JP2005232169A - アニオン性及び両性界面活性剤、高度に荷電したカチオン性ポリマー及び水溶性塩を含む洗浄化粧組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 化粧品として受容可能な水性媒体中に以下を含む洗浄化粧組成物に関する:−少なくとも一つのアニオン性界面活性剤及び以下から選択する少なくとも一つの両性界面活性剤:(C8〜C24)アルキルアミド(C3〜C8)アルキルベタイン、(C8〜C24)アルキルアンホジアセテート等、この場合、アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の質量比率は1に等しいか又はそれより小さく;−カチオン性荷電密度が5meq/sより大きい少なくとも一つのカチオン性ポリマー;−組成物の全質量に対して少なくとも1質量%の少なくとも一つの無機又は有機の水溶性塩、この場合、この塩のアニオンは1〜7の炭素原子を含み、組成物中の界面活性剤の総量は、組成物の全質量に対して、18質量%に等しいか又はそれより少ない。本組成物は毛髪を洗浄しかつコンディショニングするために特に使用される。
【選択図】なし
Description
これらのベース組成物は確かに良好な洗浄力を有するが、これが本来有している化粧特性はかなり低いままとなっており、このことは特にこのような洗浄処置の相対的に攻撃的な性質が長い間には多少ともはっきりした損傷を毛髪繊維に生じる可能性があるという事実によるものであり、その内部又は表面に含まれる脂質又はタンパク質の緩やかな除去を伴っている。
しかしながら、これらはアニオン性化合物と複合体を形成して沈殿を生じるという欠点を有し、このことは例えばアニオン性及び両性界面活性剤を含む洗浄ベースに導入されたときに生じる。
このように、均一な性質及び良好な作用特性、例えば豊富な泡又は粘性を保持することは困難であり、粘性はこれらのカチオン性ポリマーと洗浄ベースを含む組成物に媒介化合物を添加することによって受け入れ可能となりかつ調整可能となる。
さらに、これらの組成物は受容可能な粘度(コーン−プレート粘度計、例えばThermoRheo RS1装置を使用し、25℃、1s-1以下のせん断速度で測定した粘度>2Pa.s)を有し、工業上の要請に従って単に塩又は希釈剤を添加することによって粘度を調整し、同時に透明性を保持することができる。
本発明の他の主題は、ケラチン物質、例えば毛髪を洗浄しかつ/又はコンディショニングするための本組成物の使用である。
本発明の主題はさらに、本発明に従う組成物を使用するケラチン物質を処置するための化粧方法である。
本発明の他の主題、特徴、観点及び利点は、以下の記載及び種々の例を読むことによってより明確になろう。
− 少なくとも一つのアニオン性界面活性剤及び以下から選択する少なくとも一つの両性界面活性剤:(C8〜C24)アルキルアミド(C3〜C8)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8〜C24)アルキルアミド(C6〜C8)アルキルスルホベタイン、(C8〜C24)アルキルアンホモノアセテート、(C8〜C24)アルキルアンホジアセテート、(C8〜C24)アルキルアンホモノプロピオネート、(C8〜C24)アルキルアンホジプロピオネート及びホスホベタイン、この場合、アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の質量比率は1に等しいか又はそれより小さく、好ましくは0.1〜1、より好ましくは0.2〜1であり、
− カチオン性荷電密度が5meq/gより大きい少なくとも一つのカチオン性ポリマー、
− 組成物の全質量に対して少なくとも1質量%の少なくとも一つの無機又は有機の水溶性塩、この場合、塩が有機である場合、該アニオンは1〜7の炭素原子を含み、
組成物中の界面活性剤の総量は、組成物の全質量に対して、18質量%に等しいか又はそれより少ない。
“化粧品として受容可能な媒体”という用語は、全てのケラチン物質、例えば皮膚、毛髪、爪、まつげ、眉毛、唇及びその他の身体の領域又は顔面の皮膚に適合性であり、さらに快適な香り、外観及び感覚を有する媒体を意味する。
有利には、カチオン性ポリマーは媒体に可溶性である。
本発明の目的のために、“水溶性の塩”という用語は、25℃の水に1%より大きい溶解性を有する塩を意味し、すなわちこの濃度で巨視的に見て均一で、透明かつ等方性の媒体を形成する塩を意味する。
好ましくは、本組成物は透明である。
濁度を、例えばハッチ(Hach)社が市販するModel 2100P濁度計を使用し、測定に使用する管を、AR397A cat 24347-06を参照として測定することができる。
較正をホルマジンで行い、測定を室温(20〜25℃)で行う。本発明の組成物は好ましくは0.05〜100NTUの範囲の濁度を有する。
さらに、以下のものも挙げることができる:アルキル−D−ガラクトシドウロン酸及びその塩、及びポリオキシアルキレン化した(C10〜C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C10〜C24)アルキル(C6〜C24)アリールエーテルカルボン酸、ポリオキシエチレン化した(C10〜C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及びその塩、特に2〜50のエチレンオキシド基を含むもの、及びこれらの混合物。
Ra−CONHCH2CH2−N(Rb)(Rc)(CH2COO-) (1)
式中:
Raは、加水分解したココナツ油中に存在する酸Ra−COOHから誘導するアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を表し、
Rbはβ−ヒドロキシエチル基を表し、かつ
Rcはカルボキシメチル基を表し;
及び
Ra'−CONHCH2CH2−N(B)(E) (2)
式中:
Bは−CH2CH2OX'を表し、
Eは−(CH2)z−Y'を表し、z=1又は2であり、
X'は−CH2CH2−COOH基又は水素原子を表し、
Y'は−COOH基又は−CH2−CHOH−SO3H基を表し、
Ra'はココナツ油又は加水分解したココナツ油中に存在する酸Ra'−COOHのアルキル基、アルキル基、特にC17アルキル基又はそのイソ型、不飽和C17基を表す。
例として、ローディア(Rhodia)社がMiranol(登録商標)C2M concentrateの名称で市販するココアンホジアセテートを挙げることができる。
両性界面活性剤を好ましくは(C10〜C24)アルキルアミド(C3〜C8)アルキルベタイン及び(C10〜C24)アルキルアンホジアセテート及びこれらの混合物から選択する。
好ましくは、両性界面活性剤は、組成物の全質量に対して、2質量%〜16質量%、好ましくは4質量%〜12質量%の範囲の量で存在する。
本発明に従う組成物はさらに、先に規定したもの以外の界面活性剤、例えばノニオン性又はカチオン性界面活性剤を含むことができ、これらは本技術分野で周知のものである。
本発明に従う組成物は、アニオン性、両性、ノニオン性及びカチオン性界面活性剤を含めた界面活性剤を、化粧組成物の全質量に対して、18質量%に等しいか又はそれより少ない、好ましくは4質量%〜18質量%、より好ましくは4質量%〜15質量%の総量で含む。
ポリマーのカチオン性荷電密度は、ポリマーが全体としてイオン化している条件下でポリマーの質量の単位当たりのカチオン性荷電のモル数に相当する。
ポリマーの構造が知られている場合には、すなわちポリマーを構成するモノマーの構造及びそのモル比又は質量比率が知られている場合には、計算によってこれを決定することができる。これは、ケールダール法によって実験的に決定することもできる。
本発明に従って使用することができる5meq/gより大きいカチオン性荷電密度を有するカチオン性ポリマーを、洗浄組成物で処置した毛髪の化粧特性を改良するものとして自体既に公知である全てのもの、すなわち特に特許出願EP−A−0 337 354及びフランス特許FR−A−2 270 846、2 383 660、2 598 611、2 470 596及び2 519 863に記載されているものから選択することができる。
カチオン性ポリマーを、第1、第2、第3及び/又は4級アミン基を含む単位を含むものから選択し、該基はポリマーの主鎖を形成してもよいし、又は主鎖に直接結合する側鎖置換基に結合していてもよい。
一般的に使用されるカチオン性ポリマーの数平均分子量は、約500〜5×106、好ましくは約103〜3×106である。
カチオン性ポリマーのうち、特に挙げることができるものは、ポリアミン、ポリアミノアミド及びポリ4級アンモニウム型のポリマーである。これらは公知の製品である。
(1)4級化したか又は4級化していないビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートコポリマー、
(2)酸素、硫黄若しくは窒素原子により又は芳香族環若しくはヘテロ環式環によって中断されていてもよい直鎖又は分岐した鎖を含む2価のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基とピペラジニル単位とから成るポリマー、並びにこれらのポリマーの酸化及び/又は4級化生成物。これらのポリマーは特にフランス特許2 162 025及び2 280 361に記載されている;
例えば、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドホモポリマーを挙げることができ、これはオンデオ−ナルコ(Ondeo-Nalco)社により“Merquat(登録商標)100”の名称で市販され、また、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドとのコポリマーを挙げることができる。
R13、R14、R15及びR16は、同一又は異なってもよく、1〜20の炭素原子を含む脂肪族基、脂環式基又は脂肪族−アリール基又は低級脂肪族ヒドロキシアルキル基を表し、又はR13、R14、R15及びR16は、共に又は個別に、これらに結合している窒素原子と共に、へテロ環式基を構成し、該へテロ環式基は窒素以外の第2のヘテロ原子を含んでいてもよく、又はR13、R14、R15及びR16は、直鎖又は分岐したC1〜C6のアルキル基を表し、該アルキル基はニトリル、エステル、アシル又はアミド基で置換され、又は基−CO−O−R17−D又は−CO−NH−R17−Dで置換され、式中R17はアルキレン基でありかつDは4級アンモニウム基であり;
X-は、無機酸又は有機酸から誘導したアニオンを意味し;
A1、R13及びR15は、これらに結合する二つの窒素原子と共にピペラジン環を形成することができ;さらに、A1が直鎖又は分岐した、飽和又は不飽和のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を意味する場合は、B1は基−(CH2)n−CO−D−OC−(CH2)n−を意味することができ、この場合Dは以下を意味し:
−(CH2−CH2−O)x−CH2−CH2−
−[CH2−CH(CH3)−O]y−CH2−CH(CH3)−
式中x及びyは1〜4の整数を意味し、規定した特定の重合度を表し、又は平均重合度を表す1〜4のいずれかの数を表し;
b)ビス−第2ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体;
c)式−NH−Y−NH−のビス−第1ジアミン残基、式中Yは直鎖又は分岐した炭化水素をベースとする基を意味し、又は2価の基
−CH2−CH2−S−S−CH2−CH2−
を意味し;
d)式−NH−CO−NH−のウレイレン基;
好ましくは、X-はアニオン、例えばクロリド又はブロミドである。
これらのポリマーは一般に1,000〜100,000の数平均分子量を有する。
特に好ましい式(a)の化合物は、R1、R2、R3及びR4がメチル基を表し、かつn=3、p=6かつX=Clであるものであり、これはINCI(CTFA)命名法に従うとヘキサジメトリンクロリドとして公知のものである。
R18、R19、R20及びR21は、同一又は異なってもよく、水素原子又はメチル、エチル、プロピル、β−ヒドロキシエチル、β−ヒドロキシプロピル又は−CH2CH2(OCH2CH2)pOH基を表し、
pは0に等しいか又は1〜6の整数であり、ただしR18、R19、R20及びR21は同時に水素原子を表すことはなく、
r及びsは、同一又は異なってもよく、1〜6の整数であり、
qは0に等しいか又は1〜34の整数であり、
Xはハロゲン原子を意味し、
Aはジハライド基又は好ましくは−CH2−CH2−O−CH2−CH2−を表す。
これらの化合物は特に特許出願EP−A−122 324に記載されている。
これらの製品のうち、例えばミラノール(Miranol)社が市販する製品“Mirapol(登録商標)A 15”、“Mirapol(登録商標)AD1”、“Mirapol(登録商標)AZ1”及び“Mirapol(登録商標)175”を挙げることができる。
基R22は独立にH又はCH3を意味し、
基A2は独立に炭素原子が1〜6の直鎖又は分岐したアルキル基又は炭素原子が1〜4のヒドロキシアルキル基を意味し、
基R23、R24及びR25は、同一又は異なってもよく、独立に、炭素原子数1〜18のアルキル基、又はベンジル基を意味し、
基R26及びR27は水素原子又は炭素原子数1〜6のアルキル基を表し、
X2 -はアニオン、例えばメトスルフェート又はハライド、例えばクロリド又はブロミドを意味する。
対応するコポリマーの製造に使用することができるコモノマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、並びにアクリルアミド及びメタクリルアミドであって、低級アルキル、アルキルエステル、アクリル酸又はメタクリル酸、ビニルピロリドン又はビニルエステルで窒素原子が置換されたものの群に含まれる。
(11)架橋したメタクリロイルオキシ(C1〜C4)アルキルトリ(C1〜C4)アルキルアンモニウム塩ポリマー、例えばメチルクロリドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートのホモ重合により得られたポリマー、又はメチルクロリドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートとアクリルアミドとの共重合によって得られたポリマー、ホモ重合又は共重合に引き続き、オレフィン系不飽和を含む化合物、特にメチレンビスアクリルアミドで架橋する。
本発明の趣旨に沿って使用することができる全てのカチオン性ポリマーのうち、ジアルキルジアリルアンモニウムハライドホモポリマー及びコポリマー、ジ4級アンモニウム又はポリ4級アンモニウム繰り返し単位を含むポリエチレンイミン及び重縮合物を使用することが好ましい。
水溶性4級アンモニウムモノマーでグラフトしたセルロース又はセルロース誘導体のコポリマーをさらに挙げることができ、これらは、特に米国特許第4,131,576号に記載され、例えばヒドロキシアルキルセルロース、例えば特にメタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム若しくはジメチルジアリルアンモニウム塩でグラフトしたヒドロキシメチル−、ヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピル−セルロースである。
グアガムも挙げることができる。
上記のカチオン性ポリマーは、組成物の全質量に対して、0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%、より好ましくは0.1質量%〜3質量%、さらに好ましくは0.5質量%〜4.5質量%の範囲の量で存在する。
特に挙げることができるこれらの塩の例は以下を含む:塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、塩化モノエタノールアミン、ナトリウムシトレート、アンモニウムシトレート、マグネシウムスルフェート及びリン酸のナトリウム塩。1価金属の塩を使用することが好ましく、塩化ナトリウムが特に好ましい。
水溶性塩は、組成物の全質量に対して、1質量%より多い量で、好ましくは1質量%〜25質量%の範囲の量で、より好ましくは3質量%〜10質量%、さらに好ましくは4質量%〜8質量%の範囲の量で存在する。
本発明に従う組成物のpHは一般に2〜11、好ましくは3〜10である。
本発明に従う組成物はさらに、以下のような本技術分野で周知の一又は複数の標準的な添加物を含むことができる:天然若しくは合成の、アニオン性、両性、双性イオン性、ノニオン性若しくはカチオン性の、会合性若しくは非−会合性のポリマー増粘剤、非−ポリマー増粘剤、例えば酸若しくは電解質、カチオン性界面活性剤、真珠光沢剤、不透明化剤、染料若しくは顔料、芳香剤、鉱油、植物油及び/又は合成油、セラミドを含むワックス、ビタミン、UV−遮蔽剤、フリーラジカル補足剤、可塑剤、保存剤又はpH安定剤。
これらの添加物は、本発明に従う組成物中に、組成物の全質量に対して、0〜20質量%の範囲の量で一般に存在する。
本発明に従う組成物を、ケラチン繊維、特に毛髪を洗浄しかつ/又はコンディショニングするために使用することができ、例えばコンディショニングシャンプーとして使用することができる。
本発明の他の主題は、ケラチン物質、例えば毛髪を処置する化粧方法であり、該方法は上記の組成物の有効量を該ケラチン物質に適用し、任意の残置時間後にリンスすることから成る。
以下の例は本発明を説明する。以下に示す量は、特に言及しない限り、組成物の全質量に対する質量%として表されている。
本発明に従う組成物の製造
以下の表に示した成分を使用して、本発明に従う組成物1ないし3を製造した。
以下の全ての濃度は活性物質の質量%として示してある。
(1)コグニス(Cognis)社によりTexapon(登録商標)N702の商品名で市販されている。
(2)ローディア キミ(Rhodia Chimie)社によりMiranol(登録商標)C2Mの商品名で市販されている。
(3)ゴールドシュミット社(Goldschmidt AG)によりTegobetaine(登録商標)F50の商品名で市販されている。
(4)オンデオ−ナルコ(Ondeo-Nalco)社によりMerquat(登録商標)100の商品名で市販されている。
(5)BASF社によりLupasol(登録商標)G-35の商品名で市販されている。
シャンプーとして天然の毛髪に適用すると、これらの組成物は、湿った毛髪及び乾いた毛髪の両者に高度のくし通り性を与える。
Claims (19)
- 化粧品として受容可能な水性媒体中に以下を含む洗浄化粧組成物:
− 少なくとも一つのアニオン性界面活性剤及び以下から選択する少なくとも一つの両性界面活性剤:(C8〜C24)アルキルアミド(C3〜C8)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8〜C24)アルキルアミド(C6〜C8)アルキルスルホベタイン、(C8〜C24)アルキルアンホモノアセテート、(C8〜C24)アルキルアンホジアセテート、(C8〜C24)アルキルアンホモノプロピオネート、(C8〜C24)アルキルアンホジプロピオネート及びホスホベタイン、この場合、アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の質量比率は1に等しいか又はそれより小さく、
− カチオン性荷電密度が5meq/gより大きい少なくとも一つのカチオン性ポリマー、
− 組成物の全質量に対して少なくとも1質量%の少なくとも一つの無機又は有機の水溶性塩、この場合、この塩のアニオンは1〜7の炭素原子を含み、
組成物中の界面活性剤の総量は、組成物の全質量に対して、18質量%に等しいか又はそれより少ない。 - アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の質量比率が0.1〜1、好ましくは0.2〜1であることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄組成物。
- 組成物中の界面活性剤の総量が組成物の全質量に対して4質量%〜18質量%、好ましくは6質量%〜15質量%であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。
- アニオン性界面活性剤を以下の化合物のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又はアルカリ土類金属塩から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし1のいずれか1項に記載の組成物:アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート;アルキルスルホネート、アルキルホスフェート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート;アルキルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドスルホスクシネート;アルキルスルホアセテート;アシルサルコシネート;及びアシルグルタメート、これらの全ての化合物のアルキル基及びアシル基は8〜22の炭素原子を含み、アリール基は好ましくはフェニル基又はベンジル基を意味し;ポリグリコシドカルボン酸のC6〜C24アルキルエステル;アルキルスルホスクシナメート、アシルイセチオネート及びN−アシルタウレート、これらの全ての化合物のアルキル又はアシル基は12〜20の炭素原子を含む。
- アニオン性界面活性剤を以下から選択することを特徴とする、請求項4に記載の組成物:アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、好ましくは2又は3モルのエチレンオキシドを含むもの、アルキルエーテルカルボキシレート、アルキル基は6〜24の炭素原子を含み、ナトリウム、マグネシウム又はアンモニウム塩の形態にあるもの。
- 両性界面活性剤を以下から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物:(C10〜C24)アルキルアミド(C3〜C8)アルキルベタイン及び(C10〜C24)アルキルアンホジアセテート。
- 5meq/gより大きい荷電を有するカチオン性ポリマーが組成物に可溶性であることを特徴とする、先の請求項1ないし6に記載の組成物。
- 組成物が透明であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
- カチオン性ポリマーが5〜20meq/gの荷電密度を有することを特徴とする、先の請求項1ないし8のいずれか1項に記載の透明な化粧組成物。
- カチオン性ポリマーを以下から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物:ジアルキルジアリルアンモニウムハライドホモポリマー及びコポリマー、ジ4級アンモニウム又はポリ4級アンモニウム繰り返し単位を含むポリエチレンイミン及び重縮合物。
- 組成物がカチオン性ポリマーを組成物の全質量に対して0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%の量で含むことを特徴とする、先の請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
- 水溶性塩が25〜650g/mlのモル質量を有することを特徴とする、先の請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
- 水溶性塩を以下から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物:塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、塩化モノエタノールアミン、ナトリウムシトレート、アンモニウムシトレート、マグネシウムスルフェート及びリン酸のナトリウム塩。
- 組成物が水溶性塩を組成物の全質量に対して1質量%〜25質量%、好ましくは3質量%〜10質量%の範囲の量で含むことを特徴とする、先の請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
- 化粧品として受容可能な媒体が水又は少なくとも一つの有機溶媒と水の混合物から成ることを特徴とする、先の請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
- 組成物がさらに以下から選択する少なくとも一つの添加物を含むことを特徴とする、先の請求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物:天然若しくは合成の、アニオン性、両性、双性イオン性、ノニオン性若しくはカチオン性の、会合性若しくは非−会合性のポリマー増粘剤、非−ポリマー増粘剤、カチオン性界面活性剤、真珠光沢剤、不透明化剤、染料若しくは顔料、芳香剤、鉱油、植物油及び/又は合成油、ワックス、ビタミン、UV−遮蔽剤、フリーラジカル補足剤、可塑剤、保存剤又はpH安定剤。
- 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物の、ケラチン繊維を洗浄するための使用。
- 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物の、ケラチン繊維を洗浄しかつコンディショニングするための使用。
- 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の化粧組成物の有効量をケラチン物質に適用し、任意の残置時間後にリンスすることをふくむ、ケラチン物質を処置する化粧方法。
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