JP2005234096A - 表示装置 - Google Patents

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直義 千野
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Abstract

【課題】ATMなどの情報端末装置において、暗証番号またはパスワードなどの入力時の秘匿性を確保し、隣または背後などから暗証番号またはパスワードを構成する記号または文字が覗き見されにくく、かつ簡単な構成で、さらに安価で耐久性も高い表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、画像を表示させる非発光型表示部と、前記非発光型表示部に画像観察用の光を入射させる光源部と、前記非発光型表示部と光源部との間に設けられ、光源部から出射された光の拡散を制限する多孔板とを有する。前記多孔板は、複数の貫通孔が形成されており、前記貫通孔の直径をdとし、前記多孔板の厚さをtとするとき、2≦t/dである。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金自動預金支払機(以下、ATM(Automatic Teller Machine)という)、現金自動支払機(以下、CD(Cash Dispenser)という)、携帯電話、またはPDA(Personal Digital Assistant)、更にはパーソナルコンピュータなどの情報端末装置の表示部において、暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたは私信などの入力時のそれらの内容の秘匿性を確保し、隣または背後などから暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたは私信などの個人情報が他人に漏洩しにくい表示装置に関するものである。
現在、ATMなどからお金を引き出す際に、予め定められた暗証番号を入力することにより、本人の特定が行われている。
しかしながら、暗証番号を入力する際、隣または背後などから覗き見されやすい。このため、他人の暗証番号を不正に取得して、不正に他人に預金が引き出されてしまうなどの被害が生じている。このような覗き見を防ぐための防止策として、ATMに衝立を設けることなどが試みられているものの、十分な防止効果が得られていないのが現状である。
また、衝立を設ける以外にも、暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたは私信などの個人情報の漏洩を防止するための対策が種々検討されている(特許文献1〜特許文献6参照)。
特許文献1には、狭視野角の要素として、素線開口数(N.A)が0.1〜0.35である多数本のガラスファイバ素線を並列状態で熱溶融して形成されたファイバ光プレートが表示部に装着された暗証番号入力端末装置が開示されている。
また、特許文献2には、ディスプレイの表示画面前面に取り付け、画面の略正面から画像が見え、略正面に対して斜め方向からは画像が見えないように可視範囲をコントロールする表示画面用光学フィルターが開示されている。
この特許文献2の表示画面用光学フィルターは、高分子材料からなるフィルムの片面に微細な凹凸を形成してなるレンズフィルムを構成材料として用い、その厚さ方向の任意箇所に空気層が設けられている。これにより、特許文献2の表示画面用光学フィルターは、横からの覗き見を防止している。
特許文献3には、横からの覗き見を防止する表示画面用光学フィルターが開示されている。この特許文献3に開示された表示画面用光学フィルターは、高分子材料からなる微細な凹凸を形成してなるレンズフィルムとレンズフィルムを表示画面前面に着脱自在に固定するための取り付け手段とを備えているものである。
特許文献4には、複数の画素からなり、画像を形成する透過型液晶表示器と、この透過型液晶表示器の前面に、液晶表示器の複数画素に対応する凸レンズを有する第1の光学素子と、複数画素に対応する凸レンズの屈折率を略相殺する屈折率を有する第2の光学素子とを有する表示装置が開示されている。この特許文献4の表示装置は、第1の光学素子と、第2の光学素子との相対位置を変化させることにより、視野角および視野方向を変更することができる。
特許文献5に開示された視野角制限機能付きデータ入力用キーボード(以下、データ入力用キーボードという)は、暗証番号などのデータを入力するための複数の入力キーが平面的に電子画像として、表示画面上に配置表示されるものである。
この特許文献5のデータ入力用キーボードは、表示画面上に配置表示される入力キー画像を覆って、入力キー画像の見え方を視野的に規制する光学偏向板と、光学偏向板上にタッチセンサーパネルが配置され、タッチセンサーパネルの表面に、入力キー画像名を識別表示する凸形状又は凹形状パターンが入力キー画像位置に対応して設けられている。また、光学偏向板には、例えば、ルーバータイプの視野制限フィルムが用いられている。
特許文献6には、入射する光線の入射角度によって透過率を変化させることにより視野領域を限定する視野制限シートが開示されている。
この特許文献6の視野制限シートは、屈折率がn1の光透過性材料からなる基材の内部に、屈折率n2の光吸収材料からなるルーバー状光吸収壁列が形成されたものであり、光吸収材料の屈折率n2が、光透過性材料の屈折率n1よりも低いものである。
この特許文献6の視野制限シートを用いることにより、操作する人からは画像が認識でき、斜めからの観察では画像認識できないように視野角を制限でき、覗き込みを防止できる。
特開2003−44198号公報 特開2003−287607号公報 特開2002−202405号公報 特開2003−288025号公報 特開2002−41225号公報 特開2000−137294号公報
しかしながら、特許文献1に開示された暗証番号入力端末装置におけるファイバ光プレートは、ガラスファイバ素線を熱溶融して形成されるものであるため、コストが嵩むという問題点がある。また、ファイバ光プレートを種々の画面の大きさに対応させることが難しいという問題点もある。
また、特許文献2および特許文献3に開示された表示画面用光学フィルターは、レンズ状フィルムであり、このレンズ状フィルムを貼り付ける場合、表面にキズがつきやすく、また、ゴミなどがフィルムの凹凸表面に付着し易いなど耐久性が乏しいという問題点がある。また、キズまたはゴミが付着したレンズ状フィルムを取り替えることが接地現場ではできない。更には、レンズ状フィルムが高価であり、コストが嵩むという問題点がある。
また、特許文献4に開示された表示装置は、視野角および視野方向を変更するために、第1の光学素子と、第2の光学素子との相対位置を変化させる必要があり、装置構成が複雑になるという問題点がある。また、第1の光学素子および第2の光学素子は、いずれも液晶表示器の複数画素に対応する凸レンズまたは凹レンズを有するものであり、コストが嵩むという問題点がある。
特許文献5に開示されたデータ入力用キーボード、および特許文献6の視野制限シートは、いずれも視野角を制限するためにルーバータイプのフィルムを用いている。このルーバータイプのフィルムは高価である。さらにルーバータイプのフィルムは、縦方向または横方向など、一方向の視野角の制御はできるものの、他の方向の視野角を制御するためには、ルーバータイプのフィルムを2枚用いて制御する方向に交差させて重ねる必要がある。これによって、更にコストが嵩むという問題点がある。また、ルーバータイプのフィルムは、自身を重ねることにより、可視範囲の角度を制御しており、視野角を自由に設定することができないという問題点もある。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、ATMなどの情報端末装置において、暗証番号またはパスワードなどの入力時の秘匿性を確保し、隣または背後などから暗証番号またはパスワードを構成する記号または文字が覗き見されにくく、かつ簡単な構成で、さらに安価で耐久性も高い表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、画像を表示させる非発光型表示部と、前記非発光型表示部に画像観察用の光を入射させる光源部と、前記非発光型表示部と光源部との間に設けられ、光源部から出射された光の拡散を制限する多孔板とを有し、前記多孔板は、複数の貫通孔が形成されており、前記貫通孔の直径をdとし、前記多孔板の厚さをtとするとき、2≦t/dであることを特徴とする表示装置を提供するものである。
また、本発明においては、前記多孔板は、前記非発光表示部に対して傾斜して配置することができる。
さらに、本発明においては、前記多孔板は、前記非発光表示部に対して凹状または凸状に湾曲されて配置させることができる。
さらにまた、本発明においては、非発光型表示部は、例えば、透過型、または半透過型の液晶表示パネルである。
本発明の表示装置によれば、光源から出射された光を、貫通孔の直径をdとし、厚さをtとするとき、2≦t/dである多孔板を通過させて非発光表示部に入射させることにより、非発光表示部に表示される画像の視野角を30°以下に狭めることができるため、表示画面の秘匿性を確保することができる。
このため、本発明の表示装置を、例えば、ATM、CD、携帯電話、またはPDA、更にはパーソナルコンピュータなどの情報端末の表示部に用いた場合、入力される暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたは私信などが覗き見されにくくなり、入力時のそれらの内容の秘匿性が確保される。これにより、本発明の表示装置を適用した情報端末の製品に対するユーザの信用度を向上させることができる。
また、本発明においては、2≦t/dに成形された多孔板を設けるだけなので、安価であり、かつ構成を簡単なものにできる。さらに、本発明は、視野角を狭めるために多孔板を設けているだけあり、特別な機構がないため耐久性も高い。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の表示装置を詳細に説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る表示装置を示す模式的斜視図であり、(b)は(a)に示す表示装置の側面図である。
本実施形態の表示装置10は、例えば、透過型の液晶表示装置であって、バックライト部(光源部)12と、拡散板18と、プリズムフィルム20と、多孔板30と、液晶表示パネル(非発光型表示部)40とを有する。表示装置10は、バックライト部12の上方に、拡散板18、プリズムフィルム20、多孔板30、および液晶表示パネル40が順に積み重ねて配置されている。
表示装置10において、液晶表示パネル40には、駆動用のドライバ(図示せず)が接続される。また、表示装置10は、画像観察のための開口を有し、バックライト部12、液晶表示パネル40、拡散板18、プリズムフィルム20、多孔板30およびドライバなどの部材を所定の位置に保持しつつ収納するケーシング等、公知の液晶表示ディスプレイ(以下、LCDという)が有する各種の部材を必要に応じて有するものである。
この表示装置10においては、バックライト部12から射出された光が、多孔板30を透過して略平行光になり、通常の透過型のLCDと同様に、表示画像に応じて変調駆動された液晶表示パネル40に入射して通過することにより、画像を担持する光となり、画像が観察される。このとき、観察される画像は、液晶表示パネル40に入射される光が略平行光であるので、視野角が狭くなる。このため、本発明の表示装置10を情報端末に用いた場合、隣または背後の人により、暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたはメールの文章(私信)などの個人情報を覗き見されることが防止される。
バックライト部12は、液晶表示パネル40に、画像観察用の光を、その液晶表示パネル40の背後からその全面に光を均一に照射するためのものであり、液晶表示パネル40の表示画面40aと略同一の光射出面(発光面)を持つ面状光源である。本実施例のバックライト部12は、複数の冷陰極管14と、反射板16とを有する。
冷陰極管14は、表示装置10の光源であり、一方向に伸びた棒状のものである。この冷陰極管14は、例えば、4本、長手方向に並列して配置されている。なお、冷陰極管14の数は、表示装置10の大きさ、および消費電力などの製品仕様により、適宜設定されるものである。
反射板16は、冷陰極管14から出射された光を効率よく、上方に設けられた拡散板18に入射させるものである。この反射板16は、冷陰極管14の下方を覆うようにして配置されており、液晶表示パネル40の表示画面40aと少なくとも略同じ大きさを有する。なお、反射板16は、冷陰極管14からの出射光を拡散板18の全域に等しい強度で入射させることが好ましい。
拡散板18は、反射板16で反射された光を均一化するものであり、冷陰極管14を挟んで反射板16と対向して設けられている。この拡散板18は、液晶表示パネル40の表示画面40aと少なくとも略同じ大きさを有するものである。
本実施形態に用いられるバックライト部12は、特に限定されるものではなく、冷陰極管14が発光する光を、導光板、反射シート、拡散シートおよびプリズムシートなどからなるバックライトアセンブリを用いて均一に拡散させるようにした面状光源でもよく、従来公知のLCD用バックライトユニットを用いることができる。光源としては、冷陰極管に限定されるものではなく、電球、熱陰極管、または白色もしくは単色のLEDなどを用いることもできる。
また、本実施形態に用いられるバックライト部12は、所要の光強度の光を射出できる面状光源であれば、LEDアレイ光源、有機ELパネルまたは無機ELパネル等を用いる光源なども利用可能である。
この場合においても、面状光源と、多孔板との間には、拡散板または拡散フィルム、およびプリズムフィルムまたはプリズムシートなどを設けてもよい。
プリズムフィルム20は、拡散板18で拡散された光の輝度を向上させるものである。このプリズムフィルム20は、拡散板18の表面の全面に設けられるものである。
多孔板30は、後述するように液晶表示パネル40の視野角を狭めるために、この液晶表示パネル40に入射するバックライト部12からの光の広がり角を規制するものである。この多孔板30は、バックライト部12と、液晶表示パネル40との間に、例えば、プリズムフィルム20の表面に密着して設けられている。
多孔板30は、所定厚さの矩形板に所定のサイズの貫通孔32を所定ピッチで多数設けたものであり、例えば、液晶表示パネル40の表示画面40aと同じ大きさを有する。
また、多孔板30に設ける複数の貫通孔32の配列形状および配列ピッチは、貫通孔32が均一に配置されるものであれば、どのようなものでもよい。例えば、貫通孔32の配列形状は、碁盤目状または千鳥状(最密状)であってもよく、好ましくは千鳥状がよい。また、貫通孔32の配列ピッチは、なるべく細かい方がよく、貫通孔32と貫通孔32との間(貫通孔32の縁部間の距離s)は、0.1〜1.0mmが好ましい。
ここで、図2(a)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の一部を拡大して示す正面図、(b)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の第1の変形例を示す正面図、(c)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の第2の変形例を示す正面図である。
図2(a)に示すように、本実施形態の多孔板30においては、正三角形の頂点の位置が中心となるようにして貫通孔32が複数形成されている。
なお、本実施形態の多孔板30に設ける貫通孔32の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、円筒形、楕円筒形または多角筒形などにすることができる。すなわち、貫通孔32の平面形状は、特に限定されるものではない。本発明においては、例えば、図2(b)に示す多孔板30aの如く、貫通孔32aの形状が4角形であってもよく、図2(c)に示す多孔板30bの如く、貫通孔32bの形状が6角形であってもよい。さらに、貫通孔32の平面形状は、楕円でもよい。
しかしながら、製作が容易な点も考慮して、図2(a)に示す貫通孔32の形状が円形である多孔板30とすることが好ましい。なお、貫通孔32は、多孔板30の厚さ方向には、平行な貫通孔であることが好ましいが、略平行であると見なせるものであればよい。
また、多孔板30の厚さをtとし、貫通孔32の直径(または相当直径)をdとするとき、2≦t/d(すなわち、多孔板30の厚さtが貫通孔32の直径d(または相当直径)の2倍以上)とする。好ましくは、2≦t/d≦5である。多孔板が、2≦t/dであると、表示画像の視野角を30°以下にできる。
また、貫通孔32の直径dも、特に限定されるものではないが、貫通孔の製造の容易さから決定すればよい。例えば、直径dは0.1mm以下とすることもできる。しかしながら、製造の容易さを考慮すると、直径dは0.2mm以上とすることが好ましく、さらに好ましくは、直径dは0.5mm以上である。
一方、貫通孔32の直径dの上限は、t/dにより決定される多孔板30の厚さと、表示装置10における液晶表示パネル40とバックライト部12との距離とにより、決定されるものであり、特に制限されるものではない。直径dの上限の目安としては、表示画面40aに表示される表示文字の大きさと略同じ大きさである。このため、直径dの上限値は、例えば、30mmとする。
このように、本発明においては、多孔板の貫通孔の直径d(円の場合)または相当直径(楕円または多角形等の場合)は、0.2〜30mmとすることが好ましい。
なお、上述の相当直径とは、「4×面積/全周長」で表わされる長さのことである。
ここで、多孔板30の材質としては、特に限定されるものではないが、例えば、所定の厚さを有するアルミニウム板等の金属板、樹脂板またはカーボン材料板等を用いることができる。なお、多孔板30の厚さも、特に限定されるものではなく、表示装置10の大きさ、貫通孔の直径d(または相当直径)に応じて、適宜選択すればよい。
また、多孔板20の全表面のうち、少なくとも貫通孔32の内面は、反射光を減らすために、黒色化および粗面化の少なくとも一方の反射防止処理を施し、低反射率面で構成することが好ましい。また、管通孔32の内面に反射防止処理を施し、それ以外の多孔板30における液晶表示パネル40側の面(以下、表面という)、およびバックライト部12側の面(以下、裏面という)は黒色でなくてもよい。
また、本発明において、多孔板における透過光量を多くするために、多孔板の少なくとも裏面は、反射防止処理が施されていない反射面であることが好ましい。更には、多孔板の表面および裏面がいずれも反射面であることが好ましい。
ここで、低反射率面とは、例えば、黒色化された面、粗面化された面、または無反射処理された面等のように、入射する光の反射率を低下させている面のことをいう。
本発明において、黒色化面を形成する方法としては、特に限定されるものではない。例えば、多孔板を構成する素材自体が樹脂である場合、黒色素材として、例えば、カーボンブラックを1〜10質量%以上混合した黒色樹脂により、多孔板を形成し、黒色化面を得る。
また、本発明において、反射防止膜を形成する方法としては、多孔板の素材が金属である場合、無反射めっき処理を施す方法が挙げられる。さらに、多孔板の素材が金属または樹脂に拘らず、無反射塗料を塗装することにより、無反射処理化する方法も挙げられる。この無反射塗料は、例えば、長島特殊塗料株式会社製サンコートプラスワンNo.1000(商品名)またはサンコートプラスツーNo.7−10(商品名)が用いられる。
一方、粗面化処理に関しても、本発明においては、特に限定されるものではないが、例えば、穴を加工する際に同時に粗面化する方法、サンドブラストなどの機械的処理方法またはエッチングなどの化学的処理による方法等の後加工により粗面化する方法などを任意に用いることが可能である。
なお、本実施形態においては、多孔板30の貫通孔32の内面の反射率は、5%以下が好ましく、より好ましくは2%以下がよい。これは、反射率が5%以下であれば、バックライト部12から入射した、平行光以外の散乱光を効率よく吸収でき、視野角の抑制するために必要な略平行光(平行光を含む)のみを効率よく射出させて、液晶表示パネル40に入射させることができるからである。なお、反射率は、例えば、(株)島津製作所製MPC3100型分光反射率測定機を用い、波長550nmで測定することができる。
また、本発明の多孔板の製作方法としては、例えば、射出成形法が挙げられる。
この場合、例えば、多孔板の厚さが1〜2mm程度、貫通孔の直径が0.5mm以上であれば、貫通孔を形成するためのピンが林立している金型に樹脂を射出する方法により製造することができる。
また、多孔板の厚さが2mm以下であれば、エッチングまたはパンチにより貫通孔を形成することもできる。さらに、薄板に貫通孔となる孔をエッチングまたはパンチにより形成し、複数の薄板を積層して多孔板を形成することもできる。
更にまた、多孔板の貫通孔の数が少ない場合には、機械加工またはレーザ加工などにより、貫通孔を形成して、多孔板を形成することもできる。
液晶表示パネル40は、各種のLCDに用いられる公知の液晶表示パネルである。本実施形態における液晶表示パネル40は、カラーでもモノクロでもよく、液晶の種類、液晶セル、TFT(Tin Film Transistor)などの駆動手段(スイッチング素子)、およびブラックマトリクス(BM)等にも特に限定されるものではない。
図3は本実施形態の表示装置に使用される透過型の液晶表示パネルの構造を示す断面図である。液晶表示パネル40は、図3に示すように、フィルム状偏光板(以下、偏光フィルムともいう)41と、ガラス基板42と、電極43と、液晶層44と、電極45と、ガラス基板46と、フィルム状偏光板47とを積層し、液晶層44をその両側からガラス基板42、46および偏光板41、47で挟持する構造を有するものである。ガラス基板42と電極43との間にはR、GおよびBの各色のカラーフィルタ48R、48G、48B、およびブラックマトリックス49が設けられている。周知のように、この他、配向膜(図示せず)等を有しているのはいうまでもない。ここで、例えば、TFT型LCDの場合、電極43は、共通電極であり、電極45は、表示電極およびゲート電極等である。なお、ガラス基板42および46の代りに樹脂基板等を用いてもよい。
また、図3に示すように、液晶表示パネル40の構造は、カラーまたはモノクロの画像表示が可能であれば、従来公知の液晶表示モードを持ち、従来公知の駆動方式のLCD素子を用いることができる。例えば、液晶表示モードとしては、TNモード、STNモード、CSHモード、FLCおよびOCBモードなどの偏光板を用いる液晶表示モードが利用可能である。駆動方式としては、TFT型およびダイオード型などのアクティブマトリックス駆動方式の他、XYのストライプ電極からなるダイレクトマトリックス駆動方式等が利用可能である。また、液晶表示パネル40において、TFTはアモルファスSiを用いるもの、または低温多結晶シリコンを用いるもののいずれであってもよい。さらに、液晶表示パネル40は、透過型であっても、半透過型であってもよい。
また、液晶表示パネル40のサイズは、特に限定されるものではなく、どのようなサイズでもよく、表示画像のサイズに合わせて適宜選択すればよい。また、液晶表示パネル40のRGB各画素のドットサイズも、特に限定されるものではない。
なお、液晶表示パネル40の画素数または画素密度も、特に限定されるものではないが、高精細・高鮮明度の高画質画像を得るためには、近年市販されているRGB各画素のドットサイズが小さい高精細画面を持つLCDを用いることが好ましい。
また、本発明においては、画像を表示するものは、非発光型で、かつ透過光により画像を表示できるものであれば、透過型または半透過型の液晶表示パネルに限定されるものではない。
なお、本実施形態においては、多孔板30の表面と液晶表示パネル40の裏面40bとの間隔Dは、多孔板30の厚さtの0.1〜100倍とすることが好ましい。本発明においては、間隔Dを多孔板30の厚さtの0.1〜100倍とすることにより、多孔板30の貫通孔32のパターンが拡散光による「影」の形で表示画面40aに現われるのを防止できる。なお、表示装置10をなるべく薄くする観点で、上記間隔Dは、多孔板30の厚さtの1〜10倍とすることが更に好ましく、更に一層好ましくは、1〜5倍程度でもよい。
また、本発明においては、多孔板による「影」を消すために、多孔板と液晶表示パネルとの間に拡散度が弱い拡散フィルムを設けてもよい。
この拡散度が弱い拡散フィルムは、影を消し、かつ光の拡散効果を保つために、ヘイズ値が15〜75%であるものが好ましい。ヘイズ値が80%を超えると、拡散フィルムによる光の拡散が多くなり、光拡散の効果が薄れるので好ましくない。一方、ヘイズ値が10%以下では、影を消す効果が薄いので好ましくない。
なお、ヘイズ値とは、(散乱光線透過率/全光線透過率)×100(%)により定義されるものである。
この拡散度が弱い拡散フィルムは、例えば、恵和株式会社製オパルスPBS−060(製品名)、恵和株式会社製オパルスPC−02W(製品名)、恵和株式会社製オパルス#100−BMU3S(製品名)、および恵和株式会社製オパルス#100−BMU1S(製品名)を用いることができる。
なお、本実施形態においては、多孔板を液晶表示パネル40の全面に設ける構成としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、秘匿性を確保する表示領域だけに設ける構成にしてもよい。
また、多孔板は、バックライト部12と液晶表示パネル40との間にあれば、その位置は、特に限定されるものではない。しかしながら、狭視野角化の効果を得るためには、多孔板をバックライト部12の最も近くに設けることが好ましい。
本実施形態の表示装置10においては、バックライト部12から光を出射させ、多孔板30を透過して得られる略平行光を液晶表示パネル40に入射させ、液晶表示パネル40を通過した画像を担持する光により画像が表示される。本実施形態においては、t/dが2以上である多孔板が設けられているので、液晶表示パネル40に入射する光の広がり角度が抑止されて、液晶表示パネル40の視野角が30°以下に狭められる。このため、液晶表示パネルに表示された画像は略正面からしか認識できず、隣および背後からは認識することができない。このように、本実施形態の表示装置は、観察者だけが表示された画像の内容を認識することができるものであり、画面に表示された画像の内容、例えば、暗証番号、口座番号、電話番号もしくはパスワードまたはメールの文章などの秘匿性を確保することができる。
また、本実施形態においては、多孔板を設けるだけなので、構成が簡単であり、かつコストが嵩むこともない。
さらに、本実施形態においては、多孔板を秘匿性の確保が必要な画面領域に対応する領域にだけ設けることもできる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る表示装置を示す側面図である。なお、図1〜図3に示す第1の実施形態と同一構成物には、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の表示装置10aは、第1の実施形態の表示装置10(図1(a)および(b)参照)に比して、多孔板30が角度α、冷陰極管14の配列方向に対して傾斜して配置されている点が異なり、それ以外の構成は、第1の実施形態の表示装置10と同様の構成なので、その詳細な説明は省略する。
本発明においては、多孔板は、第1の実施形態に示すように、液晶表示パネル40と平行に配置されるものに限定されるものではない。本実施形態の如く、多孔板30を傾けて配置してもよい。
本実施形態においては、多孔板を傾けることにより、傾けた方向における視野角が狭くなる。これにより、本実施形態においては、覗き見される方向に多孔板を傾けることによって、液晶表示パネル40に表示される表示画像の傾けた方向から見た場合の視野角を更に狭くすることができる。このため、更に一層効果的に覗き見を防止できる。すなわち、表示画像の内容の秘匿性をより確実に確保することができる。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得ることができることはいうまでもない。また、多孔板の傾ける方向は、覗き見を防止する方向であり、特に限定されるものではなく、冷陰極管14の配列方向、および冷陰極管14の長手方向のいずれかであってもよい。また、多孔板を傾ける角度も、特に限定されるものではない。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る表示装置を示す側面図である。なお、図1〜図3に示す第1の実施形態と同一構成物には、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の表示装置10bは、第1の実施形態の表示装置10(図1(a)および(b)参照)に比して、多孔板30が曲率半径ρで、液晶表示パネル40の裏面40bに対して凹状に湾曲された状態で配置されている点が異なり、それ以外の構成は、第1の実施形態の表示装置10と同様の構成なので、その詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、多孔板30を液晶表示パネル40の裏面40bに対して、凹状に湾曲させて配置することにより、表示画面40aの表示された画像は、正面からは識別できるものの、斜めまたは後方からは識別できない。このように、本実施形態においては、観察者が見る方向に光が集まるように、多孔板を湾曲させて、表示画像の内容の秘匿性を確保してもよい。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得ることができることはいうまでもない。また、多孔板は、液晶表示パネル40の裏面40bに対して、凹状に湾曲させることに限定されるものではなく、凸状であってもよく、また、湾曲させる方向は、冷陰極管14の配列方向、および冷陰極管14の長手方向のいずれかであってもよい。さらに、湾曲させる際の曲率半径ρ、および湾曲して得られる凸部または凹部の位置も特に限定されるものではない。
また、本発明においては、第2の実施形態の多孔板を傾けること、および第3の実施形態の多孔板を湾曲させることを組み合わせてもよい。このような組み合わせは、表示画像のうち、秘匿性を確保すべき画像について、秘匿性が確保できるように適宜設定することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る表示装置が適用されたATMを示す模式的斜視図である。なお、図1〜図3に示す第1の実施形態と同一構成物には、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態のATM50は、第1の実施形態の表示装置10(図1(a)および(b))が表示部11に適用されたものである。本実施形態の表示部11は、第1の実施形態の表示装置10に比して、タッチパネルが設けられているものであり、表示画面40aに表示された表示画像を押すことによりATM50が操作される。
本実施形態のATM50は、側面が略L字状の筐体部52を有し、この筐体部52の平面部54に、表示部11、硬貨投入口兼排出口60、および紙幣投入口兼排出口62が設けられている。また、筐体部52の垂直部56に、カード挿入口兼排出口58a、および通帳挿入口兼排出口58bが設けられている。
本実施形態のATM50は、表示部11の構成が従来のATMと異なるだけであり、それ以外の構成は従来のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
ここで、図7は、本実施形態の表示装置の表示画面の表示例を示す模式図である。
図7に示すように、本実施形態においては、表示画面40aに、例えば、口座番号および暗証番号ならびに引出し、振込み、および預金の金額を入力するためのキー入力画像70と、このキー入力画像70により入力された結果を表示する入力表示部画像72とが表示される。
本実施形態のATM50は、カードまたは通帳をカード挿入口兼排出口58a、または通帳挿入口兼排出口58bに挿入して、表示画面40aのキー入力画像70の数字または記号に触れて口座番号、または暗証番号などを入力して、お金の引出し、振込み、または預金などが行われる。
本発明においては、表示画面40aに亘り多孔板が設けられているので、上述の如く、本来的に液晶表示パネル40が有する視野角よりも狭い30°以下の視野角に規制されている。このため、キー入力画像70および入力表示部画像72は、ATM50を操作している人からは、識別できるものの、視野角が30°以下と狭いので、隣または後ろから覗き見しようとしても、表示画面40aの画像が識別できない。このように、口座番号および暗証番号ならびに引出し、振込み、および預金の金額の秘匿性が確保される。
また、本実施形態においては、例えば、キー入力画像70の表示領域Aだけに、多孔板を配置して、視野角を狭めてもよい。
また、本実施形態においては、表示画面40aに表示される口座番号、または暗証番号などを入力するためのキー入力画像70の文字または記号などの表示サイズ(画素数)と、貫通孔の直径とを略同じ大きさにすることが好ましい。また、上記文字または記号の表示位置と、多孔板の貫通孔の位置とを同じ位置にすることが好ましい。これは、上記文字または記号は、通常、黒色下地に白字で表示されるか、または黒色内の白抜き下地に黒字で表示されている。このため、上記文字または記号の大きさと、貫通孔の直径とが略同じ大きさである場合には、影の部分が黒下地、または枠表示と重ねることができるので、目立たなくなり、影を消す必要がなくなる。
また、ATM50においては、表示される数字、または記号の位置から画面を覗き見しなくとも、指の動きで暗証番号などが知られてしまう可能性がある。このため、キー入力画像70に表示される数字、または記号の配列を1回ごとまたは周期的に変えて表示することにより、さらに、口座番号および暗証番号ならびに引出し、振込み、および預金の金額の秘匿性が高くなる。
なお、本実施形態のATM50においても、ATM50の設置環境に応じて、表示画像の見え方を調整するために、第2の実施形態、および第3の実施形態の如く、多孔板を傾斜させても、湾曲させてもよいのはもちろんである。
また、本実施形態においては、ATMに適用した例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。これ以外にも、画像の表示に非発光型表示部を用いた表示装置を有するものであれば、本発明を適用することができる。例えば、現金自動支払機、携帯電話、またはPDA、更にはパーソナルコンピュータなどに適用することができる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。以上、本発明の表示装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
以下、本発明の第1実施例について具体的に説明する。
本第1実施例においては、t/dの値を2とし、貫通孔の直径を変えた多孔板を複数作製し、図1に示す構成の表示装置に各多孔板を用いた場合における視野角を調べた。
表示装置の液晶表示パネルには、アモルファスSiのTFTの液晶表示パネルを用いた。
多孔板において、貫通孔の直径dは0.5mm、1.0mmおよび5.0mmの3種類とした。貫通孔の距離sは0.2mmとし、貫通孔の配列は最密配列とした。
なお、多孔板は、貫通孔の内面、表面および裏面を長島特殊塗料株式会社製サンコートワンNo.1000(商品名)を用いて黒色塗装した。
視野角θ(図1参照)は、液晶表示パネルの基準線Lを基準として規定されるものであり、本第1実施例においては、基準線Lから観察者が移動して、表示装置の表示画面の文字が判読できなくなった角度を視野角θとした。
その結果、貫通孔の直径が0.5mm、1.0mm、および5.0mmのいずれの多孔板を用いた表示装置でも、視野角θが凡そ30°を超えると、表示画面が真黒になり、表示画面の文字を判読できなかった。
また、いずれの多孔板を用いた表示装置でも、表示画面を観察している観察者の直ぐ横、および背後からも表示画面は真黒にしか見えず、表示画面に表示された文字を判読することができなかった。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
本第2実施例においては、図1に示す構成の表示装置について、t/dの値、および貫通孔の直径を両方とも変えた多孔板を複数作製し、各多孔板を用いた場合における視野角を調べた。なお、視野角θについては、上述の第1実施例と同様にして測定したので、その詳細な説明は省略する。
表示装置の液晶表示パネルには、アモルファスSiのTFTの液晶表示パネルを用いた。
多孔板において、厚さtと貫通孔の直径dとの比t/dの値を、1、4、10、および15の4種類とした。
また、貫通孔の直径dは、0.5mm、および5.0mmの2種類とした。貫通孔の距離sは0.2mmとし、貫通孔の配列は最密配列とした。
なお、多孔板は、貫通孔の内面、表面および裏面を長島特殊塗料株式会社製サンコートワンNo.1000(商品名)を用いて黒色塗装した。
その結果、t/dの値が4のものは、本発明の範囲内にあるものであり、貫通孔の直径によらず、視野角が25°を超えると、表示画面が真黒になり、表示画面の画像を識別することができなかった。t/dの値が4のものは、視野角が20°〜25°であった。
また、t/dの値が10のものは、本発明の範囲内にあるものであり、貫通孔の直径によらず、視野角が8°を超えると、表示画面が真黒になり、表示画面の画像を識別することができなかった。t/dの値が10のものは、視野角が5°〜8°であった。
さらに、t/dの値が15のものは、本発明の範囲内にあるものであり、貫通孔の直径によらず、視野角が5°を超えると、表示画面が真黒になり、表示画面の画像を識別することができなかった。t/dの値が15のものは、視野角が2°〜5°(略真正面)であった。
一方、t/dの値が1のものは、本発明の範囲から外れるものであり、貫通孔の直径によらず、t/dの値が1のものは、視野角が40〜45°であり、十分な狭視野角化効果が得られなかった。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る表示装置を示す模式的斜視図であり、(b)は(a)に示す表示装置の側面図である。 (a)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の一部を拡大して示す正面図、(b)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の第1の変形例を示す正面図、(c)は本実施形態の表示装置に使用される多孔板の第2の変形例を示す正面図である。 本実施形態の表示装置に使用される透過型の液晶表示パネルの構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示装置を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る表示装置が適用されたATMを示す模式的斜視図である。 本実施形態の表示装置の表示画面の表示例を示す模式図である。
符号の説明
10 表示装置
12 バックライト部
14 冷陰極管
16 反射板
18 拡散板
20 プリズムフィルム
30、30a、30b 多孔板
32、32a、32b 貫通孔
40 液晶表示パネル
40a 表示画面
50 現金自動預金支払機(ATM)
70 キー入力画像
72 入力表示部画像
θ 視野角

Claims (4)

  1. 画像を表示させる非発光型表示部と、
    前記非発光型表示部に画像観察用の光を入射させる光源部と、
    前記非発光型表示部と光源部との間に設けられ、光源部から出射された光の拡散を制限する多孔板とを有し、
    前記多孔板は、複数の貫通孔が形成されており、前記貫通孔の直径をdとし、前記多孔板の厚さをtとするとき、2≦t/dであることを特徴とする表示装置。
  2. 前記多孔板は、前記非発光表示部に対して傾斜して配置されている請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記多孔板は、前記非発光表示部に対して凹状または凸状に湾曲されて配置されている請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 非発光型表示部は、透過型、または半透過型の液晶表示パネルである請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
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