JP2005231068A - ラベル発行機 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコード内に印字する商品の金額を変更することができるラベルを発行するラベル発行機1を提供する。
【解決手段】販売する商品に関する商品名,単価などを設定した商品情報をPLUファイルに記憶し、その商品情報を表示入力部2のタッチパネルなどを操作して呼出し、商品の重量をロードセルユニット6により算出すると、PLUファイルの商品情報の単価とロードセルユニットで算出した重量とに基づいて算出する商品の税無金額と、PLUファイルの商品情報に設定された単価とロードセルユニットで算出した重量とに基づいて算出する商品の税込金額とから設定に基づいていずれかの金額をバーコード内に印字したラベルを印字発行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、販売する商品の商品情報を呼出すとともに商品の計量を行い、その商品情報に含まれる単価と計量した商品の計量結果とに基づいて商品の金額を算出し、その算出した金額をバーコード内に印字したラベルを発行するラベル発行機に関する。
従来、コンビニエンスストア,スーパー等の店舗において販売される商品には商品の金額が印字されるとともにその金額を示す金額情報がバーコード内に印字されたラベルが付与されている。ラベルに印字される金額は、消費税込みの総支払い金額を印字している場合、消費税を含まない商品本体の金額を印字している場合など様々であるが、バーコード内に印字される金額は、一般に、消費税を含まない商品の金額が印字されている。
このラベルが付与されている商品が顧客により購入されるときの決済は次のように行われている。キャッシャーは会計場(レジ)に設置された商品登録装置を操作して、商品のラベルのバーコードからバーコードデータをバーコードスキャナで読取る。そして、キャッシャーは小計キーを入力し、読取った商品の金額から消費税を算出し、商品の金額に消費税を加算した総支払い金額を客用ディスプレイに表示する。そして、キャッシャーは顧客から現金を受取り決済を行う。
また、バーコードとして記録されるデータを、時間単位で加工日時、あるいは賞味期限日時を記録することにより、食品に多く用いられる13桁のJANコードなど、バーコードの桁数が少ない場合でも加工日時、あるいは賞味期限日時を時間単位で処理を行うことができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−101974号公報
商品のラベルに印字される商品の金額は、平成16年4月以降は、顧客が支払う総額である総支払い金額を印字することに統一されることとなった。一方でラベルのバーコード内に印字する金額については総支払い金額(税込金額)を印字することは定められていないため、税込金額または税無金額のどちらの金額がバーコード内に印字されるように統一されるのか、或いはバーコード内に印字する金額は自由なままとなるかは決定されていない。このようにバーコード内に印字される金額はどのようになるかは未定であるが、店舗内の会計処理においてはいずれかの金額に統一されていることが望ましいと考えられる。したがって、店舗によってラベルのバーコード内に印字される金額が税込金額と税無金額のように異なる場合が生じる可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、バーコード内に印字する商品の金額を変更することができるラベルを発行するラベル発行機を提供することにある。
本発明は、販売する商品に関する商品名,単価などを設定した商品情報を例えばPLUファイルに記憶し、その商品情報をタッチパネルなどを操作して呼出し、商品の重量を例えばロードセルユニットにより算出すると、PLUファイルの商品情報の単価とロードセルユニットで算出した重量とに基づいて算出する商品の税無金額と、PLUファイルの商品情報に設定された単価とロードセルユニットで算出した重量とに基づいて算出する商品の税込金額とから設定に基づいていずれかの金額をバーコード内に印字したラベルを発行するものである。
本発明によると、バーコード内に印字する商品の金額を変更することができるラベルを発行するラベル発行機を提供できる。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、ラベル発行機1の外観を示す斜視図である。ラベル発行機1には、キャッシャーが商品情報の呼出しなどの各種入力を行うタッチパネルとキャッシャーに各種情報を表示するLCD(リキッド・クリスタル・ディスプレイ)などで構成された表示入力部2、電源が投入されていることを発行により報知するLED(発行ダイオード)3、各種キーが設けられたキーボード部4、ラベルを発行するラベル発行口5、のせ皿に載置した商品の重量を計量する重量算出手段としてのロードセルユニット6などが設けられている。
図2はキーボード部4を示す図である。キーボード部4には、各種設定/登録において数値入力をするための「0」〜「9」の数値キー、置数データのクリア又はエラーを解除するための「消」キー4a、ラベルを発行するための「発行」キー4b、風袋量を登録およびクリアするための「風」キー4c、データを訂正するための「訂正」キー4d、定額品番計量品番の切換えをするための「定額/計量」キー4e、ラベルを送るときに使用する「紙送り」キー4f、表示入力部の表示をON/OFFするための「待機」キー4g、パック数を設定又は変更するための「枚数」キー4h、品番を呼出すための「品番」キー4iが設けられている。
図3はラベル発行機1の要部構成を示すハードウェアブロック図である。図3に示すように、制御部本体を構成するCPU11、各種プログラムを記憶するフラッシュROM12、後述するPLU(プライス・ルック・アップ)ファイル131,税テーブル132,バーコードフォーマット133,税フラグテーブル134などを記憶するRAM13、ロードセルユニット6から重量データを取り込むための秤インタフェース14、上位装置からの各種設定データの送受信を行うためのEthernetインタフェース15、別体として取り付け可能な第2プリンタ16と通信を行うための第2プリンタインタフェース17、キーボード部4及び表示入力部2のタッチパネルからの入力データを取り込むキーコントローラ18、商品呼出し表示などの表示入力部2の各種設定画面表示及びLED3の表示を行う表示コントローラ19、ラベルの発行を行う第1プリンタユニット20を制御する第1プリンタエンジン21、ラベルを発行する際に使用する透過,反射,温度等の各種センサ22とデータの受け渡しを行うためのI/Oポート23が設けられている。また、CPU11と、フラッシュROM12,RAM13,秤インタフェース14,Ethernetインタフェース15,第2プリンタインタフェース17,キーコントローラ18,表示コントローラ19,第1プリンタエンジン21,I/Oポート23とはバスライン24によって接続されている。
図4は、RAM13に記憶される商品情報を記憶する商品情報記憶手段としてのPLUファイル131を示す図である。PLUファイル131は商品毎に複数の項目が設定されている。そして設定項目毎に所定桁数の文字,数字などを割付けるようになっている。図示のように、商品毎に設定された項目は、商品の番号を設定する「品番」、商品に付与されたコードを設定する「商品コード」、商品名を設定する「品名」、補助メッセージを印字する場合に設定する「補助メッセージ1」,「補助メッセージ2」、商品が有効な期間を設定する「有効期間」、単価を設定する「金額データ」、数を設定する場合に設定する「数量データ」、商品登録装置であるPOS(ポイント・オブ・セールス)端末で値引き値を変更する「POS値引き」、税テーブル132のテーブル番号を設定する「税テーブル番号」、ラベルに印字する項目などの設定を変更する場合に使用する「ラベル印字選択フラグ」、バーコードのフォーマットを設定する「バーコードフォーマット」、補助品名を設定する「補助品名1」,「補助品名2」であり、設定項目毎にそれぞれ所定桁数分の文字,数字などを割付けることができるようになっている。
図5はRAM13に記憶される税テーブル(印字金額設定手段)132を示す図である。税テーブル132は税テーブル番号毎に各設定項目「税率」,「税方式」,「税丸め」が設定できるようになっている。設定項目「税率」は消費税の税率を設定する項目である。非課税の商品に対しては「0%」が設定され、消費税のかかる商品に対しては「5%」が設定される。設定項目「税方式」は商品の税込金額をバーコード内に印字する「内税」、または商品の税無金額をバーコード内に印字する「外税」のいずれかが設定される。設定項目「税丸め」は金額を算出したときに小数点以下の数値が生じたときに丸め処理を行う丸め処理方式を設定する。税丸め処理方式は、小数点以下の数値を切捨てる「切捨て」、小数点以下の数値を四捨五入する「四捨五入」、小数点以下の数値を切上げる「切上げ」のいずれかが設定される。なお、税テーブル132の税テーブル番号5から税テーブル番号9は項目「税率」,「税方式」,「税丸め」が同じ設定となっているが、このように予め複数のテーブルを設けておくことにより、消費税の税率が商品に対して異なる場合が生じたとしても、各項目の設定を変更するだけで容易に対応することができるようになる。
図6はバーコードフォーマット133を示す図である。バーコードは、バーコードの種別を示すフラグのエリア(2桁)、商品コードを示すエリア(5桁)、税の丸め処理方式を示す税フラグのエリア(1桁)、金額を示すエリア(4桁)、チェックデジットのエリア(1桁)の各エリア合計13桁のデータで構成されている。この金額を示すエリアに印字される金額は、各商品のPLUファイル131に設定された税テーブルの「税方式」の設定に基づき、「内税」が設定されていれば税込金額、「外税」が設定されていれば税無金額となる。
図7はバーコードの印字金額とその印字金額を算出するときの税丸め処理の方式を示す税フラグテーブル(税丸め処理方式設定手段)134を示す図である。図示のように、税フラグが「0」を示すときは、「税込金額」、税フラグが「1」を示すときは「税無金額(金額)・税丸め方式(切捨)」、税フラグが「2」を示すときは「税無金額・税丸め方式(四捨五入)」、税フラグが「3」を示すときは「税無金額、税丸め方式(切上げ)」、税フラグが「9」を示すときは「非課税」を示している。
次に、このように構成されたラベル発行機1でバーコード内に税込金額又は税無金額を選択して印字するとももに税フラグを印字したラベルを発行する場合のラベル発行処理について説明する。図8は、CPU11が実行するラベル発行処理の要部を示すフローチャートである。
CPU11は、キャッシャーの表示入力部2のタッチパネルの商品情報を呼出すための入力を受付けて商品情報が呼出され(商品情報呼出手段)、登録モードとなっているか否かを判断する(ST1)。登録モードでないと判断すると、その入力されたモードに応じた処理を行う(ST2)。続いてCPU11は、計量を開始するためのキー入力があったか否かを判断する(ST3)。このキー入力がされていないと判断すると、登録モードの所定の他の処理を行う(ST4)。このキー入力がされたと判断すると、ロードセルユニット6から秤インタフェース14を介し取り込んだ重量データと呼出された商品のPLUファイル131に設定された単価とから商品の値段である税無金額を算出する(税無金額算出手段)。続いて、「発行」キー4bの入力があったか否かを判断する(ST5)。「発行」キー4bの入力でないと判断すると、CPU11はそのキーに応じた処理を行い(ST6)、「発行」キー4bの入力であったと判断すると、ラベル発行条件を満たすか否かを判断する(ST7)。ラベルの発行条件は、例えば、ラベルを印字するために必要な情報が揃っているか否かを判断する。ラベル発行条件を満たしていなければステップST1の処理へ戻り、ラベル発行条件を満たしていれば、非課税である否か(ST8)、税込金額の印字を行うか否か(ST9)、税丸め処理の方式についての判断(ST10,ST11)を呼出しているPLUファイル131の商品に割付けられた税テーブル132に基づいて行う。
ステップST8において呼出しているPLUファイル131の税テーブル132から非課税であると判断した場合は、CPU11は、バーコード内に印字する税フラグを「9」に設定し(ST12)、バーコード内に印字する金額は商品の「税無金額」に設定する(ST13)。
ステップST8において呼出しているPLUファイル131の税テーブル132から非課税でないと判断した場合は、ステップST9において、CPU11は、税込金額を印字するか否かを判断し、税込金額を印字すると判断した場合は、バーコード内に印字する税フラグを「0」に設定し(ST14)、ステップST4において算出した税無金額に消費税を乗算して税込金額を算出する(税込金額算出手段)と共にバーコード内に印字する金額は「税込金額」に設定する(ST15)。
ステップST9において税込金額を印字しないと判断すると、続いてCPU11は、ステップST10において税丸め処理は小数点以下を切捨てる切捨て処理か否かを判断し、切捨て処理でないと判断した場合には、ステップST11において税丸め処理は小数点以下を四捨五入する四捨五入処理か否かを判断する。この2つの判断により、税丸め処理が「切捨て」,「四捨五入」,「切上げ」のいずれの処理であるかを判断することができる。CPU11は税丸め処理が切捨て処理であると判断すればバーコード内に印字する税フラグを「1」に設定し(ST16)、四捨五入処理であると判断すればバーコード内に印字する税フラグを「2」に設定し(ST17)、四捨五入処理でなないと判断すればバーコード内に印字する税フラグを「3」に設定する(ST18)。このように税丸め処理が行われる場合は、バーコード内に印字する金額は「税無金額」に設定する(ST19)。
ステップST13,ST15,ST19においてバーコード内に印字する税フラグおよび金額を設定すると、続いて、丸め処理方式を印字する設定となっているか否かを判断する(ST20)。丸め処理方式を印字する設定となっている場合は、バーコード内に印字する税フラグのデータを編集する(ST21)。なお、丸め処理方式を印字しない設定となっている場合は、税フラグのデータを編集する処理をスキップする。
そして、CPU11は、種別を示すフラグ,商品コード等の他のバーコードデータを編集し(ST22)、その編集したバーコードデータに基づいてバーコード描画編集を行い(ST23)、ラベルに印字する他の印字データの描画編集を行う(ST24)。そして、CPU11はこの描画編集された印字データに基づいて第1プリンタエンジン21を制御し、第1プリンタユニット22を動作させラベルを印字しラベル発行口5から発行する(ST25,印字発行手段)。このようにラベルの印字発行が終了すると、ステップST1の処理へ戻る。
次に、このようなラベル発行機1が配置された店舗において、ラベル発行機1で発行されたラベルが貼られた商品などを顧客が購入する際にキャッシャーが会計処理を行うために使用するPOS端末について説明する。
図9は、POS端末30の要部構成を示すブロック図である。POS端末30は、制御部本体を構成するCPU31、プログラム等の固定的データを予め記憶したROM32、各商品の販売データ等が登録されるRAM33、現日時を計時する時計部34、通信回線を介してホストコンピュータ(図示しない。)が接続されるインタフェース35、データなどを記憶するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)部36、数値を入力するための置数キーなどが設けられたキーボード37を制御するキーボードコントローラ38、キャッシャー用ディスプレイ39を制御する表示コントローラ40、客用ディスプレイ41を制御する表示コントローラ42、レシート印字等を行うためのプリンタ43を制御するプリンタコントローラ44、商品に付与されたバーコードからバーコードデータを読取るバーコードスキャナ45などを接続するI/Oポート46、ドロワ47に駆動信号を出力するためのI/Oポート48等を備えている。CPU31と、ROM32,RAM33,時計部34,インタフェース35,HDD部36,I/Oポート46,48及び各種入出力機器のコントローラとはバスライン49で接続されている。
続いて、このように構成されたPOS端末30が、ラベルからバーコードを読取って会計処理を行うときに、商品の金額を算出する処理を説明する。図10は会計処理を行うときにCPU31が実行する金額算出処理の要部を示すフローチャートである。
CPU31は、バーコードデータを読取ったか否かを判断し(ST31)、バーコードデータを読取ったと判断すると、バーコードデータの税フラグを示すエリアのデータが、非課税であるか否か(すなわち税フラグが「9」であるか否か)を判断する(ST32)。税フラグが非課税であると判断すると、バーコードデータの金額を示すエリアの金額をそのまま金額とし(ST33)、非課税ではないと判断すると、税込金額であるか否か(すなわち税フラグが「0」であるか否か)を判断する(ST34)。税込金額であると判断すると、上述したステップST33の処理へ進み、税込金額でないと判断する(すなわち、税無金額であると判断する)とステップST35の処理へ進む。
そして、CPU31はステップST35及びST36の処理で税無金額の丸め処理をどのように行っているかを判断する。税フラグが切捨て処理を示すデータ「1」であるか否か(ST35)、四捨五入処理を示すデータ「2」であるか否かを判断する(ST36)。税フラグが「1」を示すデータのときは税丸め処理が切捨ての場合であり、バーコードデータの金額を示すエリアから読取った金額に消費税を乗算し(ST37)、小数点以下の値を切捨てる切捨て処理を行い(ST38)、切捨て後の値を総支払い金額として算出する(ST39)。税フラグが「2」を示すデータのときは税丸め処理が四捨五入の場合であり、バーコードデータの金額を示すエリアから読取ったの金額に消費税を乗算し(ST40)、少数点以下の値を四捨五入する四捨五入処理を行い(ST41)、四捨五入後の値を総支払い金額として算出する(ST42)。税フラグが「3」を示すデータのときは税丸め処理が切上げの場合であり、バーコードデータの金額を示すエリアから読取った金額に消費税を乗算し(ST43)、小数点以下の値を切上げる切上げ処理を行い(ST44)、切上げ処理後の値を支払い金額として算出する(ST44)。このように総支払い金額を算出する。なお、POS端末30が会計処理時に行う税フラグに基づく総支払い金額を算出する処理以外の処理は従来よりあるPOS端末の行う処理と同様であるため詳細な説明については省略する。
次にこのように構成されたラベル発行機1で、商品「豚肩ロース肉」に貼り付けるラベルを発行する場合について説明する。先ず、キャッシャーは、表示入力部2のタッチパネルを操作して「豚肩ロース肉」のPLUファイル131を表示入力部2のLCDに呼出し、登録モードにする。そして、キャッシャーは、ロードセルユニット6ののせ皿に「豚肩ロース肉」を内包したパックを載置する。
ラベル発行機1は、ロードセルユニット6から秤インタフェース14を介して取り込んだ重量データ(例えば100g)と呼出しているPLUファイル131に設定された単価(例えば100g辺り99円)とから商品の金額(99円)を算出する。そして、ラベルに印字する他の発行条件が満たされている場合には、PLUファイル131に割付けられた税テーブル132の税方式を参照し「非課税」,「税込金額」,「税無金額」のどれが設定されているか、また「税無金額」の場合は、ラベルに印字する税込金額を表記するときの消費税の丸め処理方式が「切捨て」,「四捨五入」,「切上げ」のいずれの設定であるかに基づいて、バーコードフォーマット133に対応するデータ編集を行うと共にラベルのフォーマットに対応するPLUファイル131に割付けられた「豚肩ロース肉」の商品情報を呼出し、ラベルに印字し、ラベル発行口5からラベルを発行する。
図11から図15は、このように発行されたラベルの例を示す図である。
図11は、「豚肩ロース肉」が課税商品であり、税込金額をバーコード内に印字する設定となっている場合に発行されるラベル51を示す図である。ラベル51には、総支払い金額である「103」円が明確に印字されている。また、バーコード内の税フラグを示すエリアには、税込金額であることを示す「0」が印字されると共に金額を示すエリアには税込金額である103円を示す「0103」が印字されている。
図12から図14は、「豚肩ロース肉」が課税商品であり、税無金額をバーコードに印字する設定となっている場合に発行されるラベルを示す図である。図12は消費税の丸め処理を「切捨て」で行っているためラベル52には切捨て後の総支払い金額である103円が明確に印字されており、また、バーコードの税フラグを示すエリアには「1」が印字されている。図13は消費税の丸め処理を「四捨五入」で行っているためラベル53には四捨五入後の総支払い金額である104円が明確に印字されており、また、バーコードの税フラグを示すエリアには「2」が印字されている。また、図14は消費税の丸め処理を「切上げ」で行っているためラベル54には総支払い金額である104円が明確に印字されており、また、バーコードの税フラグを示すエリアには「3」が印字されている。図12から図14で示すラベル52から54は税無金額をバーコードに印字するため、バーコードの金額を示すエリアには99円を示す「0099」が印字されている。
図15は、「豚肩ロース肉」が非課税の設定となっている場合に発行されるラベル55を示す図である。非課税であるため商品の金額そのものが総支払い金額となるので、ラベル55には総支払い金額として「99」円が明確に印字されている。また、バーコードの税フラグを示すエリアには、非課税を示す税フラグ「9」が印字されると共に金額を示すエリアには商品の金額である99円を示す「0099」が印字されている。
このようにしてラベル発行機1によりPLUファイル131及び税テーブル132の設定に基づいて、図11から図15で示した「豚肩ロース肉」のラベル51から55のいずれかが発行される。このように発行されたラベルが貼られた商品を顧客が購入するときは、POS端末30により会計処理が行われる。キャッシャーは、バーコードスキャナに45より「豚肩ロース肉」に貼られたラベルのバーコードを走査してバーコードデータを読取る。POS端末30は、読取ったバーコードデータの税フラグのデータに基づいて上述した金額算出処理を実行する。すなわち、バーコードの税フラグのデータが「0」又は「9」であればバーコード内の金額をそのまま総支払い金額とし、税フラグのデータが「1」であればバーコード内の金額に消費税を乗算し、その値から小数点以下を切捨てる処理を行った値を総支払い金額とし、税フラグのデータが「2」であればバーコード内の金額に消費税を乗算し、その値から小数点以下を四捨五入する処理を行った値を総支払い金額とし、税フラグのデータが「3」であればバーコード内の金額に消費税を乗算し、その値から小数点以下を切上げる処理を行った値を総支払い金額とする。そして、POS端末30は、キャッシャーの操作を受付けて、キャッシャー用ディスプレイ39及び客用ディスプレイ41に総支払い金額を表示する。そして、キャッシャーは、各ディスプレイ39,41に表示された金額に基づいて顧客から現金を受取り決済を行う。
この第1の実施の形態のラベル発行機1によると、バーコード内に印字する商品の金額をその商品のPLUファイル131に割付ける税テーブル番号を変えることにより、ラベルに印字する金額を税無金額または税込金額に変更することができる。
また、ロードセルユニット6で計量した重量とPLUファイル131の各商品に設定されている単価とに基づいて金額を算出する計量商品は、小数点以下の数値が生じてしまうことがあるため、小数点以下切捨て、四捨五入、切上げ等の丸め処理を行い、総支払い金額をラベルに表示する必要がある。このように総支払い金額に丸め処理が行われている場合に、バーコード内に税無金額が印字されていると、従来のPOS端末30でバーコードから税無金額を読取り、その税無金額に消費税を乗算して総支払い金額を算出する処理を行うときに丸め処理の方式が異なっているとラベルに印字された総支払い金額と、レジにて支払う総支払い金額とが不一致となる場合が生ずるが、この第1の実施の形態のラベル発行機1によると、税の丸め処理方式を税フラグとしてバーコードに印字し、POS端末30は読取った税フラグに基づいて丸め処理を行うため、このような事態を防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について述べる。なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。図16はこの第2の実施の形態のPLUファイル135を示す図であり、図17はバーコードフォーマット136を示す図である。図16に示すように、PLUファイル135の商品コードを示す桁数が6桁となっている。また、図17に示すように、バーコードのフォーマットは、バーコードの種別を示すフラグのエリア(2桁)、商品コードを示すエリア(6桁)、金額を示すエリア(4桁)、チェックデジットのエリア(1桁)の各エリア合計13桁のデータで構成されている。したがって、この第2の実施の形態では、税フラグをバーコードに印字する構成を有していない。また、バーコードの金額を示すエリアに記憶される金額は、各商品のPLUファイル135に設定された税テーブル132の「税方式」の設定に基づき、「内税」が設定されていれば税込金額、「外税」が設定されていれば税無金額となる。
このように構成されたラベル発行機1でバーコード内に税込金額又は税無金額を選択して印字する場合の処理は、図8を参照して説明したラベル発行処理から税フラグに関する処理(ST10〜ST12,ST14,ST16〜ST18,ST20,ST21)を除いたものであるため、詳細な説明を省略する。
次にこのように構成されたラベル発行機1で、「豚肩ロース肉」のラベルを発行する場合について説明する。先ず、キャッシャーは、キーボード部4,表示入力部2のタッチパネルを操作して「豚肩ロース肉」のPLUファイル135を呼出す。そして、キャッシャーは、ロードセルユニット6ののせ皿に「豚肩ロース肉」を内包したパックを載置する。
ラベル発行機1は、ロードセルユニット6から秤インタフェース14を介して取り込んだ重量データ(例えば100g)と呼出しているPLUファイル135に設定された単価(例えば100gあたり99円)とから金額(99円)を算出する。このように金額を算出すると、呼出している商品のPLUファイル135に割付けられた税テーブル番号に基づいて税方式を参照し、「内税」が設定されているか「外税」が設定されているかを判断する。
「内税」が設定されている場合は、バーコード内の金額を示すエリアに税込金額が印字される。図18はこのように発行されたラベル56の一例を示す図である。ラベル56には総支払い金額「103円」が明確に印字されている。また、バーコード内には金額を示すエリアに税込金額である103円を示す「0103」が印字されている。
「外税」が設定されている場合は、バーコード内の金額のエリアに税無金額が印字される。図19はこのように発行されたラベル57の一例を示す図である。ラベル57には総支払い金額「103円」が明確に印字されている。また、バーコード内には金額を示すエリアに税無金額である99円を示す「0099」が印字されている。
この第2の実施の形態のラベル発行機1によると、バーコード内に印字する金額をその商品のPLUファイル135に割付ける税テーブル番号を変えることにより、ラベルに印字する金額を税無金額または税込金額に変更することができる。
また、店舗内の会計処理システムが税無金額をバーコードに印字し、POS端末30側で消費税を算出する処理を行う場合には、PLUファイル135に割付けられた税テーブル番号を変更してバーコード内に印字する金額を税無金額とすることにより、従来使用しているPOS端末で対応することが可能であるのでPOS端末30のソフトウェアの改修を不要とすることができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものであり、また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を変形できるものである。
本発明の実施の形態におけるラベル発行機1の外観を示す斜視図。 同実施の形態におけるキーボード部を示す図。 同実施の形態におけるラベル発行機1の要部構成を示すハードウェアブロック図。 同実施の形態におけるPLUファイルを示す図。 同実施の形態における税テーブルを示す図。 同実施の形態におけるバーコードフォーマットを示す図。 同実施の形態における税フラグテーブルを示す図。 同実施の形態におけるラベル発行処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるPOS端末30の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態における金額算出処理の要部を示すフローチャート。 同実施の形態におけるバーコード内に税込金額を印字したラベルを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に税無金額及び切捨て処理を行った総支払額を印字したラベルを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に税無金額及び四捨五入処理を行った総支払額を印字したラベルを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に税無金額及び切上げ処理を行った総支払額を印字したラベルを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に非課税金額を印字したラベルを示す図。 第2の実施の形態におけるPLUファイルを示す図。 同実施の形態におけるバーコードフォーマットを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に税込金額を印字したラベルを示す図。 同実施の形態におけるバーコード内に税無金額を印字したラベルを示す図。
符号の説明
1…ラベル発行機,2…表示入力部,4…キーボード部,6…ロードセルユニット,11…CPU,12…フラッシュROM,13…RAM,21…第1プリンタエンジン,22…第1プリンタユニット,131,135…PLUファイル,132…税テーブル,133,136…バーコードフォーマット,134…税フラグテーブル,51〜57…ラベル

Claims (2)

  1. 販売する商品に関する商品名,単価などを設定した商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、この商品情報記憶手段に記憶した商品情報を呼出す商品情報呼出手段と、商品の重量を算出する重量算出手段と、前記商品情報呼出手段で呼出した商品情報の単価と前記重量算出手段で算出した重量とに基づいて商品の税無金額を算出する税無金額算出手段と、前記商品情報呼出手段で呼出した商品情報に設定された単価と前記重量算出手段で算出した重量とに基づいて商品の税込金額を算出する税込金額算出手段と、前記税込金額算出手段で算出した税込金額と前記税無金額算出手段で算出した税無金額とからいずれの商品金額を印字するかを設定する印字金額設定手段と、バーコード内に前記印字金額設定手段により設定された金額を印字したラベルを発行する印字発行手段とを具備したことを特徴とするラベル発行機。
  2. 税無金額算出手段で税無金額を算出する際の税丸め処理方式を設定する丸め処理方式設定手段を具備し、
    前記印字発行手段は、バーコード内に前記丸め処理方式設定手段で設定された丸め処理方式を示すデータを印字することを特徴とする請求項1記載のラベル発行機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011042103A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、印刷装置の制御方法およびプログラム
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