JP2005237919A - 携帯式物干し - Google Patents
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Abstract
【課題】干物の展開領域が限定でき、吊りロッドの懸垂点からの背面距離が小さな周囲環境にも対応し得る構造の携帯式物干しを提供する。
【解決手段】頂部に方向姿勢保持用広幅フックを有し下部が二股になっている吊ロッド1は、両外側2点で扇形ブロック2を、二股内で釣合重りレバ−3を、吊りロッド根元固定ピン1本のみで同時に結合できるよう構成されている。扇形ブロック2には、複数の物干しレバ−5が扇形円弧固定ピンで水平放射状に展開可能に結合されている。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重り7で調整する。物干し終了時は、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳み扇形ブロック投影面積内にコンパクトに収納できる。
【選択図】図1
【解決手段】頂部に方向姿勢保持用広幅フックを有し下部が二股になっている吊ロッド1は、両外側2点で扇形ブロック2を、二股内で釣合重りレバ−3を、吊りロッド根元固定ピン1本のみで同時に結合できるよう構成されている。扇形ブロック2には、複数の物干しレバ−5が扇形円弧固定ピンで水平放射状に展開可能に結合されている。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重り7で調整する。物干し終了時は、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳み扇形ブロック投影面積内にコンパクトに収納できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯物からの水滴を限定領域内に確実に落とし得る構造をもつ物干しに関するものである。
旅行等に於いて洗濯した場合、物干しロ−プを部屋の壁や家具に引っ掛けて張り洗濯物を干さざるを得なかった為、洗濯物から落ちる水滴で床を濡らすことが容易には避けられないという欠点があった。
本発明は、上記の欠点を克服する為に、干物の展開領域を限定できる構造とすることにより、干物からの水滴を濡れても構わない場所に限定して落下させ得ると共に、吊りロッドの懸垂点からの背面距離が小さな周囲環境にも対応し得る方式を提供する。
本発明は、上記の課題を解決するために、携帯式物干しとして、頂部に方向姿勢保持用広幅フックを有し下部が二股になっている吊りロッド(1)は、両外側2点で扇形ブロック(2)を、二股内で釣合重りレバ−(3)を、吊りロッド根元固定ピン(4)一本のみで同時に結合できるよう構成されている。垂直な吊りロッドに対する扇形ブロックの水平姿勢は、この根元ピンと吊ロッドと扇形ブロック間の面反力で維持される。扇形ブロックには、複数の物干しレバ−(5)が扇形円弧固定ピン(6)で水平放射状に展開可能に結合されている。釣合重りレバ−と物干しレバ−は各ピンおよび各レバ−後端部と扇形ブロック間の面反力で保持される。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重り(7)で調整する。物干し終了時は、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳み扇形ブロック投影面積内にコンパクトに収納できる。即ち、干物の展開が吊りロッドの片側方向領域に限定できる構造とし、更に収納時の容積をコンパクトにし得ると共に携帯性をも向上させ得る構造とした。
以上述べたように本発明を使用すれば、物干し時に於いて、洗濯物からの水滴を、濡れても構わない場所、に限定して確実に落とせる、更に背面空間が狭い周囲環境にも対応できる特性から個々人の生活様式に合った物干し場所の多様化を容易に図ることが出来、折畳んで軽量、コンパクトに収納、容易に携帯することが出来、便利である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って実施例を説明するが、例示は単に説明用のものであって、後述する具体的構成に限定されるものではなく、必要に応じ適宜構成を変形、追加または削除した構成としてもよい。
図1から図9に本発明に係る物干しの実施例を示す。
図1は、物干し時の全体概要図で、主要コンポ−ネントである、吊りロッド(1)、扇形ブロック(2)、釣合重りレバ−(3)、物干しレバ−(5)、釣合重り(7)、の配置関係を示す。
図2に示す如く、扇形ブロックは、図中表示の扇形中心を起点とした半円以内に収まるコンパクトな扇形形状をしており、扇形円弧に沿って複数の物干しレバ−を扇形円弧固定ピン(6)で結合している。この固定ピンは扇形円弧固定ピン押え板(8)で扇形ブロックに固定されている。反扇形円弧側では、吊りロッドの二股内で釣合重りレバ−、二股両外側2点で扇形ブロックを、吊りロッド根元固定ピン(4)一本のみで同時に結合されている。従って、釣合重りレバ−は吊りロッド根元固定ピン回りに上方に略1/4回転出来るが、扇形ブロックは2点結合故に水平回転出来ず、吊ロッドとは固定結合状態である。この固定結合状態であることが、水平回転を防止して、干し物の展開領域を限定できる構造を構築する為の本発明の重要な部分である。
吊りロッド根元固定ピンは根元固定ピン押え板(9)で扇形ブロックに固定されている。垂直な吊りロッドに対する扇形ブロックの水平姿勢は、この根元固定ピンと吊りロッドと扇形ブロック間の面反力で維持される。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重りで調整する。
図3に示す如く、吊りロッドの頂部に方向姿勢保持用幅広フックを有し、竿等に懸垂させる場合は、摩擦抵抗増強処理をした二股形状のフックの水平下面の左右2点で水平回転外力に抗する構造となており、扇形ブロックの水平回転を防止し、扇形展開した干し物の領域を限定できる。
次に、定点に懸垂させる場合は、図4に示す如く、フック先端二股部内側に差込む形の下向きフック状金具(10)に方向姿勢保持用幅広フックを懸垂させて、水平回転を防止し、扇形展開した干し物の領域を限定できる。
図5には、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳んで扇形ブロック投影面積内に、コンパクトにスペ−スをとらずに収納し、ゴム輪(11)等でバインドした状態を示した。この状態で、押入れ等に収納したり、旅行や出張等に携帯する。
図6に示す如く、旅行や出張中、毎日出る下着等の洗濯物を何処に干せば良いか、洗濯物の干し場所の選択に苦労していたが、本物干しをホテルのユニットバスのバスタブ上のシャワ−カ−テンレ−ルに懸垂し、放射状の物干しレバ−がバスタブ内に来るようにセットすることにより、洗濯物からの水滴はバスタブ内に確実に落ち、洗面台側の床を濡らすことなく、洗濯物を乾かすことが出来、清潔で快適な生活を送れる。
図7に示す如く、室外に干す場合、釣合重り側の張出し半径が小さいので、竿等のフック懸垂点と外壁,ガラス戸,網戸等の距離が小さい場所でも網戸等を損傷したりすること無く物干し出来る。
図8に示す如く、洗濯物から水滴が落ちなくなった状態、いわゆる「半乾き」になったら、室内に取込み室内干しをする場合、釣合重り側の張出し半径が小さいので、カ−テンレ−ルにフックを掛けて、窓等のガラスを傷つけることも無く、また、カ−テンを引いても使用可能なため外部から見られる心配も無く安心して干すことが出来る。
図9に示す如く、半乾きで部屋のコ−ナ−に室内干しをした場合も、釣合重り側の張出し半径が小さくて済むので、干物の占有面積も小さくて済み、室内も広く使え、居心地が損われない利点がある。
図1は、物干し時の全体概要図で、主要コンポ−ネントである、吊りロッド(1)、扇形ブロック(2)、釣合重りレバ−(3)、物干しレバ−(5)、釣合重り(7)、の配置関係を示す。
図2に示す如く、扇形ブロックは、図中表示の扇形中心を起点とした半円以内に収まるコンパクトな扇形形状をしており、扇形円弧に沿って複数の物干しレバ−を扇形円弧固定ピン(6)で結合している。この固定ピンは扇形円弧固定ピン押え板(8)で扇形ブロックに固定されている。反扇形円弧側では、吊りロッドの二股内で釣合重りレバ−、二股両外側2点で扇形ブロックを、吊りロッド根元固定ピン(4)一本のみで同時に結合されている。従って、釣合重りレバ−は吊りロッド根元固定ピン回りに上方に略1/4回転出来るが、扇形ブロックは2点結合故に水平回転出来ず、吊ロッドとは固定結合状態である。この固定結合状態であることが、水平回転を防止して、干し物の展開領域を限定できる構造を構築する為の本発明の重要な部分である。
吊りロッド根元固定ピンは根元固定ピン押え板(9)で扇形ブロックに固定されている。垂直な吊りロッドに対する扇形ブロックの水平姿勢は、この根元固定ピンと吊りロッドと扇形ブロック間の面反力で維持される。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重りで調整する。
図3に示す如く、吊りロッドの頂部に方向姿勢保持用幅広フックを有し、竿等に懸垂させる場合は、摩擦抵抗増強処理をした二股形状のフックの水平下面の左右2点で水平回転外力に抗する構造となており、扇形ブロックの水平回転を防止し、扇形展開した干し物の領域を限定できる。
次に、定点に懸垂させる場合は、図4に示す如く、フック先端二股部内側に差込む形の下向きフック状金具(10)に方向姿勢保持用幅広フックを懸垂させて、水平回転を防止し、扇形展開した干し物の領域を限定できる。
図5には、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳んで扇形ブロック投影面積内に、コンパクトにスペ−スをとらずに収納し、ゴム輪(11)等でバインドした状態を示した。この状態で、押入れ等に収納したり、旅行や出張等に携帯する。
図6に示す如く、旅行や出張中、毎日出る下着等の洗濯物を何処に干せば良いか、洗濯物の干し場所の選択に苦労していたが、本物干しをホテルのユニットバスのバスタブ上のシャワ−カ−テンレ−ルに懸垂し、放射状の物干しレバ−がバスタブ内に来るようにセットすることにより、洗濯物からの水滴はバスタブ内に確実に落ち、洗面台側の床を濡らすことなく、洗濯物を乾かすことが出来、清潔で快適な生活を送れる。
図7に示す如く、室外に干す場合、釣合重り側の張出し半径が小さいので、竿等のフック懸垂点と外壁,ガラス戸,網戸等の距離が小さい場所でも網戸等を損傷したりすること無く物干し出来る。
図8に示す如く、洗濯物から水滴が落ちなくなった状態、いわゆる「半乾き」になったら、室内に取込み室内干しをする場合、釣合重り側の張出し半径が小さいので、カ−テンレ−ルにフックを掛けて、窓等のガラスを傷つけることも無く、また、カ−テンを引いても使用可能なため外部から見られる心配も無く安心して干すことが出来る。
図9に示す如く、半乾きで部屋のコ−ナ−に室内干しをした場合も、釣合重り側の張出し半径が小さくて済むので、干物の占有面積も小さくて済み、室内も広く使え、居心地が損われない利点がある。
1 吊りロッド
2 扇形ブロック
3 釣合重りレバ−
4 吊りロッド根元固定ピン
5 物干しレバ−
6 扇形円弧固定ピン
7 釣合重り
8 扇形円弧固定ピン押え板
9 吊りロッド根元固定ピン押え板
10 下向きフック状金具
11 ゴム輪
2 扇形ブロック
3 釣合重りレバ−
4 吊りロッド根元固定ピン
5 物干しレバ−
6 扇形円弧固定ピン
7 釣合重り
8 扇形円弧固定ピン押え板
9 吊りロッド根元固定ピン押え板
10 下向きフック状金具
11 ゴム輪
Claims (1)
- 頂部に方向姿勢保持用広幅フックを有し下部が二股になっている吊りロッド(1)は、両外側2点で扇形ブロック(2)を、二股内で釣合重りレバ−(3)を、吊りロッド根元固定ピン(4)、一本のみで同時に結合できるよう構成されている。垂直な吊ロッドに対する扇形ブロックの水平姿勢は、この根元ピンと吊りロッドと扇形ブロック間の面反力で維持される。扇形ブロックには、複数の物干しレバ−(5)が扇形円弧固定ン(6)で水平放射状に展開可能に結合されている。釣合重りレバ−と物干しレバ−は各ピンおよび各レバ−後端部と扇形ブロック間の面反力で保持される。物干し時の全体水平バランスは、釣合重りレバ−先端部に吊下げた釣合重り(7)で調整する。物干し終了時は、釣合重りレバ−は折畳んで吊りロッド二股内側空間内に、物干しレバ−も吊りロッド側に折畳み扇形ブロック投影面積内にコンパクトに収納できる。即ち、干物の展開が吊りロッドの片側方向領域に限定できる構造とし、更に収納時の容積をコンパクトにし得ると共に、携帯性をも向上させ得る構造としたことを特徴とする携帯式物干し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004085708A JP2005237919A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 携帯式物干し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004085708A JP2005237919A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 携帯式物干し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005237919A true JP2005237919A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35020250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004085708A Pending JP2005237919A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 携帯式物干し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005237919A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL126739U1 (pl) * | 2017-10-26 | 2019-05-06 | Dabrowski Tomasz | Suszarka sufitowa na pranie |
CN112376236A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-19 | 湖州鑫灿家具有限公司 | 一种速干平衡晾衣架 |
-
2004
- 2004-02-26 JP JP2004085708A patent/JP2005237919A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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PL126739U1 (pl) * | 2017-10-26 | 2019-05-06 | Dabrowski Tomasz | Suszarka sufitowa na pranie |
CN112376236A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-19 | 湖州鑫灿家具有限公司 | 一种速干平衡晾衣架 |
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