JP2005235541A - 回路遮断器 - Google Patents

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Toshiyuki Nakagawa
敏幸 中川
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Abstract

【課題】アークを消弧室の方向に引き込む電磁力を確実に強くし、速やかにアークを接点からアークランナーに移行させ、更に消弧室へ駆動させて消弧することができる回路遮断器を提供する。
【解決手段】可動接触子8が固定接触子6から最大に開離する位置付近に磁性材料からなる略コ字状のヨーク17をその開放側が可動接触子8と対向するようにして設ける。これにより、遮断動作時に可動接触子8に流れる電流によって可動接触子8とヨーク17に磁路が形成され、可動接触子8の開離方向への電磁力が強くなることで遮断動作が速くなり、また、接点5,7間に発生したアークがアークライナー15,16へ速やかに移行して消弧室14へ駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路遮断器の遮断動作時に接点間に発生するアークを消弧する構造に関する。
図4及び図5に示すように、一般に回路遮断器21は絶縁材料からなる遮断器ケース22の内部に、両端に配設された電源側端子23及び負荷側端子24と、この電源側端子23に一端が接続され他端に固定接点25を有する固定接触子26と、固定接点25と接離する可動接点27を一端に有し回動自在に軸支される可動接触子28と、可動接触子28と負荷側端子24との間に接続されて過電流が流れたときに動作するバイメタル29及び短絡電流が流れたときに動作する電磁コイル30と、操作ハンドル31の操作又はバイメタル29及び電磁コイル30による動作によって可動接触子28を回動させて固定接点25と可動接点27とを接離させる開閉機構部32と、固定接点25から可動接点27が開離される際に発生するアーク33を消弧するための消弧室34と、アーク33を消弧室34に誘導するために固定接触子26に接続された固定接触子側アークランナー35と、負荷側端子24に接続されて電磁コイル30の近傍を通り可動接触子28近くまで延びる可動接触子側アークランナー36とを備えている。
このように構成された回路遮断器21は、短絡電流によって電磁コイル30が動作すると開閉機構部32を駆動させて可動接触子28を回動させ、固定接点25から可動接点27が開離される。このとき、固定接触子26→固定接点25→可動接点27→可動接触子28と流れる電流Iによって磁束が作られ、固定接触子26には電磁力F1が発生し、可動接触子28には電磁力F1と反発するように電磁力F2が発生する。また、接点25,27間に発生したアーク33には電磁力F3が下方向に発生する。そこでアーク33は電磁力F3によって可動接触子側アークランナー36と固定接触子側アークランナー35に移行し、更に消弧室34へ駆動されて消弧される。尚、電流Iが電磁コイル30に流れたときに電磁コイル30に発生する磁界によって可動接触子側アークランナー36が磁化され、この可動接触子側アークランナー36の電磁力によってアーク33を消弧室34に引き込む力が強くなる場合もある。また、固定接触子を銅と鉄のクラッド材料で形成することによってアークの駆動力を向上し、遮断性能を向上させるものもある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−294113号公報
しかしながら、従来の回路遮断器は、電磁コイルの巻き数や線形によって磁化状態が必ずしも有効とは限らないという欠点があった。また、固定接触子をクラッド材料で形成するには費用がかかるという欠点があった。
本発明は、固定接点を有する固定接触子と、固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子と、電路に異常電流が流れたときに固定接点から可動接点が開離する際に発生するアークを消弧するための消弧室とを備えた回路遮断器において、可動接触子が開離する際に磁路を形成する磁性材料からなる略コ字状のヨークを配設したことを特徴とする。
本発明の回路遮断器は、アークを消弧室の方向に引き込む電磁力を確実に強くし、速やかにアークを接点からアークランナーに移行させ、更に消弧室へ駆動させて消弧することができるという効果がある。
可動接触子が固定接触子から最大に開離する位置付近に磁性材料からなる略コ字状のヨークをその開放側が可動接触子と対向するようにして設ける。これにより、遮断動作時に可動接触子に流れる電流によって可動接触子とヨークに磁路が形成され、可動接触子の開離方向への電磁力が強くなることで遮断動作が速くなり、また、接点間に発生したアークがアークライナーへ速やかに移行して消弧室へ駆動される。
本発明に係る回路遮断器の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
回路遮断器1は絶縁材料からなる遮断器ケース2の内部に、両端に配設された電源側端子3及び負荷側端子4と、この電源側端子3に一端が接続され他端に固定接点5を有する固定接触子6と、固定接点5と接離する可動接点7を一端に有し回動自在に軸支される可動接触子8と、可動接触子8と負荷側端子4との間に接続されて過電流が流れたときに動作するバイメタル9及び短絡電流が流れたときに動作する電磁コイル10と、操作ハンドル11の操作又はバイメタル9及び電磁コイル10による動作によって可動接触子8を回動させて固定接点5と可動接点7とを接離させる開閉機構部12と、固定接点5から可動接点7が開離される際に発生するアーク13を消弧するための消弧室14と、アーク13を消弧室14に誘導するために固定接触子6に接続された固定接触子側アークランナー15と、負荷側端子4に接続されて電磁コイル10の近傍を通り可動接触子8近くまで延びる可動接触子側アークランナー16とを備えている。そして、可動接触子側アークランナー16の端部に磁性材料からなる略コ字状のヨーク17が開放側を可動接触子8と対向するようにして固着されている。尚、この構成は電圧極のものであり、図示しないが非電圧極は電路に電磁コイル10が接続されず、可動接触子側アークランナー16の端部から可撓電線によって可動接触子8に接続されている。
このように構成された回路遮断器1は、短絡電流によって電磁コイル10が動作すると開閉機構部12を駆動させて可動接触子8を回動させ、固定接点5から可動接点7が開離される。このとき、固定接触子6→固定接点5→可動接点7→可動接触子8と流れる電流Iによって磁束が作られ、固定接触子6には電磁力F1が発生し、可動接触子8には電磁力F1と反発するように電磁力F2が発生する。このとき、可動接触子8に発生する磁束はヨーク17を通り、図2の破線で示すように磁路が形成されて電磁力F2が強くなるので遮断動作が速くなる。
また、接点5,7間に発生したアーク13には電磁力F3が下方向に発生し、これによってアーク13は可動接触子側アークランナー16と固定接触子側アークランナー15に移行する。そして、アーク13は可動接触子8がヨーク17に近づくにつれて強くなる電磁力F2の影響を受けて消弧室14に向かって駆動され、消弧室14で消弧される。尚、電磁コイル10に発生する磁界によって可動接触子側アークランナー16とその端部にあるヨーク17が磁化されることによって電磁力F2が強くなる場合もあり、この場合、遮断速度は更に速くなり、アーク13を消弧室14に駆動する速度も速くなる。
尚、本実施例においてヨーク17を可動接触子側アークランナー16に固定したが、必ずしもその必要はなく、可動接触子8が開離する際に磁路を形成する位置であれば遮断器ケース2の側面に固定する等して適宜に変更して実施することも可能である。
本発明に係る回路遮断器の内部構造を示す縦断面図である。 本発明に係る回路遮断器の固定接触子と可動接触子とヨークの磁路を示す断面図である。 本発明に係る回路遮断器の遮断動作時の電流と電磁力の方向を示す説明図である。 従来の回路遮断器の内部構造を示す縦断面図である。 従来の回路遮断器の遮断動作時の電流と電磁力の方向を示す説明図である。
符号の説明
1 回路遮断器
5 固定接点
6 固定接触子
7 可動接点
8 可動接触子
13 アーク
14 消弧室
15 固定接触子側アークランナー
16 可動接触子側アークランナー
17 ヨーク

Claims (1)

  1. 固定接点を有する固定接触子と、前記固定接点と接離する可動接点を有する可動接触子と、電路に異常電流が流れたときに前記固定接点から前記可動接点が開離する際に発生するアークを消弧するための消弧室とを備えた回路遮断器において、前記可動接触子が開離する際に磁路を形成する磁性材料からなる略コ字状のヨークを配設したことを特徴とする回路遮断器。
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