JP4583119B2 - 液体窒素自動供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、清浄環境に保持された作業空間を形成すると共にその外部に微生物や細菌等が漏れ出ないようにしたバイオハザード対策用キャビネットや、細胞や微生物などの培養物(試料)を培養する炭酸ガス(CO2)インキュベータやマルチガスインキュベータを備えた複数の培養装置、及び薬品や血液等を冷却保存・管理する薬品保冷庫、−80℃以下の低温(所謂超低温)に冷却される超低温フリーザー等の複数の試料保存装置(これらを総称して検体保存機器という)を、その使用目的と製作工程に合わせてそれぞれ複数の室に配置し、細胞を培養する細胞培養(CPC_Cell Processing Center)施設において使用される液体窒素自動供給システムに関するものである。
バイオハザード対策用キャビネット(従前は安全キャビネットと称しており、以下単にキャビネットという)は、危険な微生物や細菌等の試料を取り扱う清浄な(無菌の)環境に保持された作業空間を形成するものであり、マルチガスインキュベータ(培養装置)は、内部(培養室内)の温度やCO2濃度、N2濃度、O2濃度等のガス濃度を一定に保持し、装置内部を無菌状態として、培養対象たる細胞や微生物などの培養物(試料)を培養するものであるため、その作業空間や装置内部は、定期的な滅菌処理が必要となる。
また、キャビネットから取出した試料を複数の培養装置や薬品保冷庫(即ち、試料保存装置)に、それぞれ独立して、試料毎に別個に収納して、検体保存を行うことがある。この検体の長期保存に使用される機器の一つである超低温フリーザーは、電気式の冷凍庫であるため、保存温度や信頼性及び確実性の面で限界があり、液体窒素の超低温領域の沸点を利用して検体を保存する所謂気相保存の方式が主流になりつつあり、この気相保存において重要な液体窒素を自動的に供給する「液体窒素自動供給システム」が近年脚光を浴びつつある。
一方、近年治療用遺伝子を利用する病気治療の研究や臨床化(所謂、遺伝子治療)が進められており、遺伝子治療では、ウィルスの内部に治療用遺伝子を導入することによって作製されるベクターと呼ばれる遺伝子組換体を、治療用遺伝子を運ぶ担体としている。このベクター内のウィルスが治療しようとしている細胞に感染した際には、ウィルスは、予め導入されている治療用遺伝子を放出するため、当該ベクターによる遺伝子治療の効果を発揮し、細胞の治療が期待できることになる。ただし、当該ベクターを治療に用いる場合には、ウィルスの持つ病原性を取り除く必要があり、ウィルス内の遺伝子本体若しくは遺伝子本体を起動する別の遺伝子を取り除く加工処理の後、治療用遺伝子を導入する処理、ベクターの培養処理、ベクター作製に必要な材料の保存及びベクターの品質管理等のGMP(Good Manufacturing Practice)に示された各種の基準をクリアしなければならない。特許文献1に示されるように、この基準をクリアするベクターの作製方法及びその作製施設が提案されてる。
また、ベクターの作製施設には、細胞の凍結保存用に−80℃以下の温度(超低温)に維持する超低温フリーザーや、特許文献2もしくは3に示されるように、液体窒素を自動的に供給して窒素の持つ超低温領域の沸点を利用して凍結させる液体窒素自動供給装置がある。
特開2003−47457号公報 特開平7−269792号公報 特開2004−53205号公報
まず、特許文献2に示される液体窒素自動供給装置は、超伝導磁石のように液体窒素を使用する極低温装置に対して液体窒素を自動供給するものであり、特許文献1で示されるような、ベクター作製施設への使用については何ら考慮されていない。また、特許文献3に示される液化ガス供給装置にあっては、液化ガスを貯蔵する容器から窒素を所望の凍結保存する生物試料に対して自動供給するにあたり、液化ガスが蒸発して損失することは否めないため、液化ガスを液体窒素の保存タンクから定期的に補充するための方法及び装置が開示されるものであって、当該液体窒素を保存するタンクは高圧状態で窒素を保存するが、頻繁な窒素補充作業及び内外部の温度差も手伝って、タンク内部での窒素の蒸発は否めず、タンク内に発生する窒素ガスは、高圧力下では爆発の危険があるため、タンク内がある一定の圧力以上になった場合には、窒素ガスをタンク外部に排気して、爆発の危険を回避する方法を採るのが一般的であった。
本発明は、このような液体窒素自動供給システムにあって、屋外に配置される液体窒素タンクに発生する窒素ガスをマルチガスインキュベータに供給して、無駄に排出されていた窒素ガスの有効利用を図ることを目的とする。また、液体窒素タンクから窒素が自動供給される凍結保存容器に発生する窒素ガスの有効利用することを目的とする。
請求項1の発明の液体窒素自動供給システム(1)は、二酸化炭素ガスや窒素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のマルチガスインキュベータ(11)と、屋外に配置される液体窒素タンク(13)と、該タンク(13)と液体供給管(14)で連結され液体窒素を貯溜する屋内に配置される凍結保存容器(15)と、前記凍結保存容器(15)の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置(16)とを備え、前記タンク(13)内に発生した窒素ガスを前記インキュベータ(11)に供給するようにしたものである。
請求項2の発明の液体窒素自動供給システム(1)は、二酸化炭素ガスや窒素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のマルチガスインキュベータ(11)と、屋外に配置される液体窒素タンク(13)と、該タンク(13)と液体供給管(14)で連結され液体窒素を貯溜する屋内に配置される凍結保存容器(15)と、前記凍結保存容器(15)の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置(16)とを備え、前記タンク(13)内に発生する窒素ガスを前記インキュベータ(11)に供給する第1のガス管(21)を設けたものである。
請求項3の発明の液体窒素自動供給システム(1)は、二酸化炭素ガスや窒素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のマルチガスインキュベータ(11)と、屋外に配置される液体窒素タンク(13)と、該タンク(13)と液体供給管(24)で連結され液体窒素を貯溜する屋内に配置される凍結保存容器(15)と、前記凍結保存容器(15)の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置(16)とを備え、前記凍結保存容器(15)の上部に連結され当該容器内部に発生する窒素ガスを前記インキュベータ(11)に供給する第2のガス管(22)を設けたものである。
請求項4の発明の液体窒素自動供給システム(1)は、二酸化炭素ガスや窒素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のマルチガスインキュベータ(11)と、屋外に配置される液体窒素タンク(13)と、該タンク(13)と液体供給管(14,24)で連結され液体窒素を貯溜する屋内に配置される凍結保存容器(15)と、前記凍結保存容器(15)の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置(16)とを備え、前記タンク(13)及び凍結保存容器(15)のそれぞれの上部に連結され内部に発生する窒素ガスを前記インキュベータ(11)に供給する複数のガス管(21,22)を設けたものである。
請求項5の発明の液体窒素自動供給システム(1)は、ガス濃度が調節される空間の酸素濃度を検出し表示する酸素モニター(28)を設けたものである。
以上詳述した如く請求項1の発明によれば、−195.8℃を沸点とする液体窒素を圧力を掛けて保存する液体窒素タンクは、保存容量に関係する自身の大きさと液体窒素の定期補充の面もあって、通常戸外に配置される。戸外の平均温度を20℃と考えた場合、タンクの内外部の温度差は、実に220℃程度となるため、タンク内の液体窒素が自然に蒸発することは否めない。しかも、タンク内の圧力が上昇し過ぎると爆発する危険があることから、ある圧力以上になった場合に、この自然蒸発で発生した窒素ガスを、タンクから定期的に排出する必要があった。この定期的に排出されていた液体窒素タンク(13)内の窒素ガスをマルチガスインキュベータ(11)に供給することで、窒素の有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ(11)に常備される窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベの小型化や、窒素使用量の削減を図ることができる。
以上詳述した如く請求項2の発明によれば、定期的に排出されていた液体窒素タンク(13)内の窒素ガスを、マルチガスインキュベータ(11)と液体窒素タンク(13)とを連結する第1のガス管(14,24)を利用してインキュベータ(11)に供給することで、単に廃棄していた窒素ガスの有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ(11)に常備される窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベの小型化や、窒素使用量の削減を図ることができる。
以上詳述した如く請求項3の発明によれば、定期的に排出されていた凍結保存容器(15)内の窒素ガスを、マルチガスインキュベータ(11)と凍結保存容器(154)とを連結する第2のガス管(22)を利用してインキュベータ(11)に供給することで、単に廃棄していた窒素ガスの有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ(11)に常備される窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベの小型化や、窒素使用量の削減を図ることができる。
以上詳述した如く請求項4の発明によれば、マルチガスインキュベータ(11)と液体窒素タンク(13)とを連結する第1のガス管(21)及び/又はマルチガスインキュベータ(11)と凍結保存容器(15)とを連結する第2のガス管(22)を利用して、定期的に排出されていた液体窒素タンク(13)及び凍結保存容器(15)内の窒素ガスを、インキュベータ(11)に供給することで、危険防止の関係上単に廃棄していた窒素ガスを強制的にインキュベータに供給し、その有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ(11)に常備される窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベの小型化や、窒素使用量の削減を図ることができる。
以上詳述した如く請求項5の発明によれば、細胞保存室(65)における酸素濃度を酸素モニター(28)で表示するので、凍結保存容器(15)から窒素ガスが排気されて保存室(65)内の酸素濃度に極端な変化があった場合でも、それを表示して、モニタリングすることが可能となり、且つ、過度の濃度上昇時には警報を鳴らしたり画面上に危険表示を行ったりして、使用者に対して酸素による爆発の危険等を報知することが可能となり、液体窒素自動供給システム(1)としての安全性を向上することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の液体窒素自動供給システムの第1実施例を示す構成図、図2は本発明の液体窒素自動供給システムの第2実施例を示す構成図、図3は本発明の液体窒素自動供給システムの第3実施例を示す構成図、図4は本発明の液体窒素自動供給システムの第4実施例を示す構成図、図5は本発明の液体窒素自動供給システムを採用した細胞培養施設(CPC_Cell Processing Center)の一例を示す平面図をそれぞれ示している。
本発明の第一の実施形態における液体窒素自動供給システム1は、大学の研究室や病院等再生医療の現場となる建物に設置される細胞培養施設(Cell Processing Center)2の中に配置されるものであって、バイオハザード対策用キャビネットキャビネット(図示せず)から取出した試料を試料毎に別個に収納して、液体窒素の超低温領域の沸点を利用して検体を保存する所謂気相保存方式のシステムを構成するものである。当該液体窒素自動供給システム1は、二酸化炭素ガスや窒素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整すべく細胞培養施設の内部に配置されるマルチガスインキュベータ11と、細胞培養施設2の家屋外に配置される第1の液体窒素タンク13と、該第1の液体窒素タンク13と第1の液体供給管14で連結され液体窒素を貯溜すべく細胞培養施設2の屋内(例えば細胞保存室)に配置される凍結保存容器15と、前記凍結保存容器15の液体窒素を所望の場所、ここではマルチガスインキュベータ11に搬送・供給する自動供給装置16とを備え、特にタンク13内に発生した窒素ガスをインキュベータ11に強制的に供給するようにしたものである。このタンク13内に発生した窒素ガスをインキュベータ11に強制的に供給するにあたり、インキュベータ11と液体窒素タンク13とを、第1のガス管21にて接続している。
このような構成によれば、−195.8℃を沸点とする液体窒素を圧力を掛けて保存する液体窒素タンク13は、保存容量に関係する自身の大きさと液体窒素の定期補充の面もあって、通常、細胞培養施設2の戸外に配置される。戸外の平均温度を20℃と考えた場合、タンクの内外部の温度差は、実に220℃程度となるため、タンク内の液体窒素が自然に蒸発することは否めない。しかも、タンク内の圧力が上昇し過ぎると爆発する危険があることから、ある圧力以上になった場合に、この自然蒸発で発生した窒素ガスを、タンクから定期的に排出する必要があった。この定期的に排出されていた液体窒素タンク13内の窒素ガスを第1のガス管21によりマルチガスインキュベータ11に供給することで、廃棄されることが前提となっていた液体窒素タンク13内部の窒素ガスの有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ11に常備されている窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベ(図示せず)の小型化を図ることが可能となり、窒素使用量の削減が図れる。
尚、28は凍結保存容器15が配置される室(ここでは、細胞保存室)の酸素濃度を検出する酸素センサ29からの検出信号を入力し、当該酸素の変化により保存容器15から室内に排出される液体窒素によって酸素濃度が変化した場合にそれを表示する酸素モニターである。
以上詳述した如く構成によれば、細胞保存室65における酸素濃度を酸素モニター28で表示するので、凍結保存容器15から窒素ガスが排気されて保存室65内の酸素濃度に極端な変化があった場合でも、それを表示して、モニタリングすることが可能となり、且つ、過度の濃度増加時若しくは濃度低下時には、警報を鳴らしたり画面上に危険表示を行ったりして、使用者に対して酸素による爆発の危険等を報知することが可能となり、液体窒素自動供給システム1としての安全性を向上することができる。ただし、酸素濃度の情報を表示するだけでは、単なる報知に過ぎないため、細胞培養施設2内での作業に従事する人の安全を確保することはできない。このため酸素濃度がある値(例えば16%)以下に低下した場合には、流入する空気量を増大すべく、空調システムにフェイルセーフの機能を備えることが望ましい。因みに、当該機能としては、空気の供給量を通常時の3乃至5倍に急激に増大させるようにすれば良い。
本発明の第二の実施形態として、図2を参照して説明する。図2において、図1と同符号のものは同じ構成を示すものとする。23は、細胞培養施設の家屋外に設置され図1に示す第1の液体窒素タンク13よりもその収納容量の大きな第2の液体窒素タンク、24は当該第2の液体窒素タンク23と凍結保存容器15とを連結するとともに、窒素ガスの廃棄用の排気管24bを備えた第2の液体供給管、25は第2の液体窒素タンク23とマルチガスインキュベータ11とを連結する第1のガス管である。尚、排気管24bには、後述する第2のガス管による窒素ガスの排出時には閉塞できるガス制御弁が設けてある。この第2の実施例によれば、細胞培養施設(CPC)の屋外に配置されるタンクの容量が大きいため、液体窒素の使用頻度が同様であれば、第1実施例に比べてタンクへの液体窒素の充填若しくはタンク交換の時期を遅らせることが可能となる。
本発明の第三の実施形態として、図3を参照して説明する。図3において、図1と同符号のものは同じ構成を示すものとする。22は、凍結保存容器15と第1のガス管21とを連結する第2のガス管であり、凍結保存容器15の内部に発生する窒素ガスを、当該第2のガス管22及び第1のガス管21を介してインキュベータ11に供給するものである。
以上詳述した如く構成によれば、この定期的に排出されていた凍結保存容器15内の窒素ガスを第2のガス管22によりマルチガスインキュベータ11に供給することで、廃棄されることが前提となっていた凍結保存容器15内部の窒素ガスの有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ11に常備されている窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベ(図示せず)の小型化を図ることが可能となり、窒素使用量の削減が図れる。
本発明の第四の実施形態として、図4を参照して説明する。図4において、図2と同符号のものは同じ構成を示すものとする。26は、結保存容器15と第1のガス管24とを連結する第2のガス管であり、凍結保存容器15の内部に発生する窒素ガスを、当該第2のガス管26及び第1のガス管24を介してインキュベータ11に供給するものである。この第4の実施例によれば、細胞培養施設(CPC)の屋外に配置されるタンクの容量が大きいため、液体窒素の使用頻度が同様であれば、第3実施例に比べてタンクへの液体窒素の充填若しくはタンク交換の時期を遅らせることが可能となることに加え、廃棄されることが前提となっていた凍結保存容器15内部の窒素ガスの有効利用を図ることができる。
本発明の第五の実施形態として、図5を参照して説明する。図5において、液体窒素自動供給システム1は、大学の研究室や病院等再生医療の現場となる建物に設置される細胞加工施設(Cell Processing Center)2の中に配置され、再生医療における目的検体(例えば、ドナー細胞)を保存する複数の検体保存機器3を配置する。 検体保存機器3としては、インキュベータにて代表される培養装置31や、冷却装置を備えた薬品保冷庫33、バイオハザード対策キャビネット35、超低温フリーザー、恒温恒湿庫、滅菌庫等があり、本実施例においては、インキュベータ31と薬品保冷庫33を採用している。
インキュベータ31は、前面に開口を有する断熱箱本体と、この開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とでその内部に培養室を形成しており、内部(培養室内)の温度やCO2濃度を一定に保持し、内部を無菌状態として培養対象としての細胞や微生物などの培養物(試料)を培養するものであるため、その内部は定期的な滅菌処理が必要となる。また、試料の培養にあたっては、培養室(貯蔵室)内の温度調節用に、加熱ヒータ及びその制御装置を設けている。この培養室の内部は、複数の棚により上下に区画され、培養室の底面には、加湿用の水を貯溜する加湿皿が配置され、金属例えばステンレス製の内箱の底面外側に配置された加熱手段により加熱されて水を蒸発させる。断熱扉の後方には、前面開口2Aを開閉する透明な内扉が配置される。
薬品保冷庫33は、前面に開口を有する断熱箱本体と、この開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とでその内部に保冷室を形成しており、下部に設けられた冷却装置により冷却された空気を当該保冷室に循環させて保冷室内を所望の温度に冷却するものである。本例では、断熱扉を上下に2枚配置し、上の扉には内部を透視できるように透明窓を設けている。
バイオハザード対策キャビネット35は、検体の採取やマイクロプレートへの出し入れ等の人為作業を行う為の作業台と、この作業台を底とする作業空間の前面を開閉する透明扉と、この作業空間内を負圧にすると共に作業空間内を空気清浄どのレベルでClass100以下のグレードAに維持する空気清浄装置を備えている。
キャビネット35の作業空間は、背面の仕切板、左右の側板、天板、及び底板としての作業台により前面が開口した作業領域によって形成されおり、この作業空間の下方から背方及び上方にわたる一連の連通路(図示せず)を形成することで、キャビネットの運転中には常に作業空間に対して上面から清浄な空気を注入し、底面からこの連通路を介してキャビネットの上方へ排気する。図示しないが、作業空間の天面の上方には、作業空間に対して上面から清浄な空気を注入するためのHEPAフィルタからなる吸気用の高性能フィルタ及び送風機と、吸気用とは空気流通を遮断して配置される排気用の高性能フィルタ及び送風機とが設けられている。
図5において、細胞培養施設2は、複数の室から構成されており、その室内における空気清浄度がA乃至Dの4つに分けられたグレードで区別されるようになっており、グレードAは清浄度が最も高いことを示すものでCLASS100未満を、グレードBは清浄度がAの次に高いことを示すものでCLASS10000未満を、グレードCは清浄度がBの次に高いことを示すものでCLASS100000未満を、グレードDは清浄度が最も低いことを示すものでCLASS100000以上を、それぞれ現している。
細胞培養施設2は、空気清浄度がグレードDのエントランス室61、モニタリング室63、細胞保存室65と、空気清浄度がグレードCの一次ガウニング室67、サプライ室69、後室71と、空気清浄度がグレードBの2次ガウニング室73、第一細胞調製室75、第二細胞調製室77、デガウニング室79とから構成されている。
各室61,63,65,67,69,71,73,75,77,79は、隣り合う室と往き来するために少なくとも2つのドア62,64A,64B,66,68,70A,70B,72,74A,74B,76,78,80を有しており、コンタミネーションや空気清浄度の変化を極力抑制すべく、一室における一方のドアが開放されている場合には、他方のドアには自動的にロックが掛けられるようにしている。特に、図2において、ヒトの動きを示す線(所謂、ヒトの動線)は、一方通行になるようにその方向性を規定するようにしている。ただし、グレードDの室へのドア62,64A,66,72の4つは、双方向にヒトの動線が取れるようにした。
エントランス室61とサプライ室69の区画壁、サプライ室69と第一細胞調製室75の区画壁、サプライ室69と第二細胞調製室77の区画壁、第一細胞調製室75と後室71の区画壁、及び、第二細胞調製室77と後室71の区画壁とには、それぞれ、物品や検体等を入れておく物品庫(パスボックスPB)101,103,105,107,109を設け、両室間で検体の出し入れを行えるようにしている。ただし、この物品庫(PB)は、やはり2つの扉があり、一つの物品庫における一方の扉が開放されている場合には、他方の扉には自動的にロックが掛けられるようにしている。特に、図5において、物の動きを示す線(所謂物の動線)は、一方通行になるようにその方向性を規定している。
エントランス室61は、その名の通り物やヒトが出入りする部屋である。モニタリング室63は、この細胞加工施設における再生医療に関わる機器や各室の状態を監視するモニタリング用のパソコンが配置される。細胞保存室65には、細胞の長期保存に必要な窒素を供給するための液体窒素自動供給システム1の一部を構成する凍結保存容器N2、及び取り違え防止システムの一部を構成する集中管理用のパソコン5が配置されている。
一次ガウニング室67には、白衣や手指消毒器が配置され、空気清浄度がグレードCの室において作業する際に白衣を身に着けたり手指を消毒したりして、ヒトとしての清浄度を高め塵埃が周囲に飛び散らず、室の雑菌を付着しにくいようにするためのものである。
サプライ室69には、移動式の棚34や超低温フリーザ39、薬品保冷庫33が配置される。後室71には、培養を終了した検体をその容器毎消毒するための滅菌器(オートクレーブ)100が配置される。二次ガウニング室73には、白衣よりも塵埃を飛び散りにくい無塵衣や手指消毒器が配置され、空気清浄度がグレードCの室において身につけた白衣を脱いだり白衣の上に無塵衣を身に着けたり、再度手指を消毒したりして、ヒトとしての清浄度をさらに高め、空気清浄度のアップしたグレードBの室に入る準備をするための室である。
第一細胞調製室75及び第二細胞調製室77には、それぞれインキュベータ31や、薬品保冷庫33、バイオハザード対策キャビネット35、顕微鏡36、遠心分離器38が配置される。
デガウニング室79では、調製室75もしくは77で作業を終えた使用者が白衣や無塵衣を脱いだり、手指を再度消毒したりして、空気清浄度がグレードBの室においてヒトに付着した細菌等を置き去りにし、空気清浄度がより低いグレードCの室への移動の準備をするところである。
以上詳述した如く本液体窒素自動供給システム1によれば、定期的に排出されていた液体窒素タンク13内の窒素ガスを第1のガス管21によりマルチガスインキュベータ11に供給することで、廃棄されることが前提となっていた液体窒素タンク13内部の窒素ガスの有効利用を図るとともに、マルチガスインキュベータ11に常備されている窒素の圧縮ガスを封入する窒素ボンベ(図示せず)の小型化を図ることが可能となる。
本発明の液体窒素自動供給システムの第1実施例を示す構成図である。 本発明の液体窒素自動供給システムの第2実施例を示す構成図である。 本発明の液体窒素自動供給システムの第3実施例を示す構成図である。 本発明の液体窒素自動供給システムの第4実施例を示す構成図である。 本発明の液体窒素自動供給システムを採用した細胞培養施設(CPC_Cell Processing Center)の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 液体窒素自動供給システム
2 細胞培養施設(CPC)
11 マルチガスインキュベータ
13,23 液体窒素タンク
14 第1の液体供給管
15 凍結保存容器
16 自動供給装置
21,25 第1のガス管
22,26 第2のガス管
24 第2の液体供給管


Claims (5)

  1. 素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のインキュベータと、屋外に配置され圧力をかけて液体窒素を保存する液体窒素タンクと、該タンクと液体供給管で連結され液体窒素を貯溜し屋内に配置される凍結保存容器と、前記凍結保存容器の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置とを備えた液体窒素自動供給システムにおいて、前記液体窒素タンク内に発生した窒素ガスを前記インキュベータに供給するようにしたことを特徴とする液体窒素自動供給システム。
  2. 素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のインキュベータと、屋外に配置され圧力をかけて液体窒素を保存する液体窒素タンクと、該タンクと液体供給管で連結され液体窒素を貯溜し屋内に配置される凍結保存容器と、前記凍結保存容器の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置とを備えた液体窒素自動供給システムにおいて、前記液体窒素タンクの上部に連結されタンク内に発生する窒素ガスを前記インキュベータに供給するガス管を設けたことを特徴とする液体窒素自動供給システム。
  3. 素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のインキュベータと、屋外に配置され圧力をかけて液体窒素を保存する液体窒素タンクと、該タンクと液体供給管で連結され液体窒素を貯溜し屋内に配置される凍結保存容器と、前記凍結保存容器の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置とを備えた液体窒素自動供給システムにおいて、前記凍結保存容器の上部に連結され当該容器内部に発生する窒素ガスを前記インキュベータに供給するガス管を設けたことを特徴とする液体窒素自動供給システム。
  4. 素ガスの供給量を制御して庫内のガス濃度を調整する屋内配置のインキュベータと、屋外に配置され圧力をかけて液体窒素を保存する液体窒素タンクと、該タンクと液体供給管で連結され液体窒素を貯溜し屋内に配置される凍結保存容器と、前記凍結保存容器の液体窒素を所望の場所に搬送・供給する自動供給装置とを備えた液体窒素自動供給システムにおいて、前記液体窒素タンク及び凍結保存容器のそれぞれの上部に連結され内部に発生する窒素ガスを前記インキュベータに供給するガス管を設けたことを特徴とする液体窒素自動供給システム。
  5. 請求項4に記載の液体窒素自動供給システムにおいて、ガス濃度が調節される空間の酸素濃度を検出し表示する酸素モニターを設けたことを特徴とする液体窒素自動供給システム。
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