JP2005239264A - 輸送タンク用内袋及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 輸送タンク用内袋を簡単に製造する。
【解決手段】 フイルムロール24から筒状フイルム23を引き出して、所定の長さILに切断する。筒状フイルム23に対して内袋給排口取付穴27を形成し、この取付穴27に内袋給排口を熱溶着する。筒状フイルム23の一端部23aを超音波溶着装置により超音波溶着する。筒状フイルム23内のエア抜きを行った後に、筒状フイルム23の他端部23bを超音波溶着する。次に、位置決めマークを記録した後に、内袋本体を折り畳み、梱包袋に収納する。筒状フイルム23の両端部を単に閉じるだけで、簡単に輸送タンク用内袋を製造することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は輸送タンク用内袋及びその製造方法に関するものである。
船舶、鉄道、自動車などの貨物輸送において、貨物が液体の場合には、一般的にタンクコンテナが用いられる。このようなタンクコンテナとしては、国際規格であるISO規格の例えば20フィートタンクコンテナ(以下、単にタンクコンテナと称する。)が一般的に用いられる。このタンクコンテナは、長さが20フィート、幅が8フィート、高さが8フィートであり、約20トンの液体の充填が可能である。
このようなタンクを用いたコンテナ輸送では、輸送後にタンク内を洗浄する必要があること、耐薬品性を有する高品質なステンレス鋼板を用いるタンクを製造する必要があることなどから、例えば特許文献1に示すように、タンクを一般的な鋼板で製造し、このタンク内に耐薬品性を有する軟質合成樹脂性の内袋を装填することが提案されている。また、特許文献2〜5には、同じようにタンクに内袋を装填して、洗浄などの手間を省くようにしたものが提案されている。
特開昭61−104983号公報 特開2001−354292号公報 実開昭61−48190号公報 特開昭50−4615号公報 実開昭57−46492号公報
しかしながら、上記従来の内袋を有するタンクやタンクコンテナ等については、特許文献1〜5のように種々の提案がなされているものの、20フィートタンクコンテナなどの大型のタンクに対して、適切な内袋を製造することが困難であり、実用化されていないのが現状である。すなわち、長さが20フィート、幅が8フィート、高さが8フィートの円筒状タンクに適合する内袋を簡単に安価に製造することが困難であった。
例えば、タンクコンテナの形状に適合した内袋としては、タンクコンテナとほぼ同形状の円筒体状が理想的である。しかし、この場合には筒状フイルムの両端部に円形状蓋フイルムを溶着する必要があり、円形状蓋フイルムの形成、これの溶着といった手間を要し、製造が困難である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、製造が容易で耐久性のある輸送タンク用内袋及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、輸送用タンクの内部に着脱自在に装着され、合成樹脂製の内袋本体と前記輸送用タンクの下部に配置されたタンク給排口に嵌合される内袋給排口とを有する封筒型の輸送タンク用内袋において、前記内袋本体は、筒状フイルムと、この筒状フイルムの両端部を閉じる溶着ラインとを有することを特徴とする。前記溶着ラインは外側に膨らむように湾曲した形状または直線状であることが好ましい。また、前記溶着ラインの両端部に、筒状フイルムの内側に向けて傾斜させた傾斜溶着ライン部または円弧状溶着ライン部を有することが好ましい。さらに、前記溶着ラインを超音波溶着により形成することが好ましい。
また、本発明では、輸送タンクの内部に着脱自在に装着され、合成樹脂製の内袋本体と前記輸送タンクの下部に配置されたタンク給排口に嵌合される内袋給排口とを有する封筒型の輸送タンク用内袋の製造方法において、筒状フイルムを前記内袋本体長さに切断する工程と、前記切断した筒状フイルムの一端部を超音波溶着して幅方向に溶着ラインを形成し袋状に一端部を閉じる一端部溶着工程と、前記切断した筒状フイルムの一方の面に内袋給排口用の穴を形成し、この内袋給排口用穴に前記内袋給排口を溶着する内袋給排口取付工程と、この内袋給排口が取り付けられた筒状フイルムの他端部を超音波溶着して幅方向に溶着ラインを形成し袋状に他端部を閉じる他端部溶着工程とを有することを特徴とする。なお、筒状フイルムを前記内袋本体長さの略2倍の長さに切断する工程と、前記切断した筒状フイルムの長さ方向の中央部で、幅方向に溶着ラインを形成し、この溶着ラインにより筒状フイルムの中央部を閉じる中央部溶着工程と、中央部が溶着された筒状フイルムの一方の端部を他方の端部に向かって裏返して、二重化する二重化折り返し工程と、二重化された筒状フイルムの一方の面に内袋給排口用の穴を形成し、この内袋給排口用穴に前記内袋給排口を溶着する内袋給排口取付工程と、二重化された筒状フイルムの開放側端部に幅方向で溶着ラインを形成し、この溶着ラインにより二重化された筒状フイルムの開放側端部を閉じる開放側端部溶着工程とを有することが好ましい。また、前記開放側端部溶着工程は、二重化された内側筒状フイルムの開放側端部を閉じる第1の開放側端部溶着工程と、二重化された外側筒状フイルムの開放側端部を閉じる第2の開放側端部溶着工程とを有することが好ましい。また、前記中央部溶着工程及び前記開放側端部溶着工程は超音波溶着法を用い、前記各工程をダウンフローの気流で除塵した雰囲気内で行うことが好ましい。
本発明では、筒状フイルムと、この筒状フイルムの両端部を閉じる溶着ラインとにより内袋本体を構成したから、輸送タンクとほぼ同形状の略円筒体状に形成する必要がなく、筒状フイルムの両端を単に溶着するだけでよく、内袋本体の製造が容易になる。前記溶着ラインは外側に膨らむように湾曲した形状にすることにより、両端角部の充填時の内部液体圧力による突出状態が鈍角となり、その分だけ突出が少なくなり、且つ溶着ラインの外側部分である耳部がタンク内面と接触することで、両端角部の溶着ライン部分がタンク内部の素材と直接に擦れることが少なくなり、角部のシール性や強度、耐久性がより一層確保される。また、溶着ラインの両端部に、筒状フイルムの内側に向けて傾斜させた傾斜溶着ライン部または円弧状溶着ライン部を有することにより、同様にして両端角部の溶着ライン部分がタンク内部の素材と直接に擦れることが少なくなり、溶着ラインのシールが弱い部分へ加わる力も弱まることから、角部のシール性や強度、耐久性がより一層確保される。
また、溶着ラインを超音波溶着によって形成することにより、熱溶着ヘッドを押し当てて熱溶着する方法に比べて、溶着ライン形状が限定されることがなく、多様な形状の溶着ライン、例えば湾曲状や波形状の溶着ラインの形成が容易になる他に、溶着の連続化が図れる。さらには、内袋本体を製造するための各工程をダウンフローの気流で除塵した雰囲気内で行うことにより、鉄粉などの塵埃がフイルムに付着することが少なくなり、これら塵埃に起因するピンホールの懸念がなくなる。特に、ダウンフローの気流で除塵した雰囲気を、ISO−14644規格における清浄度がISO7またはそれよりも高い清浄度とすることにより、鉄粉などの付着がなくなりピンホールの懸念がより一層なくなる。これにより、内袋本体を二重に構成してピンホール対策を施す必要がなくなり、内袋本体の重量軽減が図れ、内袋本体のタンク内への装填が容易になる。
また、内袋本体の長さをIL、幅をIW、前記輸送タンクの長手方向縦断面における内周長をTLt、前記輸送タンクの幅方向縦断面における内周長をTLrとしたときに、0.47・TLt≦IL≦0.6・TLt、0.47・TLr≦IW≦0.6・TLrとすることにより、内袋本体を適正なサイズで構成することができ、略円筒体状の輸送タンクに封筒型の内袋本体を装填しても、内袋本体の折り曲げ部による充填物の充填不良や、内袋本体の破裂などの発生が抑えられる。
図1は20フィートのISOタンクコンテナ10を示しており、タンク本体11とこれを保持するフレーム12とから構成されている。タンク本体11の上部には、メンテナンスや液注入などを行うためのハッチ13が形成されており、このハッチ13は蓋14によって覆われて、輸送時には蓋14が開くことがないように、ロック部材によってロックされている。また、タンク本体11の一端下部にはタンク給排口15が形成されており、このタンク給排口15のフランジ15aを介して、フートバルブ16が固定されている。
タンク本体11内には、本発明の輸送タンク用内袋(以下、単に内袋という)20が装填される。この内袋20は、ハッチ13から作業者によってタンク本体11内に持ち込まれ、作業者によってタンク本体11にセットされる。そして、フートバルブ16を介してタンク給排口15から貨物としての液体が充填されることにより、タンク本体11内で内袋20が膨らみ、この内袋20がタンク本体11のライニングとして機能する。
図2(A)に示すように、内袋20は、封筒状に形成された内袋本体21と、前記タンク給排口15に嵌合する内袋給排口22とから構成されている。このように封筒状に内袋20を形成しているため、図3(A),(B)に示すように、筒状フイルム23をロール状に巻き取ったフイルムロール24から、筒状フイルム23を引き出して、所定の長さに切断し、この切断した筒状フイルム23の両端部23a,23bを超音波溶着または熱溶着などによって接合することにより、簡単に内袋本体21を製造することができる。
図2は、タンク本体11と内袋20との寸法の関係を示すもので、(A)はタンク本体11と内袋20との平面を、(B)はタンク本体11の長手方向縦断面と内袋20とを、(C)はタンク本体11の幅方向縦断面と内袋20とをそれぞれ示している。ここで、長手方向縦断面とは、(A)の平面図においてタンク本体11の長手方向に伸びる中心線CL1を含む縦断面(B−B矢視断面)をいい、幅方向縦断面とはタンク本体11の幅方向に伸びる中心線CL2を含む縦断面(C−C矢視断面)をいう。なお、CL3はタンク本体11の高さ方向に伸びる中心線を示している。
タンク本体11は横置きされて両端が閉じられた円筒体状に構成されており、内袋20は封筒状に構成されている。したがって、内袋20のサイズがタンク本体11に合わせた適正なサイズ範囲よりも小さい場合には、所定の充填容量を確保することができないばかりか、タンク本体11の内周面と内袋20の間に隙間が発生し、この隙間内を内袋20と充填した液とが移動することになって、内袋給排口22の溶着部分や、内袋20の両端部の溶着ラインで破損してしまうことがある。また、逆に内袋20のサイズがタンク本体に合わせた適正なサイズ範囲を超えて大きい場合には、原材料の無駄につながるだけでなく、内袋20の端部などの余剰部分が充填された液体の下方に位置してしまうと、この充填液の重みによって内袋20の端部が、液体が充填された内袋本体21とタンク本体11の内周面との間に挟まれてしまい、それ以上の液体の充填が不可能になってしまう。また、このまま液体の充填が続行される場合には、内袋20の内圧が高まって、破損してしまうことがある。
本実施形態では、タンク本体11のサイズを基準にして封筒型の内袋20のサイズをある一定範囲に規定することにより、上記のような液体の充填不良や、内袋20の破損などを防止している。内袋20の長さをIL、その幅をIW、タンク本体11の長手方向縦断面における内周長(第1内周長)をTLt、タンク本体11の幅方向縦断面における内周長(第2内周長)をTLrとしたときに、
0.47・TLt≦IL≦0.6・TLt、
0.47・TLr≦IW≦0.6・TLrとしている。
なお、前記IL,IWは、好ましくは
0.49・TLt≦IL≦0.55・TLt、
0.49・TLr≦IW≦0.58・TLrである。
このようにタンク本体11の内周長を基準にして封筒型内袋20のサイズを規定しているため、タンク本体11の形状が円筒状に限られず、他の楕円形状やその他の形状であっても容易に適用が可能である。
内袋給排口22は、内袋20の一端部からL1=1750mm離れた位置で長手方向に伸びる中心線上またはその近傍に設けられる。このように、内袋20の幅IWを基準にしてL1を0.44・IW≦L1≦0.5・IWの範囲内に規定することにより、タンク本体11の一端下部に形成されたタンク給排口15を基準にして内袋20を取り付けても、タンク本体11と内袋20との長手方向での中心位置を一致させることができる。これにより、内袋20の両端部の余剰部分をほぼ均等にタンク本体11内で振り分けることができる。したがって、内袋20の端部の余剰部分がタンク本体11の片側で余って、タンク本体11と内袋20との間に挟まれてしまうことがなくなり、これに起因する液体の充填不良や内袋破損などがなくなる。
次に、本発明の内袋20の製造方法について説明する。図4に示すフローチャートのように、筒状フイルムの切断、内袋給排口取付穴の形成、内袋給排口の取り付け、筒状フイルムの一端部の溶着、エア抜き、筒状フイルムの他端部の溶着、位置決めマークの記録、内袋本体の折り畳み、梱包の各工程が順次に行われて、筒状フイルムから内袋が製造される。
図3(A)に示すように、各工程を行う作業室17は、ダクト18から吹き出されたクリーンエア19のダウンフローの気流によって除塵した雰囲気とされており、クリーンエア19が作業台25の上部やその周辺に常時吹き出される。これにより、鉄粉やその他の塵埃がフイルムなどに付着することがなくなる。吹き出すクリーンエアは、ISO−14644規格における清浄度がISO7またはそれよりも高い清浄度とすることが好ましく、より好ましくはISO6よりも高い清浄度である。なお、作業室17は、エアカーテンやその他の仕切り部材などを用いて、塵埃の出入りが少ない環境とされることが好ましい。
このようなクリーンエアのダウンフロー環境に代えて、作業台を含むその周辺をクリーンブース仕様(例えば上記清浄度がISO7またはそれよりも高い清浄度)としてもよい。この場合には、それに合わせてオペレータの作業服などの着用品もクリーンブース仕様の防塵対策品を用いるとよい。また、上記のクリーンエアのダウンフロー環境下での作業においても、クリーンブース仕様の防塵対策作業服などを着用することが好ましい。このような作業環境のクリーンブース化によって鉄粉などに起因するピンホールの懸念がより一層なくなる。クリーンブースにおける清浄度はISO7またはそれよりも高い清浄度が好ましく、より好ましくはISO6〜4である。また、クリーンブース内でクリーンエア19をダウンフローで吹き出す場合における清浄度はISO6またはそれよりも高い清浄度が好ましく、より好ましくはISO1〜4である。
図3(B),(C)に示すように、筒状フイルムの切断工程では、フイルムロール24から筒状フイルム23を引き出して、作業台25上に載せて長さILで例えばカッタ26により切断する。筒状フイルム23は、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)から構成されており、ロール形態に巻き取り収納されている。本実施形態では20フィートタンクコンテナ用内袋であるので、上記の適正範囲に基づき輸送タンクの第1内周長TLt≒15500mm、第2内周長TLr≒7100mmから、IL=8300mm、IW=3900mmとしている。なお、筒状フイルム23のフイルム単層の厚みは120μmであるが、フイルム厚みは80〜500μmの範囲が好ましく、特に好ましくは100〜300μmの範囲である。
図3(D)に示すように、内袋給排口取付穴の穴あけ工程では、一方の端部23bからL1=1750mm離れた位置で幅方向中央に給排口に対応する穴27を開ける。この穴開け加工は、パンチやカッタなどを用いて行われ、上側のフイルムのみに対して行われる。
図5(E)に示すように内袋給排口22の取り付け工程では、開けられた穴27の周縁に対して内袋給排口22が熱溶着される。この熱溶着も上側のフイルムのみに対して行われる。内袋給排口22は、截頭円錐筒状の給排口本体22aと、これの両端部に取り付けられるフランジ22b,22cとから構成されており、例えばLLDPEで一体成形されている。下側のフランジは溶着用とされており、この溶着フランジ22bと内袋本体21とは図示しない熱溶着器によって熱溶着され、溶着ライン28,29が形成される。また、上側の取付フランジ22cはタンク給排口15(図6参照)にタンク内側から内袋給排口22を挿入したときに、タンク給排口15のフランジ15aの外側に出て、このフランジ15aに取付フランジ22cが密着する。
図6に示すように、タンク給排口15のフランジ15aには、内袋吸入防止部材30のフランジ30aや、フートバルブ16が取り付けられ、これにより、内袋給排口22はタンク給排口15に確実に取り付けられる。また、給排口本体22aは、タンク給排口15の内周面に沿うように形成されている。
図7(F)に示すように筒状フイルムの一端部の溶着工程では、筒状フイルム23の一端部23aが超音波溶着装置33によって溶着され閉じられる。超音波溶着装置33は、筒状フイルム23を支持するアンビルローラ34と、このアンビルローラ34で支持された筒状フイルム23に対して超音波を付与するフラットホーン35と、これらアンビルローラ34とフラットホーン35とを所望の溶着ラインとなるように移動させる移動部36とを有する。なお、移動部36によってアンビルローラ34とフラットホーン35とを移動させる代わりに、筒状フイルム23を移動させてもよく、この移動は自動で行う他に手動で行ってもよい。また、アンビルやホーンの形態は上記のものに限られず種々のものを用いてよく、また付与する振動は縦方向でも横方向でもよい。このように、超音波溶着装置33を用いることによって、溶着ヘッドで熱溶着する熱溶着装置に比べて溶着ラインの形状変更などに容易に対応することができる。
図8(A)に示すように、溶着ライン37は、本実施形態では幅2mmの直線状であり、1条としているが2条以上の多条としてもよい。溶着ライン37の幅は10mm以下が好ましく、より好ましくは1〜5mmである。また、直線状に代えて(B)に示すように、波形の溶着ライン41としてもよい。さらには、(C)に示すように、外側に膨らむように湾曲させた湾曲形状の溶着ライン42としてもよい。また、(D)に示すように、溶着ライン43の両端部(筒状フイルム23の両側縁部)に、内側に向けて傾斜させた傾斜ライン部43aを形成してもよく、または(E)に示すように溶着ライン44の両端部に円弧状ライン部44aを形成してもよい。これらライン部43a,44aは(D),(E)に示すように、直線状の溶着ライン43,44に実施する他に、(B)に示す波形状溶着ライン41や、(C)に示す湾曲状溶着ライン42に実施してもよい。波形状溶着ライン41に実施する場合には傾斜ライン部及び円弧状ライン部も波形にした上で傾斜させ、または円弧状に形成する。このように、傾斜ライン部43aや円弧状ライン部44aを有する場合には、両端角部の内部液体圧力による突出が(A)の直線状溶着ライン37に比べて少なくなり、且つ溶着ラインの外側部分である耳部23cがタンク内面と接触することで、両端角部の溶着ライン部分41a,42aがタンク内部の素材と直接に擦れることが少なくなり、角部のシール性や強度、耐久性がより一層確保される。
図7(G)に示すようにエア抜き工程では、筒状フイルム23の溶着した一端部23aから他端部23bに向けて押圧ローラ38を作業台25の上で転がすことにより、内袋本体21のエア39が抜かれる。エア抜きは、押圧ローラ38の転接に代えて、内袋本体21を一端側から他端側に折り畳んでゆくことによりエア抜きしてもよい。なお、他端部23b近くには内袋給排口22が突出して取り付けられているので、この部分を回避するように小さなローラが用いられて、内袋給排口22と他端部23bとの間のエアが抜かれる。また、エア抜きは、圧着によるエア押し出しに代えて、多数の吸引孔を有するチューブやパイプを内袋本体21内に挿入し、エアを吸引することにより、エアだしを行ってもよい。
図7(H)に示すように筒状フイルム23の他端部の溶着工程では、エア抜きされた筒状フイルム23の他端部23bが一端部23aと同様に超音波溶着装置33により溶着され、図9(A)に示すように、内袋20が完成する。そして、内袋20には、長手方向に伸びる中心線に沿ってライン状の位置決めマーク45が油性インクなどで記録される。内袋20の完成後は、内袋本体21が折り畳まれて、梱包袋40に収納される。位置決めマーク45は本実施形態ではライン状であるが、これは位置決めすることができるものであればよく、形状やそのサイズなどは特に限定されない。
図9(A)に示すように、内袋本体21の折り畳みは、内袋給排口22を下に向けた状態で両側縁部21a,21bが長手方向に伸びる中心線(位置決めマーク45)に平行に、且つこの中心線に両側縁部21a,21bが近接するように、谷折り線21eに沿って谷折りされる。同様にして(B)に示すように、この谷折りした部分を再度長手方向に伸びる中心線に平行に且つこの中心線に谷折り線21eが近接するように谷折り線21fに沿って谷折りされ、二重に折り畳まれる。そして、(C)に示すように、谷折り線21e,21fで谷折りされた状態で内袋本体21の両端部21c,21dから前記内袋給排口22に向かって谷折り線21gに沿ってさらに複数回、谷折りされることにより、(D)に示すように、内袋本体21が小さく折り畳まれる。なお、谷折り線21gに沿って谷折りする代わりに、一端部から巻き取ってロール状に形成してもよい。そして、(E)に示すように、梱包袋40に収納される。このように谷折り線21e,21fに沿って二重に折り畳むことで、内袋本体21をコンパクトに収納することができる。また、幾重にも折り畳まれるため、収納状態では内袋本体内21内にエアが入り込むことがなくなる。なお、長手方向に伸びる中心線に平行に谷折りする回数は2回に限られず、1回または3回以上であってもよい。
このように内袋給排口22が外側になるように内袋本体21を折り畳むことにより、タンク給排口15に内袋給排口22を簡単にセットすることができる。しかも、谷折り線21gにより内袋本体21を谷折りすることにより、内袋給排口22をタンク給排口15にセットした状態で簡単に内袋本体21をタンク本体11の長手方向に容易に拡開することができる。しかも、内袋給排口22を下に向けた状態で各谷折り線21e,21fで谷折りにすることにより、内袋給排口22から液体を充填することで、充填された液体によって折り畳まれた内袋本体21が自然に拡開するようになる。
次に、内袋本体21のタンク本体11へのセット方法を説明する。作業者によってハッチ13から、梱包袋40に収納された状態で内袋20がタンク本体11内に持ち込まれて、梱包袋40から内袋20が取り出される。内袋20には、タンク本体11の長手方向に伸びる中心線CL1に対応するようにライン状の位置決めマーク45が記録されており、この位置決めマーク45をタンク本体11の長手方向に伸びる中心線CL1に合わせるようにして、タンク給排口15に内袋給排口22を挿入する。この挿入前には、タンク給排口15のフランジ15aからフートバルブ16が外されている。この挿入により、取付フランジ22cがタンク給排口15のフランジ15aに密着される。次に、谷折り線21gで折り畳まれた内袋本体21をタンク長手方向で展開する。次に、谷折り線21fで谷折りされた部分を展開して、タンク本体11内の取り付け作業を終了する。なお、谷折り線21eで谷折りされた両側縁部は折り畳まれた状態にしておく。この折り畳まれた状態の内袋本体21によりタンク本体11の底部のほぼ全幅が覆われており、谷折り線21eでの谷折りを展開しても自重で再度折れてしまうからである。この後、図6に示すように、タンク給排口15に、タンク本体11の外側から内袋吸引防止部材30、フートバルブ16などが取り付けられる。
タンク本体11内で内袋本体21を装填する際に、タンク本体11の底部と内袋本体21との間に保護シートを介在させてもよい。この場合には、梱包袋40内に内袋本体21と同梱してもよく、または梱包袋40とは別の収納袋に保護シートを収納してもよい。保護シートは例えばポリエチレンの発泡シートなどの合成樹脂シートから構成することができ、内袋本体21と同じく使い捨てにしてもよく、または複数回使用してもよい。さらには、使用済みの内袋や不良となった内袋を保護シートとして活用してもよい。また、保護シートに吸液性を持たせてもよい。なお、保護シートは上記発泡性合成樹脂シートに限られず、種々のものを用いることができる。
貨物としての液体は、タンク給排口15から充填される。この充填速度は例えば50リットル/minで行われる。内袋本体21はタンク本体11内で長手方向に拡げられているので、液体が円滑に内袋本体21内に充填され、この充填によって内袋本体21が膨らむ。そして、側縁部が谷折りされた状態でも液体の充填に伴い次第に折り畳み部分が拡がって、タンク本体11内で内袋本体21の端部が液体が充填された部分の内袋本体21の重みで内袋本体21とタンク本体11との間に挟み込まれることもなく、内袋本体21が円滑に液体の充填で膨らみ、約20トンの液体が収納される。
なお、本実施形態では、タンク本体11内で縦方向に拡げられて内袋本体21がセットされるが、内袋本体21はその側縁部が幅方向に伸びる中心線に向けて谷折りされており、内袋本体内にエアが入り込まないようになっているので、嫌気性液体にも対応が可能である。また、内袋本体21及び内袋給排口22を耐薬品性が高いLLDPEから構成しているため、タンク本体11の材質が制限されることがなく、また、タンク内周面を、例えばポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂でライニングする必要もなくなる。
タンク給排口15から内袋給排口22内に配置される内袋吸引防止部材30は、液体を排出する際に、残存液体が少なくなって内袋本体21が内袋給排口22近くに位置したときに、この近くに位置する内袋本体21を吸引して給排口22を閉塞してしまうことがないように、内袋本体21との間に通路を確保するものである。この内袋吸引防止部材30は、タンク本体11内に突出して配置される半球状先端部30bと、これに連続し、周面に複数の連通孔30cを有する筒部30dと、筒部30dの基部に設けられる取付フランジ30aとから一体的に構成されている。この半球状先端部30bの内袋本体21内への突出により内袋本体21が給排口22に密着してしまうことがなくなり、連通孔30cを介して内袋本体21内の残存液体が確実に排出される。
内袋本体21には、内袋給排口22の他に、タンク側のハッチ13に対応する位置で、図示しないエア抜きキャップや、エア抜き弁などを溶着してもよく、この場合には、内袋本体のセット作業や送液作業によってエアが入ってしまった場合に、これを簡単に抜くことができる。
内袋本体21は、LLDPEから構成したが、この他に、LDPE(低密度ポリエチレン)、OP(ニ軸延伸ポリプロピレン)や、その他の合成樹脂から構成してよい。また、タンク本体を円筒状に構成したが、これに代えて、楕円筒状やその他の形状に構成したものに対しても本発明を実施することができる。また、本発明の内袋をタンクコンテナに用いたが、この他にタンクローリーなどのタンク用内袋として用いることもできる。
なお、上記実施形態では、内袋本体21を一重としたが、これは二重としてもよい。この場合に、二重化によってフイルムの溶着厚みが2層から4層状態になって超音波溶着が困難になることがないように、常に2層状態で超音波溶着を行う。以下、図10を参照して、筒状フイルム23の折り返しによる二重化方法であって、溶着ラインが2層状態で行えるようにした別の実施形態について説明する。
まず、(A)に示すように、切断工程で、フイルムロール50から筒状フイルム51を引き出して、先端部51aから内袋本体21の2倍の長さ(2・IL)の位置の切断線49で切り出す。次に、(B)に示すように、中央部溶着工程で、この切り出した筒状フイルム51のほぼ中央部で、その幅方向に第1及び第2溶着ライン52,53を超音波溶着で形成し、筒状フイルム51の中央部を幅方向で閉じる。なお、本実施形態では2条の溶着ライン52,53としたが、これは一条でもさらには3条以上であってもよい。次に、(C)に示すように、二重化折り返し工程で、中央部が溶着された筒状フイルム51の一方の端部51aを他方の端部51bに向かって裏返して、(D)に示すように、二重化筒状フイルム57を形成する。次に、(D)に示すエア抜き工程で、作業台58上で押圧ローラ59を移動させて、二重化筒状フイルム57からエアを抜く。
次に、(E)に示すように、内袋給排口取付工程で、二重化筒状フイルム57の一方の面に内袋給排口用の穴を形成し、この内袋給排口用穴に前記内袋給排口22を溶着する。次に、(F)に示す内側開放端部溶着工程で、内側開放端部51bを超音波溶着して第3溶着ライン54を形成し、この端部51bを閉じる。このとき、外側開放端部51aを一緒に溶着してしまうことがないように、外側開放端部51aを内側に少しずらしておく。
次に、(F)に示す外側開放端部溶着工程で、外側開放端部51aを外側に延ばして元の位置に戻し、外側開放端部51aを超音波溶着して第4溶着ライン55を形成し、この端部51aを閉じる。このように、常に、二層状態の筒状フイルム51に対して溶着ライン52〜55を形成するため、超音波での溶着が可能になる。したがって、二重化された内袋本体60であっても、図8に示すように、湾曲溶着ラインや波形溶着ライン、円弧状溶着ライン部、傾斜溶着ライン部などの多様な形状の溶着ラインが形成可能になる。また、裏返して折り返すため、二重袋を形成する際に、切り出しを2回行うことなく、また中央部溶着工程が1回の溶着で済むため、製造が容易になる。
なお、超音波溶着に代えて、熱溶着ヘッドによって熱溶着して溶着ラインを形成してもよい。また、開放端部溶着工程で、内側開放端部と外側開放端部の溶着をそれぞれ別に行っているが、これら内側及び外側開放端部の溶着を同時に行ってもよい。また、内側のみを2層状態で溶着して溶着ラインを形成した後に、この溶着ラインの外側で内側及び外側を4層状態として熱溶着してもよい。これらの溶着方法は、超音波溶着、熱溶着などで行ってよいが、溶着厚みが増大して超音波溶着が不可能な場合には熱溶着を行う。さらには、接着剤を用いて筒状フイルムの端部を接合して閉じたり、接着剤と超音波溶着や熱溶着との併用などによって筒状フイルムの端部を接合して閉じてもよい。
本発明の輸送タンク用内袋が用いられるタンクコンテナを示す正面図である。 タンク本体に適合する内袋サイズの説明図であり、(A)はタンク本体と内袋の平面を、(B)はタンク本体の長手方向縦断面を、(C)はタンク本体の幅方向縦断面をそれぞれ示している。 内袋の製造方法を示す概略の説明図である。 内袋の製造方法を示すフローチャートである。 内袋の製造方法における給排口の溶着工程を示す斜視図である。 タンク給排口に内袋給排口を取り付けた状態を示す断面図である。 筒状フイルムの両端部の溶着工程と、エア抜き工程とを示す斜視図である。 内袋本体の溶着ラインの形態の一例を示すもので、(A)は直線状溶着ラインを、(B)は波線状溶着ラインを、(C)は湾曲状溶着ラインを、(D)は端部を斜めに形成したものを、(E)は端部を円弧状に形成したものをそれぞれ示している。 内袋の折り畳み方法を示す説明図である。 別の実施形態における内袋の製造方法を示す平面図である。
符号の説明
10 タンクコンテナ
11 タンク本体
15 タンク給排口
16 フートバルブ
17 作業室
18 ダクト
19 クリーンエア
20 内袋
21 内袋本体
22 内袋給排口
23 筒状フイルム
30 内袋吸入防止部材
33 超音波溶着装置
34 アンビルローラ
35 ホーン
36 移動装置
37,41,42,43,44 溶着ライン
51 筒状フイルム
52〜55 溶着ライン
55 二重化筒状フイルム

Claims (8)

  1. 輸送用タンクの内部に着脱自在に装着され、合成樹脂製の内袋本体と前記輸送用タンクの下部に配置されたタンク給排口に嵌合される内袋給排口とを有する封筒型の輸送タンク用内袋において、
    前記内袋本体は、筒状フイルムと、この筒状フイルムの両端部を閉じる溶着ラインとを有することを特徴とする輸送タンク用内袋。
  2. 溶着ラインは外側に膨らむように湾曲した形状または直線状であることを特徴とする輸送タンク用内袋。
  3. 前記溶着ラインの両端部に、筒状フイルムの内側に向けて傾斜させた傾斜溶着ライン部または円弧状溶着ライン部を有することを特徴とする請求項1または2記載の輸送タンク用内袋。
  4. 前記溶着ラインを超音波溶着により形成することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一つ記載の輸送タンク用内袋。
  5. 輸送タンクの内部に着脱自在に装着され、合成樹脂製の内袋本体と前記輸送タンクの下部に配置されたタンク給排口に嵌合される内袋給排口とを有する封筒型の輸送タンク用内袋の製造方法において、
    筒状フイルムを前記内袋本体長さに切断する工程と、
    前記切断した筒状フイルムの一端部を超音波溶着して幅方向に溶着ラインを形成し袋状に一端部を閉じる一端部溶着工程と、
    前記切断した筒状フイルムの一方の面に内袋給排口用の穴を形成し、この内袋給排口用穴に前記内袋給排口を溶着する内袋給排口取付工程と、
    この内袋給排口が取り付けられた筒状フイルムの他端部を超音波溶着して幅方向に溶着ラインを形成し袋状に他端部を閉じる他端部溶着工程とを有することを特徴とする輸送タンク用内袋の製造方法。
  6. 輸送タンクの内部に着脱自在に装着され、合成樹脂製の内袋本体と前記輸送タンクの下部に配置されたタンク給排口に嵌合される内袋給排口とを有する封筒型の輸送タンク用内袋の製造方法において、
    筒状フイルムを前記内袋本体長さの略2倍の長さに切断する工程と、
    前記切断した筒状フイルムの長さ方向の中央部で、幅方向に溶着ラインを形成し、この溶着ラインにより筒状フイルムの中央部を閉じる中央部溶着工程と、
    中央部が溶着された筒状フイルムの一方の端部を他方の端部に向かって裏返して、二重化する二重化折り返し工程と、
    二重化された筒状フイルムの一方の面に内袋給排口用の穴を形成し、この内袋給排口用穴に前記内袋給排口を溶着する内袋給排口取付工程と、
    二重化された筒状フイルムの開放側端部に幅方向で溶着ラインを形成し、この溶着ラインにより二重化された筒状フイルムの開放側端部を閉じる開放側端部溶着工程とを有することを特徴とする輸送タンク用内袋の製造方法。
  7. 前記開放側端部溶着工程は、二重化された内側筒状フイルムの開放側端部を閉じる第1の開放側端部溶着工程と、二重化された外側筒状フイルムの開放側端部を閉じる第2の開放側端部溶着工程とを有することを特徴とする請求項6記載の輸送タンク用内袋の製造方法。
  8. 前記中央部溶着工程及び前記開放側端部溶着工程は超音波溶着法を用い、前記各工程をダウンフローの気流で除塵した雰囲気内で行うことを特徴とする請求項5ないし7いずれか一つ記載の輸送タンク用内袋の製造方法。
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