JP2005237548A - 回胴式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技操作における手の疲労を抑制する等の回胴式遊技機を提供する。
【解決手段】 リールを複数有する回胴式遊技機であって、リールを回転させるためのフットスイッチ51と、ペダル521が可動的に取り付けられ各リールの回転を停止させるためのフットスイッチ52とを備える。遊技者は足でペダル521を移動させ操作すべきスイッチを選択する。足を使ってリール回転動作を操作する新しい操作機能により、遊技者の手への負担を軽減し、また遊技の楽しさの範囲が拡大する。
【選択図】 図2
【解決手段】 リールを複数有する回胴式遊技機であって、リールを回転させるためのフットスイッチ51と、ペダル521が可動的に取り付けられ各リールの回転を停止させるためのフットスイッチ52とを備える。遊技者は足でペダル521を移動させ操作すべきスイッチを選択する。足を使ってリール回転動作を操作する新しい操作機能により、遊技者の手への負担を軽減し、また遊技の楽しさの範囲が拡大する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回胴装置を備えるスロットマシン等の回胴式遊技機に関し、特に遊技操作における手の疲労を抑制する等の回胴式遊技機に関するものである。
従来、スロットマシン等の回胴式遊技機においては、遊技者に面するフロントパネルに遊技操作をするためのスイッチまたはレバー等の操作入力手段が設けられ、これら操作入力手段を遊技者が手で直接的に操作することでゲームが進行するように構成されている。
一般的なスロットマシンは、例えば図1に示されるように、3個のリール311a,311b,311cから形成された回胴装置と、メダル投入部241と、スタートレバー245と、ストップボタン246a,246b,246c等を備え、これらがフロントパネル2の適宜の位置に配置されている。
円筒状の各リール311a,311b,311cの周面には図示しない複数種類の図柄が描かれており、これらの図柄がパネル面221に形成されている透明な表示窓222を通して目視されるようになっている。スタートレバー245は、傾倒操作されることでオン動作するレバースイッチであり、ストップボタン246a,246b,246cは、押圧操作されることでオン操作する押しボタン式のスイッチである。
従来のスロットマシンは、遊技者によってメダル投入部241に遊技メダルが投入されるとゲームの開始が有効となり、遊技者側に若干突き出た操作卓24に配置されているスタートレバー245が傾倒操作されると、全てのリール311a,311b,311cが一斉に回転する。そして、遊技者が何れか任意のストップボタン246a,246b,246cを押圧操作すると、そのストップボタンに対応するリールが制動されて停止する。そして、全てのリール311a,311b,311cが停止操作され、それらが表示する図柄が所定の組合せで揃うと入賞となり、入賞の種類に応じた数の遊技メダルが排出口232から払い出されるようになっている。
しかし、上述した従来のスロットマシンにおいては、遊技者は1回のゲームにつき少なくとも3度ストップボタン311a,311b,311cを押圧操作しなければならず、長時間にわたってゲームを続けると遊技者の手に疲労がたまるという問題があった。
また、手が不自由な障害者、または左利きの遊技者であって、上述のスタートレバー245と同じ側の手でストップボタン311a,311b,311cも操作する等の遊技者にとっては、ゲーム操作における手への負担が大きくなり、数回のゲームであっても著しく手が疲労してしまうという問題もあった。
本発明はこうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、遊技操作における手の疲労を抑制し、遊技の操作性又は利便性等を高める等の回胴式遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、遊技者による操作に応じて周面に描かれた図柄を変動表示するリールを複数有する回胴式遊技機であって、前記各リールに対応して基体に配列され、オン動作することで対応するリールの回転を停止させるスイッチと、前記基体に対し可動的に取り付けられ、配列された前記スイッチの上を移動自在であり、前記遊技者の足により傾倒操作されることで前記スイッチの一つを選択的にオン動作させるペダルとを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の回胴式遊技機によれば、回転しているリールを停止させる遊技操作において、遊技者が足でペダルを移動させ、配列された一つのスイッチの上からペダルを傾倒操作すると、当該スイッチがオン動作し、当該スイッチに対応するリールを停止させる。これにより、遊技者は、任意のリールの回転を停止させる操作を足で行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記ペダルは、前記基体に対し可動的に取り付けられている支持部材の一端に、前記支持部材の可動方向に直交する方向に沿って起伏可能に軸着され、前記スイッチの配列と平行して前記基体に設置されている直線状の案内部材により前記支持部材が前記配列方向に沿って案内されて前記支持部材と連動しながら前記スイッチの上を移動自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。
請求項2に記載の回胴式遊技機によれば、支持部材が案内部材によりスイッチの配列と平行する方向に沿って案内され、これにより当該支持部材に軸着されているペダルが同方向に沿って移動自在となっている。遊技者が足でペダルを移動させ、オン動作すべきスイッチの位置でペダルを傾倒操作すると当該スイッチがオン動作し、これに対応するリールの回転が停止する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の回胴式遊技機であって、前記ペダルは、前記基体に対し鉛直軸周りに揺動自在に取り付けられている支持部材の一端に起伏可能に軸着され、前記支持部材を揺動させることで、前記支持部材と連動しながら前記スイッチの上を移動自在となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の回胴式遊技機によれば、支持部材に起伏可能に軸着されているペダルが、支持部材とともに基体に対して揺動自在となっており、遊技者が足でペダルを揺動操作して、オン動作すべきスイッチの位置でペダルを傾倒操作すると当該スイッチがオン動作し、これに対応するリールの回転が停止する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の回胴式遊技機であって、前記スイッチは、前記ペダルが傾倒操作されると当該ペダルの裏面で押圧操作されオン動作する押圧スイッチであることを特徴とする。
請求項4に記載の回胴式遊技機によれば、遊技者が足でペダルを傾倒操作すると、当該ペダルの位置にある押圧スイッチに当該ペダルの裏面が当接し、当該押圧スイッチが押圧操作されてオン動作する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の回胴式遊技機であって、前記スイッチは、前記ペダルが傾倒操作されると当該ペダルの裏面と近接してオン動作する非接触型の近接スイッチであることを特徴とする。
請求項5に記載の回胴式遊技機によれば、遊技者が足でペダルを傾倒操作すると、当該ペダルの位置にある近接スイッチに当該ペダルの裏面が近接し、当該近接スイッチがオン動作する。ペダルが直接的に接触せずにオン動作する近接スイッチを採用することで、操作入力手段の信頼性が向上し寿命が延びる。
本願請求項に係る発明によれば、遊技者は、リールの回転動作を制御するための操作を足で行うことができるので、遊技操作における手の負担が軽減する。これにより、手が不自由等の遊技者であっても遊技を楽しむことができ、また長時間続けて遊技を行ったとしても手の疲労が抑制される。
また、足でペダルを操作してリールを選択的に停止させる操作機能が追加されたことで、回胴式遊技機の操作において、従来にはなかった新しい遊技感覚の操作方法を提供し、遊技の楽しさの範囲を拡大することができる。
以下、本発明による好適な一実施形態としてスロットマシン1を説明する。ここで、図2は、本スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図3は本スロットマシン1の側面図である。図2において、スロットマシン1は、箱状の筐体3と、筐体3と蝶番機構により開閉可能に取り付けられたフロントドアとを備えている。また、本スロットマシン1は、略箱状の遊技台4に載置された状態で、通常、ゲームが行われる。
フロントドアの遊技者に面する側は、化粧板としてデザインされたフロントパネル2が硬質プラスチックにより一体的に形成されている。フロントパネル2の略中央には、本スロットマシン1を手操作するための後述のスイッチ類が配置されている操作卓24が前方に若干突き出して一体的に形成されている。
フロントパネル2の上部には、ゲームを演出する映像を表示するための液晶表示装置211が配置され、透明な硬質プラスチック板で形成された表示窓212を通して液晶表示装置211の映像が目視されるようになっている。
表示窓212の両側には、複数のスリット孔からなる放音部214a,214bが形成され、ゲームを演出する効果音を発するための図示しないスピーカ(251a,251b)が放音部214a,214bの裏面に取り付けられている。
また、フロントパネル2の上端部分には、高輝度の発光ダイオードを内蔵しこれらを点灯または点滅させることで光による演出を行うための演出用ランプ213が配設されている。
フロントパネル2のほぼ中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面221が設けられている。パネル面221には略長方形の透明な表示窓222が形成され、表示窓222を通して筐体3内に設けられている回胴装置31の3個のリール311a,311b,311cを目視できるようになっている。
ここで、各リール311a,311b,311cは、それぞれ直径が同一の円筒形状を有しており、回転軸に沿って3個並べて配列されている。そして、各リール311a,311b,311cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄(図示略)が描かれており、遊技者は表示窓222を通して一のリールに描かれた上下方向3個の図柄と、横方向に配列されたリール3列の図柄を目視することができるようになっている。また、遊技者の操作に応じて、各リール311a,311b,311cは回転及び停止の動作が行われ、これにより、表示されるリールの図柄の種類が変更されるようになっている。
また、パネル面221には、例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報をランプ等で点灯表示する遊技情報表示装置223と、複数の発光ダイオードがマトリクス状に配列され各発光ダイオードを選択的に発光させることでドット画像を演出表示するドット表示装置224が設けられている。また、表示窓222の下側には、スロットマシン1にクレジット(貯留)されている遊技メダル(以下、単に「メダル」)数や、入賞によって獲得したメダル数、入賞役への当選回数等の数値情報を表示する7セグメントLEDからなる数値情報表示装置225が設けられている。
更に、パネル面221の両側には、高輝度発光ダイオードを内蔵する演出用ランプ226a,226bが配設されている。
パネル面221の下側に形成されている操作卓24は、遊技者側(前方)に向かって若干下がりながら傾斜した平面を有している。そして、操作卓24の当該平面の右側にはメダルを投入するためのメダル投入部241が設けられ、当該平面の左側には押しボタンスイッチである3個のベットボタン242,243,244が設けられている。
なお、図示はしていないが、メダル投入部241には投入されたメダルが正規のものかどうか判別するセレクト機構が筐体3内に連設されており、正規のメダルが投入された場合にこれを検出し検出信号を後述の主制御基板(300)へ送出するメダル投入センサ(248)がセレクト機構に組み込まれている。
ベットボタン242,243,244は、スロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン242が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルが当該ゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン243または244が押圧操作されることで、2枚または3枚のメダルが賭けられる。なお、ベットボタン244は、1回のゲームに賭けることができる最多枚数のメダルを提示するために設けられていることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓24の前面左側には、リール311a,311b,311cの回転開始を指示するためのスタートレバー245が設けられている。スタートレバー245は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
操作卓24の前面ほぼ中央には、リール311a,311b,311cの回転停止を指示するための押しボタンスイッチである3個のストップボタン246a,246b,246cが各リール311a,311b,311cに対応して設けられている。ストップボタン246a,246b,246cは、押圧操作することで回転中のリール311a,311b,311cをそれぞれ独立して停止させるためのスイッチである。また、各ストップボタン246a,246b,246cは、青色及び赤色を発光表示する2個の発光ダイオードをそれぞれ内蔵している。
フロントパネル2の下方部分には、スロットマシン1のゲーム内容または登場キャラクタなどを紹介するためのパネル231が設けられている。パネル231の下側には、メダルを排出するための排出口232と、排出されたメダルを受ける受皿233とが設けられている。また排出口232の両側に隣接して、多数の孔から形成された放音部234a,234bがそれぞれ設けられ、演出効果音を発する図示しないスピーカ(252a,252b)が放音部234a,234bの裏面に配置されている。
本スロットマシン1は、遊技者がメダル投入部241よりメダルを投下し、何れかのベットボタン242,243,244を押圧操作するとゲームの開始が有効となる。通常の手操作においては、遊技者によりスタートレバー245が傾倒操作されると、各リール311a,311b,311cが一斉に回転する。全てのリール311a,311b,311cが所定の回転数に達し、遊技者が任意の順序でストップボタン246a,246b,246cを押圧操作することにより、対応するリールの回転が停止する。そして、全て停止した3個のリール311a,311b,311cにより表示される図柄が所定の組合せで揃うと入賞となり、その入賞の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当されるようになっている。
また、本スロットマシン1おいては、上述のストップボタン311a,311b,311c等を押圧操作することで行われる、すなわち遊技者の手による操作機能に加え、図3に示すように、床に置かれているフットスイッチ51,52を遊技者が足で操作することで、上述のリールの回転動作を制御する操作機能も有している。
ここで、フットスイッチ51は、リール311a,311b,311cの回転を開始させるためのものであり、遊技台4の前方で遊技者からみて左側に置かれている。また、遊技台4の前方右側に置かれているフットスイッチ52は、各リール311a,311b,311cの回転を停止させるためのスイッチである。
図4(a)は、フットスイッチ51の構成を表す平面図、同図(b)は、その側面図である。
これらの図において、フットスイッチ51は、高さが比較的低い箱体である基体512の上面に略半円状の板部材である支持板514が固定され、支持板514の一端に支軸部515を介して略平板状のペダル511が起伏可能に軸着されている。また、ペダル511の先端部分に対応する基体512内の位置にスイッチ513が取り付けられている。
ペダル511は、支軸部515に設けられている不図示のねじりコイルバネまたは板バネ等の付勢手段により起立される方向に付勢され、傾倒操作されない状態のときには約20度の傾斜角の位置に静止している。
スイッチ513は、ペダル511の裏面が当接し押圧されることでオン動作する押圧スイッチである。また、スイッチ513は、ペダル511の裏面が近接すると、これを検出してオン動作する非接触型の近接スイッチでもよい。
係る構成のフットスイッチユニット51は、ペダル511が遊技者の足で踏まれ、付勢手段の付勢力に抗しながら傾倒操作されると、ペダル511の裏面がスイッチ513に当接(または近接)して当該スイッチ513がオン動作し、ペダル511が起立する方向へ戻されると、スイッチ513がオフ動作するようになっている。
次に、各リール311a,311b,311cの回転を停止させるフットスイッチを説明する。図5(a)は、第1の実施例であるフットスイッチ52の構成を表す平面図、同図(b)は、その側面図である。
これらの図において、フットスイッチ52は、高さが比較的低い箱体である基体522と、当該基体522に対して横方向(リール311a,311b,311cの配列方向)に沿って移動自在に取り付けられている略半円状の板部材である支持板524と、支持板524の一端に支軸部525を介して起伏可能に軸着され、支持板524と連動して横方向に移動する略平板状のペダル521と、上記横方向への移動するペダル521の裏面(基体側)部分と対向し、基体522内の当該裏面部分の移動軌跡上にほぼ等間隔で配列されている3個のスイッチ523a,523b,523cとを備えている。
ここで、支持板524の裏面には、案内溝を有する摺動部材526が固着されている。摺動部材526の案内溝は、基体522に設けられ上記横方向に沿ってレール状の案内527と勘合し摺動するように形成されている。これにより、フットスイッチ52は、ペダル521及び支持板524が基体522上を自在に移動できるように構成されている。
ペダル521は、上述のフットスイッチ51と同様に支軸部525に設けられている付勢手段により起立される方向に付勢されている。
スイッチ523a,523b,523cは、ペダル521の裏面が当接し押圧されることでオン動作する押圧スイッチである。また、スイッチ523a,523b,523cは、ペダル521の裏面が近接すると、これを検出してオン動作する非接触型の近接スイッチでもよい。なお、スイッチ523a,523b,523cは、リール311a,311b,311cと対応して設けられるものであり、各スイッチがオン動作するとそれに対応するリールの回転が停止するようになっている。
係る構成のフットスイッチ52は、支持板524に遊技者の踵(かかと)が載せられ、この状態で踵を左右に振ることで支持板524及びペダル521が遊技者の意思に従って案内527に沿って移動する。遊技者は、何れかのスイッチ523a,523b,523bの位置にペダル521を移動させることで、オンすべきスイッチを選択する。遊技者の足でペダル521が傾倒操作されると、ペダル521の裏面が選択された当該スイッチに当接(または近接)して当該スイッチがオン動作し、ペダル521が起立する方向へ戻されると、当該スイッチがオフ動作するようになっている。
次に、図6のブロック図を参照して、本スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
主制御基板300は、演算装置としてのCPUと半導体メモリであるROM、及びRAM等の電子部品が搭載されており、ROMに予め記憶されているシステムプログラムとスロットマシンゲーム用のプログラムに従ってCPUが演算処理を行う。そして、主制御基板300は、サブ制御基板200及び回胴装置基板310等の各制御基板に所定の指令内容を含む制御信号を送出することで分散制御を行わせ、これによりスロットマシン1全体を統括して制御する。
また、主制御基板300には、中央表示基板240が接続されている。中央表示基板240には、メダル投入センサ248と、ベットボタン242,243,244と、スタートレバー245と、ストップボタン246a,246b,246cと、フットスイッチ51,52に設けられているスイッチ513,523a,523b,523c等のスイッチ類が接続され、これらスイッチ類から出力される出力信号を主制御基板300へ転送する中継基板として機能する。
サブ制御基板200は、主に演出を制御実行するための制御基板である。サブ制御基板200には、演出用ランプ213,226a,226b等の発光源である高輝度の発光ダイオードに対し点灯・点滅させる制御を行うための照明制御部201と、演出効果音を出力するスピーカ251a,251b,252a,252bを鳴動制御するための音響制御部202と、VDP(Video Display Processor)やフレームメモリまたはビデオRAM等を搭載し液晶表示装置211に演出映像を表示させる制御を行うための表示装置制御部203と、ドット表示装置224や遊技情報表示装置223等に遊技情報を表示させる制御を行う遊技情報表示制御部204とを備えている。
サブ制御基板200は、主制御基板300から演出開始を示唆する制御信号が供給されると、これら演出用ランプ213,226a,226b及びスピーカ251a,251b,252a,252b等を駆動し、また液晶表示装置211に演出映像を表示することによって、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行う。
回胴装置基板310には、リール311a,311b,311cを回転駆動するためのステッピングモータ312a,312b,312cが接続され、主制御基板300からリール311a,311b,311cを回転または停止させるべき旨の制御信号が供給されると、回胴装置基板310はステッピングモータ312a,312b,312cへの駆動パルス信号の周期またはパルス幅を制御してリール311a,311b,311cの回転動作を制御する。
主制御基板300に接続されている電源装置基板330は、主電源装置331で発生される各種電源電圧をホッパ装置321その他の各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配電回路からスロットマシン1の動作に必要なシステム電源を供給する。また、電源装置基板330は、主制御基板300からメダルの払い出しをすべき旨の指令を受けると、ホッパ装置321を制御して排出口232からのメダルの払い出しを行わせる。
次に、本スロットマシン1の動作例を図7のフローチャートを参照して説明する。本スロットマシン1は、遊技者によってメダル投入部241にメダルが投入され主制御基板300がメダル投入センサ248からのメダル投入の検出信号を受けたとき、または何れかのベットボタン242,243,244が押圧操作されクレジット(貯留)されているメダルからゲームに賭けるメダルの枚数が提示されたとき、図7に示される当該ゲームが開始される。
まず、ステップS101において、遊技者が足でフットスイッチ51を傾倒操作し、主制御基板300がこれを検出すると、ステップS102において、全てのリール311a,311b,311cの回転を開始する。
リール311a,311b,311cの回転速度が一定(例えば80rpm)になると、各リールに対する停止操作が準備状態となり、ストップボタン246a,246b,246cに内蔵されている青の発光ダイオードを点灯する。そして、遊技者は、回転しているリールに対し、図柄が揃うようにタイミングを見計らいながら各リール311a,311b,311cを停止させる操作を行う。
すなわち、ステップS103において、遊技者がフットスイッチ52の位置を操作して、回転を停止させたいリールに対応する何れかのスイッチ523a,523b,523cを選択し、選択したペダル521の位置で傾倒操作されてスイッチがオン動作すると、主制御基板300がこれを検出して、ステップS104に移行する。
ステップS104において、ステップS103で操作されたスイッチに対応するリールを停止させる制動制御を行う。同時に、制動制御される当該リールに対応するストップボタンに内蔵されている発光ダイオードの発光色を青から赤に変更して、当該操作が有効であることを遊技者に報知してもよい。
遊技者がフットスイッチ52を傾倒操作して各リール311a,311b,311cを停止させるステップS103とステップS104の処理は、全てのリールに対して行われ、ステップS105において、全てのリール311a,311b,311cが停止したと判定すると、ステップS106へ移行する。
ステップS106では、主制御基板300は、停止した各リール311a,311b,311cが表示する図柄を調べ、図柄が揃っていなければゲーム終了となり、図柄が入賞に係る組合せに揃ったと判定すると、ステップS107へ進み、当該入賞の種類に応じた枚数のメダルを遊技者へ払い出す。
かかる構成の本スロットマシン1によれば、ペダル式のフットスイッチ51,52を足で傾倒操作して、リール311a,311b,311cの回転開始、及び停止の操作を行うことができる。これにより、ゲームの操作における遊技者の手への負担を軽減することができる。したがって、長時間にわたってゲームを行ったとしても遊技者の手に疲労が蓄積することはなくなる。
また、遊技者が足でペダル521を移動させて、停止させたいリールのスイッチを選択し傾倒操作するような、従来にはなかった新しい感覚の操作方法を提供し、ゲームの楽しさの範囲を広げることができる。
なお、上述したリール311a,311b,311cを停止させるフットスイッチは、以下説明するものでもよい。図8(a)は、第2の実施例であるフットスイッチ53の構成を表す平面図、同図(b)は、その側面図である。
これらの図において、フットスイッチ53は、箱体である基体532と、当該基体532に対し、揺動軸部536を介して鉛直軸周りに揺動自在に軸着されている略半円状の支持板534と、支持板534の一端に支軸部535を介して起伏可能に軸着され、支持板524と連動して揺動する略平板状のペダル531と、上記揺動するペダル531の裏面(基体側)部分と対向し、基体532内の当該裏面部分の揺動軌跡上にほぼ等角度間隔で配列されている3個のスイッチ523a,523b,523cとを備えている。
ペダル531は、第1実施例のフットスイッチ52と同様、支軸部535に設けられている付勢手段により起立される方向に付勢されている。また、スイッチ523a,523b,523cは、第1実施例のフットスイッチ52と同一のもので形成される。
係る構成のフットスイッチ53は、支持板534に遊技者の踵(かかと)を載せ、何れかのスイッチ523a,523b,523bの位置にペダル531を揺動させることで、オンすべきスイッチを選択する。遊技者の足でペダル531が傾倒操作されると、ペダル531の裏面が選択された当該スイッチに当接(または近接)して当該スイッチがオン動作し、ペダル521が起立する方向へ戻されると、当該スイッチがオフ動作するようになっている。
したがって、遊技者は、足でペダル531を揺動させスイッチを選択して任意のリールの回転を停止させる操作をすることができる。
1…スロットマシン、 2…フロントパネル、
3…筐体、 4…遊技台、
200…サブ制御基板、 240…中央表示基板、 300…主制御基板、
225…数値情報表示装置、
232…排出口、 233…受皿、
24…操作卓、 241…メダル投入部、
242,243,244…ベットボタン、
245…スタートレバー、
246a,246b,246c…ストップボタン、
31…回胴装置、 311a,311b,311c…リール、
51,52,53…フットスイッチ、
511,521,531…ペダル、
513,523a,523b,523c…スイッチ
3…筐体、 4…遊技台、
200…サブ制御基板、 240…中央表示基板、 300…主制御基板、
225…数値情報表示装置、
232…排出口、 233…受皿、
24…操作卓、 241…メダル投入部、
242,243,244…ベットボタン、
245…スタートレバー、
246a,246b,246c…ストップボタン、
31…回胴装置、 311a,311b,311c…リール、
51,52,53…フットスイッチ、
511,521,531…ペダル、
513,523a,523b,523c…スイッチ
Claims (5)
- 遊技者による操作に応じて周面に描かれた図柄を変動表示するリールを複数有する回胴式遊技機であって、
前記各リールに対応して基体に配列され、オン動作することで対応するリールの回転を停止させるスイッチと、
前記基体に対し可動的に取り付けられ、配列された前記スイッチの上を移動自在であり、前記遊技者の足により傾倒操作されることで前記スイッチの一つを選択的にオン動作させるペダルとを備えることを特徴とする回胴式遊技機。 - 前記ペダルは、前記基体に対し可動的に取り付けられている支持部材の一端に、前記支持部材の可動方向に直交する方向に沿って起伏可能に軸着され、前記スイッチの配列と平行して前記基体に設置されている直線状の案内部材により前記支持部材が前記配列方向に沿って案内されて前記支持部材と連動しながら前記スイッチの上を移動自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。
- 前記ペダルは、前記基体に対し鉛直軸周りに揺動自在に取り付けられている支持部材の一端に起伏可能に軸着され、前記支持部材とともに揺動して前記スイッチの上を移動自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。
- 前記スイッチは、前記ペダルが傾倒操作されると当該ペダルの裏面で押圧操作されオン動作する押圧スイッチであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の回胴式遊技機。
- 前記スイッチは、前記ペダルが傾倒操作されると当該ペダルの裏面と近接してオン動作する非接触型の近接スイッチであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の回胴式遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049714A JP2005237548A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 回胴式遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049714A JP2005237548A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 回胴式遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005237548A true JP2005237548A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35019908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004049714A Withdrawn JP2005237548A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 回胴式遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005237548A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125356A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Taito Corp | ゲーム機 |
JP2012125357A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Taito Corp | 抽選装置、ゲーム機 |
-
2004
- 2004-02-25 JP JP2004049714A patent/JP2005237548A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012125356A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Taito Corp | ゲーム機 |
JP2012125357A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Taito Corp | 抽選装置、ゲーム機 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070201 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091013 |