JP2005230240A - 美容用保護シート - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の生え際近傍の皮膚を的確にカバーすることができるとともに、使い勝手が良く、かつ低コストで製造することが可能な美容用保護シートを提供する。
【解決手段】首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートAであって、可撓性を有するシート体1を備えて構成され、このシート体1は、第1領域11およびこの第1領域11に繋がった一対の第2領域12を有し、シート体1が平面状に展開された状態において、第1領域11は、互いに交差するx,y方向にそれぞれ長さおよび幅を有し、一対の第2領域12は、第1領域11のx方向における両端部からy方向にそれぞれ延びた帯状である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば理美容院において毛染めを行なう際に染毛剤が顔や首筋などの皮膚に付着することを防ぎ、かつヘアキャップを被った場合にこのヘアキャップのゴムが皮膚に強く作用することを緩和し、またそのゴムの跡が皮膚につかないようにするといったことを目的として用いるのに好適な美容用保護シートに関する。
理美容院において客に毛染めを行なう場合、客の顔や首筋に染毛剤が付着することを防止することが望まれる。従来においては、そのための一手段として、たとえば図9(a)に示すように、ロール状に巻かれた長尺状の帯片90が用いられている。この帯片90は、紙製あるいは綿製などであり、ハサミを用いてこの帯片90を適当な長さに切断し、その後同図(b)に示すように、この帯片90を人の首筋から額にわたって巻きつけるようにして用いる。このことにより、毛髪の生え際近傍の皮膚を帯片90によりカバーし、染毛剤が皮膚に付着することを防止する。
しかしながら、上記手段によれば、長尺状の帯片90を適当な長さに切断して使用することが煩わしいばかりか、次のような不具合も生じていた。すなわち、人の首筋から顔の側面を経て額にわたる毛髪の生え際ラインは、直線的ではなく、複雑な曲線となっている。これに対し、帯片90は、単に直線状に延びた形状を有するに過ぎない。したがって、この帯片90を毛髪の生え際に沿わせるようにして皮膚に貼り付けようとする場合、この帯片90の全長域を皮膚に対して隙間無く密着させることが難しく、帯片90に大きな皺が生じるなどして、帯片90と皮膚との間に隙間が発生し易くなっていた。このような隙間が発生したのでは、この隙間に染毛剤が進入し、皮膚が汚れてしまう虞れがある。また、上記したような隙間をできる限り無くそうとすると、帯片90を巻き付ける作業をかなり丁寧に行なう必要が生じ、作業性も悪いものとなっていた。
従来においては、上記した帯片90とは相違するものとして、たとえば特許文献1,2に記載されたものもある。
特許文献1に記載のものは、シートの中央に使用者の頭部を通すための穴を設け、この穴の縁に輪状のゴムを通した構造を有しており、この輪状のゴムの部分を毛髪の生え際に沿わせて配置させるようにして使用するものである。ところが、輪状のゴムの部分を毛髪の生え際に沿わせて安定的に配置させておくことは難しく、簡単に位置ずれする。上記ゴムの弾力を強くしても、そのような位置ずれを確実に防止することは困難であり、またゴムの弾力を強くすると、ゴムが皮膚を強く圧迫することとなって、使用者に不快感を与えるという不具合も生じる。さらに、この特許文献1に記載のものにおいては、その使用時に上記シートが使用者の顔を広い面積で覆ってしまい、使用者に息苦しさなどの不快感を生じさせる虞れがある。また、上記シートのサイズは大きいことに加え、上記シートにゴムを取り付ける必要があるため、その製造コストも高い。
特許文献2に記載のものは、矩形状のシートに逆台形状の凹部を形成し、この凹部の縁部を毛髪の生え際に沿わせて接着させるようにしたものである。ところが、この特許文献2に記載のものも、上記凹部の縁部を毛髪の生え際に沿わせるようにして使用する際には、上記シートのかなり幅広な部分が使用者の顔の側面や正面に位置し、顔を広い面積で覆ってしまう。したがって、特許文献1に記載のものと同様に、使用者に不快感を与える虞れがある。また、上記シートを使用者の首から額にわたって巻き付ける場合において、上記シートの長さに余りを生じると、その余りを生じた部分を切断して除去しなければ、その部分が顔の正面や側面において大きく嵩張るといったことが生じるため、その始末に苦慮し、使い勝手も悪いものとなっていた。さらに、上記シートはサイズが大きく、やはりその製造コストは高い。
特開平11−18824号公報 特開2003−189924号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、毛髪の生え際近傍の皮膚を的確にカバーすることができるとともに、使い勝手が良く、かつ低コストで製造することが可能な美容用保護シートを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される美容用保護シートは、使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、可撓性を有するシート体を備えて構成され、かつ上記シート体は、第1領域およびこの第1領域に繋がった一対の第2領域を有し、上記シート体が平面状に展開された状態において、上記第1領域は、互いに交差するx,y方向にそれぞれ長さおよび幅を有し、上記一対の第2領域は、上記第1領域のx方向における両端部からy方向にそれぞれ延びた帯状であることを特徴としている。
理美容院において毛染めを行なう場合、一般的には、毛髪の生え際近傍の皮膚にプロテクトクリームが塗られている。本発明に係る美容用保護シートは、このプロテクトクリームを利用して毛髪の生え際近傍の皮膚に貼り付けて使用することが可能である。もちろん、美容用保護シート自体に接着性をもたせておき、この接着性を利用して皮膚に貼り付けるようにすることもできる。
本発明に係る美容用保護シートにおいては、たとえばシート体の第1領域によって首の後部の毛髪の生え際近傍をカバーすることができるとともに、一対の第2領域によって顔の側面部および額の毛髪の生え際近傍をカバーするといった態様で使用することが可能である。一対の第2領域は、第1領域のx方向における両端部からy方向にそれぞれ延びた帯状であるため、たとえば図9を参照して説明した従来の直線的な形状の帯片と比較すると、顔の側面部および額の毛髪の生え際に沿わせて、大きな皺などが生じないように配置させることが容易かつ適切に行なえることとなる。第2領域をそのように配置させる場合、第1領域にも大きな皺を生じさせたり、あるいは位置ずれを生じさせないようにすることができる。したがって、使い勝手が良く、またシート体と皮膚との間に大きな隙間などが生じないようにして、染毛剤がそれらの間に不当に進入することを適切に防止するのに好適である。
また、本発明においては、一対の第2領域のそれぞれが帯状であるために、特許文献1,2に記載されたものとは異なり、これら一対の第2領域によって額や顔の側面部の生え際近傍の皮膚をカバーする場合、これら第2領域が使用者の顔を広い面積で覆うことが防止され、使用者に不快感を与えないようにすることもできる。さらに、一対の第2領域の長さが使用者にとってやや長めであった場合であっても、これら一対の第2領域が帯状であれば、これらを互いに重ね合わせるなどして顔を大きく覆わないよう簡単に処理することが可能である。したがって、使い勝手がより良好となる。さらに、本発明に係る美容用保護シートにおいては、シート体の第1領域および第2領域のそれぞれをさほど大きな面積で形成する必要はないため、その原材料コストも安価にすることができる。また、シート体は、適当なサイズのシートをたとえば打ち抜くことにより簡単に形成することもできる。このため、その製造コストを安価にし、使い捨てなどにするのにも最適となる。
本発明においては、上記シート体が天然繊維または合成繊維による織布、不織布、および紙のうちの1つ、または複数を組み合わせたものをその素材とした構成とすることが可能である。これらのうちでも、肌触りが良く柔軟性に富む綿、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン製の不織布は好適である。また、本発明に係る美容用保護シートは、皮膚に染毛剤が付着することを防止する用途に限らず、たとえばそれ以外のパーマ液やトリートメント剤が付着することを防止する用途にも用いることが可能である。したがって、上記シート体の素材としては、染毛剤、パーマ液、またはトリートメント剤のいずれもが透過しない程度に繊維間の目が詰まった肉厚の薄い不織布が最適なものの1つとして挙げられる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記一対の第2領域のそれぞれの少なくとも先端寄り領域は、それらの先端寄りになるほどそれらのx方向における間隔が大きくなるように互いに反対方向に湾曲または屈曲している。このような構成によれば、たとえば上記一対の第2領域を顔の側面部から額にわたって当接させようとする場合、これら一対の第2領域の先端寄り領域は、自然と使用者の顔の幅方向中心線寄り方向に湾曲または屈曲した形状となる。したがって、顔の側面部から額の毛髪の生え際に沿ってシート体を適切に沿わせるのにより好適となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1領域は、x方向への延性を有している。このような構成によれば、第1領域をx方向に引き延ばすことにより、その寸法を長くすることができる。したがって、使用者の首や頭のサイズが大きい場合にそれに対応して第1領域を長くし、適切に対応することが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記一対の第2領域には、耳介の少なくとも一部分を覆うための互いに接近する方向に膨出した一対の膨出片部が形成されている。このような構成によれば、第2領域を顔の側面部から額にわたって当接させようとする場合に、上記一対の膨出片部によって耳介を簡単に覆うことが可能となり、このように設定することにより、第2領域が耳介に引っ掛かりを生じないようにして、第2領域を毛髪の生え際に沿った所定のルートに配置させる作業が容易となる。また、第2領域をたとえば耳介に引っ掛けたのでは、耳介が圧迫されて使用者に不快感を生じさせたり、あるいは第2領域が耳介から外れて位置ずれを生じ易くなるといった虞れがあるが、上記一対の膨出片部によって耳介を覆っておけば、そのような虞れも無くすことができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記シート体は、複数のシート片に分割されている。このような構成によれば、各シート片のサイズが上記シート体全体のサイズと比較して小さくなり、その取り扱いをより容易にすることが可能となる。
本発明の第2の側面により提供される美容用保護シートは、使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、首の後部および顔のそれぞれの左半分領域と右半分領域とに分けて配置させるための可撓性を有する一対のシート体を備えて構成され、かつ上記各シート体は、平面状に展開された状態において、その長手方向の両端部が互いに反対方向に湾曲または屈曲した帯状であることを特徴としている。
このような構成の美容用保護シートは、たとえば上記各シート体の長手方向中間部を顔面の一側面部に配置し、その長手方向両端部の一方を額の左半分または右半分の毛髪の生え際近傍に配置し、かつ他方を首の後部の左半分または右半分の毛髪の生え際近傍に配置させるようにして使用する。上記各シート体の長手方向両端部は、互いに反対方向に湾曲または屈曲しているために、それら両端部を額と首の後部とのそれぞれにおける毛髪の生え際ラインに対して無理なく的確に沿わせることが可能となる。したがって、本発明の第1の側面によって提供される美容用保護シートと同様に、使い勝手が良く、またシート体と皮膚との間に大きな隙間などが生じないようにして、染毛剤がそれらの間に不当に進入することを適切に防止するのに好適である。さらに、上記各シート体は帯状であるため、上記各シート体によって使用者の顔を広い面積で覆うといったことも適切に防止され、また上記各シート体が長過ぎたような場合にはその端部の始末も簡単に行なうことができる。
本発明の第3の側面によって提供される美容用保護シートは、使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、上記毛髪の生え際近傍の皮膚のうち、額寄りの部分と首の後部寄りの部分とに分けて配置させるための可撓性を有する一対のシート体を備えて構成され、かつ上記各シート体は、平面視に展開された状態においてx方向に長さを有する帯状の第1領域と、この第2領域のx方向における両端部からx方向と交差するy方向にそれぞれ延びた一対の帯状の第2領域と、を有していることを特徴としている。
このような構成の美容用保護シートは、たとえば上記一対のシート体のうち、一方を額寄りの部分における毛髪の生え際近傍に配置し、かつ他方を首の後部寄りの部分における毛髪の生え際近傍に配置させるようにして使用する。上記各シート体の一対の第2領域は、第1領域のx方向における両端部からy方向にそれぞれ延びた帯状であるため、これら一対の第2領域を額または首の後部にに繋がった顔の側面部の毛髪の生え際ラインに対して無理なく的確に沿わせることが可能となる。したがって、上述した本発明の第1および第2の側面によって提供される美容用保護シートと同様に、使い勝手が良く、またシート体と皮膚との間に大きな隙間などが生じないようにして、染毛剤がそれらの間に不当に進入することを適切に防止するのに好適である。上記各シート体によって使用者の顔を広い面積で覆うといったことも適切に防止される。
本発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る美容用保護シートの一実施形態を示している。本実施形態の美容用保護シートAは、可撓性を有するシート体1を備えて構成されている。このシート体1の素材は、たとえばポリエチレン繊維あるいはその他の繊維からなる不織布である。
シート体1は、第1領域11と、この第1領域11に一体的に繋がった一対の第2領域12とを有しており、平面視において左右対称な形状である。第1領域11は、後述するように、使用者の首の後部に当接させるための部分であり、図1(a)のx方向における長さL1がたとえば12〜16cm程度、x方向に直交するy方向の幅W1がたとえば3〜6cm程度の帯状である。
一対の第2領域12は、使用者の顔の両側面および額に当接させるための部分であり、これらの基端12aは第1領域11のx方向における両端部に一体的に繋がっている。これら一対の第2領域12は、x方向において互いに間隔を隔てるようにして第1領域11の両端部からy方向に湾曲しながら延びた帯状である。各第2領域12の幅W2(後述する膨出片部13以外の部分の幅)は、第1領域11の幅W1と略同一であり、y方向の長さL2は、たとえば30cm程度である。各第2領域12の先端12b寄りの領域は、適当な曲率半径Raで湾曲しており、第2領域12の先端12bに近づくほど一対の第2領域12どうしの間隔が大きくなっている。一対の第2領域12の上記した湾曲部分よりも第1領域11寄りの部分は、それらの最大幅Laが第1領域11の長さL1よりもやや大きくなるように緩やかに湾曲し、先端12b寄り部分と第1領域11の端部とに対して滑らかな外形で繋がっている。
一対の第2領域12のそれぞれの基端12aの近傍には、互いに接近し合うようにx方向に膨出した略半円状またはそれに近い形状を有する膨出片部13が一体的に繋がって形成されている。この膨出片部13は、使用者の耳介の一部分を覆うのに利用される。
シート体1は、x方向に延性を有している。このため、このシート体1においては、第1領域11を手で引っ張ると、図2に示すように、第1領域11の長さL1がそれよりも長い寸法L1'に伸びるようになっている。また、このようにすると、一対の第2領域12の間隔も拡大する。なお、第1領域11の長さを伸ばしても、弾性復元力は生じないようになっており、また延性許容限度範囲内の伸びである限り、シート体1に破れなどが容易に発生しないようになっている。このような延性は、たとえばシート体1を構成する不織布として、多数の繊維がx方向において高密度で絡み合って結合した組織とされ、かつx方向に引張力を受けたときにはそれら多数の繊維が分離することなく絡み合ったまま同方向に引っ張られるようにしたものを用いることにより得ることが可能である。
次に、美容用保護シートAの使用例ならびに作用について説明する。
この美容用保護シートAは、たとえば理美容院において毛染めを行なう際に使用する。この使用に際しては、図3(a),(b)に示すように、シート体1の第1領域11を使用者の首の後部に貼り付けるとともに、一対の第2領域12を使用者の顔の側面部および額に貼り付ける。毛染めを行なう前には、薬剤が皮膚に仮に付着した場合であってもこの薬剤を落ち易くすることを目的として、予め使用者の首や顔などの毛髪の生え際近傍の皮膚や耳などにプロテクトクリームを塗ることが一般的に行なわれており、このプロテクトクリームを塗った部分にシート体1を重ねることにより、このシート体1を使用者のそれらの部分に貼り付けることが可能である。この美容用保護シートAの使用に際しては、それ専用の特殊な補助具や接着剤を用いる必要はない。
使用者の首あるいは頭のサイズが大きい場合には、第1領域11の長さに不足を生じる場合がある。この場合には、図2を参照して説明したように、第1領域11を手で引っ張ることによって伸ばし、使用者の首や頭のサイズに適合した長さとすることにより、好適に対処することが可能となる。このようにすれば、第1領域11の寸法が異なる複数種類の美容用保護シートを予め準備してから、使用者の首や頭のサイズなどに合わせて使い分ける必要が無くなり、あるいは少なくなり、便利である。また、第1領域11の長さ調整ができれば、後述する膨出片部13を耳介に位置合わせするのにも便利となる。
一対の第2領域12は、図1(a)を参照して説明したとおり、第1領域11の各両端部から第1領域11の長手方向とは交差する方向に延びている。したがって、図3(c)に示すように、シート体1の第1領域11を首の後部に貼り付けた状態において、各第2領域12を手で持ち上げると、各第2領域12の基端寄りの部分は、使用者の顔の側面部に対して無理なく沿うこととなる。したがって、第1領域11と第2領域12との境界部およびその近傍部分に大きな皺や折り目などが発生するようなことなく、また第1領域11に不当な位置ずれなどを生じさせることなく、第2領域12の基端寄り部分を顔の側面に適切に貼り付けることができる。また、その際において、第2領域12が使用者の耳介の下部に引っ掛かりを生じるような虞れがある場合には、この耳介の下部を膨出片部13によって覆う。このようにすれば、耳介の存在には関係なく、第2領域12をこめかみおよびその近傍の毛髪の生え際に対して適切に沿わせることが可能である。さらに、耳介に第2領域12が引っ掛かりを生じていたのでは、使用者に不快感を与える虞れもあるが、このような虞れも適切に回避される。
第2領域12の先端12b寄りの領域は、図3(c)に示すように、本来的には外向きに適当な曲率半径Raで湾曲している。その一方、使用者のこめかみから額の中央部にわたっての毛髪の生え際は、一般的には額の中央部に向かうに連れてその高さが高くなるように滑らかに湾曲したラインとなっている。したがって、一対の第2領域12の先端12b寄りの領域を、図3(c)に示した状態から矢印Na,Nbに示すように内向きに曲げると、それらの領域は、使用者の上記した毛髪の生え際のラインに対して自然と略一致することとなる。その結果、第2領域12をこめかみや額の毛髪の生え際に沿って配置する作業も容易となり、またそれらの生え際近傍の皮膚を隙間なく第2領域12によって覆うことも適切に行なえることとなる。各第2領域12の先端12b寄りの長さが余った部分については、図3(b)に示すように、それら余った部分どうしを重ね合わせればよい。カバー体1の材質が不織布であると、上記余った部分の繊維どうしが絡み合う作用を利用して、これらを容易かつ適切に貼り合わせておくことができる。
このように、この美容用保護シートAによれば、首の後部から顔の側面部を経て額に到る毛髪の生え際に沿わせてシート体1を容易、かつ適切に配置することができ、使い勝手が良い。また、生え際近傍の皮膚とシート体1との間に大きな隙間が生じないように、シート体1を皮膚に密着させることができるために、染毛剤が皮膚に不当に付着することも適切に防止することが可能である。なお、この美容用保護シートAは、耳介に染毛剤が付着することを防止するものではないため、耳介についてはそれ専用の耳カバーを利用するなどしてその汚れ防止を図ればよい。各第2領域12は、帯状であり、顔の側面や額に貼り付けた場合に、使用者の顔を広い面積で覆うことはない。したがって、使用者に不快感を与えないようにすることもできる。また、既述したように、各第2領域12の長さの余った部分については、互いに重ね合わせて額に貼り付けておけばよく、その始末も簡単である。さらに、この美容用保護シートAは、適当なサイズおよび形状を有するシートを、図1(a)に示した平面視形状に打ち抜くなどして簡単に製造することができる。したがって、その製造コストも安価であり、いわゆる使い捨てにする場合の理美容院のコスト負担を軽減するのにも適する。
図4〜図8は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示している。これの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図4(a)に示す構成においては、第1領域11の幅L1が、第2領域12の幅L2よりも大きくされている。第1領域11は、首の後部を覆う部分であるため、幅L1を大きくしても顔を塞ぐような虞れはなく、かなり幅広に形成することが可能である。ただし、本発明においては、それとは反対に、第1領域11の幅L1を、第2領域12の幅L2より小さくした構成とすることもできる。
図4(b)に示す構成においては、第1領域11の上辺11aが上向き凸状の曲線に形成されている。また、同図(c)に示す構成においては、第1領域11の上辺11aが下向きに窪んだ曲線に形成されている。首の後部における毛髪の生え際ラインの形状は人により相違しており、上記した構成のものを用いることにより、多くの人に対してよりきめ細かく対応することが可能である。同図(c)に示すように、第1領域11の下辺11bを曲線状に形成し、第1領域11の全体を円弧状の帯状に形成してもかまわない。また、同図(d)に示すように、第1領域11の上辺11aのうち、その中央部のみを上方に膨出させることにより、襟足の形状に対応させた形状にしてもかまわない。なお、本明細書において「延びる」とは、直線状に限らず、曲線状の場合も含む概念である。
図5(a)に示す構成においては、各第2領域12に膨出片部13に相当する部分が設けられていない。本発明においては、耳介を覆うための膨出片部13を設けることが好ましいものの、本実施形態のように、膨出片部13をあえて設けない構成としてもかまわない。
図5(b)に示す構成においては、各第2領域12の先端寄り領域が屈曲した形状に形成されている。このような構成によれば、第1領域11を首の後部に貼り付けた後に各第2領域12の先端寄り領域をこめかみや額に貼り付けようとする場合に、この第2領域12の先端寄り領域が額の中央寄りに屈曲することとなって、やはりこめかみや額に適切に貼り付け易くなる。ただし、既述したとおり、顔の側面から額の中央における毛髪の生え際ラインは、一般的には曲線状であるため、第2領域12の先端寄り領域は滑らかに湾曲させた形状とすることがより好ましい。
図5(c),(d)に示す構成においては、いずれも各第2領域12が直線的な帯状に形成されている。同図(c)においては、一対の第2領域12どうしの間隔がそれらの先端寄りになるほど大きくなるように各第2領域12が傾斜しているのに対し、同図(d)においては、各第2領域12がそのように傾斜していない構成とされている。本発明においては、これらの図に示すように、第2領域12を湾曲または屈曲しない形状に形成してもかまわない。もちろん、既述したとおり、本発明においては、同図(c),(d)に示す構成において、膨出片部13が設けられていない構成とすることが可能であり、シート体1の全体形状が単なるU字状、あるいはコ字状に形成されている場合も、本発明の技術的範囲に包摂される。
上記実施形態に示したような構成を有する本発明に係る美容用保護シートは、第1領域を首の後部に当接させるようにして使用することに代えて、第1領域を使用者の額に当接させ、かつ第2領域を首の後部に当接させるようにして使用することも可能である。
図6(a)は、そのような使用を行なうのに適する美容用保護シートの一例を示している。同図に示す美容用保護シートAaは、基本的には、図1に示した美容用保護シートAと同様に、第1領域11の両端部から一対の第2領域12が第1領域11と交差する方向に延びた形態を有している。ただし、一対の膨出片部13は、美容用保護シートAの場合よりも第2領域12の先端12寄りに設けられている。本実施形態の美容用保護シートAaは、同図(b)に示すように、第1領域11を使用者の額に貼り付けてから、第2領域12を顔の側面部から首の後部にわたって貼り付ける。その際、各膨出片部13によって使用者の耳介の一部分を覆うようにすることが可能である。このような使用によっても、従来技術のものと比較して、毛髪の生え際の皮膚を適切に保護することが可能であり、使い勝手が良好である。もっとも、第1領域11を首の後部に当接させてから第2領域12を額に貼り付ける使用法によれば、第2領域12の長い寸法領域を額や顔の側面部の毛髪の生え際ラインに合わせて位置調整することが容易であり、図6(b)に示した使用法よりも作業性が良い。
図7(a)に示す美容用保護シートAbは、一対のシート体1A,1Bを備えている。シート体1A,1Bのそれぞれは、非直線状の帯状であり、それらの長手方向両端部14b,14cは、長手方向中間部14aと交差する方向に湾曲または屈曲している。ただし、それら長手方向両端部14b,14cが湾曲または屈曲する方向は互いに反対方向となっている。同図において、シート体1A,1Bは左右対称に示されているが、それらのいずれか一方を裏返すと、それらは同一形状となる。したがって、これら一対のシート体1A,1Bとしては、実質的には、同一形状のものを2枚準備し、これらを対にすることにより、本実施形態の美容用保護シートAbを簡単に構成することが可能である。一対のシート体1A,1Bは、図1に示した美容用保護シートAを第1領域11の中央部において切断して2分割したものに近似した構成となっている。
この美容用保護シートAbを使用する場合には、図7(b)に示すように、シート体1Aを首の後部および顔の左半分部分に貼り付けるとともに、シート体1Bを首の後部および顔の右半分部分に貼り付ける。シート体1A,1Bの長手方向中間部14aをこめかみおよびその近傍の毛髪の生え際ラインに沿わせるようにすると、この長手方向中間部14aに対して互いに反対方向に湾曲または屈曲した長手方向両端部14b,14cについては、首の後部および額のそれぞれにおける毛髪の生え際ラインに自然に沿わせることができる。したがって、この美容用保護シートAbにおいても、先に述べた美容用保護シートA,Aaと同様に使い勝手が良く、毛髪の生え際近傍の皮膚を適切にカバーすることができる。なお、2つのシート体1A,1Bのそれぞれのサイズは、美容用保護シートA,Aaのシート体1と比較すると、約半分のサイズとなるため、それらの個々の取り扱いも容易となる。
図8(a)に示す美容用保護シートAcは、一対のシート体1C,1Dを備えている。シート体1Cは、全体がやや湾曲した帯状であり、x方向に延びた第1領域15aと、この第1領域15aのx方向における両端部に繋がってこれと交差するy方向に延びた一対の第2領域15bとを有している。このシート体1Cは、たとえば図1に示した美容用保護シートAのシート体1の第2領域12の先端寄り部分を除去した残余部分に相当する構成となっている。シート体1Dも、シート体1Cと同様に、全体がやや湾曲した帯状であり、x方向に延びた第1領域16aと、この第1領域16aのx方向における両端部に繋がってこれと交差する方向に延びた帯状の一対の第2領域16bとを有している。
この美容用保護シートAcを使用する場合には、図8(b)に示すように、シート体1Cの第1領域15aを首の後部に貼り付けるとともに、各第2領域15bをこめかみ近傍に貼り付ける。これに対し、シート体1Dについては、その第1領域16aを額に貼り付けるとともに、その第2領域16bをこめかみ近傍に貼り付ける。シート体1C,1Dのそれぞれの第2領域15b,16bは、第1領域15a,16aに対して交差する方向に湾曲または屈曲しているために、それら第2領域15b,16bを耳介の後方部分やこめかみ近傍の毛髪の生え際ラインに対して容易かつ適切に沿わせることが可能である。また、第2領域15b,16bどうしの先端部を互いに重ね合わせて接着させることにより、それらのサイズに過不足を生じないようにしつつ、それらを体裁良く始末することもできる。この美容用保護シートAcにおいても、使い勝手が良く、また前述した美容用保護シートAbと同様に、2つのシート体1C,1Dのそれぞれのサイズが小さくなる分だけ、それらの個々の取り扱いも容易となる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る美容用保護シートの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
図7および図8に示した実施形態から理解されるように、本発明においては、美容用保護シートを構成するシート体を複数のシート片に分割した構成としてもかまわない。分解の形態としては、図7および図8に示した形態に限定されず、それ以外の種々の形態に分割することもできる。また、分割されるシート片の数は、2枚に限らず、それ以上の数にすることもできる。
シート体は、不織布製でなくてもかまわず、それ以外の布製、フェルト製、コットン製、紙製、合成樹脂製など、種々の材質にすることができる。もちろん、材質が異なるシートまたはフィルムどうしを積層したラミネートシートを用いてもかまわない。皮膚に貼り付けるときに外面側となる片面が撥水性を有し、かつその反対側の肌に直接触れる面が上記片面よりも軟らかい材質により形成されたシート体を用いれば、染毛剤の浸透を確実に防止しつつ、使用感を良好にするのにより好適である。また、シート体としては、たとえば非透水性を有する防水用フィルムをそれよりも柔軟な不織布などの2枚のシート間に挟み込んだ積層構造にすることもできる。このような構成によれば、シート体の表裏両面のいずれについても肌触りを良くしつつ、染毛剤などの浸透を確実に防止可能であり、しかもそのシート体を表向きおよび裏向きのいずれに反転させた場合であっても同様な肌触りが得られることとなる。シート体に撥水性をもたせるための処理としては、シリコーンコーティング処理以外として、パラフィン、ワックス、フッ素系樹脂のいずれかまたは複数を混合したものを塗布し、そのコーティング層または含浸層を形成するといった手段を用いることができる。シート体の製造方法として、原料となる長尺帯状シートにそのような処理を施した後に、そのシートを所定の形状に打ち抜くようにすれば、多数枚のシート体を効率良く製造し、その生産性を高めることができる。また、これとは異なり、たとえば長尺帯状の不織布シートに非透水性の長尺帯状フィルムを積層させた後に、この積層シートを所定の形状に打ち抜くといった手法を採用することもできる。皮膚の汚れ防止の信頼性を高めたり、あるいはシート体の厚みを薄くする観点からすると、シート体に撥水性をもたせることが好ましいものの、本発明はこれに限定されない。シート体が撥水性を有しない場合であっても、シート体に適度な厚みがあれば、シート体に付着した染毛剤が皮膚まで到達しないように染毛剤をブロックすることが可能である。
本発明に係る美容用保護シートは、たとえば不織布や紙の加工分野において公知技術として知られているトムソン加工やプレスによる型抜き加工を用いて製造可能であるが、その製造方法が限定されないことは言うまでもない。なお、本発明に係る美容用保護シートのシート体を原材料となるシートから打ち抜き形成する場合、一対の第2領域どうしの間の領域は、比較的纏まったサイズの余片領域となる。この余片領域から理美容院において用いるカバー類などを作製すれば、原材料の無駄を少なくすることができる。
本発明に係る美容用保護シートは、既述したとおり、毛染めを行なう場合に限らず、たとえばパーマやトリートメントを行なうような場合にも用いることが可能であり、その具体的な使用用途は限定されない。また、本発明に係る美容用保護シートは、シート体のみによって構成することが可能であり、製造コストを廉価にする観点からすれば、そのような構成にすることが好ましいものの、シート体とは異なる部材(たとえば、貼り付け作業を補助するための接着テープ類)をあえてシート体に付属させて設けた構成とすることもできる。
本発明に係る美容用保護シートの一実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 図1に示す美容用保護シートの一部分を引き延ばす状態を示す平面図である。 図1に示す美容用保護シートの使用状態を示し、(a)は側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は装着途中状態の正面図である。 (a)〜(d)は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示す平面図である。 (a)〜(d)は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示す平面図である。 (a)は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示す平面図であり、(b)は、その使用状態の説明図である。 (a)は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示す平面図であり、(b)は、その使用状態の説明図である。 (a)は、本発明に係る美容用保護シートの他の実施形態を示す平面図であり、(b)は、その使用状態の説明図である。 従来技術の一例を示し、(a)は斜視図であり、(b)は使用状態の側面図である。
符号の説明
A,Aa〜Ac 美容用保護シート
1,1A〜1D シート体
11 第1領域
12 第2領域
13 膨出片部

Claims (7)

  1. 使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、
    可撓性を有するシート体を備えて構成され、かつ、
    上記シート体は、第1領域およびこの第1領域に繋がった一対の第2領域を有し、
    上記シート体が平面状に展開された状態において、上記第1領域は、互いに交差するx,y方向にそれぞれ長さおよび幅を有し、上記一対の第2領域は、上記第1領域のx方向における両端部からy方向にそれぞれ延びた帯状であることを特徴とする、美容用保護シート。
  2. 上記一対の第2領域のそれぞれの少なくとも先端寄り領域は、それらの先端寄りになるほどそれらのx方向における間隔が大きくなるように互いに反対方向に湾曲または屈曲している、請求項1に記載の美容用保護シート。
  3. 上記第1領域は、x方向への延性を有している、請求項1または2に記載の美容用保護シート。
  4. 上記一対の第2領域には、耳介の少なくとも一部分を覆うための互いに接近する方向に膨出した一対の膨出片部が形成されている、請求項1ないし3のいずれかに記載の美容用保護シート。
  5. 上記シート体は、複数のシート片に分割されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の美容用保護シート。
  6. 使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、
    首の後部および顔のそれぞれの左半分領域と右半分領域とに分けて配置させるための可撓性を有する一対のシート体を備えて構成され、かつ、
    上記各シート体は、平面状に展開された状態において、その長手方向の両端部が互いに反対方向に湾曲または屈曲した帯状であることを特徴とする、美容用保護シート。
  7. 使用者の首の後部から顔の側面部を経て額にわたる毛髪の生え際近傍の皮膚をカバーするのに用いられる美容用保護シートであって、
    上記毛髪の生え際近傍の皮膚のうち、額寄りの部分と首の後部寄りの部分とに分けて配置させるための可撓性を有する一対のシート体を備えて構成され、かつ、
    上記各シート体は、平面視に展開された状態においてx方向に長さを有する帯状の第1領域と、この第2領域のx方向における両端部からx方向と交差するy方向にそれぞれ延びた一対の帯状の第2領域と、を有していることを特徴とする、美容用保護シート。
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