JP2005233747A - 超音波流速計及び流速測定方法 - Google Patents

超音波流速計及び流速測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 超音波伝搬時間等の測定値を高精度に求めることができる超音波流速計を提供する。
【解決手段】 被測定流体の上流側と下流側に超音波プローブ6、7を配置し、上流側の超音波プローブ6から下流側の超音波プローブ7へと超音波を伝搬させてその受信信号(下流側受信信号という)を得て、下流側の超音波プローブ7から上流側の超音波プローブ6へと超音波を伝搬させてその受信信号(上流側受信信号という)を得て、前記上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生し、受信時状態変化信号が変化する前後の所定期間において受信時状態変化信号を直流信号に変換し、該直流信号の電圧、前記所定期間及び送信からその所定期間の開始までの時間に基づき上流側の超音波プローブと下流側の超音波プローブとの間の超音波伝搬時間を求め、該超音波伝搬時間に基づき被測定流体の流速を演算する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、超音波を用いて流体の流速を測定する超音波流速計及び流速測定方法に関する。
従来、この種の超音波流速計としては、例えば、本出願人による特開2002−340642号公報に記載されたものがある。
この公報に記載された超音波流速計では、バースト信号を発生するバースト信号発生手段と、被測定流体の上流側と下流側に配置された一対の送受信用超音波プローブと、を備えており、バースト信号発生手段から発生されるバースト信号を送受信用超音波プローブが超音波に変換して、被測定流体に送信し、他方の送受信用超音波プローブが被測定流体を伝搬した超音波を受信している。上流側と下流側のそれぞれの送受信用超音波プローブで受信した受信信号を用いて、上流側の送受信用超音波プローブから送信して下流側の送受信用超音波プローブで受信した下流側伝搬時間と、下流側の送受信用超音波プローブから送信して上流側の送受信用超音波プローブで受信した上流側伝搬時間との伝搬時間差に相当する信号と、前記上流側伝搬時間と下流側伝搬時間との平均値となる超音波伝搬時間に相当する信号とを得て、これらの信号から、流速を求めている。
前記伝搬時間差に相当する信号及び超音波伝搬時間に相当する信号は、ローパスフィルタに通して直流レベルになったものを得ている。
具体的に従来の超音波伝搬時間を求める構成について図7に示すタイミングチャートを参照して説明する。図7に示したように、送信トリガ信号が所定周期T毎に発生しており、送信トリガ信号(図7(a))に同期して、バースト信号である上流側及び下流側送信信号(図7(b)、(c))が発生され、これらの信号がそれぞれ上流側の送受信用超音波プローブと下流側の送受信用超音波プローブへと送られて、超音波に変換される。これらの超音波は、下流側の送受信用超音波プローブと上流側の送受信用超音波プローブにて受信されて、電気信号に変換されて、下流側及び上流側受信信号となる。尚、実際には、下流側及び上流側受信信号は被測定流体の流速による差異はあるが、説明のため図ではその差異は無視して、送信信号及び受信信号は上流側及び下流側とも同形に表している。
また、送信トリガ信号によりハイレベルとなり、受信信号によりローレベルとなるラッチ信号(図7(f)、(g))を生成し、各ラッチ信号を、ローパスフィルタによって直流信号に変換して(図7(h)、(i))その電圧が伝搬時間を表すようにして、各直流信号の平均信号となる伝搬時間信号V(図7(j))を求め、その平均信号から超音波伝搬時間を求めている。
この場合、伝搬時間信号Vは、
Figure 2005233747
で表されるので、超音波伝搬時間tは、
Figure 2005233747
の式から求めることができる。
以上のように、従来の超音波流速計では、求められる超音波伝搬時間tは、T/Vccに比例することになるが、このT/Vccの値が大きいと、tを高精度に求めることができない、という問題がある。
特開2002−340642号公報
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、超音波伝搬時間等の測定値を高精度に求めることができ、且つ低消費電力を図ることができる超音波流速計及び流速測定方法を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明による超音波流速計は、
送信信号を発生する送信信号発生手段と、
被測定流体の上流側と下流側に配置される少なくとも2つの超音波プローブであって、上流側の超音波プローブが送信信号発生手段からの送信信号を受けて被測定流体中に超音波を送信し、下流側の超音波プローブがその超音波を受信して受信信号(下流側受信信号という)を出力すると共に、下流側の超音波プローブが送信信号発生手段からの送信信号を受けて被測定流体中に超音波を送信し、上流側の超音波プローブがその超音波を受信して受信信号(上流側受信信号という)を出力する超音波プローブと、
前記上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生するラッチ手段と、
受信時状態変化信号が変化する前後の所定期間において前記受信時状態変化信号を導通するスイッチ手段と、
前記スイッチ手段において導通された信号を直流信号に変換する直流信号変換手段と、
前記直流信号変換手段からの直流信号の電圧及びスイッチ手段が導通する所定期間及び送信からその所定期間の開始までの時間に基づき、超音波が伝搬する超音波伝搬時間を求めて、該超音波伝搬時間を用いて被測定流体の流速を演算する演算手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記スイッチ手段の信号の導通/非導通を切り替えるスイッチ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成手段を備え、
該スイッチ制御信号生成手段は、超音波の伝搬距離と基準の音速に基づきスイッチ制御信号を生成することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記スイッチ手段の信号の導通/非導通を切り替えるスイッチ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成手段を備え、
該スイッチ制御信号生成手段は、前記直流信号変換手段からの直流信号が所定値になるようにスイッチ制御信号を生成することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、前記送信信号はバースト信号であり、
前記上流側受信信号及び下流側受信信号を二値化する二値化手段と、
二値化手段でそれぞれ二値化された上流側受信信号と下流側受信信号の位相差を測定する位相差測定手段と、
をさらに備え、
前記演算手段は、前記超音波伝搬時間と前記位相差測定手段からの位相差信号に基づき、被測定流体の流速を演算することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、前記ラッチ手段は、上流側受信信号及び下流側受信信号のそれぞれの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生し、
前記直流信号変換手段は、スイッチ手段において導通されたラッチ手段からの上流側受信信号及び下流側受信信号のそれぞれの受信時状態変化信号を直流信号に変換し、
前記演算手段は、前記直流信号変換手段からのそれぞれの直流信号及びスイッチ手段の導通タイミングに基づき、上流側の超音波プローブから下流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間と下流側の超音波プローブから上流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間とを求めて、被測定流体の流速を演算することを特徴とする。
請求項6記載の被測定流体の流速測定方法は、
被測定流体の上流側と下流側に超音波プローブを配置し、
上流側の超音波プローブから下流側の超音波プローブへと超音波を伝搬させてその受信信号(下流側受信信号という)を得て、下流側の超音波プローブから上流側の超音波プローブへと超音波を伝搬させてその受信信号(上流側受信信号という)を得て、
前記上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生し、
受信時状態変化信号が変化する前後の所定期間において受信時状態変化信号を直流信号に変換し、
該直流信号の電圧、前記所定期間及び送信からその所定期間の開始までの時間に基づき上流側の超音波プローブと下流側の超音波プローブとの間を超音波が伝搬する超音波伝搬時間を求め、該超音波伝搬時間に基づき被測定流体の流速を演算することを特徴とする。
尚、本発明の超音波流速計を用いて被測定流体の流量を求める超音波流量計を構成することも可能である。
本発明によれば、上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を、その状態が変化する前後の所定期間において、直流信号に変換する。この場合、その直流信号の電圧Vは、送信から前記所定期間の開始までの時間をtg1、スイッチ手段が導通する所定期間をtg2、超音波伝搬時間をtとすると、
Figure 2005233747
となり、よって、超音波伝搬時間tは、
Figure 2005233747
となり、tg2/Vccに比例する項を持つが、この係数tg2/Vccの値を従来よりも小さくすることができるため(tg2<T)、tを高精度に求めることができるようになる。
従来と異なり、超音波伝搬時間tを送信信号の周期と無関係に求めることができるため、送信信号の周期を長くしても精度が悪化することはなく、よって、送信信号の周期を長くして消費電力を小さくすることもできる。
また、請求項5記載の発明によれば、直流信号変換手段からの直流信号及びスイッチ手段の導通タイミングに基づき、上流側の超音波プローブから下流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間と下流側の超音波プローブから上流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間とを求めることにより、簡単な回路構成で流速を求めることができるようになる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による超音波流速計10のブロック図である。この実施形態では、超音波流速計10は、バースト信号を発生するバースト信号発生部110と、一対の送受信用超音波プローブ6、7と、各送受信用超音波プローブ6、7からの受信信号の二値化を行う二値化部112と、それぞれ二値化された受信信号の位相差を求める位相差測定部116と、超音波伝搬時間を求める超音波伝搬時間測定部117と、超音波伝搬時間測定部117からの伝搬時間信号と、位相差測定部116からの位相差信号とに基づき被測定流体の流速及び流量を測定する流速測定部118と、を備えている。一対の送受信用超音波プローブ6、7は、被測定流体が流れる管8に取り付けられる。管8には、その流速及び流量を測定するべき被測定流体9が流れている。
以下、各部について図2の詳細ブロック図を用いて説明していく。
バースト信号発生部110は、トリガ回路1と、送信信号発生回路2と、タイミング回路3とを備えている。トリガ回路1は、設定された送信繰り返し間隔で送信トリガ信号S1を発生するものであり、この信号S1は、送信信号発生回路2及びタイミング回路3の他に、後述の超音波伝搬時間測定部117に送信される。タイミング回路3は、送信トリガ信号S1に基づき、後述のスイッチ制御信号S2と、サンプルアンドホールド回路制御信号S4とを出力するものである。送信信号発生回路2は、送信トリガ信号S1に基づき、バースト信号である送信信号Aと送信信号Bとを同時に発生させるものであり、送信信号発生手段を構成する。これらの2つのバースト信号は特開2002−340642号公報で開示されたように、互いに位相の異なった信号とすることができる。
上記送信信号A及び送信信号Bは、それぞれ送受信用超音波プローブ6及び送受信用超音波プローブ7に送られる。送受信用超音波プローブ6及び送受信用超音波プローブ7は、電気信号と超音波信号との変換を行うもので、バースト信号である送信信号A及び送信信号Bを超音波に変換して、管8内の被測定流体9中に送信すると共に、被測定流体9中を伝搬した超音波を受信して、受信信号Aと受信信号Bにそれぞれ変換して出力するものである。一方の送受信用超音波プローブ(図の例の場合には、超音波プローブ6)が上流側に、他方の送受信用超音波プローブ(図の例の場合には、超音波プローブ7)が下流側に配置される。尚、超音波プローブは、送信用、受信用それぞれ個別の超音波プローブを設けたものとしてもよい。
これらの送受信用超音波プローブ6、7は、管8の外側に取り付けられていても、または管8の内側に取り付けられていてもよいが、超音波が適切に送受信されるためには、適切な位置関係で管8に取り付けられていなければならず、そのため、これらの送受信用超音波プローブ6、7は、超音波の伝搬方向と管軸方向とのなす角度がほぼ常に一定となるように取付けられる。よって、管径が決まると、超音波の伝搬距離を求めることができる。即ち、超音波の伝搬方向と管軸方向とのなす角度をθ、管径をDとすると、伝搬距離Lは、
Figure 2005233747
となる。
これらの送受信用超音波プローブ6、7からの受信信号A、Bは、二値化部112に入力される。二値化部112は、増幅回路14、15と、二値化回路16、17とを備える。増幅回路14、15は、受信信号A、Bを増幅するものであるが、不要な雑音成分を除去するために、適切に帯域幅が設定されていなければならない。但し、本発明の特徴とするところの低消費電力、換言すれば高い感度によって、これらの増幅回路14、15は、場合によっては省略することも可能である。増幅回路14及び増幅回路15の出力はそれぞれ二値化回路16及び二値化回路17に入力される。二値化回路16、17は、増幅回路14及び増幅回路15の出力の二値化を行うものであり、比較回路等で構成され、増幅回路14及び増幅回路15の出力を、0V付近の電圧を閾値として比較回路で比較する。
次に、二値化回路16、17でそれぞれ二値化された受信信号は、前記位相差測定部116に入力される。位相差測定部116は、排他的論理和回路30と、サンプルアンドホールド回路31と、ローパスフィルタ33と、A/D変換回路35とを備えている。
排他的論理和回路30は、二値化回路16、17からの受信信号から排他的論理和信号を出力するものである。この排他的論理和は、前記2つの受信信号の位相差に応じて変化するものであり、その出力は、サンプルアンドホールド回路31に入力される。サンプルアンドホールド回路31には、前記タイミング回路3からのサンプルアンドホールド回路制御信号S4が入力されており、サンプルアンドホールド回路31は、この制御信号S4がハイレベルとなっている間は、排他的論理和信号のサンプルアンドホールドを行い、制御信号S4がローレベルとなっている間は、その値を維持するようになっている。サンプルアンドホールド回路31からの出力はローパスフィルタ33へと送られる。ローパスフィルタ33は、高域成分を除去して低周波信号(直流電圧)に変換するものであり、その直流電圧レベルは、前記受信信号の位相差に応じたものとなる。そして、その出力は、A/D変換回路35でA/D変換される。
二値化回路16、17でそれぞれ二値化された受信信号は、前記超音波伝搬時間測定部117にも入力される。超音波伝搬時間測定部117は、ラッチ回路21、22と、スイッチ23、24と、加算器25と、ローパスフィルタ26と、A/D変換回路27とを備える。
ラッチ回路21、22は、送信トリガ信号S1によってセットされ、二値化回路16、17からの立ち上がりによってそれぞれリセットされる信号を出力するものであり、受信信号を受信するタイミングで状態が変化する信号を出力するラッチ手段を構成する。この信号の幅は、送信から受信までの超音波伝搬時間に対応している。これらのラッチ回路21、22からの出力は、スイッチ23、24へと入力される。スイッチ23、24は、タイミング回路3からのスイッチ制御信号S2によってON/OFFが制御され、スイッチ制御信号S2がハイレベルとなっている間は、ラッチ回路21、22からの出力を加算器25へと導通し、スイッチ制御信号S2がローレベルの間は非導通としハイインピーダンスに維持して、加算器25の出力電圧を変化させないスイッチ手段を構成する。加算器25は、スイッチ23、24を導通するラッチ回路21、22からのそれぞれの電圧を加算するものである。
ローパスフィルタ26は、高域成分を除去して低周波信号(直流電圧)に変換するもので、直流信号変換手段を構成する。ローパスフィルタ26の出力は、A/D変換回路27でA/D変換される。
前記A/D変換回路35及び前記A/D変換回路27でそれぞれA/D変換された信号は、前記流速測定部118に入力される。流速測定部118は、演算回路36と、表示部42と、キーボード等の入力部43とを備える。演算回路36は、CPU、メモリ等を有するマイクロコンピュータで構成することができ、超音波伝搬時間測定部117からの出力と、位相差測定部116からの出力とから、被測定流体の流速及び流量を求めるものである。
以上のように構成される超音波流速計の主に超音波伝搬時間測定部117における超音波伝搬時間の測定についての作用を図3の信号のタイミングチャートを参照しながら説明していく。
まず、図3(a)に示したように、トリガ回路1からは、設定された送信繰り返し間隔Tで送信トリガ信号S1が発生しており、この送信トリガ信号S1に同期して送信信号発生回路2から送信信号Aと送信信号Bが発生される(図3(b)、(c))。図では同じ波形で示しているが、この送信信号Aと送信信号Bは位相が異なるバーストパルスとすることができ、その送信パルス幅Tはほぼ等しくなっている。受信信号A及び受信信号Bは、送信開始のタイミングから超音波伝搬時間tを経てから受信される。管8の内部に流れがある場合には受信信号Aと受信信号Bの現れる時間には流速に応じた時間差が生じる(図3(d)、(e)、ただし図ではその時間差は明示していない)。受信信号A、Bは、増幅回路14、15でそれぞれ増幅される。
増幅回路14、15の出力は、二値化回路16、17によって二値化される。
一方、ラッチ回路21、22からの出力には、送信の開始から二値化回路16、17がハイレベルとなるまで、言い換えれば、受信信号A及び受信信号Bが現れるまでハイレベルとなる信号が現れる(図3(f)、(g))。
スイッチ制御信号S2は、受信信号が存在する付近でハイレベルとなる信号となっており(図3(h))、ハイレベルとなっている期間中で、スイッチ23、24からの出力は、加算器25で加算された後(図3(i))、ローパスフィルタ26へと送られて、直流信号に変換される(図3(j))。その直流電圧の値は、A/D変換回路27にてA/D変換されて、演算回路36へと入力される。
ラッチ回路21出力と、ラッチ回路22出力とは、管8の内部を流れる被測定流体9の速度に応じてパルス幅に差が生じるが、加算器25でラッチ回路21出力とラッチ回路22出力のパルス幅を加算したものは管8の内部に流れがない場合の超音波伝搬時間tの関数となる。且つ、スイッチ制御信号S2によって、送信トリガ信号S1からスイッチ23、24がONになるまでの時間tg1と、スイッチがONになっている間の時間tg2の関数ともなる。具体的には、加算器25で加算された後のローパスフィルタ26からの出力信号の1/2となる超音波伝搬時間信号電圧Vは、超音波伝搬時間をt、ラッチ回路21とラッチ回路22の電源電圧レベルをVcc、定数をtとすると、
Figure 2005233747
となる。この式から、超音波伝搬時間tは、
Figure 2005233747
となる。この式の右辺の第1項目は、tg2/Vccに比例しているが、これは従来の係数T/Vccに比較すると小さく、tの変化に対するVの変化は、従来よりも大きくなることが分かる。これは、従来に比較して、tを高精度に測定できることを意味する。
次に、スイッチ制御信号S2について説明する。前述のように、スイッチ制御信号S2がハイレベルになる時間は、受信信号が存在する付近、言い換えれば受信時間を跨る期間である必要がある。受信信号が現れる時間、つまり超音波伝搬時間は、温度によって変化するものの、送受信用超音波プローブ6、7間の超音波伝搬距離及びその被測定流体内における音速がわかっていれば、おおよその値を予測することができる。即ち、常温における音速vとすると、予測の超音波伝搬時間t0pは、
Figure 2005233747
から求めることができ、管径D及び送受信用超音波プローブ6、7間の超音波伝搬距離を予め設定することにより、送信トリガ信号S1からハイレベルとなるまでの時間tg1を予測の超音波伝搬時間t0pよりも少し早い時間として決めることができる。
以上のようにして決めた時間tg1は、固定値とすることもできるが、常に、超音波伝搬時間信号電圧Vが所定値、例えばVcc/2となるようにtg1を変化させることもできる。演算回路36では、スイッチ制御信号生成手段としてのタイミング回路3から発生されるスイッチ制御信号S2を制御して、常に、超音波伝搬時間信号電圧VがVcc/2となるようにするとよい。この場合、(2)式は、
Figure 2005233747
となり、tg2、tは定数、tg1は変数となる。
尚、ここでは、加算器25を用いて上流側の受信信号Aと下流側の受信信号Bを加算して、超音波伝搬時間tを求めることとしたが、演算回路36によって、ソフトウェア的に加算をすることも可能である。また、受信信号Aと受信信号Bとの時間差が、求めるべき超音波伝搬時間tに比較して著しく小さいと判断される場合は、加算器25を用いずに、いずれか片方のみのラッチ回路の信号を用いて直接そのローパスフィルタから超音波伝搬時間tを求めても問題ないことは容易に理解されるであろう。また、この超音波伝搬時間tは、管8内部の流体9の温度に関係することから、この装置によって流体の温度を測定することも可能になることは、容易に理解されるであろう。
次に、位相差測定部116では、その排他的論理和回路30が、二値化回路16、17によってそれぞれ二値化された上流側の受信信号Aと下流側の受信信号Bとの排他的論理和をとり、サンプルアンドホールド回路31を介して、その信号をローパスフィルタ33が直流信号に変換する。サンプルアンドホールド回路31は、排他的論理和回路30による排他的論理和を安定してとるようにするために、受信パルスの中央部分において排他的論理和をとるようにしたもので、サンプルアンドホールド回路制御信号S4は、排他的論理和回路30の出力のパルスの中心付近のみを切り出すように、スイッチ制御信号S2と同様、タイミング回路3において、送信トリガ信号S1を基にして作られるもので、おおよそ受信信号の中央付近に相当するタイミングで生成されるものである。
サンプルアンドホールド回路制御信号S4がハイレベルの期間中には、サンプルアンドホールド回路31は排他的論理和回路30の出力を切り出し、サンプルアンドホールド回路制御信号S4がローレベルの期間中には、サンプルアンドホールド回路31は高インピーダンス状態となり、ローパスフィルタ33の出力を保持する。
ローパスフィルタ33の出力はサンプルアンドホールド回路31の出力の高域成分を除去したものであり、つまり、ローパスフィルタ33で出力される直流電圧Vは、上流側の受信信号Aと下流側の受信信号Bの位相差に相当する時間tΔの関数となるため、直流電圧Vの値をA/D変換回路35にてA/D変換して、演算回路36へと入力する。
管8内を流れる流体9の流速Fは、流れに沿う方向の超音波伝搬時間tと流れに逆らう方向の超音波伝搬時間t、流体以外における信号の伝搬時間τを用いて、一般に、
Figure 2005233747
として求めることができる。ここでKは定数である。これまでに説明してきた方法によれば、t−tをtΔとして、また(t+t)/2をtとして、精度良く測定することができ、またK及びτは測定条件などから知ることができるため、結果として、管8内を流れる流体9の流速Fを精度良く求めることができる。
演算回路36では、予め求めておいたK、τの値を格納しておくことにより、流速Fを求めることができる。
(第2実施形態)
次に、図4は、本発明の第2実施形態を表す図である。図において、第1実施形態と同様の構成要素は、同一の符号を付して、その詳細説明を省略する。
この実施形態では、第1実施形態における位相差測定部116及び超音波伝搬時間測定部117の代わりに、伝搬時間測定部119を備えている。
伝搬時間測定部119は、ラッチ回路51、52と、スイッチ53、54と、ローパスフィルタ55、56と、A/D変換回路57、58とを備える。
ラッチ回路51、52、スイッチ53、54の作用は、第1実施形態のラッチ回路21、22、スイッチ23、24と同じであり、それぞれラッチ手段、スイッチ手段を構成する。また、ローパスフィルタ55、56は、スイッチ53、54を導通するラッチ回路51、52からのそれぞれの信号の高域成分を除去して低周波信号(直流電圧)に変換する直流信号変換手段を構成するものであり、A/D変換回路57、58は、それぞれのローパスフィルタ55、56からの直流電圧をA/D変換して、演算回路36に入力するものである。
以上のように構成される超音波流速計の主に伝搬時間測定部119の作用を図5の信号のタイミングチャートを参照しながら説明する。
ラッチ回路51、52は、前実施形態と同様に作用し、送信トリガ信号S1によってセットされて、二値化回路16、17からの信号でリセットされる。即ち、ラッチ回路51、52からの出力には、送信の開始から二値化回路16、17がハイレベルとなるまで、言い換えれば、受信信号A及び受信信号Bが現れるまでハイレベルとなる信号が現れる(図5(f)、(g))。
スイッチ制御信号S2、S3は、受信信号が存在する付近でハイレベルとなる信号となっており(図5(h)、(i))、ハイレベルとなっている期間中、スイッチ53、54の信号(図5(j)、(k))はローパスフィルタ55、56へと送られて、直流信号に変換される(図5(l)、(m))。その直流電圧の値は、A/D変換回路53にてA/D変換されて、演算回路36へと入力される。
図では明示していないが、ラッチ回路51出力とラッチ回路52出力とは、管8の内部を流れる被測定流体9の速度に応じてパルス幅に差が生じており、ローパスフィルタ55、56によって直流信号に変換された直流電圧は、それぞれ下流側の送受信用超音波プローブ7から上流側の送受信用超音波プローブ6への超音波伝搬時間t、上流側の送受信用超音波プローブ6から下流側の送受信用超音波プローブ7への超音波伝搬時間tの関数となる。且つ、スイッチ制御信号S2、S3によって、送信トリガ信号S1からスイッチ53、54がONになるまでの時間tg1u、tg1dと、スイッチがONになっている間の時間tg2u、tg2dの関数ともなる。具体的には、ローパスフィルタ55からの出力信号V及びローパスフィルタ56からの出力信号Vは、ラッチ回路51とラッチ回路52の電源電圧レベルをVcc、定数をtとすると、
Figure 2005233747
となる。この式から、超音波伝搬時間t、tは、
Figure 2005233747
となる。
こうして、第1実施形態と同様に、演算回路36に入力されるV及びVのディジタル値から、または、V及びVをVcc/2になるようにスイッチ制御信号S2、S3のハイレベルになるタイミングtg1u、tg1dを制御した場合に、そのtg1u、tg1dの値から超音波伝搬時間t、tを求めることができる。超音波伝搬時間t、tは、t=t、t=tとして、(3)式に入力することで、流速Fを求めることができる。
第2実施形態においては、伝搬時間差を求めるのに高速カウンタなどが不要であるため、低消費電力の装置とすることができる。
図6は、第2実施形態の変形例である。この例では、さらに回路を簡素化したもので、二値化部112の増幅回路14の前にアナログスイッチ60を設けている。また、二値化部112において、増幅回路14及び二値化回路16をそれぞれ1つずつ備えると共に、伝搬時間測定部120が、ラッチ回路51を1つ備えている。
スイッチ60によって二値化部112で取り込む受信信号を上流側とするか下流側とするかを選択するようになっており、タイミング回路3からのスイッチ切替信号S5は、トリガ信号S1が送出される毎にスイッチ60を切り替えるか、または2以上のトリガ信号S1が送出される毎にスイッチ60を切り替える。また、このスイッチ切替信号S5の切替信号に同期して、スイッチ制御信号S2、S3は、スイッチ切替信号S5によって上流側が選択されているときには、スイッチ制御信号S2のみがその受信信号の付近でハイレベルとなる信号となり、スイッチ切替信号S5によって下流側が選択されているときには、スイッチ制御信号S3のみが受信信号の付近でハイレベルとなる信号となる。
スイッチ60において上流側が選択されているときには、ローパスフィルタ56からの出力は変化せずに前の測定時の値を維持しており、下流側が選択されているときには、ローパスフィルタ55からの出力は変化せずに前の測定時の値を維持している。
このようにしても、演算回路36において(3)式の演算を行うことにより、流速を求めることができる。
さらに、以上の各実施形態において、次の変形が可能である。
・以上の各実施形態におけるスイッチ23、24、53、54として、3ステートバッファを用いることも可能であり、これにより低コストで回路を構成することが可能になる。
・以上の各実施形態における二値化回路16,17において、流体が液体の場合には、受信信号の立ち上がりが急峻であるため、受信信号を直接、二値化することができるが、流体が気体の場合には、受信信号の立ち上がりが鈍る傾向にあるので、二値化回路16、17の前に包絡線検波回路を設けて、包絡線検波回路からの出力が所定値を超えたところで、二値化を開始するようにすることも可能である。
・流速Fが求まれば、この流速Fを用いて管8内を流れる流体9の流量を精度良く求めることができる。
・求めた流速Fまたは流速F及び流量は、表示部42で表示することができる。
・さらには、この流速計は、2線式の制御ループに接続することも可能である。
以上の各実施形態によれば、以下の効果が得られる。
・従来のように送信から受信までの時間を表すラッチ回路からの出力をローパスフィルタで直流信号に変換するよりも、受信信号付近における受信を表すラッチ回路からの出力をローパスフィルタで直流信号に変換することで、従来に比較して、高精度に受信時間、即ち、超音波伝搬時間を求めることができる。
第1実施形態の場合、tg2/T=1/50であるとすると、超音波伝搬時間は(3)式から流速に対して2乗で影響を及ぼしているために、その精度は2倍となり、理論的には100倍の精度が得られることになり、実験においても20倍以上の精度が得られることが確認された。
・従来は、送信繰り返し間隔Tを大きくすると精度が下がるために、送信繰り返し間隔Tを大きくすることができなかったが、本発明では、送信繰り返し間隔Tが精度に影響を及ぼさないために、送信繰り返し間隔Tを大きくすることができ、送信信号の発生回数を減らして、より消費電力を小さくすることができるようになる。
本発明の第1実施形態による超音波流速計の全体ブロック図である。 図1の詳細ブロック図である。 本発明の第1実施形態による超音波伝搬時間の測定原理を表すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態による超音波流速計の詳細ブロック図である。 本発明の第2実施形態による測定原理を表すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態の変形例による超音波流速計の詳細ブロック図である。 従来の超音波伝搬時間の測定原理を表すタイミングチャートである。
符号の説明
2 送信信号発生回路(送信信号発生手段)
3 タイミング回路(スイッチ制御信号生成手段)
6、7 送受信用超音波プローブ
21、22、51、52 ラッチ回路(ラッチ手段)
23、24、53、54 スイッチ(スイッチ手段)
26、55、56 ローパスフィルタ(直流信号変換手段)
36 演算回路(演算手段)

Claims (6)

  1. 送信信号を発生する送信信号発生手段と、
    被測定流体の上流側と下流側に配置される少なくとも2つの超音波プローブであって、上流側の超音波プローブが送信信号発生手段からの送信信号を受けて被測定流体中に超音波を送信し、下流側の超音波プローブがその超音波を受信して受信信号(下流側受信信号という)を出力すると共に、下流側の超音波プローブが送信信号発生手段からの送信信号を受けて被測定流体中に超音波を送信し、上流側の超音波プローブがその超音波を受信して受信信号(上流側受信信号という)を出力する超音波プローブと、
    前記上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生するラッチ手段と、
    受信時状態変化信号が変化する前後の所定期間において前記受信時状態変化信号を導通するスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段において導通された信号を直流信号に変換する直流信号変換手段と、
    前記直流信号変換手段からの直流信号の電圧及びスイッチ手段が導通する所定期間及び送信からその所定期間の開始までの時間に基づき、超音波が伝搬する超音波伝搬時間を求めて、該超音波伝搬時間を用いて被測定流体の流速を演算する演算手段と、
    を備えることを特徴とする超音波流速計。
  2. 前記スイッチ手段の信号の導通/非導通を切り替えるスイッチ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成手段を備え、
    該スイッチ制御信号生成手段は、超音波の伝搬距離と基準の音速に基づきスイッチ制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の超音波流速計。
  3. 前記スイッチ手段の信号の導通/非導通を切り替えるスイッチ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成手段を備え、
    該スイッチ制御信号生成手段は、前記直流信号変換手段からの直流信号が所定値になるようにスイッチ制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の超音波流速計。
  4. 前記送信信号はバースト信号であり、
    前記上流側受信信号及び下流側受信信号を二値化する二値化手段と、
    二値化手段でそれぞれ二値化された上流側受信信号と下流側受信信号の位相差を測定する位相差測定手段と、
    をさらに備え、
    前記演算手段は、前記超音波伝搬時間と前記位相差測定手段からの位相差信号とに基づき、被測定流体の流速を演算することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波流速計。
  5. 前記ラッチ手段は、上流側受信信号及び下流側受信信号のそれぞれの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生し、
    前記直流信号変換手段は、スイッチ手段において導通されたラッチ手段からの上流側受信信号及び下流側受信信号のそれぞれの受信時状態変化信号を直流信号に変換し、
    前記演算手段は、前記直流信号変換手段からのそれぞれの直流信号及びスイッチ手段の導通タイミングに基づき、上流側の超音波プローブから下流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間と下流側の超音波プローブから上流側の超音波プローブへの超音波伝搬時間とを求めて、被測定流体の流速を演算することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波流速計。
  6. 被測定流体の上流側と下流側に超音波プローブを配置し、
    上流側の超音波プローブから下流側の超音波プローブへと超音波を伝搬させてその受信信号(下流側受信信号という)を得て、下流側の超音波プローブから上流側の超音波プローブへと超音波を伝搬させてその受信信号(上流側受信信号という)を得て、
    前記上流側受信信号及び下流側受信信号の少なくとも一つの受信のタイミングにおいて状態が変化する受信時状態変化信号を発生し、
    受信時状態変化信号が変化する前後の所定期間において受信時状態変化信号を直流信号に変換し、
    該直流信号の電圧、前記所定期間及び送信からその所定期間の開始までの時間に基づき上流側の超音波プローブと下流側の超音波プローブとの間を超音波が伝搬する超音波伝搬時間を求め、該超音波伝搬時間に基づき被測定流体の流速を演算することを特徴とする被測定流体の流速測定方法。
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