JP2005239116A - ワイパブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードラバーの屈曲変形に対応可能な構造を有するカバー部材を備えたワイパブレードを提供する。
【解決手段】レバーアッセンブリ4を収容して覆うカバー部材7は、センターカバー部20と該センターカバー部20の両側に位置する一対のサイドカバー部21とから構成されている。このサイドカバー部21は、ブレードラバー5の屈曲変形に応じて回動するように、該カバー部21の連結突起21cがプライマリレバー2の連結部12の連結孔12aに嵌挿されて該カバー部21の基端部がレバーアッセンブリ4に対して回動可能に連結されるとともに、先端部が把持部21dにてレバーアッセンブリ4の端部に位置する把持部16よりも先端側でブレードラバー5を把持する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数個のレバーがトーナメント状に連結されてなるレバーアッセンブリを用いたワイパブレードであり、特に曲率変化の大きい自動車のフロントガラス(ウインドシールドガラス)表面等を払拭するのに好適なワイパブレードに関する。
自動車のフロントガラス(ウインドシールドガラス)表面を払拭するワイパブレードには、複数個の金属製レバーがトーナメント状に連結されて構成されるレバーアッセンブリに、バッキングを装着したブレードラバーが取り付けられて構成されているのが一般的である。しかしながら、このようなワイパブレードは、レバーアッセンブリの部分が雑然としており、外観見栄えが良好であるとはいえなかった。
そこで、例えば、特許文献1に示されるようなワイパブレードでは、レバーアッセンブリを構成する複数個のレバーが合成樹脂よりなり、各レバーがレバーアッセンブリとして組み立てた際に外観形状が一体的となるような形状にそれぞれ形成され、ワイパブレードの外観見栄えを向上させている。
実開平7−28759号公報
ところが、上記文献1のレバーアッセンブリを構成する各レバーは樹脂製であるため、各レバーの肉厚を増大する等して不足する強度や剛性を確保する必要がある。そのため、上記文献1では、各レバーが大型化してレバーアッセンブリ、ひいてはワイパブレードが金属製レバーを用いたワイパブレードよりも大型化してしまう。
そこで、上記金属製レバーを用いたワイパブレードのレバーアッセンブリに対して、該レバーアッセンブリを収容するとともにブレードラバーの端部まで延設される樹脂製のカバー部材を装着し、外観見栄えを向上させることが考えられている。
しかしながら、ブレードラバーの端部は、払拭するガラス表面の曲率変化によって屈曲変形が大きく、特にフロントガラスにおいては、側部に向かうほど曲率変化が大きいため、該フロントガラス表面を払拭するブレードラバー端部はその屈曲変形が大きい。そのため、レバーアッセンブリに対して単にカバー部材を装着するだけでは、ブレードラバー端部とカバー部材との間に大きな隙間が生じる場合があり、この点でまだまだ改善の余地があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ブレードラバーの屈曲変形に対応可能な構造を有するカバー部材を備えたワイパブレードを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ワイパアームと連結され、複数個の金属製レバーがトーナメント状に連結されて構成されて複数個の把持部を有するレバーアッセンブリと、該レバーアッセンブリにて保持されるブレードラバーと、該ブレードラバー側が開口する凹状に形成され、前記レバーアッセンブリを該開口から内部に収容する合成樹脂製のカバー部材と、を備えたワイパブレードであって、前記カバー部材は、1個又は複数個の可動カバー部を備えており、前記可動カバー部は、前記ブレードラバーの屈曲変形に応じて回動するように、基端部が前記レバーアッセンブリ又は前記可動カバー部以外の前記カバー部材に対して回動可能に連結されるとともに、先端部が前記レバーアッセンブリの端部に位置する前記把持部よりも先端側で前記ブレードラバーを直接又は間接的に保持することをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパブレードにおいて、前記可動カバー部は、ワイパブレードの両側にそれぞれ設けられ、互いが同一形状又は対称形状に形成されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のワイパブレードにおいて、前記可動カバー部は、前記レバーアッセンブリを構成する前記レバーに対して回動可能に連結されていることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のワイパブレードにおいて、前記可動カバー部には、基端内側面に連結突起が形成され、前記レバーには、前記連結突起が嵌挿され前記可動カバー部と回動可能に連結する連結孔が形成されていることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記可動カバー部は、基端部が前記可動カバー部以外の前記カバー部材の内部に収容されていることをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記カバー部材には、車両走行時に生じる走行風を受けるとワイパブレードを払拭面側に押し付ける力を生じさせるフィン部が一体に形成されていることをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、レバーアッセンブリを収容して覆うカバー部材は可動カバー部を備えている。可動カバー部は、ブレードラバーの屈曲変形に応じて回動するように、基端部がレバーアッセンブリ又は可動カバー部以外のカバー部材に対して回動可能に連結されるとともに、先端部がレバーアッセンブリの端部に位置する把持部よりも先端側でブレードラバーを直接又は間接的に保持する。従って、ブレードラバーの端部は払拭するガラス表面の曲率変化によって屈曲変形が大きい(特に自動車のフロントガラスにおいては、側部に向かうほど曲率変化が大きいため、該フロントガラス表面を払拭するブレードラバー端部はその屈曲変形が大きい)が、カバー部材に上記したような可動カバー部を設けることで、ブレードラバー端部の屈曲変形に追従するように可動カバー部の先端部側が回動するようになる。つまり、ブレードラバー端部とカバー部材(可動カバー部)との間に隙間が生じることが防止され、外観見栄えが向上する。
請求項2に記載の発明によれば、可動カバー部は、ワイパブレードの両側にそれぞれ設けられ、互いが同一形状又は対称形状に形成される。従って、カバー部材、ひいてはワイパブレードの外観見栄えがより向上する。
請求項3に記載の発明によれば、可動カバー部は、レバーアッセンブリを構成するレバーに対して回動可能に連結される。従って、可動カバー部は、強度及び剛性の高い金属製のレバーに回動可能に連結されるので、その連結が確実となる。
請求項4に記載の発明によれば、可動カバー部の基端内側面には連結突起が形成され、レバーには連結突起が嵌挿され可動カバー部を回動可能に連結する連結孔が形成される。従って、レバーは金属製であるので、該レバーに形成する連結のための手段を孔としたことで、その形成が突起を形成した場合と比べて容易となる。
請求項5に記載の発明によれば、可動カバー部は、基端部が可動カバー部以外のカバー部材の内部に収容される。これにより、ワイパブレードを側方から見た場合に、可動カバー部と可動カバー部以外のカバー部材との繋ぎ目に隙間が生じることが防止される。
請求項6に記載の発明によれば、カバー部材には、車両走行時に生じる走行風を受けるとワイパブレードを払拭面側に押し付ける力を生じさせるフィン部が一体に形成される。従って、このフィン部により、走行時、特に高速走行時に生じるワイパブレードの払拭面からの浮き上がりが防止され、払拭性能が向上する。しかも、このフィン部をカバー部材に一体に形成したので、部品点数が増加しない。
本発明によれば、ブレードラバーの屈曲変形に対応可能な構造を有するカバー部材を備えたワイパブレードを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。尚、各図において、図面が煩雑になるのを防止するために、ブレードラバー5の側面に現れる線を一部省略している。
図1(a)は、自動車のフロントガラス(ウインドシールドガラス)30を払拭するための本実施形態のワイパブレード1を示す。ワイパブレード1は、ワイパアーム8の先端部に取り付けられ、該ワイパアーム8からガラス表面30a側への押圧力を受ける。ワイパアーム8はワイパモータ(図示略)にて所定角度だけ回動され、その回動によりワイパブレード1はフロントガラス30のガラス表面30aの所定角度範囲を払拭する。このようなワイパブレード1は、図1〜図3に示すように、プライマリレバー2及び一対のセカンダリレバー3がトーナメント状に連結されたレバーアッセンブリ4と、ブレードラバー5と、バッキング6と、カバー部材7とから構成されている。
前記レバーアッセンブリ4において、プライマリレバー2は、金属板材をプレス加工することにより、長手方向に沿って下方(ブレードラバー5側)が開口する山折り形状に形成されている。プライマリレバー2は、長手方向中央部に設けられるホルダ部10と、該ホルダ部10から長手方向両側にそれぞれ延びるアーム部11と、各アーム部11の先端側、即ちプライマリレバー2の両端部にそれぞれ設けられる連結部12とを備えている。
ホルダ部10は、図3及び図4(a)に示すように、ワイパアーム8の先端部を挿入するための長方形状の開口10aが形成されており、両側壁が平行となるように折り曲げられている。ホルダ部10は、その幅方向の中心がワイパブレード1(ブレードラバー5)の幅方向の中心線L1上に位置するように設けられている。又、ホルダ部10には、ワイパアーム8の先端部と連結クリップ(図示略)を介して回動可能に連結するための連結ピン13が取り付けられている。
各アーム部11は、図4(b)に示すように、下方(ブレードラバー5側)が開口し下方に向かうほど拡開する断面略V字状に形成されている。アーム部11は、ワイパブレード1の幅方向の中心線L1に対して該幅方向の一側に所定距離だけオフセットさせて設けられている。
連結部12は、図4(c)に示すように、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略U字状に折り曲げられている。この連結部12には、前記セカンダリレバー3の略中央部分が連結ピン17にて回動可能に連結されている。
又、連結部12における連結ピン17よりも先端部側の両側壁には、一対の連結孔12aが形成されている。各連結孔12aは、連結ピン17の軸線と平行な直線上にそれぞれ位置している。この連結孔12aは、後述するカバー部材7の基端部に設けられる連結突起21cが嵌挿されるために設けられている。
各セカンダリレバー3は、金属板材をプレス加工することにより、長手方向に沿って山折りされて形成されている。セカンダリレバー3は、長手方向中央部に設けられる連結部14と、該連結部14から長手方向両側にそれぞれ延びるアーム部15と、各アーム部15の先端側、即ちセカンダリレバー3の両端部にそれぞれ設けられる把持部16とを備えている。
連結部14及びアーム部15は、図4(c)及び図5(a)に示すように、重なるように山折りされて形成されている。連結部14は、前記連結部12内に収容された状態で、連結ピン17にて前記プライマリレバー2の連結部12に対して回動可能に連結されている。各アーム部15は、前記プライマリレバー2のアーム部11と直線的に並ぶように、ワイパブレード1の幅方向の中心線L1に対してオフセットさせて設けられている。
各アーム部15の先端側、即ちセカンダリレバー3の両端部に設けられる把持部16は、図5(b)に示すように、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略C字状に折り曲げられている。把持部16は、その幅方向の中心がワイパブレード1の幅方向の中心線L1上に位置するように設けられている。把持部16には、バッキング6を装着したブレードラバー5の基部5aが長手方向から挿入され、該把持部16にてブレードラバー5がガラス表面30aの曲率変化による屈曲変形に追従可能に保持される。
前記ブレードラバー5は、ゴム材にて長尺状に形成され、図4及び図5に示すように、レバーアッセンブリ4の各把持部16にて把持される基部5aと、該基部5aから延出されて先端部がガラス表面30aに接触して雨滴等を払拭する払拭部5bとを有している。これら基部5a及び払拭部5bは、ブレードラバー5の長手方向に連続して形成されている。又、基部5aには、バッキング装着溝5cが長手方向に連続して形成され、該装着溝5cには、バネ性を有する金属板材にて細長い板状に形成されるバッキング6が装着される。尚、このバッキング6は、自然状態(無負荷状態)においてガラス表面30aの曲率よりも大きな曲率(ガラス表面30aの湾曲半径よりも小さな湾曲半径)を有して長手方向中央部が反ガラス表面30a側に向けて凸状となる湾曲形状に形成されている。これにより、ブレードラバー5はバッキング6の形状に合わせて湾曲変形する。又、払拭時においてワイパアーム8により押圧力が加わると、ブレードラバー5は払拭面の曲率に合わせて弾性変形する。そして、このようなバッキング6は、ワイパアーム8により受けるガラス表面30a側への押圧力をブレードラバー5の長手方向に分散させている。
前記カバー部材7は、図3に示すように、センターカバー部20と該センターカバー部20の両側に位置する一対のサイドカバー部21とから構成され、それぞれ合成樹脂材料にて所定の剛性を有するように形成されている。センターカバー部20及びサイドカバー部21は、前記レバーアッセンブリ4を収容して覆うとともに、前記ブレードラバー5の端部まで延びており、該ブレードラバー5と一体的な外観となるように構成されている。
センターカバー部20は、略中央に設けられ前記プライマリレバー2のホルダ部10を覆うホルダカバー部分20aと、該ホルダカバー部分20aの両側にそれぞれ設けられてプライマリレバー2のアーム部15の略全体を覆うアームカバー部分20bとを備えている。
ホルダカバー部分20aは、図4(a)に示すように、両側壁が平行となるように形成され、その幅方向の中心がワイパブレード1の幅方向の中心線L1上に位置するように設けられている。ホルダカバー部分20aの上端部には、前記ホルダ部10を露出させるための長方形状の開口20cが形成されている。
アームカバー部分20bは、図4(a)(b)に示すように、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略V字状に形成されている。アームカバー部分20bは、その先端部がプライマリレバー2の連結部12の連結孔12aが設けられる部位より手前まで覆うように延びている。
又、アームカバー部分20bは、前記プライマリレバー2のアーム部11に対応して、頂部20dがワイパブレード1の幅方向の中心線L1に対して該幅方向の一側に所定距離だけオフセットさせて設けられている。即ち、ワイパアーム8の停止位置において、中心線L1に対して走行風の下流側(車両後方側)に所定距離だけオフセットした位置に頂部20dが設けられている。又、アームカバー部分20bには、頂部20dから幅方向の他側においてフィン部20eが一体に形成されている。フィン部20eは、走行風を受けるとワイパブレード1をガラス表面30a側に押し付ける力を生じさせる斜面に形成されている。又、フィン部20eは、上記のようにオフセットさせた頂部20dから形成されるので、アームカバー部分20bの幅方向の大型化を抑えながら、該フィン部20eの大型化が図られている。
図3及び図4(a)に示すように、前記ホルダカバー部分20aの内側面には前記プライマリレバー2のホルダ部10下端面の所定の4箇所に係止する係止突起20fが形成されている。又、図3及び図4(c)に示すように、アームカバー部分20bの先端部の内側面には前記プライマリレバー2の連結部12下端面の所定の2箇所に係止する係止突起20gが形成されている。これら各係止突起20f,20gは、センターカバー部20をレバーアッセンブリ4に対して装着した際、それぞれ対応するプライマリレバー2のホルダ部10及び連結部12の下端面に係止し、センターカバー部20の反装着方向側への移動を規制する。
一方、対をなすサイドカバー部21は、図3に示すように、互いに対称形状に形成されている。サイドカバー部21は、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略V字状に形成されている。サイドカバー部21は、前記プライマリレバー2の連結部12の連結孔12aが設けられる部位からブレードラバー5の端部まで延びており、長手方向の所定位置から先端部(ブレードラバー5の端部)に向かうほど高さが次第に低くなる形状をなしている。サイドカバー部21の先端部には、下端から切り欠き状に開口形成された開口部21eが形成されており、該開口部21eからは、バッキング6を装着したブレードラバー5が長手方向に挿入可能である。つまり、サイドカバー部21をプライマリレバー2に装着した状態であっても、その開口部21eからブレードラバー5を長手方向に挿入して装着することが可能となっている。
又、サイドカバー部21は、図5(a)〜(c)に示すように、前記センターカバー部20のアームカバー部分20bと連続するように、頂部21aがワイパブレード1の幅方向の中心線L1に対して該幅方向の一側に所定距離だけオフセットさせて設けられている。即ち、ワイパアーム8の停止位置において、中心線L1に対して走行風の下流側(車両後方側)に所定距離だけオフセットした位置に頂部21aが設けられている。又、サイドカバー部21には、前記アームカバー部分20bと同様に、頂部21aから幅方向の他側においてフィン部21bが一体に形成されている。フィン部21bは、走行風を受けるとワイパブレード1をガラス表面30a側に押し付ける力を生じさせる斜面に形成されている。又、フィン部21bは、上記のようにオフセットさせた頂部21aから形成されるので、サイドカバー部21の幅方向の大型化を抑えながら、該フィン部21bの大型化が図られている。
更に、サイドカバー部21の基端内側面には、図5(a)に示すように、前記プライマリレバー2の連結部12の連結孔12aにそれぞれ嵌挿され、前記連結部12に対して回動可能に連結する一対の連結突起21cが形成されている。又、サイドカバー部21の先端内側面には、図5(c)に示すように、前記ブレードラバー5の基部5aを長手方向から挿入するための把持部21dが形成されている。把持部21dは、ブレードラバー5がガラス表面30aの曲率変化による屈曲変形に追従可能となるように、レバーアッセンブリ4の中で端部に位置する把持部16よりも先端側でブレードラバー5の基部5aを把持する。即ち、サイドカバー部21は、把持部21dにおいてブレードラバー5を直接保持する。又、サイドカバー部21の先端内側面には、ラバー押圧突起21fが下方に向かって突出形成されている。ラバー押圧突起21fは、ブレードラバー5がガラス表面30aに曲率変化による屈曲変形に追従可能となるように、把持部16よりも先端側でブレードラバー5の基部5aをガラス表面30a側に押す。因みに、ブレードラバー5において、レバーアッセンブリ4の中で端部に位置する把持部16から該ブレードラバー5の端部までの範囲を特に追従端部という。
因みに、サイドカバー部21の基端上部は、側方から見て、サイドカバー部21の回動中心(連結突起21c)を中心とした円形状に形成されている。これに対し、サイドカバー部21の基端部と対向する前記センターカバー部20(アームカバー部分20b)の先端部は、側方から見て円形凹状をなしており、サイドカバー部21が回動した際に、該サイドカバー部21との隙間の変化が小さくなるようになっている。又、側方から見てレバーアッセンブリ4が位置していないサイドカバー部21とセンターカバー部20との隙間の上部は、その隙間を通じて反対側が見えてしまう。これを防止するために、センターカバー部20の先端には、下方に向かって直線的に延びるリブ20hが設けられている。又、このリブ20hは、センターカバー部20の先端上部が鋭利な形状になるのも同時に防止している。
このように構成されるカバー部材7において、そのセンターカバー部20は、下端部の開口から内部にレバーアッセンブリ4のプライマリレバー2を収容するように該プライマリレバー2に装着される。この時、センターカバー部20は、内側面に設けられる各係止突起20f,20g分、外側に弾性変形し、該係止突起20f,20gがプライマリレバー2のホルダ部10及び連結部12の下端面に到達すると、通常状態に弾性復帰する。そして、各係止突起20f,20gがホルダ部10及び連結部12の下端面に係止し、該センターカバー部20がレバーアッセンブリ4から脱落しないように装着される。センターカバー部20は、プライマリレバー2の連結部12の連結ピン13が設けられる部位までの該プライマリレバー2の略全体を覆う。
又、サイドカバー部21は、下端部の開口から内部にレバーアッセンブリ4のセカンダリレバー3の外側のアーム部15を収容するとともに、該アーム部15よりも先端側においてブレードラバー5の上部に位置するように、プライマリレバー2の連結部12及びブレードラバー5の端部に対して装着される。具体的には、サイドカバー部21の連結突起21cをプライマリレバー2の連結部12の連結孔12aに嵌挿し、その後、サイドカバー部21の開口部21eから把持部21d及び前記レバーアッセンブリ4の把持部16にブレードラバー5の基部5aが長手方向から挿入される。これにより、サイドカバー部21は、レバーアッセンブリ4及びブレードラバー5から脱落しないように装着される。サイドカバー部21は、センターカバー部20(アームカバー部分20b)から連続するように、プライマリレバー2の連結部12の連結孔12aが設けられる部位からセカンダリレバー3の外側のアーム部15を覆うとともに、そこからブレードラバー5の端部まで連続するようにブレードラバー5の端部まで延びている。このサイドカバー部21及び前記センターカバー部20を装着することにより、レバーアッセンブリ4が覆われてブレードラバー5と一体的な外観となる本実施形態のワイパブレード1が構成されている。
次に、このような構成の本実施形態のワイパブレード1の特徴的な作用効果を述べる。
(1)レバーアッセンブリ4を収容して覆うカバー部材7は、センターカバー部20と該センターカバー部20の両側に位置する一対のサイドカバー部21とから構成されている。このサイドカバー部21は、ブレードラバー5の屈曲変形に応じて回動するように、該カバー部21の連結突起21cがプライマリレバー2の連結部12の連結孔12aに嵌挿されて該カバー部21の基端部がレバーアッセンブリ4に対して回動可能に連結される。又、先端部が把持部21dにてレバーアッセンブリ4の端部に位置する把持部16よりも先端側でブレードラバー5を把持(保持)する。従って、ブレードラバー5の端部は払拭するガラス表面30aの曲率変化によって屈曲変形が大きい(特にフロントガラス30においては、側部に向かうほど曲率変化が大きいため、そのガラス表面30aを払拭するブレードラバー5端部はその屈曲変形が大きい)。しかし、カバー部材7に上記したようなサイドカバー部21を設けることで、ブレードラバー5端部の屈曲変形に追従するようにサイドカバー部21の先端部側が回動するようになる。つまり、ブレードラバー5端部とカバー部材7(サイドカバー部21)との間に隙間が生じることが防止され、外観見栄えを向上させることができる。
(2)サイドカバー部21は、基端部が連結突起21cにてプライマリレバー2の連結部12に連結され、先端部が把持部21dにてブレードラバー5の端部に装着される。ブレードラバー5には剛性を有するバッキング6が装着されているので、サイドカバー部21は、両端が剛性を有する部材にそれぞれ支持されて片持ち状とならない。その結果、サイドカバー部21に対して洗車機等から比較的大きな外力が作用しても、該サイドカバー部21がワイパブレード1から脱落したり破損したりすることを抑制することができる。
(3)プライマリレバー2の連結部12に連結されたサイドカバー部21は、回動軸がワイパブレード1の幅方向に延びていることから、該ワイパブレード1の幅方向、即ち払拭方向においては移動不能となる。従って、サイドカバー部21の把持部21dにて把持されるブレードラバー5端部は払拭方向の剛性が向上するため、払拭時のびびり(ガラス表面30aからの飛び)を抑制することができる。
(4)サイドカバー部21は、対をなしておりワイパブレード1の両側にそれぞれ設けられ、互いが対称形状に形成されている。従って、カバー部材7、ひいてはワイパブレード1の外観見栄えがより向上する。
(5)サイドカバー部21は、プライマリレバー2に対して回動可能に連結されている。従って、サイドカバー部21は、強度及び剛性の高い金属製のプライマリレバー2に回動可能に連結されるので、例えば樹脂製のセンターカバー部20に連結する場合と比べて、その連結が確実である。
(6)サイドカバー部21の基端内側面には連結突起21cが形成され、プライマリレバー2の連結部12には連結突起21cが嵌挿される連結孔12aが形成されている。従って、プライマリレバー2は金属製であるので、該レバー2に形成する連結のための手段を孔としたことで、その形成が突起を形成した場合と比べて容易である。
(7)カバー部材7には、車両走行時に生じる走行風を受けるとワイパブレード1をガラス表面30a側に押し付ける力を生じさせるフィン部20e,21bが一体に形成されている。従って、このフィン部20e,21bにより、走行時、特に高速走行時に生じるワイパブレード1のガラス表面30aからの浮き上がりが防止され、払拭性能を向上させることができる。しかも、このフィン部20e,21bをカバー部材7に一体に形成したので、部品点数の増加を防止することができる。
(8)サイドカバー部21にもフィン部21bを設けているので、フィン部21bによりガラス表面30a側に押し付ける力が該サイドカバー部21の先端に設けた把持部21d及びラバー押圧突起21fを介してブレードラバー5端部に伝わるので、該ブレードラバー5端部の浮き上がりを効果的に防止することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態のワイパブレード1aは、前記第1実施形態のワイパブレード1と比べて、カバー部材7aの構成が中心に変更されている。従って、以下には、カバー部材7aを中心に説明し、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6〜図8に示すように、カバー部材7aは、センターカバー部22と該センターカバー部22の両側に位置する一対のサイドカバー部23とから構成され、それぞれ合成樹脂材料にて所定の剛性を有するように形成されている。センターカバー部22及びサイドカバー部23は、レバーアッセンブリ4を収容して覆うとともに、ブレードラバー5の端部まで延びており、該ブレードラバー5と一体的な外観となるように構成されている。
センターカバー部22は、プライマリレバー2のホルダ部10とアーム部11の基端部とを覆うように形成されている。センターカバー部22は、両側壁が平行となるように形成され、その幅方向の中心がワイパブレード1aの幅方向の中心線上に位置するように設けられている。センターカバー部22の中央上端部には、前記ホルダ部10を露出させるための長方形状の開口22aが形成されている。
又、センターカバー部22の内側面には前記プライマリレバー2のホルダ部10下端面の所定の4箇所に係止する係止突起22bが形成されている。これら各係止突起22bは、センターカバー部22をプライマリレバー2に対して装着した際、該プライマリレバー2のホルダ部10の下端面に係止し、センターカバー部22の反装着方向側への移動を規制、即ち脱落を防止する。
一方、対をなすサイドカバー部23は、互いに対称形状に形成されている。サイドカバー部23は、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略V字状に形成されている。サイドカバー部23は、前記プライマリレバー2のアーム部11の基端部からブレードラバー5の端部まで延びており、長手方向の所定位置から先端部(ブレードラバー5の端部)に向かうほど高さが次第に低くなる形状をなしている。サイドカバー部23の先端部には、下端から切り欠き状に開口形成され、バッキング6を装着したブレードラバー5が長手方向から挿入可能とする開口部23eが形成されている。
又、サイドカバー部23には、ワイパブレード1aの幅方向の中心線に対して該幅方向の一側にオフセットさせた頂部23aから幅方向の他側においてフィン部23bが一体に形成されている。フィン部23bは、走行風を受けるとワイパブレード1aをガラス表面30a側に押し付ける力を生じさせる斜面に形成されている。
又、サイドカバー部23の基端内側面には、一対の連結突起23cが形成されている。これに対し、プライマリレバー2のアーム部11の基端部には一対の連結孔11aが設けられている。尚、前記第1実施形態で設けられていた連結部12の連結孔12aは省略され、該連結部12が短く形成されている。そして、サイドカバー部23は、基端部の連結突起23cがプライマリレバー2のアーム部11の連結孔11aにそれぞれ嵌挿され、該プライマリレバー2(アーム部11)に対して回動可能に連結される。尚、この場合、サイドカバー部23の回動軸は、前記第1実施形態と同様に、ワイパブレード1aの幅方向に沿うように設定されている。因みに、本実施形態のサイドカバー部23の基端部は、センターカバー部22の内部に収容されるようになっている。
又、サイドカバー部23の先端内側面には、前記ブレードラバー5の基部5aを長手方向から挿入するための把持部23dが形成されている。把持部23dは、ブレードラバー5がガラス表面30aの曲率変化による屈曲変形に追従可能となるように、レバーアッセンブリ4の中で端部に位置する把持部16よりも先端側でブレードラバー5の基部5aを把持する。又、サイドカバー部23の先端内側面には、ブレードラバー5がガラス表面30aに曲率変化による屈曲変形に追従可能となるように、把持部16よりも先端側でブレードラバー5の基部5aをガラス表面30a側に押すためのラバー押圧突起23fが下方に向かって突出形成されている。
そして、このように構成されるカバー部材7aにおいて、サイドカバー部23がプライマリレバー2のアーム部11及びセカンダリレバー3の外側のアーム部15を収容するように装着、即ちサイドカバー部23の連結突起23cがプライマリレバー2のアーム部11の連結孔11aに嵌挿される。次いで、センターカバー部22がサイドカバー部23の基端部を収容するようにプライマリレバー2のホルダ部10に装着、即ち係止突起22bがホルダ部10の下端面に係止される。その後、サイドカバー部23の開口部23eから把持部23d及び前記レバーアッセンブリ4の把持部16にブレードラバー5の基部5aが長手方向から挿入される。これにより、サイドカバー部23は、レバーアッセンブリ4及びブレードラバー5から脱落しないように装着される。このようなサイドカバー部23及び前記センターカバー部22よりなるカバー部材7aを装着する本実施形態においても、レバーアッセンブリ4が覆われてブレードラバー5と一体的な外観となるワイパブレード1aとなる。
このような構成の本実施形態のワイパブレード1aは、前記第1実施形態のワイパブレード1と比べて若干の変更点はあるが、前記第1実施形態で記載した作用効果(1)〜(8)を有している。これに加え、本実施形態では、サイドカバー部23の基端部がセンターカバー部22の内部に収容されている。これにより、ワイパブレード1aを側方から見た場合に、サイドカバー部23とセンターカバー部22との繋ぎ目に隙間が生じることが防止され、外観見栄えの向上に貢献できる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態のワイパブレード1bは、前記第2実施形態のワイパブレード1aと比べて、カバー部材7bの構成が中心に変更されている。従って、以下には、カバー部材7bを中心に説明し、前記第1及び第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9〜図11に示すように、カバー部材7bは、センターカバー部22と該センターカバー部22の一側に位置するサイドカバー部23と、該センターカバー部22の他側に位置するサイドカバー部24とから構成され、それぞれ合成樹脂材料にて所定の剛性を有するように形成されている。即ち、本実施形態のワイパブレード1bは、前記第2実施形態で用いたサイドカバー部23を一側においてのみ実施している。
サイドカバー部24は、下方(ブレードラバー5側)が開口する断面略V字状に形成されている。サイドカバー部24は、前記プライマリレバー2の一方のアーム部11の基端部からセカンダリレバー3の把持部16まで延びている。サイドカバー部24には、ワイパブレード1bの幅方向の中心線に対して該幅方向の一側にオフセットさせた頂部24aから幅方向の他側においてフィン部24bが一体に形成されている。フィン部24bは、走行風を受けるとワイパブレード1bをガラス表面30a側に押し付ける力を生じさせる斜面に形成されている。
又、サイドカバー部24の基端内側面には、プライマリレバー2のアーム部11の基端部に設けられる一対の連結孔11aに嵌挿される一対の連結突起24cが形成されている。そして、サイドカバー部24は、基端部の連結突起24cがプライマリレバー2のアーム部11の連結孔11aに嵌挿され、該プライマリレバー2(アーム部11)に対して回動可能に連結される。尚、この場合、サイドカバー部24の回動軸は、前記第2実施形態と同様に、ワイパブレード1bの幅方向に沿うように設定されている。因みに、本実施形態のサイドカバー部24の基端部も、センターカバー部22の内部に収容されるようになっている。
又、サイドカバー部24の先端内側面には、前記ブレードラバー5の基部5aを把持する把持部24dが形成されている。尚、この把持部24dは、ブレードラバー5の基部5aに対して上部から装着可能に形成されている。
更に、サイドカバー部24が途切れたセカンダリレバー3の把持部16からブレードラバー5の端部においては、該サイドカバー部24から連続するようなフィン部5dがブレードラバー5の上面に立設されている。
このようなサイドカバー部23,24及び前記センターカバー部22よりなるカバー部材7bを装着する本実施形態においても、レバーアッセンブリ4が覆われてブレードラバー5と一体的な外観となるワイパブレード1bとなる。このような構成の本実施形態のワイパブレード1bは、前記第2実施形態のワイパブレード1aと同様、サイドカバー部23を用いる部分については、同様の作用効果を有している。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記各実施形態では、サイドカバー部21,23,24をレバーアッセンブリ4に回動可能に連結したが、センターカバー部20,22に回動可能に連結する構成であってもよい。
○上記実施形態では、サイドカバー部21,23,24に連結突起21c,23c,24cを設け、レバーアッセンブリ4に連結孔12a,11aを設けて、サイドカバー部21,23,24を回動可能に連結したが、突起及び孔を逆の部材に形成してもよい。又、突起及び孔以外の連結手段を用いてもよい。例えば、連結ピン17を若干突出させて、サイドカバー部21を回動可能に連結するようにしてもよい。又、連結突起21c,23c,24c及び連結孔12a,11aといった連結部分の位置を適宜変更してもよい。
○上記各実施形態では、フィン部20e,21b,23b,24bを一体に設けたカバー部材7,7a,7bであったが、フィン部を省略したカバー部材であってもよい。この場合、サイドカバー部21,23を対で設ける場合、同一形状に形成することが可能となる。
○上記各実施形態では、1個のセンターカバー部20,22と2個のサイドカバー部21,23,24とで構成されるカバー部材7,7a,7bとしたが、カバー部の数はこれに限定されるものではなく、カバー部の数を適宜増減させてもよい。例えば、カバー部材を可動カバー部であるサイドカバー部のみとし、プライマリレバー2をセンターカバー部のような外形形状としてもよい。
○上記各実施形態では、1個のプライマリレバー2と2個のセカンダリレバー3とで構成されるレバーアッセンブリ4を用いたが、レバーの数はこれに限定されるものではない。
○上記各実施形態では、可動カバー部は、その先端部がレバーアッセンブリ4の端部に位置する把持部16よりも先端側でブレードラバー5を直接保持する構成としたが、ブレードラバー5を間接的に保持する構成としてもよい。例えば、第1実施形態において、図12(a),(b)に示すように、バッキング6として、その一部がブレードラバー5のバッキング装着溝5cから突出する幅のものを使用する。そして、図12(b)に示すように、サイドカバー部21に形成された把持部21dは、バッキング装着溝5cから突出したバッキング6の部分を把持することにより間接的にブレードラバー5を保持する構成とする。このとき、セカンダリレバー3の両端部に設けられる把持部16は、図12(a)に示すように、ブレードラバー5の基部5aを把持してブレードラバー5を保持する構成であっても、図13に示すように、把持部16がバッキング装着溝5cから突出したバッキング6の部分と係合する状態でブレードラバー5を保持する構成であってもよい。同様に、第2の実施形態及び第3の実施形態においても、バッキング6として、その一部がブレードラバー5のバッキング装着溝5cから突出する幅のものを使用して、サイドカバー部23,24の把持部23d,24dがバッキング装着溝5cから突出したバッキング6の部分を把持するように構成してもよい。
○可動カバー部の先端部がブレードラバー5を間接的に保持する構成として、ブレードラバー5端部又はバッキング6の端部に取り付けられたキャップ等を介して保持するものであってもよい。例えば、サイドカバー部21,23,24の把持部21d,23d,24dが、ブレードラバー5端部又はバッキング6の端部に取り付けられたキャップ等を把持する構成であってもよい。
(a)は、第1実施形態におけるカバー部材を装着したワイパブレードの側面図、(b)は、カバー部材を装着する前のワイパブレードの側面図。 (a)(b)は、図1の要部拡大図。 カバー部材を装着する前のワイパブレードの斜視図。 (a)は、図2(a)のA−A断面図、(b)は、図2(a)のB−B断面図、(c)は、図2(a)のC−C断面図。 (a)は、図2(a)のD−D断面図、(b)は、図2(a)のE−E断面図、(c)は、図2(a)のF−F断面図。 (a)は、第2実施形態におけるカバー部材を装着したワイパブレードの側面図、(b)は、カバー部材を装着する前のワイパブレードの側面図。 (a)(b)は、図6の要部拡大図。 カバー部材を装着する前のワイパブレードの斜視図。 (a)は、第3実施形態におけるカバー部材を装着したワイパブレードの側面図、(b)は、カバー部材を装着する前のワイパブレードの側面図。 (a)(b)は、図9の要部拡大図。 カバー部材を装着する前のワイパブレードの斜視図。 (a)は、図5(b)に対応する変形例の断面図、(b)は、図5(c)に対応する変形例の断面図。 図5(b)に対応する変形例の断面図。
符号の説明
1,1a,1b…ワイパブレード、2…レバーとしてのプライマリレバー、3…レバーとしてのセカンダリレバー、4…レバーアッセンブリ、5…ブレードラバー、6…バッキング、7,7a,7b…カバー部材、8…ワイパアーム、11a,12a…連結孔、16…把持部、21,23,24…可動カバー部としてのサイドカバー部、21c,23c,24c…連結突起、20e,21b,23b,24b…フィン部。

Claims (6)

  1. ワイパアームと連結され、複数個の金属製レバーがトーナメント状に連結されて構成されて複数個の把持部を有するレバーアッセンブリと、該レバーアッセンブリにて保持されるブレードラバーと、該ブレードラバー側が開口する凹状に形成され、前記レバーアッセンブリを該開口から内部に収容する合成樹脂製のカバー部材と、を備えたワイパブレードであって、
    前記カバー部材は、1個又は複数個の可動カバー部を備えており、
    前記可動カバー部は、前記ブレードラバーの屈曲変形に応じて回動するように、基端部が前記レバーアッセンブリ又は前記可動カバー部以外の前記カバー部材に対して回動可能に連結されるとともに、先端部が前記レバーアッセンブリの端部に位置する前記把持部よりも先端側で前記ブレードラバーを直接又は間接的に保持することを特徴とするワイパブレード。
  2. 請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
    前記可動カバー部は、ワイパブレードの両側にそれぞれ設けられ、互いが同一形状又は対称形状に形成されていることを特徴とするワイパブレード。
  3. 請求項1又は2に記載のワイパブレードにおいて、
    前記可動カバー部は、前記レバーアッセンブリを構成する前記レバーに対して回動可能に連結されていることを特徴とするワイパブレード。
  4. 請求項3に記載のワイパブレードにおいて、
    前記可動カバー部には、基端内側面に連結突起が形成され、
    前記レバーには、前記連結突起が嵌挿され前記可動カバー部を回動可能に連結する連結孔が形成されていることを特徴とするワイパブレード。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記可動カバー部は、基端部が前記可動カバー部以外の前記カバー部材の内部に収容されていることを特徴とするワイパブレード。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記カバー部材には、車両走行時に生じる走行風を受けるとワイパブレードを払拭面側に押し付ける力を生じさせるフィン部が一体に形成されていることを特徴とするワイパブレード。
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