JP2005231449A - 舵板の取付取外装置 - Google Patents

舵板の取付取外装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005231449A
JP2005231449A JP2004041337A JP2004041337A JP2005231449A JP 2005231449 A JP2005231449 A JP 2005231449A JP 2004041337 A JP2004041337 A JP 2004041337A JP 2004041337 A JP2004041337 A JP 2004041337A JP 2005231449 A JP2005231449 A JP 2005231449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rudder plate
plate
rudder
steering
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004041337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4247620B2 (ja
Inventor
Yoshio Takaoka
嘉雄 高岡
Junichi Hidaka
純一 日高
Masaharu Zaima
正晴 財間
Akinori Yano
哲憲 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2004041337A priority Critical patent/JP4247620B2/ja
Publication of JP2005231449A publication Critical patent/JP2005231449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247620B2 publication Critical patent/JP4247620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】船体から舵板を取り付け及び取り外しを行う際に、舵板や船体などに損傷を与えることなく、短時間で容易に行うことができる舵板の取付取外装置を提供する。
【解決手段】舵板の取付取外装置10の舵板保持ユニット16は、ユニット本体74と、ユニット本体74に設けられるとともに舵板204の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動自在に設けられた上下一対の挟持用アーム86、92と、上下一対の挟持用アーム86、92に設けられたシリンダ装置98と、シリンダ装置98のピストン100の先端に取り付けられるとともに舵板204に押圧当接される舵板挟持用パッド104と、ユニット本体74の下部に設けれるとともに互いに近づく方向及び離れる方向に移動自在に設けられたアーム110と、アーム110に設けられるとともに舵板204の下面に当接されて下面を支持するフォーク120とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、船舶の機関系部品の点検修理を行う際に、舵板の取り付け及び取り外しを行うための舵板の取付取外装置に関する。
船舶は5年に一度、エンジン、プロペラ軸、プロペラ、カップリングなどの機関系部品の分解点検修理が法制化されている。この検査は乾ドックで通常行われ、入港から出港までのその期間を利用して検査技術者の指導のもと実施される。
図13は、従来における舵板の取り付け及び取り外し作業を説明する斜視図であり、船体200は多数の盤木202、202…(図13では一つの盤木のみ図示)に支持されて乾ドックに固定されている。舵板204は、船体200の最後尾に設けられたラダーホーン206にシャフト208を介して揺動自在に連結され、また、舵板204の前方にはプロペラ210が設けられている。このプロペラ210は、舵板204を船体200から取り外した後、船体200から取り外される。
次に、舵板204の取り外し作業手順を下記に説明する。
(I)船体200の下面と舵板204の上面とに複数の吊りピース212、212…を
溶接する。
(II)船体200の吊りピース212、212…と舵板204の吊りピース212、2
12…とを複数のチェーンブロック214、214…によって連結する。
(III )船体200の内部から、舵板204のシャフト208を舵板204から引き抜き、舵板204を複数のチェーンブロック214、214…によって吊り下げる。
(IV)複数のチェーンブロック214、214…の長さを伸ばしながら、舵板204を
乾ドックの床に降ろす。
以上の作業により舵板204の取り外し作業が終了する。なお、乾ドックの床に降ろされた舵板204は、台車に寝せて乗せられて舵板204の点検整備場所へ搬送される。点検整備場所では、舵板204の表面に付着した貝殻等が除去されるとともに破壊検査が行われ、検査終了後に再塗装が行われる。また、舵板204の取り付け作業は、(I)〜(
IV)の取り外し作業手順を逆の順で行い、最後に、溶接された吊りピース212、212
…を取り外し、この部分を塗装することにより作業が完了する。
ところで、排水量が1万トンクラス以上の大型船舶になると、その舵板204は大型で重量物となるため、特に(III )及び(IV)の作業に多くの時間及び労力を要する。
従来、大型船舶における舵板の取り付け及び取り外し作業として様々な方法が実施されているが、上述したように複数のチェーンブロックを使用して行う方法が一般的に適用されている。また、ゴライアスクレーンの補トロリを利用して舵板を吊り上げた後、主トロリに舵板天秤をセットし、この舵板天秤に舵板の荷重を移動させる作業方法も提案されている(例えば、特許文献1)。
特開昭60−203593号公報
しかしながら、チェーンブロックを使用する従来の作業手法では、例えば約15トンの舵板を4〜5名の作業者が従事して作業する場合、その取り付け取り外しに約4日間もかかるという問題があった。また、この作業手法は、舵板が不安定な状態で船体から降ろされるため、降下時に舵板が船体に衝突し、舵板や船体が損傷する虞がある。
また、特許文献1の舵板搭載方法では、舵板の位置を空中で調整する作業が多いので不安定になり易い上、作業手順が複雑なので従事する作業者に高い技術が要求されるという問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、船体から舵板を取り付け及び取り外しを行う際に、舵板や船体などに損傷を与えることなく、短時間で容易に行うことができる舵板の取付取外装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、船舶の船体に設けられた舵板の取り付け及び取り外しの際に使用される舵板保持ユニットを備えた舵板の取付取外装置において、前記舵板保持ユニットは、ユニット本体と、前記ユニット本体に設けられるとともに舵板の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動自在に設けられた上下一対の第1の移動部材と、前記上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置と、前記シリンダ装置のピストンの先端に取り付けられるとともに前記舵板に押圧当接される舵板挟持用パッドと、前記ユニット本体の下部に設けられるとともに互いに近づく方向及び離れる方向に移動自在に設けられた一対の第2の移動部材と、前記一対の第2の移動部材に設けられるとともに前記舵板の下面に当接されて該下面を支持する支持部材と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、船体から舵板を取り外す場合、舵板保持ユニットの上下一対の第1の移動部材と一対の第2の移動部材とを、舵板の挟持を解除する方向に予め移動させておく。この状態で、まず、対向した移動部材間の隙間に舵板を挿入する。次に、上下一対の第1の移動部材及び第2の移動部材を、舵板を挟持する方向に移動させ、舵板に対して所定距離接近したところで前記方向の移動を停止する。次いで、上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置のピストンを伸長し、ピストンの先端に取り付けられた舵板挟持用パッドを舵板の側面に押圧当接させ、これらの舵板挟持用パッドによって舵板の側面を挟持する。また、第2の移動部材に設けられた支持部材を舵板の下面に当接させて支持する。以上の動作によって舵板に舵板保持ユニットを取り付けることができる。この状態で舵板のシャフトを船体内部から引き抜き舵板を船体から取り外すと、舵板が舵板保持ユニットによって転倒、落下が防止された状態で保持されているので、舵板の取り外し作業を、舵板や船体などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。一方、舵板を船体に取り付ける場合は、舵板を舵板保持ユニットによって前記の如く保持し、この状態で舵板を船体の取り付け位置に位置させる。次に、舵板にシャフトを挿入し、舵板をシャフトを介して船体に取り付ける。これにより、舵板の取り付け作業を、舵板や船体などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。
請求項2に記載の発明は、前記目的を達成するために、船舶の船体に設けられた舵板の取り付け及び取り外しの際に使用される舵板保持ユニットを備えた舵板の取付取外装置において、前記舵板保持ユニットは、ユニット本体と、前記ユニット本体に設けられるとともに舵板の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動自在に設けられた上下一対の第1の移動部材と、前記上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置と、前記シリンダ装置のピストンの先端に取り付けられるとともに前記上下一対の移動部材に揺動自在に設けられ、前記舵板の側面に押圧当接される舵板挟持用パッドが取り付けられたアーム部材と、前記ユニット本体の下部に設けられるとともに互いに近づく方向及び離れる方向に移動自在に設けられた一対の第2の移動部材と、前記一対の第2の移動部材に設けられるとともに前記舵板の下面に当接されて該下面を支持する支持部材と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、船体から舵板を取り外す場合、舵板保持ユニットの上下一対の第1の移動部材と一対の第2の移動部材とを、舵板の挟持を解除する方向に予め移動させておく。この状態で、まず、対向した移動部材間の隙間に舵板を挿入する。次に、上下一対の第1の移動部材及び第2の移動部材を、舵板を挟持する方向に移動させ、舵板に対して所定距離接近したところで前記方向の移動を停止する。次いで、上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置のピストンを伸長し、ピストンの先端に取り付けられたアーム部材を舵板挟持方向に揺動させ、アーム部材の長手方向にわたって全面的に取り付けられた舵板挟持用パッドを舵板の側面に押圧当接させる。これにより、舵板の側面を舵板挟持用パッドを介してアーム部材により挟持することができる。
このようにアーム部材を揺動自在に支持することにより、舵板側面の傾斜面に沿ってアーム部材の舵板挟持用パッドの全面を舵板側面に当接することができる。また、第2の移動部材に設けられた支持部材を舵板の下面に当接させて支持する。この状態で舵板のシャフトを船体内部から引き抜き舵板を船体から取り外すと、舵板が舵板保持ユニットによって転倒、落下が阻止された状態で保持されているので、舵板の取り外し作業を、舵板や船体などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。一方、舵板を船体に取り付ける場合は、舵板を舵板保持ユニットによって前記の如く保持し、この状態で舵板を船体の取り付け位置に位置させる。次に、舵板にシャフトを挿入し、舵板をシャフトを介して船体に取り付ける。これにより、舵板の取り付け作業を、舵板や船体などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。
請求項3に記載の発明は、前記支持部材は、前記一対の第2の移動部材に設けられたシリンダ装置と、前記シリンダ装置のピストンの先端に設けられるとともに前記舵板の下面を支持するフォーク部材とを有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、ピストンによってフォーク部材の高さ位置を調整することにより、フォーク部材と上下一対の第1の移動部材との距離を調整することができる。よって、小型の舵板の場合には前記距離を縮め、大型の舵板の場合には前記距離を長めにとることにより、サイズの異なる舵板を安定して保持することができる。また、フォーク部材の上面にブロックを設けることにより、操舵効率を向上させるために下部にフィンが設けられた舵板の保持に有効な舵板保持ユニットを提供できる。フォーク部材が平板状であると、フィンがフォーク部材に直接支持されるため、舵板が何トンもの重量物である場合には、舵板自身の重量によりフィンが変形したり破損したりする。そこで、フォーク部材の上面にブロックを設け、このブロックを舵板の下面に当接させることにより、フィンを回避して舵板の下面を支持する。これにより、フィンの変形、損傷を防止できる。
請求項4に記載の発明は、前記舵板保持ユニットは、テーブルに第1の昇降機構及び回動機構を介して設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、舵板保持ユニットをテーブルに第1の昇降機構を介して設けることにより、高所にある舵板の取り付け取り外しに適用できる。また、舵板保持ユニットをテーブルに回動機構を介して設けることにより、鉛直姿勢で取り外した舵板を、90°回動させて水平姿勢に姿勢を変更することができる。これは、舵板をドックの床等に寝せて載置する場合に有利となる。
請求項5に記載の発明は、前記舵板保持ユニットの前記テーブルは、走行台車に第2の昇降機構を介して設けられるとともに、X−Y方向移動機構によって前記走行台車に対し水平移動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、舵板保持ユニットのテーブルを、走行台車に搭載したので、舵板保持ユニットを舵板の取り付け取り外し位置に容易に移動させることができる。また、舵板保持ユニットは第2の昇降機構を介して走行台車に設置されているので、第1の昇降装置では対応できない高さ位置にある舵板の取り付け取り外しに好適となる。更に、走行台車を停止させた位置でX−Y方向移動機構によりテーブルを水平移動させることによって、舵板保持ユニットの水平方向位置を微調整することができる。
請求項6に記載の発明は、前記舵板保持ユニットの前記走行台車は、レールを走行する車輪が取り付けられた複数の脚部を有し、前記複数の脚部は台車本体に取り付けられるとともに、前記台車本体は前記複数の脚部に第3の昇降機構を介して昇降自在に設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、レールを走行する車輪付きの脚部に台車本体を第3の昇降機構を介して昇降自在に設けたので、第1及び第2の昇降機構では対応できない高さ位置にある舵板の取り付け取り外しに好適となる。また、ドックの床に敷設された2本のレールの間に盤木が設置されている場合には、台車本体を上昇させることにより、レールを走行する台車本体が盤木に衝突するのを防止できる。
請求項7に記載の発明は、前記舵板保持ユニットの前記走行台車は、車輪が取り付けられた複数の脚部を有し、前記複数の脚部は台車本体に舵取り機構を介して取り付けられるとともに、前記台車本体は前記複数の脚部に第3の昇降機構を介して昇降自在に設けられ、前記第3の昇降機構は、前記台車本体の下面に当接支持されるローラがピストンの先端に回動自在に支持されたシリンダ装置であり、前記シリンダ装置は前記車輪を支持する車輪支持部に立設されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、車輪付きの脚部に台車本体を第3の昇降機構を介して昇降自在に設けたので、第1及び第2の昇降機構では対応できない高さ位置にある舵板の取り付け取り外しに好適となる。また、ドックの床に設置された盤木を跨ぐように走行台車が通過する場合には、台車本体を脚部に対して上昇させることにより、台車本体が盤木に衝突するのを防止できる。更に、台車本体の下面は、シリンダ装置のピストンの先端に取り付けられたローラに支持されているので、舵取り機構によって脚部を台車本体に対して回動させても、その間に生じる摩擦はローラが回動することにより低減される。よって、舵取り機構による舵取り動作を円滑に行うことができる。
以上説明したように本発明に係る舵板の取付取外装置によれば、舵板保持ユニットの上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置のピストンを伸長し、ピストンの先端に取り付けられた舵板挟持用パッドを舵板の側面に押圧当接させ、これらの舵板挟持用パッドによって舵板の側面を挟持するとともに、第2の移動部材に設けられた支持部材を舵板の下面に当接させて支持したので、舵板の取り付け取り外し作業を、舵板や船体などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。
以下、添付図面に従って本発明に係る舵板の取付取外装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1に示す実施の形態の舵板の取付取外装置10は、走行台車12、アタッチメント部材14、舵板保持ユニット16を主として構成される。走行台車12は、無限軌道18、18により走行する台車本体20を有している。この台車本体20の走行によって舵板保持ユニット16が舵板204の取り付け取り外し位置に移動される。
アタッチメント部材14は円盤状に形成され、背面の中央部に突設された破線で示す軸22が昇降板24に不図示のベアリングを介して軸支されている。また、図2に示すように昇降板24の右上隅部にはモータ(回動機構)26が固定され、モータ26のモータ軸28に取り付けられたギヤ30が、アタッチメント部材14の周縁部に形成されたギヤ歯15に噛合されている。したがって、モータ26の駆動力によってギヤ30を回転すると、そのギヤ30に噛合されたアタッチメント部材14が軸22を中心に矢印θ方向に回動し、アタッチメント部材14に着脱自在に取り付けられる舵板保持ユニット16が回動する。なお、このモータ26はブレーキ付きモータであり、回転停止時にその位置から回転しないようにブレーキがかかる構造となっている。
昇降板24は矩形状に形成されるとともに、その背面には直動ガイドのブロック32が鉛直方向に沿って固定されている。ブロック32は、衝立板34の正面に鉛直方向に沿って固定された直動ガイドのガイドレール36に嵌合されている。これにより、昇降板24は、衝立板34に対し昇降自在に支持されている。また、衝立板34の正面には、油圧シリンダ装置(第1の昇降機構)38が固定され、この油圧シリンダ装置38は、ピストン40が鉛直方向に伸縮する姿勢で固定されている。ピストン40の先端部は、昇降板24の背面に固定された連結部材42に固定されている。したがって、ピストン40を伸縮動作させると、昇降板24を介してアタッチメント部材14が矢印Z方向に昇降移動し、アタッチメント部材14に着脱自在に取り付けられる舵板保持ユニット16が昇降移動する。
衝立板34は、図1の如く矩形状のテーブル44に立設され、テーブル44は既知のX−Y方向移動機構46に支持されている。X−Y方向移動機構46は、テーブル44をX方向に移動させる送りねじ機構と直動ガイドとが内蔵された移動テーブル48と、移動テーブル48をY方向に移動させる送りねじ機構と直動ガイドとが内蔵された固定テーブル50とから構成される。固定テーブル50に対して移動テーブル48をY方向に、移動テーブル48に対してテーブル44をX方向に移動させることによってテーブル44をX−Y方向、すなわち、平面移動させることができる。また、X−Y方向における移動量を不図示の制御部によって制御することにより、テーブル44の水平面内における位置を微調整することができる。
固定テーブル50は、台車本体20に一対の平行伸縮機構52、52及び油圧シリンダ装置(第2の昇降機構)54を介して昇降自在に搭載されている。平行伸縮機構52は、中央部がピン58に軸支されたX字状のリンク体であり、そのリンク体の下端部がピン60、60を介して台車本体20の軸受部62A、62Bに支持されるとともに、その上端部がピン64、64を介して固定テーブル50の軸受部66A、66Bに支持されている。また、軸受部62Bは、台車本体20の上面に形成されたガイド溝68に沿って摺動自在に嵌合され、その軸受部62Bに上下方向で対向する軸受部66Bも同様に固定テーブル50の下面に形成されたガイド溝(不図示)に沿って摺動自在に嵌合される。これらのガイド溝64は、ピン54を支点とするリンク体の拡縮動作を許容する方向に形成される。よって、ピン54を支点とするリンク体の拡縮動作時に、軸受部62Bがガイド溝68に沿って摺動し、軸受部66Bがガイド溝(不図示)に沿って摺動するので、固定テーブル50が台車本体20に対して昇降移動される。
油圧シリンダ装置54は、台車本体20の上面にピン70を介して揺動自在に連結され、そのピストン56の先端部も固定テーブル50の下面に不図示のピンを介して揺動自在に連結されている。ピストン56が伸縮動作されると、固定テーブル50が平行伸縮機構52、52に支持及び案内されながら昇降移動し、また、その昇降動作に追従するように油圧シリンダ装置54が台車本体20及び固定テーブル50に対して揺動する。よって、固定テーブル50の昇降動作が円滑に行われる。
一方、アタッチメント部材14の正面には、水平方向に4本(図1では1本のみ図示)の連結部材72が突設されている。連結部材72は短尺の角筒であり、その先端部にはボルト挿通孔(不図示)が形成されている。連結部材72は、図2に示すように舵板保持ユニット16のユニット本体74の四隅部に設けられた角筒状の嵌合部材76、76…に嵌合される。嵌合部材76にも同様にボルト挿通孔(不図示)が形成されている。前記双方のボルト挿通孔を合致させ、双方のボルト挿通孔にボルト(不図示)を挿通させた後、ナット(不図示)によって締結する。これによって、舵板保持ユニット16がアタッチメント部材14に着脱自在に連結される。
舵板保持ユニット16のユニット本体74は、左右一対の縦フレーム78、78と上下に並設された3本のガイドフレーム80、82、84とを枠状に連結することにより構成される。ガイドフレーム80には、図3の如く左右一対の挟持用アーム(上側の一対の第1の移動部材)86、86の基端部がガイドフレーム80に沿って水平方向に摺動自在に支持されている。この挟持用アーム86、86は、ねじ送り装置のねじ棒の互いに逆ねじに切られたねじ部88、88に螺合されている。したがって、ねじ送り装置のモータ90によってねじ棒を回転させると、ねじ部88、88の逆方向送り作用によって挟持用アーム86、86が、舵板204を挟持する方向及び舵板204の挟持を解除する方向に移動する。
また、ガイドフレーム82にも同様に、左右一対の挟持用アーム(下側の一対の第1の移動部材)92、92の基端部がガイドフレーム82に沿って水平方向に摺動自在に支持されている。挟持用アーム92、92も同様に、ねじ送り装置のねじ棒の互いに逆ねじに切られたねじ部94、94に螺合されている。したがって、ねじ送り装置のモータ96によってねじ棒を回転させると、ねじ部94、94の逆方向送り作用によって挟持用アーム92、92が、舵板204を挟持する方向及び舵板204の挟持を解除する方向に移動する。
更に、図4に示すように各挟持用アーム86、92の内側部には、2台のシリンダ装置98、98が水平方向に固定されている。シリンダ装置98のピストン100の先端部には、ピン102を介して舵板挟持用パッド104が揺動自在に取り付けられ、この舵板挟持用パッド104は、ピストン100の伸長動作によって舵板204の側面に押圧当接されるとともにピン102による揺動支持によって舵板204の傾斜した側面に追従して、その全面が舵板204の側面に当接される。舵板挟持用パッド104は、ピン102に支持される鉄板106と鉄板106に貼着されたゴム、プラスチック、又はフェルト等の軟質部材108とから構成され、軟質部材108が舵板204の側面に押圧当接することにより、舵板204の傷付き等が防止され、また、密着性も向上されている。
図3の如くガイドフレーム84にも同様に、左右一対のアーム(一対の第2の移動部材)110、110の基端部がガイドフレーム84に沿って水平方向に摺動自在に支持されている。このアーム110、110も同様に、ねじ送り装置のねじ棒の互いに逆ねじに切られたねじ部112、112に螺合されている。したがって、ねじ送り装置のモータ114によってねじ棒を回転させると、ねじ部112、112の逆方向送り作用によってアーム110、110が、舵板204を挟持する方向及び舵板204の挟持を解除する方向に移動する。
これらのアーム110、110の上面には、2台のシリンダ装置116、116が上方に向けて各々固定されている。シリンダ装置116のピストン118の先端部には、クランク状に形成されたフォーク(フォーク部材)120が取り付けられ、このフォーク120は、ピストン118の伸長動作によって舵板204の下面に当接される。
以上説明した舵板保持ユニット16の構成により、上下一対の挟持用アーム86、86、92、92に設けられた8枚の舵板挟持用パッド104によって舵板204の側面が支持され、一対のアーム110、110に設けられた4枚のフォーク120によって舵板204の下面が支持される。これにより、舵板204を舵板保持ユニット16によって安定して保持することができ、また、図1に示したモータ26によって舵板保持ユニット16をアタッチメント部材14を介して90°回動しても、舵板保持ユニット16から脱落することなく舵板204を保持することができる。また、モータ26はブレーキ付きモータなので、その位置でブレーキがかかり、舵板保持ユニット16が90°回動した位置で保持される。
次に、前記の如く構成された舵板の取付取外装置10の作用について説明する。
〔舵板の取り外し作業〕
まず、挟持用アーム86、86、92、92及びアーム110、110を、舵板204の挟持を解除する方向に予め移動させておくとともに、油圧シリンダ装置54のピストン56を伸長させてテーブル44を上昇させることにより舵板保持ユニット16を、舵板204を挟持できる高さ位置に予め位置させておく。
次に、走行台車12を走行させて舵板保持ユニット16を、舵板204の後部に対向する位置に移動させる。次いで、X−Y方向移動機構46によってテーブル44を水平移動させて舵板204に対する舵板保持ユニット16の水平方向位置を微調整するとともに、油圧シリンダ装置38を伸縮させて舵板204に対する舵板保持ユニット16の上下方向位置を微調整する。この後、走行台車12を舵板204に向けて前進させ、挟持用アーム86、86、92、92によって舵板204の側面を挟持でき、かつ、フォーク120によって舵板204の下面を支持できる位置まで前進したところで走行台車12を停止させる。
次に、挟持用アーム86、86及び挟持用アーム92、92をねじ送り装置のモータ90、96によって舵板204を挟持する方向に移動させる。そして、挟持する直前位置でその移動を停止させる。次いで、各シリンダ装置98のピストン100を伸長させ、8枚の舵板挟持用パッド104を舵板204の側面に押圧当接させる。また、これと同時に、ねじ送り装置のモータ114によってアーム110、110を舵板204を挟持する方向に移動させ、舵板204に接近したところで停止させる。この後、各シリンダ装置116のピストン118を伸長させて4枚のフォーク120を舵板204の下面に当接させる。これにより、舵板204が舵板保持ユニット16に安定的に保持される。
この後、舵板保持ユニット16を油圧シリンダ装置38によって若干量上昇させて、舵板204を浮かせ、舵板204のシャフト208(図6参照)を船体200の内部から引き抜く。これにより、舵板204が船体200から取り外される。この後、走行台車12を後進させ、舵板204を船体200から完全に引き離した時点で、油圧シリンダ装置54のピストン56を収縮させて舵板保持ユニット16を下降移動させるとともにモータ26によって90°回動させて舵板204を横向きにし、ドックの床に配置された枕木(不図示)又は搬送台車に載置する。これにより、一連の舵板取り外し作業を、舵板204や船体200などに損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。
〔舵板の取り付け作業〕
点検修理修復された舵板204は、枕木又は搬送台車に置かれている。この舵板204を、先の取り外し作業の逆の手順を実行することにより舵板保持ユニット16に保持させる。この状態で舵板保持ユニット16を油圧シリンダ装置54によって上昇させるとともにモータ26によって90°回動させて起立させる。次に、走行台車12によって舵板204を船体200の取り付け位置に搬送し、X−Y方向移動機構46及び油圧シリンダ装置38によって水平方向位置及び上下方向位置の微調整を行った後、舵板204にシャフト208を装着し舵板204を船体200に取り付ける。そして、各シリンダ装置98のピストン100を収縮させ、8枚の舵板挟持用パッド104を舵板204の側面から退避させるとともに、挟持用アーム86、86及び挟持用アーム92、92をねじ送り装置のモータ90、96によって舵板204の挟持を解除する方向に移動させる。また、これと同時に各シリンダ装置116のピストン118を伸長させて4枚のフォーク120を舵板204の下面から退避させるとともに、アーム110、110をねじ送り装置のモータ114によって舵板204の挟持を解除する方向に移動させる。以上の操作によって舵板204の取り付け作業が終了する。よって、舵板204の取り付け作業を、舵板204や船体200に損傷を与えることなく容易にかつ短時間で実施できる。
図5は、上下に重なる2枚のフォーク120、120のうち上側のフォーク120の上面にブロック122を固定し、このブロック122を介して舵板204の下面を支持させた図を示している。ブロック122を利用した支持方法は、図6、図7に示すように下部にフィン216が取り付けられた舵板204の支持に好適である。すなわち、図5の如くブロック122がフィン216を避けて舵板204の下面に当接されるからである。これにより、舵板204は、フォーク120によってフィン216が損傷することなく、その下面がブロック122によって支持される。ブロック122を利用しない場合には、フィン216がフォーク120に直接支持されるため、舵板204が何トンもの重量物である場合には、舵板204自身の重量によりフィン216が変形したり破損したりする。そこで、図5の如くブロック122を介して舵板204の下面を支持することによって、フィン216の損傷を防止できる。
図8は、図4に示した挟持用アーム86、92の別実施例を示す平面図である。
図8に示す構造は、移動コマ(上下一対の第1の移動部材)124、シリンダ装置126、アーム(アーム部材)128等から構成される。
移動コマ124、124は、ガイドフレーム80に移動自在に支持されるとともに、送りねじ装置の逆ねじ部88、88に螺合され、送りねじ装置のモータ90によって、舵板204の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動される。
シリンダ装置126は、移動コマ124にピン130を介して揺動自在に支持されるとともに、そのピストン132の先端部がピン134を介してアーム128の中央部に軸支されている。
アーム128は、舵板204の側面の水平方向の長さと略同じ長さに形成され、その内側面の略全域に軟質の舵板挟持用パッド136が貼着されている。また、アーム128は、その基端部がピン138を介して揺動自在に支持され、シリンダ装置126のピストン132の伸長動作によって舵板204の側面に向けて揺動される。
図8に示した挟持構造によれば、舵板側面の傾斜面に沿ってアーム128の舵板挟持用パッド136の全面を当接することができるので、舵板24を更に安定的に保持することができる。
図9には、他の実施の形態の舵板の取付取外装置140が示され、図1に示した舵板の取付取外装置10と同一若しくは類似の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図9に示す舵板の取付取外装置140の走行台車142は、レール144、144を走行する車輪146が取り付けられた4本(図9では3本のみ図示)の脚部148が台車本体150に取り付けられて構成されている。
脚部148の上部は、台車本体150の隅部に形成された開口部(不図示)に貫通配置されるとともに台車本体150の隅部に設置された直動ガイド152によって鉛直方向に摺動自在に支持されている。また、脚部148には、ラック154が脚部148の長手方向に沿って設けられるとともに、ラック154にはピニオン156が噛合されている。このピニオン156は、台車本体150に固定されたモータ(第3の昇降機構)158のモータ軸159に取り付けられている。したがって、モータ158の回転力がピニオン156を介してラック154に伝達されると、ラック154が昇降移動される。これにより、台車本体150が昇降移動される。このモータ158もブレーキ付きモータであり、回転が停止されるとモータ軸159にブレーキがかかるので、台車本体150の高さがその停止時の高さに保持される。
このように台車本体150を上昇させることで、油圧シリンダ装置38、54だけでは対応できない高さ位置にある舵板204の取り付け取り外しに対応できる。また、台車本体150を上昇させることで、2本のレール144、144の間に設置された盤木202に台車本体150が衝突するのを防止することができる。
図10には、他の実施の形態の舵板の取付取外装置160が示され、図1に示した舵板の取付取外装置10と同一若しくは類似の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図10に示す舵板の取付取外装置160の走行台車162は、車輪164が取り付けられた4本(図10では3本のみ図示)の脚部166が台車本体168に取り付けられて構成されている。
脚部166の上部は、台車本体150の隅部開口部に設けられたスリーブベアリング170に貫通配置され、スリーブベアリング170によって回動自在及び鉛直方向に摺動自在に支持されている。
また、走行台車162には、ステアリング機構(舵取り機構)172が設けられている。ステアリング機構172は、2本の脚部166、166の上端部に連結されたブラケット174、174に、図11の如くタイロッド176の両端部がピン178を介して軸支されている。また、タイロッド176の中央部には、U字状の係合部180が形成され、この係合部180にレバー182が嵌合されている。レバー182は、台車本体168にピン184を介して揺動自在に支持されたシリンダ装置186のピストン187に取り付けられている。このピストン187が伸縮動作すると、レバー182が係合部180を押すことにより、タイロッド176が左右方向に移動する。これによって、2本の脚部166、166にブラケット174、174を介して回動力を与えることができるので、車輪を所望の走行方向に向けることができる。また、ピストン187の伸縮動作時においてレバー182は、シリンダ装置186と共にU字状の係合部180に沿って上下動するので、シリンダ装置186の動力をタイロッド176に円滑に伝達することができる。
一方で、各車輪164を支持するホイールケース(車輪支持部)188、188…には、油圧シリンダ装置(第3の昇降機構)190がピストン191を上方に向けて立設されている。各ピストン191の上端部は台車本体168の下面に当接支持されており、よって、ピストン191の伸縮動作によって台車本体168が脚部166、166…に支持された状態で昇降動作される。このように台車本体168を上昇させることで、油圧シリンダ装置38、54だけでは対応できない高さ位置にある舵板204の取り付け取り外しに対応できる。また、台車本体168を上昇させることで、盤木202に台車本体168が衝突するのを防止することができる。
更に、ステアリング機構172が設けられた2本の脚部166、166側の油圧シリンダ装置190、190は、図12の如くピストン191の先端部にローラ194が設けられている。このローラ194は、ピストン191の先端部に固定されたU字状のホルダ192にピン196を介して回動自在に支持されている。このローラ194によって台車本体168の下面が支持されているので、ステアリング機構172によって脚部166、166を台車本体168に対して回動しても、その間に生じる摩擦はローラ194、194が回動することにより低減される。よって、ステアリング機構172による方向転換を円滑に行うことができる。
第1の実施の形態の舵板の取付取外装置を示した全体構造図 舵板保持ユニットの斜視図 図2に示した舵板保持ユニットの要部拡大斜視図 図2に示した舵板保持ユニットの上面図 舵板の下面をブロックを介して支持した状態を示す要部拡大図 フィン付き舵板が船体に取り付けられた状態を示す側面図 フィン付き舵板を図6の矢印方向から見た斜視図 舵板挟持用アームの別実施例を示す上面図 第2の実施の形態の舵板の取付取外装置を示した全体構造図 第3の実施の形態の舵板の取付取外装置を示した全体構造図 図10の舵板の取付取外装置に取り付けられたステアリング機構の平面図 図10の舵板の取付取外装置に取り付けられた昇降機構の要部構造図 従来実施されていた舵板の取り外し取り付け作業を説明するための説明図
符号の説明
10、140、160…舵板の取付取外装置、12、142、162…走行台車、14…アタッチメント部材、16…舵板保持ユニット、20、150、168…台車本体、26…モータ、38…油圧シリンダ装置、44…テーブル、46…X−Y方向移動機構、52…平行伸縮機構、54…油圧シリンダ装置、86、92…挟持用アーム、104…舵板挟持用パッド、120…フォーク、122…ブロック、172…ステアリング機構、204…舵板

Claims (7)

  1. 船舶の船体に設けられた舵板の取り付け及び取り外しの際に使用される舵板保持ユニットを備えた舵板の取付取外装置において、
    前記舵板保持ユニットは、
    ユニット本体と、
    前記ユニット本体に設けられるとともに舵板の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動自在に設けられた上下一対の第1の移動部材と、
    前記上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置と、
    前記シリンダ装置のピストンの先端に取り付けられるとともに前記舵板に押圧当接される舵板挟持用パッドと、
    前記ユニット本体の下部に設けられるとともに互いに近づく方向及び離れる方向に移動自在に設けられた一対の第2の移動部材と、
    前記一対の第2の移動部材に設けられるとともに前記舵板の下面に当接されて該下面を支持する支持部材と、
    を有することを特徴とする舵板の取付取外装置。
  2. 船舶の船体に設けられた舵板の取り付け及び取り外しの際に使用される舵板保持ユニットを備えた舵板の取付取外装置において、
    前記舵板保持ユニットは、
    ユニット本体と、
    前記ユニット本体に設けられるとともに舵板の側面を挟持する方向及び舵板の挟持を解除する方向に移動自在に設けられた上下一対の第1の移動部材と、
    前記上下一対の第1の移動部材に設けられたシリンダ装置と、
    前記シリンダ装置のピストンの先端に取り付けられるとともに前記上下一対の移動部材に揺動自在に設けられ、前記舵板の側面に押圧当接される舵板挟持用パッドが取り付けられたアーム部材と、
    前記ユニット本体の下部に設けられるとともに互いに近づく方向及び離れる方向に移動自在に設けられた一対の第2の移動部材と、
    前記一対の第2の移動部材に設けられるとともに前記舵板の下面に当接されて該下面を支持する支持部材と、
    を有することを特徴とする舵板の取付取外装置。
  3. 前記支持部材は、
    前記一対の第2の移動部材に設けられたシリンダ装置と、前記シリンダ装置のピストンの先端に設けられるとともに前記舵板の下面を支持するフォーク部材とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の舵板の取付取外装置。
  4. 前記舵板保持ユニットは、テーブルに第1の昇降機構及び回動機構を介して設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3のうちいずれか一つに記載の舵板の取付取外装置。
  5. 前記舵板保持ユニットの前記テーブルは、走行台車に第2の昇降機構を介して設けられるとともに、X−Y方向移動機構によって前記走行台車に対し水平移動可能に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の舵板の取付取外装置。
  6. 前記舵板保持ユニットの前記走行台車は、レールを走行する車輪が取り付けられた複数の脚部を有し、前記複数の脚部は台車本体に取り付けられるとともに、前記台車本体は前記複数の脚部に第3の昇降機構を介して昇降自在に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の舵板の取付取外装置。
  7. 前記舵板保持ユニットの前記走行台車は、車輪が取り付けられた複数の脚部を有し、前記複数の脚部は台車本体に舵取り機構を介して取り付けられるとともに、前記台車本体は前記複数の脚部に第3の昇降機構を介して昇降自在に設けられ、前記第3の昇降機構は、前記台車本体の下面に当接支持されるローラがピストンの先端に回動自在に取り付けられたシリンダ装置であり、前記シリンダ装置は前記車輪を支持する車輪支持部に立設されていることを特徴とする請求項5に記載の舵板の取付取外装置。
JP2004041337A 2004-02-18 2004-02-18 舵板の取付取外装置 Expired - Fee Related JP4247620B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004041337A JP4247620B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 舵板の取付取外装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004041337A JP4247620B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 舵板の取付取外装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005231449A true JP2005231449A (ja) 2005-09-02
JP4247620B2 JP4247620B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=35014846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004041337A Expired - Fee Related JP4247620B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 舵板の取付取外装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247620B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183920A (ja) * 2011-03-05 2012-09-27 Taisei Engineering Kk バージ押航用連結装置
KR101269442B1 (ko) 2011-06-10 2013-05-30 대우조선해양 주식회사 파이프 타워의 위치조정 장치
CN109795617A (zh) * 2019-03-11 2019-05-24 江南造船(集团)有限责任公司 限位装置、推舵机构及推舵机构的安装调试方法
CN114834611A (zh) * 2022-05-23 2022-08-02 江南造船(集团)有限责任公司 一种船舶减摇鳍的安装装置
CN115158602A (zh) * 2022-08-22 2022-10-11 广船国际有限公司 一种船舶半悬挂舵的舵销维修方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183920A (ja) * 2011-03-05 2012-09-27 Taisei Engineering Kk バージ押航用連結装置
KR101269442B1 (ko) 2011-06-10 2013-05-30 대우조선해양 주식회사 파이프 타워의 위치조정 장치
CN109795617A (zh) * 2019-03-11 2019-05-24 江南造船(集团)有限责任公司 限位装置、推舵机构及推舵机构的安装调试方法
CN114834611A (zh) * 2022-05-23 2022-08-02 江南造船(集团)有限责任公司 一种船舶减摇鳍的安装装置
CN115158602A (zh) * 2022-08-22 2022-10-11 广船国际有限公司 一种船舶半悬挂舵的舵销维修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4247620B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968760B2 (ja) コンクリート製品の脱型装置
CN103862249A (zh) 注塑模具自动拆解装置
AU2011300519B2 (en) Apparatus and methods for manoeuvring and support of panels
CN103752616A (zh) 轧辊轴承座拆装机
JP4247620B2 (ja) 舵板の取付取外装置
JP7092706B2 (ja) ロボットのメンテナンス装置およびロボットのメンテナンス方法
KR101820768B1 (ko) 레일 이동형 계단 운용 대차
JP7223637B2 (ja) 把持装置及び把持運搬装置、並びに把持装置を用いた運搬・設置方法
JP5610849B2 (ja) 鉄道車両用連結器の着脱用作業台車
JP3891393B2 (ja) 配材装置および鋼構造物組立設備
JP5236431B2 (ja) ブラダー反転装置およびそれを用いたブラダーのタイヤ加硫装置への取付け方法
JPH08174281A (ja) 大型鋼構造物の製作装置に使用する補強材の取出し押付け機構
JP4340874B2 (ja) 舵板の取付取外装置
CN219787174U (zh) 走台板组件拼接工装
CN211489633U (zh) 一种汽车轮胎模具加工车床的卸料装置
CN115446587B (zh) 铁路货车轮对轴承前盖拆卸系统
JP5710542B2 (ja) クレーンカーホイル交換装置
CN218193589U (zh) 一种汽车厢板真空吸附装配生产线
JPS6050712B2 (ja) 物品移載用クランパ−
JP3409262B1 (ja) 鉄道車両の台車整備装置および台車整備方法
JP5490814B2 (ja) 圧延スタンドのロール用の駆動スピンドルを搬送するための台車および方法
CN205254439U (zh) 一种棚车翻转焊接装置
JP3111744U (ja) 配電盤運搬据付用コンテナ
JP2006044822A (ja) 搬送物積込装置及びこれを用いる搬送物積込方法
EP2428312A1 (en) Apparatus and methods for manoeuvring and support of panels

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081230

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees