JP2005229481A - Ippfax通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信機に能力が無いために発生する、画像画質の思いがけないフォールバックを防止する。受信機の記録能力の中から、送信者の送りたいモードを選択できるようにする。
【解決手段】 httpサーバ手段および記録能力情報を含んだWEBページ情報を有する受信機と、受信機のWEBページを受信、表示する手段および表示されたWEBページから画像モードを選択する手段を有し、選択した画像モードに従って原稿の読取および画像の伝送を行う送信機からなるIPPFAX通信システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット網上で画像伝送を行うIPPFAXにおける伝送画像品質の設定方法に関するものである。
インターネットの普及およびブロードバンドの普及により、従来の公衆電話回線を経由した通常のファクシミリに代わる画像伝送技術として、インターネット網を利用したIPPFAXプロトコルが、IEEEのPrinter Working Group(PWG)より提案されている。この方式は、インターネット上でhttpプロトコルを利用して、従来のファクシミリに似たネゴシエーションを経て、リアルタイムに相手先に画像を伝送するものである。これによって、従来からあるSMTPを利用した電子メールベースのインターネットファックスに比べて、メールサーバ等を必要としないため安価なシステム構成で、かつインターネットファックスの弱点である即時性の問題を克服することができる。IPPFAXにおいても、通信の伝送経路にインターネット網を使用するというと言う違いがあるものの、ユーザの使用方法としては公衆電話回線を利用した従来のファクシミリと同様であり、読取部に原稿をセットし、読取モード(解像度、原稿サイズ、モノクロ/カラー等)を選択し、さらに送信相手先を指定するURL(Uniform Resource Locator)(従来のファクシミリにおける相手先電話番号に相当するもの)を入力して送信を開始すると言った手順を踏むことになる。
インターネットを介して、相手装置に合わせたデータを送信する技術は、すでにある(例えば特許文献1)。
特開平11−194983号公報
しかしながら、公衆回線を利用した従来のファクシミリも含めて上記従来技術では、送信者は通信開始前に画像の読取モードを決定し、原稿の読み取りの開始後に通信を開始する。そのため、送信者が送りたいモードを受信機側がサポートしていない場合、送信機は、受信機が受信記録可能なように、読み取った画像に対して解像度変換なり、画像の縮小なりの処理を行って送信することになる。例えば、送信者が高解像度で読み取りを行っても、受信機の記録部の解像度がそれを満足できなければ、受信機の記録部の能力に合わせた解像度に変換する。また例えばA3サイズの画像を読み取っても、受信機がA4サイズしか記録できなければ、A4サイズに画像を縮小すると言ったフォールバック処理を行う。カラーモードで送信したくても、受信機にカラー記録能力がなければモノクロ画像になってしまうのも当然のことである。つまり送信者が送りたいモードを受信機がサポートしていない場合、送信者が送りたかったものとは異なる画像として受信者が受け取ることになると言う欠点がある。さらに送信者はその結果、つまりフォールバックしたことを知る由もないという欠点がある。
本発明の目的は、送信前に受信機の記録能力を知り、その中から送信者の所望の読み取りモードを選択できるように構成することによって、送信者にとって思いがけない画像のフォールバックをなくすこと、すなわち読み取り画像と記録画像の解像度、用紙サイズ、カラー等を一致させることを目的とする。
上記目的を達成するため本出願の発明は、IPPFAXプロトコルによる画像伝送を行うIPPFAX通信システムにおいて、IPPFAXプロトコルがhttpプロトコルで構成されていることを利用して、受信機の情報をWEBページに掲載し、送信機はそのWEBページから受信機の能力を知り、送信モードを決定するようにしたIPPFAX通信システムである。
受信機は、httpのWEBサーバ手段と、HTMLフォーマットで記述された、受信機のサポート可能な画像フォーマット情報(カラー/モノクロ、解像度、用紙サイズ等)と受信機のIPPFAX機能のURLを掲載したWEBページ情報を有し、そのWEBページ情報は、選択可能な画像フォーマット情報を選択可能なINPUTタグで記述していて、前記WEBサーバ手段によって、前記WEBページ情報をインターネット上に公開できるように構成される。
送信機は、httpプロトコルによってインターネット上のWEBサーバからWEBページ情報を取得する手段と、取得したWEBページ情報を表示するための表示手段(以上、いわゆるブラウジング手段)と、表示手段によって表示されたWEBページから、選択可能なINPUTタグで記述された情報を選択する手段と、前記選択手段によって選択されたタグの情報を記憶する手段を有し、前記記憶したタグの情報に基づいて原稿の読み取りを行い、IPPFAXプロトコルによる画像送信を実行するように構成されたIPPFAX通信システムである。
もともとIPPFAX通信はhttpプロトコルを利用して実行されるものであるので、httpのWEBサーバとの通信も、IPPFAX通信と同じプロトコルスタックで実現可能である。
以上のように構成することによって、送信前に受信機の記録能力を知ることが可能となり、送信者にとって思いがけない画像のフォールバックをなくすことができる。
なお、さらに説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。
(1)インターネット網を利用して画像伝送を行うIPPFAX通信システムにおいて、httpのWEBサーバ手段と、HTMLフォーマットによって、サポート可能な画像フォーマット情報およびIPPFAX機能のURLを記述したWEBページ情報であって、前記WEBページ情報の画像フォーマット情報のうち、選択可能なフォーマット情報には選択可能なINPUTタグを割り付けておき、前記WEBサーバ手段によって、前記WEBページ情報をインターネット上に公開できるように構成された受信機と、httpプロトコルによってインターネット上のWEBサーバからWEBページ情報を取得する手段と、取得したWEBページ情報を解析する手段と、解析したWEBページ情報を表示するための表示手段と、表示手段によって表示されたWEBページから、選択可能なINPUTタグが割り付けられた情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたINPUTタグの情報を記憶する手段を有する送信機によって構成されたIPPFAX通信システムであって、原稿の送信を行うとき、前記送信機は、受信機の前記WEBページ情報を取得し、前記表示手段によって表示されたWEBページを表示し、オペレータが前記選択手段によって選択した画像フォーマットのタグの情報を前記記憶手段に記憶し、前記記憶したタグの情報に基づいて原稿の読み取りを行うとともに、前記WEBページ情報に含まれたIPPFAXのURLに示された受信機対して、前記記憶したタグの情報に基づいてIPPFAXプロトコルを実行し、読み取った原稿画像データの送信を行うことを特徴とするIPPFAX通信システム。
本発明によれば、IPPFAXプロトコルによる画像伝送を行うIPPFAX通信システムにおいて、受信機は、httpのWEBサーバ手段と、選択可能なINPUTタグで記述した記録可能な画像フォーマット情報とIPPFAX機能のURLを掲載した、HTMLフォーマットで記述されたWEBページ情報を有し、前記WEBサーバ手段によって、前記WEBページ情報をインターネット上に公開できるように構成し、
送信機は、httpプロトコルによってインターネット上のWEBサーバからWEBページ情報を取得する手段と、取得したWEBページ情報を表示するための表示手段(以上、いわゆるブラウジング手段)と、表示手段によって表示されたWEBページから、選択可能なINPUTタグが割り付けられた情報を選択する手段と、前記選択手段によって選択されたタグの情報を記憶する手段を有し、前記記憶したタグの情報に基づいて原稿の読み取りを行うとともに、IPPFAXプロトコルによる画像送信を実行するように構成した。それによって、送信者は送信前に受信機の記録能力を知ることが可能となり、その中から所望の読み取りモードを選択することによって送信者にとって思いがけない画像のフォールバックをなくすことができる。
さらに、もともとIPPFAX通信はhttpプロトコルを利用して実行されるものであるので、httpのWEBサーバとの通信も、IPPFAX通信と同じプロトコルスタックで実現可能であるので、IPPFAXの特徴を生かして構成することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は本発明を実施したIPPFAX通信システムの送信機301のブロック図である。同図において、制御部101はシステム制御部であり、端末装置全体を制御する。ROM102は制御部101の制御プログラムやオペレーティングシステム(OS)プログラムなどが格納され、制御部101はここに格納された制御プログラムに従って端末装置の動作を制御する。本発明では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されたOSプリグラムの管理下でスケジューリングやタスク切り替えなどのソフトウエア制御が行われる。RAM103は演算処理や、オペレータが登録した設定値や送信相手先URL、装置の管理データ等の記憶、さらには端末装置をインターネットルータに接続した時に取得するIPアドレスの記憶等に使用される。バッファメモリ104は読み取った画像データや受信した画像データを蓄積、およびLANで送受信されるデータパケットの蓄積やWEBページ情報の蓄積等を行うものである。操作部105は各種入力キーで構成され、オペレータによる各種入力操作を行うものである。表示部110は、LED、LCD等で構成され、httpプロトコルによって取得したWEBページ情報の表示や、画像処理装置の動作状況の表示などを行うものである。読取処理部106は、読取部107において光電変換素子によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、2値化処理、中間調処理などの各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するものである。読取処理部は、ROM102に格納された制御プログラムのスキャン制御タスクプログラムによって制御される。読取部107はCCDやコンタクトイメージセンサ等の光電変換素子によって構成されている。符号復号化処理部112は、通信モードに応じて画像データを、MH、MR、JIBG、JPEG等の圧縮伸張する符号復号化処理を行うものである。115はLANでの通信制御を行うLAN制御部である。LAN制御部はLANに接続され、TCP/IP等の規格に沿ってプロトコル制御を行い、例えば10Base/Tの速度で、送信機が取得したIPアドレスを宛先にしたデータパケットの受信および送信機からのデータパケットの送信を行う。LAN制御部は、データパケットを受信すると制御部101に通知する。116はキャラクタジェネレータで、HTMLで記述されたWEBページ情報の文字データを、表示部110に表示するための文字画像に変換するものである。120は、制御部101と各ブロックを接続するシステムバスである。307は、LANケーブルで、これによってインターネットルータ304に接続される。
図2は本発明を実施したIPPFAX通信システムの受信機306のブロック図である。同図において、制御部201はシステム制御部であり、端末装置全体を制御する。ROM202は制御部201の制御プログラムやオペレーティングシステム(OS)プログラムなどが格納され、制御部201はここに格納された制御プログラムに従って端末装置の動作を制御する。本発明では、ROM202に格納されている各制御プログラムは、ROM202に格納されたOSプリグラムの管理下でスケジューリングやタスク切り替えなどのソフトウエア制御が行われる。RAM203は演算処理や、オペレータが登録した設定値や送信相手先URL、装置の管理データ等の記憶、さらには端末装置をインターネットルータに接続した時に取得するIPアドレスの記憶等に使用される。バッファメモリ204は読み取った画像データや受信した画像データを蓄積、およびLANで送受信されるデータパケットの蓄積等を行うものである。操作部205は各種入力キーで構成され、オペレータによる各種入力操作を行うものである。表示部210は、LED、LCD等で構成され、受信機の各種設定をするための表示や、受信機の動作状況の表示などを行うものである。記録処理部208は、記録部209によって画像データを記録するために、記録画像データに対し解像度変換処理やスムージング処理を行う。また、記録部209に紙無し、紙ジャム、トナー(あるいはインク)切れなどの障害が発生したとき、記録部209から障害情報を受け取り、制御部201に通知するものである。記録処理部は、ROM202に格納された制御プログラムのプリンタ制御タスクプログラムによって制御される。記録部209はレーザービームプリンタやインクジェットプリンタ等で構成されていて、記録紙検知手段、トナー(あるいはインク)検知手段、ジャム検知手段を有している。符号復号化処理部212は、通信モードに応じて画像データを、MH、MR、JIBG、JPEG等の圧縮伸張する符号復号化処理を行うものである。215はLANでの通信制御を行うLAN制御部である。LAN制御部はLANに接続され、TCP/IP等の規格に沿ってプロトコル制御を行い、例えば10Base/Tの速度で、受信機が取得したIPアドレスを宛先にしたデータパケットの受信および受信機からのデータパケットの送信を行う。LAN制御部は、データパケットを受信すると制御部201に通知する。217はWEBページメモリで、HTML文書で記述された、受信機の受信能力を示すWEBページ情報(本実施例では、ファイル名 fax.html)が記憶される。このWEBページ情報には、受信機の受信能力(カラー/モノクロ、解像度、用紙サイズ等)およびIPPFAX機能のURLが選択可能なINPUTタグで記述されている。220は、制御部201と各ブロックを接続するシステムバスである。308は、LANケーブルで、これによってインターネットルータ305に接続される。
図3は、本発明のIPPFAX通信システムの利用形態を示したものである。同図において、301は本発明のIPPFAX送信機であり、例えば ippfax://abc.com というURLを有する。302はインターネット網(IP網)、303はDNS(Domain Name System)サーバであり、ドメインネームをIPアドレスに変換するものである。304,305はIPPFAX装置をIP網に接続するためのインターネットルータであり、IP網を流れるデータパケットの中から、ルータに接続された装置宛てのパケットを選別する機能も有する。306は本発明のIPPFAX受信機であり、例えば ippfax://efg.com というURLと、同時に http://efg.com/fax.html というWEBページを示すURLを有する。307、308はLANケーブルである。
以下、本発明のIPPFAX通信システムでの原稿送信時の動作について説明する。
送信者は、送信原稿を読取部にセットし、操作部から不図示の入力キーによって、受信機のWEBページのURL(http://efg.com/fax.html)を入力して決定キーを押下する。前記操作が行われると、送信機は、DNSサーバに対して問い合わせを行い、DNSサーバから受信機 http://efg.com のIPアドレスを得る(S103)。受信機のIPアドレスが得られたら、そのIPアドレスに対してhttpプロトコルによって、パス名 fax.html のWEBページ情報を取得する。WEBページ情報を取得すると、そのHTML文書を解析して、表示部に表示する。
以下は、取得したWEBページ情報の例である。
Figure 2005229481
図4は、送信機の表示部110と操作部105の一部を示したもので、取得したWEBページ情報を解析すると図4のように表示される。アンダーラインが引かれた「カラー」、「解像度」、「用紙サイズ」の各設定項目ごとに、”radio”ボタンのタグによって記述された選択項目が表示されている。一番下のボタンは”submit”タグの付いた送信ボタンであり、このボタンが選択されると、選択された(チェックが入った)”radio”ボタンのモードに従って、原稿の読み取り、送信が開始される。”submit”タグのvalue=”・・・”の値が、IPPFAX受信機のURLを示す。この例では、ippfax://efg.comとなっている。表示部に表示される「カラー」「解像度」等の文字画像は、WEBページ情報の文字データから、キャラクタジェネレータ116によって生成する。WEBページ情報の”radio”タグで示された選択項目は、矢印キー401を押下することによって移動し、決定キー402によって選択、決定する。
図4〜図9に沿って、WEBページの表示の例と、表示されたWEBページから送信モードを選択する操作の例を説明する。
図4でカラーとモノクロが選択可能であることから、少なくとも受信機はUIFの文書フォーマット、TIFF−FX Profile F(もしくはS)およびProfile C をサポートしていることが分かる。この上記WEBページ情報の記述の、name=”color”の”radio”ボタンのタグに、受信機が扱えるUIFのProfileが、「カラー」および「モノクロ」に対応して、それぞれvalue=”profile c”、 value=”profile f”と記述されている。送信機は、このvalueの記述を参照することで、使用可能なUIFのprofileを知る。IPPFAXプロトコルで扱える文書フォーマットはUIF(Universal Image Format)で規定されていて、TIFF−FX Profile S、Profile F、Profile J、Profile C 等があり、それぞれ、符号化方式、解像度等が規定されている。例えば、Profile F では、符号化方式としては、MH、MR、MMRが選択でき、解像度は200×200dpi、300×300dpi、600×600dpiが選択できる。Profile J はJBIG符号化をサポートし、Profile C はJPEG符号化をサポートしている。
さらに記録解像度が、name=”resolution”の”radio”ボタンのタグに、value=”・・・”の値で記述されていて、上記WEBページ情報では、200×200dpi、300×300dpi、600×600dpiを選択できる。同様に用紙サイズは、name=”paper”の”radio”ボタンのタグに、value=”・・・”の値で記述されていて、用紙サイズのvalueの値は、RFC1759で規定されているキーワードを使用する。上記WEBページ情報では、”iso_a4_210×297”、”iso_b4_250×353”が記述されており、それぞれA4サイズとB4サイズを示している。つまり、A4サイズとB4サイズを選択できることになる。
送信者は、表示を見ながら”↓”キーを押下することによって、設定項目を選択する。制御部は”↓”キーが押下されると、押下されるごとに設定項目、つまり<U>・・・</U>のタグで囲まれた文字(アンダーラインを引かれた文字)を、順番に反転させる。設定項目は、カラー、解像度、用紙サイズの3項目で、それぞれ、カラー/モノクロ、200×200dpi/300×300dpi/600×600dpi、用紙サイズはA4/B4が選択できる。最初に”↓”キーを押下すると、図5に示すように読み取り色を決定するために、「カラー」の文字が反転する。以降、矢印キー”↓”を押下するごとに選択項目が、カラー→解像度→用紙サイズ→カラー→・・・と移動して、選択されている設定項目が反転する。次に”→”キーを押下すると、その設定項目における設定項目の選択モードに入る。そこで”↓”キーを押下するごとに、その設定項目内での選択項目の”radio”ボタンのチェックが移動する。例えばカラー設定時に”→”キーを押下すると、読み取り色を選択できるようになる。デフォルトではカラーのチェックが入っている。この状態で”↓”キーを押下すると、チェックがモノクロに移動する。以降、”↓”キーを押下するごとに、モノクロ→カラー→モノクロ→・・・と変化する。カラーを選択するためには、図5のようにカラーの”radio”ボタンにチェックが入っているときに決定キーを押下する。決定キーが押下されると、そのときにチェックが入っている”radio”タグのvalueの値をバッファメモリに記憶する。ここではカラーが選択されているので”profile c”をバッファメモリに記憶する。
同時に、図6のように自動的に解像度の設定モードに入り、「解像度」の文字が反転する。同様に”→”キーを押下すると、解像度の設定モードに入って、解像度が”↓”キーによって選択できるようになる。ここで、Profile Cでは300×300dpiまでしかサポートしていないので、選択項目から600×600dpiは選択できないようにする。つまり”↓”キーを押下しても、200×200dpiの”radio”ボタンと300×300dpiの”radio”ボタンの間だけでチェックが移動する。ここでも読み取りたい解像度の”radio”ボタンにチェックが入っているときに決定キーを押下すると、読み取り解像度が決定し、そのときの”radio”タグのvalueの値がバッファメモリに記憶する。
図7では300×300dpiを選択しているので、決定キーが押下されると、”300*300”をバッファメモリに記憶する。
同時に、図8のように自動的に用紙サイズの設定モードに入り、「用紙サイズ」の文字が反転する。同様に”→”キーを押下すると、用紙サイズの設定モードに入って、用紙サイズが”↓”キーによって選択できるようになる。これも同様に、使用したい用紙サイズの”radio”ボタンにチェックが入っているときに決定キーを押下することによって、用紙サイズが決定し、その”radio”タグのvalueの値をバッファメモリに記憶する。ここではA4サイズを選択しているので、”iso_a4_210×297”をバッファメモリに記憶する。以上、読み取りモードの設定が終了すると、図9に示すように受信機のURLが表示された”submit”ボタンが反転し、ここで決定キーを押下すると、設定された読み取りモード、つまりバッファメモリに記憶した各valueの値に従って、原稿の読み取りが開始され(上記操作例では、カラー読み取り、JPEG符号化、300×300dpi、A4)、”submit”ボタンの、value=”・・・”で示されるIPPFAXのURLに対してIPPFAX通信を開始する。上記WEBページ情報では ippfax://efg.com のURLで示されるIPPFAX受信機に送信する。Submit”ボタンが反転しているときに、決定キーではなく”↓”キーを押下すると、再び「カラー」の設定モードに戻る。
以下、本発明のIPPFAX通信システムにおいて、送信機201から受信機206へ画像を送信するときの操作手順および通信プロトコルを図10に示し、さらに図11のフローチャートに沿って説明する。
送信者が、送信原稿を読取部にセットし、受信機のWEBページのURL http://efg.com/fax.html を入力して決定キーを押下すると(S101)、DNSサーバに問い合わせをして(S102)、http://efg.comのIPアドレスを得る(S103)。IPアドレスが得られたら、そのIPアドレスに対して GET /fax.html HTTP1.0メッセージを送信して(S104)、WEBページ情報 fax.html を取得する(S105)。送信機は、取得したWEBページ情報を解析し、表示部に表示する(S106)。上記設定方法によって読み取りモードを選択し、”submit”タグが選択されると(S107)、選択された読取モードに従って、原稿の読み取りを行う(S108)。次に、再びDNSサーバに問い合わせをして(S109)、受信機 ippfax://efg.com のIPアドレスを得る(S110)。現実的には、http://efg.comとippfax://efg.comは、アプリケーション層が違うだけ、つまりTCPプロトコルのポート番号が違うだけで、ホストを示すIPアドレスは同じであるので、S109、S110のステップは省略することも可能である。受信機のIPアドレスが得られたら、そのIPアドレスに対してhttpプロトコルによってIPPFAXプロトコルの通信を開始し、受信機に対して Get_Printer_Attributes メッセージを送信する(S111)。Get_Printer_Attributes メッセージは、相手先IPPFAX装置の装置名称、処理可能な文書フォーマット等を確認するものである。相手先IPPFAX装置から Get_Printer_Attributes メッセージに対するレスポンスである Get_Printer_Attributes_Response メッセージを受信すると(S112)、すでに受信機の記録能力は分かっているので、バッファメモリに記憶した各設定項目のvalueの値に従って、Validate_jobメッセージを生成して送信する(S113)。受信機からValidate_job_Responseメッセージを受けると(S114)、Print_jobによって読み取った画像データを送信する(S115、S116)。画像データの送信が終了すると、Get_Notificationsメッセージを送信し(S117)、相手先IPPFAX装置から正常にレスポンスが返ってきたら(S118)通信を終了する。
以上のように構成することによって、相手先IPPFAX装置の記録能力に合わせて読み取りモードを設定できるようになり、送信者にとって思いがけない画像のフォールバックをなくすことができる。
また本実施例では、説明を簡単にするために送信機と受信機をそれぞれ独立に説明したが、送信機の機能と受信機の機能を一つの装置内にまとめて、送受信機として構成可能なことは明らかである。
本発明を実施したIPPFAX送信機のブロック図 本発明を実施したIPPFAX受信機のブロック図 本発明のIPPFAX通信システムの利用形態を示した図 設定表示の例を示す図 設定表示の例を示す図 設定表示の例を示す図 設定表示の例を示す図 設定表示の例を示す図 設定表示の例を示す図 本発明実施時の通信プロトコルを表した図 本発明の通信動作を表すフローチャート
符号の説明
101 制御部
102 ROM
103 RAM
104 バッファメモリ
105 操作部
106 読取処理部
107 読取部
110 表示部
112 符号化処理部
115 LAN制御部
116 キャラクタジェネレータ
201 制御部
202 ROM
203 RAM
204 バッファメモリ
205 操作部
208 記録処理部
209 記録部
210 表示部
212 符号化処理部
215 LAN制御部
217 WEBページメモリ
301 本発明のIPPFAX送信機
302 IP網
303 DNSサーバ
304,305 インターネットルータ
306 本発明のIPPFAX受信機
307,308 LANケーブル
401 矢印キー
402 決定キー

Claims (1)

  1. インターネット網を利用して画像伝送を行うIPPFAX通信システムにおいて、
    httpのWEBサーバ手段と、HTMLフォーマットによって、サポート可能な画像フォーマット情報およびIPPFAX機能のURLを記述したWEBページ情報であって、前記WEBページ情報の画像フォーマット情報のうち、選択可能なフォーマット情報には選択可能なINPUTタグを割り付けておき、前記WEBサーバ手段によって、前記WEBページ情報をインターネット上に公開できるように構成された受信機と、
    httpプロトコルによってインターネット上のWEBサーバからWEBページ情報を取得する手段と、取得したWEBページ情報を解析する手段と、解析したWEBページ情報を表示するための表示手段と、表示手段によって表示されたWEBページから、選択可能なINPUTタグが割り付けられた情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたINPUTタグの情報を記憶する手段を有する送信機によって構成されたIPPFAX通信システムであって、
    原稿の送信を行うとき、前記送信機は、受信機の前記WEBページ情報を取得し、前記表示手段によって表示されたWEBページを表示し、オペレータが前記選択手段によって選択した画像フォーマットのタグの情報を前記記憶手段に記憶し、前記記憶したタグの情報に基づいて原稿の読み取りを行うとともに、前記WEBページ情報に含まれたIPPFAXのURLに示された受信機対して、前記記憶したタグの情報に基づいてIPPFAXプロトコルを実行し、読み取った原稿画像データの送信を行うことを特徴とするIPPFAX通信システム。
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