JP2005233576A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な製造により支柱を設けタンク本体部の膨張変形を抑制しなくとも、コアプレートとチューブとの接合部の応力を低減することが可能な熱交換器を提供すること。
【解決手段】 コアプレート111の両縁部111b間は、タンク部112に一体的に形成された支柱部112aにより連結支持されており、ヘッダタンク110のタンク内空間110aに大きな圧力が印加されたとしても、コアプレート111の両縁部111b間が開くように変形することを防止できる。したがって、コアプレート111とチューブ122との接合部111aに大きな応力が発生することを防止できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱交換器に関するものであり、内燃機関の燃焼用空気を冷却するインタークーラに用いて有効である。
従来から、例えば、過給機により加圧された空気を内燃機関に吸入される前に冷却する熱交換器(インタークーラ)が知られている。このような熱交換器は、一般的に、複数のチューブを有する熱交換部としてのコア部と、コア部の複数のチューブに連通するヘッダタンクとを備えている。
図8は、上記熱交換器のヘッダタンク構造の一例を示す断面図である。図8に示すように、ヘッダタンク910は、コア部のチューブ922がろう付け接合されたコアプレート911と、このコアプレート911とともにタンク内空間910aを形成するタンク本体部912とを溶接等により接合して成されている。
タンク本体部912の対向する壁面912b間には、両壁面912bの略中央部を貫通して外面側に係止する支柱912aが設けられ、外面側からタンク本体部912に溶接されている。
近年、排気ガス規制等に対応するため、過給気圧は上昇傾向にある。例えば支柱912aを設けないヘッダタンク910であると、過給気圧の増大によりタンク本体部912が外方に膨張変形し易く、タンク本体部912の変形に伴ないコアプレート911も両縁部911b間が開くように変形する。すると、コアプレート911とチューブ922との接合部911aに大きな応力が生じ、亀裂等の不具合を発生する場合がある。
そこで、図8に示すように、タンク本体部912の対向する壁面912b略中央間を連結する支柱912aを設け、タンク本体部912の膨張変形を抑制している。
しかしながら、上記従来の熱交換器では、タンク本体部912に貫通孔を形成して支柱912aを係止し、タンク内空間910aの気密性を確保するように溶接する必要がある。したがって、熱交換器の製造が複雑になり、製造設備や製造工数が増加するという問題がある。
本発明者らは、コアプレートとチューブとの接合部における応力低減を鋭意検討し、上記複雑な製造によりタンク本体部の対向する壁面略中央間を連結する支柱を設けなくとも、コアプレートの変形さえ抑制すれば、チューブ接合部の応力低減が可能であることを見出した。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、タンク本体部の膨張変形を抑制しなくとも、コアプレートとチューブとの接合部の応力を低減することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
内部を流体が流れる複数本のチューブ(122)と、
チューブ(122)の長手方向両端側に配置され、複数本のチューブ(122)に連通するヘッダタンク(110)とを備え、
ヘッダタンク(110)は、複数本のチューブ(122)が接合されたコアプレート(111)と、コアプレート(111)のチューブ(122)との接合部(111a)を挟む両縁部(111b)に接合され前記コアプレート(111)とともにタンク内空間(110a)を形成するタンク本体部(112)とを有する熱交換器(100)において、
コアプレート(111)は、接合部(111a)が、両縁部(111b)よりチューブ(122)中心側となるように突出形成されるとともに、
コアプレート(111)の両縁部(111b)間を連結する支柱部材(112a)が設けられていることを特徴としている。
これによると、コアプレート(111)の両縁部(111b)間は支柱部材(112a)により支えられており、ヘッダタンク(110)のタンク内空間(110a)の圧力が増大したとしても、コアプレート(111)が両縁部(111b)の間隔を変化するように変形することを防止できる。したがって、コアプレート(111)とチューブ(122)との接合部(111a)の応力を低減することができる。
また、請求項2に記載の発明では、支柱部材(112a)は、タンク本体部(112)に一体形成されていることを特徴としている。
これによると、コアプレート(111)とタンク本体部(112)とを接合することで、コアプレート(111)の両縁部(111b)間を連結する支柱部材(112a)が設けられたヘッダタンク(110)を得ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、
タンク本体部(112)は、ヘッダタンク(110)形状に応じて抜き加工された板状部材(200)からなり、
板状部材(200)のタンク本体部をなす部位(201)に隣接する部位(202)の一部(203)が除去され、この隣接する部位(202)の残部(112a)を支柱部材(112a)としていることを特徴としている。
これによると、板状部材(200)から、支柱部材(112a)を一体的に設けたタンク本体部(112)を容易に形成することができる。
また、請求項4に記載の発明では、
板状部材(200)のタンク本体部をなす部位(201)は、幅寸法がヘッダタンクの長手方向において異なるように形成され、
ヘッダタンク(110)は、長手方向に直交する断面におけるタンク内空間(110a)の面積が、タンク内空間(110a)への流体の導出入口(113、114)から遠のくほど漸減していることを特徴としている。
これによると、流体の導出入口(113、114)から遠のくにしたがって断面積が漸減する、複数のチューブ(122)に均一に流体を流し易いヘッダタンク(110)を、板状部材(200)のタンク本体部をなす部位(201)の幅寸法を変動されることにより容易に形成することができる。
また、請求項5に記載の発明では、
タンク本体部(112)は、ヘッダタンク(110)形状に応じて成形された筒状部材(300)からなり、
筒状部材(300)のうち、コアプレート(111)の両縁部(111b)間に位置する部位(302)の一部(303)が除去され、両縁部(111b)間に位置する部位(302)の残部(112a)を支柱部材(112a)としていることを特徴としている。
これによると、筒状部材(300)から、支柱部材(112a)を一体的に設けたタンク本体部(112)を容易に形成することができる。
また、請求項6に記載の発明では、コアプレート(111)およびタンク本体部(112)は、金属製であることを特徴としている。
これによると、高温耐圧強度が優れるヘッダタンク(110)を得ることができる。
また、請求項7に記載の発明では、コアプレート(111)およびタンク本体部(112)は、銅合金製であることを特徴としている。
これによると、コアプレート(111)とタンク本体部(112)との接合が容易であり、高温耐圧強度が特に優れるヘッダタンク(110)を得ることができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本第1の実施形態は、本発明を過給機により加圧された空気をエンジンに吸入される前に冷却する熱交換器であるインタークーラ100に適用したものである。図1は、インタークーラ100の全体構成を示す概略正面図であり、図2は、図1に示すインタークーラ100のA−A線断面を回転図示した図である。なお、図1では、後述するコア部120の一部のみを図示している。
図1に示すように、インタークーラ100は、コア部120および図中左右の一対のヘッダタンク110から構成されている。
コア部120は、複数の放熱フィン121およびチューブ122が交互に積層され、図中上下の最外方の放熱フィン121の更に外方には、強度部材としてのサイドプレート124が組付けられ、一体でろう付けされている。
コア部120の図中左右部、すなわち、複数のチューブ122の長手方向両端部において、この長手方向に交差する方向に延びるヘッダタンク110がそれぞれチューブ122内部と連通するように配設されている。複数のチューブ122の両端部は、コアプレート111の図示を省略した貫通孔に嵌合し、ろう付けされている。
偏平状のチューブ122は、それぞれ断面が略コの字形状の一対のプレート部材を、開口側同士が対向するように組み合わせて嵌合し、ろう付け接合して構成されている。チューブ122内には、図示しないインナーフィンがろう付け接合され、チューブ122外面には放熱フィン121がろう付け接合されている。
放熱フィン121および図示しないインナーフィンは熱伝導特性等より銅材からなり、チューブ122およびサイドプレート124は強度特性や熱伝導特性等より銅合金材により形成されている。
図中左右の各ヘッダタンク110は、それぞれ厚さ約3mmの銅合金板からなるコアプレート111、タンク部(タンク本体部)112、および図示を省略した底面部から構成され、コアプレート111とタンク部(タンク本体部)112との間等はろう付けもしくは溶接により接合され中空構造を形成している。ヘッダタンク110の構造については後で詳述する。
図中右方側のヘッダタンク110には、入口ジョイント113がヘッダタンク110内と連通するように設けられている。一方、図中左方側のヘッダタンク110には、出口ジョイント114がヘッダタンク110内と連通するように設けられている。そして、入口ジョイント113は、図示しない過給機の吐出側と接続され、また、出口ジョイント114は、図示しないエンジンの吸入側と連結される。
入口ジョイント113は、右方側のヘッダタンク110内へ空気を導入するための本実施形態における導入口であり、出口ジョイント114は、左方側のヘッダタンク110内から空気を導出するための本実施形態における導出口である。
両ヘッダタンク110は、両ジョイント113、114から遠い部位となるほど後述するタンク内空間110a断面積が徐々に小さくなっており、コア部120の複数のチューブ122に略均一に空気を流通できるようになっている。
また、両ヘッダタンク110の外面には、インタークーラ100を車両構造部材に取り付けるためのステー130が接合されている。
そして、コア部120を構成する各部材は、コアプレート111とともに、嵌合、治具固定等により組付け仮固定された後、所望の位置に塗布されたペースト状のろう材により一体でろう付けされる。その後、コアプレート111にタンク部112等が溶接されてインタークーラ100が形成されている。
本発明においては、ヘッダタンク110の構造に特徴を持たせており、以下その詳細について図2および図3を用いて説明する。ここで、図3は、タンク部112の形成過程を説明するための図である。
図2に示すように、ヘッダタンク110は、断面形状が略円弧状をなしチューブ122との接合部111aが両縁部(接合部111aを挟む両側の縁部)111bよりチューブ122中心側に突出形成されたコアプレート111と、断面形状が略U字状をなし略U字形状の両端部がコアプレート111の両縁部111bに接合されたタンク部112とからなり、内部にタンク内空間110aを形成している。
そして、コアプレート111の両縁部111b間は、タンク部112に対し一体的に設けられた支柱部112aが接合されて連結されている。支柱部112aは本実施形態における支柱部材である。
タンク部112および支柱部112aは、図3(a)に概略形状を示す平板部材200から製造される。平板部材200は、タンク部112となる本体形成部201と、本体形成部201の図中上下側に隣接する支柱形成部202とを有する1枚の板状部材である。
支柱形成部202は、所定間隔を開けて一部が除去されて形成された複数の凹部203を有し、凹部203の両側および間には支柱部112aとなる部位が残されている。
この凹部203の形成は、平板部材200をプレス等により抜き加工するときに同時に形成するものであってもよいし、外形を略台形状に抜き加工した後に凹部203を除去加工するものであってもよい。
なお、本体形成部201は、略台形状をなし、図中右方側端部から左方側端部に向かって幅が漸減している。これにより、コアプレート111とヘッダタンク110を構成したときに、前述したように両ジョイント113、114から遠い部位となるほどタンク内空間110a断面積が徐々に小さくなっている。
図3(a)に示した平板部材200を図3(b)に示すように曲げ加工して、断面略U字状のタンク部112を形成するとともに、略U字形状両端部から延びる支柱部112a同士を突き合わせて溶接等により接合する。なお、図3(b)では、タンク部112および支柱部112aの概略形状を示しており、各部の厚さや細部の曲げ形状等の図示は省略している。
このように製造された支柱部112aを一体的の備えるタンク部112を、コアプレート111の両縁部111bに接合してヘッダタンク110が形成される。このとき、支柱部112aもコアプレート111の両縁部111bに接合され、両縁部111bは支柱部112aにより連結支持される。
上述の構成および製造方法によれば、コアプレート111の両縁部111b間は支柱部112aにより支えられており、ヘッダタンク110のタンク内空間110aに大きな圧力が印加されたとしても、コアプレート111の両縁部111bの間隔が拡大したり縮小したりするように変形することを防止できる。したがって、コアプレート111とチューブ122との接合部111aに大きな応力が発生することを防止できる。
本発明者らは、本実施形態のインタークーラ100の内部圧力を0kPaと500kPaとの間で周期的に60万回以上変化させる耐久試験を行ない、コアプレート111とチューブ122との接合部111aに亀裂等の不具合が一切発生しないことを確認している。
本実施形態の支柱部112aはコアプレート111の両縁部111bに接合されてコアプレート111の変形を防止するものであり、従来のようにタンク部112の壁面間を連結してタンク部112の膨張変形を防止するためのものではないので、例えば図8に示したように、タンク部に貫通孔を形成して支柱部を係止したり、タンク部と支柱部とを気密性を確保するように溶接したりする必要がない。
さらに、支柱部112aはタンク部112と一体的に形成され、コアプレート111とタンク部112とを接合してヘッダタンク110を形成するときに、コアプレート111に接合されている。したがって、支柱部112a単体を製造し、支柱部112a単体をコアプレート111に接合する工程を設ける必要がない。
また、支柱部112aを一体的に設けたタンク部112は、平板部材200から容易に形成することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図4および図5にに基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、タンク部112および支柱部112aを平板部材から形成していない点が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
本実施形態のタンク部112および支柱部112aは、図5に概略形状を示す銅合金製の筒状部材300からなる。筒状部材300は、例えば円筒形状のパイプ材をハイドロフォーミング加工することにより、図4に示す断面形状となるように形成され、タンク部112となる本体形成部301と、本体形成部301の図5中下側に隣接する支柱形成部302とを一体的に備えるものである。
そして、支柱形成部302は、切削加工もしくはレーザ加工等により、所定間隔を開けて一部が除去されて形成された複数の開口部303を有し、開口部303の外方側および間には支柱部112aとなる部位が残されている。
このように製造された支柱部112aを一体的の備えるタンク部112を、図4に示すように、コアプレート111の両縁部111bに接合してヘッダタンク110が形成される。このとき、支柱部112aもコアプレート111の両縁部111bに接合され、両縁部111bは支柱部112aにより連結支持される。
なお、本実施形態のヘッダタンク110のタンク部112は、図5に示す筒状部材300からなるので、インタークーラ100の全体構成の図示は省略しているが、本実施形態ヘッダタンク100は、長手方向には略同一形状で延設されている。
上述の構成および製造方法によれば、第1の実施形態と同様に、コアプレート111の両縁部111b間は支柱部112aにより支えられており、ヘッダタンク110のタンク内空間110aに大きな圧力が印加されたとしても、コアプレート111の両縁部111bの間隔が拡大したり縮小したりするように変形することを防止できる。したがって、コアプレート111とチューブ122との接合部111aに大きな応力が発生することを防止できる。
また、支柱部112aはタンク部112と一体的に形成され、コアプレート111とタンク部112とを接合してヘッダタンク110を形成するときに、コアプレート111に接合されている。支柱部112a単体を製造し、支柱部112a単体をコアプレート111に接合する工程を設ける必要がない。
また、支柱部112aを一体的に設けたタンク部112は、筒状部材300から容易に形成することができる。
(他の実施形態)
上記第1の実施形態では、タンク部112となる本体形成部201の図3(a)中上下側に一体的に隣接する支柱形成部202に支柱部112aを形成した平板部材200を採用したが、タンク部112となる本体形成部201と支柱部112aを有する支柱形成部202とが一体的に形成されていれば、これに限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、本体形成部201の図中下側のみに支柱部112aを有する支柱形成部202を設けた平板部材200を採用してもよい。図6に示す平板部材200においては、支柱形成部202は、所定間隔を開けて一部が除去されて形成された複数の開口部203aを有し、開口部203aの両側および間には支柱部112aとなる部位が残されている。図6に示す平板部材200を採用すれば、第1の実施形態のように支柱部112aを突き合わせて接合する必要がない。
また、上記第2の実施形態では、長手方向に渡って断面形状が略同一形状となるようにフォーミング加工された後、開口部303が形成された筒状部材300を採用していたが、これに限定されるものではない。例えば、図7(a)に示すように、フォーミング加工時に、開口部となる位置に対応する部位を膨出部304として成形し、この膨出部304を切断加工して、図7(b)に示すような開口部303を形成した筒状部材300を採用してもよい。
また、上記各実施形態では、支柱部112aは、タンク部112と一体形成していたが、別体としてもかまわない。
また、上記各実施形態では、コアプレート111、タンク部112、支柱部112a、チューブ122等を銅合金製としたが、他の金属により形成してもかまわない。例えば、アルミニウム合金製としてもよい。ただし、アルミニウム合金は高温環境下では強度が低下し易いので、上記各実施形態のように銅合金を採用した方が、高温高圧の過給気の冷却に適している。
また、上記各実施形態では、熱交換器としてインタークーラ100を用いて説明したが、これに限らず、本発明は、他の熱交換器としてオイルクーラなどに適用するものであってもよい。
本発明を適用した第1の実施形態における熱交換器であるインタークーラ100の全体構成を示す概略正面図である。 図1におけるA−A断面図である。 (a)、(b)は、第1の実施形態におけるタンク部112の形成過程を説明するための図である。 第2の実施形態における要部断面図である。 第2の実施形態における筒状部材300の概略構成を示す側面図である。 他の実施形態における平板部材200の概略構成を示す平面図である。 (a)、(b)は、他の実施形態における筒状部材300の形成過程を説明するための側面図である。 従来のインタークーラの要部断面図である。
符号の説明
100 インタークーラ(熱交換器)
110 ヘッダタンク
110a タンク内空間
111 コアプレート
111a 接合部
111b 縁部
112 タンク部(タンク本体部)
112a 支柱部(支柱部材)
113 入口ジョイント(導入口)
114 出口ジョイント(導出口)
122 チューブ
200 平板部材(板状部材)
201 本体形成部(タンク本体部をなす部位)
202 支柱形成部(タンク本体部をなす部位に隣接する部位)
203 凹部
300 筒状部材
301 本体形成部
302 支柱形成部(両縁部間に位置する部位)
303 開口部

Claims (7)

  1. 内部を流体が流れる複数本のチューブ(122)と、
    前記チューブ(122)の長手方向両端側に配置され、前記複数本のチューブ(122)に連通するヘッダタンク(110)とを備え、
    前記ヘッダタンク(110)は、前記複数本のチューブ(122)が接合されたコアプレート(111)と、前記コアプレート(111)の前記チューブ(122)との接合部(111a)を挟む両縁部(111b)に接合され前記コアプレート(111)とともにタンク内空間(110a)を形成するタンク本体部(112)とを有する熱交換器(100)において、
    前記コアプレート(111)は、前記接合部(111a)が、前記両縁部(111b)より前記チューブ(122)中心側となるように突出形成されるとともに、
    前記両縁部(111b)間を連結する支柱部材(112a)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記支柱部材(112a)は、前記タンク本体部(112)に一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記タンク本体部(112)は、前記ヘッダタンク(110)形状に応じて抜き加工された板状部材(200)からなり、
    前記板状部材(200)の前記タンク本体部をなす部位(201)に隣接する部位(202)の一部(203)が除去され、前記隣接する部位(202)の残部(112a)を前記支柱部材(112a)としていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記板状部材(200)の前記タンク本体部をなす部位(201)は、幅寸法が前記ヘッダタンクの長手方向において異なるように形成され、
    前記ヘッダタンク(110)は、前記長手方向に直交する断面の前記タンク内空間(110a)の面積が、前記タンク内空間(110a)への前記流体の導出入口(113、114)から遠のくほど漸減していることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記タンク本体部(112)は、前記ヘッダタンク(110)形状に応じて成形された筒状部材(300)からなり、
    前記筒状部材(300)のうち、前記両縁部(111b)間に位置する部位(302)の一部(303)が除去され、前記両縁部(111b)間に位置する部位(302)の残部(112a)を前記支柱部材(112a)としていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  6. 前記コアプレート(111)および前記タンク本体部(112)は、金属製であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  7. 前記コアプレート(111)および前記タンク本体部(112)は、銅合金製であることを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
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