JP2005239385A - 検体保存機器の集中管理システム - Google Patents

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Akio Yamazaki
晶夫 山崎
Shin Sasaki
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Abstract

【課題】 インキュベータにて代表される複数の培養機器と、薬品保冷庫にて代表される複数の保存機器(これらを総称して複数の検体保存機器という)に、それぞれ電子錠を設けて1チャンバー1ドナーの思想に基づくシステムを構築するとともに、この1チャンバー1ドナーをバーコードにより明示する一方、検体のコンタミネーションを生じにくくする集中管理システムを提供する。
【解決手段】 再生医療における目的検体を保存する電子錠付きの複数の検体保存機器と、各保存機器と通信線により接続され各保存機器の電子錠を集中管理するパソコンと、このパソコンに接続されたバーコードリーダ及びバーコード発行機とから構成され、各検体保存機器には、各バーコードラベルを貼りつけた1ドナーの検体を収納した培養容器もしくは培地保存ボトルを保存するようにした検体保存機器の集中管理システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、清浄環境に保持された作業空間を形成すると共にその外部に微生物や細菌等が漏れでないようにしたバイオハザード対策用キャビネットや、細胞や微生物などの培養物(試料)を培養する炭酸ガス(CO2)インキュベータやマルチガスインキュベータを備えた複数の培養装置及び薬品や血液等を冷却保存する薬品保冷庫等の複数の試料保存装置(これらを総称して検体保存機器という)を一括管理する検体保存機器の集中管理システムに関するものである。
バイオハザード対策用キャビネット(従前は安全キャビネットと称しており、以下単にキャビネットという)は、危険な微生物や細菌等の試料を取り扱う清浄な(無菌の)環境に保持された作業空間を形成するものであり、インキュベータ(培養装置)は、内部(培養室内)の温度やCO2濃度を一定に保持し、内部を無菌状態として培養対象としての細胞や微生物などの培養物(試料)を培養するものであるため、その内部は定期的な滅菌処理が必要となる。また、キャビネットから取出した試料を複数の培養装置や薬品保冷庫(即ち、試料保存装置)に、それぞれ独立して、試料毎に別個に収納して、検体保存を行うことがある。
一方、特許文献1に示されるように、冷却装置を備えた本体に設けられた加工処理空間と加工機と、加工処理空間の出入口に設けられた開閉扉とを備え、開閉扉が閉じられたときにこの扉の自動ロックを行う自動ロック装置を設けた自動販売装置があった。
また、特許文献2に示されるように、複数の窓口カウンターを通信ネットワークを通じて集中的に情報管理する窓口カウンターシステムがあり、当該システムは、画像情報を読み取るスキャナや数字並びに文字を識別判断して読み取る認識応用手続処理ユニットを備えたものである。
特開2002−373372号公報 特開平9−237538号公報
まず、特許文献1に示されるような販売装置を電子錠付きの培養装置に置き換えて考えてみる。即ち、キャビネットと培養機器もしくは薬品保冷庫の間で試料(検体)を移動する場合には、必ず人手を要することから、この人の介在によって検体に対して雑菌が混入する危惧が高いものとなっていた。
近年、GMP(Good Manufacturing Practice)施設における交差汚染問題や、キャビネットにおける検体の出し入れの際に作業空間からキャビネットの外部に雑菌の混入した物質や気体が漏洩する所謂コンタミネーションの可能性を秘めており、更に、安全性向上の為にキャビネットや培養機器もしくは薬品保冷庫を設置している部屋の空気清浄度を高める必要があり、部屋内に清浄装置を追加するなどその設備費用が嵩むなどの課題もあった。加えて、通常は一つの部屋に対してある一人の検体(所謂1ルーム1ドナーの思想)を原則として、検体管理を行うようにすることが推奨されていたが、このような方式では複数のドナーを管理する場合に複数の部屋が必要な為、システムとしては非常に大きな施設になってしまい、このシステムを産業化する場合に、とても高価になり、製作側とすれば採算が合わなくなって販売できなかったり設置することができなくなったりする不具合があった。
他方、特許文献2に示されるような窓口カウンターシステムを集中管理システムに置き換えて考えてみると、ある一室に集中管理システムの最も一般的な形態であるパソコンを配置し、このパソコンの置かれた部屋とは別の部屋において、パソコンとは通信線で接続されたキャビネットと、複数のインキュベータと、複数の薬品保冷庫とを配置する。この場合、パソコンにより、キャビネットと、複数のインキュベータと、複数の薬品保冷庫とがそれぞれ独立して集中制御されることになる。当該集中管理システムの使用者が、一室にあるパソコンを操作して、ある一つの制御機器(特に同じ物)に対して、検体の収納や取出しの作業を行おうとする際には、通常複数の棚を有するインキュベータや薬品保冷庫には、複数の検体を配置することも可能であり、人為操作ミスで異なるドナーの検体が同じ機器内に収納されてしまったり、所望とする機器に対して所望とする人の検体を収納することができなかったりするという、検体取り違えのミスが発生する危惧があり、このミスを防止することができなかった。
本発明は、このような集中管理システムにあって、インキュベータにて代表される複数の培養機器と、薬品保冷庫にて代表される複数の保存機器(これらを総称して複数の検体保存機器という)に、それぞれ電子錠を設けて1チャンバー1ドナーの思想に基づくシステムを構築するとともに、この1チャンバー1ドナーをバーコードにより明示する一方、検体のコンタミネーションを生じにくくすることを目的とする。また、パソコンで指示した開錠もしくは施錠する検体保存機器を使用者に目視で認知させることにより、特に検体保存機器をパソコンとは別室に配置した場合における検体のコンタミネーションを防止した集中管理システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明の集中管理システム(1)は、再生医療における目的検体を保存する電子錠(21,23)付きの複数の検体保存機器(31,33)と、各保存機器(31,33)と通信線(41,43)により接続され各保存機器の電子錠(21,23)を集中管理するパソコン(5)と、このパソコン(5)に接続されたバーコードリーダ(6)及びバーコード発行機(7)とから構成され、各検体保存機器(31,33)には各バーコードラベル(15)を貼りつけた1ドナーの検体を収納した培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)を保存するものである。
請求項2の発明の集中管理システム(1)は、再生医療における目的検体を保存する電子錠(21,23)付きの複数の検体保存機器(31,33)と、各保存機器と通信線(41,43)により接続され各保存機器の電子錠(21,23)を集中管理するパソコン(5)と、このパソコン(5)に接続されたバーコードリーダ(6)及びバーコード発行機(7)とから構成され、前記バーコード発行機(7)で発行した1ドナーのバーコード(15)を1ドナーの検体を収納した培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)に対応させた工程指示書(12)に張り付け、前記バーコードリーダ(6)で、貼り付けられた工程指示書(12)のバーコード(15)を読み取り、当該バーコードを貼り付けた検体が収納される検体保存機器(31,33)の電子錠(21,23)だけを開閉操作するものである。
請求項3の発明の集中管理システム(1)は、前記検体保存機器が、培養装置(31)と薬品保冷庫(33)であるものである。
請求項4の発明の集中管理システム(1)は、前記各検体保存機器に表示部(81,83)を設けたものである。
請求項5の発明の集中管理システム(1)は、前記パソコン(5)は、電子錠を開放させる検体保存機器の表示部(81,83)を、他の件体保存機器の表示部(81,83)と異なる表示状態に制御するものである。
請求項6の発明の集中管理システム(1)は、再生医療における目的検体を保存する電子錠(21,23)付きの複数の検体保存機器(31,33)と、各保存機器(31,33)と通信線(41,43)により接続され各保存機器の電子錠(21,23)を集中管理するパソコン(5)と、このパソコン(5)に接続されたバーコードリーダ(6)及びバーコード発行機(7)とから構成され、バーコード発行機(7)は、検体に関する情報を入力する入力部と、当該情報をバーコード化して印刷する印刷部とを備えたものである。
請求項7の発明の集中管理システム(1)は、前記バーコード発行機(7)で発行され、且つ、あるドナーの検体を収納した培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)に対応すると共に呼応する工程指示書(12)に張り付けられるあるドナーに対応する複数のバーコード(15)を備えたものである。
請求項8の発明の集中管理システム(1)は、再生医療における目的検体を保存する電子錠(21,23)付きの複数の検体保存機器(31,33)と、各保存機器と通信線(41,43)により接続され各保存機器の電子錠(21,23)及び表示部(81,83)を集中管理するパソコン(5)とを備えたものである。
請求項9の発明の集中管理システム(1)は、前記パソコン(5)に接続されたバーコードリーダ(6)を備えたものである。
請求項10の発明の集中管理システム(1)は、前記パソコン(5)に接続されたバーコード発行機(7)が、検体に関する情報を入力する入力部と、当該情報をバーコード化して印刷する印刷部とを備えたものである。
請求項11の発明の集中管理システム(1)は、前記検体保存機器(31,33)には、扉の開閉を検出する開閉センサを設け、前記パソコン(5)は、当該センサからの信号により扉が閉塞された場合に自動的に電子錠(21,23)を閉塞させるものである。
以上詳述した如く請求項1の発明によれば、パソコン(5)により複数の検体保存機器(31,33)の電子錠(21,23)をそれぞれ独立して開閉制御・管理することができ、各検体保存機器(31,33)に対して1ドナーの検体を収納・保存することができ、1ドナー1チャンバーの体制を構築することが可能となる。
以上詳述した如く請求項2の発明によれば、工程指示書(12)に貼り付けられたバーコード(15)をバーコードリーダ(6)で読み取り、パソコン(5)により読取結果に対応する同じバーコードが貼り付けられた培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)を収納する検体保存機器の電子錠(21,23)を開閉操作することができ、1ドナー1チャンバーの状態を構築すると共に、一つでも検体保存機器の電子錠が開放されていれば、それ以外の検体保存機器の電子錠を閉塞状態にロックさせるという体制を構築でき、人為操作ミスによる検体の取り間違えを防止することが可能となり、再生医療現場における安全性を向上できる。
以上詳述した如く請求項3の発明によれば、検体保存機器として培養装置(31)と薬品保冷庫(33)とを選定することにより、目的検体の培養に加えて長期保存ができる集中管理システムを構築することができる。
以上詳述した如く請求項4の発明によれば、電子錠(21,23)を開放させた検体保存機器のみを電子錠が閉塞中の外の全ての検体保存機器とは異なる表示状態で表示部(81,83)に表示させることが可能となり、使用者への使い勝手を向上できる。
以上詳述した如く請求項5の発明によれば、電子錠を開放させる検体保存機器の表示部(81,83)を、他の検体保存機器の表示部と異なる表示状態に制御するため、電子錠が開放された即ち扉を開放することの可能な検体保存機器(31,33)を目視により確認することが可能となり、検体の出し入れ操作を行うべき機器を見分けることができ、検体の取り出しミスや入れ間違い即ち人為操作によるミスを未然に防ぐことが可能となる。
以上詳述した如く請求項6の発明によれば、入力部にて検体に関する情報を入力することで当該情報に対応するバーコード(15)を印刷することができ、この印刷されたバーコード(15)を対応する培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)に貼り付けることができ、再生医療における目的検体をバーコード(15)によって識別・管理することが可能となり、集中管理システムとしての使用性及び安全性が向上する。
以上詳述した如く請求項7の発明によれば、同じバーコード(15)を複数(ここでは少なくとも2枚)用意して、培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)並びに工程指示書(12)にそれぞれ対応させて貼り付けることが可能となり、所望する検体の管理が行い易くなる。
以上詳述した如く請求項8の発明によれば、パソコン(5)により各検体保存機器(31,33)の電子錠(21,23)を集中して開閉操作することができ、所望の検体保存機器の電子錠(21,23)の集中管理が行える。
以上詳述した如く請求項9の発明によれば、再生医療における目的検体をバーコード(15)によって識別・管理することが可能となる。
以上詳述した如く請求項10の発明によれば、入力部にて検体に関する情報を入力することで当該情報に対応するバーコード(15)を印刷することができ、この印刷されたバーコード(15)を対応する培養容器(10)もしくは培地保存ボトル(11)並びに工程指示書(12)に貼り付けることができ、検体のバーコード管理が実現できる。
以上詳述した如く請求項11の発明によれば、使用者は検体保存機器(31,33)に対して検体の出し入れ操作時に必ず扉を閉塞するため、閉塞された場合に電子錠(21,23)の閉塞操作を指示すること無く、パソコン(5)にて自動的の閉塞指示することができ、人為操作による電子錠(21,23)の閉塞ミスを防止できる。
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の集中管理システムの構成図、図2は本発明の検体保存機器の集中管理システムを採用した細胞加工施設の一例を示す平面図をそれぞれ示している。
本発明の第一の実施形態における検体保存機器の集中管理システム(機能性を考慮して取り違い防止システムという)1は、大学の研究室や病院等再生医療の現場となる建物に設置される細胞加工施設(Cell Processing Center)の中に配置され、複数の検体保存機器にそれぞれ電子錠を設けて、1チャンバー1ドナーの思想に基づくシステムを構築するとともに、この1チャンバー1ドナーをバーコードにより明示する一方、検体のコンタミネーションを生じにくくするシステムである。
図1に示すように、再生医療における目的検体(例えば、ドナー細胞)を保存する電子錠21,23付きの複数の検体保存機器31,33と、各保存機器31,33と通信線41,43により接続され各保存機器の電子錠21,23の開閉動作や後述する表示部8を集中管理するパソコン5と、このパソコン5に接続されたバーコードリーダ6及びバーコード発行機7とから構成されている。
検体保存機器3としては、インキュベータにて代表される培養装置31や、冷却装置を備えた薬品保冷庫33、バイオハザード対策キャビネット35、超低温フリーザー、恒温恒湿庫、滅菌庫等があり、本実施例においては、インキュベータ31と薬品保冷庫33を採用している。
インキュベータ31は、前面に開口を有する断熱箱本体と、この開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とでその内部に培養室を形成しており、内部(培養室内)の温度やCO2濃度を一定に保持し、内部を無菌状態として培養対象としての細胞や微生物などの培養物(試料)を培養するものであるため、その内部は定期的な滅菌処理が必要となる。また、試料の培養にあたっては、培養室(貯蔵室)内の温度調節用に、加熱ヒータ及びその制御装置を設けている。この培養室の内部は、複数の棚により上下に区画され、培養室の底面には、加湿用の水を貯溜する加湿皿が配置され、金属例えばステンレス製の内箱の底面外側に配置された加熱手段により加熱されて水を蒸発させる。断熱扉の後方には、前面開口2Aを開閉する透明な内扉が配置される。
薬品保冷庫33は、前面に開口を有する断熱箱本体と、この開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とでその内部に保冷室を形成しており、下部に設けられた冷却装置により冷却された空気を当該保冷室に循環させて保冷室内を所望の温度に冷却するものである。本例では、断熱扉を上下に2枚配置し、上の扉には内部を透視できるように透明窓を設けている。
また、インキュベータ31の電子錠21及び薬品保冷庫33の電子錠23には、それぞれ電子錠の開閉状態や、保存機器の運転状態及び異常状態を報知するための表示部81,83を設けている。この表示部81,83は、具体的には、LEDやランプ、液晶等の表示灯を配置している。本実施例では、ランプを採用し、電子錠が開放された場合に当該ランプを点灯させるものとする。
バイオハザード対策キャビネット35は、検体の採取やマイクロプレートへの出し入れ等の人為作業を行う為の作業台と、この作業台を底とする作業空間の前面を開閉する透明扉と、この作業空間内を負圧にすると共に作業空間内を空気清浄どのレベルでClass100以下のグレードAに維持する空気清浄装置を備えている。
キャビネット35の作業空間は、背面の仕切板、左右の側板、天板、及び底板としての作業台により前面が開口した作業領域によって形成されおり、この作業空間の下方から背方及び上方にわたる一連の連通路(図示せず)を形成することで、キャビネットの運転中には常に作業空間に対して上面から清浄な空気を注入し、底面からこの連通路を介してキャビネットの上方へ排気する。図示しないが、作業空間の天面の上方には、作業空間に対して上面から清浄な空気を注入するためのHEPAフィルタからなる吸気用の高性能フィルタ及び送風機と、吸気用とは空気流通を遮断して配置される排気用の高性能フィルタ及び送風機とが設けられている。
このように、キャビネットは、吸気用の高性能フィルタにより作業空間に対して常に浄化された空気を導入する一方、一部を排気用の高性能フィルタにより浄化して排気する。この排気する空気があることから、作業空間3の内部はその(送風機の)運転中には、常にキャビネット2の外部の圧力よりも低い圧力(すなわち陰圧)に維持され、前面開口より、常時外気を取り込むことになる。
バーコード発行機7は、検体に関する情報を入力する入力部と、当該情報をバーコード化して印刷する印刷部とを備えており、バーコード発行機7(詳しくは印刷部)で発行した1ドナーのバーコード(本実施例では、2枚のバーコード)15を1ドナーの検体を収納した培養容器10もしくは培地保存ボトル11に対応させた工程指示書12に張り付け、バーコードリーダ6で貼り付けられた工程指示書のバーコード15を読み取り、当該読み取ったバーコードを貼り付けた検体が収納される検体保存機器31,33の電子錠21,23のみを開閉操作するように、集中管理するパソコン5で動作制御している。
以上詳述した如く本取り違え防止システム1によれば、パソコン5により複数の検体保存機器31,33の電子錠21,23をそれぞれ独立して開閉制御・管理することができ、各検体保存機器31,33に対して1ドナーの検体を収納・保存する1ドナー1チャンバーの体制を構築することが可能となる。
また、工程指示書12に貼り付けられたバーコード15をバーコードリーダ6で読み取り、パソコン5により読取結果に対応する同じバーコードが貼り付けられた培養容器10もしくは培地保存ボトル11が収納されている検体保存機器の電子錠21,23だけを開閉操作することができ、1ドナー1チャンバーの状態を構築すると共に、一つでも検体保存機器の電子錠が開放されていれば、それ以外の検体保存機器の電子錠を閉塞状態にロックさせるという体制を構築でき、人為操作ミスによる検体の取り間違えを防止することが可能となり、再生医療現場における安全性を向上できる。
さらに、検体保存機器として培養装置31と薬品保冷庫33とを選定することにより、目的検体の培養に加えて長期保存ができる集中管理システムを構築することができ、パソコン5により、電子錠21,23を開放させた検体保存機器のみを電子錠が閉塞中の外の全ての検体保存機器とは異なる表示状態で表示部81,83に表示させるため、電子錠が開放された即ち扉を開放することの可能な検体保存機器31,33を目視により確認することが可能となり、検体の出し入れ操作を行うべき機器を見分けることができ、検体の取り出しミスや入れ間違い即ち人為操作によるミスを未然に防ぐことが可能となる。
入力部にて検体に関する情報を入力することで当該情報に対応するバーコード15を印刷することができ、この印刷されたバーコード15を、対応する培養容器10もしくは培地保存ボトル11に貼り付けることができ、再生医療における目的検体をバーコード15によって識別・管理することが可能となり、集中管理システムとしての使用性及び安全性が向上する。また、同じバーコード15を複数(ここでは少なくとも2枚)用意して、培養容器10もしくは培地保存ボトル11並びに工程指示書12にそれぞれ対応させて貼り付けることが可能となり、所望する検体の管理が行い易くなる。さらに、使用者は検体保存機器31,33に対して検体の出し入れ操作時に必ず扉を閉塞するため、閉塞された場合に電子錠21,23の閉塞操作を指示すること無く、パソコン5にて自動的の閉塞指示することができ、人為操作による電子錠21,23の閉塞ミスを防止できる。
次に、図2に基づき取り違い防止システムの細胞加工施設への適用について説明する。図2において、第一の実施形態と同じ符号は同じ機能を示すものとする。当該取り違い防止システム1は、大学の研究室や病院等再生医療の現場となる建物に設置される細胞加工施設51の中に配置され、複数の検体保存機器にそれぞれ電子錠を設けて、1チャンバー1ドナーの思想に基づくシステムを構築するものである。
図2において、細胞加工施設51は、複数の室から構成されており、その室内における空気清浄度がA乃至Dの4つに分けられたグレードで区別されるようになっており、グレードAは清浄度が最も高いことを示すものでCLASS100未満を、グレードBは清浄度がAの次に高いことを示すものでCLASS10000未満を、グレードCは清浄度がBの次に高いことを示すものでCLASS100000未満を、グレードDは清浄度が最も低いことを示すものでCLASS100000以上を、それぞれ現している。
細胞加工施設51は、空気清浄度がグレードDのエントランス室61、モニタリング室63、細胞保存室65と、空気清浄度がグレードCの一次ガウニング室67、サプライ室69、後室71と、空気清浄度がグレードBの2次ガウニング室73、第一細胞調整室75、第二細胞調整室77、デガウニング室79とから構成されている。
各室61,63,65,67,69,71,73,75,77,79は、隣り合う室と往き来するために少なくとも2つのドア62,64A,64B,66,68,70A,70B,72,74A,74B,76,78,80を有しており、GMP(清浄優良基準)に準拠してコンタミネーションや空気清浄度の変化を極力抑制すべく、一室における一方のドアが開放されている場合には、他方のドアには自動的にロックが掛けられるようにしている。特に、図2において、ヒトの動きを示す線(所謂、ヒトの動線)は、一方通行になるようにその方向性を規定するようにしている。ただし、グレードDの室へのドア62,64A,66,72の4つは、双方向にヒトの動線が取れるようにした。
エントランス室61とサプライ室69の区画壁、サプライ室69と第一細胞調整室75の区画壁、サプライ室69と第二細胞調整室77の区画壁、第一細胞調整室75と後室71の区画壁、及び、第二細胞調整室77と後室71の区画壁とには、それぞれ、物品や検体等を入れておく物品庫(パスボックスPB)101,103,105,107,109を設け、両室間で検体の出し入れを行えるようにしている。ただし、この物品庫(PB)は、やはり2つの扉があり、一つの物品庫における一方の扉が開放されている場合には、他方の扉には自動的にロックが掛けられるようにしている。特に、図2において、物の動きを示す線(所謂物の動線)は、一方通行になるようにその方向性を規定している。
エントランス室61は、その名の通り物やヒトが出入りする部屋である。モニタリング室63は、この細胞加工施設における再生医療に関わる機器や各室の状態を監視するモニタリング用のパソコンが配置される。細胞保存室65には、細胞の長期保存に必要な窒素を供給するための窒素自動供給システム110の一部を構成する窒素容器N2、及び取り違え防止システム1の一部を構成する集中管理用のパソコン5が配置されている。
一次ガウニング室67には、白衣や手指消毒器が配置され、空気清浄度がグレードCの室において作業する際に白衣を身に着けたり手指を消毒したりして、ヒトとしての清浄度を高め塵埃が周囲に飛び散らず、室の雑菌を付着しにくいようにするためのものである。
サプライ室69には、移動式の棚34や超低温フリーザ39、薬品保冷庫33が配置される。後室71には、培養を終了した検体をその容器毎消毒するための滅菌器(オートクレーブ)100が配置される。二次ガウニング室73には、白衣よりも塵埃を飛び散りにくい無塵衣や手指消毒器が配置され、空気清浄度がグレードCの室において身につけた白衣を脱いだり白衣の上に無塵衣を身に着けたり、再度手指を消毒したりして、ヒトとしての清浄度をさらに高め、空気清浄度のアップしたグレードBの室に入る準備をするための室である。
第一細胞調整室75及び第二細胞調整室77には、それぞれインキュベータ31や、薬品保冷庫33、バイオハザード対策キャビネット35、顕微鏡36、遠心分離器38が配置される。
デガウニング室79では、調整室75もしくは77で作業を終えた使用者が白衣や無塵衣を脱いだり、手指を再度消毒したりして、空気清浄度がグレードBの室においてヒトに付着した細菌等を置き去りにし、空気清浄度がより低いグレードCの室への移動の準備をするところである。
以上詳述した如く本取り違え防止システム1によれば、パソコン5により複数の検体保存機器31,33の電子錠21,23をそれぞれ独立して開閉制御・管理することができ、各検体保存機器31,33に対して1ドナーの検体を収納・保存する1ドナー1チャンバーの体制を構築することが可能となる。
また、工程指示書12に貼り付けられたバーコード15をバーコードリーダ6で読み取り、パソコン5により読取結果に対応する同じバーコードが貼り付けられた培養容器10もしくは培地保存ボトル11が収納されている検体保存機器の電子錠21,23だけを開閉操作することができ、1ドナー1チャンバーの状態を構築すると共に、一つでも検体保存機器の電子錠が開放されていれば、それ以外の検体保存機器の電子錠を閉塞状態にロックさせるという体制を構築でき、人為操作ミスによる検体の取り間違えを防止することが可能となり、再生医療現場における安全性を向上できる。
本第二実施例の取り違え防止システム1によれば、細胞保存室65もしくはモニタリング室63に配置したパソコン5により複数のインキュベータ31,及び薬品保冷庫33の電子錠21,23をそれぞれ独立して開閉制御・管理することができ、各機器31,33に対して1ドナーの検体を収納・保存する1ドナー1チャンバーの体制を構築することが可能となる。
また、細胞保存室65もしくはモニタリング室63において、工程指示書12に貼り付けられたバーコード15をバーコードリーダ6で読み取り、パソコン5により読取結果に対応する同じバーコードが貼り付けられた培養容器10もしくは培地保存ボトル11が収納されている機器(ここでは、インキュベータ31か薬品保冷庫33)の電子錠21,23だけを開閉操作することができ、検体を保存する機器の電子錠が一つでも開放されていれば、検体を保存するそれ以外の機器の電子錠を閉塞状態にロックさせるという体制を構築でき、人為操作ミスによる検体の取り間違えを防止することが可能となり、再生医療現場における安全性を向上できる。
さらに、検体保存機器として培養装置31と薬品保冷庫33とを選定することにより、目的検体の培養に加えて長期保存ができる集中管理システムを構築することができ、パソコン5により、電子錠21,23を開放させた検体を保存する機器のみを、電子錠が閉塞中の外の全ての機器とは異なる表示状態で表示部81,83に表示させるため、電子錠が開放された即ち扉を開放することの可能な機器31,33を目視により確認することが可能となり、検体の出し入れ操作を行うべき機器を見分けることができ、検体の取り出しミスや入れ間違い即ち人為操作によるミスを未然に防ぐことが可能となる。
また、同じバーコード15を複数(ここでは少なくとも2枚)用意して、それぞれ別の室であったり別の機器に収納される培養容器10もしくは培地保存ボトル11並びに細胞保存室65もしくはモニタリング室63に配置した工程指示書12にそれぞれ対応させて貼り付けることが可能となり、所望する検体の管理が行い易くなる。使用者は、検体を保存中の機器31,33に対する検体の出し入れ操作時に必ず扉を閉塞するため、閉塞された場合に電子錠21,23の閉塞操作を指示すること無く、パソコン5にて自動的の閉塞指示することができ、人為操作による電子錠21,23の閉塞ミスを防止できる。
本発明の集中管理システムの構成図である。 本発明の検体保存機器の集中管理システムを採用した細胞加工施設の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 取り違え防止システム(集中管理システム)
5 パソコン
6 バーコードリーダ
7 バーコード発行機
10 培養容器
11 培地保存ボトル
12 工程指示書
15 バーコード
21,23 電子錠
31 インキュベータ(検体保存機器)
33 薬品保冷庫(検体保存機器)
35 バイオハザード対策用キャビネット
41,43,46,47 通信線
81,83 ランプ(表示部)

Claims (11)

  1. 再生医療における目的検体を保存する電子錠付きの複数の検体保存機器と、各保存機器と通信線により接続され各保存機器の電子錠を集中管理するパソコンと、このパソコンに接続されたバーコードリーダ及びバーコード発行機とから構成され、各検体保存機器には各バーコードラベルを貼りつけた1ドナーの検体を収納した培養容器もしくは培地保存ボトルを保存することを特徴とする検体保存機器の集中管理システム。
  2. 再生医療における目的検体を保存する電子錠付きの複数の検体保存機器と、各保存機器と通信線により接続され各保存機器の電子錠を集中管理するパソコンと、このパソコンに接続されたバーコードリーダ及びバーコード発行機とから構成され、前記バーコード発行機で発行した1ドナーのバーコードを1ドナーの検体を収納した培養容器もしくは培地保存ボトルに対応させた工程指示書に張り付け、前記バーコードリーダで貼り付けられた工程指示書のバーコードを読み取り当該バーコードを貼り付けた検体が収納される検体保存機器の電子錠を開閉操作することを特徴とする検体保存機器の集中管理システム。
  3. 前記検体保存機器は、前記培養装置と薬品保冷庫であることを特徴とする請求項2に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  4. 前記各検体保存機器に表示部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  5. 前記パソコンは、電子錠を開放させる検体保存機器の表示部を、他の件体保存機器の表示部と異なる表示状態に制御することを特徴とする請求項4に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  6. 再生医療における目的検体を保存する電子錠付きの複数の検体保存機器と、各保存機器と通信線により接続され各保存機器の電子錠を集中管理するパソコンと、このパソコンに接続されたバーコードリーダ及びバーコード発行機とから構成され、バーコード発行機は、検体に関する情報を入力する入力部と、当該情報をバーコード化して印刷する印刷部とを備えたことを特徴とする検体保存機器の集中管理システム。
  7. 前記バーコード発行機で発行され、且つ、あるドナーの検体を収納した培養容器もしくは培地保存ボトルに対応すると共に呼応する工程指示書に張り付けられるあるドナーに対応する複数のバーコードを備えたことを特徴とする請求項6に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  8. 再生医療における目的検体を保存する電子錠付きの複数の検体保存機器と、各保存機器と通信線により接続され各保存機器の電子錠を集中管理するパソコンとを備えたことを特徴とする検体保存機器の集中管理システム。
  9. 前記パソコンに接続されたバーコードリーダを備えた請求項8に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  10. 前記パソコンに接続されたバーコード発行機が、検体に関する情報を入力する入力部と、当該情報をバーコード化して印刷する印刷部とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の検体保存機器の集中管理システム。
  11. 前記検体保存機器には、扉の開閉を検出する開閉センサを設け、前記パソコンは、当該センサからの信号により扉が閉塞された場合に自動的に電子錠を閉塞させることを特徴とする請求項9に記載の検体保存機器の集中管理システム。
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