板状の突片であって、その根元部分(歯2の一端面6との接続部分)が歯面8よりもt(例えば、0≦t≦0.1mm)だけ引っ込んだ位置に形成されている。これにより、張り出し部7が噛み合う相手歯車の歯によって弾性変形させられると、噛み合う相手歯車の歯と張り出し部7との接触部分が一方の歯面8と面一になる位置まで容易に変位する。その結果、噛み合う相手歯車の歯と張り出し部7との間で擦れ音等の騒音を生じることがなく、歯面同士の確実な接触が可能になる。
また、張り出し部7は、その歯先面10側の端部(上端部)が歯先面10側から歯底面11側に向かって所定量だけ下がった(離れた)位置にあり、ほぼ歯面8に沿うように形成されている。これにより、歯車1が被動側の場合には、歯2の噛み合い開始時における相手歯車と張り出し部7との接触が滑らかになる。また、歯車1が駆動側の場合には、歯2の噛み合い解除時における張り出し部7と相手歯車の歯との分離動作が滑らかになる。
そして、この張り出し部7は、その径方向内方端が歯底面11よりも径方向内側に位置するボス部(環状突出部)4の外周面に接続されている。これにより、射出成形時における溶融樹脂の流動が良好になり、張り出し部7の形状を高精度に成形することが可能になる。その結果、張り出し部7の形状不良に起因するダンパー機能の低下、及びダンパー機能の低下に起因する騒音の発生を効果的に防止できる。
また、この張り出し部7は、根元部分7aから先端部分7bに向かうに従って隣り合う歯2側に近づくように斜めに形成されており、その先端部分7bが一方の歯面8よりも隣り合う歯2側に確実に突出するように形成されている。これにより、噛み合い開始時において、張り出し部7は、噛み合う相手歯車の歯に対して、その先端部分7bから徐々に接触し、弾性変形抵抗を徐々に作用させるため、急激な力を作用させることがなく、歯2の噛み合いを円滑にし、歯2の噛み合い時に生じる歯打ち音や、歯2の噛み合い時に生じる衝撃に起因する振動音を抑えることができる。
ここで、張り出し部7の形状の理解を容易にするため、その寸法を例示すると、モジュールが0.5mm〜2.0mm程度の歯車1において、張り出し部7の肉厚がほぼ0.1mmで、歯幅方向一端面6からの張り出し部7の突出寸法Laが0.5mmであり、一方の歯面8からの張り出し部7の突出寸法がバックラッシ寸法又はそのバックラッシ寸法よりも小さな寸法に形成されている(図3乃至図4参照)。そして、この張り出し部7は、回転伝達時において、噛み合う相手歯車の歯との間で弾性変形させられてダンパー機能を発揮し、噛み合う歯2同士の接触を円滑にする。なお、本実施の形態において、張り出し部7は、ダンパー機能を発揮させることができればよく、必ずしもバックラッシを除去することができなくともよい。なお、この張り出し部7の寸法例は、単なる例示であり、これに限定されるものでなく、歯2のモジュールや伝達トルク等の条件によって最適の数値が選択される。
また、本実施の形態は、歯車1を射出成形する態様であるため、張り出し部7等に適宜抜き勾配を付けてある。そのため、張り出し部7は、その肉厚がほぼ一様ではあるが、抜き勾配の分だけ、根元部分7aから先端部分7bに向かうにしたがって僅かずつ薄くなっている。
図5は、本実施の形態の歯車をインクジェットプリンタの印字部の駆動機構に使用した場合の騒音値と、従来の歯車をインクジェットプリンタの印字部の駆動機構に使用した場合の騒音値と、を比較した結果を示す図である。また、図6は、図5に示す騒音値を数値として表にしたものである。
これらの図5及び図6において、比較例1の歯車は、従来から一般に使用されている真鍮の並歯の歯車であり、樹脂歯車と噛み合わせて使用されるようになっている。また、比較例2の歯車は、高歯の樹脂歯車であり、前述の比較例1の真鍮の歯車に代えて使用された歯車である。本発明の歯車は、上述した本実施の形態に係る歯車1であり、比較例1の真鍮の歯車に代えて使用された歯車である。加えて、比較例2及び本発明に係る歯車1は、噛み合う一対の歯車の軸間距離(中心距離)が公差の範囲内において最大の場合(A大と表示した場合)と最小の場合(A小と表示した場合)についても比較してある。
これらの図に示すように、比較例2及び本発明は、比較例1に対して、「スタート時」、「きれい」印刷モード、「標準」印刷モード、「速い」印刷モードの全てにおいて騒音値を低くすることができている。また、本発明は、A大の場合に、比較例2のA大の場合に対して、「スタート時」、「きれい」印刷モード、「標準」印刷モード、「速い」印刷モードの全てにおいて騒音値を低くすることができている。また、本発明は、A小の場合に、比較例2のA小の場合に対して、「スタート時」、「きれい」印刷モード、「標準」印刷モード、「速い」印刷モードの全てにおいて騒音値を低くすることができている。
なお、本発明は、比較例1に対して、騒音値をほぼ5〜8.4デシベル(dB)程度低くすることができている。また、本発明は、A大の場合において、比較例2のA大の場合に対し、ほぼ0.05〜2.82(dB)程度の騒音値を低減することができるようになっている。また、本発明は、A小の場合において、比較例2のA小の場合に対し、0.8〜1.9(dB)程度の騒音値を低減することができる。また、本発明は、正回転時において、「きれい」、「標準」、「速い」のいずれの印刷モードでも比較例2よりも低騒音化できる。また、本発明は、スタート時において、印字部のクリーニングを行うために逆回転しても、比較例2と同等の騒音値にすることができる。また、本発明は、中心距離の大小(A大とA小)による騒音値の変動を、比較例の中心距離の大小による騒音値の変動よりも少なくすることができる。
以上のように、本実施の形態の歯車1によれば、回転伝達時において、張り出し部7が噛み合う相手歯車の歯によって押し縮められて弾性変形し、この張り出し部7の弾性変形により歯同士の噛み合い時の衝撃を緩和し、歯打ち音や振動の発生を抑え、作動音を静粛化することができる。
また、本実施の形態の歯車1は、張り出し部7が板状の突片であり、弾性変形し易く、張り出し部7と相手歯面との接触圧が過大になりすぎないため、張り出し部7が長期に亘り安定したダンパー機能を発揮し、作動音を長期に亘り静粛化することができ、第1従来例の課題を解消することができる。
また、本実施の形態の歯車1は、弾性変形する張り出し部7が歯2の一端面6から突出するように形成されており、回転伝達時において、張り出し部7が歯2の歯面8と面一になる位置まで撓み変形するようになっているため、剛性のある歯2の歯面8同士の接触により、正確に回転を伝達することが可能になり、高精度の回転伝達が可能になる。これにより、第2〜第5従来例の課題を解消することができる。
また、本実施の形態の歯車1は、張り出し部7を歯幅方向一端面6から隣り合う歯2側に向けて十分に突出させることができ、噛み合う相手歯車の歯がバックラッシ分だけ移動する際に、弾性変形する張り出し部7によってダンパー機能を発揮させ、歯2同士の接触時の衝撃を緩和することができる。したがって、本実施の形態の歯車1は、歯72の歯面75の一部を射出成形後の収縮差で膨出させる第6従来例に比較し、一方の歯面8からの張り出し部7の突出量を大きくできるため、ダンパー機能をより一層効果的に発揮させることが可能になる。
また、本実施の形態の歯車1は、張り出し部7を板状の突片とし、各張り出し部7がそれぞれ独立して撓み変形するようになっているため、張り出し部84が隣の歯82の張り出し部84と接続するように歯面83に沿って連続して形成された第7従来例に比較し、噛み合う相手歯車の歯と張り出し部7との接触圧の変化を滑らかにすることができる。その結果、特に、スタート時に印字部の駆動機構を逆回転させて、印字ヘッドのクリーニングを行うインクジェットプリンタにおいては、本実施の形態の歯車1は、第7従来例の歯車81よりもスタート時の作動音を低く(ほぼ2dB低く)することができ、より一層作動音の静粛化を図ることができる。加えて、本実施の形態の歯車1の張り出し部7は、噛み合う歯車同士の中心間距離が寸法公差内でばらついても、良好なダンパー機能が発揮されるように形成されたものであるため、張り出し部7と相手歯面との接触圧が大きくなりすぎることに起因する擦れ音等の騒音の発生を第7従来例よりも効果的に防止することが可能になる。
なお、本実施の形態は、射出成形された樹脂歯車を例示したが、これに限られず、型を使用した加熱・加圧成形や切削加工で成形された樹脂歯車にも適用できる。また、本実施の形態は、樹脂製歯車に限られず、金属製の歯車にも適用することができる。
図7は、実施例1に係る歯2の平面図であり、上述の実施の形態の歯2の変形例を示す図である。この図7(a)は、張り出し部7が歯2の歯幅方向両端面6,12にそれぞれ形成され、その一対の張り出し部7,7が一方の歯面8よりも隣合う歯側(図中左側)へ斜めに突出する態様を表している。また、図7(b)は、張り出し部7,7が歯2の歯幅方向両端面6,12にそれぞれ形成され、そのうちの一方の張り出し部7が一端面6から図中左側に向かって斜めに突出するように形成されており、その他方の張り出し部7が他端面12から図中右側に向かって斜めに突出するように形成されている。また、図7(c)は、張り出し部7が歯幅方向一端面6に一対形成されており、そのうちの一方の張り出し部7が一端面6から図中左側に向かって斜めに突出するように形成されており、そのうちの他方の張り出し部7が一端面6から図中右側に向かって斜めに突出するように形成されている。また、図7(d)は、図7(c)に示した一端面6側の一対の張り出し部7,7が他端面12側にも一対形成された態様を示している。このように、張り出し部7は、図3の態様に限られず、歯車1の外観形状や噛み合う相手歯車形状等を考慮して、形成位置や形成個数等を適宜変更することができる。
図8及び図9は、本発明の実施例2を示すものである。この実施例は、外径寸法が大きな寸法の歯車1に適用することが可能であり、ボス部4と歯2とが径方向に大きく離れている場合に好適である。すなわち、本実施例は、ボス部4と歯2との間のウェブ5の側面に、周方向突起(環状突出部)13を歯2のピッチ円とほぼ同心に形成し、張り出し部7の径方向内方端を周方向突起13の外周に接続するようになっている。このような態様の本発明によっても、前述の実施の形態の歯車1と同様の効果を得ることができる。
図10は、本発明の実施例3に係る歯車1の歯2を部分的に拡大して示す図であり、上述の実施の形態に係る歯車1の変形例を示す図である。
この図10に示すように、張り出し部7の径方向外方端には、抜き勾配以上に大きく傾いたガイド部分14を、根元部分7aから先端部分7bに向かって斜めに切り欠くように形成してある。このように形成することにより、本実施例に係る歯車1に相手歯車を噛み合わせる際に、相手歯車側の歯が張り出し部7のガイド部分14に沿って所定の噛み合い位置に滑らかに案内されるようになっている。その結果、本実施例に係る歯車1に相手歯車を噛み合わせる際に、張り出し部7が相手歯車の歯によって損傷を受けるようなことがない。
図11は、本発明の実施例4に係る歯車1の歯2を部分的に拡大して示す図であり、上述の実施例3とは別の変形例を示す図である。
この図11に示すように、本実施例の歯車1は、張り出し部7の径方向外方端部側を歯先面10側から歯底面11側へ向かうにしたがって徐々に湾曲させる量を大きくしてガイド部分15を形成し、このガイド部分15が一方の歯面8から隣り合う他の歯2側に出っ張る量を歯先面10側から歯底面11側に向かうにしたがって円弧状に漸増するようになっている。その結果、本実施例に係る歯車1は、そのガイド部分15が前述の実施例3の歯車1のガイド部分14と同様に作用し、実施例3と同様の作用効果を得ることができる。
図12は、本発明の実施例5に係る歯車1の歯2を部分的に拡大して示す図であり、上述の図1に係る歯車1の変形例を示す図である。
この図12に示す本実施例に係る歯車1は、図1に示す歯車1の張り出し部7の径方向内方側を途中で切り欠いて、張り出し部7の長さを短くし、張り出し部7の径方向内方端を図1に示すボス部4の外周から離してある。その結果、本実施例に係る歯車1は、その張り出し部7が図1の歯車1の張り出し部7よりも容易に撓み変形する。しかしながら、本実施例に係る歯車1は、張り出し部7の径方向内方端がボス部4に接続されていない分だけ、成形時における張り出し部7の樹脂の流動性が悪くなり、張り出し部7の形状精度が僅かに低下する。したがって、使用条件等に応じて、図1に係る歯車1と本実施例の歯車1とを適宜選択して使用し、作動音の静粛化を図る上で最良の選択となるように工夫する必要がある。
ここで、本実施例に係る歯車1は、張り出し部7の径方向内方端が歯底面11よりも径方向内方に位置しているため、張り出し部7の径方向内方端に形状不良が生じていたり、また、射出成形時のバリが生じていても、回転伝達時の歯2の噛み合いに悪影響を生じることがなく、正確な回転伝達を可能にする。
本発明の歯車は、回転伝達時に、張り出し部が噛み合う相手歯車の歯面に接触してダンパー機能を発揮し、歯同士が接触する際の衝撃を緩和し、歯打ち音の発生や振動に起因する騒音を抑えることができる。しかも、本発明の歯車は、回転伝達時に、張り出し部が噛み合う相手歯車の歯で押圧されて弾性変形し、その張り出し部が歯の歯面と面一になる位置まで変位するため、回転を剛性のある歯同士によって正確に回転を伝達することができるため、高精度の回転伝達が必要とされ、且つ静粛で円滑な回転伝達が必要とされる動力伝達機構に広く適用できる。とりわけ、本発明の歯車は、回転と停止を頻繁に繰り返したり、又、逆回転をも行うようになっている間歇回転伝達機構に使用されると効果的であり、インクジェットプリンタ等の画像形成装置、精密電気機器、自動車部品、精密機械等の動力伝達装置に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係る歯車の正面図である。 図1のA−A線に沿って切断して示す断面図である。 図1の歯車の歯の平面図であり、図2のB方向矢視図である。 図1の歯車の一部を拡大して示す図である。(a)が正面図であり、(b)が(a)のC−C線に沿って切断して示す断面図であり、(c)が(a)のD−D線に沿って切断して示す断面図である。 本実施の形態の歯車をインクジェットプリンタの印字部の駆動機構に使用した場合の騒音値と、従来の歯車をインクジェットプリンタの印字部の駆動機構に使用した場合の騒音値と、を比較した結果を示す図である。 図5に示す騒音値を数値として表にしたものである。 実施例1に係る歯車の歯の平面図であり、図3に示した歯の変形例を示す図である。 本発明の実施例2に係る歯車の正面図である。 図8の歯車のE−E線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施例3に係る歯車の歯を部分的に拡大して示す図である。(a)が正面図であり、(b)が(a)のF−F線に沿って切断して示す断面図であり、(c)が(a)のG−G線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施例4に係る歯車の歯を部分的に拡大して示す図である。(a)が正面図であり、(b)が(a)のH−H線に沿って切断して示す断面図であり、(c)が(a)のJ−J線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施例5に係る歯車の歯を部分的に拡大して示す図である。(a)が正面図であり、(b)が(a)のK−K線に沿って切断して示す断面図であり、(c)が(a)のM−M線に沿って切断して示す断面図である。 第1従来例に係る歯車の歯を示す図であり、(a)が歯を拡大して示す斜視図であり、(b)が歯を拡大して示す正面図である。 第2従来例に係る歯車の歯を示す図であり、(a)が歯を拡大して示す斜視図であり、(b)が他の歯車との噛み合い状態を示す図である。 第3従来例に係る歯車の歯を拡大して示す斜視図である。 第4従来例に係る歯車の歯を拡大して示す斜視図である。 第5従来例に係る歯車の歯を拡大して示す斜視図である。 第6従来例に係る歯車の歯を拡大して示す斜視図である。 第7従来例に係る歯車の歯を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1……歯車、2……歯、4……ボス部(環状突出部)、6……端面、7……張り出し部、7a……根元部分、7b……先端部分、8……歯面、10……歯先面、11……歯底面、12……端面、13……周方向突起(環状突出部)

Claims (5)

  1. 歯の歯幅方向端部の少なくとも一方の端面には、前記歯の一方の歯面側から隣の歯側に向かって突出する弾性変形可能な張り出し部が一体形成され、
    前記張り出し部は、噛み合う相手歯車の歯によって押圧されて弾性変形すると、前記相手歯車の歯と接触した部分が前記一方の歯面と面一となるように形成されたことを特徴とする歯車。
  2. 前記張り出し部は、略板状の突片であって、その根元部分が前記一方の端面の前記一方の歯面よりも引っ込んだ位置にあり、前記一方の歯面にほぼ沿って形成され、その径方向内方端が歯底面よりも径方向内方に位置するように形成されたことを特徴とする請求項1記載の歯車。
  3. 前記張り出し部は、その径方向内方端が前記一方の端面側に形成された環状突出部に接続されたことを特徴とする請求項2に記載の歯車。
  4. 前記張り出し部は、その径方向外方端が前記歯の歯先面よりも歯底面側に所定量離れた位置に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の歯車。
  5. 前記張り出し部は、その径方向外方端が根元部分から先端部分に向かって斜めに傾斜するように形成されたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の歯車。
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