JP2005236784A - Pll回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の入力信号に対して特性ばらつき,温度依存性の少ないPLL回路を提供し、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図る。
【解決手段】 基準周波数信号を入力とするPLL回路部102で電圧制御発振器7の周波数を安定化させる。また、電圧制御発振器7の周波数制御電圧と同じ制御電圧を、電圧制御発振器7と同じ構成の電圧制御発振器3に入力してPLL回路部100を構成する。PLL回路部102では基準周波数信号および電圧制御発振器7の出力に可変分周器10,8を設ける。PLL回路部100への入力信号に応じて電圧制御発振器3,7の自走周波数を切り替えるとともに可変分周器10,8の分周比を切り替える。これにより複数の入力信号、基準周波数信号源に対して温度依存性、ばらつき依存性の少ないPLL回路を構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 基準周波数信号を入力とするPLL回路部102で電圧制御発振器7の周波数を安定化させる。また、電圧制御発振器7の周波数制御電圧と同じ制御電圧を、電圧制御発振器7と同じ構成の電圧制御発振器3に入力してPLL回路部100を構成する。PLL回路部102では基準周波数信号および電圧制御発振器7の出力に可変分周器10,8を設ける。PLL回路部100への入力信号に応じて電圧制御発振器3,7の自走周波数を切り替えるとともに可変分周器10,8の分周比を切り替える。これにより複数の入力信号、基準周波数信号源に対して温度依存性、ばらつき依存性の少ないPLL回路を構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体集積回路に内蔵され自走周波数ばらつきの少ない電圧制御発振器を使用したPLL回路に関するものである。
近年、テレビジョン受信機などの低価格に伴い、外付け部品、調整コストの削減が要望されており、従来集積回路への完全内蔵化が難しかった発振器についても集積化が進み、要求される特性も上がってきている。
その中で特に、PLL回路を構成する電圧制御発振器の自走周波数の安定度は構成するPLL回路の特性に大きく影響し、場合によってはロック外れの現象が起きるため自走周波数を安定化させることが特に重要である。
さらに、応用システムによって適用周波数が複数になる場合があり、自走周波数の切り替えを可能にし、かつ自走周波数の安定化が図れるシステムが必要となる。例えばテレビジョン受信機の映像検波回路においては、映像中間周波数が日本国内では58.75MHz,米国内では45.75MHzと異なり、製造コストダウンのため同一集積回路内で2種類の入力周波数に対応する必要がある。また、基準周波数信号源としても複数の周波数、たとえばテレビジョン受信機の場合には4MHzと3.58MHz等に対応する必要がある。
以下、従来の周波数安定化が図れるPLL回路について、図4にしたがって説明する。
従来のPLL回路は、第1および第2のPLL回路部100,101で構成される。第1のPLL回路部100は、第1の位相検波器1と、第1の低域通過フィルタ2と、第1の電圧制御発振器3とで構成される。第2のPLL回路部101は、第2の電圧制御発振器7と、第2の位相検波器9と、第2の低域通過フィルタ6と、第1および第2の電圧制御発振器3,7に周波数制御電圧を供給する周波数制御回路5とで構成される。
以上のように構成された従来のPLL回路の動作を説明する。図4において、電圧制御発振器3の出力は位相検波器1に入力され、信号入力端子11から入力される入力信号との位相比較が行われる。そして、位相比較器1による位相比較結果は、低域通過フィルタ2で平滑化されて周波数制御電圧となり、電圧制御発振器3へフィードバックされる。これによって、信号入力端子11の入力信号の周波数と電圧制御発振器3の周波数とが等しくなるように動作し、PLL回路部100が構成される。このとき、信号入力端子11への入力信号と電圧制御発振器3の出力信号とは90度位相差となる。
一方、基準周波数信号入力端子13から入力された基準周波数信号は、位相検波器9に入力され、電圧制御発振器7の出力との周波数差(位相差)が検出される。位相検波器9の出力は低域通過フィルタ6に入力される。この基準周波数信号には通常、周波数安定度の優れた水晶発振器等の出力が使用される。低域通過フィルタ6は、位相検波器9の出力を平滑化し、周波数制御回路5を通して周波数制御電圧として電圧制御発振器7へ供給される。これによって、電圧制御発振器7の周波数が基準周波数信号の周波数に等しくなるように動作し、PLL回路部101が構成される。
ここで、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7とは、同等の回路構成、同等の素子を使用して構成され、周波数制御回路5は電圧制御発振器3および電圧制御発振器7への周波数制御電圧を出力する回路をそれぞれ同等の回路構成、同等の素子を使用して構成される。
次に、周波数制御回路5の動作について図5の例を用いて説明する。図5において、22は低域通過フィルタ6の出力が入力される端子、23は電源端子、24は基準電圧端子で低域通過フィルタ6の出力で電圧制御発振器3および7の発振周波数範囲が所望の周波数範囲となるように設定される。25および26は周波数制御回路5の出力で電圧制御発振器3および7にそれぞれ接続される。27は接地端子である。また、I1およびI2は定電流源、Q4およびQ5は電圧を電流に変換する差動アンプを構成するPNPトランジスタ、Q1、Q2およびQ3はカレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ、R1,R2、R3およびR4は抵抗である。
この周波数制御回路において、端子22に入力される低域通過フィルタ出力は基準電圧端子24の基準電圧と比較され、周波数制御電流となってNPNトランジスタQ1,抵抗R1に入力される。この電圧電流変換の利得gmは抵抗R4で決定される。NPNトランジスタQ1,抵抗R1に入力された制御電流はカレントミラー回路を構成するNPNトランジスタQ2,Q3によって端子25,26から電圧制御発振器3および7に供給され周波数の制御が行われる。
電圧制御発振器7の出力周波数は基準周波数信号入力端子13から入力される基準周波数の信号と位相比較器9で位相比較をされPLL回路部101によって基準周波数信号に同期するため、温度の変化、半導体生産工程での工程ばらつきがある場合にも基準周波数からのずれに対して補正電流が図5のトランジスタQ3から供給され、温度、工程ばらつきに依存しない非常に安定したものとなる。
ところで、NPNトランジスタQ2とQ3、抵抗R2とR3を同等の素子で構成し、電圧制御発振器3および7についても同等の素子、構成を持つようにすれば電圧制御発振器3は電圧制御発振器7と同等な補正電流が図5のNPNトランジスタQ2から供給されることになり、温度変化および工程ばらつきがある場合にも電圧制御発振器3の自走周波数は非常に安定したものとなる。
一方、信号入力端子11から入力される入力信号に対するPLL回路100は電圧制御発振器3の自走周波数が安定している状態で、低域通過フィルタ2からの周波数制御電流によってロックすることになり、温度変化、工程ばらつきがあってもロックはずれのない安定した動作が可能となる。
この構成により、電圧制御発振器3の発振周波数は電圧制御発振器7の発振周波数と同等の温度依存性、ばらつき依存性をもった周波数制御電圧で制御されることになる。電圧制御発振器7の発振周波数はPLL回路部101により基準周波数に等しくなり、温度依存性、素子ばらつきへの依存性が極めて少ない。したがって、電圧制御発振器7と同様の周波数制御電圧によって制御される電圧制御発振器3の自走周波数は温度変動、量産時の変動が極めて少なく安定化が可能である。
特開平10−256899号公報
しかしながら、図4のように構成される従来のPLL回路では複数の入力周波数または基準周波数信号源に対応することができない。そのため、テレビジョン受信機等に応用するには適用周波数に応じて異なった周波数の電圧制御発振器、基準周波数信号源をもつPLL回路を用意する必要がありコストダウンを考える上で極めて不利になる。
本発明は上記従来の問題を解決するもので1組の回路で複数の周波数に対応できるPLL回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明のPLL回路は、第1の電圧制御発振器と、入力信号と第1の電圧制御発振器の出力との位相差を検出する第1の位相比較器と、第1の位相比較器の出力を入力し第1の電圧制御発振器に周波数制御電圧を供給する第1のフィルタと、基準周波数信号源からの基準周波数信号を分周する第1の可変分周器と、第1の電圧制御発振器と同等の素子と構成からなる第2の電圧制御発振器と、第2の電圧制御発振器の出力を分周する第2の可変分周器と、第1の可変分周器と第2の可変分周器の出力の位相差を検出する第2の位相比較器と、第2の位相比較器の出力が入力される第2のフィルタと、第2のフィルタの出力が入力され、第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で制御する周波数制御回路と、周波数切り替え信号を入力し、第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で切り替える周波数切り替え回路とを備えている。そして、周波数切り替え信号による第1の電圧制御発振器の周波数と第2の電圧制御発振器の周波数の切り替え時に、第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしている。
この構成によれば、周波数切り替え信号によって第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数を切り替えるとともに、第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしているので、1組の回路で、複数の周波数に対応することができ、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図ることができる。
上記第1の発明の構成においては、基準周波数信号源の周波数の切り替えに応じて第1の可変分周器および第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を切り替えるようにしてもよい。
この構成によれば、1組の回路で複数の基準周波数信号に対応することができ、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図ることができる。
第2の発明のPLL回路は、第1の電圧制御発振器と、第1の電圧制御発振器の出力を入力し90度位相差のある第1および第2の信号を出力する移相器と、移相器の第1の信号と映像中間周波信号の位相差を検出する第1の位相比較器と、第1の位相比較器の出力を入力し第1の電圧制御発振器に周波数制御電圧を供給する第1のフィルタと、映像中間周波信号と移相器の第2の信号を入力し同期検波する映像検波器と、基準周波数信号源からの基準周波数信号を分周する第1の可変分周器と、第1の電圧制御発振器と同等の素子と構成からなる第2の電圧制御発振器と、第2の電圧制御発振器の出力を分周する第2の可変分周器と、第1の可変分周器と第2の可変分周器の出力の位相差を検出する第2の位相比較器と、第2の位相比較器の出力が入力される第2のフィルタと、第2のフィルタの出力が入力され、第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で制御する周波数制御回路と、周波数切り替え信号を入力し、第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で切り替える周波数切り替え回路とを備えている。そして、周波数切り替え信号による第1の電圧制御発振器の周波数と第2の電圧制御発振器の周波数の切り替え時に、第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしている。
この構成によれば、周波数切り替え信号によって第1の電圧制御発振器と第2の電圧制御発振器の周波数を切り替えるとともに、第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしているので、1組の回路で、複数の周波数に対応することができ、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図ることができる。また、映像中間周波信号の同期検波を行うことができる。
上記第2の発明の構成においては、基準周波数信号源の周波数の切り替えに応じて第1の可変分周器および第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を切り替えるようにしてもよい。
この構成によれば、1組の回路で複数の基準周波数信号に対応することができ、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図ることができる。
また、上記第2の発明の構成においては、第1の電圧制御発振器の周波数と第2の電圧制御発振器の自走周波数の差を補正する周波数調整手段をさらに設けてもよい。
この構成によれば、第1および第2の電圧制御発振器の製造時等の特性をばらつきを補正することができ、より高精度なPLL動作が可能となる。
第1の発明のPLL回路では、基準周波数信号を使用したPLL動作により安定化した第2の電圧制御発振器の周波数を切り替えることにより、同じ周波数制御電圧により制御される第1の電圧制御発振器の異なる2つ以上の周波数に対応し、その周波数を安定化することができ、優れた特性のPLL回路を得ることが可能である。
また、基準周波数信号を使用したPLL動作により安定化した第2の電圧制御発振器で基準周波数信号の周波数を切り替える場合においても、同じ周波数制御電圧により制御される第1の電圧制御発振器の異なる2つ以上の基準周波数に対応し、その周波数を安定化することができ、優れた特性のPLL回路を得ることが可能である。
第2の発明のPLL回路では、基準周波数信号を使用したPLL動作により安定化した第2の電圧制御発振器の周波数を切り替えることにより、映像検波器に使用され同じ周波数制御電圧により制御される第1の電圧制御発振器の異なる2つ以上の周波数に対応し、その周波数を安定化することができ、優れた特性の映像検波回路を実現できる。
また、基準周波数信号を使用したPLL動作により安定化した第2の電圧制御発振器で基準周波数信号の周波数を切り替える場合においても、映像検波器に使用され同じ周波数制御電圧により制御される制御される第1の電圧制御発振器の異なる2つ以上の周波数に対応し、その周波数を安定化することができ、優れた特性の映像検波回路を実現できる。
さらに、基準周波数信号を使用したPLL動作により安定化した第2の電圧制御発振器の周波数を切り替えることにより、映像検波器に使用され同じ周波数制御電圧により制御される第1の電圧制御発振器の異なる2つ以上の周波数に対応し、その周波数を安定化させることができ、その上第2の電圧制御発振器の発振周波数を調整することにより周波数確度の高いPLL回路が得ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるPLL回路について、図1を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態1におけるPLL回路について、図1を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるPLL回路の構成を示すブロック図であり、従来例と同一部分は同一符号を用いている。
このPLL回路は、第1および第2のPLL回路部100,102で構成される。第1のPLL回路部100は、第1の位相検波器1と、第1の低域通過フィルタ2と、第1の電圧制御発振器3とで構成される。第2のPLL回路部102は、第2の電圧制御発振器7と、第2の位相検波器9と、第2の低域通過フィルタ6と、第1および第2の電圧制御発振器3,7に周波数制御電圧を供給する周波数制御回路5と、第1の可変分周器10と、第2の可変分周器8と、周波数切り替え回路4とで構成される。
ここで、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7とは、同等の回路構成、同等の素子を使用して構成され、周波数制御回路5は電圧制御発振器3および電圧制御発振器7への周波数制御電圧を出力する回路をそれぞれ同等の回路構成、同等の素子を使用して構成される。
また、周波数切り替え回路4も、周波数切り替え信号を入力し、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で切り替える。
以上のように構成された本発明の実施の形態1のPLL回路の動作を説明する。
図1において、電圧制御発振器3の出力は位相検波器1に入力され、信号入力端子11から入力される入力信号との位相比較が行われる。そして、位相比較器1による位相比較結果は、低域通過フィルタ2で平滑化されて周波数制御電圧となり、電圧制御発振器3へフィードバックされる。これによって、信号入力端子11の入力信号の周波数と電圧制御発振器3の周波数とが等しくなるように動作し、PLL回路部100が構成される。このとき、信号入力端子11への入力信号と電圧制御発振器3の出力信号とは90度位相差となる。
一方、図1において、基準周波数信号入力端子13から入力された基準周波数信号は、可変分周器10に入力され、所望の比較周波数frefが得られるように分周された後、位相検波器9に入力される。このときの可変分周器10の分周比を1/mとする。
また、電圧制御発振器7の出力は、可変分周器8へ入力され、比較周波数frefが得られるように分周されて位相検波器9に入力される。このときの可変分周器8の分周比を1/nとする。
位相検波器9では、可変分周器10,8の出力信号の周波数差(位相差)を検出し、その周波数差に応じた出力が低域通過フィルタ6に入力される。この基準周波数信号としては、通常、周波数安定度の優れた水晶発振器等の出力が使用される。
低域通過フィルタ6は、位相検波器9の出力を平滑化し周波数制御回路5を通して周波数制御電圧として電圧制御発振器7へ供給する。これによって、電圧制御発振器7の周波数が基準周波数信号周波数の(n/m)倍に等しくなるように動作し、PLL回路部102が構成される。
周波数切り替え回路4では、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を、周波数切り替え信号入力端子12から入力される周波数切り替え信号によって所望の第1の周波数に設定する。可変分周器8の分周比(1/n)は、分周比制御端子21からの信号により出力周波数が比較周波数frefに等しくなるように設定される。また、可変分周器10は分周比制御端子14の信号により出力周波数が比較周波数frefとなるように分周比(1/m)を設定しておく。
また、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7とは同等の回路構成、同等の素子を使って構成される。周波数制御回路5は電圧制御発振器3および電圧制御発振器7への周波数制御電圧を出力する回路がそれぞれ同等の回路構成、同等の素子を使用して構成される。
この構成により、電圧制御発振器3の発振周波数は電圧制御発振器7の発振周波数と同等の温度依存性、ばらつき依存性を持った周波数制御電圧で制御されることになる。電圧制御発振器7の発振周波数は、PLL回路部102により基準周波数の(n/m)倍に等しくなり、温度依存性、素子ばらつきへの依存性は極めて少ないため、同様の周波数制御電圧によって制御される電圧制御発振器3の自走周波数は温度変動、量産時の変動が極めて少なく、その安定化が可能である。
したがって、PLL回路部100で動作する電圧制御発振器3の自走周波数の変化が少ないため、PLL回路部100は優れた特性をもつことができる。
つぎに、異なった入力周波数に対応する場合、周波数切り替え信号入力端子12から入力される周波数切り替え信号によって電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を第2の周波数に切り替え、この周波数に応じて分周比制御端子21の信号により可変分周器8の分周比(1/n’)を出力周波数が比較周波数frefに等しくなるように設定する。この分周比の切り替えを簡単に構成する方法としては図1の可変分周器8に示すように電圧制御発振器7の出力信号を所望の分周比の得られる複数の分周器に入力し、複数の分周器の出力を切り替えることで可能となる。また、任意の分周比が切り替えられるプログラマブル分周器を用いることでも実現が可能である。
この構成により、上記第1の入力周波数の場合と同じく第2の入力周波数でも、電圧制御発振器3の発振周波数は電圧制御発振器7の発振周波数と同等の温度依存性、ばらつき依存性を持った周波数制御電圧に制御されることになる。電圧制御発振器7の発振周波数は、PLL回路部102により基準周波数の(n’/m)倍に等しくなり、温度依存性、素子ばらつきへの依存性は極めて少ないため、同様の周波数制御電圧によって制御される電圧制御発振器3の自走周波数は温度変動、量産時の変動の極めて少なく、その安定化が可能である。
したがって、PLL回路部100で動作する電圧制御発振器3の自走周波数の変化が少ないため、PLL回路部100は優れた特性をもつことができる。
例えば、第1の入力周波数を58.75MHzとし、第2の入力周波数を45.75MHzとし、基準周波数信号源の周波数を4MHzとして、本発明の実施の形態1のPLL回路を構成するには、以下のように設定される。第1の入力周波数については、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を58.75MHzとし、比較周波数frefを250kHz、可変分周器8の分周比をn=235、可変分周器10の分周比をm=16とする。また、第2の入力周波数については、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を45.75MHzとし、比較周波数frefを250kHz、可変分周器8の分周比をn=183、可変分周器10の分周比をm=16とする。このようにすれば、本発明の実施の形態1のPLL回路が構成できる。
つぎに、電圧制御発振器7に対して入力周波数と異なった自走周波数を設定する場合について説明する。第1の入力周波数に対しては、電圧制御発振器7の自走周波数を55MHz、比較周波数frefを1MHzとすれば、可変分周器8の分周比をn=55に、可変分周器10の分周比をm=4に設定する。また、第2の入力周波数に対しては、自走周波数を50MHz、比較周波数frefを1MHz、可変分周器の分周比をn’=50、可変分周器10の分周比をm=4とする。このようにすれば、本発明の実施の形態1のPLL回路が構成できる。
ここで、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7の自走周波数は異なった周波数に設定することは可能であるが、量産時の素子の相対ばらつきにより2つの電圧制御発振器3,7の自走周波数の温度依存性には相対ばらつきが生じることがある。相対ばらつきを少なくするためには、2つの電圧制御発振器3,7の自走周波数は等しくするか近い値をとることが望ましい。
つぎに、図1に示すこの実施の形態1のPLL回路において、基準周波数信号入力端子13から入力する基準周波数信号の周波数を第1の基準周波数と第2の基準周波数とに切り替えて動作させる場合、第1の基準周波数を使用する場合には、分周比制御端子14の信号により可変分周器10の分周比を第1の分周比(1/m)と設定し、第2の基準周波数を使用する場合には第2の分周比(1/m’)と設定することによって、基準周波数が変わっても比較周波数frefを一定にすることができ、前述のごとく安定したPLL回路を構成することができる。この分周比の切り替えを簡単に構成する方法としては図1の可変分周器10に示すように基準周波数信号を所望の分周比が得られる複数の分周器に入力し、複数の分周器の出力を切り替えることで可能となる。また、任意の分周比が切り替えられるプログラマブル分周器を用いることでも実現が可能である。
例えば、入力周波数を45.75MHzとし、比較周波数を10kHzとし、基準周波数を4MHzか、3.58MHzかに切り替える場合には、以下のように設定される。基準周波数4MHzに対しては、可変分周器10の分周比をm=400とし、可変分周器8の分周比をn=4575とする。また、基準周波数3.58MHzに対しては、可変分周器10の分周比をm’=358、可変分周器8の分周比をn=4575とする。このようにすれば、本発明の実施の形態1のPLL回路を構成できる。
なお、場合によっては可変分周器8,10の両方の分周比を切り替える場合がある。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるPLL回路について、図2を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態2におけるPLL回路について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施の形態2におけるPLL回路の構成を示すブロック図であり、実施の形態1と同じ部分は同じ番号を付けている。
このPLL回路は、第1および第2のPLL回路部103,104で構成される。第1のPLL回路部103は、第1の位相検波器1と、第1の低域通過フィルタ2と、第1の電圧制御発振器3と、移相器15とで構成される。第2のPLL回路部104は、第2の電圧制御発振器7と、第2の位相検波器9と、第2の低域通過フィルタ6と、第1および第2の電圧制御発振器3,7に周波数制御電圧を供給する周波数制御回路5と、第1の可変分周器10と、第2の可変分周器8と、周波数切り替え回路4とで構成される。
以上のように構成された本発明の実施の形態2のPLL回路の動作を説明する。
図2において、電圧制御発振器3の出力は移相器15に入力され、移相器15では互いに90度位相差をもった第1の信号aとおよび第2の信号bとが出力される。このうち、第1の信号aは位相検波器1に入力され、信号入力端子11から入力される映像中間周波信号との位相比較が行われる。そして、位相比較器1による位相比較結果は、低域通過フィルタ2で平滑化されて周波数制御電圧となり、電圧制御発振器3へフィードバックされる。これによって、信号入力端子11の入力信号と電圧制御発振器3の周波数とが等しくなるように動作し、PLL回路部103が構成される。このとき、信号入力端子13への入力信号である映像中間周波信号と移相器15の出力信号aとは90度の位相差を有することとなる。
一方、移相器15の第2の出力bは、映像中間周波信号とともに映像検波器16へ入力される。これらの2信号を同相にするために、出力信号a,bの位相差が90度になるように移相器15を構成すれば、映像検波器16は同期検波器として動作する。
一方、図2において、基準周波数信号入力端子13から入力された基準周波数信号は、可変分周器10に入力され、所望の比較周波数frefに分周された後、位相検波器9に入力される。このときの可変分周器10の分周比を1/mとする。
また、電圧制御発振器7の出力は、可変分周器8へ入力され、比較周波数frefが得られるように分周されて位相検波器9へ入力される。このときの可変分周器8の分周比を1/nとする。
位相検波器9では、可変分周器10,8の出力信号の周波数差(位相差)を検出し、その周波数差に応じた出力が低域通過フィルタ6に入力される。この基準周波数信号としては、通常、周波数安定度の優れた水晶発振器等の出力が使用される。
低域通過フィルタ2は、位相検波器9の出力を平滑化し周波数制御回路5を通して周波数制御電圧として電圧制御発振器7へ供給する。これによって、電圧制御発振器7の周波数が基準周波数信号の周波数の(n/m)倍に等しくなるように動作し、PLL回路部104が構成される。
周波数切り替え回路4では、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を、周波数切り替え信号入力端子12から入力される周波数切り替え信号によって所望の第1の周波数に設定する。可変分周器8の分周比(1/n)は、分周比制御端子15からの信号により出力周波数が比較周波数frefに等しくなるように設定される。また、可変分周器10は分周比制御端子14の信号により出力周波数が比較周波数frefとなるように分周比(1/m)を設定しておく。
また、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7とは同等の回路構成、同等の素子を使って構成される。周波数制御回路5は電圧制御発振器3および電圧制御発振器7への周波数制御電圧を出力する回路がそれぞれ同等の回路構成、同等の素子を使用して構成される。
この構成により、電圧制御発振器3の発振周波数は電圧制御発振器7の発振周波数と同等の温度依存性、ばらつき依存性を持った周波数制御電圧に制御されることになる。電圧制御発振器7の発振周波数は、PLL回路部104により基準周波数の(n/m)倍に等しくなり、温度依存性、素子ばらつきへの依存性は極めて少ないため、同様の周波数制御電圧によって制御される電圧制御発振器3の発振周波数は温度変動、量産時の変動が極めて少なく、その安定化が可能である。
通常、テレビジョン映像検波回路に使用されるPLL回路は、よい映像特性を確保するために極めて高い安定度が要求されるので、本発明のPLL回路を採用することにより、優れた特性の映像検波器を構成できることになる。
つぎに、異なった入力周波数に対応する場合、周波数切り替え信号入力端子12から入力される周波数切り替え端子によって電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を第2の周波数に切り替え、この周波数に応じて分周比制御端子21の信号により可変分周器8の分周比(1/n’)を出力周波数が比較周波数frefに等しくなるように設定する。
この構成により、上記第1の入力周波数の場合と同じく第2の入力周波数でも、電圧制御発振器3の発振周波数は電圧制御発振器7の発振周波数と同等の温度依存性、ばらつき依存性を持った周波数制御電圧に制御されることになる。電圧制御発振器7の発振周波数は、PLL回路部104により基準周波数の(n’/m)倍に等しくなり、温度依存性、素子ばらつきへの依存性は極めて少ないため、同様の周波数制御電圧によって制御される電圧制御発振器3の発振周波数(自走周波数)は温度変動、量産時の変動の極めて少なく、その安定化が可能である。
例えば、第1の入力周波数を58.75MHzとし、第2の入力周波数を45.75MHzとし、基準周波数信号源の周波数を4MHzとして、本発明の実施の形態2のPLL回路を構成するには、以下のように設定される。第1の入力周波数については、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を58.75MHzとし、比較周波数frefを250kHz、可変分周器8の分周比をn=235、可変分周器10の分周比をm=16とする。また、第2の入力周波数については、電圧制御発振器3および電圧制御発振器7の自走周波数を45.75MHzとし、比較周波数frefを250kHz、可変分周器8の分周比をn’=183、可変分周器10の分周比をm=16とする。このようにすれば、本発明の実施の形態2のPLL回路が構成できる。
つぎに、電圧制御発振器7に対して入力周波数と異なった自走周波数を設定する場合について説明する。第1の入力周波数に対しては、電圧制御発振器7の自走周波数を55MHz、比較周波数frefを1MHzとすれば、可変分周器8の分周比をn=55に、可変分周器10の分周比をm=4に設定する。また、第2の入力周波数に対しては、自走周波数を50MHz、比較周波数frefを1MHz、可変分周器の分周比をn’=50、可変分周器10の分周比をm=4とする。このようにすれば、本発明の実施の形態2のPLL回路が構成できる。
ここで、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7の自走周波数は異なった周波数に設定することは可能であるが、量産時の素子の相対ばらつきにより2つの電圧制御発振器3,7の自走周波数の温度依存性には相対ばらつきが生じることがある。相対ばらつきがすくなくするためには、2つの電圧制御発振器3,7の自走周波数は等しくするか近い値をとることが望ましい。
つぎに、図2に示すこの実施の形態2のPLL回路において、基準周波数信号入力端子13から入力する基準周波数信号の周波数を第1の基準周波数と第2の基準周波数とに切り替えて動作させる場合、第1の基準周波数を使用する場合には、分周比制御端子14の信号により可変分周器10の分周比を第1の分周比(1/m)と設定し、第2の基準周波数を使用する場合には第2の分周比(1/m’)を設定することによって、基準周波数が変わっても比較周波数frefを一定にすることができ、前述のごとく安定したPLL回路を構成することができる。
例えば、入力周波数を45.75MHzとし、比較周波数を10kHzとし、基準周波数を4MHzか、3.58MHzかに切り替える場合には、以下のように設定される。基準周波数4MHzに対しては、可変分周器10の分周比をm=400とし、可変分周器8の分周比をn=4575とする。また、基準周波数3.58MHzに対しては、可変分周器10の分周比をm’=358、可変分周器10の分周比をn=4575とする。このようにすれば、本発明の実施の形態2のPLL回路を構成できる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3におけるPLL回路について、図3を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態3におけるPLL回路について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施の形態3におけるPLL回路の構成を示すブロック図であり、実施の形態2と同じ部分は同じ番号を付けている。
このPLL回路は、第1および第2のPLL回路部103,104と周波数調整回路105とで構成される。第1のPLL回路部103は、第1の位相検波器1と、第1の低域通過フィルタ2と、第1の電圧制御発振器3と、移相器15とで構成される。第2のPLL回路部104は、第2の電圧制御発振器7と、第2の位相検波器9と、第2の低域通過フィルタ6と、第1および第2の電圧制御発振器3,7に周波数制御電圧を供給する周波数制御回路5と、第1の可変分周器10と、第2の可変分周器8と、周波数切り替え回路4とで構成される。周波数調整回路105は、第2の周波数制御回路18と、DA変換器19と、記憶装置20とで構成される。
以上のように構成された本発明のPLL回路の動作を説明する。
図3において、図2と同じ部分であるPLL回路部103および104は図2について説明したように動作する。この実施の形態では、電圧制御発振器3と電圧制御発振器7とは同等の回路構成、同等の素子を使って構成され、周波数制御回路5は電圧制御発振器3および電圧制御発振器7への周波数制御電圧を出力する回路がそれぞれ同等の回路構成、同等の素子を使用して構成される。そのため、自走周波数は安定化する。ところが、量産上の素子ばらつきにより2つの電圧制御発振器3,7の自走周波数に相対ばらつきを生じる。この相対ばらつきは集積回路の生産工程における相対ばらつきの精度に依存する。
通常、このばらつきは最大1%程度であるが、精度の高い周波数精度を要求される場合、この相対精度のばらつきを低減する必要がある。
本発明の実施の形態3では、電圧制御発振器3に周波数調整回路105を付加し、相対制度を低減するようにしている。具体的には、発振周波数を測定しながら、記憶装置20、DA変換器19を調整してビットデータを記憶装置20に記憶させておき、周波数制御回路18を通してDA変換器19の出力で電圧制御発振器7の周波数と電圧制御発振器3の周波数誤差を補正する。これによって、精度の高い電圧制御発振器3を得ることができ、高い周波数精度が必要なPLL回路を構成できる。
本発明にかかるPLL回路は、1組の回路で、複数の周波数に対応することができ、複数の周波数を扱う場合においてコストダウンを図ることができるという効果を有し、テレビジョン受信器の映像検波器等として有用である。
1 位相比較器(PD)
2 低域通過フィルタ(LPF)
3 電圧制御発振器(VCO)
4 周波数切り替え回路(SW)
5 周波数制御回路(fcon)
6 低域通過フィルタ(LPf)
7 電圧制御発振器(VCO)
8 可変分周器(DIV)
9 位相比較器(PD)
10 可変分周器(DIV)
11 信号入力端子
12 周波数切り替え信号入力端子
13 基準周波数信号入力端子
14 分周比制御端子
15 移相器(PS)
16 映像同期検波器(VDET)
17 映像信号出力端子
18 周波数制御回路(fcon)
19 DA変換器(DAC)
20 記憶装置(MEM)
21 分周比制御端子
22 周波数制御電圧入力端子
23 電源端子
24 基準電圧端子
25 周波数制御回路出力端子
26 周波数制御回路出力端子
27 接地端子
100、101、102,103,104,105、PLL回路部
a 移相器出力
b 移相器出力
Q1,Q2、Q3 NPNトランジスタ
Q4,Q5 PNPトランジスタ
R1,R2,R3,R4 抵抗
I1,I2 定電流源
2 低域通過フィルタ(LPF)
3 電圧制御発振器(VCO)
4 周波数切り替え回路(SW)
5 周波数制御回路(fcon)
6 低域通過フィルタ(LPf)
7 電圧制御発振器(VCO)
8 可変分周器(DIV)
9 位相比較器(PD)
10 可変分周器(DIV)
11 信号入力端子
12 周波数切り替え信号入力端子
13 基準周波数信号入力端子
14 分周比制御端子
15 移相器(PS)
16 映像同期検波器(VDET)
17 映像信号出力端子
18 周波数制御回路(fcon)
19 DA変換器(DAC)
20 記憶装置(MEM)
21 分周比制御端子
22 周波数制御電圧入力端子
23 電源端子
24 基準電圧端子
25 周波数制御回路出力端子
26 周波数制御回路出力端子
27 接地端子
100、101、102,103,104,105、PLL回路部
a 移相器出力
b 移相器出力
Q1,Q2、Q3 NPNトランジスタ
Q4,Q5 PNPトランジスタ
R1,R2,R3,R4 抵抗
I1,I2 定電流源
Claims (5)
- 第1の電圧制御発振器と、
入力信号と前記第1の電圧制御発振器の出力との位相差を検出する第1の位相比較器と、
前記第1の位相比較器の出力を入力し前記第1の電圧制御発振器に周波数制御電圧を供給する第1のフィルタと、
基準周波数信号源からの基準周波数信号を分周する第1の可変分周器と、
前記第1の電圧制御発振器と同等の素子と構成からなる第2の電圧制御発振器と、
前記第2の電圧制御発振器の出力を分周する第2の可変分周器と、
前記第1の可変分周器と前記第2の可変分周器の出力の位相差を検出する第2の位相比較器と、
前記第2の位相比較器の出力が入力される第2のフィルタと、
前記第2のフィルタの出力が入力され、前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で制御する周波数制御回路と、
周波数切り替え信号を入力し、前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で切り替える周波数切り替え回路とを備え、
前記周波数切り替え信号による前記第1の電圧制御発振器の周波数と前記第2の電圧制御発振器の周波数の切り替え時に、前記第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を前記周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしたPLL回路。 - 前記基準周波数信号源の周波数の切り替えに応じて前記第1の可変分周器および前記第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を切り替えるようにした請求項1記載のPLL回路。
- 第1の電圧制御発振器と、
前記第1の電圧制御発振器の出力を入力し90度位相差のある第1および第2の信号を出力する移相器と、
前記移相器の第1の信号と映像中間周波信号の位相差を検出する第1の位相比較器と、
前記第1の位相比較器の出力を入力し前記第1の電圧制御発振器に周波数制御電圧を供給する第1のフィルタと、
前記映像中間周波信号と前記移相器の第2の信号を入力し同期検波する映像検波器と、
基準周波数信号源からの基準周波数信号を分周する第1の可変分周器と、
前記第1の電圧制御発振器と同等の素子と構成からなる第2の電圧制御発振器と、
前記第2の電圧制御発振器の出力を分周する第2の可変分周器と、
前記第1の可変分周器と前記第2の可変分周器の出力の位相差を検出する第2の位相比較器と、
前記第2の位相比較器の出力が入力される第2のフィルタと、
前記第2のフィルタの出力が入力され、前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で制御する周波数制御回路と、
周波数切り替え信号を入力し、前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器の周波数をそれぞれ同じ構成の回路で切り替える周波数切り替え回路とを備え、
前記周波数切り替え信号による前記第1の電圧制御発振器の周波数と前記第2の電圧制御発振器の周波数の切り替え時に、前記第1の可変分周器と第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を前記周波数切り替え信号に応じて切り替えるようにしたPLL回路。 - 前記基準周波数信号源の周波数の切り替えに応じて前記第1の可変分周器および前記第2の可変分周器の分周比のいずれか少なくとも一方を切り替えるようにした請求項3記載のPLL回路。
- 前記第1の電圧制御発振器の周波数と前記第2の電圧制御発振器の自走周波数の差を補正する周波数調整手段をさらに備えた請求項3記載のPLL回路。
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