JP2005230443A - カプセル内視鏡用ガイドワイヤ - Google Patents

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Hiroki Moriyama
宏樹 森山
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武弘 西家
Yasuta Ishibiki
康太 石引
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孝治 中本
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Abstract

【課題】肛門から大腸等の管腔に挿入し、管腔内を観察するカプセル内視鏡を案内するガイドワイヤを確実に保持できるカプセル内視鏡用ガイドワイヤを提供することにある。
【解決手段】カプセル内視鏡3を管腔に挿入案内するカプセル内視鏡用ガイドワイヤであって、前記管腔に先端部から挿入する可撓性を有するガイドワイヤ2の基端部で、かつ前記管腔の外部に位置するストッパ14を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、肛門から大腸等の管腔に挿入し、管腔内を観察するカプセル内視鏡を挿入案内するためのカプセル内視鏡用ガイドワイヤに関する。
人体の胃や腸(大腸、小腸等)に挿入して観察する内視鏡は、内視鏡本体に可撓性を有する挿入部が設けられ、この挿入部の先端部に照明光学系、観察光学系等を備えた先端構成部が設けられている。そして、内視鏡の挿入部を経口的あるいは経肛門的に体腔内に挿入して体腔内を観察できるようになっている。
また、最近では、内視鏡の挿入部を必要としないカプセル内視鏡が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。このカプセル内視鏡は、照明光学系、観察光学系、バッテリー及び送信回路等が内蔵されており、口からカプセル内視鏡を飲み込み、カプセル内視鏡が食道、胃、小腸の順に体腔内を通過する過程で体腔内を観察できるようになっている。
また、観察光学系によって撮像された画像信号は送信回路によって体外の受信回路に送信され、受信回路からモニターに送信され、モニターに観察画像が映し出されるようになっている。
特開2003−260025号公報
しかしながら、特許文献1は、口からカプセル内視鏡を飲み込み、カプセル内視鏡が自然と食道、胃、小腸の順に体腔内を通過する過程で体腔内を観察するものであり、カプセル内視鏡の進行が遅いとともに、カプセル内視鏡を体腔内の目的部位にアプローチすることはできない。すなわち、体腔内を観察中に病変部を発見しても、カプセル内視鏡をその病変部に近付けて至近距離で観察したり、カプセル内視鏡を病変部の近くで一時的に停止して観察することはできない。
また、特許文献1のものは、口から飲み込む物であって、カプセル内視鏡を単独で経肛門的に大腸に挿入して大腸の管腔を観察することはできない。従って、大腸の観察においては、大腸内視鏡が用いられ、内視鏡の挿入部を経肛門的に大腸内に挿入して観察・処置しているのが現状である。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、肛門から大腸等の管腔に挿入し、管腔内を観察するカプセル内視鏡を案内するガイドワイヤを確実に保持できるカプセル内視鏡用ガイドワイヤを提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、カプセル内視鏡を管腔に挿入案内するカプセル内視鏡用ガイドワイヤであって、前記管腔に先端部から挿入する可撓性を有するガイドワイヤの基端部で、かつ前記管腔の外部に位置するストッパを設けたことを特徴とする。
この発明によれば、管腔内を観察するカプセル内視鏡を案内するガイドワイヤを確実に保持でき、医師の負担を大幅に軽減できる。
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1は、ガイドワイヤ式カプセル内視鏡装置1を示し、ガイドワイヤ式カプセル内視鏡装置1は、可撓性を有するガイドワイヤ2と、このガイドワイヤ2を案内として体腔内の管腔、例えば大腸に挿入して管腔内を観察するカプセル内視鏡3とから構成されている。
ガイドワイヤ2は、例えばステンレスワイヤを螺旋状に巻回したコイルパイプからなり、そのガイドワイヤ2の先端部には球状のガイドワイヤ導入部材4が設けられている。前記ガイドワイヤ導入部材4は、金属または合成樹脂材料によって球状に形成されている。そして、このガイドワイヤ導入部材4は、ガイドワイヤ2の先端部に接着、圧着、半田付け、溶着等の固定手段によって固定されている。
前記ガイドワイヤ2、カプセル内視鏡3及びガイドワイヤ導入部材4の寸法的な関係について述べると、ガイドワイヤ2は、外径が1〜3mmφであるのに対してガイドワイヤ導入部材4の外径は、大腸等の管腔の内径(一般的に25〜35mmφ)より小さい10〜30mmφである。また、カプセル内視鏡3は、後述するように、ガイドワイヤ2が挿通する挿通部としての挿通孔3aが前後方向に貫通して設けられている。そして、ガイドワイヤ2にカプセル内視鏡3の挿通孔3aが挿通されるように、ガイドワイヤ2の外径はカプセル内視鏡3の挿通孔3aの内径より小径に形成されている。また、ガイドワイヤ導入部材4の外径は、カプセル内視鏡3の挿通孔3aの内径より大きく、ガイドワイヤ導入部材4がカプセル内視鏡3の挿通孔3aを通過して脱落できないように構成されている。
さらに、ガイドワイヤ導入部材4の表面には親水潤滑コーティング4aが施され、管腔の内面との潤滑性を向上させている。なお、親水潤滑コーティング4aは、カプセル内視鏡3の表面にも施すことにより、カプセル内視鏡3と管腔の内面との潤滑性を向上させることができる。
次に、カプセル内視鏡3について説明すると、図2(a)(b)に示すように構成されている。すなわち、カプセル内視鏡3は、略円筒状で、その前部及び後部に半球部が一体に設けられている。このカプセル内視鏡3の軸心Oに対して偏心した位置には前記挿通孔3aが前後方向に貫通して設けられている。
カプセル本体7の前部で、挿通孔3aを避けた位置には観察窓8、照明窓9が設けられている。カプセル内視鏡3の内部には観察窓8と対向して管腔内を観察する観察光学系としての固体撮像素子(以下、CCDという)10が設けられ、照明窓9と対向して管腔内を照明する照明光学系としてのLED11が設けられている。さらに、カプセル内視鏡3の内部にはバッテリー12、CCD10で得られた映像信号を外部に送信する送信回路13等が設けられている。
前記ガイドワイヤ2の基端側にはストッパ14が設けられている。このストッパ14は、図3(a)(b)に示すように、ゴム、合成樹脂材料等の弾性体からなる円柱グリップ形状で、医師が片手で把持でき、しかも後述する肛門から大腸に入り込まない程度の外径(30〜70mmφ)を有している。このストッパ14には外周部から軸心部に向かって切れ目14aを有するガイドワイヤ挿通部14bが設けられている。従って、ガイドワイヤ2を切れ目14aからガイドワイヤ挿通部14bに差し込むと、ストッパ14の弾性力によってガイドワイヤ2に対してストッパ14が軸方向に移動不能に保持されるようになっている。
図4はガイドワイヤ式カプセル内視鏡装置1の使用状態を示し、患者の肛門15から管腔としての大腸16にガイドワイヤ2を挿入し、このガイドワイヤ2を案内としてカプセル内視鏡3を大腸16に挿入した状態を示す。
次に、ガイドワイヤ2を案内としてカプセル内視鏡3を大腸16に挿入する手順について説明する。まず、体腔の外部で、ガイドワイヤ2の基端部をストッパ14の切れ目14aからガイドワイヤ挿通部14bに差し込むと、ストッパ14の弾性力によってガイドワイヤ2に対してストッパ14が軸方向に移動不能に保持される。
ストッパ14を把持してガイドワイヤ2の先端部のガイドワイヤ導入部材4を肛門15を介して大腸16に挿入し、ガイドワイヤ2を押し進める。ガイドワイヤ2を大腸16の深部に向かって押し進めると、ガイドワイヤ導入部材4が大腸16の内面を滑動しながら前進する。
次に、大腸16に挿入されたガイドワイヤ2を案内としてカプセル内視鏡3を別部材によって押し進めあるいは自走させることにより、カプセル内視鏡3が大腸16の深部に向かって前進する。このとき、カプセル内視鏡3に設けられたLED11によって大腸16内を照明するとともに、CCD10によって大腸16内を観察しながら前進する。CCD10によって得られた映像信号は送信回路13によって外部の受信回路22に送信され、モニター23に映し出すことができる。
従って、カプセル内視鏡3が大腸16内を前進しながらその内面を観察して病変部等を外部のモニター23に映し出すことができ、また大腸16内を後退しながらその内面を観察して病変部等を外部のモニター23に映し出すことができる。
このとき、肛門15から導出されたガイドワイヤ2の基端部にはストッパ14が保持され、このストッパ14は弾性力によってガイドワイヤ2に対して軸方向に移動不能に保持されているため、ガイドワイヤ2が大腸16内に迷入しようとしても、ストッパ14が肛門15の入口でストップされる。従って、医師がガイドワイヤ2から手を放しても不用意に大腸16内に深く入り込むことはなく、観察及び処置に専念できる。また、ストッパ14は弾性力でガイドワイヤ2をグリップしている状態であるため、医師がストッパ14を持ってガイドワイヤ2の軸方向に進退でき、ストッパ14の位置を任意に変更できる。
図5は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態のガイドワイヤ2の基端部には環状溝24が所定間隔を存して設けられている。ガイドワイヤ2の環状溝24には、ゴム、合成樹脂材料等の弾性体からなる円板状のストッパ25が着脱可能に係合されている。従って、肛門15から導出されたガイドワイヤ2の基端部にストッパ25を嵌合し、環状溝24に係合することにより、ストッパ25は弾性力によってガイドワイヤ2に対して軸方向に移動不能に保持されているため、ガイドワイヤ2が大腸16内に迷入しようとしても、ストッパ14が肛門15の入口でストップさせることができる。
図6及び図7は第3の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態のガイドワイヤ2の基端部にはストッパとして結束バンド26が固定されている。この結束バンド26は人体の腿27に結束できる長さを有し、マジックテープ(登録商標)、粘着テープ等の固定部28によって腿27に保持できるようになっている。従って、ガイドワイヤ2を大腸16に挿入した状態で、一時的に保持する場合、肛門15から導出されたガイドワイヤ2の基端部が人体の一部に保持されるため、ガイドワイヤ2が大腸16内に迷入しようとしても、結束バンド26によってストップさせることができる。
前記各実施の形態によれば、次のように構成が得られる。
(付記1)カプセル内視鏡を管腔に挿入案内するカプセル内視鏡用ガイドワイヤであって、前記管腔に先端部から挿入する可撓性を有するガイドワイヤの基端部で、かつ前記管腔の外部に位置するストッパを設けたことを特徴とするカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
(付記2)前記ストッパは、弾性力によってガイドワイヤの中途部を保持する弾性体であることを特徴とする付記1記載のカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
(付記3)前記ストッパは、円柱状で、外周部に把持部を有していることを特徴とする付記1記載のカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
(付記4)前記ストッパは、円柱状で、その外周部から連通する切れ目を有するガイドワイヤ挿通部を有していることを特徴とする付記1記載のカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
(付記5)前記ストッパは、円板状で、ガイドワイヤの基端部に設けられた環状溝に係合可能であることを特徴とする付記1記載のカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
(付記6)前記ストッパは、人体の一部に保持できる結束バンドであることを特徴とする付記1記載のカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態を示し、ガイドワイヤ式カプセル内視鏡装置の概略的構成図。 同実施形態のカプセル内視鏡を示し、(a)は縦断側面図、(b)は正面図。 同実施形態のストッパを示し、(a)は側面図、(b)はA−A線に沿う断面図。 同実施形態を示し、作用説明図。 この発明の第2の実施形態を示し、ストッパの縦断側面図。 この発明の第3の実施形態を示し、ストッパによってガイドワイヤを人体の一部に保持した状態の斜視図。 同実施形態を示し、ストッパの斜視図。
符号の説明
1…カプセル内視鏡装置、2…ガイドワイヤ、3…カプセル内視鏡、14…ストッパ

Claims (1)

  1. カプセル内視鏡を管腔に挿入案内するカプセル内視鏡用ガイドワイヤであって、
    前記管腔に先端部から挿入する可撓性を有するガイドワイヤの基端部で、かつ前記管腔の外部に位置するストッパを設けたことを特徴とするカプセル内視鏡用ガイドワイヤ。
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