JP2005232748A - 外壁下地材取付構造および外壁下地材取付方法 - Google Patents

外壁下地材取付構造および外壁下地材取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、胴差に外壁下地材を簡単に取り付けることができる外壁下地材取付構造および外壁下地材取付方法を提供する。
【解決手段】 本発明の外壁下地材取付構造は、H型鋼からなる胴差に外壁下地材を取り付ける構造に関するものである。前記H型鋼は、上下フランジにそれぞれ少なくとも一つの取付孔が設けられている。前記外壁下地材は、前記H型鋼の上下フランジの間に取り付けられるもので、ボルトが固定されている。前記外壁下地材に固定されているボルトは、下部に下部ナットが、上部に上部ダブルナットがそれぞれ螺合されている。前記外壁下地材は、前記ボルトを前記H型鋼の取付孔に挿入し、前記下部ナットおよび上部ダブルナットを回すことにより、前記H型鋼のウェブに取り付けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、たとえば、片持ちバルコニーを取り付けるための胴差に外壁下地材を取り付ける外壁下地材取付構造および外壁下地材取付方法に関するものである。
図3は従来例における外壁下地材の構造を説明するための斜視図である。図3において、外壁下地材31には、固定部材32が取り付けられている。前記固定部材32には、ボルト33が挿通され、前記ボルト33の頭部35とナット34により、たとえば、H型鋼の上下フランジに設けられた取付孔(図示されていない)に取り付けられている。
また、住宅等の建物において、胴差と外壁面材とを作業性を良く取り付けるものとして、たとえば、特開平8−21063号公報、一階用ガラス窓と二階用ガラス窓との間に化粧ガラスパネルを強固に固定できる外壁の構造として、たとえば、特開2002−106144号公報、上下に相隣るサイディング間に介在するように配置される化粧胴差と金具との取付構造として、たとえば、特開平10−82156号公報がある。
特開平8−21063号公報 特開2002−106144号公報 特開平10−82156号公報
図3に示された外壁下地材取付構造および各公報に示された取付構造は、堅固かつ精度良く取り付けることに重点がおかれ、作業性等についてあまり考慮されていなかった。たとえば、片持ちバルコニー用胴差に外壁下地材を取り付けるためには、高所でしかも片手作業を多くなる。すなわち、前記作業は、作業者の安全を確保しながら、作業を行う必要がしばしばある。
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、高所において、片手作業であっても、胴差に外壁下地材を簡単に取り付けることができる外壁下地材取付構造および外壁下地材取付方法を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の外壁下地材取付構造は、胴差に取り付ける外壁下地材取付構造であって、上下フランジにそれぞれ少なくとも一つの取付孔が設けられている胴差を構成するH型鋼と、前記H型鋼の上下フランジの間に取り付けられる外壁下地材と、前記外壁下地材に固定されているボルトと、前記ボルトの下部に螺合できる下部ナットと、前記ボルトの上部に螺合できる上部ダブルナットと、から少なくとも構成されており、前記外壁下地材は、前記ボルトおよび下部ナットと上部ダブルナットによって前記H型鋼のフランジに設けられた取付孔に取り付けられていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の外壁下地材取付構造において、外壁下地材は、上部ダブルナットが取り付けられている近傍に凹部が設けられていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の外壁下地材取付方法は、胴差に外壁下地材を取り付ける外壁下地材取付方法であって、H型鋼からなる胴差の上部フランジに設けられた上部取付孔に外壁下地材に固定されているボルトの上部から挿入した後、前記H型鋼からなる胴差の下部フランジに設けられた下部取付孔に前記ボルトの下部を挿入し、前記ボルトの上下に予め設けられている下部ナットおよび上部ダブルナットを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定されることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の外壁下地材取付方法は、胴差に外壁下地材を取り付ける外壁下地材取付方法であって、H型鋼からなる胴差の上部フランジに設けられた上部取付孔に外壁下地材に固定されているボルトの上部から挿入した後、記H型鋼からなる胴差の下部フランジに設けられた下部取付孔に前記ボルトの下部を挿入し、予め設けられた外壁下地材の凹部からスパナを挿入して、前記上部ダブルナットの上方のナットを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定されることを特徴とする。
本発明によれば、外壁下地材に取り付けられたボルトをH型鋼の上方のフランジの取付孔に挿入した後、前記下方のボルトを下方のフランジの取付孔に挿入し、ダブルナットの一方を回すだけで容易に取り付けることができる。
本発明によれば、高所作業にもかかわらず、片手でスパナを回すといった単純作業のみで、たとえば、片持ちバルコニーを取り付けるための胴差に外壁下地材を取り付けることができる。
(第1発明)
第1発明の外壁下地材取付構造は、H型鋼からなる胴差に外壁下地材を取り付ける構造に関するものである。前記H型鋼は、上下フランジにそれぞれ少なくとも一つの取付孔が設けられている。前記外壁下地材は、前記H型鋼の上下フランジの間に取り付けられるもので、ボルトが固定されている。前記外壁下地材に固定されているボルトは、下部に下部ナットが、上部に上部ダブルナットがそれぞれ螺合されている。
前記外壁下地材は、前記ボルトを前記H型鋼の取付孔に挿入し、前記下部ナットおよび上部ダブルナットを回すことにより、前記H型鋼のウェブに取り付けられる。
(第2発明)
第2発明の外壁下地材は、上部ダブルナットが取り付けられている近傍に凹部が設けられており、前記凹部を利用して、スパナ等の工具が挿入され、前記上部ダブルナットにおける上部ナットの回転が容易な構造になっている。
(第3発明)
第3発明の外壁下地材取付方法は、H型鋼からなる胴差に外壁下地材を取り付ける方法に関するものである。外壁下地材に固定されているボルトの上部は、H型鋼からなる胴差の上部フランジに設けられた上部取付孔に挿入される。その後、外壁下地材に固定されているボルトの下部は、前記H型鋼からなる胴差の下部フランジに設けられた下部取付孔に挿入される。
前記ボルトの上下に予め設けられている下部ナットおよび上部ダブルナットは、それぞれを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定される。前記胴差と外壁下地材との取り付けは、高所の取り付け作業が多いが、片手で外壁下地材を前記各取付孔に挿入した後、スパナでナットを回転するだけで、容易に行うことができる。
(第4発明)
第4発明において、胴差に取り付ける外壁下地材の上部には、予めスパナが挿入できる凹部が設けられている。前記胴差に取り付けられた外壁下地材は、前記凹部からスパナ等の工具が挿入された後、上部ダブルナットの上方のナットを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定される。
図1は本発明の実施例で、H型鋼と外壁下地材との取付構造を説明するための斜視図である。図2(イ)ないし(ニ)はH型鋼に外壁下地材を取り付ける順序を説明するための図である。図1および図2において、H型鋼11は、ウェブ113の上下に上部フランジ111と下部フランジ112とが成形されている。前記上部フランジ111には、少なくとも一つの上部取付孔114が、前記下部フランジ112には、少なくとも一つの下部取付孔115が設けられている。
外壁下地材12には、固定部材122が取り付けられている。前記固定部材122には、ボルト121と、前記ボルト121に螺合する上部ダブルナット123と下部ナット124とが取り付けられている。
前記外壁下地材12に取り付けられたボルト121の上端部は、図2(イ)に示されているように、前記H型鋼11の上部フランジ111に設けられた上部取付孔114に挿入される。その後、前記ボルト121の下端部は、図2(ロ)に示されているように、垂直に落下させることにより、前記H型鋼11の下部フランジ112に設けられた下部取付孔115に挿入される。
前記上部ダブルナット123の一方は、図2(ハ)に示されているように、片手にスパナを持ち、前記スパナを回転させることにより、図2(ニ)に示されている方向に移動し、H型鋼11と外壁下地材12とは堅固に取り付けられる。取り外しは、前記と逆に行うことで、片手により簡単に行える。
図1および図2において、外壁下地材12の上部で、固定部材122に取り付けられたボルト121の近傍には、凹部124が成形されている。前記凹部124は、上部ダブルナット123における上部のナットを回転させるためのスパナ等の工具を挿入するのに都合が良い。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の前記H型鋼および外壁下地材の材質は、周知または公知のものを使用することができる。
本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、前記外壁下地材およびボルト等の取り付け、および外壁下地材と固定部材との取り付けは、公知または周知の固定手段を採用することができる。
本実施例における外壁下地材に設けられた凹部の形状は、上部ダブルナットにおける上部ナットを回転させる工具が挿入できるものであれば、特に限定されない。
本発明の実施例で、H型鋼と外壁下地材との取付構造を説明するための斜視図である。(実施例1) (イ)ないし(ニ)はH型鋼に外壁下地材を取り付ける順序を説明するための図である。 従来例における外壁下地材の構造を説明するための斜視図である。
符号の説明
11・・・H型鋼
111・・・上部フランジ
112・・・下部フランジ
113・・・ウェブ
114・・・上部取付孔
115・・・下部取付孔
12・・・外壁下地材
121・・・ボルト
122・・・固定部材
123・・・上部ダブルナット
124・・・下部ナット

Claims (4)

  1. 胴差に取り付ける外壁下地材取付構造において、
    上下フランジにそれぞれ少なくとも一つの取付孔が設けられている胴差を構成するH型鋼と、
    前記H型鋼の上下フランジの間に取り付けられる外壁下地材と、
    前記外壁下地材に固定されているボルトと、
    前記ボルトの下部に螺合できる下部ナットと、
    前記ボルトの上部に螺合できる上部ダブルナットと、
    から少なくとも構成されており、
    前記外壁下地材は、前記ボルトおよび下部ナットと上部ダブルナットによって前記H型鋼のフランジに設けられた取付孔に取り付けられていることを特徴とする外壁下地材取付構造。
  2. 前記外壁下地材は、上部ダブルナットが取り付けられている近傍に凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された外壁下地材取付構造。
  3. 胴差に外壁下地材を取り付ける外壁下地材取付方法において、
    H型鋼からなる胴差の上部フランジに設けられた上部取付孔に外壁下地材に固定されているボルトの上部から挿入した後、
    前記H型鋼からなる胴差の下部フランジに設けられた下部取付孔に前記ボルトの下部を挿入し、
    前記ボルトの上下に予め設けられている下部ナットおよび上部ダブルナットを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定されることを特徴とする外壁下地材取付方法。
  4. 胴差に外壁下地材を取り付ける外壁下地材取付方法において、
    H型鋼からなる胴差の上部フランジに設けられた上部取付孔に外壁下地材に固定されているボルトの上部から挿入した後、
    前記H型鋼からなる胴差の下部フランジに設けられた下部取付孔に前記ボルトの下部を挿入し、
    予め設けられた外壁下地材の凹部からスパナを挿入して、前記上部ダブルナットの上方のナットを回転することによりH型鋼からなる胴差と外壁下地材とが固定されることを特徴とする外壁下地材取付方法。
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JP2009127268A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Asahi Kasei Homes Kk 梁外壁結合構造
JP2012007395A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Daiwa House Industry Co Ltd ボード取付金物及びボード取付金物設置方法
JP2019173392A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 大和ハウス工業株式会社 保持金物および建物の室内構造

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