JP2005239365A - 給油確認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給油状態や油の落下位置ずれの有無を遠隔で確認することができる。
【解決手段】自動給油機9から配管10、分配器11、給油ノズル12、給油ノズル先端13を介して潤滑油20は駆動チェーン7に吐出され、注油された潤滑油20の一部は下方に落下する。落下した潤滑油20は、投光部21aからの光ビームを遮光するため、受光部21bでは光ビームを受光できず、受光部21bからの遮光信号は、表示板22に送信され、駆動チェーン7に相当する「第1チェーン」の表示灯23は消灯する。一方、油が光学センサ21を通過していない場合、投光部21aからの光ビームは受光部21bに到達し、受光部21bからの受光の信号は、表示板22に送信され、「第1チェーン」の表示灯が点灯する。表示灯23の点滅状態を観察し、略周期的に点滅すれば、注油の位置ずれはなく、また正常に注油されていると判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被供給体に対して給油を遠隔で確認可能な給油確認装置に関する。
一般的に、図4に示すように、エスカレータ1の踏段2は、案内レール3により移動され、案内レール3は踏段チェーン4によって駆動されている。この踏段チェーン4は、駆動ギア5と従動ギア6との間に渡し掛けられており、駆動ギア5は、駆動チェーン7を介して駆動機構8によって駆動されている。したがって、駆動機構8を駆動することにより駆動ギア5が回転し、従動ギア6とともに踏段チェーン4を駆動させ、踏段2を移動させている。また、エスカレータ1には、踏段チェーン4および駆動チェーン7へ潤滑油等の油を給油するための給油ノズル先端13a,13b,13cが設けられている。
図5には、駆動チェーン7に潤滑油を給油する自動給油機9が示されている。この自動給油機9は、潤滑油を配管10、分配器11、給油ノズル12を経由させて、給油ノズル先端13に送油するものであり、給油ノズル先端13から駆動チェーン7に注油される。また、給油ノズル12は、固定手段14により固定され、これにより、駆動チェーン7に対して正規な給油位置に給油ノズル先端13を案内することができる。さらに、自動給油機9には、操作盤15が設けられ、操作盤15では、送油するインターバルと送油時間、および送油を連続または滴下とするかの注油状態の選択、送油量などを操作することができる。さらに、自動給油機9には、テストスイッチ16が設けられ、テストスイッチ16を押すことによって、選択された注油状態で設定の送油量を送出させることができる。
図6に示すように、特許文献1には、給油案内装置17が設けられた乗客コンベアが提案されており、この給油案内装置17は、給油ノズル12の給油ノズル先端13が、駆動チェーン7に対して正規な給油位置に配置されるように、給油ノズル12を保持している。
また、特許文献2には、図7に示すように、エスカレータのフレームにボルトとナットで取り付けられた平板19aとこれに対向する他の平板19bとの間に緩衝材18a,18bを設け、この緩衝材18a,18bの間に給油ノズル12を配置し、給油ノズル12の固定を安定させ、給油ノズル先端13から正確な給油を行う装置が提案されている。
特開2000−95472号公報 特開平9−24995号公報
しかしながら、上記特許文献1,2のいずれも、給油ノズル先端を正規な給油位置に案内または保持するものではあるが、振動等により、万が一、給油ノズルの固定または保持に位置ずれが生じた場合、給油位置のずれの有無を確認するために、エスカレータの運転を停止させ、踏段を取り外し、例えば自動給油機9のスイッチボタン15(図5)をオンさせて、各チェーンへの給油位置を目視で確認しなければならなかった。
したがって、エスカレータの運転時には、各チェーンの給油位置ずれの有無は確認できず、また、確認の際には大がかりな作業が必要となり、時間と労力を要していた。
一方、エスカレータは、他の装置同様に、振動等により固定部が緩み、位置ずれを生じる可能性があり、給油の際には、被給油体であるチェーンなどに対する給油位置ずれの有無を定期的に確認する必要が生じる。万が一、適正な潤滑油の給油が行われない場合には、チェーンなどから異音が発生したり、また場合によってはチェーンが切断してしまうおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、被供給体に対して給油を遠隔で確認可能な給油確認装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の給油確認装置は、以下の特徴を有する。
(1)油タンクから配管を介して供給される油を被給油体に吐出する給油ノズルと、前記給油ノズルから供給され前記被給油体を経て落下する油を検出するセンサと、前記センサにより検出された油の落下状態を表示する表示部と、を有する給油確認装置である。
センサにより被給油体を経て落下した油を検出することができ、さらにこのセンサによる検出結果が表示部に表示されることができるため、直にチェーンに給油しその給油位置をその場で目視確認する必要がなくなる。さらに、上記表示部を容易に観察可能な遠隔地に配置することによって、エスカレータを停止させ、踏段を外す作業を行わずに、簡便に給油位置のずれの有無および給油状態を把握することができる。
(2)上記(1)に記載の給油確認装置において、前記センサは、前記油の落下により遮断するように配置された一対の光学センサであり、前記光学センサは、落下する油を挟むように対峙して設けられた投光部と受光部とからなる。
被給油体を経て落下する油を光学センサを用いて簡便に検出することができる。また、光学センサは小型であるため、エスカレータ内に配置する際に場所を制約されることがない。
(3)上記(1)に記載の給油確認装置において、前記センサは、前記油の落下位置に設けられ一端が回動可能に軸支されたトレイと、前記トレイを挟むように対峙して設けられた一対の光学センサと、を有し、前記光学センサは、投光部と受光部とからなる。
光学センサのみの場合には、油の落下位置を特定しその位置に光学センサを配置しなければならないが、トレイを用いた場合には、厳密に光学センサを配置することなく、油が落下した際に回動するトレイによって光学センサからの投光が遮光または透過され、これにより、光学センサは油の落下の有無を検出することができる。したがって、油の落下位置のずれの有無や給油状態をより正確に検出することができる。
(4)上記(3)に記載の給油確認装置において、前記トレイは、その他端の開放端部が互いに対向するように配置された少なくとも1組のトレイである。
上述のトレイ構成とすることにより、被給油体が例えばチェーンの場合、このチェーンが双方向運転された場合であっても、油の落下位置ずれの有無や給油状態を正確に検出することができる。
(5)上記(3)または(4)に記載の給油確認装置において、さらに、前記トレイの他端の開放端部は、弾性体により支持されている。
これにより、トレイの大幅な回動を抑制しつつ、油の落下を検出することができる。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の給油確認装置において、前記被給油体は、エスカレータの踏段および/または移動手摺を駆動させるためのチェーンである。
本発明によれば、給油状態や油の落下位置ずれの有無を遠隔で確認することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、背景技術において説明した構成と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の第1の実施形態の給油確認装置について、図1を用いて説明する。
自動給油機9は、配管10、分配器11、給油ノズル12を経由させ、給油ノズル先端13に潤滑油20を送油する。潤滑油20は、給油ノズル先端13から吐出され被給油体である駆動チェーン7に注油される。
一方、駆動チェーン7の下方には、注油後、駆動チェーン7から落下する油を検出する光学センサ21が配置されている。さらに詳細に説明すると、光学センサ21は、投光部21aと受光部21bとからなり、この投光部21aと受光部21bとの間に落下する油を通過させ、通過した油により投光部21aからの光が遮光または透過したことを受光部21bで検出することによって、油の落下の位置ずれの有無や落下油の量などを検出することができる。また、光学センサ21は、エスカレータ内部にあるアングル25に、ボルトとナット等により取り付けられた腕24により、油の通過検出可能な位置に把持されている。なお、光学センサ21は、エスカレータの各チェーン毎に少なくとも1つ以上設けられている。また、投光部21aと受光部21bの間隔は、チェーンの幅程度にしておくことにより、誤動作を防止することができる。
また、エスカレータの外側であって監視者が容易に監視可能な遠隔地に、光学センサ21からの検出信号を滴下検出器を介して受信し表示する表示板22が設けられている。そして、この表示板22には、各チェーンの油の落下状態を各々表示するための表示灯23が少なくとも1つ以上設けられている。なお、上記滴下検出器も、各チェーンからの落下状態を検出した各々の検出信号を受信可能なように複数個設けられている。
次に、図1に示す給油確認装置の動作の一例について以下に説明する。
例えば、定期保守作業時に、保守作業員がエスカレータを停止させ、自動給油機9の操作盤15の「滴下」ボタンをオンにし、テストスイッチ16をオンすることによって、自動給油機9から配管10、分配器11、給油ノズル12、給油ノズル先端13を介して潤滑油20が駆動チェーン7に対して吐出される。注油された潤滑油20は、駆動チェーン7のリング部分を被膜しながら、潤滑油20の一部は下方に落下する。この落下した潤滑油20は、光学センサ21を通過する際に、投光部21aからの光ビームを遮光し、その結果、受光部21bでは光ビームを受光できない。受光部21bからの遮光の信号は、滴下検出器を介して表示板22に送信され、駆動チェーン7に相当する「第1チェーン」の表示灯23が消灯する。一方、油が光学センサ21を通過していないときは、投光部21aからの光ビームは受光部21bに到達し、受光部21bからの受光の信号は、滴下検出器を介して表示板22に送信され、「第1チェーン」の表示灯が点灯する。
そして、保守作業員は、表示灯23の点滅状態を観察して、例えば略周期的に点滅すれば、注油の位置ずれはなく、また正常に注油されていると判断することができる。これにより、従来のように、エスカレータの踏段を外し、直接目視にて給油状態を確認する必要はなくなり、遠隔で各チェーン等への給油個所の給油状態を確認することができる。
なお、上記実施の形態では、停止状態での検出について説明したが、エスカレータを運転しながら給油状態や給油位置ずれの有無を確認するためには、被給油体であるチェーンが移動方向に移動することによる油落下領域の拡大を考慮し、幅広い範囲の検出可能なセンサ、例えば、光ビーム幅を広げた投光部と受光部の組み合わせなどを用いることが好ましい。
さらに、本発明の第2の実施形態の給油確認装置について、図2を用いて説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態では、被給油体であるチェーンなどの下に、落下油を補足するためのトレイ26が設けられている。このトレイ26は、一端が軸28により回動可能に軸支され、他端は開放端になっている。この開放端部は、弾性体である例えばバネ27により支持され、さらに開放端部の下には、油の落下によるトレイ26大幅な回動を抑制するためのストッパ29がバネ27近傍に設けられている。また、給油ノズル先端13は、トレイ26の開放端より少し駆動チェーン7の運転方向(矢印方向)に寄った位置に設置される。これにより、エスカレータの運転を停止させた場合でも、トレイ26上に油は確実に落下し、また、エスカレータを運転させ、駆動チェーン7が矢印方向に移動しながら油を落下させた場合であっても、トレイ26上に油を落下させることができる。
また、光学センサである投光部30a、受光部30bは、トレイ26を挟むように対峙して設けられており、受光部30bからの信号は滴下検出器30を介して表示板22に送信される。また、本実施の形態では、投光部30aと受光部30bは、油がトレイ26に落下する前のトレイ26の位置では、投光部30aからの光ビームは受光部30bにて受光され、一方、油が落下してトレイ26が回動して開放端が下方に下がった状態では、投光部30aからの光ビームはトレイ26により遮光され受光部30bに到達しないように配設されている。なお、投光部30aと受光部30bは、上述の配置に限るものではなく、例えば遮光と透過の関係が上述と逆になるように配設されていてもよい。
次に、本実施の形態の給油確認装置の動作の一例について以下に説明する。
給油ノズル先端13から潤滑油20が駆動チェーン7に注油され、駆動チェーン7を被膜したのちに落下した潤滑油20の一部は、エスカレータ停止中、運転中のいずれの場合でも、トレイ26上に落下する。トレイ26は、この落下した油により、バネ27に反発力に抗して回動し、一旦トレイ26の開放端が下方に下がる。このトレイ26の回動によって、投光部30aからの光ビームは、トレイ26により遮光され受光部30bには到達しない。そして、受光部30bからの遮光の信号は、滴下検出器30を介して表示板22に送信され、駆動チェーン7に相当する「第1チェーン」の表示灯は消灯する。一方、トレイ26上に油が落下した場合、トレイ26は、一旦バネ27に抗して回動するものの、そののちバネの反発力によってもとの位置に戻り、これにより、投光部30aからの光ビームは受光部30bにて受光され、この受光の信号は滴下検出器30を介して表示板22に送信され、「第1チェーン」の表示灯は点灯する。
保守作業員は、表示灯の点滅状態を観察して、例えば略周期的に点滅すれば、注油の位置ずれはなく、また正常に注油されていると判断することができる。これにより、従来のように、エスカレータの踏段を外し、直接目視にて給油状態を確認する必要はなくなり、遠隔で各チェーン等への給油個所の給油状態を確認することができる。
次に、本発明の第3の実施形態の給油確認装置について、図3を用いて説明する。なお、上記第1、第2の実施形態と同一の構成には同一の符号を付しその説明を省略する。
第2の実施の形態では、1つのトレイ26(図2)を用いて油の落下状態を検出しているが、本実施の形態では、特に、被給油体であるチェーンが双方向に移動した場合であっても給油状態や給油位置ずれの有無を容易に検出可能とするため、図3aから図3dに示すように、2つのトレイ26a,26bの開放端部が互いに対向するように配置された少なくとも1組のトレイ対からなる。そして、各トレイ26a,26bの開放端部にはそれぞれバネ27とストッパ29が設けられ、図3eに示すように、各トレイ26a,26bの他端はそれぞれ軸28により回動可能に軸支されている。また、各トレイ26a,26bに対して、光学センサとしてそれぞれ一対の投光部30aと受光部30bおよび投光部31aと受光部31bが配置されており、この投光部30aと受光部30bおよび投光部31aと受光部31bは、油が落下していない状態で、投光部30a,31aからの光ビームが、トレイ26a,26bにより遮光されて受光部30b,31bには到達せず、一方、油が落下し、トレイ26a,26bが回動した場合には、投光部30a,31aからの光ビームは、受光部30b,31bにて受光されるような位置に配設されている。
ここで、図3a、図3bに示す装置では、トレイ26a,26bの開放端側面x部およびy部の少なくともどちらか一方の一部分が切断され、両トレイ26a,26bが接触しない程度の距離Lをおいて、対向して配設されている。したがって、図3a、図3bの装置は、運転時のみならず、停止時でも給油状態等を確認できる構成となっている。
一方、図3c、図3dに示す装置では、停止時の確認が不要な場合の装置構成であり、したがって、トレイ26a,26bの開放端間の距離Lが図3a,3bの場合より大きく、また開放端の側面の切欠き形成は強いて必要ない。
なお、図3a,3bおよび図3c,3dのいずれの場合も、給油ノズル先端13は、停止時および運転中であっても、トレイ26a,26bのいずれかに落下油が補足可能な位置であってトレイ26a,26bのいずれかの軸28寄りに配置されている。
また、表示板の表示灯は、同一チェーンに対して2つ設けられ、例えば運転方向に対応して表示灯A,Bの要に設けられている。
次に、本実施の形態の給油確認装置の動作の一例について以下に説明する。
まず、図3aおよび図3cの場合のように、エスカレータが運転中であって、駆動チェーン7が矢印A方向に移動している場合、図1に示すような自動給油機9の操作盤15において「滴下」ボタンをオンにし、さらにテストスイッチ16を投入することによって、給油ノズル先端13から駆動チェーン7に対して潤滑油20が吐出され、この潤滑油20は、駆動チェーン7のリンク部分を被膜しながら、その一部は駆動チェーン7の移動方向(矢印A方向)に沿って移動しながら下に落下する。この落下した油により、トレイ26aはバネ27に抗して一旦回動し、その際、投光部30aからの光ビームはトレイ26aに遮光されずに受光部30bにて受光され表示板22(図2)の第1チェーンの表示灯Aを点灯させる。一方、油の落下のないトレイ26b側では、投光部31aからの光ビームがトレイ26bに遮光され受光部31bに到達せず、その結果表示板22(図2)の第1チェーンの表示灯Bは消灯している。
また、図3bおよび図3dの場合のように、エスカレータが運転中であって、駆動チェーン7が矢印B方向に移動している場合、図1に示すような自動給油機9の操作盤15において「滴下」ボタンをオンにし、さらにテストスイッチ16を投入することによって、給油ノズル先端13から駆動チェーン7に対して潤滑油20が吐出され、この潤滑油20は、駆動チェーン7のリンク部分を被膜しながら、その一部は駆動チェーン7の移動方向(矢印B方向)に沿って移動しながら下に落下する。この落下した油により、トレイ26bはバネ27に抗して一旦回動し、その際、投光部31aからの光ビームはトレイ26bに遮光されずに受光部31bにて受光され表示板22(図2)の第1チェーンの表示灯Bを点灯させる。一方、油の落下のないトレイ26a側では、投光部30aからの光ビームがトレイ26aに遮光され受光部30bに到達せず、その結果表示板22(図2)の第1チェーンの表示灯Aは消灯している。
保守作業員は、表示灯A,Bの点滅状態を観察して、例えば略周期的にどちらの表示灯が点滅すれば、注油の位置ずれはなく、また正常に注油されていると判断することができる。これにより、従来のように、エスカレータの踏段を外し、直接目視にて給油状態を確認する必要はなくなり、遠隔で各チェーン等への給油個所の給油状態を確認することができる。
なお、被給油体として駆動チェーンを例示して説明したが、被給油体はこれに限るものではなく、エスカレータの場合には踏段チェーン、手摺チェーンなどが挙げられ、踏段チェーンの給油位置はリンク部が好ましく、手摺チェーンの給油位置はチェーンの中央部が好ましい。
また、落下する油の検出センサとして、本実施の形態では光学センサを例示して説明したがこれに限るものではなく、油の落下を検出できるものであればいかなるセンサも用いることができる。
また、センサ本体に飛散した油や埃の付着を防止するため、センサの検出部を除く部分に覆いを付けることが好ましい。
また、本実施の形態では、自動給油機において「滴下」を指示して給油しているため、落下する油はほぼ油滴状であるが、これに限るものではなく、自動給油機において「連続」を指示して給油してもよく、かかる場合、落下する油は油滴若しくは油流となるが、この場合であっても、上記いずれの実施の形態において検出可能である。なお、油流の場合は表示灯は間欠的に点滅する。
本発明の給油確認装置は、エスカレータにおける駆動用にチェーンの他に、他の装置のチェーンの給油状態の確認に対しても有効である。
本発明の給油確認装置の一例を示す全体構成図である。 本発明の給油確認装置の他の実施態様を示す構成図である。 本発明の給油確認装置の別の実施態様の動作を説明する図である。 本発明の給油確認装置の別の実施態様の動作を説明する図である。 本発明の給油確認装置の別の実施態様の動作を説明する図である。 本発明の給油確認装置の別の実施態様の動作を説明する図である。 図3aに示す装置の右側側面図である。 エスカレータの構造を説明する図である。 エスカレータのチェーンに給油するための給油装置の一例を示す構成図である。 従来の乗客コンベアの給油案内装置の構成を説明する図である。 従来の給油ノズルの固定装置の構成を説明する図である。
符号の説明
1 エスカレータ、2 踏段、3 案内レール、4 踏段チェーン、5 駆動ギア、6 従動ギア、7 駆動チェーン、8 駆動機構、9 自動給油機、10 配管、11 分配器、12 給油ノズル、13,13a,13b,13c 給油ノズル先端、14 固定手段、15 操作盤、16 テストスイッチ、18a,18b 緩衝剤、19a,19b 平板、20 潤滑油、21 光学センサ、21a,30a,31a 投光部、21b,30b,31b 受光部、22 表示板、23 表示灯、24 腕、25 アングル、26,26a,26b トレイ、27 バネ、28 軸、29 ストッパ、30 滴下検出器。

Claims (6)

  1. 油タンクから配管を介して供給される油を被給油体に吐出する給油ノズルと、
    前記給油ノズルから供給され前記被給油体を経て落下する油を検出するセンサと、
    前記センサにより検出された油の落下状態を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする給油確認装置。
  2. 請求項1に記載の給油確認装置において、
    前記センサは、前記油の落下により遮断するように配置された一対の光学センサであり、前記光学センサは、落下する油を挟むように対峙して設けられた投光部と受光部とからなることを特徴とする給油確認装置。
  3. 請求項1に記載の給油確認装置において、
    前記センサは、前記油の落下位置に設けられ一端が回動可能に軸支されたトレイと、
    前記トレイを挟むように対峙して設けられた一対の光学センサと、を有し、
    前記光学センサは、投光部と受光部とからなることを特徴とする給油確認装置。
  4. 請求項3に記載の給油確認装置において、
    前記トレイは、その他端の開放端部が互いに対向するように配置された少なくとも1組のトレイであることを特徴とする給油確認装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の給油確認装置において、
    さらに、前記トレイの他端の開放端部は、弾性体により支持されていることを特徴とする給油確認装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の給油確認装置において、
    前記被給油体は、エスカレータの踏段および/または移動手摺を駆動させるためのチェーンであることを特徴とする給油確認装置。
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