JP2005237904A - 脱臭装置及び乾燥装置 - Google Patents

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貴之 岡
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Abstract

【課題】 始動時に、触媒全体の温度を均一且つ短時間で触媒の反応開始温度以上に昇温させることができる脱臭装置及び該脱臭装置を備えた乾燥装置を提供する。
【解決手段】 操作パネル53の運転開始ボタンが押されると(S1:YES)、脱臭装置20の電熱ヒータ23が高出力駆動されると共にファンモータ24が低出力で駆動され、触媒温度Tが反応開始温度以上の設定温度T1に達した場合には、操作パネル53の運転停止ボタンが押されるまで、脱臭装置20は通常運転される(S2〜S5)。また、操作パネル53の運転停止ボタンが押された場合には、乾燥装置1の送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13が停止される。また、電熱ヒータ23が停止されると共にファンモータ24が高出力駆動され、触媒温度Tが反応開始温度に近い設定温度T2より低い温度になった場合には、ファンモータ24も停止される(S6〜S8)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、空気中の臭気成分(主にアミン類、硫化水素、アルデヒド類、アンモニア、エチルメルカプタン等)を触媒にて酸化分解(燃焼)して除去する脱臭装置及びこの脱臭装置を備えた乾燥装置に関するものである。
従来より、干物などの乾燥装置内等に発生する臭気成分(主にアミン類、硫化水素、アルデヒド類、アンモニア、エチルメルカプタン等)を触媒にて酸化分解(燃焼)して除去する脱臭装置について種々提案されている。
例えば、吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒を加熱する発熱体と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段とを備えた脱臭装置において、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、前記発熱体及び送風手段の作動を制御する制御装置とを設け、前記発熱体の加熱能力を前記送風手段の冷却能力よりも大きくし、また前記制御装置により、当該脱臭装置の始動時に前記発熱体の加熱作動を開始させ、前記温度検出手段の検出温度が前記触媒の反応開始温度以上の下限設定温度に上昇到達したときに前記送風手段の送風作動を開始させ、前記検出温度が上限設定温度に上昇到達したときに前記発熱体の加熱作動を停止させ、前記検出温度が下限設定温度に下降到達したときに前記送風手段の送風作動を停止させるとともに前記発熱体の加熱作動を開始させる脱臭装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−234341号公報(段落(0022)〜(0035)、図1〜図5)
しかしながら、このような構成の脱臭装置においては、触媒の温度を検出する温度検出手段は、触媒を挟んで該触媒を加熱する発熱体と反対側に設置されているため、脱臭装置の始動時に送風手段を停止させて発熱体のみを加熱作動を行うと触媒の該発熱体に対向する部分が部分的に高温となり検出温度が不正確になるという問題がある。また、触媒の該発熱体に対向する部分が部分的に所定温度(例えば、700℃等)以上になった場合には破壊されてしまうという問題がある。また、これらの問題を回避するために、脱臭装置の始動時における発熱体の加熱量を少なくした場合には、触媒温度が反応開始温度以上の下限設定温度に達するまでの昇温時間が長時間になると共に、中間生成物発生温度(例えば、50℃〜250℃)の状態が長時間続き、臭気成分が中間生成物(かえって悪臭の強い物質になることもある。)となって排出されるという問題がある。更に、脱臭装置の作動終了時に、発熱体の加熱作動と送風手段の送風作動とを同時に停止させた場合には、発熱体の予熱により、触媒の該発熱体に対向する部分が部分的に高温となり破壊される虞があるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、脱臭装置の始動時に、触媒全体の温度を均一且つ短時間で触媒の反応開始温度以上に昇温させることができる脱臭装置及び該脱臭装置を備えた乾燥装置を提供することを目的とする。また、脱臭装置の作動終了時に、触媒全体の温度を安定させて、且つ短時間で触媒の反応開始温度以下に下降させることができる脱臭装置及び該脱臭装置を備えた乾燥装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る脱臭装置は、吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、該脱臭装置の始動時には、前記検出温度が前記触媒の反応開始温度以上の所定設定温度になるまで前記発熱体の発熱出力を高出力に設定すると共に、前記送風手段の送風出力を低出力に設定するように制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る脱臭装置は、吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、脱臭装置の作動終了時には、前記発熱体の加熱作動を停止させると共に、前記検出温度が前記触媒の反応開始温度近傍に低下するまで前記送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が反応開始温度近傍まで低下した場合には、該送風手段の送風作動を停止させるように制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る脱臭装置は、吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、脱臭装置の作動終了時には、前記発熱体の加熱作動を停止させると共に、前記温度検出手段の検出温度が前記触媒の中間生成物発生温度より低くなるまで前記送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が中間生成物発生温度より低くなった場合には、該送風手段の送風作動を停止させるように制御することを特徴とする。
更に、請求項4に係る乾燥装置は、装置本体の空気循環流路の空気を吸入して脱臭後、再度該空気循環流路内に排出する脱臭装置を備えた乾燥装置において、前記脱臭装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭装置であることを特徴とする。
請求項1に係る脱臭装置においては、脱臭装置の始動時には、触媒の温度が反応開始温度以上の所定設定温度になるまで発熱体の発熱出力を高出力に設定すると共に、送風手段の送風出力を低出力にするようにしたため、高出力の発熱体によって触媒を速く加温することができると共に、送風手段を低出力で作動させることによって触媒の発熱体に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒の破壊や劣化を防止することができる。また、高出力の発熱体で加温された空気が触媒内を流れて該触媒内部及び触媒の発熱体と反対側の部分を急速に加温することができ、触媒全体を反応開始温度以上の所定設定温度に短時間で均一に加温することができ、脱臭装置を短時間で通常運転状態にすることができると共に、未分解の臭気成分や中間生成物の発生を極力防止することができる。更に、送風手段を低出力で作動させることによって触媒全体を反応開始温度以上の所定設定温度に短時間で均一に加温することができるため、温度検出手段による触媒温度検出精度の高精度化を図ることができる。
また、請求項2に係る脱臭装置においては、脱臭装置の作動終了時には、発熱体の加熱作動を停止させると共に、温度検出手段の検出温度が触媒の反応開始温度近傍に低下するまで送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が反応開始温度近傍まで低下した場合には、該送風手段の送風作動を停止させるようにしたため、高出力の送風手段によって発熱体の予熱による触媒の発熱体に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒の破壊や劣化を防止することができる。また、検出温度が触媒の反応開始温度近傍に低下するまで送風手段が高出力で作動するため、発熱体及び触媒を急速に冷却することができ、短時間で脱臭装置を停止させることができる。
また、請求項3に係る脱臭装置においては、脱臭装置の作動終了時には、発熱体の加熱作動を停止させると共に、温度検出手段の検出温度が触媒の中間生成物発生温度より低くなるまで送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が中間生成物発生温度より低くなった場合には、該送風手段の送風作動を停止させるようにしたため、高出力の送風手段によって発熱体の予熱による触媒の発熱体に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒の破壊や劣化を防止することができる。また、検出温度が触媒の中間生成物発生温度より低くなるまで送風手段が高出力で作動するため、発熱体及び触媒の温度を急速に中間生成物発生温度以下に冷却することができ、短時間で脱臭装置を停止させることができると共に、中間生成物の排出量を極めて少なくすることができる。
更に、請求項4に係る乾燥装置においては、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭装置を設け、装置本体の温風等の空気循環流路の空気を吸入して脱臭後、再度該空気循環流路内に排出するようにしたため、乾燥装置の運転開始時において、脱臭装置を短時間で通常運転状態にすることができ、該運転開始時から十分な脱臭効果を得ることができると共に、該触媒の破壊や劣化を防止することができ乾燥装置の維持費の低減化を図ることができる。また、乾燥装置の運転停止時に、脱臭装置を短時間で停止することができるため、乾燥物の迅速な入れ替えを行うとことができ、作業効率の向上を図ることができると共に、消費電力の削減化を図ることができる。また、乾燥装置の運転開始時及び運転停止時における、脱臭装置による中間生成物の発生を極力防止することができる。
以下、本発明に係る脱臭装置及び乾燥装置について具体化した第1実施形態及び第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1実施形態に係る乾燥装置の概略構成について図1に基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る乾燥装置の概略構成を示す側断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る乾燥装置1は、略箱体状の本体2の内側に内室構成体3が設けられている。この内室構成体3は、乾燥対象物(魚など)を貯留して乾燥する乾燥室に相当し、該乾燥対象物を載置した棚台車4を収納する。また、この内室構成体3の外壁部と本体2の内壁部との間には、上側通風路5A、左側通風路5B、及び右側通風路5Cが形成され、内室構成体3の左右の側面には、左側通風路5B又は右側通風路5Cと連通する複数の各空気孔3Aが穿設されている。
また、上側通風路5Aの内室構成体3の天井部に対向する部分には、送風機10と、この送風機10の下流側に冷却器11とが取り付けられている。冷却器11は、上流側側面部に空気吸込口11Aを有し、下流側側面部に空気吹出口11Bを有して、該冷却器11内を流れる空気を不図示の冷凍ユニット等を介して冷却すると共に除湿する機能を有する。
従って、右側通風路5C、上側通風路5A、左側通風路5Bによって、内室構成体3内に通風する空気の循環路R(各矢印R1、R2、R3、R4)が形成される。
また、冷却器11よりも下流側の上側通風路5A内には、複数の筒状の加熱ヒータ13が、前後方向(図1中、紙面に垂直方向)に配置されている。また、各加熱ヒータ13よりも下流側の左側通風路5Bの上流部には、温度センサ16が本体2の内側側壁部に取り付けられている。この温度センサ16によって内室構成体3内に流れ込む空気の温度が測定される。
そして、冷却器11の空気吹出口11Bから冷却・除湿されて吹き出された空気は、この各加熱ヒータ13間を通過して、温度センサ16によって測定される所定温度まで内室構成体3内が所定温度に加熱される。一方、各加熱ヒータ13を駆動しない場合は、温度センサ16によって測定される所定温度まで冷却器11で冷却・除湿された空気が循環路R(各矢印R1、R2、R3、R4)に沿って流れ、内室構成体3内が所定温度に冷却される。これにより、内室構成体3内の温度を約60℃〜0℃に設定可能となっている。
また、上側通風路5Aの送風機10よりも上流側には、本体2内を循環する空気に含まれる臭気成分を触媒で酸化分解して除去する酸化分解式の脱臭装置20が配設されている。
ここで、脱臭装置20の概略構成について図2乃至図4に基づいて説明する。
図2乃至図4に示すように、脱臭装置20は、ケーシング21と、貴金属系の触媒22と、発熱体としての電熱ヒータ23と、ファンモータ24とから構成されている。また、ケーシング21は、臭気成分を含んだ空気を吸入する吸入口26を底部に備えるとともに、臭気成分を脱臭した後の空気を排出する排出口27を送風機10側の側部下方に備えていて、内部は仕切り板29によって吸入口26が開口する第1室31と、排出口27が開口し第1室31の上部にて連通する第2室32とに区画されており、第1室31には触媒22の温度Tを検出する感温筒34が設けられ、第2室32にはケーシング21から排出される空気の温度を検出する感温筒35が設けられている。
貴金属系の触媒22は、第1室31の略中央にてブラケット37を介してケーシング21と仕切り板29に取付けられていて、それ自体周知のもので、図3に示すような1.5〜2.5mm口目のハニカム形状をしており、担体にはコージライト、γアルミナ、ニッケル、クロム系リボン、発泡金属、網等が使用され、これらの担体に活性物質として白金、パラジウム、ロジウム等の貴金属が単体あるいは二元素を混合して担持されている。
また、電熱ヒータ23は、触媒22を加熱するためのもので、図4にて詳細に示したように蛇行形状をしており、触媒22より吸入口26側にてケーシング21に取付けられていて、触媒22に近接している。ファンモータ24は、触媒22に向けて乾燥装置1内の右側通風路5Cの上部の臭気成分を含んだ空気の一部を送風するためのもので、吸入口26に設けられていて、ブラケット(図示省略)を介してケーシング21に組付けられている。従って、ファンモータ24を駆動することによって、右側通風路5Cの上部端部、吸入口26、第1室31、第2室32、排出口27及び上側通風路5Aの上流側端部に通風する空気の循環路S(各矢印S1→S2→S3→S4)が形成され、循環路Rを循環する空気に含まれる臭気成分が触媒22で酸化分解されて除去された後、再度循環路Rに排出される。
また、感温筒34は、触媒22よりも排出口27側にて触媒22に近接して設けられていて、触媒22の直近の空気の温度を検出することにより間接的に触媒22の温度Tと略等しい温度を検出し、その検出信号を後述の制御装置40(図5参照)へ出力するようになっている。また、感温筒35は、排出口27に設けられていて、排出口27から排出される空気の温度を検出し、その検出信号を制御装置40へ出力するようになっている。
制御装置40は、感温筒34からの検出信号に基づいて電熱ヒータ23の発熱出力、ファンモータ24の送風出力を制御するためのものである。ここで、第1実施形態に係る電熱ヒータ23の発熱出力は、高出力と低出力の2段階に設定できるように構成されている。また、第1実施形態に係るファンモータ24の送風出力は、高出力と低出力の2段階に設定できるように構成されている。
次に、上記のように構成される乾燥装置1の制御系の概略構成について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、乾燥装置1の全体の制御を司る制御装置40は、CPU41、ROM42、RAM43及び通信用インターフェース(I/F)44を有するマイクロコンピュータと、そのマイクロコンピュータにデータバス等のバスを介して接続された入力インターフェース(図示略)及び出力インターフェース(図示略)とから構成されている。この通信用I/F44にはパーソナルコンピュータ等の外部電子機器が接続され、外部のパーソナルコンピュータ等と温度制御データ等を送受信できるようになっている。
また、乾燥装置1には、送風機10の駆動回路45、冷却器11の駆動回路46、各加熱ヒータ13の駆動回路47、電熱ヒータ23の駆動回路48及びファンモータ24の駆動回路49等が設けられ、制御装置40に接続されている。
また、制御装置40には、左側通風路5B内の空気の温度を測定する温度センサ16、時間を計測して時間情報をCPU41に出力するタイマ51、各感温筒34、35及び運転の開始・停止や種々の指令を指示するための複数のスイッチが設けられると共に、ディスプレイ52を備えた操作パネル53が各々接続されている。
また、ROM42には、各感温筒34、35からの温度検出信号に基づいて電熱ヒータ23及びファンモータ24等を駆動制御する後述の制御プログラムや、温度センサ16からの検出信号に基づいて、送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13等を駆動制御する制御プログラム等が格納されている。
また、RAM43には、操作パネル53から入力された指令データや各センサ16、34、35の検出値等が一時記憶される。
ここで、ケーシング21は、本体として機能する。また、ファンモータ24は、送風手段を構成する。また、電熱ヒータ23は、発熱体として機能する。また、感温筒34は、温度検出手段として機能する。また、制御装置40及び駆動回路48は、第1出力変更手段を構成する。また、制御装置40及び駆動回路49は、第2出力変更手段を構成する。また、制御装置40は、制御手段として機能する。また、本体2は、装置本体として機能する。また、空気の循環路R(各矢印R1、R2、R3、R4)は、空気循環流路を構成する。
次に、上記のように構成される乾燥装置1の脱臭装置20の駆動制御処理について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、操作パネル53を介して入力される内室構成体3内の設定温度等の各データをRAM43に記憶し、操作パネル53の運転開始ボタンが押されるのを待つ(S1:NO)。
そして、操作パネル53の運転開始ボタンが押されると(S1:YES)、S2において、CPU41は、各駆動回路45、46、47を介して送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13の駆動制御を開始すると共に、駆動回路48を介して脱臭装置20の電熱ヒータ23の発熱出力が高出力になるように駆動を開始し、また、駆動回路49を介して脱臭装置20のファンモータ24の送風出力が低出力になるように駆動を開始する。
また、S3において、CPU41は、感温筒34によって検出される触媒温度Tが触媒22の反応開始温度(例えば、約250℃)以上の設定温度T1(例えば、T1は250℃〜500℃の温度、望ましくは400℃〜470℃)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、触媒温度Tが設定温度T1に達していない場合には(S3:NO)、CPU41は、再度S2以降の処理を実行する。
一方、触媒温度Tが設定温度T1に達した場合には(S3:YES)、S4において、CPU41は、脱臭装置20の通常運転を行う。
例えば、CPU41は、駆動回路49を介して脱臭装置20のファンモータ24の送風出力が高出力になるように駆動制御する。そして、触媒温度Tが設定温度T1より約10℃〜50℃高くなった場合には、駆動回路48を介して脱臭装置20の電熱ヒータ23が低出力になるように駆動制御し、また、触媒温度Tが設定温度T1より約10℃〜50℃低くなった場合には、駆動回路48を介して該電熱ヒータ23が高出力になるように駆動制御する。
また、S5において、CPU41は、操作パネル53の運転停止ボタンが押されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、操作パネル53の運転停止ボタンが押されていない場合には(S5:NO)、CPU41は、再度S4以降の処理を実行する。
一方、操作パネル53の運転停止ボタンが押された場合には(S5:YES)、S6において、CPU41は、各駆動回路45、46、47を介して送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13の駆動を停止すると共に、駆動回路48を介して脱臭装置20の電熱ヒータ23の発熱出力を停止し、また、駆動回路49を介して脱臭装置20のファンモータ24の送風出力が高出力になるように駆動制御する。
続いて、S7において、CPU41は、触媒温度Tが触媒22の反応開始温度(例えば、約250℃)に近い設定温度T2(例えば、反応開始温度+1℃〜15℃、即ち251℃〜265℃)より低い温度になったか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、触媒温度Tが設定温度T2まで下がっていない場合には(S7:NO)、CPU41は、再度S6以降の処理を実行する。
一方、触媒温度Tが設定温度T2より低い温度になった場合には(S7:YES)、S8において、CPU41は、各駆動回路48、49を介して電熱ヒータ23及びファンモータ24を停止して、当該処理を終了する。
次に、このように駆動制御される脱臭装置20の作動の一例を図7に基づいて説明する。
図7に示すように、時間t1において、乾燥装置1の操作パネル53の運転開始ボタンが押された場合には、S2〜S3の処理が実行されて、脱臭装置20の電熱ヒータ23が高出力駆動されると共にファンモータ24が低出力で駆動されるため、触媒22の触媒温度Tは急速に上昇し、時間t2に該触媒22の触媒温度Tが反応開始温度(例えば、約250℃)以上の設定温度T1(例えば、250℃〜500℃の温度、望ましくは400℃〜470℃)に達する。そして、触媒22の触媒温度Tが設定温度T1に達した場合には、S4〜S5の処理が実行されて、操作パネル53の運転停止ボタンが押されるまで、脱臭装置20は通常運転される。
これにより、脱臭装置20の始動時には、触媒22の触媒温度Tが反応開始温度以上の設定温度T1になるまで電熱ヒータ23の発熱出力を高出力に設定すると共に、ファンモータ24の送風出力を低出力にするようにしたため、高出力の電熱ヒータ23によって触媒22を速く加温することができると共に、ファンモータ24を低出力で作動させることによって触媒22の電熱ヒータ23に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒22の破壊や劣化を防止することができる。また、高出力の電熱ヒータ23で加温された空気が触媒22内を流れて該触媒22内部及び触媒22の電熱ヒータ23と反対側の部分を急速に加温することができ、触媒22全体を反応開始温度以上の設定温度T1に短時間で均一に加温することができ、脱臭装置20を短時間で通常運転状態にすることができると共に、未分解の臭気成分や中間生成物(かえって悪臭の強い物質になることもある)の発生を極力防止することができる。更に、ファンモータ24を低出力で作動させることによって触媒22全体を反応開始温度以上の設定温度T1に短時間で均一に加温することができるため、感温筒34による触媒温度Tの検出精度の高精度化を図ることができる。また、乾燥装置1の運転開始時において、脱臭装置20を短時間で通常運転状態にすることができ、該運転開始時から十分な脱臭効果を得ることができると共に、該触媒22の破壊や劣化を防止することができ乾燥装置1の維持費の低減化を図ることができる。また、乾燥装置1の運転開始時における、脱臭装置20による中間生成物の発生を極力防止することができる。
また、時間t3において、操作パネル53の運転停止ボタンが押された場合には、乾燥装置1の送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13の駆動が停止される。また、S6〜S7の処理が実行されて、電熱ヒータ23の発熱駆動が停止されると共に、ファンモータ24が高出力駆動される。そして、時間t4において、触媒22の触媒温度Tが反応開始温度(例えば、約250℃)に近い設定温度T2(例えば、反応開始温度+5℃〜20℃、即ち255℃〜270℃)より低い温度になった場合には、S8の処理が実行されて、脱臭装置20の電熱ヒータ23及びファンモータ24が停止される。
これにより、脱臭装置20の作動終了時には、電熱ヒータ23の加熱作動を停止させると共に、触媒温度Tが反応開始温度(例えば、250℃)に近い設定温度T2(例えば、反応開始温度+1℃〜15℃、即ち251℃〜265℃)より低い温度に低下するまでファンモータ24の送風出力を高出力に設定し、該触媒温度Tが設定温度T2より低い温度になった場合には、該ファンモータ24を停止させるようにしたため、高出力のファンモータ24によって電熱ヒータ23の予熱による触媒22の該電熱ヒータ23に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒22の破壊や劣化を防止することができる。また、触媒温度Tが反応開始温度近傍の設定温度T2に低下するまでファンモータ24が高出力で作動するため、電熱ヒータ23及び触媒22を急速に冷却することができ、短時間で脱臭装置20を停止させることができる。また、乾燥装置1の運転停止時に、脱臭装置20を短時間で停止することができるため、乾燥物の迅速な入れ替えを行うとことができ、作業効率の向上を図ることができると共に、消費電力の削減化を図ることができる。
次に、第2実施形態に係る乾燥装置について図8及び図9に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図7の第1実施形態に係る乾燥装置1の構成等と同一符号は、該第1実施形態に係る乾燥装置1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
第2実施形態に係る乾燥装置の概略構成は、第1実施形態に係る乾燥装置1とほぼ同じ構成である。また、乾燥装置の各種制御処理も第1実施形態に係る乾燥装置1とほぼ同じ制御処理である。
但し、第2実施形態に係る脱臭装置20の作動終了時の駆動制御処理が、第1実施形態に係る脱臭装置20の作動終了時の駆動制御処理と異なっている。
ここで、第2実施形態に係る脱臭装置20の駆動制御処理について図8に基づいて説明する。
図8に示すように、CPU41は、S11において、操作パネル53を介して入力される内室構成体3内の設定温度等の各データをRAM43に記憶し、操作パネル53の運転開始ボタンが押されるのを待つ(S11:NO)。そして、操作パネル53の運転開始ボタンが押された場合には、S11〜S15において、CPU41は、上記S1〜S5の処理を実行する。
また、操作パネル53の運転停止ボタンが押された場合には(S15:YES)、S16において、CPU41は、上記S6の処理を実行する。
続いて、S17において、CPU41は、触媒温度Tが触媒22の中間生成物発生温度(例えば、約250℃〜50℃)より低く設定されている設定温度T3(例えば、48℃〜28℃)より低い温度になったか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、触媒温度Tが設定温度T3まで下がっていない場合には(S17:NO)、CPU41は、再度S16以降の処理を実行する。
一方、触媒温度Tが設定温度T3より低い温度になった場合には(S17:YES)、S18において、CPU41は、各駆動回路48、49を介して電熱ヒータ23及びファンモータ24を停止して、当該処理を終了する。
次に、このように駆動制御される脱臭装置20の作動の一例を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、時間t1において、操作パネル53の運転開始ボタンが押された場合には、S12〜S13の処理が実行されて、脱臭装置20の電熱ヒータ23が高出力駆動されると共にファンモータ24が低出力で駆動されるため、触媒22の触媒温度Tは急速に上昇し、時間t2に該触媒22の触媒温度Tが反応開始温度(例えば、約250℃)以上の設定温度T1(例えば、250℃〜500℃の温度、望ましくは400℃〜470℃)に達する。そして、触媒22の触媒温度Tが設定温度T1に達した場合には、S14〜S15の処理が実行されて、操作パネル53の運転停止ボタンが押されるまで、脱臭装置20は通常運転される。
これにより、脱臭装置20の始動時には、触媒22の触媒温度Tが反応開始温度以上の設定温度T1になるまで電熱ヒータ23の発熱出力を高出力に設定すると共に、ファンモータ24の送風出力を低出力にするようにしたため、高出力の電熱ヒータ23によって触媒22を速く加温することができると共に、ファンモータ24を低出力で作動させることによって触媒22の電熱ヒータ23に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒22の破壊や劣化を防止することができる。また、高出力の電熱ヒータ23で加温された空気が触媒22内を流れて該触媒22内部及び触媒22の電熱ヒータ23と反対側の部分を急速に加温することができ、触媒22全体を反応開始温度以上の設定温度T1に短時間で均一に加温することができ、脱臭装置20を短時間で通常運転状態にすることができると共に、未分解の臭気成分や中間生成物の発生を極力防止することができる。更に、ファンモータ24を低出力で作動させることによって触媒22全体を反応開始温度以上の設定温度T1に短時間で均一に加温することができるため、感温筒34による触媒温度Tの検出精度の高精度化を図ることができる。また、乾燥装置1の運転開始時において、脱臭装置20を短時間で通常運転状態にすることができ、該運転開始時から十分な脱臭効果を得ることができると共に、該触媒22の破壊や劣化を防止することができ乾燥装置1の維持費の低減化を図ることができる。また、乾燥装置1の運転開始時における、脱臭装置20による中間生成物の発生を極力防止することができる。
また、時間t3において、操作パネル53の運転停止ボタンが押された場合には、送風機10、冷却器11及び各加熱ヒータ13の駆動が停止される。また、S16〜S17の処理が実行されて、電熱ヒータ23の発熱駆動が停止されると共に、ファンモータ24が高出力駆動される。そして、時間t5において、触媒22の触媒温度Tが中間生成物発生温度(例えば、約250℃〜50℃)より低く設定されている設定温度T3(例えば、48℃〜28℃)より低い温度になった場合には、S18の処理が実行されて、脱臭装置20の電熱ヒータ23及びファンモータ24が停止される。
これにより、脱臭装置20の作動終了時には、電熱ヒータ23の加熱作動を停止させると共に、触媒温度Tが中間生成物発生温度(例えば、約250℃〜50℃)より低く設定されている設定温度T3(例えば、48℃〜28℃)より低い温度に低下するまでファンモータ24の送風出力を高出力に設定し、該触媒温度Tが設定温度T3より低い温度になった場合には、該ファンモータ24を停止させるようにしたため、高出力のファンモータ24によって電熱ヒータ23の予熱による触媒22の該電熱ヒータ23に対向する部分の急激な部分的温度上昇を防止することができ、該触媒22の破壊や劣化を防止することができる。また、触媒温度Tが中間生成物発生温度より低くい設定温度T3より低下するまでファンモータ24が高出力で作動するため、電熱ヒータ23及び触媒22を急速に中間生成物発生温度以下に冷却することができ、さらに短時間で脱臭装置20を停止させることができると共に、中間生成物の排出量を極めて少なくすることができる。また、乾燥装置1の運転停止時に、脱臭装置20を短時間で停止することができるため、乾燥物の迅速な入れ替えを行うとことができ、作業効率の向上を図ることができると共に、消費電力の削減化を図ることができる。また、乾燥装置1の運転停止時における、脱臭装置20による中間生成物の発生を極力防止することができる。
尚、本発明は前記第1実施形態及び第2実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態に係る乾燥装置1では、脱臭装置20の電熱ヒータ23の発熱出力は、高出力と低出力の2段階に設定できるように構成され、ファンモータ24の送風出力は、高出力と低出力の2段階に設定できるように構成されているが、該電熱ヒータ23の発熱出力を高出力、通常出力(通常運転時の出力)、低出力の3段階に設定できるように構成し、ファンモータ24の送風出力を高出力、通常出力(通常運転時の出力)、低出力の3段階に設定できるように構成してもよい。また、各通常出力を2段階以上可変可能に構成して、電熱ヒータ23の発熱出力とファンモータ24の送風出力とを多段階に変更可能な構成にしてもよい。これにより、通常運転時の脱臭装置20の触媒温度Tを高温域で安定させることが更に容易に行うことができる。
第1実施形態に係る乾燥装置の概略構成を示す側断面図である。 第1実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の拡大図である。 第1実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の触媒を概略的に示す拡大斜視図である。 第1実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の発熱ヒータを概略的に示す拡大平面図である。 第1実施形態に係る乾燥装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の制御処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の作動の一例を示す説明図である。 第2実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る乾燥装置内に配設される脱臭装置の作動の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 乾燥装置、 2 本体
3 内室構成体、 5A 上側通風路
5B 左側通風路、 5C 右側通風路
10 送風機、 11 冷却器
13 加熱ヒータ、 16 温度センサ
20 脱臭装置、 22 触媒
23 電熱ヒータ、 24 ファンモータ
34、35 感温筒、 40 制御装置
42 操作パネル、 R、S 空気の循環路

Claims (4)

  1. 吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、
    前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、
    前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、
    前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、該脱臭装置の始動時には、前記検出温度が前記触媒の反応開始温度以上の所定設定温度になるまで前記発熱体の発熱出力を高出力に設定すると共に、前記送風手段の送風出力を低出力に設定するように制御することを特徴とする脱臭装置。
  2. 吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、
    前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、
    前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、
    前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、脱臭装置の作動終了時には、前記発熱体の加熱作動を停止させると共に、前記検出温度が前記触媒の反応開始温度近傍に低下するまで前記送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が反応開始温度近傍まで低下した場合には、該送風手段の送風作動を停止させるように制御することを特徴とする脱臭装置。
  3. 吸入口と排出口を有する本体と、同本体の内部に配設された触媒と、前記触媒に向けて空気を流す送風手段と、前記触媒の送風手段側に配置されて該触媒を加熱する発熱体と、前記触媒の温度を検出する温度検出手段と、を備えた脱臭装置において、
    前記発熱体の発熱出力を可変設定可能な第1出力変更手段と、
    前記送風手段の送風出力を可変設定可能な第2出力変更手段と、
    前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記第1出力変更手段を介して発熱体の発熱出力を制御すると共に、前記第2出力変更手段を介して送風手段の送風出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、脱臭装置の作動終了時には、前記発熱体の加熱作動を停止させると共に、前記温度検出手段の検出温度が前記触媒の中間生成物発生温度より低くなるまで前記送風手段の送風出力を高出力に設定し、該検出温度が中間生成物発生温度より低くなった場合には、該送風手段の送風作動を停止させるように制御することを特徴とする脱臭装置。
  4. 装置本体の空気循環流路の空気を吸入して脱臭後、再度該空気循環流路内に排出する脱臭装置を備えた乾燥装置において、
    前記脱臭装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭装置であることを特徴とする乾燥装置。
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